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本日3/5から3月議会開始。議案・予算案/施政方針などについて・・ 戸田 07/3/5(月) 5:57
市長の施政方針(1) 即日原稿手直しでHPアップされた事は評価する 戸田 07/3/7(水) 5:22
施政方針(2) ゆとりとうるおいのある市民生活を 創造する都市 戸田 07/3/7(水) 5:30
施政方針(3) あたたかいふれあいのある生活文化を創造する都市 戸田 07/3/7(水) 5:35
施政方針(4) 快適で便利な都市生活創造・安全な市民生活と活力をはぐくむ産業創造 戸田 07/3/7(水) 5:41
施政方針(5) まちづくり基本目標の実現をめざす行財政運営 戸田 07/3/7(水) 5:44
■戸田の本会議一般質問(骨子)通告を紹介します(3/7提出) 戸田 07/3/7(水) 21:16
●市への3/12質問:山口水道はちゃんと現場監督してるか?市は確認してるか?等 戸田 07/3/12(月) 16:20
●新年度「保育所運営懇談会」設置しての保育料08年値上げ策動反対! 戸田 07/3/13(火) 16:20
今後2年連続の増税便乗の保育料値上げ策!1児で年間5〜10万円増の家も!(再録) 戸田 07/3/13(火) 16:23
▲永年保存文書である事に思い至らず「ない、ない、」と2日半は情けない 戸田 07/3/13(火) 17:16
前回懇談会の資料や内容は酷かった!福田議員お連れ合いが孤軍奮闘 戸田 07/3/13(火) 18:52
宮本・五味・吉水・増井・青野・鳥谷・平岡・林議員らの6年前のトンデモ発言再録! 戸田 07/3/13(火) 21:18
他にも「職員・幹部の見識や論理的能力」に疑問に思った例を他に挙げると・・・ 戸田 07/3/14(水) 4:18
「妄想としか言えない虚偽メリット並べ立て」についてもうひとつ 戸田 07/3/14(水) 4:28
「虚偽メリット並べ立て起案書」に見える金科玉条的な経費削減圧力と行政の抱える病理 戸田 07/3/14(水) 4:40

本日3/5から3月議会開始。議案・予算案/施政方針などについて・・
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 戸田 E-MAILWEB  - 07/3/5(月) 5:57 -
  
 本日3/5(月)から3月議会が始まり、初日の今日は各種の報告のあと予算案などの議案の上
程と概要説明、各委員会への付託、そして市長の新年度の施政方針説明などが行なわれます。
 3月議会上程の議案・予算案などについて、共産党HPの市政ニュース記事をまずは紹介
しておきます。
 注目の市長の施政方針については、本会議で公表後速やかに市HPで公表されるはずです。
 ―――――――――――――――――――――――――――――――――
http://www.jcp-kadoma.net/news-index.html
障害者自立支援法で施策が充実したから?「障害者福祉金・難病見舞金をなくします」
−こんな説明では絶対納得できません。3月議会で住民要望実現に全力、日本共産党

 2月26日、議会運営委員会が開かれ、門真市議会第1回定例会(3月議会)に上程される議案
の説明がおこなわれました。
 今議会には、報告案件2件、契約案件4件、住居表示案件1件、条例案件9件、予算案件11件の計27件が上程されます。

 報告案件では、武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律に基づく、
「門真市国民保護計画」を策定したとして、126ページに及ぶ冊子が示されています。
 契約案件では、第2京阪道路の工事に合わせて下水道整備工事をおこなう、予定区間を変更する議案など。
 住居表示議案は、錯綜する上・下島頭地域の住居表示を島頭1〜4丁目に整備するものです。

 条例議案では、平成13年12月の「文化芸術振興基本法」にもとづく「文化芸術振興条例」案。マンション・ホテル・事務所などの耐震偽装が大問題となる中、建築物の安全性を確保す
るための建築基準法の改正にともなう条例改正議案。

 また、障害者自立支援法によって、障害者家庭に1割の自己負担が強いられ、一層の負担増と
なっていますが、今度は、門真市が独自におこなっていた、障害者福祉金、難病患者への見舞
金を全廃する条例案が提案されています。
 一人当たりの額としてはわずかですが、5000人に影響を与えるものであり、今この時に導入しなければならないものなのか、福祉の心はどこへ行ったのかと言わざるを得ません。

 予算関係では、新年度一般関係予算で、放課後児童クラブ施設整備事業に6965万2千円、
古川橋駅へのエレベーター設置などのバリアフリー化のための鉄道駅舎設備整備事業として3333万円4千円、市街地総合整備事業に6億4560万8千円、小学校施設改修事業に2億8030万2千円などがあげられています。
 また、同和対策時の業者が受託している自動車借り上げ料が、昨年の約1000万円から約390
万円に削減されており、党議員団が指摘してきたチケット制へ移行するものとなっています。

 3月議会は、5日本会議での市長の施政方針説明から開始されます。日本共産党は、予算の使
い方を厳しくチェックし、市民要望の実現に全力をつくします。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)@i58-89-136-220.s04.a027.ap.plala.or.jp>

市長の施政方針(1) 即日原稿手直しでHPアップされた事は評価する
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 戸田 E-MAILWEB  - 07/3/7(水) 5:22 -
  
 初日本会議で初めて議員に配布される施政方針書。市長の実際の発言はこの書の一部の言
い回しを少し変更したものでした。(内容には変わりなし)
 そして今回は、その実際の発言原稿がそのまま3/5当日夕方早くに市のHPにアップされ
ました。(文章も読みやすく配置してると思います)
http://www.city.kadoma.osaka.jp/
http://www.city.kadoma.osaka.jp/osirase/osirase0.html
 これは大変良い事です。戸田も即日その事を書き込みたかったのですが、手が回りません
でした。
 市長の施政方針の即日アップなんて当たり前の事と思うかもしれませんが、実際市民感覚
では当たり前の事なんですが、こうなったのは戸田が早急なHPアップを毎年求めてきたか
らです。

 まだ不足な面としては、主権者たる傍聴市民に対しては全然書面を用意せず、文書無しで
聞くだけ、という失礼不便な状態で放置したままであること。
 傍聴者への書面配布も戸田が当選当初から強く求めて来た事です。本会議での質問通告一
覧や議事日程などは配布されるようになりましたが、まだまだ全然不足です。

 前置きはこれくらいにして、以下に市長の施政方針を分割して紹介します。
 戸田掲示板に全文引用するのは、市HPで消去されても戸田HPでは見れるようにするた
めと、戸田掲示板で論議する時に便利であるためです。
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 2007年度 園部市長の施政方針説明 

まちづくり
   ・基本目標 ゆとりとうるおいのある市民生活を創造する都市
   ・あたたかいふれあいのある生活文化を創造する都市
   ・快適で便利な都市生活を創造する都市
   ・安全な市民生活と活力をはぐくむ 産業を創造する都市

 平成19年第1回定例会の開会に際しまして、新年度における市政運営の基本方針を申し述
べ、議員並びに市民の皆様方のご理解とご協力を賜りたいと存じます。

 昨今、いじめや子どもの自殺をはじめとして、家庭・学校・地域社会のあり方が問われる社
会問題が相次ぎ、「教育再生」や「教育改革」といった言葉が連日の如く叫ばれております。
なぜ、子どもたちが普通に育ち、当たり前に生きていくことができる社会ではなくなってきて
いるのか、危惧を覚えるものであり、現在の我が国における教育の重要性や心の豊かさなどに
ついて、改めて考えさせられるところであります。

 また、昨年は自治体職員によるさまざまな不祥事が連日マスコミにより報道され、国民の皆
様にも公務員に対する強い疑念や不信感が生じたことも事実であります。この機会に、今一度
自らを厳しく律し、私をはじめ職員全員が全体の奉仕者として市民の皆様の負託に応えていか
なければならないと強く思うものであります。

 さて、我が国はいざなぎ景気をしのぐ長期にわたる経済回復基調にあるとされておりますも
のの、国民生活の隅々までは実感を伴うものとはなっておらず、依然として先行きへの不安や
脆さを払拭しきれない状況にあります。
 国の三位一体改革につきましては、第1期改革として基幹税による大規模な税源移譲がなさ
れましたが、地方の自由度はあまり拡大せず、地方分権を進めるという目的に照らし、未だ多
くの課題が解決されたとはいいがたい現状も見受けられるところであります。
今後は、国と地方の役割分担の一層の明確化と地方の財政基盤を確立させるための新たな改革
への取組みが進められることとなっており、地方の自主性が最大限に発揮できる内容となるこ
とを切に望むものであります。

 地方公共団体を取り巻く財政環境は、これからなお一層厳しい状況が予測されるところであ
ります。
その一つは、積み残しとなっている地方交付税改革であり、総額の大幅削減が予定されておる
中、財源確保に苦しむことになりかねないのであります。
さらには、夕張市の財政破綻と時を同じくした、いわゆる財政再生法案の動きであります。
特にこの法案は、今国会に提出される見通しであり、各会計を連結した連結実質赤字比率等、
一定の指標による評価に基づき、財政の早期是正あるいは再建への取組みが求められることと
なり、本市におきましても極めて大きな影響を受けておるものと考えております。

また先般、日銀の利上決定が行われたところでありますが、今後において公債費比率の上昇が
懸念されるところでもあります。
このような中、より一層の危機意識を持って自らの責任と判断において、都市経営理念に立っ
た行財政改革を着実に推進し、財政の再建を積極的に推進するとともに市政の再生を果たすこ
とが本市における喫緊の課題であると考えております。

 私は、この「財政の再建」「市政の再生」は1つにはまちづくりの推進であり、次に産業振
興、そして教育の再生により成し遂げたいと思っております。
 これからの本市財政の状況予測といたしましては、経済状況が大きく好転しない限り、財政
状況は22年から23年がどん底になるものと考えております。その後、緩やかにではありま
すが、右肩上がりとなることが期待できることから、「財政の再建」に向けましては、より一
層投資的経費を厳選の上、本市の未来のために真に必要なものに限定し、「選択と集中」によ
る財政運営を行ってまいる所存であります。

 門真市を船にたとえますならば、荷物を積みすぎた船であり、いままさに海中に没しようと
している船であります。
右肩上がりの財政状況になるまでの4年から5年の間、何とか沈まないようその手立ては緊急
に打たなくてはなりません。
 その手立てとして緊急に出来得ることは大切な積荷を捨てるという重大な決意であり、その
責任を自らに課すとともに、全職員を挙げて、実行に移す必要があると考えております。

 具体的には、現在推進しております門真市行財政改革推進計画を着実に実行していかなけれ
ばならないことは当然のこととして、また、財政状況の推移の中ではこれにとどまることなく
、さらにこれを上回る効果的な財政再建方策を講じていく必要もあろうかと思っております。

 これらの実行に当たりましては、市民の皆様にとって時には痛みの伴うこともあろうかと存
じますが、本市の置かれている状況をご理解いただく中で、ご協力を賜りますよう努力してま
いりたいと存じます。

 一方、このような財政運営とは別に本市が真に持続可能な都市として存続するためには、現
在の財政構造を大きく変革する必要があると考えております。
 その大きなものの一つとして、新規企業誘致及び既存企業の活性化、すなわち優良企業の保
全・立地を推し進めていくことが重要と考えております。その方策として、企業へ本市のPR
を積極的に行うとともにソフト面としての企業への支援策等を研究・検討してまいりたいと考
えております。

 また、教育の再生につきましては、如何にして本市児童・生徒の学力を向上させるかが、重
要な課題と考えており、「わがまちが誇れる学校づくり」「確かな学力向上のための学校づく
り」として今回の教育特区を含めて推進してまいりたいと考えております。

 また、まちづくりにつきましては、本市のまちづくりの核として戦略的な経営方針を示す
「門真市都市ビジョン」に基づき、本市が持つ潜在的価値を生かしながら、時代の変化に対応
した持続可能な都市構造への転換を図るため、市民の皆さんとの協働によるまちづくりを進め
てまいりたいと考えております。

 このような中で、新年度の予算編成にあたりましては、限られた財源配分に非常に苦慮いた
したところでありますが、これより「財政の再建」「市政の再生」を念頭に置きつつ、総合計
画に定める4つのまちづくり基本目標に従い、順次、各施策について申し上げます。
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引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)@i222-150-202-94.s04.a027.ap.plala.or.jp>

施政方針(2) ゆとりとうるおいのある市民生活を 創造する都市
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 戸田 E-MAILWEB  - 07/3/7(水) 5:30 -
  
◎ゆとりとうるおいのある市民生活を 創造する都市

福祉施策全般
 本市において支えられる人と支える人の割合が、どの程度が適正であるのか議論の分かれる
ところでありますが、本市の福祉施策に対する財政支出は限界に来ていると考えており、この
ままでは、財政破綻の一因にもなりかねないものと思っております。
 先ほど申し上げました「財政の再建」「市政の再生」への努力の積み重ねの中で本市がバラ
ンスの取れたまちとなるよう、今後、議論を深めてまいらなければならないものと考えており
ます。

地域福祉
 核家族化や高齢者世帯の増加などにより、家庭の養育力や介護能力などが低下する中、地域
ぐるみで福祉活動の推進を図ることが求められております。
 現在策定を進めております門真市地域福祉計画の推進により、地域にかかわるだれもが「担
い手」、「受け手」となる「お互いさまの関係づくり」の仕組みを構築してまいります。

 あわせて、社会的な援護を要する方々が住みなれた地域で孤立することなく安心して生活で
きるよう、要援護者の早期発見から支援につながる体制整備を図るため、コミュニティソーシ
ャルワーカーを配置してまいります。

高齢者福祉
 急速な高齢化により、本市におきましても、高齢化率が高まりつつあり、要援護高齢者はも
とより、独居高齢者や高齢者のみの世帯が増えております。
 高齢化の進展は、要援護高齢者のみではなく、団塊世代の大量退職に象徴されるように、地
域で日常的に活躍できる元気な高齢者を大量に生むこととなります。今後は、高齢者が長年培
ってきた知識や経験を生かすことができる地域づくりが、より一層大切であると考えており、
きめ細かな支援により、高齢者が生きがいを持って地域活動に参加できるよう、ボランティア
活動などの育成及び地域のネットワークづくりを更に推進してまいります。

障害者(児)福祉 
 門真市行財政改革推進計画に基づき、個人給付金である門真市障害者福祉金を廃止し、障害
者施策の充実へ転換を図ってまいります。

 具体的には、障害者自立支援法の施行に伴う障害者相談支援センターの設置及び日中一時支
援事業を実施いたします。
 障害者相談支援センターは、市委託事業として門真市保健福祉センター内に設置し、相談支
援専門員により、障害程度区分に係る認定調査、生活全般に係る相談、サービス利用計画の作
成等を行ってまいります。

 また、日中一時支援事業につきましては、障害児・障害者のタイムケアを行うことにより家
族の就労支援及び介護者の一時的な休息を目的に、社会福祉法人等に委託して実施してまいり
ます。

児童・ひとり親家庭福祉
 昨今、子どもへの虐待事件にとどまらず、親子、あるいは兄弟の間での痛ましい事件が続発
しております。このような中で、子どもの権利擁護や子どもと家庭の福祉向上をめざし、子ど
もにかかわる関係機関や団体から構成される要保護児童対策協議会のもと、児童虐待の予防と
早期発見に努めるとともに、新年度には要支援家庭に対するヘルパーの派遣等にも取り組んで
まいります。

 次に、放課後における児童の健全育成を図るため、適切な遊びと生活の場を提供し、異なっ
た学年の児童の交流を促進する放課後児童クラブを、現在の砂子小学校に加え、新たに四宮、
上野口、速見、脇田、浜町中央小学校の5箇所で開設してまいります。

 また、核家族化や少子化の傾向が顕著な本市にありまして、子育て中の親子が気軽に集い、
互いに交流することで精神的な安定をもたらし、育児不安等を解消していただくよう、本年5
月から門真市民プラザ内におきまして「なかよし広場」を開設するなど、子育て・子育ち支援
の充実に努めてまいりたいと考えております。

 次に、母子家庭等の自立をめざし、よりきめ細かな施策を推進すべく、昨年「門真市母子家
庭等自立促進計画」を策定したところでありますが、新年度には、この計画に基づき、母子家
庭の一層の自立促進を図るため、母子家庭高等技能訓練促進事業を実施してまいります。

 保育需要への対応といたしましては、年度途中の待機児童解消のため、今後も入所の円滑化
や社会福祉法人が設置している既存施設の分園化等による定員増を図り、その解消に努めてま
いります。

 次に、市立保育所の民営化についてであります。
 公民の役割分担の観点から市立保育所の役割を見直し、民営化を推進することにより、多様
化する地域の保育ニーズへの柔軟かつ速やかな対応を図るため、市立保育所の民営化について
の基本的な考え方や進め方を示す「門真市立保育所民営化基本方針(案)」を作成し、保護者
をはじめ市民の皆さんの意向を反映した方針とすべくご意見を募集したところであります。

 新年度におきましては、早々にこの基本方針を確定の上、民営化対象保育所を選定し、移管
計画の策定や移管事業者の公募など、21年度からの民営化に向けた作業を保護者の理解を得
ながら進めてまいります。

健康増進事業
 保健福祉センターを拠点として、各種検診・事業を実施しておりますが、本年4月施行のが
ん対策基本法をも踏まえ、がん検診の受診率の向上やがんの早期発見をめざした取組みを更に
実施してまいります。
 また、市庁舎別館にAED(自動体外式除細動器)を設置し、突然の心停止の際の救命率の向
上と市民の救命意識の啓発を図ってまいります。

医療保険と介護保険
 まず、国民健康保険事業でありますが、多額の累積赤字を抱え、国民健康保険制度そのもの
を揺るがしかねない危機的な状況が進行しております。
 今後は、国民健康保険事業会計の健全化に向けた再建計画を策定するなど、制度全般にわた
る見直しや改善策を市民福祉・健康増進の視点で検討してまいりたいと考えております。
 とりわけ、国民健康保険事業の根幹をなす保険料収入の確保につきましては、未納保険料が
解消されるよう、システムの整備・構築に向けて、業務分析などに着手してまいる所存であり
ます。

 また、年々高騰する医療費の適正化対策としまして、レセプト点検の充実強化や被保険者の
健康づくり対策としての保健事業の充実に努め、国民健康保険事業の健全運営に向け、努力し
てまいりたいと考えております。

 次に、介護保険事業につきましては、昨年4月より介護予防重視型システムに転換しており
ます。
 新年度には、地域密着型サービスの基盤が一定整備されるなど、いよいよ全面的な事業展開
の年となり、保険者であるくすのき広域連合との連携を一層強化し、地域包括支援センターを
核として、質の高い介護保険給付や介護予防事業、地域支援事業の推進を図ってまいりたいと
考えております。

男女共同参画社会の実現
 新年度におきましても、男女がお互いの人権を尊重し、社会のあらゆる分野で自らの意思に
より参画し、対等な構成員として協力しあえる社会の実現をめざすべく、女性のための相談事
業をはじめとする各種施策に取り組んでまいりたいと考えております。
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引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)@i222-150-202-94.s04.a027.ap.plala.or.jp>

施政方針(3) あたたかいふれあいのある生活文化を創造する都市
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 戸田 E-MAILWEB  - 07/3/7(水) 5:35 -
  
◎あたたかいふれあいのある生活文化を創造する都市

文化芸術
 自主的な市民文化芸術活動が活発化し、いきいきとした地域社会が形成されることは非常に
望ましいものと考えております。市民の皆さんが主体となる文化芸術活動を積極的に支援する
ため、今議会にご提案させていただいております門真市文化芸術振興条例に基づき、新年度か
ら基本方針の策定に取り組んでまいります。

学校教育
 本市では、児童・生徒の基礎学力の向上が重要かつ必須の課題となっております。
 門真市学力実態調査の結果、言語活用に苦手意識を持つ子どもが多い現状が見られたことか
ら、小・中学校における言語活用能力を向上させるため新たな試みとして、門真市「わがまち
が誇れる学校づくり」教育改革特区の認定を受けたところであります。新年度からは、小学校
には「ことばの時間」、中学校には「コミュニケーション」の時間を新設し、国語力と英語の
コミュニケーション能力の育成をめざしてまいります。

 次に、心のケアと特別支援教育についてでありますが、小・中学校での深刻ないじめ等が発
生した場合、学校長の要請に基づき、早期にスクールカウンセラーや教職経験者を派遣し、問
題解決並びに被害児童への心のケアに対応してまいります。
 これとともに、軽度発達障害のある児童・生徒への望ましい教育的対応として、医師や専門
的な知識を有する教員・臨床心理士等からなる特別支援教育専門家チームを設け、小・中学校
の校内委員会に対して適切な支援を行ってまいります。

 教育環境の整備につきましては、昨年に全中学校のエアコン設置が完了したことにより、猛
暑の中でも体調を崩す生徒が少なくなり、健康管理面での効果とともに、授業に集中できるよ
うになり学習効果が向上しております。
 この結果を踏まえ、新年度は小学校残り12校においてもエアコンを設置し、学習環境を整
えてまいります。

 次に、本年5月から門真市民プラザに教育関係施設として、教育センターが開館いたします。
教職員の豊かな人間性を培うとともに、専門職としての力量を高めるなど、資質向上を図り、
研修・研究・情報の拠点としての取組みを進めてまいります。
 市立小・中学校の学校規模及び配置の適正化につきましては、この4月に中央小学校と浜町
小学校を統合し、浜町中央小学校を開校いたしますが、新たに第3次門真市学校適正配置審議
会を立ち上げ、検討を進めてまいります。

 また、幼児教育の振興につきましても、今後の本市の幼児教育のあり方並びに公立幼稚園の
適正規模等について、門真市幼児教育振興検討委員会を設置し検討してまいりたいと考えてお
ります。

 次に、学校給食についてでありますが、現行の給食内容を維持しつつ、より効果的な学校給
食を実施していくため、今後とも調理業務の民間委託化を推進してまいります。また、給食調
理場につきましても設備の改良を図り、安全で効率性の高い施設の改修に努めてまいります。

生涯学習
 門真市民プラザ内に開設いたします諸施設についてでありますが、生涯学習センターにつき
ましては、市民の学習活動や文化活動を支援し、活動の場を提供するものであり、市民の方々
に利用しやすい施設となるよう努めてまいります。

 次に、市民プラザグラウンド及び市民プラザ体育館でありますが、スポーツ及びレクリェー
ションを通じて市民の皆さんの心身の健全な育成と、豊かな市民生活の向上を図ってまいりま
す。
 また、図書館分館につきましては、市民の皆さんの読書機会の拡大につながるよう努めてま
いりたく考えております。
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引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)@i222-150-202-94.s04.a027.ap.plala.or.jp>

施政方針(4) 快適で便利な都市生活創造・安全な市民生活と活力をはぐくむ産業創造
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 戸田 E-MAILWEB  - 07/3/7(水) 5:41 -
  
◎快適で便利な都市生活を創造する都市

公共交通
 第二京阪道路につきましては、事業者において、21年度末の全線供用を目標に積極的に取
り組まれており、また、本市の公共下水道幹線管渠につきましても、整備が進められていると
ころであります。

 道路整備にあたっては、工事中の安全対策や騒音・振動など生活環境等に対して、より一層
の配慮をするとともに、環境保全についても十分な対策が行われるよう、今後とも必要な事項
は事業者に強く申し入れを行うなど、引き続き調整を図ってまいりたいと考えております。

 次に、鉄道駅舎におけるエレベーター等の設置につきましては、鉄道事業者である京阪電鉄
に補助金を交付し、門真市交通バリアフリー基本構想に基づき、京阪古川橋駅にエレベーター
をはじめ、バリアフリー化の諸施設を設置いたします。また、京阪大和田駅につきましても、
20年度にエレベーター等の施設設置が図られるよう関係機関と協議を行ってまいりたいと考
えております。

道路
 岸和田市営住宅跡進入道路の改良に着手するとともに、児童の通学の安全を図るため、市立
四宮小学校の通学路である市道四宮1号線・四宮6号線の歩道整備及び車道の整備工事を実施
してまいります。
 その他の道路につきましても、歩行者や自転車利用者が安全、快適に通行できるよう、交通
安全施設整備や良好な道路維持に努めたく存じます。

地域整備
 四宮土地区画整理事業につきましては、換地計画の整理に向け土地区画整理審議会のご意見
をいただくとともに、事業収束に向け、認可権者の大阪府をはじめ関係方面と協議・調整を図
ってまいります。

計画的な市街地の整備
 市北部地区の密集市街地につきましては、民間活力を生かしながら防災性の向上をめざし住
宅市街地総合整備事業による整備計画により、住環境の改善に努めているところであります。
 まず、小路中第1地区につきましては、過年度より取り組んでまいりました老朽建築物等の
除却も概ね完了し、関係権利者と協議、調整を図りながら土地区画整理事業との合併施行によ
る地区整備を進めてまいります。

 次に、本町地区につきましては、老朽建築物の除却に着手しており、独立行政法人都市再生
機構との協議を行いながら整備に向け、取組みを進めてまいります。

 大倉西地区につきましては、既に任意の組合が設立され公共施設部分より事業着手しており
、また、末広東地区におきましても新年度より事業着手予定であるなど、住環境の整備改善を
更に加速させてまいりたく考えております。

 更に、第一中学校と第六中学校統合への取組みにあわせ、市役所周辺地区や第一中学校周辺
地区の魅力あるまちの顔づくりに向け、構想策定に着手してまいります。

公園・緑化
 公園の整備や緑化の推進は、ヒートアイランド現象の緩和や潤いと安らぎのあるまちづくり
に欠かせない役割を担うものであり、新年度には弁天池公園の修復整備とともに、公共施設に
おける緑化の推進に努めてまいります。

住宅・住環境
 市民生活の利便性の向上を図るため、17年度より第12次住居表示整備事業を実施してい
るところでありますが、新年度は最終年度として、上島頭、下島頭、横地、野口、北島などの
西部地区につきまして、本年11月を目途に住居表示を実施してまいります。

 次に、建築開発行政についてであります。近年、東南海・南海地震などの地震の発生の恐れ
が指摘される中、国の基本方針に基づき、住宅など建築物の耐震改修促進計画を策定して普及
啓発に努め、市域の建築物の地震に対する安全性の向上を図ってまいります。

 次に、地籍調査についてでありますが、計画的なまちづくりや市民の土地利用の促進に寄与
する基礎的な条件整備を図るため、地籍調査の実施に先駆け、概況調査を行ってまいります。

上水道
 水道使用料収入が依然として減少し、事業経営は厳しい環境にありますが、水道事業基本計
画を策定し、更なる経営改革と経営基盤の強化を図ってまいります。
 事業につきましては、老朽配水管更新工事及び第二京阪道路建設関連の幹線配水管布設替工
事を実施するとともに、施設維持管理の充実と有収率の向上に努め、安全で良質な水を安定的
に供給すべく、効率的な事業運営をめざしてまいります。

下水道
 降雨による浸水の防除、生活環境の改善及び公共用水域の水質保全を図るため、公共下水道
整備に力を注いでいるところであります。
 新年度も引き続き第二京阪道路事業と整合を図りつつ、中部排水区の幹線管渠及び面整備を
積極的に進めるとともに、西部排水区におきましても、幹線管渠の整備を図り、快適な生活環
境の向上をめざし、事業促進に努めてまいりたいと考えております。

 水路整備につきましては、市内全体の水路について、水路、親水空間として整備を行うもの
、埋め立てて歩道として整備するものなど、水路のあり方について検討し、整備基本計画の策
定を行ってまいります。

廃棄物処理
 資源循環型の暮らしへと転換していくため、分別の徹底やごみ排出抑制により、ごみの減量
化・再資源化を進めてまいりましたが、更に継続的・積極的な取組みを進めることが重要であ
ると考えており、普及啓発活動、各種の情報提供、環境教育等の実施・支援を図ってまいりま
す。
 また、住民意識の向上によるごみの減量促進、受益者負担による負担の公平性の観点から、
粗大ごみについて有料化の早期実施に向けた取組みを進めてまいります。
 

◎安全な市民生活と活力をはぐくむ産業を創造する都市

防災対策
 大阪府と府下市町村の共同事業として進めてまいりました防災情報充実強化事業の運用を開
始いたします。これは、各種の災害に関するホームページの開設や携帯メール配信により、防
災情報を直接市民に提供するものであり、また、これにより関係機関との情報共有体制の充実
強化を図ってまいります。
 自主防災につきましては、自治会を自主防災組織と位置付け、その活動を支援するとともに
育成強化に努めてまいります。

商工行政
 市内商工業者の置かれている状況は依然として厳しいものと認識しております。このような
社会経済情勢の推移を背景に、市内の産業構造や立地の状況・特性を踏まえ、経済の活性化と
産業のあり方や振興の方向性を示す指針作成のために「産業振興ビジョン基礎調査」を実施す
るとともに、関係機関と一層連携を図り、商工業の活性化に努めてまいります。

 また、完全失業率は全国的に改善されてきているものの、依然として雇用失業情勢は厳しく
、本市といたしましても関係機関との連携を強め、失業者等労働問題・生活再建相談事業など
、勤労対策事業の充実に努めてまいります。

 農業につきましては、本市の特産物である門真レンコン等を護るため、今後も地域特性を生
かした都市農業の振興を図ってまいります。
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施政方針(5) まちづくり基本目標の実現をめざす行財政運営
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 戸田 E-MAILWEB  - 07/3/7(水) 5:44 -
  
●まちづくり基本目標の実現をめざす行財政運営

広報公聴
 広報紙につきましては新年度から月1回発行とするとともに、紙面を8ページから12ペー
ジに増量し、紙面の充実を図り、さまざまな情報をわかりやすく市民の皆さんにお伝えいたし
ます。またホームページにつきましても、より一層親しみやすい画面づくりに努めてまいりま
す。

市政への市民参加
 地域通貨につきましては、市民及び商業者に対する意識調査、先進事例の収集、庁内の検討
委員会設置など、調査・研究を進めてきたところであります。新年度におきましては、市民フ
ォーラムを実施するなど、広く市民周知を図ってまいりますとともに、地域通貨が活力ある地
域づくりに寄与できる、本市にふさわしい制度となるよう、NPOやボランティア活動の醸成
を含め、更なる調査・研究を進めてまいります。

事務管理
 まず職員研修であります。行政を取り巻く環境変化は、新しいニーズや課題を生み出してお
り、また少人数行政への移行にあたり、これらに適切に対応していくためには、職員の資質・
能力の向上はぜひとも必要なことであります。

 各階層に必要な基本的な能力をはじめ、政策形成能力、高度なIT関連技術の修得など、自
律的に考え行動できる職員を育成するため、全国的な研修機関への派遣を含め、研修強化に努
めてまいります。

 職員の能力・実績を公正かつ客観的に評価するシステムにつきましては、効率的かつ適正な
行政運営を推進する視点並びに人材育成の視点からも必要なものと考えており、先進的な事例
を参考に検討してまいりたく存じます。

 行政情報システムにつきましては、市民の方々の視点に立った電子自治体の構築を進めると
ともに、個人情報の保護、並びにシステムの保守管理に万全を期してまいります。

行政管理
 組織・機構につきましては、行財政改革や新たな行政課題に柔軟かつ機動的に対応でき、限
られた人員を効果的、効率的に活用した行政運営を図るため、昨年10月にグループ制の導入
も含め、大幅な機構改革を実施したところであります。今後におきましては、所期の目的が達
成できるよう、不断の検証と職員の意識改革に努めてまいりたいと存じます。

行財政運営
 我が国の経済動向は、緩やかな景気回復を支えに明るい展望が開きつつあるとされているも
のの、本市財政への波及効果は薄く、未だ基金依存の財政構造から抜け切れない現状にありま
す。
 このように厳しくかつ苦しい状況の中ではありますが、経常経費の一層の削減や一部事業の
見直し等により、まちづくりや市民福祉の向上、教育環境の改善など必要な市民サービスを維
持すべく予算編成に取り組んだところであります。

 新年度の予算規模につきましては、一般会計予算が455億200万円、また国民健康保険
事業特別会計ほか6事業会計予算を合わせまして、総額845億8,244万9千円の予算と
いたしたところであります。

行財政改革
 現在、「財政の再建」「市政の再生」を実現するため、行財政基盤の充実・強化を柱とする
、「門真市行財政改革大綱」及び「門真市行財政改革推進計画」に基づき、行財政改革を推進
しているところであります。

 新年度におきましては、行政評価の第一歩である事務事業評価システムの導入を進め、行政
全般にわたる事務事業のあり方を根本から見直し、限られた財源の有効かつ効率的な活用を図
り、多様化・高度化する市民ニーズに対応するとともに、行財政運営の健全化を図ってまいり
ます。
 引き続き、改革の歩みを止めることなく、行財政改革の理念を全職員が共有し、一丸となっ
て着実に改革を推進してまいりたく考えておりますので、何卒、議員各位、市民の皆さんのご
理解とご協力を賜りますよう、お願い申し上げる次第であります。

都市ビジョン
 本市の具体的な将来像を示す都市ビジョンにつきましては、学識経験者からなる懇話会、公
募による市民会議を設置し、専門的立場からの提言や市民の目線からのご意見をいただき、策
定を進めてきたところであります。その内容は、まちづくりの4つの目標を実現するための5
つの基本施策を掲げ、「活力あるまちなか創出都市 門真」を実現しようとするものでありま
す。
 今後、この都市ビジョンに沿い、市民と行政が協働し、いつまでも住み続けたいと思えるま
ち、そして活力あるまちの実現に向け、私のまちづくりへの想いとして、その道程を歩んでま
いりたく考えているところであります。

 以上、新年度の施政運営につきましてその方針を申し上げましたが、何卒、格別のご理解と
ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
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■戸田の本会議一般質問(骨子)通告を紹介します(3/7提出)
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 戸田 E-MAILWEB  - 07/3/7(水) 21:16 -
  
 締め切りギリギリの3/7夕方4時前7分にようやく提出できました。
 なお、これはあくまで要旨であって、本番の時の質問原稿そのものではありません。当局
との「すり合わせ」に際しては、部分的にはさらに詳細な骨子を作って協議する所もありま
す。まずは3/7段階の骨子としてご覧下さい。
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  戸田の3月議会・本会議一般質問通告 (質問するのは3/16(金))

1;公共事業業者の法令遵守等の品格向上と市の責任や地域産業政策について

・市の水道工事指名業者が、従業員ほぼ全員を解雇予告手当支払いもせず会社都合で解雇し、
 手当請求されても支払い拒否するという違法を行なう一方で水道工事入札に参加・落札し、
 従業員が加盟した労組からの団体交渉を実質拒否する違法を度重ねるという事件を起こした。

・同社専務は社長の親族で自治会の会長や自治連会長を長く務め、現在はシルバー人材センタ
 ーの理事長もやっている人物だが、こういう地域のリーダー格の人が関わっている老舗企業
 でさえ、こういう法律への軽視・無知無理解があるという実情は、門真市内の業者の法令遵
 守意識などの企業の品格に懸念を覚えざるを得ない。

・この事件を当方のHPや申し入れで知った契約部局や水道局の反応も、初歩的法律知識にも
 欠け、また違法是正の熱意が薄いと思わざるを得ない傍観射的な姿勢だった。これではいく
 ら条文上で指名停止要件を厳しくしても机上の空論に留まってしまうし、労働者が今回のよ
 うに泣き寝入りをやめて訴え出ない限り業者の違法得が続いてしまう。市の認識はどうか?
  改善方策はどうか?

・経営状況の厳しさの中で、労働法関係の違法行為発生の可能性が高まっている事に市は十分
 に留意し、「違法行為・即指名停止」という重さを業者に徹底させるべき。その具体策は?
    など、いろいろ

2:職員・幹部の見識や論理的能力向上について

・ここ何ヶ月かだけでも、所管事項の基礎的知識に欠けているだけでなく、市民の救済のため
 に積極的に調べようという姿勢に欠けていたり、市内部の事情優先で市民への礼儀に欠けて
 いたり、文書管理規定の根幹的な部分に思い至らなかったり、さらには、荒唐無稽な妄想と
 しか言えない虚偽の「メリット」を並べ立てる起案書を作成し、その問題点に室長・部長や
 理事助役、市長までも誰1人気がつかないで認可決済するという不祥事も発生している。

・なぜこういう事が多発していると思うか? 「研修強化する」という以上の具体的改善方策
 は? など。

3;シルバー人材センターなどへの職員出向の廃止と具体方策について

・独自固有の課題や専門分野を持った団体の責任者ポストに、市職員を3年交代的に出向させ
 続けるのはもはや双方にとって弊害の方がはるかに多いのではないか。弊害の具体はどうい
 うものと認識しているか?

・市の基本方向も出向廃止だが、より具体的に08年度から廃止するという決意でこの07年度を
 移行準備年度として位置づけて手をうつべきではないか。

・移行計画の作成公表が遅れるほどに、団体プロパー職員の年齢が上がり自立意欲がそがれる。
 移行のために必要な手だて、変わりの人材の選定や育成をどう考えているのか?

・市と外郭団体との人的情報的パイプ形成については、どう考えるか? 双方公的な人事交流
 などは?
・市出向のシルバー事務局長はこの3月で定年退職と聞くが、4月からの人事をどういうい基
 準や工夫でどう考えているか? 
                          など、いろいろ

4;「子ども力」を育成活用したまちづくりや教育改革について

・昨今「老人力」を活用した地域づくりというユニークな発想が出てきたが、「子ども力」活
 用も考えるべき。
 「子はかすがい」というのは単に夫婦間の事だけでなく、地域の子ども全体をつなぐ力・親
 どうしをつなぐ力・市民全体をつなぐ力を子どもが持っていることを認識する事。

・その力は小学校以前の幼児も当然持っており、「教育再生」を言う場合、地域での教育の土
 台として幼児の教育や保育を考えるべきで、これからは幼児の保育所・幼稚園全入を地域社
 会の基本とする(入らない自由もあるが)よう、発想を転換すべき時代ではないか?

・保育所・幼稚園全入社会を展望した時に、わずか7園しか残っていない公立保育園、4園の
 みの公立幼稚園の民営化は視野の狭い愚かな選択だと理解できるのではないか?

・今のように「公立の保育園や幼稚園運営は行政にとって重荷」的意識で捉えるのでなく、子
 ども力で地域を開く重要事業として積極的に捉えるべき。

・増税影響での保育料値上げになる家庭への減免措置とるべきだが、どうか?
・また門真の地域特性をよく考えるならば保育料値上げはすべきでない事を明言すべきだが、
 どうか?
                 など、いろいろ

5;悪政からの防波堤となり住民の共感を得て共に進む地方政府としての姿勢を持つべき事
 について

・自民党員であり民営化推進論者である園部市長と革新陣営が考えが違う部分があるのは当然
 だが、昨今の政府の政策は自民党市長と言えども承伏しかねるとか、喜ばしくないことが多
 いのではないか。

・政府が決めた・国会で可決された事だからと機械的に住民に説明して事足れりとするのでは
 なく、「地方政府」としての自覚と誇りを持って、基本は「悪政からの防波堤」としての頑
 張り、「心ならずも実施せざるを得ない」ものはそのように説明し、住民の社会認識を高め
 つつ苦しみを共にし、共感を得て共に社会の改善に目を向けていく姿勢を、市長も職員もも
 っと明確にすべきではないか。

・それなしには「住民参画」や「住民との共同」、など今や成立し得ないのではないか。
・昨今連続し、このままの政権ではこれからも続いていく様々な住民・自治体の負担増、権利
 やサービスの削減を前にして、園部市政の基本姿勢を聞きたい。
・市長と市民との対話機会の増加についてはどう考えているか?
                                 など、いろいろ
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引用なし
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●市への3/12質問:山口水道はちゃんと現場監督してるか?市は確認してるか?等
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 戸田 E-MAILWEB  - 07/3/12(月) 16:20 -
  
 これ、水道局(市)への3/12公開質問とします。本会議一般質問に当然関連します。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 水道局は、1/29戸田質問への1/29回答・1/30回答において、
   http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=982;id=
     社長が「給水工事監督」資格を、専務が「2級土木施行管理技術者」資格を持っ
     ているので、3000万円未満の工事(Dランク)で山口水道が工事監督をするので
     あれば、工事作業を全て下請業者にさせる方式で工事受注しても合法である。
  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――
と答えているので、これに関してまず質問です。

Q1:ある人から聞いたところによると、
   ・公共工事をでは【現場代理人】と【主任技術者】を絶対に立てなければいけない。
   ・両方は1人の人間が兼任しても良いが、【現場代理人】は、必ず現場に居ないといけ
    ない。それは、どこの市でも同じ(たぶん)はず。
 との事だが、これは正しいか?

Q2:今回の仕事は夜勤もあるらしいが、そうか?

Q3:山口水道の場合、社長『山口亨』氏か、専務『山口晃』氏しか居ないから、心臓にペ
  ースメーカーの入った専務はきっと現場代理人では無いはずで、社長が現場代理人のは
  ずだ、と聞いたが、どうか?
  本件工事で山口水道の【現場代理人】は誰か?

Q4:作業員ゼロの山口水道は、本当に毎日工事時間に【現場代理人】を立てているのか?
  ・水道局(市)は、それをどのようにして確認してきたのか?
  ・毎日の記録はどうなっているか? 
 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 次に、「門真市建設工事等指名停止に関する要綱」の
  ◆措置要件12(法令違反)
   (1) 各種法令に違反し、監督官庁から処分を受け又は法令に基づき商号等を公表され
     たとき。
  ◆措置要件14(その他の不適当な事由)
    前各号に掲げる場合のほか、入札参加資格者として、不適当な事由があったと認め
   られるとき。
 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――
に関しての質問です。

Q5:「各種法令に違反し、監督官庁から処分を受け・・」とは、「法令違反行為or処分」で
  はなく、「法令違反行為&処分」なのか?
   つまり、「法令違反行為があっても監督官庁から処分を受ける・・以前であれば、指
  名停止にはならない」ということか?

Q6:本来ならば今回の事例で言えば、山口水道が昨年9月10月に「解雇予告手当無しの
  解雇実行」・「解雇予告手当の支払い拒否を明言」という労基法違反行為し、それを被害
  労働者が市に(証言や証拠を添えて)訴えた時点で指名停止とされるべきではないか?

  ・後で支払いをしようとも、「支払わなかったという事実」は、「法解釈の問題」ではな
  く、「解雇時点で支払いをしなかった・求められても支払わなかった」という事実自体が
  違法行為実行であり、その事実を市が知った時点で指名停止要件に該当するのではない
  か?
  ・もしも該当しないと考えているのであれば、その理由は何か?

Q7:「法令違反行為があっても監督官庁から処分を受ける・・以前であれば、指名停止に
  はならない」というのが市の判断だとすると、
   A:労働者が無知だったり、諦めたり泣き寝入りしてしまえば、業者は無傷。
   B:労働者が泣き寝入りせずに訴えても、監督官庁からの処分が確定しなければ業者
     は無傷。   
   C:違法行為をしても監督官庁からの処分確定前に支払いしてしまえば、業者は無傷。
  という事であり、業者は「やばくなった時に支払ったら終い」という意識になって、違
  法行為を「やり得」であり、労働者だけが心理的金銭的に傷を負い、消耗させられる。

  ・これはどう考えても公序良俗や法令遵守推進施策に反するのではないか?
  ・「指名停止処分」を担保とする事によって業者に法令遵守行動を取らせる、という「要
   綱」制定の趣旨に反するのではないか?

Q8:今の市の姿勢は、業者に対して「バレなければいい」・「バレても、絶対に違法と認定
  される事でも、監督官庁からの処分前になって是正すればいい」、という意識を培養して
  いるとしか思えないが、どうか?
   そうではないと言うのならば、そうではない理由を延べよ。

Q9:山口水道が本件違法行為に関わって、ようやく労働組合と団体交渉を持ったとは言え、
 それは交渉申し入れから1ヶ月以上も経ってからの事であり、半月以上は実質的な団交拒
 否という労組法違反行為を続けていた。
  しかも、この新たな違法行為は、当職のHPや公開質問で前の違法行為が公に問題とさ
 れているにも拘わらず、市の水道工事を実施している最中に、重ねて「現行犯」として行
 なわれたものであり、同社の法令遵守意識や法知識が低劣である事が如実に示されている
 としか思えない。
  それを生み出したのは、市の「業者が違法行為をしても監督官庁が判断しない限り市は
 認定しない」・「違法行為の通報が労働者からあっても業者に厳しい対応はしない」・
 「業者が違法行為をしても監督官庁の処分前に是正すれば、違法行為は無かったものとして
 業者を扱う」等の、市の甘い姿勢だったのではないか?
   そうではないと言うのならば、そうではない理由を延べよ。
 
Q10:とりわけ労働者の保護と「労働関係法でも違法行為を許さない」ためには、法定義務
 の不履行という「外形的事実」があれば、市が違法行為と認定するとか、少なくとも法令
 遵守の強い勧告を出して、業者が従わなければ即刻違法行為と認定すべきだと思うが、ど
 うか?

Q11:業者の違法行為について労働者から市に通報があった場合は、市が業者に対して文書
 で質問し、文書で回答させるように、今後は絶対にするべきである。
  これが市の法令遵守の強い姿勢を示し、違法行為への抑制になる事は間違いない。
  水道局(市)はこれをやる気があるか?
   やりたくない・やらなくても良いと思うのであれば、その理由を延べよ。

              以上の質問を、3/12(月)午後4;20に水道局に送りました。
引用なし
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●新年度「保育所運営懇談会」設置しての保育料08年値上げ策動反対!
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 戸田 E-MAILWEB  - 07/3/13(火) 16:20 -
  
 07年度の一般会計予算書143ページの「民生費・児童福祉費・児童福祉総務費・報償費」
の所に「保育所運営懇談会委員報償費:54万6000円」というのが計上されている。
 これはどういう事かと聞くと、「07年の5月か6月頃に保育所運営懇談会を開催し、3回
か4回かけて保育料の改訂を審議して提言を出してもらうためのものです」という。
 念のため「定率減税廃止で保育料値上げになる人が出るので値下げを考えてくれるのか?」
と聞いたら値下げは全く考えていない事が分かった。

●要するに改訂とは値上げの事であり、07年中に懇談会に保育料値上げを提言させ、08年
 度から保育料を値上げしようという策動である!

 前回の値上げは、戸田が当選した99年の12月から2000年の1月にかけて3回の懇談会
開催―値上げ提言を受けて2000年4月に実施されている。これが17年ぶりの値上げであり、
今度08年度から値上げされたら8年ぶりの値上げとなる。
 
 当局は「07年08年の2年連続で定率減税廃止=増税便乗の保育料値上げ」で1児で年間
5〜10万円増の世帯が出る事
  http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=1075;id=
に対して何ら救済策も取らずに、逆に平然とさらなる値上げ攻勢に出ようとしているのだ。 
しかも
 ・子ども世帯の貧困率が14.3%になり、近い将来、OECD諸国平均12.2%の二倍にまで
  高まる危険がある。
 ・日本の母一人子一人の母子家庭で貧困率が57.9%で、OECD平均の21.0%の三倍近く
  と、飛びぬけて高率になっている。
 ・必死で働いても貧困から脱け出せないワーキングプアが少なくとも四〇〇万世帯。
 ・ここ五年間で、年収二〇〇万円以下の労働者は一五七万人増えた!
 ●10年間で300万円以下は約3割から4割へ、150万円以下はほぼ倍増!
 ●94年の日本の貧困率が8.4%だから、10年で2倍近く増加した! 
 ・再分配以前の当初所得で、300万円以下の所得の世帯数が39.6%、200万円以下の世帯
  が31.6%、150万円以下の世帯は27.6%。
 ●年金・医療・介護サービスなどの給付後の再分配所得でも、300万円以下の世帯は28.2%、
   200万円以下が15.5%、150万円以下が9.9%(1割も!)もある(02年)。
 ・非正規雇用が労働者の30%以上。

 という状況の中、しかも全国平均よりも住民の経済状況がずっと悪く、国保加入世帯が全
世帯の過半数を超え、被保険者数も全人口の43.4%を占め、保険料の収納率が全国最低の
76%と(被災地の三宅村を除き)昨年新聞報道されたほどのこの門真市で、保育料を上げよ
うとするのだ。こんな事は絶対に反対だ!

 これについて門真市の保育課も当局全体も、「保育料は国基準を10とすれば北河内7市平
均が7、門真市は6と低い」、と言って「他より低いから値上げして当然」という感覚に染ま
ってしまっいる。
 そこには「門真市の地域特性は何か?」、「なぜ門真市では保育料が安く押さえられてきた
のか?」、「そこにはどういう行政判断が働いてきたのか?」等を考えてみるという姿勢が全
くない。

 またそこには「都市ビジョン策定懇話会」や「まちづくり市民会議」で分析・論議された
ような門真市の地域特性やその下での子育て世帯定住化に向けた「魅力あるまちづくり」の
考えは全く存在していない。
 ただただ、国基準の保育料はどうだ、近隣他市の保育料はどうだ、という数字があるだけ
だ。
 新年度に「保育所運営懇談会」を設置して審議をするのならば、そんなお粗末な数字の資
料だけを並べて形式的な審議をする事は許されない、門真市の地域特性や今まで安く押さえ
てきた理由がちゃんと分かる資料を揃えて、子育て世帯定住化に向けた「魅力あるまちづく
り」との連関を持たせて審議しなければならないはずだ。

 そのために、前回99年00年の「保育所運営懇談会」の資料や議事録などを見せてくれ、
どうせしょうもない料金比較的な資料だけ出して審議させたんだろう、と言って保育課に前
回懇談会の情報提供を求めたのだった。

 するとまあ、これがまた一時おかしな展開になって、門真市職員のおかしな実情の一端が
露呈される事になったのだった。
 また、やはり前回「保育所運営懇談会」内容の「値上げ提言ありきの強引な運営」実態も
明らかになった。
 その事を次に別記していく。
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)@i222-150-202-94.s04.a027.ap.plala.or.jp>

今後2年連続の増税便乗の保育料値上げ策!1児で年間5〜10万円増の家も!(再録)
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 戸田 E-MAILWEB  - 07/3/13(火) 16:23 -
  
 再録します。
●新年度「保育所運営懇談会」設置しての保育料08年値上げ策動反対! 
  戸田  - 07/2/11(日) 22:38 - 
 
 これ、率直に言って2/3(土)の赤旗記事で初めて気づきました。
    http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-02-03/2007020302_06_0.html
(門真共産党や門保連はまだ触れていないようですが・・・違っていたらゴメン)
 戸田としてもうかつな事で申し訳ないですが、えらい事です。

定率減税半減による保育料引き上げ 
 厚労省が是正通知出したが… 市区町村で異なる対応
  -----------------------------------------------------------------------
 所得税の定率減税半減(二〇〇六年実施)による増税の影響で、「収入は増えなかったのに
今年四月からの保育料が上がる」という子育て世帯が生まれる心配が出ています。
 厚生労働省は、増税が保育料アップにつながらないようにする基準改定の通知を出しまし
た。
 しかし、保育料の決定権をもつ市区町村のなかには、基準改定を見送る動きもあり、厚労
省通知にそった基準改定を迫る世論と運動が大事になっています。(宮沢 毅)
 認可保育園の保育料は前年の所得税額を基準に決めます(別表上・国の保育所徴収金基準
額表=市区町村ごとの所得区分はさらに細かく分かれる所も多い)。
 そのため定率減税の半減は保育料引き上げに直結します。
  ・・・・・・・・・・・・
 こうした事態を避けるため厚労省は昨年十二月、所得基準額の変更を地方自治体に通知し
ました。
 所得税区分を変えることで、所得税が増えても、いまの保育料が増えないようにする措置
です。・・・・
 しかし、実際の保育料の所得基準は、各市区町村が規則や条例の改正で決定するため、自治
体ごとに対応が違う状況になっています。
・・・「変更見送り」が生まれるおそれがあります。政令市以外の自治体でも「変更しない」
と表明しているところもあります。

 基準額を改定しない市区町村は、「保育料の便乗値上げ」をしたことと同じです。
・・・・各市区町村は、一月末から二月にかけて〇七年度予算案を決め、議会などで審議が
始まります。自治体ごとに基準額の改定を求める世論と運動が必要となっています。
 ――――――――――――――――――――――――――――――――
●で、門真市ではどうするつもりかと保育料の事に詳しい保育課長補佐に聞くと、

 ・「所得基準額の変更」はしません。=厚労省の「是正通知」には従いません。
  =増税になって「階層区分」が上がった世帯はそのまま保育料値上げになります。
 ・もともと門真市の保育料は国基準より4割方安くしてるので、これでいいと思います。
 ・増税になっても増税額によっては同じ「階層区分」内に留まる世帯もあるのでみんなが
  保育料値上げになるわけではありません。
 ・4月からの保育料がいくらになるかの通知は3月末発送になります。
 ・今年は定率減税全廃になるので、来年度の保育料も同様に一部世帯では値上がりします。

●と、非常に平然と述べるのだが、これって、07年度・08年度連続して「増税便乗で保育
 料値上げをやる方針だ」ということ! とんでもない話だ。

●で、保育料値上げになる世帯はいくら上がるのかというと、これはその世帯の増税額(定率
 減税廃止額)・何歳児を何人預けているか、によってそれぞれなので、ここでは「3歳未満
 児」(保育料が一番高い)をひとりだけ預けている場合の、「階層区分」が上がった場合の
 月間・年間の値上げ額を紹介する。
  資料は「門真市保育所保育料徴収基準額表」による。
 (市HPには掲載なしだが、保育課窓口でもらえる「保育所入所案内」についている表)

  現物のアップ紹介ができないので、「階層区分」下から上に移行する月間差額を紹介する
 と、・1300円・3200円・4000円・4000円・3600円・5800円・2600円・8600円
   ・3000円・1200円・2800円
 となっている。

  つまり、一番差額の少ない部類で月間1300円=年間1万5600円、一番多い差額帯で
 月間4000円=年間4万8000円、一番差額の大きい部類では月間8600円=年間10万3200
 円もの値上げになる! (3歳未満児ひとりの場合だけで)
  
◆1円も収入が増えず、税金・保険料・医療費等々増額されるばっかりの上に、子どもひと
 りだけでも最高年10万円超の保育料値上げ! しかも増税便乗値上げ! 
 「増税が保育料アップにつながらないようにする、厚生労働省の基準改定の通知に従え!」
 という要求を市にぶつけ、市の姿勢を変えさせなければいけない。
  ――――――――――――――――――――――――――――――――――

    参考
2006年:所得税は1月から、住民税については六月から、定率減税が半分にされた。
2007年:
  ・所得税は1月以降の源泉徴収及び2008年2月〜3月に行われる確定申告)から廃止
   され、
  ・住民税は2007年度分(2007年6月以降に納付)から廃止される。
 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail.php?qid=1410554559

 所得税は確かに表面的には下がる人が多いと思いますがそれは国(所得税は国税)から地
方(住民税は地方税)への税源移譲の影響です。

 例えば最低税率は所得税10%、住民税5%だったものが所得税5%、住民税10%になりま
す。
 所得税率が下がる人は確かに1月時点では税金が下がったと錯覚しそうですが、その分6
月に住民税が大幅に上がります。
 しかも定率減税が全廃されている分、所得税+住民税で負担する税額は確実に増えます。

 今回の税源移譲と定率減税全廃をごちゃ混ぜにしたやり方は多少の税金の知識があればず
るがしこい巧妙なやり方をするなあという印象を受けます。

 例えば今まで所得税月2万円(住民税月1万円)の人が所得税が2万2千円になれば明ら
かに税金が増えてるってわかりますが、税源移譲をし税率を変えたことで所得税が1万1千
円くらいになれば税金が減ったと錯覚しそうです。
 その裏で住民税が2万1千円になれば結果として増税です。

 源泉徴収される毎月の金額もトータルでは確実に増え、昇給しなければ手取りは減ります。

 サラリーマンだと税金は全て会社任せで分からないという人が多いですが税金の知識をき
ちんと身に付け与党がこういう国民負担が増し続ける政策をし続けているということを認識
してみんなが今後の選挙や投票行動を考えて欲しいものです。
 ―――――――――――――――――――――――――――――――
引用なし
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▲永年保存文書である事に思い至らず「ない、ない、」と2日半は情けない
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 戸田 E-MAILWEB  - 07/3/13(火) 17:16 -
  
 前回懇談会の資料見せてくれと求めたのが3/2(金)の夕方。
 99年00年の時には今の保育課長も課長補佐も室長も、保育の部署にはいなかったので詳
しい事は知らないし、文書がどこにあるのか分からなかったが、それは別に問題はない。後
で調べればいいことだから。
 ところが、3/5(月)の午後になっても文書のあり場所が分からないだけでなく、「昔の文書
だから5年保存のみで廃棄したかも」とも課長も課長補佐も口にする。戸田も門真市のこと
だから深い考え無しに当時は5年で廃棄に決めてしまったのかも、という気がしてくる。

 3/6(火)午後のN君刑事事件公判
   http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=1175;id=
から帰った夕方、戸田が総務部文書法規グループに出向いて確認すると、懇談会や審議会の
記録は門真市の文書管理規定では「永年保存文書」となっている事が分かった。
 これはてっきり保育課で文書管理規定に反して廃棄してしまったのかと思っていたら、保
育課から「記録文書が見つかった」という連絡がやっとあって、文書を見る事ができた。

 この件で問題なのは、
1:課長や課長補佐は「懇談会の資料は永年保存文書だ」(だから必ず保管されている)とい
 う事を思い至らず、そういう思考を働かせなかった。
  文書管理規定に当たってみる、という事も全然していない。

2:室長や部長も、後で聞いたら「永年保存文書だからあるはずだと思っていた」と言うが、
 戸田が文書グループへ行って確認するまでは、「5年で廃棄してしまったんじゃないの?」
 と戸田がボヤいていても、そういう説明は全然しなかった。
  だから、「永年保存文書である」とホントに確信を持っていたのか、確かめたのか、甚だ
 怪しい気がする。  

3:合併騒動や機構大改革で過去の文書があちこちにいってしまった、という事情はあるか
 もしれないが、本来ならば、「その文書は永年保存文書だから必ずある。どこにあるか探す
 からはちょっと待ってくれ」とすぐに説明すべき事だ。

4:お役人達にとって、やはり懇談会とか審議会とかは形式的なモノに過ぎないから軽視し
 ている事が浮き上がって来る。
  なぜならば、8年ぶりに「保育所運営懇談会」を設置する、そのための予算を計上する
 という事を検討し庁内で決めたのに、前回の懇談会ではどういう事を話し合ったのか、ど
 ういう資料を用意したのかを知っておこうという気持ちが全然なく、だからこそ前回の資
 料がどこにあるのか全然探さず関心も持たなかった、としか思えないからだ。

  門真市の地域特性や昨今の住民の経済事情なんてまるで関心がなく、「そろそろ保育料
 値上げだよなぁ」、「そんじゃ07年度中に懇談会やって08年値上げといくか。その予算つ
 けとくか」、という感じで話を進めてきたんだろう。
  それで「5月くらいになったら前回の資料探して、同じような資料つけときゃいいでし
 ょ」、という感覚でいたんだろうなぁ。
  まさか戸田に予算案説明したら、前回の懇談会資料見せてくれと言われるなんて考えて
 もいなかったんでしょう。
引用なし
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前回懇談会の資料や内容は酷かった!福田議員お連れ合いが孤軍奮闘
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 戸田 E-MAILWEB  - 07/3/13(火) 18:52 -
  
 99年12月から00年1月にかけての、前回の「保育所運営懇談会」の提出資料や懇談会議事
録を開示請求して閲覧し、主要部分はコピーしたが、その資料も内容も案の定、酷いものだ
った。
 市が提出した資料は、保育料値上げ案以外には保育園の児童数や保育料の状況やその民間
や近隣市との比較程度のものでしかなく(そう、保育園民営化推進のための懇談会資料とそ
っくり!)、門真市の地域特性や住民の経済状況、保育料を安く押さえてきた理由など全然
書かれていない。

 しかも!当時の保健福祉部長は「情報隠しの悪質役人」として悪名高き中東源氏!
 彼の悪質役人ぶりは、
  「 スクープ! お役人達の非常識や背信行為 」
    http://www.hige-toda.com/_mado01/2001/index_2001_05_01.htm
  ◎役所内で最悪!情報隠蔽の限りをつくす保育所行政幹部のデタラメぶり!
   http://www.hige-toda.com/_mado01/2001/2001_05_01/hoikusho.htm
でとくとご覧いただきたい。
 また、彼は与党議員に大切にされ、彼を議会で批判した事で戸田が出席停止懲罰を受ける
ほどだったのだ。
  「史上最悪!2001年3月議会での出席停止懲罰2連チャン!」
    http://www.hige-toda.com/_mado11/tyoubatu/index_tyoubatu.html

 その中東源・保健福祉部長は「保育所運営懇談会」の中でも値上げ反対派の懇談会委員に
対していろんな情報隠しや横柄な態度をしていた。
 この懇談会には民生常任委員会の議員2人が委員として参加しているが、前後の事情から
稲田議員と推測できる委員が値上げ反対派委員に対してかなり横柄な物言いをしている。

 値上げ反対派としては共産党の中西議員が奮闘しているが、市民委員として保育園保護者
代表2人のうちの福田さん(福田議員のお連れ合い!)が大奮闘したと聞いていた通り、福
田さんらしき人がかなり頑張っていた。
引用なし
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宮本・五味・吉水・増井・青野・鳥谷・平岡・林議員らの6年前のトンデモ発言再録!
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 戸田 E-MAILWEB  - 07/3/13(火) 21:18 -
  
 ついでに紹介しておくけど、6年前の門真市議会って所は、部長や課長の名前を上げて批
判したら、「人権侵害だ!」、「議会の品位を汚した!」って4会派議員が騒ぎ立てて、
戸田に出席停止懲罰をかけるようなトンデモない議会だったんだよ。

 みんなそれぞれまじめくさった顔をして、以下のような事を議会で発言してたんだ。その
後は少し反省したのか、段々にそういう事は言わなくなったけどね。
 この中で4月の府議選・市議選に向けた宣伝で「議会改革をやってきた」なんて言う議員
がいたら、6年前の発言を反省しているのか、口を拭って誤魔化しているのか、面の皮が厚
いのか、本人に聞いてみたらいいと思うよ。
 それでは、6年前の2001年3月議会にズーム・イン!
http://www.hige-toda.com/_mado11/tyoubatu/index_tyoubatu.html

吉水議員;http://www.hige-toda.com/_mado11/tyoubatu/dougi14.htm#a
  〜「懲罰動議提案理由説明」 緑風クラブ 吉水議員〜 2001年3月14日 本会議

  それでは、戸田久和君に対する懲罰動議について提案理由説明を申し上げます。
  戸田議員は、本日の本会議における一般質問において、「戸田が情報隠蔽として厳しく指
 弾している中東保健福祉部長」として、同部長を情報隠蔽と決めつけ、さらに同部長及び
 児童課長について、独断 的判断に基づき職務怠慢と決めつけたことは、職員を誹謗中傷す
 るものである。・・・・・
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
〜 「懲罰賛成発言」 公明党 青野議員〜 2001年3月21日 総務水道常任委
http://www.hige-toda.com/_mado11/tyoubatu/321sansei.html
・・・・・また、保険福祉部長等の職務怠慢、或いは情報隠ぺい等に渡る相当部分でありますが、これについては4ページ、「あえて計画修正をしないまま漫然と放置して」とか、5ページ
中ほど「最低限なすべき事もなさず、情報隠ぺいにのみ走って」とかの表現「あえて」、ある
いは「漫然と放置して」、「情報隠ぺいにのみ走って」等の言葉も「必要な限度を超えた無礼
な言葉である」という、これは職員を誹謗中傷するものであると思います。・・・
  ――――――――――――――――――――――――――――――――――
〜 「懲罰賛成発言」 緑風クラブ 増井議員〜 2001年3月21日 総務水道常任委

 この門真の民主的な議会の中でのルールで運営されておる議会の中での発言方法については
、は非常に不適当であり、また理不尽な部分があろうかと思います。それと同時に、私ども緑
風クラブ、吉水議員よりの懲罰動議の提案者でございますので、懲罰動議に対しましては、何
らかの処置が必要であるかと思います。よろしく。
 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――
〜 「懲罰賛成発言」 緑風クラブ 五味議員〜 2001年3月21日 総務水道常任委

 石橋議員からいろいろと「これはおかしい」というようなお話がありました。
まあ、議員というものは執行機関を監視する役目ということですが、今回この中東保険福祉部
長、名指しで「隠ぺいした」という話がでております。もし今回、これを格段懲罰にかける必
要はないと、またおかしいから名前の部分だけ削除すると、そういった形で納めてしまうので
あれば、今後また質問なり議会の場で、公の場で、名指しで誹謗中傷にまがいするような発言
があるやもしれません。
 それはやはり、今回この場でくい止めるということも必要なのではないかと思います。これは、私、この文面・発言に対しては懲罰にかけるべきことだと考えております。
 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――
〜 「懲罰賛成討論」 志政会 宮本議員〜 2001年3月21日 総務水道常任委

 戸田議員に懲罰を課することにつきましては、ただ今これまで様々な論議がされてま いり
ましたが、私は提出会派を代表して賛成の立場から討論いたします。  先の提案説明でも述
べましたように、戸田議員は3月14日本会議一般質問において、 「戸田が情報隠蔽として厳
しく指弾している中東保健福祉部長」として、同部長を情報 隠蔽と決めつけ、さらには同部
長及び児童課長について、独断的な判断に基づき職務怠 慢と決めつけたことは、職員を誹謗
中傷するものであります。・・・・・・・・・・
 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
〜「懲罰動議提案理由説明」 公明党 鳥谷議員〜 2001年3月26日 本会議
http://www.hige-toda.com/_mado11/tyoubatu/dougi16.htm#a
 戸田議員に対する懲罰動議についての提案説明を申し上げます。

 戸田議員は、平成13年3月14日の本会議における一般質問で、議会及び職員に誹謗中傷を繰
り返し、その発言に対して公明党・緑風クラブ・志政会・市民リベラルの4会派から提出され
た懲罰動議において、その際「一身上の弁明」を許可されましたが、その弁明において、何ら
反省することなく、逆に懲罰を課した議会が不当であるとして、詭弁をろうし、さらに誹謗中
傷発言に終始したのであります。

 戸田議員は数々の民主主義のルールをふみにじる行為を積み重ね、これまで出席停止の懲罰
や問責決議などを受け、さらに平成11年の12月議会において、議会運営委員会での審議妨
害や、会議録署名議員の理由なき責務放棄によって、議会の秩序を乱したことにより23名の
議員から辞職勧告決議をされ今日に至っております。しかしながら反省するどころか、本議会
を冒涜し、信用を失墜させる行為に終始し ております。
・・・・・・・・・・・・・・
 さらに、本会議場において議員は特に人権に配慮し、節度ある発言が要求されているにも関
わらず、戸田議員は個人名を上げ、人権侵害の不穏当発言を繰り返したものであり、このこと
こそ不当なものと糾弾されるべきであります。
 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
〜 「懲罰賛成発言」 公明党 青野議員〜 2001年3月26日 総務水道常任委
http://www.hige-toda.com/_mado11/tyoubatu/326sansei.html
・・・・・・・・・・・また、先ほどもありましたが論旨のすりかえのひとつの例として、先
に個人名を上げて職員の名指しで「情報隠蔽」とか「職務怠慢」とか誹謗中傷した、というこ
とについては、地方自治法の132条に 「無礼な言葉を使用してはならない」とあるわけで
ございまして、やっぱり人権侵害、これは刑法にも名誉毀損とございますけれども、やはりこ
の議会においても不穏当発言、これをそのまま我々は見過 ごすわけにはいかない。これを繰り
返し繰り返し、やはり人権侵害の名指しで批判をする、その行為に対しては、糾弾をせざるを
えないと思っているわけでございます
 ―――――――――――――――――――――――――
〜 「懲罰賛成発言」 志政会 宮本議員〜 2001年3月26日 総務水道常任委

・・・・・・・・・・・ 先の懲罰にもありましたように、例えば情報隠ぺいであるとか、不
必要に罪性をおびた言葉を何ゆえ使う必要があるのかと、たしかに、自分の発言、言葉の内容
を相手により内容濃く伝えようと思えば、ショッキングな言葉を用いるというのはあるのかも
しれませんが、この議会においては自分が今発言している内容が、今後一生、議事録として残
っていく、またそれによって自分だけの言葉でなく、相手、また議会等々、他のことに対して
ある以上、それぞれの立場をふまえた上で発言していく、というのが議員として当然のあるべ
き姿ではないか、と私自身考えます。
 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――
〜 「懲罰賛成討論」 市民リベラル 林 議員〜 2001年3月26日 総務水道常任委

 私は公明党、緑風クラブ、志政会、市民リベラルを代表して懲罰を課することについて賛成
する立場から討論を行います。
 今回の動議の対象となった、戸田議員の弁明における発言は、あまりにも独善的であり、反
省もなく、重ねて議会及び議員や職員を誹謗中傷するものでありました。あまつさえ民主的な
ルールに従って運営されているこの市議会に対し、「ひきつけをおこしながら進んでいく門真
市議会」と誹謗したことは、議会人としてとうてい許すことのできないものであります。
 また「ひきつけ」という差別的言辞を平気で口にするその人間性に対しても怒りを覚えます。
自らかえりみることのない戸田議員は、これまでにも懲罰事案をくり返し行ってきました。
 その不適切な発言をふまえ、よって出席停止5日間の懲罰を課することを、賛成の意を表明
し、討論といたします。
 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――
〜「最初の懲罰に対する賛成討論」 公明党 平岡議員〜 2001年3月26日 本会議
http://www.hige-toda.com/_mado11/tyoubatu/326-a.html#a
 採決にあたり、公明党、緑風クラブ、志政会、市民リベラルの4会派を代表して懲罰を課す
ことに賛成の立場から討論をいたします。
 先の、吉水議員における提案理由の説明にもありましたように、戸田議員は3月14日の本
会議における一般質問において、「戸田が情報隠ぺいとして厳しく指弾している保健福祉部長
、及び児童課長」として、「情報隠ぺい」や「職務怠慢」と決めつけたことは、事実にもとづ
かず、独断と偏見を持って、名指しで誹謗中傷したものであり、このことは職責に対する名誉
毀損や人権侵害にもあたるものであります。
・・・・・・・・・・
 ―――――――――――――――――――――――――――――――――
●全く、どれもこれもお笑いですな。ちょうど今から6年前の話です。
 「相手の感情を反発することがあっても軽々しく言論抑制すべきでない」という地方自治
 法132条の先例解や、「無礼の言葉を解するのに社交の儀礼を標準としてはならない」と
 いう札幌高裁判決について、全く無知な人達だったと言うことです。
   http://www.hige-toda.com/_mado11/tyoubatu/010808i.html
   http://www.hige-toda.com/_mado11/tyoubatu/010808a.html
   http://www.hige-toda.com/_mado11/mado11_index.html
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)@i222-150-202-94.s04.a027.ap.plala.or.jp>

他にも「職員・幹部の見識や論理的能力」に疑問に思った例を他に挙げると・・・
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 戸田 E-MAILWEB  - 07/3/14(水) 4:18 -
  
 戸田一般質問の第2項目、「職員・幹部の見識や論理的能力向上について」に直接関係する
事なので、その実例を掲示板記事から抜粋紹介していきます。
(全て抜粋引用なので全文はそれぞれに当たって下さい)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
◇所管事項の基礎的知識に欠けているだけでなく、市民の救済のために積極的に調べようと
 いう姿勢に欠けていたり、
      ↓↓↓
 ▲担当課の知識不足は恥ずかしいけど、市民の問題提起が職員を向上させる 
 http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=1135;id=
・騒音問題担当の環境対策課の実例。
・居酒屋などの「酒類提供飲食店営業」の深夜営業禁止の事など、その管轄が府であったり
 警察であったりしたとしても、騒音問題を担当する市で唯一の部署が、基本的な法知識を
 知らなかったことは相当に恥ずかしいこと。

・市HPにメールがあり、店の名前も出されていたが、環境対策課では、住宅地図で調べた
 ものの、見当たらないのでそれっきりにした。(一応のメール回答はしたが)
  戸田は「何トロイ事してんの?」と電話帳および電話番号案内で店の名前から住所が分
 かるはずだから、と調べを要請して調べてもらいました。
・担当職員も、「所管がどうなってるのか」で留まるのではなく、「この市民の苦しみを救っ
 てあげるにはどうしたらいいか?」を判断の土台に置いた上で、それを解決するために苦
 情の信憑性確認や所管問題を考えていって下さい。
  ―――――――――――――――――――――――――――――――――
◇市内部の事情優先で市民への礼儀に欠けていたり、
      ↓↓↓
 ▲小路保育園のお母さんへ。市HPの回答遅れの原因・責任が判明、改善約束 
         戸田  - 07/2/18(日) 22:23 - 
http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=1101;id=
 小路保育園前でビラまきした時、あるお母さんから「市のHPに質問のメール送ったんだ
けどもう10日以上過ぎても全然返事ありません。」という話を聞きました。
 で、市HP・「よくある質問コーナー」担当の広報公聴課:小野課長に聞いてみると、
2:その保育園関係の質問メールについては、担当の保育課が「門保連への回答と重なるも
  ので、内部での検討時間が必要だから」、門保連への回答をしてから回答しようと思って
  いたらしい。
  具体的には主食持参取りやめの2/7文書を答えようと思っていたらしい。

3:しかし、保育課はその目論みを質問者には何ら伝えることなく、「もう少しだけ待って下
 さい」などと何ら言わずに、2/7文書以後にメール回答するまで放置していた。
4:しかも広報公聴課も、戸田から問い質されるまで、保育課が実際にはどうしているのか
 調べなかった。
  保育課の非礼を知らなかったし、保育課から回答文案が上がって来ない事を市民に非礼
 とも広報公聴課も感じていなかった。
 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――
◆ここから見えるのは、保育課も広報公聴課も、「自分らの都合や感覚ばかり優先して、質問
 してきた市民に礼儀を持って接する」という緊張感がまだまだ薄い(無い!)と言うこと
 です。

 ▲ゲッ!市HP質問コーナーに10日経っても公表されてないなんて話が違うぞ! 
    http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=1102;id=
 当然とっくに市HPの「よくある質問」コーナーに、この保育園問題での質問・回答が公
表されていると思っていたら、質問者への回答発信からでも10日過ぎた2/18現在でも全然
載っていない! このお母さんが質問メールを送ってからだと20日以上経ってるはず。
 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――

◇さらには、荒唐無稽な妄想としか言えない虚偽の「メリット」を並べ立てる起案書を作成
 し、その問題点に室長・部長や理事助役、市長までも誰1人気がつかないで認可決済する
 という不祥事
      ↓↓↓
 ●アハハ!単なる妄想話を主食持参の「メリット」に挙げてるこんな破廉恥! 
    http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=998;id=
   (原文では課長や補佐の実名を書いておいたが、ここでは肩書きだけにして抜粋)
 起案書に書かれた「主食持参のメリット」なる6項目の内の5項目が全くデタラメ、とり
わけ4つの項目は根拠皆無で御両名の脳内だけの「妄想」としか言いようのないものだった! 
◆2:乳児の離乳食・アレルギー食対策作りに時間を割くことができる。
ハア?
 Qその根拠は?計ったことあるの?
   課長補佐:計ったことはないけれども、たぶんそれくらい削減できる。
 Qそれって妄想じゃん! 実際には3歳未満時と以上児の区分けやあれこれの世話で手間
   が増える可能性がずっと多いよ。
   塚本補佐:・・・・・(沈黙)
 Q仮に時間削減出来たとして、その時間を「離乳食・アレルギー食対策作りに時間を割く」
  って、具体的にはどういう事するの?できるの?
   課長補佐:・・(沈黙)・・・想定してません。
 Qそれって「机上の空論」ていうか、塚本さんの脳内だけの妄想じゃん!
   課長補佐:・・・・・(沈黙)
   
◆3:朝食を食べてこない児童の家庭等に対し、食育の指導ができる。
ハア?
 Qハア?「主食持参になれば朝食を作って子どもに食べさせるようになる」って、どこで
  調べたの?門真の保護者にアンケートでも取ったの?そう断定する根拠は何?
    課長:聞き取りとかはしてないが、私が調べたHPの中にそういう意見があった。
 Qそれって何のHP?
    課長:「保育園の給食」とかいう言葉で調べて出てきたHPに載っていた。
        親子のコミニュケーションが増えたという話しも載っていた。ま、全体的
        には完全給食がいい、主食持参反対の意見がずっと多かったが。
 QどっかのHPの中にあったよその市での賛成意見がちょこっと載っていただけの事を元
  にこんな事を「主食持参のメリット」として断言するなんて、まともな事かい?
    課長:・・・・・(沈黙)

 Qご飯ならジャーで保温している前日のご飯でもいいし、パンなら買い置きのものを持た
  せてもいい。「主食持参になったら今までしなかった朝食づくり・親子での食事をするよ
  うに変わる」という根拠はどこにあるの? そんな調査結果がどっかにあるの?
    課長:・・・・・(沈黙)
 Qじゃあ、それって課長さんの脳内だけの妄想じゃん!
    課長:・・・・・(沈黙)
 Qそもそも門真の公立保育園で「朝食を食べて来ない幼児」って何人いるか把握してるの?
  調べたことあるの? 
    課長:・・・(沈黙)・・把握してない。調べた事もない。

◆3:毎日、決まった時間に食事をする習慣が容易になる。
ハア?
 Qそれってどういう意味?
   課長・課長補佐:・・・・・(長い沈黙。全く言葉が出ない)・・・ようやく・・
       主食持参する事になれば、それまで朝食を作らなかった保護者も朝食を作っ
       て子どもと一緒に食べるようになるから。朝にご飯を炊くようになる。
 Qハア?そう断定する根拠は何?
   課長・課長補佐:・・・・・(長い沈黙。全く言葉が出ないまま)

◆4:心身の発育が旺盛なこの時期の、生体リズムの形成に良い影響をもたらす
ハア?
 Qそれってどういう意味?
    課長・課長補佐:・・・・・(長い沈黙。全く言葉が出ない)・・ようやく・・
    課長補佐:そのようにどこかのHPに書いてあった。
 Q主食持参になるとどうして「生体リズムの形成に良い影響をもたらす」の?
    課長・課長補佐:・・・・・(長い沈黙。全く言葉が出ない)・・
 Q塚本補佐さん、意味も分からずにどこかのHPの中の文章を丸写ししただけやから、
  「その根拠」どころか、日本語としてどういう意味なんかもいえないんやろ?
    課長・課長補佐:・・・・・(長い沈黙。全く言葉が出ない)・・

★★ここで戸田がさらに両名に言葉のメガトンパンチを浴びせる
Q主食持参の「メリット」の方を2ページに渡って書いているけど、
 ◆2〜5の4つとも「主食持参する事になれば、それまで朝食を作らなかった保護者も朝食
を作って子どもに食べさせるようになる」という同じ妄想やろ。「メリット」の分量を多く
見せたかったから食材の数字まで書いてスペースを広げたんやろ?
   課長・課長補佐:・・・・・(沈黙)・・

Q「主食持参のメリット」として盛んに「朝食を食べてこない子の救済」妄想を盛んに謳っ
 てるけど、朝食をちゃんと取ってる子どもには何のメリットもないやん?
    課長・課長補佐:・・・・・(沈黙)・・

Q「朝食を食べてこない子の救済」のために一生懸命なポーズしてるのに、そんな子がどれ
 だけいるか全然調べてない・把握しようとしてこなかったのは何で?「朝食を食べてこな
 い子」って全体の何割いるの?
    課長・課長補佐:・・・・・(沈黙)・・

Q千歩譲って主食持参にそんなにメリットがあるんなら、主食持参の市では「離乳食・アレ
 ルギー食対策作りに時間を割いて」、「食育の指導ができて」、「親子のコミニュケーショ
 ンが増えて」、「決まった時間に食事をする習慣がついていて」、「生体リズムの形成に良
 い影響が与えられている」はずやな?
  主食持参持参の守口や寝屋川で門真よりそういう事が良くなってるという証拠がどこに
 ある? そんなこと誰か調べてる?
    課長・課長補佐:・・・・・(長い沈黙。全く言葉が出ないまま)

Qだったら「主食持参にしたらこんなメリットがある・良くなる」なんて大ウソの妄想じゃ
 ん! ○○さん、そんな大ウソの妄想を起案書に断言して書いていいの?
    課長・課長補佐:・・・・・(長い沈黙。全く言葉が出ないまま)

 直接的には課長補佐が書いた(事になっている)妄想の数々が、主食持参の「メリット」
と承認されて市長決裁となった12/15起案。
 園部市長も助役らも、こんな妄想話を容認した愚かしさを恥じるべきである。
 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)@i222-150-202-94.s04.a027.ap.plala.or.jp>

「妄想としか言えない虚偽メリット並べ立て」についてもうひとつ
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 戸田 E-MAILWEB  - 07/3/14(水) 4:28 -
  
★戸田が2/6に園部市長への意見申し入れ!市長はどう対応するか? 
  戸田  - 07/2/6(火) 12:20 - 
 http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=1039;id=
    ↓↓↓↓  (抜粋引用)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「保育園での主食持参」施策の撤回について、園部市長への意見申し入れ
   門真市長 園部一成 殿
            2007年2月6日
            市議会議員 戸田ひさよし  FAX:06−6907−7730

3:起案書に書かれた「主食持参のメリット」なる6項目の内の「費用削減」と「公立園と
 民間園との格差がなくなる」も不当なものだが、残り4項目は全くデタラメで根拠皆無の
 「妄想」としか言いようのないものである事が、保育課長・同補佐に対する当職の質問追
 求で明らかになった。
  すなわち、「乳児の離乳食・アレルギー食対策作りに時間を割くことができる」・「朝食
 を食べてこない児童の家庭等に対し食育の指導ができる。」・「毎日決まった時間に食事を
 する習慣が容易になる」・「心身の発育が旺盛なこの時期の生体リズムの形成に良い影響を
 もたらす」の4項目は、何の調査も根拠もなく、せいぜいどこかのHPの書かれていた極
 く一部の匿名記述の誇大評価でしかなかった事が判明した。

  つまり、門真市での実態調査は何もなく、「朝食を食べてこない子の救済のために一生懸
 命」なポーズをしながら、実はそんな子がどれだけいるか全然調べていないし、「主食持参
 になれば朝食を作って子どもに食べさせるようになる」という根拠皆無の妄想に基づいて、
 朝食を取っている大半の子供の家庭も含めた全ての3歳以上児の家庭に不毛でリスクの大
 きい負担をかけようとするものである。

  起案書記述「メリット」の荒唐無稽性は、「では、主食持参の他市や民間の保育園では
 『離乳食・アレルギー食対策作りに時間を割いて』、『食育の指導ができて』、『親子のコ
 ミニュケーションが増えて』、『決まった時間に食事をする習慣がついていて』、『生体リ
 ズムの形成に良い影響が与えられている』かどうか?そんな事実があるかどうか?」をち
 ょっと考えてみればすぐに判る事である。
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)@i222-150-202-94.s04.a027.ap.plala.or.jp>

「虚偽メリット並べ立て起案書」に見える金科玉条的な経費削減圧力と行政の抱える病理
←back ↑menu ↑top forward→
 戸田 E-MAILWEB  - 07/3/14(水) 4:40 -
  
 これも「2/6園部市長への意見申し入れ」の中に詳しく述べられているので、その部分を
改めて紹介する。
  http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=1039;id=
「保育園での主食持参」施策の撤回について、
            2007年2月6日      市議会議員 戸田ひさよし

4:さらに重大な問題は、子供育成上のチグハグや市民信頼の破壊と現場の不毛な混乱、「費
 用対効果」面での逆効果をもたらし、こんな荒唐無稽な妄想までもが書き連ねられた起案
 書が公文書として作成された事、そしてそれに対して部長・理事・助役・市長の誰ひとり
 として疑問を呈したり問題点を指摘したりする事無く決済印を押してしまい、この愚策が
 「市の新たな方針」・「市長の決定」として一人歩きしていまった事である。  
  個人的には誠実で子供たちのためを思って職務に精勤している課長補佐や課長が、なぜ
 こんな荒唐無稽な妄想までも起案書に書き連ねてしまうのか?
  それは、そこまでしないと「行革に不熱心」とのレッテルを貼られて無能者扱いされて
 しまう圧力が役所内部にあるためとしか思えない。
  ここに、現在の(現在もまだ)門真市行政が抱える「病理」がある。

5:その「病理」のひとつめは、上からの金科玉条的命令(本件の場合は「行政経費削減の
 案を出せ!」という指示)に応えるために、各部署は行政の一貫性や全体性に反しようが
 公的責任に反しようが、荒唐無稽であろうが「員数合わせ」的に「案」をひねりだし、そ
 の上司達はひねり出された「案」やその「理由づけ」が正当なものであるか、ちゃんとし
 た根拠のあるものであるかどうか、市民をちゃんと説得できるものであるかどうか、等々
 をしっかり考えないで決済印を押してしまう事である。

6:「病理」のふたつめは、「お役所のセクション主義、縦割り行政意識」が全く払拭されて
 いない事である。
  だから保育課・子ども育成室・健康福祉部は「子ども育成」の中身を自分たちの所管で
 ある小学校入学前の乳幼児の事としか捉え得ず、保育園と小学校中学校とのつながりも考
 えられない・考えない、「各部署で経費を削れ」と命令されればそういったつながりの事も、
 少年期にまで渡る教育・食育の事も、何も考えずに自分の職域での「成績評価」(保身!)
 のためにだけ保育園後半期の幼児に冷や飯食わせることにすればいい、との考えに陥って
 しまう。

7:「病理」のみっつめは、「門真の地域性に根ざしたより良き施策をやろうとする意識」の
 欠如もしくは偏在である。
  本件で言えば、「3歳以上児には給食費の主食費を補助しない」という不当で貧弱な国基
 準に無批判によりかかるばかりで、なぜ門真市が(おそらくは)40年も前から3歳以上児
 のために独自補助を続けて来たのか、その意味や意義を考えようとしない。
  そしてその「今日的意義」、すなわち市長が打ち出した「市民との共同」・「子育て世代
 の定住促進」・「教育環境の向上」(府内2番目に小中学校全部にエアコン設置支出をする
 ほどの熱意!)・「門真の地域特性に根ざした独自性のある市政」という方向性とのバラン
 スも無視した事を(市長自身も)決済している。

8:「病理」のよっつめは、「市民とともに考え、進む」姿勢が皆無であること。
  本件では40年間も継続し市民に喜ばれ、空気のような存在になっていた制度の根幹を
 改悪するというのに、当事者市民に対して何ら提起や意見聴取をせず秘密裏に起案・決済
 を行ない、その後は「市の決定だからご理解下さい」という慇懃無礼な強要をするばかり。 

  「保護者に対して事前に何ら提起や意見聴取をしなかった理由は何か?」との当職の質
 問に対する文書回答は「関係部署との調整に時間を要したため」という支離滅裂・意味不
 明なものでしかなかった。
  4月に市議選を控えて市民の声を強く受ける議員に対してすら、その秘密決定主義と決
 定後の押しつけは変わらない。
  「行政施策の決定・実行というのは、こういうものだ」というとんでもない民主主義否
 定・住民自治否定の「お上意識」が依然として根深いのである。

9:「病理」のいつつめは、行政の意志決定過程が全く不透明でズサンな事である。
  当職が今回追求してみて驚いたのは、こんな長年続いて定着している制度の(改悪)変
 更という重大問題に着手するに際して、いつ・どういう会合が持たれたか・誰と誰が参加
 した会議か・どういう意見が出されたか・どういう検討がされたか、等々が全く記録が無
 く、メモ書きすらなく、全て闇の中に消えているということだ。

  たとえば、「全庁的に求められている『事務経費の削減の案出』のひとつとして保育課で
 は保育園の主食持参が考案された」としても、主食持参にした場合の反発や混乱、事故リ
 スクをどう検討したのか、「料金徴収方式」採用はなぜ選択しなかったのか等々、後日検証
 する際に不可欠な事が全く残されていない。
  課長や課長補佐の業務日誌の中にすら、課内での協議・会議の日時メモすらなされてい
 ないという不健全さ!

  全ての会議の議事録までは無理としても、「保育園給食について協議○○日○時〜 参
 加:○○・・」程度のメモはするのが業務として当然ではないだろうか?
  しかし門真市役所では複数部間の正式会議以外の会議は日程・参加者・議題・会議内容
 等について、全然記録をしない、メモすら残さないのが「普通のこと」であるらしい。
  「責任の所在の明確化」や「後日の検証」を嫌がるお役人にとっては誠に気が楽なやり
 方だが、いつまでもこんな事で良いはずがない。  

10:こういった行政の「病理」を無くして「より良き市政」・「市民参画の市政」を進めてい
 くためには、問題が発生した時に事実を深く分析し、「誤りを認める勇気」を持って、より
 良い方向に「しなやかに修正する」習慣をつける事である。
  そしてそれは園部市長が率先垂範して行なう他はない。市長が決済印を押した事を部下
 が批判したり訂正したりする事はできないのだから。
  幸いにも園部市長は、「自分の判断が誤りだと思ったり、もっといい判断があると思えば
 、自分のメンツに拘らず人の意見を受け容れて柔軟に方針変更する人だ」と聞いている。
  ぜひそうであって欲しい。
  
11:荒唐無稽な「メリット」論までひねり出してしまった管理職も、自分らの上で勝手に決
 められた事によって現場での不安と混乱に満ちた市民応対を強いられる職員・保育士さん
 達も大きな苦境に至っている。
  与党議員と言えども、少なくとも当職が聞く限りでは本件に「賛同」を表明している議
 員 は誰もいないようである。4月市議選を控えて、こんなおかしな事で風当たりを受ける
 のは迷惑千万という気持ちも起こって当然であろう。
  そして何よりも、当事者市民たる保護者が被っているストレスや憤りは甚大であり、そ
 の影響は子供たちにも及んでいるはずである。
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)@i222-150-202-94.s04.a027.ap.plala.or.jp>

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