ちょいマジ掲示板

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12月議会の第2スレッドを開始:まずは12/18本会議一般質問・答弁5項目の紹介から 戸田 15/12/22(火) 7:02
12/18一般質問1:収益事業の必要性と実行体制など:◆具体的な方策などを提起! 戸田 15/12/22(火) 7:24
12/18一般質問2:生活保護不正の実情と報道印象や警察の対応実態:◆重要な事あり! 戸田 15/12/22(火) 15:56
▲不正受給の割合の答弁に欠落あり。「3%前後」は件数割合で、金額割合では0.6%前後 戸田 16/2/4(木) 23:03
12/18一般質問3:国主導事業への賢い選択眼を:■コンビニ証明書1枚2287円の浪費! 戸田 15/12/22(火) 16:07
12/8一般質問4:違法建築物解消の進展:福岩もJWも解決だがJWに疑念!川端は? 戸田 15/12/22(火) 16:16
12/18一般質問5:★住民検討に値する市営新橋住宅転居案を生み出す検討委設置確定! 戸田 15/12/22(火) 16:31
☆指摘:「順調に行っても建替えまで7年前後かかり住民合意が絶対」など明示! 戸田 15/12/23(水) 7:41
★自民党の中道議員が「超党派で平和憲法の幣原兄弟の継承を」として素晴らしい質問! 戸田 16/2/5(金) 0:54
◎中道質問前半の「アルコール依存症問題」、「商店街空き店舗対策」も良い質問だった 戸田 16/2/5(金) 8:52
☆自民党の池田治子議員の読書・図書館についての質問にも感銘を受けた。見識が見える 戸田 16/2/5(金) 9:46
◎池田質問前半の「門真市の人口減少問題と対策」も良い質問だったので紹介する 戸田 16/2/5(金) 10:01
◆共産党4議員質問:マイナンバー質問せずは意外。「防犯灯は市費で設置運営」同感 戸田 16/2/5(金) 10:50
◎公明党3議員も民主党系森議員も自民土山議員も緑風3議員も、それぞれ意義ある質問 戸田 16/2/5(金) 13:07
▲あれれ?吉水質問の傍聴右翼は門真の足立だけ、マスコミも来ずでちょっと意外! 戸田 16/2/5(金) 13:20
12/8初日本会議の討論再現:まずは共産党福田議員の決算反対討論概要。話がつまらん 戸田 16/2/5(金) 14:21
★戸田の決算反対討論:話の深さが違うね!共産党の「為にする反対論」もバッサリ! 戸田 16/2/5(金) 21:22
☆川本副市長再任への戸田の賛成討論。深いよ!共産党またも「何も言わず反対」の卑怯 戸田 16/2/6(土) 21:03
12/18本会議での戸田の討論:少人数学級を求める意見書への賛成討論:◆意義と内幕を 戸田 16/2/7(日) 8:18
◇夜間中学支援意見書への賛成討論、■マイナンバー制実施財政支援意見書への反対討論 戸田 16/2/7(日) 19:59
◆2025年問題対策決議に賛成討論:それって介護のくすのき連合から脱退狙いでOK! 戸田 16/2/7(日) 20:41
あっ忘れてた!12/17本会議での戸田の議案賛否の討論。■マイナンバーの深い批判も! 戸田 16/2/8(月) 0:50

12月議会の第2スレッドを開始:まずは12/18本会議一般質問・答弁5項目の紹介から
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 戸田 E-MAILWEB  - 15/12/22(火) 7:02 -
  
 12月議会の第1スレッド
  冒頭投稿
  http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=9401;id=#9401
  最終投稿
  http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=9425;id=#9425
がかなり大きくなったが、さらに多くの投稿を必要とするので、第2スレッドを立てる事にした。

 まずは、戸田の12/18本会議一般質問・答弁5項目の紹介からしていくが、ほかにもいろいろ書いていくので、注目していてほしい。
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB7.5; YTB730...@i220-221-37-54.s04.a027.ap.plala.or.jp>

12/18一般質問1:収益事業の必要性と実行体制など:◆具体的な方策などを提起!
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 戸田 E-MAILWEB  - 15/12/22(火) 7:24 -
  
【戸田】
 13番、無所属・「革命21」の戸田です。答弁は全て西暦併記で願います。

<項目1;収益事業の必要性と実行体制などについて>

Q1:現在、財政難や人口減少が続くと考えねばならない状況にある以上、単なる「課税
  強化」や「諸料金値上げ」ではなく、市としては「新たな事業収入の道を開拓して収
  入を増やすこと」も具体的に考えていくべきと思うが、どうか?

Q2:今、市が営んでいる「収益事業」は、どのようなものがあり、それぞれ年間どれく
  らいの「収益」を上げているか?
   それを所管している部署は、それぞれどこか?

Q3:「市が開拓すべき収益事業事」の「必要条件」を挙げるとすれば、どのようなもの
  か?

Q4:「絶対儲かると吹き込まれて損をした他の行政の数々の失敗例」や「ネーミングラ
  イツのような市の品位を下げる金儲け」の事例をよく研究して、同じ失敗をしないよ
  うにしなければいけないし、
   職員の労力や市の公金をあまりつぎ込むわけにはいかない。 

   そういった制約の中で絶対確実な収益を得るために、市が提供できるものは、
    ◆何らかの形での「市の信用力・ブランド力」と、
    ◆市が所有する土地や建物
  の2種類になるように思うが、どうか?

Q5:安全確実な収益事業の開発や運営について、専門的に所管する部署を設定して調査
  研究検討していく体制を取る必要があると思うがどうか?

   またそれは現在の市の機構では、どこを指定するのが適切か?
  総合政策部の企画課や財政課か?
  公民協働課とか、公共施設等総合管理計画策定担当か?
  
Q6:ただし、市職員だけで考えてもうまく行くはずがないので、市民や企業・団体の知
  恵や力と共同する「コラボ体制」として、(仮称)「収益事業開発運営検討会議」の
  ようなものを推薦や公募で設置する事を、早急に検討し、
  来年度前半には少なくともその「準備会」を開始してくべきと思うが、どうか?
  
Q7:現在市は、NPO活動に補助金を出すために、事業計画を公募し、プレゼンテーション
  審査会をやっているが、
   それと似た形で、市が「収益事業計画」を公募して、審査し、合格案には何らかの
  報償を出し、採用案を公民協働体制でさらに専門的に煮詰めて、庁内と議会の同意を
  得て実行に移していくようにしていくのが良いと思うが、どうか?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【市原昌亮 総合政策部部長答弁 】

 まず、
  現在、財政難や人口減少が続くと考えねばならない状況にある以上、単なる「課税強
  化」や「諸料金値上げ」ではなく、市としては「新たな事業収入の道を開拓して収入
  を増やすこと」も具体的に考えていくべきと思うが、どうか
についてであります。

 本市の財政状況につきましては、危機的な状況は脱したものの、人口減少問題等により、基幹的な収入である市税の減少が見込まれております。
 平成26年度決算におきましても、経常収支比率が、98.9%と硬直化した状況であり、新たな施策への投資をする余力はない状況にあります。
 このようなことから、新たな事業収入の道を開拓して収入を増やすことは、必要性が高いものと考えております。

 次に、
  今、市が営んでいる「収益事業」は、どのようなものがあり、それぞれ年間どれくら
  いの(純)「収益」を上げているか、それを所管している部署は、それぞれどこかに
  ついて
であります。

 収益事業の主なものといたしましては、本市が所有する土地において、当面、事業化が予定されていない未利用地の有効活用を図る目的で、現在、
  3か所をコインパーキングとして貸し付け、年間約1,708万円、
  事業用定期借地として、6か所を貸し付け、年間約2,870万円
となっており、
 所管部署は、総務部総務管財課及び市民生活部産業振興課でございます。

 また、市有施設に目的外使用許可によって設置されている自動販売機が34台あり、
その収入として、年間約567万円となっており、所管部署は9部署でございます。

 その他に、市民の皆様のご理解ご協力により出された資源物の売却収入があり、所管部署は、市民生活部クリーンセンター施設課でございます。

 次に、
  「市が開拓すべき収益事業」の「必要条件」を挙げるとすれば、どのようなものか
についてであります。

 市が行う事業といたしましては、市が保有する様々な財産を活用することが重要であると考えており、また、公共性・公益性が求められるとともに、住民福祉の向上に資するものでなければならないと考えております。

 次に、
  「絶対儲かると吹き込まれて損をした他の行政の数々の失敗例」や「市の品位を下げ
   る金儲け」の事例をよく研究し、同じ失敗を絶対にしないようにしなければいけな
   いし、職員の労力や市の公金をあまりつぎ込むわけにはいかない。
    そういった制約の中で絶対確実な収益を得るために、市が提供できるものは、
   何らかの形での「市の信用力・ブランド力」と、市が所有する土地や建物の2種類
   になるように思うが、どうか
についてであります。

 基本的には、議員お示しの2点が挙げられるものと考えております。

 次に、
  安全確実な収益事業の開発や運営について専門的に所管する部署を設定して調査研究
  検討していく体制を取る必要があると思うがどうか。
   またそれは現在の市の機構では、どこを指定するのが適切と思われるか。総合政策
  部の企画課や財政課か。公民協働課とか、公共施設等総合管理計画策定担当か
についてであります。

 財産の有効活用や新たな歳入確保の観点から、積極的に考えていく必要がありますもの
の、現状の職員数の状況から、専門的に所管する部署を設定することは課題もあるものと考えております。

 また、現在の市の機構におきましては、新たな歳入確保策を総合的に検討する際には、
企画及び財政部門を有する総合政策部が、総合的な調整の役割を担うものと考えますが、事業を実施するに際しましては、その目的及び財産を所管する部署等を踏まえながら、
所管部署を定め、実施してまいりたいと考えております。

次に、
  ただし、市職員だけで考えてもうまく行くはずがないので、市民や企業・団体の知恵
  や力と共同する「コラボ体制」として、(仮称)「収益事業開発運営検討会議」のよ
  うなものを推薦や公募で設置する事を、早急に検討し、来年度前半には少なくともそ
  の「準備会」を開始していくべきと思うが、どうか
についてであります。

 市の施策のあらゆる分野におきまして、公民協働を基軸に進めるべきものと認識しており、企業や団体等と共同で検討することは有意義な手法であると考えますが、
 今後、検討が必要であると考えております。

 次に、
  現在市は、NPO活動に補助金を出すために、事業計画を公募し、プレゼンテーショ
  ン審査会をやっているが、それと似た形で、市が「収益事業計画」を公募して、プレ
  ゼンテーション審査し、審査合格計画案には何らかの報償を出し、採用案を公民協働
  体制でさらに専門的に煮詰めて、庁内と議会の同意を得て実行に移していくようにし
  ていくのが良いと思うが、どうか
についてであります。

 議員ご提案の手法も考えられますが、まずは、市が歳入確保を行うことが出来る範囲や要件について、法的な規制など、十分な精査が必要であると考えておりますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB7.5; YTB730...@i220-221-37-54.s04.a027.ap.plala.or.jp>

12/18一般質問2:生活保護不正の実情と報道印象や警察の対応実態:◆重要な事あり!
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 戸田 E-MAILWEB  - 15/12/22(火) 15:56 -
  
(午前の投稿で【答弁者】に誤記があったので、訂正して再投稿した)
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Q&A式になっているが、これはそれぞれ本番でしゃべった原稿である。
 この質問答弁には非常に画期的で重要な要素があるのだが、それは後ほど解説する。
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<項目2:生活保護不正の実情と報道印象や警察の対応実態について>

Q1:日本の生活保護制度の最大の問題点は、「本来生活保護を受けられるはずの人の
  80%〜85%ほどの多数の人が制度の適用を受けられていない」、という事であるはず
  だが、どうか?

   数々の救済制度の中で、これほど圧倒的多数の人々が救済されていない制度は他に
  ないはずだが、どうか?

 【A1〜A6の答弁者は下地正和 保健福祉部部長】

A1:22年(2010年)4月に厚生労働省より、発出された資料の中に示された数値につき
 ましては、国民生活基礎調査の収入部分のみを参考に推計されたものであり、申請の意
 思がありながら生活保護の受給から漏れている世帯の割合を示しているものではありま
 せん。

  しかしながら、この数値以上に確かな推計がない中においては、議員ご指摘のとお
 り、概ね近いものと推認しております。

  なお、生活保護につきましては、申請に基づいた制度であり制度の適用に当たって
 は、世帯の収入だけでなく、保有する資産、親族からの扶養、稼働能力の有無などによ
 って判断されるものであります。

  また、議員ご指摘の支援制度につきましては、認識している範囲において、他には思
 い当りません。
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

Q2:そういった重大問題を放置されて関心を持たれない一方で、「不正受給」問題のみ
 に社会の関心が集まるアンバランスがあるが、「不正受給」の割合は、ここ3年間での
 「全国平均」「大阪府内平均」ではそれぞれ何%か?

  またその「不正」の内分けは、一部に意図的なものもあるが、大半は不注意や出来心
 なものが多いのではないか?

A2:「全国平均」、「大阪府内平均」の3年間の不正受給の割合についてであります
 が、全国平均につきましては、
       23年度(2011年度) 2.3%
       24年度(2012年度) 2.7%
       25年度(2013年度) 2.7%であります。

  また、大阪府内平均につきましては、大阪府に確認したところ、政令指定都市の件数
 が把握されておらず、算出することは出来ません。
 
  次に、不正受給の内訳についてでありますが、27年(2015年)3月に厚生労働省より
 発出された資料によりますと、稼働収入及び各種年金収入の無申告や過少申告が全体の
 78%を占めているとなっております。
  また、不正受給の大半が、金融機関等への照会及び課税調査により判明しているもの
 であります。
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

Q3:ここ3年間での、門真市においての不正受給の割合は、それぞれ何件で、何%か?
  金額的にはどうか?
 
 ▲「5年前からの不正受給総額500万円が、今年摘発された」、という例では、話を単純
  にするために、「500万円」を単純に「5年」で割って、
  「1年間の不正受給は100万円」、と見なして、ここの問うている「3年間」の各年に
  算入するのがよいと思うが、どうか?

A3:本市において、過去3年間の不正受給の件数と保護受給世帯に占める割合でありま
 すが、
  24年度(2012年度)は171件、3.8%
  25年度(2013年度)は135件、3.0%
  26年度(2014年度)は116件、2.6% であります。

 また、不正受給額につきましては、
  24年度(2012年度)69,463,589円
  25年度(2013年度)89,136,080円
  26年度(2014年度)55,842,211円 となっております。

 次に、不正受給額について、厚生労働省通知により、発見年度において年度内完結をす
 ることとされており、分割して各年度に算入するのは難しいと考えております。
  また、議員ご質問の不正受給額を各年に算入した場合の試算につきましては、再度、
 ケース毎に算定を行わなければならず、時間を要することから現時点でお答えすること
 は出来ません。
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

Q4:一部の不正受給者から、市職員に対してたびたび「殺すぞ!」というような脅迫暴
 言を吐くこともあるようだと聞いておりますが、保護課職員はそれに萎縮せず毅然と対
 応し、その都度記録しているだろうとはいえ、このような脅迫暴言を吐く者に対して
 は、自分がいかに酷い対応をしているか強く自覚させる必要がある。

  この件では、市が脅迫暴言に強い対応を取らなかった事が、本人を増長させた可能性
 を否定できないと思う。

  具体的には窓口であれ電話口であれ、脅迫暴言を2回吐いたら、本人に警告文書を送
 りつけ、「これ以上脅迫暴言を吐いたら法的措置を取る事を辞さない」旨を通知して、
 反省と自粛を促し、公的な記録ともする事を提起する。
  市は早急にこれを実行するようにすべきと思うが、どうか?

A4:保護課職員への脅迫暴言への対処についてでありますが、24年(2012年)3月に生活
 保護行政対策本部にて、「生活保護不当要求防止マニュアル」を作成し、保護課全職員
 に周知のうえ、職員ひとりで対応することなく、組織として対応を行うよう徹底してお
 ります。
  さらには、脅迫暴言等が明らかな場合は、直ちに警察へ通報することとしておりま
 す。
 
  それでもなお、脅迫暴言等を行ってくる者に対しては、生活保護法第27条の文書指導
 や法第62条の停廃止の処分も視野に入れ適切に対応してまいります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

Q5:不正受給が発覚すると必ずマスコミで大々的に報道され、その都度、市民の側は
 「市は何をモタモタしていたんだ!」という怒りの感情を市に対して持ってしまうが、
 実際には、市が調査をして不正と認識し、門真警察に対して証拠を添えて告訴や告訴の
 相談をしても、門真警察がなかなか捜査に踏み切らず、市としては警察の動き待ちにな
 って時間が経つうちに、マスコミにすっぱ抜き報道をされてしまう、という事例が多い
 ように思う。
 
 今年9月及び10月に報道された不正就労の事件について、
  1)市が不正受給として門真警察に通報相談に行った時期
  2)マスコミが報道した時期
  3)警察が捜査をした時期(強制捜査が明らかになった時期)
  4)「市の警察通報相談」と「警察の捜査開始」(強制捜査開始)との間隔
 それぞれについて、回答されたい。   

A5
 1):本件に関し初めて門真警察署に相談に行ったのは、平成26年(2014年)9月4日で
    す。
 2):本件が報道されたのは、27年(2015年)9月1日であり、
    また10月14日には、不正受給を行った元保護受給者が逮捕されたとの報道があり
    ました。

 3):門真警察署に確認したところ、捜査を開始した時期については、捜査上の機密に
    かかわることから答えられないとの回答でありました。

 4):捜査開始時期が特定できないことから、相談時期との間隔につきましてはお答え
   できませんが、逮捕ということで言えば、相談時期から1年1ヵ月かかっておりま
   す。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

Q6:「市が門真警察に提出した不正受給の証拠」について、「不備不足があったから、
  門真警察の動きが遅くなった」、と門真警察から言われた例があるか? 

  また、警察の捜査開始に長期の時間がかかる理由について、具体的に説明してもらっ
 た事があるか?

A6:告訴状の不備不足により門真警察署より動きが遅くなったと言われた例はございま
 せん。
  また、捜査には優先順位があると聞いておりますが、捜査開始までの期間について、
 特に説明していただいたことはございません。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

Q7:市で不正受給認定の証拠を揃えて、庁内会議で告訴する事を決めて門真警察に告訴
 相談に行ったのであれば、出来るだけ速やかに警察に捜査開始してもらうよう、門真警
 察に正式に要望をしていけるような仕組みを作る必要があるのではないか? 

 【A7・A8の答弁者は市原昌亮 総合政策部長】

A7:現在、不正受給にかかる告訴を行う場合は、門真警察署と速やかな告訴状の受理及
 び捜査着手に向け、連携しているところであり、引き続き情報共有を図りつつ連携を強
 めてまいります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
Q8:私は9月議会で、
  「市行政の中で、警察との全般的な議連絡を担当する部署を選定する事」
  「警察と市が定期的に協議する場を持つ事」
  「協議内容の議事録を作って公開する事」
 を求め、市もその実施に前向きな答弁をしたが、現在の進捗はどうなっているのか?

A8:市における各種業務は多種多様であり、業務を通じた警察との関わりを持つ部署も
 多岐にわたっておるところでございます。
  そのような中、警察との窓口を担当する最も適切な部署をどこにするか検討している
 ところでありますが、市民との関わりも踏まえ、最も近しい部署を窓口とするのが好ま
 しいと考えております。

  現段階では、具体の協議、決定に至っていない所であり、引き続き、内部検討を行う
 とともに、警察との協議を進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解賜
 りますようお願い申し上げます。
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引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB7.5; YTB730...@i222-150-202-20.s04.a027.ap.plala.or.jp>

12/18一般質問3:国主導事業への賢い選択眼を:■コンビニ証明書1枚2287円の浪費!
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 戸田 E-MAILWEB  - 15/12/22(火) 16:07 -
  
■この質問項目を設けた目的の1つは、「国への無批判追随で門真市の品位を低下させる
 条令改悪」などがあった事への批判であり、
  もうひとつは、これも国への無批判追随で「巨額の浪費と犯罪被害危険性激増のマイ
 ナンバー制度」の拡張利用の市条例を出してきた事への批判、

  その前提として、かつて門真市がおっちょこちょいにも「素晴らしい先進施策だ」と
 とんでもない勘違いして2012年から開始した「コンビニ証明書発行事業」
 (いわゆる「コンビニ住民票事業」)
    http://www.hige-toda.com/_mado04/konnbini_jyuuminnhyou/index.htm
 を総括させるために、その愚かしい巨額浪費の実態を突きつけていく事にあった。
 
▲そのため、後で紹介するように、コンビニ発行制度について詳細な準備質問を出して、
 様々な具体的数字を回答させたのだが、質問時間制限の関係から、それらについては、
 「質問」には組み込まず。「再質問」の場を使った「指摘」に組み込む事にした。
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<項目3;国主導推奨事業への賢い選択眼を持つべきことについて>

 私がこの問題を問い質すことが必要と思ったのは、
  9月議会で指摘したように、「門真市の良い条令を無駄に改悪してしまう事例」
がままある事と、
  マイナンバー制度開始に絡んで、門真市が愚かにも先進事業だと勘違いして飛びつい
  た「コンビニ証明書発行事業」で無駄な経費と労力を膨大に出して来た事の反省総括
  をしておかないといけない、
と痛感したからです。

 マイナンバー制度がらみでは、門真市含めてほとんどの自治体でマイナンバー関連づけを増やすために新たに条令を制定する事を12月議会に出していますが、
 豊中市では無駄に労力と費用を使わないために、「法律で決められた最小限の事しかやらない」立場に立って、そういう条令を出していません。

 「コンビニ証明書発行事業」では、詳細なデータを市に出させたところ、私が批判してきた通り、とんでもない浪費実態がはっきりしましたが、その具体は後に触れる事にして、まずは原理原則的な事を、以下に聞いていきます。
                         
Q1:「予算編成における市長の訓示」というものを読んだが、その中に、
  「旧来の発想に捕らわれず」、「常にゼロからの視点で」、「取捨選択」、
  「選択と集中」、
 というような言葉があったが、正確には、どういう文書における、どういう言葉か?

Q2:市長のそのような訓辞は、当然にも国が主導したり推奨したりする事業についても
 適用して、市職員は、そういう事業を実施すべきか否か、実施するとしてもどの程度予
 算労力をかけて実施するかを、
  「門真市にとっての公益を守り発展させる」という確固たる見地
 に立って「賢く選択する」ことに努めるべきだと思うが、どうか?

Q3:「門真市にとっての公益」とは、門真市の財力や人材労力の真に有効な活用であ
  り、また行政としての品格や都市品格を維持向上させる事でもあるが、
   従来は、ややもすれば、「国が主導・推奨する事業や条例改訂」に対しては、無批
  判無思考に、条件反射的に追随して進めてしまう事が多く、「立ち止まってじっくり
  考える」事が少なかったのではないか?

Q4:100万円・200万円程度の市民に切実な支援支出は「財政難」を理由に拒む一方で、
  何千万円・何億円も消費していくIT事業に対しては、それが本当に必要なのか精査
  をしようと考えない「金銭感覚の歪み」、「感覚の鈍磨」があると思えてならない
  が、どうか?

   IT事業は、そのように巨額の金を恒常的に消費していくし、また最近起こった
  「堺市の全市民60万人余の個人情報ネット流出事件」に見られるように、個人情報の
  回復不能な流出や、それへの最低限の謝罪賠償ですら多額の費用労力がかかる、とい
  う恐ろしい面を持っている。
   そういう「IT事業の恐ろしさ」についての感覚も、鈍磨している部分があると思
  えてならないが、どうか?
                 
Q3:「国が主導・推奨する事業や条例改訂」について、
 「実施しなくても法律違反にならない」という以外に、

  1)市民や住民団体から特段の要望が無い、もしくは反対意見が強い
  2)市民の福祉や安全安心等の向上に格段の効果が見込めない
  3)門真市の品位や魅力の向上にとってマイナス要因になりそう
  4)多額の費用がかかる。それが継続的にかかる。
  5)事故が発生した場合、甚大な被害やその補填の労力・賠償金などが予測される。
  6)実施しなくてもペナルティを課されないか、課されても微少である

 などの場合のうちの、どれかがあてはまると思われる場合は、
  「その事業や条例改訂を実施しない」、
  「実施するとしても最低限の事しかしない」、
 という「賢い選択の判断基準」を持つべきと思うが、どうか?
  少なくとも、私のこの提言を検討してみる事を明言して欲しい。
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【市原昌亮 総合政策部部長答弁 】

 国主導推奨事業への賢い選択眼を持つべきについてであります。

まず、
  「予算編成における市長の訓示・指示」を読んだが、その中に、「旧来の発想に捕ら
   われず」、「常にゼロからの視点で」、「取捨選択」、「選択と集中」、というよ
   うな言葉があったが、正確には、どういう文書における、どういう言葉か
についてであります。
 
 議員ご質問の文書につきましては、毎年度予算編成に際して策定する「予算編成方針」であると考えられます。予算編成方針は、門真市財務規則に基づき、翌年度の予算の編成に必要な基本方針として定めるものでございます。
 
 平成28年度予算編成方針におきましては、強固な財政基盤とするため、「量」の見直しと「質」の改善を徹底することを掲げており、
 前文におきましては、
  「あれもこれも」から「あれかこれか」という「選択と集中」による施策を展開し、   持続可能な自律発展都市の形成の実現という強い意志を持ち、取り組んで行かなけ
   ればならない。
    また、限られた財源のもとで、一層の「選択と集中」に取り組むことを基本とし
  て、税金がより効果的に市民に還元される事業運営の実施と本市がめざす「自律発展
  都市」の実現に全力で取り組まれたい。

  また、第3「さらなる行財政改革の推進」
  (1)事業の選択と集中において、限られた財源のもとで、税金がより効果的に市民
     へ還元される事業運営を実施する観点から、これまでの考え方や手法にとらわ
     れない聖域なき見直しを行うこととし、ゼロベースで事業存廃の選択を行うこ
     と。」

  また、(5)効果・成果の徹底した検証では、
    これまでの考え方ややり方にとらわれず、事業効果を改めて検証し、成果重視の
    PDCAサイクルを徹底すること」

と示しているものでございます。

次に、
  市長のそのような訓辞・指示は、当然にも国が主導したり推奨したりする事業につい
  ても適用して、市職員は、そういう事業を実施すべきか否か、実施するとしてもどの
  程度予算労力をかけて実施するかを、「門真市にとっての公益を守り発展させる」
  という確固たる見地に立って「賢く選択する」ことに努めるべきだとおもうが、どう
  か
についてであります。
 
 市職員として、事業実施や施策立案に当たっては、重要な観点のひとつであると考えております。

次に、
  「国が主導・推奨する事業や条例改定」に対しては、「立ち止まってじっくり考え
   る」事が少なかったのではないか
についてであります。
 
 条例改正や事業実施にあたっては、
  各部署において本市の取組みに資するものであるかなどの検討を重ねているところで
  あり、
   迅速な判断を求められる事案もある中で、他市事例や参考にするものが少なく、難
  しい判断を迫られることがありますものの、

 市民の皆さまにとって最善な選択であるかを常に念頭に持ち、事業の実施に当たっております。

 次に、
   100万円・200万円程度の市民に切実な支援支出は「財政難」を理由に拒む一方で、
   何千万円・何億円も消費していくIT事業に対しては、それが本当に必要なのか
   精査をしようと考えない「金銭感覚の歪み」、「感覚の鈍磨」があると思えてなら
   ないが、どうか。
 また、
   IT事業は、そのように巨額の金を恒常的に消費していくし、また最近起こった
   「堺市の全市民60万人余住民の個人情報ネット公開流出事件」に見られるように、
   個人情報の回復不能な流出やそれへの最低限の  謝罪賠償ですら多額の費用労力
   がかかる、という恐ろしい面を持っている。
    そういう「IT事業の恐ろしさ」についての感覚も、鈍磨している部分があると
   思えてならないが、どうか

についてであります。
  
 IT事業に関しましては、一般的に実施に際し、必要とする機能要求に応じ、サーバ機器やパッケージ費用など様々な経費が必要となり、高額となるものもあると認識しております。

 費用に関しましては、不必要に高額とならないよう努めておりますが、IT事業に限らず、事業の実施にあたっては、費用対効果だけでなく提供すべき行政サービスであるかなど総合的に勘案して実施しているものと認識しております。

 また、議員ご指摘の堺市での68万人にも及ぶ大量の情報流出事件が報道されておりますように大量の個人情報がインターネット上に一旦流出してしまうと、完全な削除や回収は、ほぼ不可能であり、その対応や賠償にかかる費用が大きなものとなる事の重大さは、十分に認識致しております。
 
 そのため、本市では、従来より様々な部署で市民の皆様の個人情報が扱われる可能性を想定して、標的型攻撃といった外部からの攻撃に備えた対策や情報の持ち出し制限といった故意・過失による情報漏えいなどに対するセキュリティ対策に加え、継続的な職員へのセキュリティ研修を行っているところであります。

 次に、
  「国が主導・推奨する事業や条例改定」について、
 「実施しなくても法律違反にならない」以外に、
  1)市民や住民団体から特段の要望が無い、もしくは反対意見が強い
  2)市民の福祉や安全安心等の向上に格段の効果が見込めない
  3)門真市の品位や魅力の向上にとってマイナス要因になりそう
  4)多額の費用がかかる。それが継続的にかかる。
  5)事故が発生した場合(個人情報流出も含めて)甚大な被害やその補填の労力・賠
    償金などが予測される。
  6)実施しなくてもペナルティを課されないか、課されても微少であるなどの場合

  の複数があてはまると思われる場合は、「その事業や条令改定を実施しない」、
  「実施するとしても最低限の事しかしない」、という「賢い選択の判断基準」を持つ
  べきと思うが、どうか
についてであります。

 市に裁量権が委ねられるものにおける各種事業の実施判断につきましては、全ての部署において、議員ご指摘の趣旨も一定踏まえつつ、市民の皆さまの福祉の向上に資することが第一義であるとの考えのもと、慎重な判断に努めてきたところであります。
 
 今後におきましても、引き続き、事業の実施可否、規模等について、市民ニーズ、事業効果等を踏まえながら、最善、かつ最良となる判断を行ってまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 【再質問:強い指摘】 (「コンビニ証明書発行事業」の総括!)

 今の答弁で、原理原則的にはそれなりに立派な事を述べている。
 別の言い方をすれば、この答弁によって、今後当局が守らなければならない原理原則が確定された、とも言えるわけですが、

 住基カード発行と絡んだいわゆる「コンビニ住民票事業」では、
 2011年から準備投資して2012年7月から今年の11月末までのわずか4年の間で、
 ■システム費、宣伝費、割引費用、コンビニへの手数料など、総額4977万円、
  つまり1年平均1240万円もを投じて、

 ・出血料金で「住基カード」、「コンビニ住民票」、「コンビニ印鑑登録証明書」を合
  計2万1756枚発行し、

 ■その1枚あたりの発行費用が平均2287円にもついている!

という事が明らかになりました!

 コンビニで住民票を1枚発行する事に、今でも、この千円札2枚より多い費用が市から出ていく事になってるんですよ!

 「家族や友人に頼んでも取れる」、「郵便で申請しても取れる」、
 「ほとんどの市民にとって3年に一度あるかないか程度」の住民票発行で、
  一部の人の便利のために、1回2287円も市費を使っていいはずがない。

  そんな実情を市民に知らせれば、コンビニ住民票に賛成する人はほとんどいないはず
 です。

 市民に事実を正しく伝え、2度とこんな浮ついた事業に飛びつかないよう、強く指摘して、次の質問に進みます。
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引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB7.5; YTB730...@i222-150-202-20.s04.a027.ap.plala.or.jp>

12/8一般質問4:違法建築物解消の進展:福岩もJWも解決だがJWに疑念!川端は?
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 戸田 E-MAILWEB  - 15/12/22(火) 16:16 -
  
<項目4:違法建築物解消の進展について>

Q1:市民プラザ真向かいのジェイウェーブ社・福岩興業の違法建築物の解消について、
  今年1月以降の進捗状況はどうか、
   2社それぞれ違った形で違法建築が解消したようだが、具体的にはどうなのか、
  詳しく回答されたい。

Q2:ジェイウェーブ社については、コンテナは残したままで、
  「内部に立ち入り出来ないようにして、立ち入りせず、事務所として使わない」、
 という誓約を市にしたようだが、

  一方で、
   会社が、「日中は市の見回りに用心して中に入るな。夜になってから入って使え」
   というような指示を従業員に対して出していて、実際に夜に従業員がコンテナ内に
   入って使っている、
 という話も伝え聞いている。
 
  もしも1回でもジェイウェーブ社がコンテナ内に従業員を入れて使った証拠が上がっ
 た場合、市は「抗弁・言い訳を許さず」、「即座に断固たる処断をする」べきだが、
 具体的にはどう考えているのか?

  そういう誓約違反の証拠が挙がった場合の「即座に断固たる処断」の手続きの具体を
 回答されたい。

Q3:市民プラザ真横の川端建設については、結局、「何ら具体的進展が無いままに放置
  している」ことになっているのではないか?

   問題解決に向けて、土地建物を所有している地権者を実際に動かしていくために
 は、今年度一杯の期限を切って解決の具体案提出を求め、それがなされない場合は、
  「この建物は違法建築物で、市が撤去を求め続けています」、
 というような看板を市有地である建物前歩道に掲示するべきと思うが、どうか?
 
  地権者に何のプレッシャーも与えずに、このままの対応で、問題解決すると考えてい
 るのか?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【中道寿一 まちづくり部長】

 戸田議員ご質問の違法建築解消の進展について、私よりご答弁申し上げます。
 まず、解決に至った違法建築物の具体的内容についてであります。

 ジェイウェーブ社につきましては、平成26年(2014年)6月13日に都市計画法に基づく
命令を発令後、同年8月に審査請求が提起されました。
 その後平成27年(2015年)4月に審査請求が棄却されたことにより、
 ジェイウェーブ社より、
  「事務所である当該違反建築物について、事務所機能を無くすことによる」
是正案が示されたことを受け、是正に向けた協議を進めてまいりました。

 是正方法としましては、事務所機能を無くしセキュリティ機器を設置するためだけの箱
となるよう、
  建築物内にデッドスペースを設け、
  セキュリティ機器のメンテナンスに必要な最小限の空間のみとなるよう
是正が行われ、平成27年(2015年)10月16日に現地確認により違反が解消されたことを確認いたしました。

 福岩興業は、当初より違反の是正に向け検討はしていたものの、そのためには一定時間を要するとの回答でありました。
 その後も是正に向けた協議を継続し、平成27年(2015年)9月に撤去する旨の報告があり、同年10月16日に当該違反建築物が撤去されたことを確認いたしました。
 
 それぞれ、是正に向け協議を重ね、粘り強く指導を続け、是正に至ったものであります。

 次に、ジェイウェーブ社について誓約違反があった場合の市の対応についてであります。

 是正後は時間外も含め経過観察を行っておりますが、
 11月5日午後6時40分頃パトロール中に、事務員が使用している状況を確認し、その場で事情聴取を行ったところ、日常的に利用しているとは言い難い状況でありました。

 管理者に対しても同様に事情聴取を行ったところ、監理不行き届きであったとのことであり、再発防止として管理者に対し市の指導遵守の旨を、再度徹底させたところであります。

 これ以降、使用されている状況はありませんが、今後、明らかに日常的かつ継続的に利用するなど事務所として利用していることが発覚した場合には、撤去処分など厳正に対処してまいる所存です。
 再発防止のため、引き続き時間外も含め経過観察を行ってまいります。

 次に、川端建設に対する指導についてであります。
 具現的な進展はなされておりませんが、是正に向けた協議は継続して行っております。

 これまで地権者に対し再三の指導、是正する旨の勧告を行ってまいりました。
 今月にも地権者及び使用者とともに是正に向けた具体的な協議を行う予定としており、粘り強く指導を行った結果、違反解消に向け着実に進展しているものと認識しておりますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。
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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB7.5; YTB730...@i222-150-202-20.s04.a027.ap.plala.or.jp>

12/18一般質問5:★住民検討に値する市営新橋住宅転居案を生み出す検討委設置確定!
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 戸田 E-MAILWEB  - 15/12/22(火) 16:31 -
  
<項目5;住民検討に値する市営新橋住宅転居案を生み出す検討委員会の設置について>


Q1:今年夏頃に、園部市長は、取り壊し転居対象になっている市営新橋住宅について、
   「住民の『転居検討条件』、すなわち、
     住宅丸ごと・最低でも棟ごとに、
     互いに近い利便性の高い区域に、
     現状家賃維持で、
   という条件を満たして転居同意を得られるように、柔軟大胆な発想で、物件を年内
   に探すべし」
  というような指示を出して部下に鋭意作業させたが、

   旧トポス北側の分譲マンションも含めて、現状では水面下で模索しても適合する物
  件が無い、という事が判明する結果に終わったようだが、
  この市長指示と作業結果について、具体的に回答されたい。

Q2:しかしこの結果は、
  「これまでのように、非公開的に、市職員の努力だけ」では、
  「住民(=「市営新橋改良住宅 住民の会」)が転居検討をしてみてもいいと思える
   ような転居先を提示する事が出来ない」
     =門真プラザ解体建て直し問題の第1歩を進める事が出来ない

 という「事実がはっきり判明したので一歩前進した」、と前向きに捉える事柄である。

  現状のやり方では適合物件が皆無で、このまま待っていても皆無であることが明白に
 なった以上、今後は、
  「住民(住民の会)が転居検討をしてみてもいいと思えるような転居先」を
  「新たに生み出す」にはどうするか、
 という発想に立って物事を考えるしかない。

  それはすなわち、今後は、
   「公開的に」、
   「公民協働で」、
   「斬新な手法や住民支援措置を大いに取り入れる柔軟性を持って」
  転居先を住民に提示するための
   (仮称)「新橋住宅住民転居の条件を整備提言する検討委員会」を設置して、
  そこで検討していくほかないと考えるが、どうか?
   
Q3:この(仮称)「新橋住宅住民転居の条件を整備提言する検討委員会」のメンバー構  成や運営方法を検討して確定する事自体にも時間がかかるし、
  「検討委員会」で結論を出すまでにも2年前後は覚悟しないといけない。

   従って、最低限、来年度早々には「検討委員会」を開設して稼働できるよう、年明
  け早々から準備を始めるべきと思うが、どうか?

Q4:この「検討委員会」が結論を出して「住民の会」に提示し、同意が得られるメドが
  立つまでは、賃貸区分であれ分譲区分であれ、
   移転希望者との個別交渉で個別に移転してもらうしかなく、
   それ以外の相手との移転交渉も出来ないし、建物解体撤去への着手も全く出来ない
  はずで、
   関係各方面にも市民全体にも、そのように説明して理解してもらうしかないはずだ
  が、どうか?

Q5:住民が居住している間は、市は当然にも、安心快適に居住できるように、建物の破
  損個所の補修等をしっかり行なう義務があるはずだが、どうか?

Q6:現門真プラザを撤去した後の建築プランについては、
   「住民の会」から無用な反発や疑念を引き出さないために、
   少なくとも「検討委員会」での転居先・転居支援策の提起が出来て、住民合意が得
   られるメドがつくまでは、
  おおっぴらな公表は控える方がよいのではないか?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【中道寿一まちづくり部長 答弁】

 住民検討に値する市営新橋住宅転居案を生み出す検討委員会の設置についてであります。

 はじめに、市長からの新橋市営住宅1期入居者の移転検討に関する指示とその作業結果について、であります。

 従前より市長から柔軟な考え方で入居者と協議に入るための方向性を年内にまとめるよう指示を受けており、調査検討を行っておりましたが、
 住民の会の希望である棟単位での移転が可能な規模の集合住宅を建設するための適切な土地がなく、移転先候補地の設定ができない状況でございます。

 次に、「検討委員会」の設置についてであります。

 市と致しましては入居者の要望を実現するための提案をしていくためにも、検討委員会の設置は必要であると考えております。

 次に、「検討委員会」の設置時期についてであります。

 新橋(1期)市営住宅は、耐震性が低いことが判明しており、入居者の安全確保は早急に対応すべき課題であることから、早期の検討委員会の設置に向けて進めてまいりたいと考えております。

 次に、門真プラザの賃貸及び分譲等の関係各方面に対する説明及び対応についてであります。

 議員ご指摘のとおり、市営住宅入居者の移転方針の合意形成が図られていない中、門真プラザ全体の事業方針を先行して計画することは、市営住宅入居者の反発や混乱を引き起こすおそれがあり、入居者の意思を尊重するためにも、他の区分所有者の課題も併せて慎重に取り組むべきと考えております。

 なお、市営住宅の入居者につきましては、引続き住民の会を窓口として、調整を図りながら対応してまいりたいと考えております。

 次に、住民が居住している間の建物の補修についてであります。

 維持管理として経年劣化による漏水等、緊急性の高いものを優先し補修をしております。
 建物や設備の不具合につきましては、管理者として補修等を行う義務があると考えてお
り、今後も引き続き適正な維持管理に努めてまいります。

 次に、現門真プラザを撤去した後の建築プランの公表についてであります。

 先ほどご答弁申し上げましたとおり、市営住宅入居者の移転方針の合意形成が図られていない中、門真プラザ全体の事業方針を先行して計画することは、市営住宅入居者の反発や混乱を引き起こすおそれがあり、
 入居者の意思を尊重するためにも、他の区分所有者の課題も併せて慎重に取り組むべきと考えております。
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引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB7.5; YTB730...@i222-150-202-20.s04.a027.ap.plala.or.jp>

☆指摘:「順調に行っても建替えまで7年前後かかり住民合意が絶対」など明示!
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 戸田 E-MAILWEB  - 15/12/23(水) 7:41 -
  
  ・住民(住民の会)はいつでも拒否できる。移転は住民合意が絶対条件だ。
  ・順調に行っても建替えまで7年前後かる事を全員が認識せよ。
  ・「解体建替えに4年、何十億円規模の巨大工事」目当てに自体を混乱させる輩に気
    をつけろ! 
  ・この工程・このやり方で進めるしかないし、これが最善の手だ。

・・・というような重要な事を、満場の議会の場で宣告し、よからぬ動きに今から「クギを刺しておく」ために、戸田は最後の時間を使って以下の「指摘」を行なった。
 新橋住宅問題についての質問の組立と併せて、「門真市議会史上に残る重要弁論」である。
    ↓↓↓ 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 【再質問の場を使った指摘】

 最後に、この問題での「指摘」を行なっておきます。
 昨年2014年の12月議会で、私は「新橋住宅対策問題」での「課題出し」を早く行ない、整理する事を求めました。
 そして1年経って、ついにこの問題を解決する枠組みをはっきり確定する事が出来ました。

 今回の質問・答弁は、「自治基本条令に基づいて市がしっかりと対応している」という事、「住民が、まさに住民自治の発露として『住民の会』が頑張っておる」、という事において、門真市の歴史に残るものであります。

 今後の進展としては、「検討委員会」が設置されて、「結論」を出すまで、つまり、「条件提示」が出来るようになるまで、今から2年かそれ以上はかかるでしょう。
 そして、検討委員会が移転条件を出した、それから住民と協議して合意してもらえるまで1年程度はかかるでしょう。

 さらに解体工事に1年半くらい、建設に2年くらい。
そう考えますと、今から考えて、今後6年半から7年、もしくはそれ以上かかると。
 これはもう、仕方がない話であります。
 
 この建設は巨額の、何十億もの、解体建設に4年近くかかる大工事で、
 「オレも参加したい」、
 「オレが市長になったらやらせてあげる」、
そんな話もあるかもしれないけれども、ここは慌ててはならない。

 しかも住民は、拒否する事がいつでも出来るわけです。強制は出来ないんです。
 ちゃんとした合意が出来るまで、ややこしい話でかき回したら、さらに遅れるだけで
ある、という事について、しっかりと各方面の方々がみな認識して、

 みんなで、門真市でかつてない、かなり難しい課題を、今度新しい発想に立って、
「かえって新しいまちづくりにつながるんだ」、
「地域ボランティアを大いに活かしたようなまちづくりと新しい住民対策につながるんだ」、
 そういう位置づけを持って取り組んでいく、こういう事に進む事を強く訴えまして、
私の質問を終わります。2015年の質問を終わります。
 どうもありがとうございました。
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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB7.5; YTB730...@i222-150-202-68.s04.a027.ap.plala.or.jp>

▲不正受給の割合の答弁に欠落あり。「3%前後」は件数割合で、金額割合では0.6%前後
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 戸田 E-MAILWEB  - 16/2/4(木) 23:03 -
  
 「生活保護の不正受給の割合」についての市の答弁に、欠落部分があったので、補正しておく。

 戸田が「不正受給について」聞いたのは、
   1)「不正受給の件数は何件か?」、2)「それへは生活保護件数の何%か?」
という事と、
  3)「不正受給の金額はいくらか?」、4)「それへは生活保護金額全体の何%
     か?」、
という事であり、
 「金額的にはどうか?」と聞いたのはそういう意味だった。

 しかし、市が答弁したのは
   1)「不正受給の件数」と2)「それの生活保護全件数での割合」、そして
   3)「不正受給の金額」
の3点だけであり、4)の「金額での割合」を答弁していなかった。
   ↓↓↓
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Q3:ここ3年間での、門真市においての不正受給の割合は、それぞれ何件で、何%か?
  金額的にはどうか?
    (中略)
A3:本市において、過去3年間の不正受給の件数と保護受給世帯に占める割合でありま
 すが、
  24年度(2012年度)は171件、3.8%
  25年度(2013年度)は135件、3.0%
  26年度(2014年度)は116件、2.6% であります。

 また、不正受給額につきましては、
  24年度(2012年度)69,463,589円
  25年度(2013年度)89,136,080円
  26年度(2014年度)55,842,211円 となっております。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 これは、市のミスであると共に、答弁協議の時に戸田が他の事に気を取られていて気付かなかったという、戸田の側のミスでもある。

 戸田としては、
  「あれっ? たしか10年程前に聞いた時は0.5%かそこらだったはずだがなぁ」、
といぶかしく思いつつも、
  「以前よりも増えてしまったのかなぁ・・・。そういう事もあり得るな。」、
と何となく思ってしまった。 

 その事に1月に気付いて、保護課に「金額ベースでの不正受給の割合」を出してもらったのが、以下の数字である。
   ↓↓↓
 <総扶助費額に占める不正受給額の割合>

 年度  :  扶助費額    : 不正受給額 : 割合
2012年度:112億4431万8782円: 6946万3589円: 0.62%
2013年度:112億2859万2110円: 8913万6080円: 0.79%
2014年度:112億5224万5393円: 5584万2211円 0.50%
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 
▲つまり、不正受給は「件数で見れば全体の3%前後」だが、
 「金額で見れば全体の0.6%前後」でしかない、という事だ。

  なお、この「金額」には、生活保護費として現金で支給される分の他に、「生活保護
 であるが故に本人負担ゼロ=公費負担となる「医療費」や「保育料」などの分も合算さ
 れている。

▲また、多くの市民やマスコミも誤解しがちな事だが、「生活保護費が全部市の持ち出し
 になる」のではなく、
 その「3/4は国が支出する」ものであり、
 市の支出となる「残り1/4」のうち、その1/5強は国から市に渡される地方交付税に算
 入されているので、

  市単独の支出は「生活保護費」×1/4×4/5弱=4/20弱=1/5弱(18%程度)、となる。
    ↓↓↓
【戸田が05年3月議会で改善要求した事と市の答弁のポイントと、その主要部分抜粋】
   (平成15=2003年度生活保護費の決算が75億5600万円の時代)
   http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=823#823
市答弁:
 ・・・なおあくまでもひとつの考え方ではありますが、 基準財政需要額190億3,600
万円のうち、生活保護費の算入率は10.6%にあたりますので、
普通交付税交付額 47億3,500万円を按分すれば、約5億円が生活保獲費分ともなり、生活保護費の一般財源21億4600万円のうち、 76.7%が市の負担とも考えられるところであります。

 いずれにいたしましても、生活保護費の額が提示されますおりには、
国が4分の3の負担、市が4分の1の負担に対しまして、公付税算入があり、概ね市の負担もその5分の4と考えられる旨を、機会をとらえて表していきたい・・・・。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 詳しくは「生活保護問題特集」にて。↓
    http://www.hige-toda.com/_mado04/kokuho/index.htm
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB7.5; YTB730...@i60-35-68-28.s04.a027.ap.plala.or.jp>

★自民党の中道議員が「超党派で平和憲法の幣原兄弟の継承を」として素晴らしい質問!
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 戸田 E-MAILWEB  - 16/2/5(金) 0:54 -
  
     (12月議会の報告追加がもの凄く遅れて、2月に入ってしまった。)
 「議会ごとに与野党を問わず多くの質問者が出て、市政の改善を数項目は進めている」
近年の門真市議会だが、2015年12月議会ではとびきり素晴らしい事があった。

 「平和憲法創設の門真の偉人」=幣原喜重郎(しではら きじゅうろう)の業績をもっ
 ともっと「市民共有の誇り」として啓発深化させるべきだ、議員も超党派的にそれをも
 り立てるべきだ、
 ・・・・・との戸田が9月議会の文教委と本会議で質問提起した事を受けて、

★自民党の中道茂議員が、 
  ・喜重郎氏のめざした「永久不滅の平和」に対する意思を市民である私たちも引き継
   いでいかねばならない、
 という見識を公表した上で、

  ・喜重郎氏の兄の坦(たいら)氏も、姉の操さん・妹の節さんも平和な社会つくりに
   大きな貢献をしている事をいろいろ説明し、
 こういった喜重郎氏と兄弟姉妹の功績を多くの市民に知らせていく事を市に求めたの
 だ!

★これつまり、「門真市では自民党も『平和憲法を守ろう!9条を大切にしよう!』とい
 う立場に立つ事を積極的に公表した」、という事であり、
  他の一部のように「安倍政権が進める安保法制に自公議員も含めて反対表明する」ほ
 どではないにしろ、それにかなり近い意識レベルで「超党派で平和憲法擁護を掲げる」
 ものである。

※今回は公表されていないが、門真市の公明党議員達も、同じ立場に立つものである事は
 間違いない。 
 「国政レベルでは憲法破壊の自公政権」であっても、「門真市政レベルでは自公も平和
  憲法擁護」として超党派で進むのは大いに良い事だ。
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 中道議員の一般質問の構成は以下のようになっているが、
 まずは、中道議員のその最後3項目めの質問と、市の(形式的には市教委の)答弁全文を紹介する。
      ↓↓↓
  1 アルコールによる健康障害について
    (1)アルコール健康障害対策基本法について
    (2)アルコール依存症について
    (3)断酒会について

  2 商店街の活性化について
    (1)商店街の空き店舗の現状について
    (2)(仮称)商店街空き店舗支援センターについて
    (3)商店街空き店舗対策について

  3 幣原家の啓発継承について
   (1)門真の偉人、幣原坦(しではら たいら)について
  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 17番、自由民主党の中道茂でございます。通告に従いまして順次質問させて頂きます。
  (中略)

 最後に、「幣原家の啓発継承」についてであります。

 郷土の偉人、第44代内閣総理大臣の幣原喜重郎氏については、9月議会の文教常任委員会で、また、一般質問で戸田議員が質問されました。
 啓発継承の思いを私に、「たすき」を託されましたので、今後は超党派で繋がるように「幣原家の啓発継承」について質問させて頂きます。

 喜重郎氏は、戦前に外交官、外務大臣として協調外交を展開され、戦後には日本国憲法の草案づくりに関わるなど、平和への思いは生涯にわたり一途なものであり、喜重郎氏のめざした「永久不滅の平和」に対する意思を市民である私たちも引き継いでいかねばならないと考えます。

 さて、喜重郎氏の生まれ育った一番町の生家跡には記念碑が建てられております。
 喜重郎氏と並んで兄の坦(たいら)氏の銅像も見ることができます。

 坦(たいら)氏は、明治8年に幣原家の長男として生まれ、後に帝国大学、現在の東大に進み、卒業後は教育界において幾多の重責に就かれました。
 明治43年に母校東大教授に就任したほか、昭和3年には、海を渡り台北帝国大学の初代学長に任じられました。

 幣原内閣誕生後は、枢密院の顧問官に任ぜられ、新憲法草案作成には、諸外国の法制に明るい坦博士の助言があったとされております。
 晩年は、故郷の、ここ門真の地に戻り、北河内の教育界にも尽力されたそうであります。

 とかく、喜重郎氏がクローズアップされた形となっておりますが、兄の坦(たいら)氏をはじめ、姉の操さん・妹の節さんも当時、社会に大きく貢献されたようであります。
 喜重郎氏の兄弟姉妹の功績についても、多くの市民に知っていだけるような周知方法を、ぜひ、お考えいただきたいと思いますが、理事者のご見解をお尋ねします。

 兄弟姉妹の中でも、坦氏につきましては世界的な視野を持ちグローバルな活動の一方で、ローカル的な視点で、門真という生まれ育った地域に対する愛情を注ぐという、グローバルとローカル面を併せ持つグローカルな活躍は、喜重郎氏と並び称されるべき郷土の誇りであると考えます。

 さて、平成23年度から門真市は、「めざせ世界へはばたけ事業」が実施され、その趣旨として、地域や世界で活躍することのできる人づくりをめざすことが掲げられております。
 そのために、単なる英語のスピーチコンテストではなく、国際共通語である英語をツールとして、海外においても、あるいは国内においても堂々と自分の考えを伝え、相手の質問にも答えることができること、という意味からプレゼンテーションコンテストを開催され、優秀者はオーストラリアへの派遣研修という機会を与えていただいております。

 こうして見ると、この地域や世界で活躍できる人づくりは、偉人、幣原兄弟を生んだ、わがまち門真にふさわしい取り組みであると、私は、考えます。

 ひと昔前のように、外国の人たちと接すること自体が珍しかった時代と異なり、今や
SNS等を通じて交流するだけでなく、門真市内にも外国籍市民も大勢おられます。

 このような状況下、本市におきましてもグローカルな視点での施策の展開が求められるものと考えます。

 これまで、過去4回の海外派遣研修の中学生の帰国後の報告書をお聞きいたしますと、
国内と異なった環境に身を置くことにより、自分自身が成長した、あるいは、周囲の人たちがひと回り大きくなったと感じておられることがよく伝わり、この事業の有益さを確信するものであります。

 今後、数多くのグローバルかつローカルな視点を持つ子どもたちが成長し社会で活躍することで、国際交流はもちろんのこと、本市の国際化の進展に貢献してくれる日が来ることを切に期待するものであります。 

 来年2月には、早くも5回目のプレゼンテーションコンテストが開催されます。
 今年度は747人もの応募者があったと聞き及んでおります。
 5回というひとつの区切りを迎え、本市として、これまでの実績を総括して、どのようなことをお考えなのかお聞かせください。
 また、国際交流の進展につながることについてもお聞かせください。

 最後に、喜重郎氏は、外交で活躍され、担氏はグローバルな教育者として活躍されました。

 共通のキーワードは英語であります。
 学校の英語教育についてでありますが、残念ながらコンテストに出場できなかった中学生にとっても、英語の授業は、単なる教科の一つではなく、大きくいえば、教室が海外につながっているということを実感できるものと考えます。

 事前研修に参加されたり、あるいは海外研修に同行されたりした教職員もおられますが、これらを生かして、学校での英語教育について、今後どのように取り組まれるのか、理事者のご答弁をお聞かせください。

 以上で、質問を終わります。ご清聴ありがとうございました。
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【答弁:柴田昌彦 教育委員会・生涯学習部長】

 まず、喜重郎氏の兄弟姉妹の功績の周知についてでありますが、
 歴史資料館では、喜重郎氏の常設展とともに、「幣原家の足跡を訪ねて」というパンフレットを設置し、その中でご家族を紹介しておりますほか、兄・坦氏直筆の書や学生時代の愛用ノート等も展示いたしております。

 幣原家兄弟姉妹のそれぞれが諸分野で活躍されたことを広く市民の皆様にも知っていただくために、広報やホームページを活用して、周知方法を工夫してまいります。

 次に、めざせ世界へはばたけ事業のこれまでの実績の総括と、国際交流の進展につながる考え方についてであります。

 坦氏は、東京帝国大学教授時代に欧米諸国へ派遣され、のちに台北帝国大学初代総長に就任されました。
 また、喜重郎氏は国際協調外交を重視し、幣原外交を展開され、兄弟揃って世界的な視野を持ち、グローバルに活躍されました。

 まさしく本事業は、議員のお言葉どおり幣原兄弟のようなグローバルかつローカル両面で活躍できる人をはぐくむという趣旨のもと、23年度に開始いたし、これまで2,068名の中学生が応募し、それぞれの思いや主張を英語で表して伝えようとする学習に取り組んできました。

 コンテストに出場した中学生たちは本番の緊張する舞台で、英語による質疑応答という、日頃はできないことを経験しております。
 このように、コンテストを通じて多くの生徒たちに実際に使える英語を学ぶ機会を提供してまいりました。

 また、海外派遣研修生たちは経験を通じて、
 あらためて、英語に対する新たな学習意欲を高めたということ、
 将来に向けて自分がめざす方向の中に、英語が大きく存在するような影響を受けたことを、
 自身の中学校での報告や校内ニュースあるいは市広報等を通じて発信し、
 市内の中学生に英語を学び世界へ目を向けることの大切さを、身をもって示していることと認識いたしております。

 今後は、これまで受入先となっていただいているオーストラリア・アデレード市の学校とインターネット等のICTを活用して、門真の中学生と現地学生がリアルタイムで相対し、英語で交流できる機会を創出するなど、

海外の異文化を学ぶことができ門真の文化を世界に発信できるような国際交流としての環境づくりも検討してまいりたいと考えております。

最後に、学校での英語教育についての今後の取り組みでありますが海外派遣に参加した教員は、実際に使える英語を子どもたちに身につけさせることの重要性を再認識しており、学校での英語教育にも、使える英語をめざした授業改善等に取り組んでまいります。
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引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB7.5; YTB730...@i60-35-68-28.s04.a027.ap.plala.or.jp>

◎中道質問前半の「アルコール依存症問題」、「商店街空き店舗対策」も良い質問だった
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 戸田 E-MAILWEB  - 16/2/5(金) 8:52 -
  
 こちらは質問全文だけの紹介となるが、中道議員がかなり的確な問題意識と見識を持っている議員である事がよく分かると思う。
 (もっとも、「商店街に空店舗が増えた」のは「自民党の政治の必然」なのだが・・)

 (これで「自民党」でなければもっと良いのだが、中道議員にとっては「企業家だから
  自民党が当然」という認識なのだろう)
 
 答弁の方は2月下旬に議事録が公開されるので、そこで見て欲しい。
 ここで紹介する「前半の2項目」は、以下の通りである。
     ↓↓↓
  1 アルコールによる健康障害について
    (1)アルコール健康障害対策基本法について
    (2)アルコール依存症について
    (3)断酒会について

  2 商店街の活性化について
    (1)商店街の空き店舗の現状について
    (2)(仮称)商店街空き店舗支援センターについて
    (3)商店街空き店舗対策について
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【中道議員】
 17番、自由民主党の中道茂でございます。通告に従いまして順次質問させて頂きます。

 初めに、アルコールによる健康障害についてであります。
 忘年会のシーズン、真只中であります。
 今までアルコール健康障害対策基本法を全く知らなかった。
 私も宴会の席ではビールに始まりお酒を3合〜6合、いや、それ以上に飲んでしまうことも少なくありません。

 飲酒につきましては、これまで「未成年者飲酒禁止法」、道交法の酒気帯び、酒酔い運転の禁止や1961年に施行された「酒に酔って公衆に迷惑をかける行為の防止等に関する法律」(酩酊防止法)など、飲酒規制や酩酊者のための法律はあったものの、対策について総合的に定めたものはなく、各省庁がそれぞれ別々に動いていました。

 基本法の制定を求めていたNPO法人ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)の今成知美代表は「DVや虐待などの問題の背景の多くに飲酒があることを認識し、各省庁が連携して取り組んでいくことができるようになったばかりではなく、アルコール依存症予備軍や多量飲酒者に対しても必要な施策が講じられるようになったことが大きい」と評価しています。

 この法案は平成25年12月にアルコール健康障害対策基本法が成立し、平成26年6月に施行されました。
 アルコール問題におけるアルコール健康障害対策基本法についての認識について理事者の見解を聞きます。

 次に、アルコール依存症について、であります。
 アルコール依存症をひとことで言うなら、『いったんお酒を口にすると、自分で飲酒をコントロールできなくなる病気』です。

 ある日を境にして急にアルコール依存症になるわけではありません。
 長年、飲酒をくりかえすことによって、本人だけでなく家族の人をもまきこんでいく進行性の病気です。
 そして、さらに飲み続ければ、さまざまな病気をひき起こし、最後には死に至ります。しかし、断酒して専門の治療を受けることで心身共に回復していくことができます。

 身体的疾患はアルコールにより引き起こされているものなので、酒を断つことにより回復するケースもあります。

 しかし、数日単位での回復は無理で、数か月から長い場合では数年ほど回復に期間がかかることが多く、また、脳や身体に不可逆的にダメージを受け、ある程度以上は治癒しないケースもあります。

 アルコール依存症の患者は、心身に多くの疾患を抱える危険性を持っています。
 逆に、他の精神疾患がアルコール依存症を誘発することが分かっています。

 さて、アルコール飲酒に問題があると感じた時点で目安になるテストがあります。
CAGE(ケージ)テストであります。
 次の4項目で、2項目当てはまれば、アルコール依存症が疑われるというものであります。

1:あなたは今までに、飲酒を減らさなければいけないと思ったことがありますか?
  (Cut down)「切り倒す」という意味です。

2:あなたは今までに、飲酒を批判されて腹が立ったり苛立ったことがありますか?
  (Annoyed by criticism)アンノーイド バイ クリティシズム 批判に悩まされる事。
 であります。

3:あなたは今までに、飲酒に後ろめたい気持ちや罪意識を持ったことがありますか?
  (Guilty feeling)ギルティ−フィーリング 罪悪感という意味です。

4:あなたは今までに、朝酒や迎え酒を飲んだことがありますか?
 (Eye-opener)アイ・オープンナー 目を見張るという意味であります。

 アルコール依存症についての現状や予防対策について理事者にお聞きします。
 アルコールによる健康障害について、最後は、「断酒会」についてであります。

 一般社団法人大阪府断酒会、大阪市旭区断酒会、大阪市鶴見断酒会、門真市断酒会が主催で「第1回アルコール健康障害対策基本法勉強会」が平成27年9月12日(土)に開催され、自民党議員団も出席しました。

 総勢45名の参加者で講師は、ひがし布施クリニック委員長の辻本士郎氏、辻本氏は、関西アルコール関連問題学会会長として基本法制定に尽力されました。

 また、公益社団法人全日本断酒会連盟顧問及び一般社団法人大阪府断酒会顧問として、断酒会の理解も深く、勉強会の内容は参加者に基本法のみならず、疾患の概要、回復のプロセス、重ねて「断酒会」の必要性についても言及されるものでありました。
 門真市断酒会も定例会を毎週土曜日19時から21時まで文化会館で開かれています。

 会費によって賄われていると聞き及んでいるが本市としての支援策があればと考えますが理事者の見解を聞きます。
  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 次に、商店街の活性化について質問させて頂きます。
 初めに、商店街の空き店穂の現状についてお聞き致します。

 全国の商店街を取り巻く環境にはたいへん厳しいものがありますが、一方で、地域住民から商店街に寄せられる「地域コミュニティーの担い手」としての期待は、これまでになく高まっています。

 実際にも、地域を支える「商店街ならでは」の役割を発揮しようとする取組が各地で増えています。
 商店街や商店主の皆さんには、困難を乗り越え、「地域コミュニティーの担い手」としての自覚と誇りを以て創意工夫溢れる取組に挑戦し、住民の豊かな生活と地域の発展に貢献することを通じ、商店街の活性化を図ることが大切であります。

 門真市内商店街を見てみると、シャッターが閉まったままで、空き店舗と思われる商店街が少なくありません。
 商店街は、地域経済において重要な役割を担うとともに、買い物に来た地域住民の憩いの場でもあります。
 地域に住む人のコミュニティーの場としての役割も担っていると考えます。

 門真市内には商店街がどれくらいの数が有り、また、商店街の中にある空き店舗の状況を把握されているのかお聞き致します。

 次に、あくまでも仮称でありますが(仮称)商店街空き店舗支援センターにつてであります。
 門真市の商店街はかつての賑わい・活力を失っているのが現状であります。

 この現状を本市としても見過ごしても良いのでしょうか。
 国においては、「商店街の活性化のための地域住民の需要に応じた事業活動の促進に関する法律」いわゆる「地域商店街活性化法」において商店街の活性化を図ることを目的として支援を講じております。

 門真市におきましてはこれまでに、産業振興を施策の最重要課題として位置づけ、特に近年では市内のものづくり企業の支援を積極的に進めてこられて、「中小企業サポートセンター」を設置し、企業のさまざまな課題の解決に取組まれています。

 このように、ものづくり企業を支援する「中小企業サポートセンター」があるのならば、商店街の活性化を図るためにも、「(仮称)商店街空き店舗支援センター」を設置して、商業者の支援を行う取組みなども考えられますが理事者のご見解をお聞きします。

 最後は、商店街空き店舗対策についてであります。
 例えば、空き店舗を活用したアンテナショップやチャレンジショップの開設など、積極的に空き店舗の有効活用が図れると考えます。

 特にチャレンジショップなどに関しては、大学との連携により若者が集まる若さ溢れる場所づくりを空き店舗を利用した商店街活性化策も考えられます。

 このように、さまざまな空き店舗の活用を促すことにより、商店街の活性化が地域の活性化に繋がり、引いては税収が増え、本市の基盤の磐石化にもつながると考えますが理事者のご見解をお聞きします。
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引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB7.5; YTB730...@i60-35-68-28.s04.a027.ap.plala.or.jp>

☆自民党の池田治子議員の読書・図書館についての質問にも感銘を受けた。見識が見える
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 戸田 E-MAILWEB  - 16/2/5(金) 9:46 -
  
 池田治子議員の質問構成は以下の通りだが、
      ↓↓↓
    1 今後の人口減少問題に係る本市の取り組みについて
      (1)これまでの行財政改革の取り組み及び効果について
      (2)今後の人口減少問題に係る本市の取り組みについて

    2 「読書活動の推進」について
      (1)教育委員会での取り組みについて
      (2)子どもの読書習慣のための支援について
      (3)図書館と学校図書館との連携について
      (4)親子が集える図書館づくりについて

ここではまず後半の「読書活動の推進」の質問と答弁を全文紹介する。

 池田議員は、これで何と「昨年4月に初当選したばかりの新人議員」であり(!)、
議員になる前は「全部のトラック天然ガス車であり、全部の運転手が正社員で、女性を積極登用する、門真の優良企業」である「エコトラック社」を創業した女性社長だった、という人物だ。      (池田議員ブログhttp://harukoikeda.blogspot.jp/
 
 自民党や維新の「キャリアウーマン議員」に非常にありがちな新自由主義の極右派(高市早苗や稲田知美などが典型!)では全くなく、「穏健保守」と言うか、「リベラル保守」と言ってもよい考えの人だ。 (それでも「安倍自民党」の傘下議員であるのだが)

★以下の「読書や図書館についての質問文」だけ読めば、質問したのは共産党や社民党の
 の議員だと言われても誰も疑問に持たないだろうと思う。
  人間教育や読書や図書館についてたいへんまっとうで深い見識を持った人である事が
 この質問から伺える。
    ↓↓↓
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 3番 自由民主党 池田治子でございます。
 通告に従いまして、順次、質問いたします。
   (中略)
 次に、【読書活動の推進について】質問いたします。

 「教育は社会の根幹である」と私は考えます。
 教育とはすなわち、学力や成績の向上のみを目指すものではなく、生きる力そのものをはぐくむことに他ならないからであります。

 今や人生100年時代といわれております。
 子どもたちの「生きる力」をはぐくむことは、長い生涯にわたって学び続ける基盤を形成するものであり、必要な情報を収集し、自らの責任で判断し活用できる能力を身につけ、厳しい社会情勢の中にあっても、一人の人間として力強く生き抜いていくための力が身につけられるよう、様々な取り組みを進めることが肝要です。

 その意味で、子どもたちが読書を通じて、豊かな感性をはぐくみ、幅広い知識や考え方を身につけることは、新たな学びにつながることとなり、たいへん重要なものといえます。

 そこで、昨年度から策定に着手されている「第2次門真市子ども読書活動推進計画」には、わたくしは大きな期待を寄せているところであります。

 門真市教育委員会は現在、小・中学校の教育を掌る学校教育部に加え、幼稚園・保育園を担当するこども未来部、それらを包括し支援する生涯学習部の3部が連携して、子どものまなびを支え、また子育ても支援する体制となっています。

 「読書活動の推進」については、3部の共通項として、学力向上、学習支援、子育て支援に生かせるように、各部署の積極的な思いを寄せた計画を作り上げるべきであると考えますが、これまでの経過とともに、教育委員会3部全体で推進していくものとなっているのかどうかお聞かせください。

 平成16年(2004年)の文部科学省の文化審議会答申「これからの時代に求められる国語力について」の中で、「これからの時代に求められる国語力の構造」として、
 (1) 考える力,感じる力,想像する力,表す力から成る,言語を中心とした情報を処
   理・操作する領域
 (2)考える力や,表す力などを支え,その基盤となる「国語の知識」や「教養・価値
   観・感性等」の領域

の、二つを模式的に示し、読書はこのいずれの領域においても全ての部分に関連していることから、国語力を高める上で,極めて重要であると、明記されています。

 さらに、3歳までの乳幼児期をコミュニケーション重視期、その後、小学校高学年までの時期を基礎作り期、そして中学生以上を発展期とした3つの脳の発達段階に応じた国語教育の具体的な展開を示し、「読み聞かせ」や「読み」の学習の大切さが提起されております。

 喜びや楽しさは読書を継続するうえで不可欠なものであるがゆえに、子どもにとって、自分が好きで興味のある本との出会いは大切な要素です。
 ところが、子どもは、本や図書館についての認識も低く、どのように知識や情報を手に入れ、読書を楽しむかという方法を知ることが困難です。
 そのため、適書を得るため、積極的に働きかけることが必要となっております。

 一方で、読書による子どもへの働きかけは、子どものみならず、家庭、学校、地域という子どもが成長する環境に関わるうえ、親、保育者、教師や市民ボランティアなど大人にとっても有益な知識・情報源であるといえます。 

 特に、乳幼児サービスは、赤ちゃんと本との最初の出会いであるブックスタートをはじめ、読み聞かせは、子どもの言葉と心を育て、成長を促すとともに、親子のきずなを深めることに寄与しています。

 また、図書館を通じて、子育て世代の交流のきっかけや機会づくりにもつながり、保護者の勉強にもなるなど子育てや、子育て世代の支援策の一つとなっています。
そこで、現在4カ月児健診にされているブックスタートをより有効なものにしていくためにどのような取組をお考えなのか、お答え願います。

 聞くところによりますと、今年4月に本市の図書館が「子ども読書活動優秀実践図書館」として文部科学省から、大臣表彰を受けたと聞き及んでおります。門真市民の一人として、大変うれしく感じておるところであります。

 子どもが公共施設である図書館を利用するには、まず、そのルールに基づいて権利や義務を覚え、公共性を身につけることが必要となりますが、わたくしはこれは非常に大切なことであると考えております。

 そのうえで、利用方法について教わり、調べものや自発的な疑問について、図書館員の手助けを得ながらも自ら解決していくことが可能となります。

 本来、読書は強制するものではなく、自主的・自発的活動である生涯学習の基本となるものであり、読書そのものも、児童の自発性によるものでなければなりません。
 それゆえ、読書活動の支援策は、読書に対するきっかけづくりや、興味を持てるような工夫、雰囲気や環境づくりというものが主になると考えます。

 その意味で、図書館の果たす役割は大きいと考えますが、学校・園はもちろんのこと、家庭・地域などと連携が不可欠で、特に、家庭への働きかけは重要ですが、さまざまな事情を抱えた家庭も少なくなく、それを補完する体制づくりが必要です。

 その意味で、学校や園との連携、地域での支援体制を構築するためのノウハウの提供など、ますます図書館に対する期待は増大するばかりです。

 そのために、図書館からの提案も必要であるし、学校図書館と市立図書館との連携のみならず、学校や園も対応してもらいたいと考えますが、教育委員会の考え方をお聞かせください。

 子どもたちの自立に向けた人的援助は、探し方や調べ方の方法・手順を知るだけではなく、解決に至った自信や喜びを経験することで、観察眼を養うこと、いっそうの学習意欲や課題解決力の向上につながるものであり、

 そのことを助長させるためには、子どもと本の出会いの演出となる市立図書館や学校図書館における役割は、本の配置やレイアウト、関心を呼ぶような展示や掲示、行事開催というような目に見える工夫とともに、図書館内におけるレファレンスとよばれる利用への手引きや相談であると考えます。

 そのために、市立図書館と学校図書館の司書などが研修会や研究会を通じて、情報交換やスキルアップを図ることが重要と思われますが、そのことについても考え方をお聞かせください。

 今後、近い将来、生涯学習複合施設に新しい図書館が建設される予定ですが、児童書の充実という意味では、図書館の中に児童図書館を設置するくらいの計画を立てねばならないと私は考えております。

 電子書籍が普及しつつある状況下にあっても、手に取る本の温もり、本を通じての親子のふれあいは重要なものと感じます。子どもや親子が集える図書館づくりを提案しますが、市としてのお考えをお聞かせください。

 以上で、私の質問を終わらせていただきます。ご清聴ありがとうございました。
                         自由民主党 池田治子
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

【答弁:柴田昌彦 教育委員会・生涯学習部長】

 池田議員ご質問の「読書活動の推進」について、ご答弁申し上げます。

 まず、教育委員会での取組についてであります。
 子ども読書活動推進計画策定のこれまでの経過ととともに、教育委員会3部全体で推進していくものとなっているのかどうかについてでありますが、

「第2次子ども読書活動推進計画」策定にあたっては、審議会委員として学識経験者をはじめPTA協議会、小・中学校長会、図書館協議会の各代表者参画のもと、計画を教育委員会全体で進めていくことを基本として、

審議会には3部から学校教育・生涯学習・こども政策の3課長が、その下部組織の作業部会には、保育幼稚園課を加えた4課が参画し、協議を重ね進めてまいりました。

 次に、子どもの読書習慣のための支援についてでありますが、子どもの読書活動推進には、家庭や地域など本当に身近な環境での働きかけが必要でありますが、

それを支えるには教育委員会をはじめ学校等の教育機関が、読書環境に恵まれない子どもたちを含めすべての子どもたちが読書に親しめるような仕掛けやしくみを工夫することが肝要であると考えております。

 スマートフォンなど電子媒体が発達している中ではありますが、やはり温かみのある紙媒体による読書や読み聞かせによって子どもたちの学びの領域を広げていくことは大切であり、
このたび策定いたしております「広げよう読書の輪 育てようことばの力」を基本理念のキャッチフレーズとする子ども読書活動推進計画も、実践を基本に教育機関全体で取り組んでいく所存でございます。

 次にブックスタートをより有効なものにしていくためにどのような取組を考えているかについてでありますが、ブックスタート事業を通じて多くの保護者は、子どもたちが初めて本に接したときの反応や表情を見て、本が及ぼす影響や効果を体験されていることと存じます。

 そのうえで、保護者自身が本に興味を持ち、そのすばらしさを活用するためには、事業後のフォローが大切であると認識いたしており、ボランティアと連携して、図書館のみならず地域の身近な施設などを活用しての読み聞かせを行うなど、保護者の皆さんに継続して家庭において少しでも、読み聞かせの時間を持ってもらえるようなノウハウを伝える場を増やしてまいります。

 次に学校図書館と市立図書館との連携のみならず、学校や園の対応に関しての教育委員会の考え方についてでありますが、
家庭での読書活動が困難なケースについては、学校や幼稚園・保育所・認定こども園等あるいは地域で補完や支援できることが必要だと認識いたしております。

 具体の取組として、各学校へは、図書館司書と学校図書館司書が連携して情報提供や本の貸出支援を行い、幼稚園・保育所・認定こども園等へは図書館からおはなし会や推奨本などの情報提供を行ってまいりたいと考えております。

 次に市立図書館と学校図書館の司書などが研修会や研究会を通じて、情報交換やスキルアップを図ることについてでありますが、
図書館といたしましては、研修会や研究会が情報交換やスキルアップの場となるものと認識しており、今後も、各学校等と情報共有に努めてまいりたく存じます。

 最後に、子どもや親子が集える図書館づくりのご提案についてでありますが、

 現在、図書館本館のほか市民プラザ分館においても、親子を対象にした読み聞かせや絵本講座を実施いたしておりますが、これ以外にもスペースの広さに関わらず、他の施設の活用とともに周知方法や実施回数については課題として捉えております。

 将来的には、建設予定の新生涯学習複合施設内の図書館においても、子どもの学び支援、子育て支援両面から複合施設の利点を生かした館全体を視野に入れての活用方法、親子で楽しめる蔵書の充実や、集いを創出できる楽しい企画を検討し実現に向けて努めてまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますよう、よろしくお願いいたします。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB7.5; YTB730...@i60-35-68-28.s04.a027.ap.plala.or.jp>

◎池田質問前半の「門真市の人口減少問題と対策」も良い質問だったので紹介する
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 戸田 E-MAILWEB  - 16/2/5(金) 10:01 -
  
 こちらは質問全文だけの紹介となるが、池田議員の的確な問題意識と見識が分かる。
 
 答弁の方は2月下旬に議事録が公開されるので、そこで見て欲しい。
 ここで紹介する「前半」は、以下の通りである。
      ↓↓↓
    1 今後の人口減少問題に係る本市の取り組みについて
      (1)これまでの行財政改革の取り組み及び効果について
      (2)今後の人口減少問題に係る本市の取り組みについて

※意外な事に、池田議員ブログhttp://harukoikeda.blogspot.jp/ には12月議会の質問
 についての記事が無い。
  12月の市議会・消防議会と年末年始の多忙で議会報告まで手が回らなかったのかも
 しれないし、ブログという形式では長文に質問を載せにくかったのかもしれない。

※戸田は池田議員の読書・図書館問題質問に感銘を受けたので、議会直後に池田議員に頼
 んで質問原稿を送ってもらい、教委から答弁も送ってもらい、年明けには掲示板投稿す
 る事が可能だったのだが、何やかんやで2月上旬になってしまった。ゴメン!
  (これは中道議員質問も全く同じ)
     ↓↓↓
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 3番 自由民主党 池田治子でございます。
 通告に従いまして、順次、質問いたします。
 まずはじめに、【今後の人口減少問題に係る本市の取り組みについて】質問いたします。

 日本は、人口減少時代に入っております。わが国は、戦前、戦後の第一次ベビーブーム、及び第二次ベビーブームにより、人口ピラミッドに大きく二つの突出した世代グループを形成しており、その総人口は平成20年(2008年)12月をピークに、平成22年(2010年)12月から減少傾向にあります。

 加えて、戦後日本の驚異的な復興努力の結果、社会的安定と経済発展、医療、衛生面の急速な進歩等により、平均寿命が延びて、長寿化がすすみ、世界的に見ても類を見ないスピードで、必然的に超高齢社会に突入しています。

 さらに今後、未婚率の増加と、出生率の低下により、さらなる、少子化、高齢化、そして人口の減少は、もはや避けられない国家的問題として認識されております。

 すなわち、これまでの歴史上の、人口増加時代の政策や施策は根底より見直し、人口減
少時代を前提とした新たな施策を組み立て、実行していくことが求められています。

 本市におきましても、すでに今を遡ること10年前、平成17年(2005年)に「門真市行財政改革大綱」及び「門真市行財政改革推進計画」が策定されています。

 これは、園部市長の市政運営の中で、来るべき少子高齢化時代の到来に備え、新しい方向性を持った、より最適な施策を打ち出していくため、まずは財政基盤をしっかりと固める、大改革の柱となるものであり、これに拠って、本市がいち早く、行財政運営の改善と再建に取り組み、新体制で、門真市政の改革と再生を実現してきたものと聞き及んでおります。

 新しい方向性のもと、大改革に取り組むにあたっては、とりわけ日々実働に励む市職員の皆さんには、痛みを伴う部分もあり、忍耐が必要な場面もあり、決して平坦無風な道ではなかったことと思われますが、門真市と門真市民のために、知恵を絞って汗を流し、全市一丸となって力を尽くしてこられたことの結果が現在につながっているものと考えます。

 この10年、園部市長の市政運営のもと、門真市の行財政改革として、具体的にどのような取り組みを実行してきたのかを、お答え願います。

 そして、それらの取り組みにより、どのような効果がもたらされ、さらに門真市が自律発展都市として、“元気”を体感できるまちづくりを継続的に進めていくため、どのような施策に取組んでいるのかを、お答えください。

 平成17年(2005年)から現在まで、力強い行財政改革を断行し、さらに、現在も引き続き、門真市政の再生と発展を図ってきているところでありますが、今後の施策におきましては全て、常に人口減少社会が前提となることを含んでおかなければなりません。

 先の9月議会における一般質問でも、ふれさせていただきましたが、本市におきましても本年10月に、「門真市人口ビジョン」及び「門真市まち・ひと・しごと創生総合戦略」が策定され、人口減少時代を真正面から捉えたうえで、門真市にとっての最適な施策を実現していく必要があるところでございます。

 門真市には、三ツ島、稗島に見られるような、古くからの心温かなコミュニティ文化の残る地域が多々あり、これからの超高齢社会においても欠かすことのできない、ご近所同士の心の絆、お互いにたすけあう気持ちが、いたるところで感じられるまちであります。
 
 この、人と人との繋がり、支え合う連帯感こそ、門真市の大いなる力だと言えましょう。
 そしてさらに、市民の皆さま、とりわけ若い世代・子育て世代の皆さまにとって、魅力にあふれ、「門真に住みたい・住み続けたい」と思えるまちづくりを、あらゆる方面から検証し、積極的に推進していかなければなりません。

 そのためには特に、「教育の向上」をはかり、「子ども」の健やかな成長のための施策の充実が強く求められているところです。

 加えて、門真市のイメージアップと、市の内外へ向けての本市独自の魅力のアピールに、より積極的に取り組むことが、きわめて重要であると、私は考えます。

 門真市政において、来年度すなわち平成28年度において、今後の人口減少問題に対し、どのような取り組みをしていくのか、門真市ならではの地方創生の観点から、具体的な方向性をお答え願います。                     (約6分)
  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB7.5; YTB730...@i60-35-68-28.s04.a027.ap.plala.or.jp>

◆共産党4議員質問:マイナンバー質問せずは意外。「防犯灯は市費で設置運営」同感
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 戸田 E-MAILWEB  - 16/2/5(金) 10:50 -
  
 共産党は4議員全員が本会議質問を行なった。普通なら戸田HP掲示板でもそれぞれ全文紹介する事が多いのだが、今回は作業余裕が全く無いので、
 共産党議員団HP  http://kadoma.jcp-web.net/
   ↓
  「議会活動」 http://kadoma.jcp-web.net/?cat=2 で読んで欲しい。

 議員ごとには、
2015年12月議会 豊北ゆう子議員の一般質問・答弁
 1.学校教育環境の充実について  私は、9月議会でも子どもの貧困対策について質問
  をさせていただきましたが、子どもの相対的貧困率は、2012年に過去最高を更新し
  16.3%になっており、子どもの6人に一人が貧困状態にある状況 [...]
      http://kadoma.jcp-web.net/?p=4307

2015年12月議会 ほりお晴真議員の一般質問・答弁
 1.無料低額診療事業について  無料低額診療事業とは、社会福祉法第2条第3項第9
  号の規定にもとづいて、生活困難者が経済的な理由によって必要な医療を受ける機会
  を制限されることのないよう、無料または低額な料金によって診療を行 [...]
    http://kadoma.jcp-web.net/?p=4301

2015年12月議会 亀井あつし議員の一般質問・答弁
 1.防災対策について  まず門真市洪水ハザードマップにおける、淀川の浸水想定区域
  図を踏まえた、市役所・避難所の電源等の対策についてであります。今回この問題を
  取り上げたのは、9月11日に発生した関東・東北豪雨によって鬼怒川 [...]
     http://kadoma.jcp-web.net/?p=4301

2015年12月議会 福田英彦議員の一般質問・答弁
 1.子どもの安全確保について (1) 本市の現状の認識について 子どもの安全確保につい
  ては、例を挙げるまでもなく、本市においても児童生徒を取り巻く環境は厳しいもの
  があり、一層の施策の充実が求められています。 文部科学省 [...]
    http://kadoma.jcp-web.net/?p=4287
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◆4議員それぞれ、ちょっと地味めだが大事な質問をしていると思う。

▲「マイナンバー制度」について、戸田は他の質問との時間制限の関係で今回は見送った
 が、共産党は当然質問するものと思っていた。実際、全国どこの共産党議員も、この
 「新たに開始される大問題事業」に対して批判質問をやっている。
 
  しかし門真市共産党は4人も議員がいるのに誰もマイナンバー制度についての本会議
 一般質問をしなかった。これは非常に意外だった。しない理由は分からない。

◆共産党の亀井は、戸田がかねてから批判しているようにロクでもない議員だが、今回の
 「防犯灯の設置運営は全て市費で行なうべし」、という主張提起には全面的に賛同す
 る!
  
  門真市ももうそれに踏み切るべき時期に入っていると思う。
  この事は戸田も強く主張していく事にする。

  もちろん戸田は「門真市のウソつき共産党」とは違って、先行者(門真市共産党議
 員)の功績をちゃんと明らかにした上で、「今まではそれへの取り組みをしてこなかっ
 た」事への反省も明らかにした上で、要求していくよ!

◆防犯灯問題での亀井質問を聞いていて、ちょっと歯がゆくなって思った事は、
  門真市は「住民の安全と尊厳を守るのは行政の責務である」、と議会で明言している
 のだから、防犯灯の市費設置についても「住民の安全と尊厳を守る行政責務」論理を使
 えば、行政は「防犯灯の設置義務」を否定出来なくなるのに・・・・、という事だっ
 た。

  この論理を使えばどんどん当局を追い込んで、「全額市費負担による防犯灯設置」を
 実現出来るのに、なぜこの論理を使わないのか、不思議に思えてならない。

 「戸田が切り開いた論理だから使いたくない」というセコイ意地のためか?
 頭が悪くてこの論理を活用する事を思いつけなかったのか?
  ・・・・はたまたその両方か?
 
 まあ、いずれにせよ、共産党議員団の長年の追及努力によって、「門真市でも防犯灯は
全額市費負担で設置するべきものだ」という認識が決定的に高まったものと思う。
 あと一押しだ! 
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引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB7.5; YTB730...@i60-35-68-28.s04.a027.ap.plala.or.jp>

◎公明党3議員も民主党系森議員も自民土山議員も緑風3議員も、それぞれ意義ある質問
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 戸田 E-MAILWEB  - 16/2/5(金) 13:07 -
  
 12議員の質問通告一覧(市議会HP)↓(「議会だより」4〜7ページにもあり)
  http://www.city.kadoma.osaka.jp/shigikai/pdf/shigi_ippan/27/2704_.pdf
  http://www.city.kadoma.osaka.jp/shigikai/pdf/shigi_tayori/h27/183.pdf
から、上の投稿で紹介していなかったものを紹介する。
 (会派ごとに分け、また必ずしも質問順番には並べていない)

※質問も答弁も、99%は原稿通りに読んでいるのだから、それら原稿を集約して速やかに
 ネット公開する仕組みを作れば、市民にとっては、「2/1議会だよりでの超々簡略紹
 介」や「2月下旬の紙の議事録公開」を待つ事なく、正確なやりとりを誰でも知る事が
 出来るようになるのだが・・・・

◆ごく一部に「余り意義の無い質問」もあるが、大多数は市政改善に意義のある質問だっ
 た。
  戸田は議場で聞いていて、それぞれに感想を持ったが、今回はそのうちの極く一部だ
 けを(戸田感想:・・・)として記載した。 
         ↓↓↓
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内海 武寿(公明党)
  1 新地方公会計について
    (1)総務省の固定資産台帳システムなどの活用について
    (2)固定資産台帳を基とした公共施設等総合管理計画の取り組みと第5次総合計
     画と立地適正化計画の位置づけについて
    (3)日々仕訳と月次試算表について
    (4)特別交付税の活用について
    (5)今後のスケジュールについて
                    (戸田感想:ものすごく専門的!
                          戸田も少し勉強しなくては。)
  2 第二京阪道路周辺整備について
    (1)高架下利用について
    (2)みどりの風促進区域の進捗状況について
    (3)市街化調整区域について
    (4)エスコートゾーンの敷設について
    (5)環境対策と下水道整備について
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

武田 朋久(公明党)
  1 門真市におけるソーシャルワークの拡充について
    (1)CSW、SSW、介護福祉士等の活用・運用等について

  2 学校ICT環境整備について
    (1)学校ICT環境の充実とネットワーク構築について

  3 子どもの発達支援について
    (1)児童専門会議の運用等について

  4 門真市におけるリサイクルシステム構築について
    (1)持ち去り禁止条例施行後のリサイクルシステムの今後の展望について

    (戸田感想:独特の「武田節」。障がい者、子どもへの強い思いが感じられる)
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

松本 京子(公明党)
  1 読書環境の充実について
    (1)読書通帳について
    (2)ビブリオバトルについて
    (3)その他の施策について

  2 ネットのいじめについて
    (1) ネットのいじめの現状と対策について
    (2)今後の取り組みについて
    (3)ネットいじめ防止プログラム等について
  
  3 産後ケア事業について

    (戸田感想:読書問題、いじめ問題が特に良かった。勉強になった。)
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

森 博孝(民主党系無所属)
  1 国民健康保険事業の安定運用について
    (1)医療費の現状について
    (2)ジェネリック医薬品推奨事業の推移について
    (3)健康寿命延伸の取り組みについて

    (戸田感想:森議員もやるねぇ!合理的で具体的な提起だ。)
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

土山 重樹(自民党)
  1 健康遊具の設置について
    (1)公園などへの健康遊具の設置について

    (戸田感想:なるほど、なるほど。)
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

五味 聖二(緑風クラブ)
  1 ラグビーワールドカップ及び外国人観光客への対応について
    (1)ラグビーワールドカップの日本での関心の高まりを受けて、6月議会以降の
     本市の対応について
    (2)東大阪市との連携について
    (3)外国人観光客の増加に伴う本市の考えについて

  2 クラブ活動のあり方と留学生の受け入れについて
    (1)クラブ活動の取り組みと廃部について
    (2)サークル的なクラブ活動の実施について
    (3)海外からの留学生の受け入れについて

      (戸田感想:クラブの件、現状で困っている子どもや保護者の声を代弁して
            いる。確かに改善の必要がある)
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

大倉 基文(緑風クラブ)
  1 門真市地域防災計画について
    (1)災害予防対策について
    (2)地震災害の想定について
    (3)豪雨災害の想定について
    (4)防災訓練について

  2 本市が行うパブリックコメントについて
    (1)ここ数年のパブリックコメントについて
    (2)実施に当たっての工夫について
    (4)プレビュー数について
    (5)これからのあり方について

      (戸田感想:パブコメが形骸化している現状への的確な指摘だ)
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

吉水 丈晴(緑風クラブ)
  1 トポス跡地問題について
    (1)平成20年3月の幸福町・中町まちづくり基本構想と平成21年3月の基本計
     画との相違点について

  2 ルミエールホールのバリアフリー化について
    (1)平成27年第1回定例会の質問に対してのその後の進捗状況について

      (戸田感想:ルミエールのバリアフリー化について鋭い批判指摘だ)
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB7.5; YTB730...@i60-35-68-28.s04.a027.ap.plala.or.jp>

▲あれれ?吉水質問の傍聴右翼は門真の足立だけ、マスコミも来ずでちょっと意外!
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 戸田 E-MAILWEB  - 16/2/5(金) 13:20 -
  
 これは、15/12/17(木) 23:31戸田投稿の記事のタイトルの再録。
 以下で全文を読んで欲しい。  (12月議会第1スレッド)
    ↓↓↓
▲あれれ?吉水質問の傍聴右翼は門真の足立だけ、マスコミも来ずでちょっと意外!
戸田 - 15/12/17(木) 23:31 -
 http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=9421;id=#9421
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB7.5; YTB730...@i60-35-68-28.s04.a027.ap.plala.or.jp>

12/8初日本会議の討論再現:まずは共産党福田議員の決算反対討論概要。話がつまらん
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 戸田 E-MAILWEB  - 16/2/5(金) 14:21 -
  
 共産党議員団HPから紹介する。

 (■この記事の中では「副市長再任案件」について、議場では「理由を言わずに反対」
   だったくせに、記事ではまるで「反対理由を述べて反対したかのような」、詐欺的
   書き方をしている!!)・・・この点は後で詳しく投稿する。

 (▲また、以前なら「決算について無所属議員も反対しましたが」などと書いていたの
   だが、戸田との対立が酷くなってせいか、最近は戸田の賛否について全く書かなく
   なってしまった。
   ・・・・だから門真民報しか詳しい議会情報を得ない共産党信者の人は、「反対し
       たのは共産党だけ!」と思い込んでいる。

   また、「戸田が反対したのに共産党は自公緑ら与党と同じに賛成した」場合もある
  のに、「そういう事が実際に起こっている」事自体を全く知らなかったりもする。)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
     ↓↓↓
No.2097(2015年12月13日号)[2015.12.11] -[門真民報]
市民置き去りで進める公民協働の姿勢
中町のまちづくり問題点など決算認定に反対
http://kadoma.jcp-web.net/?p=4231

第4回定例会( 12月議会)が開会

第4回定例会(12月議会)本会議が8日開かれました。
 本会議では、まず 14年度(平成 26年度)決算認定等についての委員長報告があり、その後、討論・採決が行われました。

 党議員団を代表し、福田英彦議員が、認定第1号平成 26年度歳入歳出決算について、次の要旨で問題点を厳しく指摘し、反対の立場で討論を行いました。

 (1)急ぐ必要のなかった浜町幼稚園の解体費に貴重な財源の「がんばる地域交付金を充
  当したこと

 (2)国への「口利き」事業ともいえる行財政運営アドバイザーに240万円、総額1020万
  円も支出したこと

 (3)地域協働センター予定地をまちづくり基本条例に位置付けるなど市民置き去りで
  「公民協働」を押し付ける姿勢は認められない

 (4)UR(都市再生機構)の土地売却など中町地区のまちづくり

 (5)懸賞ともいえる海外派遣研修に多額の一般財源を支出する英語プレゼンテーション
  コンテスト

 (6)預金口座に振り込まれれば、わずかな年金や給与も差押える市税や国保料滞納者に
  対する徴収事務

 (7)災害対応など、公的責任後退が危惧されるごみ収集や給食調理業務委託100%推
  進の問題点

を厳しく指摘し反対討論を行いました。

 討論後の採決では、賛成多数で認定されました。

 水道事業会計決算、他一件(水道事業剰余金の処分)については、全会一致で認定・可決されました。

 人事案件では、来年3月末に任期が満了する副市長に川本氏が選任(再任)されました。
 党議員団は、市長を補佐し、ごみ収集や学校給食調理の委託をいっそう推進してきたこ
とから反対しました。

 本会議に提出された 19案件については理事者の説明の後、各常任委員会に審査が付託されました。
 17・18日に本会議が開かれ、議員団4人が一般質問に立ちます 
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引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB7.5; YTB730...@i60-35-68-28.s04.a027.ap.plala.or.jp>

★戸田の決算反対討論:話の深さが違うね!共産党の「為にする反対論」もバッサリ!
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 戸田 E-MAILWEB  - 16/2/5(金) 21:22 -
  
(15:24 -投稿の分にで一部誤記が判明した分を訂正して投稿し直した)
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※これより以降の戸田の討論全文は、戸田支援者市民の奥さんにテープ起こししてもらっ
 たものを、戸田が校正したものだが、ごく一部に不正確な部分があるかもしれない。
  また、戸田が「早くデータが欲しい」と言って、年末から年始にかけて作業していた
 だいたのに、掲示板アップがこんなにも遅くなって大変申し訳ない!
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決算についての反対討論

 13番無所属革命21の戸田です。決算について反対の立場から討論を行います。

 まず、議会で「反対」という事の場合の意味や、その位置付けについて簡単に触れておきます。

 自治体には実際には選択の余地がない、国や府からの強制、実質的な強制、こういうふうなことについて、例えば、マイナンバーとか典型なんですけど、これは市の方には拒否権は実際にはない。税金条令もしかり。

 しかしながら、議員としては私は、「これは反対である」という意見表明はやっぱりしておくべきものだと思います。

 また、「市が独自に考えてまずい事・悪い事をしている」、これはもちろん強く反対いたします。
 そしてまた、「ケチ付けのおかしな反対」はしない。
 そういう部分では自分を律していきたい。

 このように考えて以下の意見を述べていきますが、この決算の中で、当然「賛成出来る部分」もある訳でして、とりわけ先程、共産党が述べた反対について、わたしの意見が違う部分をまず述べて、それから私の反対ポイントを述べて行きたいと思います。

 といいますのは、
 「戸田がこれこれに反対しないのはけしからん!これは裏で癒着しているからだ!」
このような事を言う人らが、この間いろいろいる訳でして、そうでないことをハッキリさせておこうということです。
  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 いわゆる『トポス問題』ですけれども、
  「2010年に市が買っておけば安く買えたんだ」と、こういうふうな事が
いかにバカげた、成り立たないことであるかというのは、この9月の私の議会質問でまず、はっきりしてますね。

 もともと、体育館用地の倍もある、「半分は全く使い道が不明」なものを、行政が買う事はそもそも出来ない。

 ましてや更地でもない、しかもその時には少なくともその時点では、店舗をまだ営業しているものがある。
 そんな建物を行政が買う、などというのは、まさしくもう「問題外の話」であります。
 そんな話を議会で出したら、逆に大反対にあって当たり前の話です。

 そして「税金の無駄」というふうな事を考えた時に、まず「使う必要がないものを作る」、これは無駄です。
 そして「やり方が非常におかしい、浪費だ」、この2種類があります。

 新体育館の場合はまさしく「他に比べて30数年遅れたもの」を「最も適切な場所に建てる」。これは「無駄な事業」とは全く関係ない。

 そして「やり方」については,何処そこが儲けたここそこが儲けたということはあるでしょう、それはそれで事実でしょうけども、今回市がとったやり方以外のやり方で、市の税金を安く済ませる方法は一つもない。

 反対する人らがなんぼ出してみてくれと言っても出せない。
 もし買い取ったら、27億円の国からの補助が無い訳ですから、かえって市の負担の方がはるかに大きくなるという問題であります。

 ですからこれについては賛成。
 しかも市の新しい道路もできる。ということであります。
  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 それから行政アドバイザーの件ですが、これもしきりに何か怪しい事業であるかのように言いますけども、そもそも考えてほしい。

 門真みたいなちっちゃくて財政が弱い、ちっぽけなまちは、霞が関に自分の味方、自分のある意味「情報工作員」を持つという事はとても必要な事ですよね。
 「それが全く必要じゃないよ」という論議は僕は成り立つとは思いません。

 しかもこの人、佐藤さんという元国会議員の秘書ですけども、東市長の時代は松下に当初から松下がドサッと金が入いっていたから、東さんはあまり霞が関に頭なんか下げたくなかった、尻尾を振りたくなかったということで、必要以上に距離を取りすぎていて、もらうべき物・もらえる物ももらわない、というふうな事に実際なっていた。

 そしてまた、中央官庁においては「門真市は松下の企業城下町で豊かな所だ」と思っている人がほとんどそうだと。

 実は近畿圏内でも大阪以外の所ですら、「門真は松下の城下町で豊かだ」と思っている人は随分いるそうですから、そういう誤解を解いていく。
 そして、もらえるべき物をもらっていく。

 そして人的交流もある、しかもこの時大事なのは、かといって国にコントロールされたり、国のひも付きを受け入れたり、そういう事をしてはならないのですけども、門真市はそこらへんはきちっと独立独歩でやりつつ活用しています。

 高々年間240万円ですか、それでそういう働きが出来るのなら御の字ではないか。
 補助の問題で言うと、2000万円3000万円金が違うのがいくらでもありうる話ですから、年間240万円というたら10年間で2400万円、

 その中で2回3回と2000万円・3000万円の効果をもたらせば、はるかに元が取れる訳ですね。

 この中で
  「私たちがやることは一切他からの質問には答えません。戸田議員からの質問には答
   えません」
って言っている、共産党4議員が年間3600万円も4人で得ている中で、何を文句言ってるんだ。
 このように思います。

 そしてこれについては、かつては「財政効果が明らかじゃないからおかしい、おかしい」、と言っている。
 
 今度は行政が、全部じゃないけれど、「こういうプラス面でこういう何千万円・何百万円の効果ありましたよ」、という事を出したら出したで、「これは口利き利得だ」みたいなことを言う。
 
 あー言っても、こう言ってもケチ付けのためにだけやるという事については、私は控えるべきだと思います。
  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 次、『はばたけ事業』のことなんでありますけども、まぁ、これもね、私は狭い門真で生活困窮者で町もごちゃごちゃ狭い、世間も狭い、ちょっとやんちゃな子らもなかなか大阪市内のやつらが行きたがらない。

 という様な所で、ボーンと海外へ派遣していく子供たちが9人と言わず、30人でも
50人でも行かしてあげたいと思いますよ。
 この事のプラスの影響というのは計り知れません。

 これ、税金でやっているからこそ、毎年安定してやれるわけですね。
 かつて、共産党は「民間の寄付を募るべきだ」と、今回は言ってませんけど。
 まぁ、そんなことしたら波があって、行けない年も出てくるでしょうから。

 これは門真市の子供たちに憧れを作ってそして、よそからも「いやー門真だったら英語頑張ったらオーストラリア行けるで」、という言葉は大きなプラス効果ですよ。
 そう言う事を褒めずしてあくまで反対するという神経、私は理解できません。
  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 次、地域会議等の公民協働の問題ですけども、
 門真市は、まぁ僕は1999年議員になりましたが、「住民運動不毛の地」と言われていました。

 そして、2005年合併、2002年の合併騒動が持ち上がった時には、もう、軒並み地域、いわゆる既存団体が全部「合併賛成で、門真市無くしてくれ」、なんてことをごく一部の役員だけで言う様な、ほんとに御用団体体質ばっかり。

 こういう事を直していく。
 ですから当面行政の側は、かなり主導的にやっていかないと歯車は回らないという実情は確かにあると思います。

 そういった中で、行政の方がちょっと前のめり過ぎる部分もそれはいくつか出てくるでしょう。

 しかしながら、例えば、3中校区で地域会議をやるセンターを作ろうと思ったら、門真小学校のあの空いている校舎以外どこがあるのか、という事ですね。

 そして、「地域会議の了承も得ずになんかを盛り込んだ」というけれども、今地域会議
は正式に機能してるのは一つだけですから。
 だから行政としてこう言うふうに在りたい、こう言うふうに在っていきたいという事を提起してやっていく事について、もう何も問題はない。

 それよりも、その地域の自主性を育てていくために、どうやっていくのか自分たちがどうしていきたいのか問うべきだろう。

 たとえば、自治基本条例にしてもこれは非常に良い部分があって大いに活用できる。
 そこで「住民の自治を尊重する」という、ちゃんと項目がキチッとあるからこそ、
例えば新橋住宅・市営住宅については「絶対に立ち退き強制なんか出来ないんだ」、
「あそこの住民の会を『住民自治の尊厳、表れ』として尊重するんだ」、という事をはっきり言っているんですね。

 こんな事を言っている行政はめったにないですよ。
 これは、自治基本条例を良く活用している例であります。
  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 次に、私が反対する面について述べていきます。
 そろそろ、反対論言えよ、と言う雰囲気もありますので、まぁこれについてはまず、

「いろんな部分での民営化をどんどん進める」という考えにまだ歯止めをかけない。
 学校給食調理員にしても、ゴミ収集にしても、今の現状のそういう人たちは、「本当はいらんのや!止めてくれたら助かる」で、だんだん少なく、生首は切らないけれどもというやり方・考え方ですけども。
 これはもう見直すべきであります。

 あらゆるところで、行政として、ずっと継続してノウハウをやっている人たちを、全部とは言わなくても、一定の部分をきちっと残して、これと例えば民間とかを常に対峙させて前進させていくという事が必要であって、

 これ全部ゴミ収集も給食も民間化してたら、地域の詳しい実情を系統的に、ずっと行政が把握して新しいものをやっていくという事は不可能になります。
 この点についてまだ非常に古い考え方にとらわれ過ぎていると思います。
  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 次には弁護士事務所についても賛同できない。
 これは今の『藤田法律事務所』と附属顧問弁護士』との契約を続けている訳ですけども、これは、私はここ3年ほどでずっと提起し指摘しているように、

「中央小解体工事事件」の時に、「ヤクザ的な人間からの絡みがある」という証拠を別の弁護士から出されても、それを無視して、「調べなくてもいい」と言ったりする。

 で、金川建設の問題についても、金川建設が「被害を受けていない」としゃべっているのだから、被害はないんだ、ってな形で、もうとんでもない判断をして、途中でもう調査を打ち切りみたいなことをやってしまう。

 それから、最近の例でいうと、『ヘイトスピーチ問題』 2014年にザイトク会副
会長の川東が申し込んできて、大騒ぎになった時も、非常に考え方が旧態依然たるものなんですね。

 「先進的な良い事例を積極的に作っていこう」、「ヘイト問題と自分らがもっと勉強しながら新しいものをやっていこう」、という姿勢に非常に欠ける。
 だから「拒否したら裁判で負けるのではないですか」、みたいな話も言っちゃう。

 トポス裁判で言えば、裁判で明らかにしている数字・金額についても、「言うな」、というふうに市の方にストップをかける。
 おかげで何か後ろ暗いことがあるかのように反対からつっこまれる。

 こういう事で言うと、情報の開示とか、企業倫理あるいはヘイト問題についての認識が弱いままでずーっときている。

 いっぱい「トポス問題の裁判」という大きなものを抱えているから、変えたくないというのがあるかもしれませんけれども、もうそろそろ、これだけ色々議会で指摘しても指摘しても、さほど進展が見られないという所であるから、もう弁護士事務所は替えるべきだ!そのように思います。
  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 それから、いわゆる「証明書のコンビニ交付事業」についてですが、これももう、「始まったら止められない公共事業」の典型ですね。

 「コンビニで住民票が取れる」って、普通の住民は普通に暮らしていたら、4年にいっぺんも使うかどうかですよ。
 ほとんどは、頻繁に使うのは業者からの請求だけですね。

 それを門真、まして平坦な狭いところで、支所と言っても「遠いから不便だ」という事は全くない。
 郵便で請求すれば十分できる。「郵便で請求して下さい」って、不便な人には言えばいい話で、誰かに代理人の委任も頼めるし、

 それをわざわざものすごく何千万円とお金をかけて、毎年ですよ、そして、手数料も安くして、市の持ち出しを増やして、もう大宣伝して、人件費使って、そこでやっていくのは愚の骨頂で、これは当時の担当者が「先進的ないい政策だ」と思い込んで飛びついた。

 だけども非常に税金の無駄であります。こういう事についても、止めさせるべきだと思います。ま、住基カード問題についても然りでありますね。
  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 それとこれも例年言ってますけれども、守口・門真商工会議所に対する補助について。

 これは裕福な団体で、毎年2000万円、3000万円の黒字のある団体なのですから、ここで200万円、300万円と言う補助を出さなくともいいじゃないかと。
 もっと非常に困っているNPOとかいろんな弱小団体に振り分けた方がずっといいし、商工会議所もそれは「けしからん」とはたぶん言わないと思いますよ。「自助努力」と、しきりに言う人たちの集団ですからね。

 まぁそういうふうな所も、旧来の慣例に甘んじるのではなくて、ちょっと園部市長も予算づくりの時に内部の訓辞として、「ゼロからの見直し」とか、「惰性に捉われない」という事を言っている訳ですから、そういう観点で見直すべきだという事を述べまして、私の反対討論と致します。

 ご清聴ありがとうございました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

※動画は、「門真市市議会 本会議録画中継」
   http://www.kensakusystem.jp/kadoma-vod/index.html
 の中で探すことが出来ます。
  本会議全体の中から戸田討論の部分を抜粋して見やすくしたものも別途作ってアップ
 したいのですが、作業が追いついていません。
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB7.5; YTB730...@i222-150-201-197.s04.a027.ap.plala.or.jp>

☆川本副市長再任への戸田の賛成討論。深いよ!共産党またも「何も言わず反対」の卑怯
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 戸田 E-MAILWEB  - 16/2/6(土) 21:03 -
  
 「過去に厳しく対立したし、今も対立部分のある川本副市長」だが、ザイトク問題で示した毅然たる姿勢と熱い気持ちを高く評価して「総合的に見て再任に大賛成」、とした。

 それに比べて共産党は、あれほど戸田から批判を受け続けて、しかもそれに「全く反論出来ずにダンマリ」を続けている事を、またも卑怯愚かに行なった。
 すなわち、「議会では何も言わずに反対する」という行動である。

 おまけに後日の門真民報では、まるで「反対理由を述べて反対したかのような」、詐欺
的書き方をしているのだ!
    ↓↓↓
 [門真民報]2015年12月13日号
  市民置き去りで進める公民協働の姿勢
  中町のまちづくり問題点など決算認定に反対
    http://kadoma.jcp-web.net/?p=4231
 第4回定例会( 12月議会)が開会
     (中略)
  ・・・党議員団は、市長を補佐し、ごみ収集や学校給食調理の委託をいっそう推進し
     てきたことから反対しました。
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 <川本雅弘 副市長再任提案についての戸田の賛成討論>

 13番 無所属・「革命21」の戸田です。賛成の立場で討論致します。

 賛成の場合は、討論無しでも良い場合も多いと思いますけれども、私は、川本副市長と
はかって、非常に厳しく、激しく対立していたし、今、その課題自体については、意見は
平行線である、しかしながら賛成だ、という事について理由を明らかにしてゆきます。

 川本さんはここの経歴のある通りなのですが、私との出会いは、私が1999年、門
真市市会議員に初当選した時に、学校教育課の係長でありました。
 非常にお役人的な、少し人間味に欠けるような感じをもって、否定的な感じを持っておりました。

 そしてそれがさらに、2008年の3月にいわゆる「門真3中卒業式についての産経新聞扇動報道事件」というのがありまして、右翼がワッと来る、共産党の議員も共産党系の団体も教師も引っ込んでしまう。
 そういう中で、川口先生のみが頑張り続けて処分を受けていく訳ですけれども、その、2008年の4月にまさしく、それまで2年間大阪の教育委員会に異動していた川本氏が、今度は、学校教育課長として門真市に戻って来て川口先生処分裁判を実際に推進するための旗振り役のような役割を果たしていた。 

 そして川口先生から見ても、私から見ても、この川本氏はかっては、一般教員として反戦平和人権、反差別ということを頑張って、「君が代強制の反対!」という事を頑張っておった人でありますけれども、
 門真市であれ、どこでも良くある様に「出世転向」されて、教育委員会になって、今度は君が代を押しつけして、反対する良心を守ろうとする教員を締め付けていく立場になるということで、極めて厳しく私には対立して批判をして来ました。

 そういった川本氏が、今度は学校教育の部長になり、やがては副市長になっていった訳であります。
 幼稚園の民営化等についても責任があると思いますが、ただ、副市長になって以降、
そういう対立・意見の違いは、それはそれとしましても、

ザイトク問題に対する取り組み、いわゆる、「差別・差別扇動は許さない」、という観点は、教育時代からの差別を憎む気持ちという事は、消えずにずっと残っていたという事は、僕も見て取れました。

 とりわけ、2014年にザイトク会川東ルミエルホール事件においては、川本副市長の立場で 「こういう事は許せない」と。
 この弁護士は、「これ取り消したら裁判で負けるんじゃないか」というおかしな事を言って、法務監察の役員たちもそこらへんに同調してしまう様な時でも、「そんな事はあり得ない」と。

 「仮に裁判に負けたとしても断固として、こんな差別は許さないという姿勢を取るべきだ」、という事を、内部においてはそういう立場を頑張ってこられたという事は、後に知る事が出来ました。

 教員時代の「差別は許さない」、そういう熱い気持ちというのは消えずに残っているという事を確認できて、大変心強く、かつ、嬉しく思った次第であります。

 そして地元・門真市に住み続けて、きっと外部から右翼がガンガンやって来る様な事についても、非常に腹立たしく思い、「門真市をきちっと守っていこう」という熱い心も持っていると、そういう事も伺えます。

 そういう意味からも、意見の対立は対立としまして、全般的に見て大変頑張っておられる。
 門真市の人権行政、反差別の立場での先進的な人権行政も非常に理解を持って進めていかれる、そういう副市長であることを、私も現場でずっと見て分かってきましたので賛成。

 副市長の継続については「大いに賛成」と、こういう意見を述べる次第であります。
 ご清聴ありがとうございました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

◆「地元・門真市に住み続けている川本氏」(大和田駅南側の結構大きな家)は、「外部
 右翼の市政介入を非常に腹立たしく思い、門真市をきちっと守っていこうという熱い心
 も持って対応するだろう」、という言葉は、

 「外部右翼が市政介入や威圧街宣をして市民に恐怖を与えても、それと全く闘わない」
  (報道すらしない!)ヘタレ共産党への痛烈な皮肉でもある。
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB7.5; YTB730...@i60-35-95-69.s04.a027.ap.plala.or.jp>

12/18本会議での戸田の討論:少人数学級を求める意見書への賛成討論:◆意義と内幕を
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 戸田 E-MAILWEB  - 16/2/7(日) 8:18 -
  
 12/18最終本会議は戸田の5項目一般質問からスタートし、共産党の豊北裕子議員の
一般質問と答弁(10:52〜11:06)で一般質問を終了した。

 その後、3つの意見書と1つの決議
  ・少人数学級を求める意見書:(〜11:18に可決)
     賛成討論:公明党の岡本議員(3分)、無所属・「革命21」の戸田(3分)

  ・夜間中学支援を求める意見書:(〜11:25に可決)
     賛成討論:無所属・「革命21」の戸田(40秒)

  ・マイナンバー制実施の財政支援を求める意見書(〜11:41に可決)
     反対討論:共産党の亀井議員(4分)、無所属・「革命21」の戸田(6分)

  ・2025年問題への門真市の万全対策を求める決議(〜11:49に可決)
     賛成討論:無所属・「革命21」の戸田(3分)
      ※「2025年問題」=大量人口の「団塊の世代」が後期高齢者になっていく
  
    ↑↑各意見書・決議の文面は↓↓の後段に載っている。
   http://www.city.kadoma.osaka.jp/shigikai/pdf/shigi_gian/27/27_04t.pdf

 その最初の「少人数学級を求める意見書」についての戸田の賛成討論を全文紹介する。
  (音声記録からの文字起こし)
     ↓↓↓
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 13番、無所属 革命21の戸田です。
 この意見書、全面賛成の立場で討論いたします。
 
 そもそも少人数学級の推進というのは、営々と、特にリベラルの革新の側が、ずーっと進めて、それはもう、さすがにこの日本でも、自民党・公明党や、あるいは「もっと右寄りに教育をせい」と言う、そういう右派も含めて、「それは当然」と思ってきたさなかにですね、

 なんと財務官僚が、「子供の数が減ったんだから、教師の数減らせ!・財政浮かせ!」、こんなことを出してきた。

 まぁ、「人民の敵」の高級官僚のなかでも、この財務官僚ってのは最も悪質な連中ですね。
 年金を何兆円も無駄に使って、まあ、とんでもない連中であります。

 ですからさすがにもう、超党派的に、議員‥国会議員も地方議員も教育関係者も、
「あまりにもひどい」というので、怒りの声が上がった訳です。
 これを引き受けて、我が門真市議会でも、この意見書を出すという事は、大変に必要であり、正当なことであります。

 あまりにも○○○○のゼニ金の勘定、国民の税金を食い散らかして、自分らはのうのうとしている、財務官僚のあの悪辣なやり方は粉砕しなければならない。

 そしてもうひとつ私が賛成する、この意見書を高く評価するのは、地方自治体において、国際レベルでは敵対し、丁々発止 いろいろ繋がっている政党政派であっても、
 「地方自治体においては是々非々で、出来るだけ協調し、住民の意思を共通して代弁して
いこう」、とこういう考え方にのっとって、この意見書が建設されたという事を、高く評価します。

 もともとは共産党が提案した段階では、タイトルからして、「少人数学級推進と義務教育費国庫負担制度の改善に関する意見書」として、
 要求項目は「少人数学級推進」の他に、「教育の機会均等のために義務教育費の国庫負担を、以前やったような二分の一に戻せ」と、

 「2つの要求」があった訳ですけれども、自民・公明からすれば、「これはここまで並べたてられれば、ちょっと乗りにくい‥乗れない」、ということで協議をして、共産党も譲り、自公も譲り、今日最大限の、最大公約数を取って、この一本化をした、
という事については、大変に結構なことであります。

 私が記憶にする範囲では、もし間違ってれば後で指摘願いたいんですが、門真では、時々自民党は、共産党が出す事もいいかな、という事はあるけども、公明党は、絶対これは、「産党が出したら拒否」、という事であった様に私は思ってますが、

 今回は公明党も一緒にやって、是々非々でそれぞれ譲り合って、市最大の共通点を追求する、という事になったという事は、とても市議会の、色んな意味で、地味かもしれませんが色んな改革を進んできて、風通しも良くなり、議員同士の発言もいろいろ活発になってきた、
 こういう中で行われた事として、私はその点も大変歓迎いたします。
 以上の点によって賛成いたしますので、これをもって私の討論といたします。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

※音声と動画は、「12月議会特集」
    http://www.hige-toda.com/_mado05/2015/gikai/12gikai.html
 に組み込んである。
  (アクセスと同時に3つの動画の音声がいきなり始まる場合は、各動画を一旦停止
   させて下さい) 
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB7.5; YTB730...@i60-35-23-55.s04.a027.ap.plala.or.jp>

◇夜間中学支援意見書への賛成討論、■マイナンバー制実施財政支援意見書への反対討論
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 戸田 E-MAILWEB  - 16/2/7(日) 19:59 -
  
 「夜間中学支援を求める意見書」への賛成討論はわずか40秒だが、「マイナンバー制実施の財政支援を求める意見書」への反対討論は約6分を費やした。

 「財政支援」ウンヌン以前に、そもそもマイナンバー制度自体が巨大な浪費と危険性の事業だから実施に反対だ、というのが戸田や共産党の反対論の理由である。
 (この件では、共産党はちゃんと「反対の理由を言って反対」をしたよ!)
 
   各意見書・決議の文面は↓↓の後段に載っている。
   http://www.city.kadoma.osaka.jp/shigikai/pdf/shigi_gian/27/27_04t.pdf

 以下にテープ起こしから戸田の討論を再現する。その音声↓↓↓
http://www.hige-toda.com/_mado05/2015/gikai/onsei/27.12.18honkaigitouron_1.MP3
      ↓↓↓
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
【夜間中学支援を求める意見書】への戸田の賛成討論(約40秒)
  
 13番、無所属 革命21の戸田です。これについては、極く手短にいきます。
 ほんとに必要であり、適切な意見書であります。

 特に在日外国人の権利の事も含めて、きちっとした人権感覚に立った案文を作られた、
公明党の方が出された、という事も高く評価して、私の賛成討論といたします。
 以上です。
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【マイナンバー制実施の財政支援を求める意見書】への戸田の反対討論(約6分)

 13番、無所属 革命21の戸田です。反対の立場で討論いたします。
 本来、地方自治体で、この手の問題で上げるべきは、「マイナンバー制度廃止せよ、反対である」、という前提の上で、

「国が勝手に決めて、自治体に負担を強いている。法律でとりあえずそうなったんだから、全額国がまず金出せ」、ま、こういう意見書要求であるべきで、と思いますね。
 マイナンバー制度がなぜダメかは、ま、あんまり同じ事じゃなくて、別の言い方から、ちょっとしますね。

 例えば、中小の、例えば公明党なり自民党なりの支持者の人に中小企業の人、沢山いますよね。
 これで、マイナンバー制度によって、どれほど無駄な金を強いられて、手間暇を強いられて、精神摩滅させられるか。
 コンサルだ、なんだかんだと言うて、あちこち金払わなくちゃいけなくなるのか。

 まず物事を考える時に、
 「それだけの金を出して、それに見合うものがあるのかどうか」、あるいは
 「全然違う危険が生じた時に、もの凄い金や労力を使ったら大変じゃないか」、
そういうふうな事を、ちゃんとバランスを含めて考えるべきであります。

 この制度は、当面2700億円投入して、まあ、直にどんどん金は増えます。そして増えても、もう止めようが無い。

 で、これは、世界で、アメリカではマイナンバーありません、ID制度ですけども、
いくつかそういう事(※制度)はありますけども、どこの国でも、「ひとりの人間に一生同じ番号を付けて、全ての情報を関連付ける」、という事を考えている国はどこもありません!

 何かの番号制をやっている所は、どんな独裁国家あっても、「もう切り離しをしよう」、或いは「撤回しよう」、という方向にどんどんどんどん動いている中で、これをやる。

 「資本主義としての合理性」にも、或いは「国民をバッと管理統合しようとする合理性」にも、必要性にもですね、これ、反してるんですよ。

 なぜかと言うと、「膨大な費用がかかり続ける」、
 「犯罪が発生する事は絶対に抑止、阻止出来ない」。
 「その犯罪を取り締まったり、損害を補填したり、捜査したりする巨額な社会的な費用
  がかかる」。

 そういういろんな事を考えて、こんな馬鹿な事をやるっていうのは、世界中で日本しかないんですよ!
 なぜしかし、こんな事になるか?

 いわゆる「ハコもの公共工事の無駄」ってありますね。コンクリートがどうやとか。
 これは「無駄」がはっきり分かる。
 けれどもこれは、無駄か分からない。システムの「無駄」ですから、目に見えない形で、どんどん吸い上げられていく。

 「ハコもの公共工事」であればまだしも、短期的ではあれ、その地域地域に雇用が生まれる。
 けども、こういうやつは、何千億つぎ込もうが、「雇用」というのは、極々特殊な業界の人が忙しくなるだけで、一般的な雇用は何も生まれない。波及効果も無い。 

 そして、「ハコもの」であれば、「これ、欠陥があった。壊れた」、責任追及したり、いろんな事がありますが、

 こういうITシステムというのは、いろんな穴があって欠陥があったとしても、それを直すのに、またITシステムで金儲けた連中が、またそこに請け負って金を永遠に儲け続ける。

 こういうものなんですね。
 ですから今の政権の取り巻き企業・ビジネスマンにとっては、こんなオシシイ話はないんですよ。

 もう、見えない形でどんどん吸い上げて、永続的に吸い上げる事が出来る。
 後で犯罪が発生しようが、被害が起ころうが、何しようが、「知った事か」、という事です。

 それとみなさん、やっぱり日本人全体、「プライバシー・個人情報の流出」と言うと、ものすごく軽く考えています。
 「いや、私は人に知られても困る事ないよ」、てな程度の認識ですよ。

 けれども、「財産がどこにあって、どういう生活をして、独り者かどうか、歳はなんぼか、どんな病気を持ってるか、子ども学校はどこか」、
 全部それは、「狙ってる人」が、犯罪者集団てのは必ずいるわけなんです。

 ウの目タカの目、こんな「宝の山」を、国が税金使って設定してくれるわけですから、
 これで狙われていったら、もう取り返しつきませんよ。
 被害を増やして、捜査する金も手間も。

 だからアメリカなんかは、全部IDでやってきたのが、「こりゃヤバイ」と、何千万円という(※億)損害が出て。
 例えばこの前、7才の子どもの家に、年金かなんかの役所から通知が行って、「お前が、5年間、年金を払っていないから払え」なんて言われて。
 要は「成りすまし」されてたんです。

 そんな事がざらにある。
 そういう事を、ほんとに愚かな愚かな話で、我々の税金を、全くとんでもない所に使っていく制度ですから、これはやっぱり、みんな目覚めて欲しい。

 こんなところを、誰が考えてやってるのか?
 ま、総務省、財務省のそういう連中ですよ。
 本当に金を使うべき所に使わずに、こんな、まさに「シロアリ」という、特権官僚と取り巻き企業がどんどん儲けるためのものでしかない。

 こういう事については、自治体からこそ、反対の声を上げていっていただきたいし、この実害について、他国の例もほんとによく勉強していただきたい。

 その事を訴えまして、私の反対討論といたします。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 12/18本会議の「意見書・決議の部分」の動画は、「12月議会特集」
    http://www.hige-toda.com/_mado05/2015/gikai/12gikai.htm
 に組み込んである。
  (アクセスと同時に3つの動画の音声がいきなり始まる場合は、各動画を一旦停止
   させて下さい) 

 また、門真市議会の「本会議記録動画」
     http://www.kensakusystem.jp/kadoma-vod/index.html
から見ることが出来る。
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB7.5; YTB730...@i60-35-88-132.s04.a027.ap.plala.or.jp>

◆2025年問題対策決議に賛成討論:それって介護のくすのき連合から脱退狙いでOK!
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 戸田 E-MAILWEB  - 16/2/7(日) 20:41 -
  
「2025年問題への門真市の万全対策を求める決議」(〜11:49に可決)
   ※「2025年問題」=大量人口の「団塊の世代」が後期高齢者になっていく
  
    ↑↑各意見書・決議の文面は↓↓の後段に載っている。
   http://www.city.kadoma.osaka.jp/shigikai/pdf/shigi_gian/27/27_04t.pdf

★この決議の本当の意図は、「(門真市・守口市・四条畷市の3市で構成する)介護保険 の『くすのき連合』は、不適切だからもうやめていこう、門真市は脱退した方がいい、
 という方向に今後進んでいく地ならしをしよう」、というものであり、戸田は大賛成
 だ。
  門真の公明党も自民党も、やっとそれに気付いてくれたか、という思いがする。

 (まあ、公明党なんかの場合は別の個別事情もあるのかもしれないが、そうであって
  も、門真市として公明正大適切にやる制度をしっかり作れば問題無いと思う。) 
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

【「2025年問題への門真市の万全対策を求める決議」についての戸田の賛成討論】

 13番、無所属「革命21」の戸田です。賛成の立場で討論します。

 この決議において、「2025年問題」、いわゆる「団塊の世代が介護保険の年代になっていく」という事が、非常に重大な問題をはらんでるという事で、これをきちっと検証していこうという事でありますが、

 背景にあるのは、門真・守口・四條畷でやっている、介護保険の為の「くすのき連合」
これでいいのか? という様なことをきちっと検証していかねばならない、

という問題意識が、門真市の議員の皆さんにちゃんとあって、その事を捉えた、第一段階であると、そういうのが実態であろうと、私は判断しております。

 ま、今の連合長が、門真の園部市長なので「くすのき脱会」てなことは、ちょっと
「くすのき」の事を表面には出しにくい、という事はあったのかも分かりません。

 しかし、ところでですね、「くすのき連合」というのは、3つの市である広域連合である事によって、本当にとんでもなく酷い事になっている。
 これは一般市民はほとんど知らないと思います。

 守口にある「保健センター」に事務局が牛耳って、単独市であれば、いつも議員と顔を合わせて、いろんな事言われて答えないかん。
 あの連中は誰もチェックするやつが日常的にいない。
 年に3回連合議会があって、適当にあしらっておけばそれで済む。

 あそこにおる職員たちは、みんなその市から、各市から出向して行ってますけれども、やってる内に、横柄極まりない。本当にひどいような実態です。
 私はずーっとその事は思ってた。

 で、つい今年で言うと、自民党の土山議員も会計検査に関わってちょっと行ってきた。そしたらもう、「決算書、私見てません」、とか平気で言ってみたり,ろくに答えなかったり、あの『横柄』さと『無責任』ぶりに呆れ返ったと。
 他の議員も、そういう体験をしている人はいると思いますね。

 これはもうどうしようもないですよ。
 もう、門真市が脱退して、単独市でやって作り直すというのが、最もまともな手であります。

 私はこの決議については、「そういう事の第一歩である」というふうに捉え、位置づけて、内容的にも納得できます。

 が、「これだけ高齢者が苦しい目に遭ったのは誰のせいや」、という、「政権の問題」がありますが、ここではいったん横に置いといて、

 「門真市議会として共通の認識」で、今の高齢者の問題、これから高齢者になっていく人たちの問題、「くすのき連合」で介護なんかまともに出来ているのか?

というふうな、きちっとした検証を進めていくという事を、大いに期待しまして、私の賛成討論と致します。

  2015年 最後になりました。 良いお年を。どうも。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 最後が、選挙管理委員とその補充員(各4人)の「議長指名方式」による決定:11:52
 締めくくりに園部市長の挨拶(11:53〜56)があって、11:57に終了した。

◆「意見書や決議」の審議・討論は、必ず最終本会議の最後に行なわれる。
 そして「討論の順番」は、「会派議員→無所属議員」だから、戸田が必ず最後となっ
 て、「真打ちで幕を閉じる」形になる。
   (「もうひとりの無所属議員」の民主党系の森議員は「意見書への討論」はほぼ絶
    対にしない人だ)

 特に12月議会の場合は、「○○年最後になりました。良いお年を」、と「議員の議会発
 言の、その年の最後の発言」が出来るので、「とても気持ちよくてオイシイ位置」を得
 ている。みなさん、ありがと! 
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB7.5; YTB730...@i60-35-88-132.s04.a027.ap.plala.or.jp>

あっ忘れてた!12/17本会議での戸田の議案賛否の討論。■マイナンバーの深い批判も!
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 戸田 E-MAILWEB  - 16/2/8(月) 0:50 -
  
 12/17本会議で、一般質問に入る前に、上程議案の本会議採決があり、それら議案につ
いての「討論」が行なわれる。

 共産党は新人の堀尾議員が反対討論を行ない、その全文は門真民報HPの以下の部分に載っている。
  ↓↓↓ 
 2015年12月議会 議案に対するほりお晴真議員の討論
   http://kadoma.jcp-web.net/?p=4297

 戸田の賛否討論については、市議会動画からの文字起こしで紹介する。
 動画は「12月議会特集」
    http://www.hige-toda.com/_mado05/2015/gikai/12gikai.htm
に組み込んである。
 (アクセスと同時に3つの動画の音声がいきなり始まる場合は、各動画を一旦停止させ
  てからそれぞれに再生して下さい) 

 また、門真市議会の「本会議記録動画」
     http://www.kensakusystem.jp/kadoma-vod/index.html
から見ることが出来る。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

【上程議案についての戸田の賛否の討論 】

 13番、無所属「革命21」の戸田です。
 議案について、賛成・反対の討論をいたします。

 まず、反対の件ですが、最も重大な問題は、マイナンバー制の導入。
 それをまた、門真市が無批判にどんどん採用していくと、こういう事であります。
 この12月、全国のほとんど全ての地方議会でこういう条令が出され、マイナンバー制に対する反対がいろいろ言われ、ま、それでも大多数が通っていきますけれども。

 この問題で言うと、例えば豊中市では、特段革新的な所では全然ないですが、「マイナンバー制の事について、「いろんな制度に引っ付けていくのはもう、最小限だけにする、従って今回の条令は出さない」、と。 
 「もう、金と手間暇が大変だ」と、いう判断をして、条例を出していません。

 この件、門真市の職員に伝えたら、非常にビックリしておりました。
 「そういう選択肢があるのか」、という事を全く考えていなかったんですね。

 ま、「法理の縛り」があるんで、「やらざるを得ない」とはしても、「最低限の事を」をやる。
 「最も被害や労力を少なくする」という、「賢い選択」をするべき所をしていない、という所が問題です。

 さて、この「マイナンバー制度」の事自体、共産党の議員も批判してましたが、少し別の観点から批判します。
 これ元々、いわゆる「国民総背番号制」の非常なバージョンアップですね。

 ただ、「国民総背番号」と言うと聞こえが悪いから、「マイナンバー」と言ってる。
 ふつう、「マイカー」、「マイタウン」、「マイなんとか」と言うと、「自ら望んで手に入れるもの」ですよ。

 しかしこれは、一方的に上から規定される。BSE問題で、「牛は10ケタ、人は11ケタ」と言われたけれども(※住基ネットでの個人番号が11ケタ)、
今回は「人は12ケタ」ですね。
 「一生涯変わらない番号」を全部振り分けされる。

 これがどれほど異様な事か?
 アメリカとか、或いは「北のスパイを摘発する」ウンヌンの「戦時下」の韓国で、国民登録制度、IDカード制度が導入されて、長年来ましたが、これらの国でも、
 「成りすまし」被害がどんどん発生して防ぎようが無い、いろんな弊害が多い。

 少なくとも「ひとつの番号であれもこれもこれも引っ付ける」のはもうやめよう、年金なら年金だけ、税金なら税金だけ、そういうふうに分離しよう、という事にどんどんなっています。

 ところが日本は、「一周遅れ」、「二周遅れ」でこれに取り組んで、ひとりの人間に
「一生涯変わらない番号」をやって、逮捕・補導から、病歴から、税金から、もう何から何まで全て、図書館の利用から、そのうちに仕事の事から、いろんな登録まで。
 こんな事をする国は、世界では日本しかありません!

 最も異様な事に、「当初2700億」、段々これは増えるに決まってますからね。
巨額の金をかけて、「世界の国でどこでもやらない事」を、しかも「これやったらダメだ、とはっきりしている事」をやる。
 こんな異常な事はありません。

 では、なぜこれを、こういう事をするのか?
 これは「個人情報の危険性」いろいろあります。もちろんそうです。
 要は「巨額なビジネス」なんですね。「ITビジネス」。

 しかも、公共工事で「手抜きをした」、「橋が壊れた」だったら、工事元請けが、ゼネコンが責任を問われて、場合によっては会社が潰れる。
 
 しかしIT事業の場合は、どんな個人情報が流出しようが何しようが、問題が起こったら起こったで、またこれを補修するのにIT企業に頼むしかない。

 つまり、どんどん費用は増えるし、トラブルが起こっても、何があっても、その関係者が儲かっていく。
 ITナンバー、「あなたの会社のITナンバー」、またコンサルが出る、研修会がある、その付随の作業が出る。

 ところで、堺市で68万人超、全市民の個人情報、DV被害で逃れて隠れていた人まで、全部ネットで出された! 課長補佐が、裏ビジネスのために作ったやつ。
 これ、誰も想定していない事が、しかし人間社会ですから、どんな事も起こりますね。

 取り返しがつかない。とうてい保障もし切れない。ひとり1000円保障したって、68万人だったらなんぼになります?6億8000万か。これで済まないですよ。その補償費も。

■これ、マイナンバー制が導入された後だったらどうなってますか?!
 
 このマイナンバー、一生涯変わらない、全てにつながるのが68万何千人!
出るって事ですよ!これは今後なんぼでもあり得る事ですよ!

 大変な事です。
 こういうふうな事を、利権、天下り官僚の巣窟となっていく。
 国民は丸裸。特権階級的なところは、なんぼでも隠しどころがある。
 こういうとんでもない社会に、今突入しようとしている。

 この事についてはね、ほんとに考え直さないといけないと思います。
 で、これに関わった条令が、議案の82号そのものであり、そこに全部付随してね、税金、○○号、国保の86号、87号は住基カード。
 これは大反対で、廃止だけれども、これはマイナンバーとの引き替えですから、これも反対、という事であります。

 さて、88号の補正予算については、マイナンバーがらみはさて置き、学校給食の完全民営化をどんどん進めていくという方針の下で、さらに2つの小学校を民営化する。
 しかしこれは、ほんとにそれでいいのか、と。

 今の学校給食、門真市がかなり全国的にも、少なくても大阪府内で誇るべきレベルのものをやっているという事は、全部これ直営でやってきた中で培われたノウハウを全部基にしてるんですね。
 スタンダードがここにあります。

 しかも、営利に縛られない、新しい研究もできる、時代時代に応じた、今までは考えなくてもよかった事が、アトピーだとか、除去食だとか、いろんな事で、これからもまたそういう事を考えなくちゃいけない。

 その時に研究して領導していけるのは、直営であるからです。
 しかも業者であれば、自分とこの担当の事しか知りませんよ。それも3年おきに変わる。ま、継続したってせいぜい6年。
 全体の事なんて把握できない。いろんな事を研究したりする余裕なんてない。

 だからこそ直営で、「モデル」=スタンダードなものとして、きちっと維持していく。
 こういう見解、見識を、改めて今度はしっかり考え直すべきだ。
 そういう事を考え直さずにまたやる、という事については、大いに反対であります。

 ま、補正予算では、賛成の部分として「はばたけ事業」とか、そういう事もありますが、総体としては反対。

 さて、議案の中での賛成出来るものとしては、議案の79号80号の「指定管理」であります。
 79号では、今まで議会答弁で何度も約束していた、「基本給の金額の具体」を審査書に出していなかったという事を私が発見して、議案上程時に謝罪がされました。
 これは厳重に、再発絶対しないように求めます。

 そして、文化施設の指定管理等々。
 先ほど反対論が出されました。
 指定管理というのは、元々は小泉エセ「改革」の時に、「コスト削減」、「民間企業をどんどん呼び込む」、という事で出発したものであります。

 しかし、実践していく中で、そういうものとは別の、地域のいろんな力を新しく開発していく、NPOにも委ねていく、そういう新しい方向が出てきました。
 これは歓迎すべきであり、進めるべきであると思います。

 今、端的な例がルミエールホール。
 「トイボックス」が今、指定管理やってますが、これ、「指定管理によってレベルが向上した」、というのがもう、全ての人の見方であります。

 私も直営時代に、「こんなん、とんでもないな」、と思える事がありましたが、ルミエールホールがやっている指定管理について、共産党の方々含めて、「これは指定管理だから問題だ」、という事は起こっていない、はずであります。

 今回の事、文化会館、公民館、プラザ等でありますが、門真市の場合は、新橋町の公民館と、すぐそこの文化会館と、実質的には、両方とも公民館「第1」、「第2」と言ってもいいような内容ではないか、と思います。

 そして、それぞれの館長もなくて、「館長」がもう全部兼任。
 そういうふうな「余裕が無い体制」から、館長をそれぞれ置いて、新しく事業もやって、トータルに把握しながら進めていく、という事においては、私は、実際的には「市民にとっては前進である」と思います。

 ただ、これを、全国的な展開している企業が今回○○を引き受けましたけれども、次の時には、門真市生え抜きの、もしくは門真市に大変密着した形の、NPOとか、協同組合が、指定管理を引き受けて、より地域密着型で、地域が人々が共に育っていくと、そういうふうなものとしてなっていきたい。
 そのステップである、というふうに捉えておきたいと思います。

 そういう意味では、賛成をいたします。

 以上で私の賛否の討論を終わります。
 どうもありがとうございました。
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引用なし
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