ちょいマジ掲示板

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本日3/5から3月議会開始。議案・予算案/施政方針などについて・・ 戸田 07/3/5(月) 5:57

「虚偽メリット並べ立て起案書」に見える金科玉条的な経費削減圧力と行政の抱える病理 戸田 07/3/14(水) 4:40

「虚偽メリット並べ立て起案書」に見える金科玉条的な経費削減圧力と行政の抱える病理
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 戸田 E-MAILWEB  - 07/3/14(水) 4:40 -
  
 これも「2/6園部市長への意見申し入れ」の中に詳しく述べられているので、その部分を
改めて紹介する。
  http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=1039;id=
「保育園での主食持参」施策の撤回について、
            2007年2月6日      市議会議員 戸田ひさよし

4:さらに重大な問題は、子供育成上のチグハグや市民信頼の破壊と現場の不毛な混乱、「費
 用対効果」面での逆効果をもたらし、こんな荒唐無稽な妄想までもが書き連ねられた起案
 書が公文書として作成された事、そしてそれに対して部長・理事・助役・市長の誰ひとり
 として疑問を呈したり問題点を指摘したりする事無く決済印を押してしまい、この愚策が
 「市の新たな方針」・「市長の決定」として一人歩きしていまった事である。  
  個人的には誠実で子供たちのためを思って職務に精勤している課長補佐や課長が、なぜ
 こんな荒唐無稽な妄想までも起案書に書き連ねてしまうのか?
  それは、そこまでしないと「行革に不熱心」とのレッテルを貼られて無能者扱いされて
 しまう圧力が役所内部にあるためとしか思えない。
  ここに、現在の(現在もまだ)門真市行政が抱える「病理」がある。

5:その「病理」のひとつめは、上からの金科玉条的命令(本件の場合は「行政経費削減の
 案を出せ!」という指示)に応えるために、各部署は行政の一貫性や全体性に反しようが
 公的責任に反しようが、荒唐無稽であろうが「員数合わせ」的に「案」をひねりだし、そ
 の上司達はひねり出された「案」やその「理由づけ」が正当なものであるか、ちゃんとし
 た根拠のあるものであるかどうか、市民をちゃんと説得できるものであるかどうか、等々
 をしっかり考えないで決済印を押してしまう事である。

6:「病理」のふたつめは、「お役所のセクション主義、縦割り行政意識」が全く払拭されて
 いない事である。
  だから保育課・子ども育成室・健康福祉部は「子ども育成」の中身を自分たちの所管で
 ある小学校入学前の乳幼児の事としか捉え得ず、保育園と小学校中学校とのつながりも考
 えられない・考えない、「各部署で経費を削れ」と命令されればそういったつながりの事も、
 少年期にまで渡る教育・食育の事も、何も考えずに自分の職域での「成績評価」(保身!)
 のためにだけ保育園後半期の幼児に冷や飯食わせることにすればいい、との考えに陥って
 しまう。

7:「病理」のみっつめは、「門真の地域性に根ざしたより良き施策をやろうとする意識」の
 欠如もしくは偏在である。
  本件で言えば、「3歳以上児には給食費の主食費を補助しない」という不当で貧弱な国基
 準に無批判によりかかるばかりで、なぜ門真市が(おそらくは)40年も前から3歳以上児
 のために独自補助を続けて来たのか、その意味や意義を考えようとしない。
  そしてその「今日的意義」、すなわち市長が打ち出した「市民との共同」・「子育て世代
 の定住促進」・「教育環境の向上」(府内2番目に小中学校全部にエアコン設置支出をする
 ほどの熱意!)・「門真の地域特性に根ざした独自性のある市政」という方向性とのバラン
 スも無視した事を(市長自身も)決済している。

8:「病理」のよっつめは、「市民とともに考え、進む」姿勢が皆無であること。
  本件では40年間も継続し市民に喜ばれ、空気のような存在になっていた制度の根幹を
 改悪するというのに、当事者市民に対して何ら提起や意見聴取をせず秘密裏に起案・決済
 を行ない、その後は「市の決定だからご理解下さい」という慇懃無礼な強要をするばかり。 

  「保護者に対して事前に何ら提起や意見聴取をしなかった理由は何か?」との当職の質
 問に対する文書回答は「関係部署との調整に時間を要したため」という支離滅裂・意味不
 明なものでしかなかった。
  4月に市議選を控えて市民の声を強く受ける議員に対してすら、その秘密決定主義と決
 定後の押しつけは変わらない。
  「行政施策の決定・実行というのは、こういうものだ」というとんでもない民主主義否
 定・住民自治否定の「お上意識」が依然として根深いのである。

9:「病理」のいつつめは、行政の意志決定過程が全く不透明でズサンな事である。
  当職が今回追求してみて驚いたのは、こんな長年続いて定着している制度の(改悪)変
 更という重大問題に着手するに際して、いつ・どういう会合が持たれたか・誰と誰が参加
 した会議か・どういう意見が出されたか・どういう検討がされたか、等々が全く記録が無
 く、メモ書きすらなく、全て闇の中に消えているということだ。

  たとえば、「全庁的に求められている『事務経費の削減の案出』のひとつとして保育課で
 は保育園の主食持参が考案された」としても、主食持参にした場合の反発や混乱、事故リ
 スクをどう検討したのか、「料金徴収方式」採用はなぜ選択しなかったのか等々、後日検証
 する際に不可欠な事が全く残されていない。
  課長や課長補佐の業務日誌の中にすら、課内での協議・会議の日時メモすらなされてい
 ないという不健全さ!

  全ての会議の議事録までは無理としても、「保育園給食について協議○○日○時〜 参
 加:○○・・」程度のメモはするのが業務として当然ではないだろうか?
  しかし門真市役所では複数部間の正式会議以外の会議は日程・参加者・議題・会議内容
 等について、全然記録をしない、メモすら残さないのが「普通のこと」であるらしい。
  「責任の所在の明確化」や「後日の検証」を嫌がるお役人にとっては誠に気が楽なやり
 方だが、いつまでもこんな事で良いはずがない。  

10:こういった行政の「病理」を無くして「より良き市政」・「市民参画の市政」を進めてい
 くためには、問題が発生した時に事実を深く分析し、「誤りを認める勇気」を持って、より
 良い方向に「しなやかに修正する」習慣をつける事である。
  そしてそれは園部市長が率先垂範して行なう他はない。市長が決済印を押した事を部下
 が批判したり訂正したりする事はできないのだから。
  幸いにも園部市長は、「自分の判断が誤りだと思ったり、もっといい判断があると思えば
 、自分のメンツに拘らず人の意見を受け容れて柔軟に方針変更する人だ」と聞いている。
  ぜひそうであって欲しい。
  
11:荒唐無稽な「メリット」論までひねり出してしまった管理職も、自分らの上で勝手に決
 められた事によって現場での不安と混乱に満ちた市民応対を強いられる職員・保育士さん
 達も大きな苦境に至っている。
  与党議員と言えども、少なくとも当職が聞く限りでは本件に「賛同」を表明している議
 員 は誰もいないようである。4月市議選を控えて、こんなおかしな事で風当たりを受ける
 のは迷惑千万という気持ちも起こって当然であろう。
  そして何よりも、当事者市民たる保護者が被っているストレスや憤りは甚大であり、そ
 の影響は子供たちにも及んでいるはずである。
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)@i222-150-202-94.s04.a027.ap.plala.or.jp>

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