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☆自民党の池田治子議員の読書・図書館についての質問にも感銘を受けた。見識が見える
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 戸田 E-MAILWEB  - 16/2/5(金) 9:46 -
  
 池田治子議員の質問構成は以下の通りだが、
      ↓↓↓
    1 今後の人口減少問題に係る本市の取り組みについて
      (1)これまでの行財政改革の取り組み及び効果について
      (2)今後の人口減少問題に係る本市の取り組みについて

    2 「読書活動の推進」について
      (1)教育委員会での取り組みについて
      (2)子どもの読書習慣のための支援について
      (3)図書館と学校図書館との連携について
      (4)親子が集える図書館づくりについて

ここではまず後半の「読書活動の推進」の質問と答弁を全文紹介する。

 池田議員は、これで何と「昨年4月に初当選したばかりの新人議員」であり(!)、
議員になる前は「全部のトラック天然ガス車であり、全部の運転手が正社員で、女性を積極登用する、門真の優良企業」である「エコトラック社」を創業した女性社長だった、という人物だ。      (池田議員ブログhttp://harukoikeda.blogspot.jp/
 
 自民党や維新の「キャリアウーマン議員」に非常にありがちな新自由主義の極右派(高市早苗や稲田知美などが典型!)では全くなく、「穏健保守」と言うか、「リベラル保守」と言ってもよい考えの人だ。 (それでも「安倍自民党」の傘下議員であるのだが)

★以下の「読書や図書館についての質問文」だけ読めば、質問したのは共産党や社民党の
 の議員だと言われても誰も疑問に持たないだろうと思う。
  人間教育や読書や図書館についてたいへんまっとうで深い見識を持った人である事が
 この質問から伺える。
    ↓↓↓
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 3番 自由民主党 池田治子でございます。
 通告に従いまして、順次、質問いたします。
   (中略)
 次に、【読書活動の推進について】質問いたします。

 「教育は社会の根幹である」と私は考えます。
 教育とはすなわち、学力や成績の向上のみを目指すものではなく、生きる力そのものをはぐくむことに他ならないからであります。

 今や人生100年時代といわれております。
 子どもたちの「生きる力」をはぐくむことは、長い生涯にわたって学び続ける基盤を形成するものであり、必要な情報を収集し、自らの責任で判断し活用できる能力を身につけ、厳しい社会情勢の中にあっても、一人の人間として力強く生き抜いていくための力が身につけられるよう、様々な取り組みを進めることが肝要です。

 その意味で、子どもたちが読書を通じて、豊かな感性をはぐくみ、幅広い知識や考え方を身につけることは、新たな学びにつながることとなり、たいへん重要なものといえます。

 そこで、昨年度から策定に着手されている「第2次門真市子ども読書活動推進計画」には、わたくしは大きな期待を寄せているところであります。

 門真市教育委員会は現在、小・中学校の教育を掌る学校教育部に加え、幼稚園・保育園を担当するこども未来部、それらを包括し支援する生涯学習部の3部が連携して、子どものまなびを支え、また子育ても支援する体制となっています。

 「読書活動の推進」については、3部の共通項として、学力向上、学習支援、子育て支援に生かせるように、各部署の積極的な思いを寄せた計画を作り上げるべきであると考えますが、これまでの経過とともに、教育委員会3部全体で推進していくものとなっているのかどうかお聞かせください。

 平成16年(2004年)の文部科学省の文化審議会答申「これからの時代に求められる国語力について」の中で、「これからの時代に求められる国語力の構造」として、
 (1) 考える力,感じる力,想像する力,表す力から成る,言語を中心とした情報を処
   理・操作する領域
 (2)考える力や,表す力などを支え,その基盤となる「国語の知識」や「教養・価値
   観・感性等」の領域

の、二つを模式的に示し、読書はこのいずれの領域においても全ての部分に関連していることから、国語力を高める上で,極めて重要であると、明記されています。

 さらに、3歳までの乳幼児期をコミュニケーション重視期、その後、小学校高学年までの時期を基礎作り期、そして中学生以上を発展期とした3つの脳の発達段階に応じた国語教育の具体的な展開を示し、「読み聞かせ」や「読み」の学習の大切さが提起されております。

 喜びや楽しさは読書を継続するうえで不可欠なものであるがゆえに、子どもにとって、自分が好きで興味のある本との出会いは大切な要素です。
 ところが、子どもは、本や図書館についての認識も低く、どのように知識や情報を手に入れ、読書を楽しむかという方法を知ることが困難です。
 そのため、適書を得るため、積極的に働きかけることが必要となっております。

 一方で、読書による子どもへの働きかけは、子どものみならず、家庭、学校、地域という子どもが成長する環境に関わるうえ、親、保育者、教師や市民ボランティアなど大人にとっても有益な知識・情報源であるといえます。 

 特に、乳幼児サービスは、赤ちゃんと本との最初の出会いであるブックスタートをはじめ、読み聞かせは、子どもの言葉と心を育て、成長を促すとともに、親子のきずなを深めることに寄与しています。

 また、図書館を通じて、子育て世代の交流のきっかけや機会づくりにもつながり、保護者の勉強にもなるなど子育てや、子育て世代の支援策の一つとなっています。
そこで、現在4カ月児健診にされているブックスタートをより有効なものにしていくためにどのような取組をお考えなのか、お答え願います。

 聞くところによりますと、今年4月に本市の図書館が「子ども読書活動優秀実践図書館」として文部科学省から、大臣表彰を受けたと聞き及んでおります。門真市民の一人として、大変うれしく感じておるところであります。

 子どもが公共施設である図書館を利用するには、まず、そのルールに基づいて権利や義務を覚え、公共性を身につけることが必要となりますが、わたくしはこれは非常に大切なことであると考えております。

 そのうえで、利用方法について教わり、調べものや自発的な疑問について、図書館員の手助けを得ながらも自ら解決していくことが可能となります。

 本来、読書は強制するものではなく、自主的・自発的活動である生涯学習の基本となるものであり、読書そのものも、児童の自発性によるものでなければなりません。
 それゆえ、読書活動の支援策は、読書に対するきっかけづくりや、興味を持てるような工夫、雰囲気や環境づくりというものが主になると考えます。

 その意味で、図書館の果たす役割は大きいと考えますが、学校・園はもちろんのこと、家庭・地域などと連携が不可欠で、特に、家庭への働きかけは重要ですが、さまざまな事情を抱えた家庭も少なくなく、それを補完する体制づくりが必要です。

 その意味で、学校や園との連携、地域での支援体制を構築するためのノウハウの提供など、ますます図書館に対する期待は増大するばかりです。

 そのために、図書館からの提案も必要であるし、学校図書館と市立図書館との連携のみならず、学校や園も対応してもらいたいと考えますが、教育委員会の考え方をお聞かせください。

 子どもたちの自立に向けた人的援助は、探し方や調べ方の方法・手順を知るだけではなく、解決に至った自信や喜びを経験することで、観察眼を養うこと、いっそうの学習意欲や課題解決力の向上につながるものであり、

 そのことを助長させるためには、子どもと本の出会いの演出となる市立図書館や学校図書館における役割は、本の配置やレイアウト、関心を呼ぶような展示や掲示、行事開催というような目に見える工夫とともに、図書館内におけるレファレンスとよばれる利用への手引きや相談であると考えます。

 そのために、市立図書館と学校図書館の司書などが研修会や研究会を通じて、情報交換やスキルアップを図ることが重要と思われますが、そのことについても考え方をお聞かせください。

 今後、近い将来、生涯学習複合施設に新しい図書館が建設される予定ですが、児童書の充実という意味では、図書館の中に児童図書館を設置するくらいの計画を立てねばならないと私は考えております。

 電子書籍が普及しつつある状況下にあっても、手に取る本の温もり、本を通じての親子のふれあいは重要なものと感じます。子どもや親子が集える図書館づくりを提案しますが、市としてのお考えをお聞かせください。

 以上で、私の質問を終わらせていただきます。ご清聴ありがとうございました。
                         自由民主党 池田治子
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

【答弁:柴田昌彦 教育委員会・生涯学習部長】

 池田議員ご質問の「読書活動の推進」について、ご答弁申し上げます。

 まず、教育委員会での取組についてであります。
 子ども読書活動推進計画策定のこれまでの経過ととともに、教育委員会3部全体で推進していくものとなっているのかどうかについてでありますが、

「第2次子ども読書活動推進計画」策定にあたっては、審議会委員として学識経験者をはじめPTA協議会、小・中学校長会、図書館協議会の各代表者参画のもと、計画を教育委員会全体で進めていくことを基本として、

審議会には3部から学校教育・生涯学習・こども政策の3課長が、その下部組織の作業部会には、保育幼稚園課を加えた4課が参画し、協議を重ね進めてまいりました。

 次に、子どもの読書習慣のための支援についてでありますが、子どもの読書活動推進には、家庭や地域など本当に身近な環境での働きかけが必要でありますが、

それを支えるには教育委員会をはじめ学校等の教育機関が、読書環境に恵まれない子どもたちを含めすべての子どもたちが読書に親しめるような仕掛けやしくみを工夫することが肝要であると考えております。

 スマートフォンなど電子媒体が発達している中ではありますが、やはり温かみのある紙媒体による読書や読み聞かせによって子どもたちの学びの領域を広げていくことは大切であり、
このたび策定いたしております「広げよう読書の輪 育てようことばの力」を基本理念のキャッチフレーズとする子ども読書活動推進計画も、実践を基本に教育機関全体で取り組んでいく所存でございます。

 次にブックスタートをより有効なものにしていくためにどのような取組を考えているかについてでありますが、ブックスタート事業を通じて多くの保護者は、子どもたちが初めて本に接したときの反応や表情を見て、本が及ぼす影響や効果を体験されていることと存じます。

 そのうえで、保護者自身が本に興味を持ち、そのすばらしさを活用するためには、事業後のフォローが大切であると認識いたしており、ボランティアと連携して、図書館のみならず地域の身近な施設などを活用しての読み聞かせを行うなど、保護者の皆さんに継続して家庭において少しでも、読み聞かせの時間を持ってもらえるようなノウハウを伝える場を増やしてまいります。

 次に学校図書館と市立図書館との連携のみならず、学校や園の対応に関しての教育委員会の考え方についてでありますが、
家庭での読書活動が困難なケースについては、学校や幼稚園・保育所・認定こども園等あるいは地域で補完や支援できることが必要だと認識いたしております。

 具体の取組として、各学校へは、図書館司書と学校図書館司書が連携して情報提供や本の貸出支援を行い、幼稚園・保育所・認定こども園等へは図書館からおはなし会や推奨本などの情報提供を行ってまいりたいと考えております。

 次に市立図書館と学校図書館の司書などが研修会や研究会を通じて、情報交換やスキルアップを図ることについてでありますが、
図書館といたしましては、研修会や研究会が情報交換やスキルアップの場となるものと認識しており、今後も、各学校等と情報共有に努めてまいりたく存じます。

 最後に、子どもや親子が集える図書館づくりのご提案についてでありますが、

 現在、図書館本館のほか市民プラザ分館においても、親子を対象にした読み聞かせや絵本講座を実施いたしておりますが、これ以外にもスペースの広さに関わらず、他の施設の活用とともに周知方法や実施回数については課題として捉えております。

 将来的には、建設予定の新生涯学習複合施設内の図書館においても、子どもの学び支援、子育て支援両面から複合施設の利点を生かした館全体を視野に入れての活用方法、親子で楽しめる蔵書の充実や、集いを創出できる楽しい企画を検討し実現に向けて努めてまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますよう、よろしくお願いいたします。
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引用なし
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☆自民党の池田治子議員の読書・図書館についての質問にも感銘を受けた。見識が見える 戸田 16/2/5(金) 9:46
◎池田質問前半の「門真市の人口減少問題と対策」も良い質問だったので紹介する 戸田 16/2/5(金) 10:01
◆共産党4議員質問:マイナンバー質問せずは意外。「防犯灯は市費で設置運営」同感 戸田 16/2/5(金) 10:50
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