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箕面市長選:戸田の予測:現「市民派」市長は自公民結託候補に破れると思う 戸田 08/8/25(月) 0:02
●やはり自公民結託候補当選23217票!「市民派」藤沢敗北16316票、共産10283票 戸田 08/8/25(月) 0:34
追加情報:若者の間で共産党の好感度が上がる YUKI 08/8/25(月) 1:43
「全国最年少市長誕生!」と歓迎報道される自公民結託開発派の倉田氏 戸田 08/8/25(月) 1:50
●「箕面の市民力」を過大評価し、倉田候補を過小評価した箕面の「市民派」 戸田 08/8/25(月) 21:11
◆ほぼ唯一箕面市の名を広めた住基ネット違憲判決受諾だったが、藤沢市長が腰引いて 戸田 08/8/25(月) 10:32
「苦渋の選択」じゃなくアッケラカンと民営化、職員数費減・・、共産党の二の舞路線 戸田 08/8/25(月) 11:24
▲「政党と無縁だから善」とのプロパガンダ、没階級的市民主義の限界をも示したか? 戸田 08/8/25(月) 12:38
◇「共産党が別候補立てなかったら2万7千票で勝てたのに」論は正しいか? 戸田 08/8/25(月) 13:47
●共産党よ、「少数与党問題」無視・解決方策皆無での市長選出馬は愚民化政治だろ! 戸田 08/8/25(月) 15:34
確かに 現職ふじさわ純一氏を市民派候補としたのは間違いであった 砂川より 08/9/1(月) 21:03
◆市民派5氏を藤沢市長の手駒扱いした「対話の会」作戦の功罪を考える 戸田 08/8/25(月) 19:54
■ 「 対話の会 」 の看板を上げながら、仲間どうじが対話していなかったのね! 砂川より 08/9/5(金) 8:29
▼ 沢田享子滋賀県議=社民党は主幹教諭制度に賛成していた 砂川より 08/9/5(金) 19:06
★中西さん300票増やしの6位当選お見事!「市民派」総体5維持で鮮明野党で出直し 戸田 08/8/25(月) 1:43
その通りと思います 統一戦線 08/8/25(月) 20:15
■藤沢氏が先導育成した「市民派の一時代」の終焉。つけるべきケジメは何か? 戸田 08/8/25(月) 23:26
◇08年←04年←2000年の市長選の経緯と構図。2000年は民主独自、共産&保守名士合同! 戸田 08/8/28(木) 17:04
◆当選14557→16565→23217の流れと藤沢氏13552→16565→16316。4年後をどう見る? 戸田 08/8/28(木) 17:47
☆最終夜の動画をアップ!倉田陣営が夜8時過ぎて違法にマイク使ってる場面も! 戸田 08/8/28(木) 18:44
反自公リベラル派の大谷氏(民主党衆院候補)も辛い。大阪で民主党の評判ガタ落ち! 戸田 08/8/29(金) 11:00
◆自治体の自公結託派民主党を叩いて民主党総体を「真剣な反自公」に向かわせよう! 戸田 08/8/29(金) 11:03

箕面市長選:戸田の予測:現「市民派」市長は自公民結託候補に破れると思う
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 戸田 E-MAILWEB  - 08/8/25(月) 0:02 -
  
 箕面市長選・市議選の投票の当落結果が今夜11時か12時頃には判明するだろう。
 結果が分かってから後出しじゃんけんみたいに言うのは好きじゃないから、今から言っ
ておくと、戸田はこの市長選、現職の藤沢さん、いわゆる「市民派」市長は、自公民結託
候補に勝てないだろうと当初から思ってきた。

 戸田の予測がはずれて、藤沢勝利になるのなら、戸田が箕面市民の「市民力」や藤沢市
長への信頼の強さを見くびっていた、という事であり、自分の眼鏡違いを恥じなければな
らないけれども、さてどうなるだろうか?

 開票結果は、箕面市選管HP http://www2.city.minoh.osaka.jp/SENKAN/home.html
でもうそろそろ順次公表されていくが、戸田が藤沢敗北を予測した理由を簡単に述べてお
く。

1:藤沢さんは、箕面市の「無所属市民派議員」の先駆者であり、市民派議員仲間を増や
 し、ついに市長にまで上り詰めた功績者である。この点は戸田も深く敬意を払う。

2:しかし、04年市長当選以来、自公民結託の議会多数派の横暴によってことごとく妨害
 を受け続け、公約の多くを実現出来ず、また府と国の進める巨大開発政治にかなり追随
 してしまった。
  このことで少なからぬ環境派の市民達や一部議員から不信を買い、共産党からも攻撃
 を受けることになった。

3:しかし、旧与党勢力が議会多数を占めて敵対してくる事は当たり前の事であり、戸田
 から言わせれば、問題は市民パワーと市長パワーの合作で旧与党勢力に攻勢をかけて、
 これを分断し弱体化させるという、当然の戦略戦術・知略を藤沢市長が持たないで無策
 に任期4年を過ごしてしまった事である。
  
  どこでも問題になる「市民派・革新市長の少数与党体制で議会多数派の旧与党勢力を
 どう制御するか」について、当選2年目ころに何かの機会で藤沢市長と意見交換した
 が、藤沢市長の観点は、いわば「自分は正しい事を言い、正しい政策をしているのだか
 ら、相手はやがては同意せざるをえなくなる」というような楽観的なもので、戸田は
 「こりゃアカンわ。こんなんじゃ勝てっこない。」と思った。

4:今回、藤沢市長が敗北したら、藤沢氏と取り巻きはきっと「自公民結託の組織力に負
 けた」と「敗因分析」するだろうが、戸田から言わせれば、それは現象であって本質で
 はない。
  そもそも04年市長選では自公民結託体制の一部が綻んで、当時の現職梶田市長に離
 反して与党議員5期の内海氏が出馬、それに藤沢氏と共産党の4者争いだった。
    当 16565 藤沢純一(無新、56歳、初当選)      
      15596 梶田 功(無現、自・民・公推薦、64歳) 
      10027 内海辰郷(無新、57歳)         
       5834 村上弘充(共新、58歳)
  藤沢勝利は梶田体制分裂の好機に恵まれてのもので、自公民はその敗北を教訓にして
 一丸体制で市長奪還で向かってくるのだから、藤沢陣営は前回の1.5倍パワーを身につ
 けていなければ勝てない事は最初から明白な事だった。

  そのために必要な事は、箕面での民主党・連合勢力の少なくとも一部を自公と切り離
 す事であり、何よりも市民パワーを増大させる事だった。
  しかし藤沢市長はそういう事は何も出来なかった。自公民勢力を打破・弱体化できな
 かったし、市民パワーを増大させるどころか期待した市民をゲンナリさせる事が多かっ
 た。

5:しかも、07年夏の参院選与野党逆転、年金、ガソリン、格差、後期高齢者医療等々、
 自公政権への国民的怒りが拡大し、「衆院でも与野党逆転で自公政権打倒を!」という
 世論がかつてない程盛り上がっているにも拘わらず、藤沢市長はそれを活用する姿勢
 も、自公政権への市民の怒りを代弁する姿勢もなく、従って箕面市での異様な自公民結
 託体制を崩す事にも無能だった。

6:高齢者とその家族に塗炭の苦しみをもたらしている後期高齢者医療制度については、
 「国が決めた事だから逆らえない・仕方ない」という驚くべき冷淡・服従姿勢を取り、
 市長としてなし得るはずの何の抗議も抵抗もしなかった事も批判しておかなければなら
 ない。
  たとえ1市長でも抵抗して入れば、少なくとも「議員たった20人」の全国最低の後期
 高齢者医療広域連合は絶対に出来ていない。
  この点では東大阪の共産党長尾市長(07年秋落選)落選も全く同罪だ。

  藤沢市長は選挙が近づいてからようやく後期高齢者医療制度批判を口にするようにな
 ったらしいが、カラー刷りのビラには、驚くべき事に、「後期高齢者医療制度」という
 言葉自体が全く載っていないのだ!
  重大な問題とは全然考えていないから、としか思えない。

7:藤沢市長のカラー刷りのビラには、「自公政権」という言葉も「橋下府政」という言
 葉も全く載っていない。(自公批判や橋下批判ももちろん皆無!)
  これつまり、今自治体の財政やその住民を苦しめている元凶と、それとの闘いの必要
 性について全く市民に説明しないということであり、ちゃんとした「説明責任」を果た
 しているとは思えない。
  箕面市は「自公政権」や「橋下府政」と関わりなく発展できる別天地・小宇宙だとで
 も言うのだろうか?

8:多くの「市民派」や左派は、そして戸田も、「藤沢市長には沢山の不満があるが、
 それでも自公民結託・巨大開発推進の国家官僚を市長にしてしまうのは、非常に大きな
 マイナスだ。」という立場を取ってきた。取らざるを得なかった。
  戸田はもう少し辛辣に、『「橋下徹を知事にさせないために民主党の熊谷を推した」
 のに近い精神で、藤沢市長の再選を願うものである。』と書いた。↓↓    
    http://www.hige-toda.com/____1/tasi_senkyo/tomokonakanishi_in_mino/tomokonakanishi-index.htm

  しかしこの立場は、1期めも、仮に藤沢再選が出来た場合でも、藤沢さんの「変質」
 に対して歯止めをかける具体的な制動力を持っていない、という弱点がある。
  自公民結託市長誕生で環境破壊されたら取り返しがつかないが、かといって藤沢市長
 のままでいいのか、というのが藤沢支援の「市民派」や左派にとって悩まし所だった。

 戸田としては、藤沢市長は「自公民勢力よりはマシ」という以上のものでなく、「ちょ
 っとリベラルな行政テクノクラート」でしかなく、「ホントの市民政治」実現にとって
 は阻害物に転化してしまったという感が日に日に深くなってきた。

 とりあえず、この文章はこれでいったん終わって、市長選の結果を見ることにする。
 今11:50 おそらく当落がはっきりしているはずである。戸田の「悪い予測」が当たっ
てしまったかどうか・・・・。
 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)@i220-221-208-80.s04.a027.ap.plala.or.jp>

●やはり自公民結託候補当選23217票!「市民派」藤沢敗北16316票、共産10283票
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 戸田 E-MAILWEB  - 08/8/25(月) 0:34 -
  
 やはり自公民結託の倉田候補が当選した。23217票で、「市民派」藤沢敗北16316票に
6900票、約7000票の差を付けて。
 詳しくは以下の通り。
  ↓↓↓↓
平成20年8月24日執行 箕面市長選挙
開票速報 平成20年8月24日 最終22時47分
http://www2.city.minoh.osaka.jp/SENKAN/2008sityoosigi/sokuhou/kaihyou/homesityoo.html

候補者氏名    22時00分:22時30分:最終22時47分

倉田哲郎      3,500    18,500     23,217
ふじさわ純一    3,500    16,000     16,316
小林ひとみ     3,500    10,000     10,283

  計      10,500    44,500     49,816
     開票率 20.64%    87.47%    100.00%
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 共産党の小林候補の得票10,283は、04年市長選挙での共産党候補の5834(村上弘氏)
より4400票ほど増えてほぼ倍増。
 藤沢市長に幻滅した環境派や反自公意識の市民が共産党候補に移行したと見ていい。

 本気で市長になって自公民議会多数派勢力と闘う気がない、だからその問題の所在も闘
い方も示さない、党の宣伝と党勢拡大のために出馬した共産党にとっては、「大勝利!」だろう。
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)@i220-221-208-80.s04.a027.ap.plala.or.jp>

追加情報:若者の間で共産党の好感度が上がる
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 YUKI E-MAILWEB  - 08/8/25(月) 1:43 -
  
若者の間で共産党のイメージが良くなっていることを付け加えます。

もちろん、箕面市に若者の貧乏人がどれだけいるのか怪しいし、箕面市の選挙には関係ないと思います。
しかし、日本全体での共産党の党勢という視点で見れば、若者の間で支持を拡大していることと箕面市長選での支持率アップは無関係とは言い難いです。

私は知らずに紹介しましたが、話題になった雑誌『ロスジェネ』は京都の「かもがわ出版」が手がけていて、ここは京都地元の活動関係者に言わせれば「共産党系」だそうですね。
http://losgene.org/index.html
(共産党系でこんなラジカルな本を出せるのが驚きです。)

今、不安定な労働者を中心とした運動などでは、社民党の存在感があまり無い点を社民党関係者は真摯に受け止めなければなりません。

もちろん、みどりや無党派市民と言われているカテゴリの人も同様です。

以下、戸田さんの加入するMLでは資料として送っていますが、この掲示板では初出の筈なので、掲載します。
-------------------
http://www.j-cast.com/2008/07/14023482.html
共産党は若者の心つかんだ? 20代、30代党員が増える
2008/7/14

 日本共産党への入党が月に1000人ペースで増えているのだという。特に20代、30代の「若者」が目立つ。入党のきっかけになったのは、投稿動画サイト「ニコニコ動画」にアップされた志位和夫委員長の衆院予算委員会での質問だったようなのだ。

 志位委員長が衆院予算委員会で質問に立ったのは2008年2月8日。派遣労働の深刻な実態を提示し、「派遣労働は労働環境の劣悪化を招いた」「安定した日雇い派遣などあり得ない。労働者派遣法を改正すべきだ」などと舛添要一厚労相と福田康夫首相に迫った。この場面は「ニコニコ動画」や「ユーチューブ」にアップされた。また、この質問の全文が共産党関係者によって印刷され、派遣労働者が乗り込むバス停や、工場前で配られた。

  日本共産党はJ-CASTニュースの取材に対し、

 「共産党の政策や活動に共感してもらい、党員数は07年秋から増え続けてきたが、ニコニコ動画に画像が張られて以降、目立って若者の反応がよくなった。
これまで体験したことの無いことだった」

と説明した。

 20代、30代の若者は格差社会に悩み、派遣労働に従事している者は自分の将来を憂いている。動画サイトにアップされて以降、共産党が各地域に設けている地区委員会に飛び込みで相談に訪れたり、赤旗の購読を申し込んだり、メールでの労働相談が急激に増えていったのだという。
「あなたのせいではなく、社会の問題だ」と説明

 日本共産党は問い合わせてきた若者に対し、こう話す。

 「あなたたちはかつてない大変な時代に置かれています。そして、格差社会も不安定雇用も『自己責任』で、負けたのは自分の責任だと思わされている。私たちは、それは『あなたのせいではなく、社会の問題だ』と説明します」

 現在も「ニコニコ動画」や「ユーチューブ」には志位委員長が国会で質問する動画が複数アップされていて、

  「志位さんGJです!あなたを支持します!」
  「私は民主党を支持していますが志位和夫の共産党は目が離せません」
  「お願いします。労働者派遣法を改正してください。私の知り合いは派遣先を切られていまネットカフェ難民です」

などのコメントが多数カキコまれている。
引用なし
<Mozilla/5.0 (Macintosh; U; PPC Mac OS X Mach-O; ja-JP-mac; rv:1.8.1.16) Gecko/...@118x240x206x101.ap118.gyao.ne.jp>

★中西さん300票増やしの6位当選お見事!「市民派」総体5維持で鮮明野党で出直し
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 戸田 E-MAILWEB  - 08/8/25(月) 1:43 -
  
 戸田が特に支援した中西とも子さんが、前回より約300票増やしての2,155票で見事6
位で当選しました。よかった、よかった。

 他の「市民派」候補は新人の西村氏のみ落選で、ますだ京子さん(4期め?)、
北川てる子さん(2期め)、尾上てるみさん(新人)、森岡秀幸さん(新人)が当選。
 これで「市民派」総体としては、計5人で前回数を維持できました。(定数25)

 増田さんは選挙前に藤沢市長不支持を明らかにして、その点での立場は違うし、新人を
含めて今後会派がどうなるかは不明ですが、一応「革新派的」な「無所属市民派」という
分類としては、計5人と言ってよいでしょう。

 今後は自公民結託派の倉田新市長に対する鮮明野党として議員活動する事になるはずで
す。
 詳しい選挙結果は以下の通り。
    ↓↓↓
http://www2.city.minoh.osaka.jp/SENKAN/2008sityoosigi/sokuhou/kaihyou/homesigi.html

候補者氏名   最終0時25分  

印藤ふみお   1,180  当選
ますだ京子   1,585  当選
神代しげちか  1,803 当選
たきざわ里代   538   落選
いなの一三   1,444 当選
上田 春雄   1,943 当選
森岡 秀幸   1,256 当選
中西 とも子  2,155 当選
松本 さとる  1,336 当選
川上 加津子  2,790 当選
たしろ 初枝  1,935 当選
北川 てる子  2,615.838 当選
西村 かずひろ   675  落選
尾上 てるみ  1,143 当選
坂本 なおき   752  落選
まき原 繁   2,137 当選
石橋 久男     58  落選
内海 辰郷   2,361 当選
なかじま三四郎 1,767 当選
生田 妙子    388  落選
二石 博明   2,162 当選
永田 よしかず 1,803.049 当選
林 つねお   1,100   落選
斉藤 とおる  1,408 当選
中井 ひろゆき  1,814 当選
永田 よう子   993.950  落選
神田 たかお  1,496 当選
西田 隆一   2,146 当選
牧野 よしはる 2,192 当選
はとう 隆   1,398 当選
名手 ひろき  1,343 当選
北川 慎二   2,041.161 当選

 計     49,758.998
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)@i220-221-208-80.s04.a027.ap.plala.or.jp>

「全国最年少市長誕生!」と歓迎報道される自公民結託開発派の倉田氏
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 戸田 E-MAILWEB  - 08/8/25(月) 1:50 -
  
「気負わずやっていきたい」 全国最年少市長の倉田氏
  2008.8.25 00:22
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/080825/lcl0808250024000-n1.htmhttp://sankei.jp.msn.com/politics/local/080825/lcl0808250024000-n1.htm

倉田哲郎氏
 大阪府箕面市長選は24日投開票され、自民、民主、公明、国民新推薦の新人で元総務省職員の倉田哲郎氏(34)=無所属=が、現職の藤沢純一氏(60)=無所属=と、共産推薦の新人で元市議の小林ひとみ氏(60)=無所属=を破り初当選した。
 倉田氏は福原慎太郎・島根県益田市長(35)を抜き、全国最年少市長となる。
 投票率は50.75%だった。

 選挙では現職の藤沢氏が、住民基本台帳ネットワークのプライバシー権をめぐる訴訟で
上告断念し市議会が反発するなどしたことから、自、公、民がこぞって倉田氏を推薦。
 倉田氏も「市政の正常化」を訴えた。選挙戦では、同じ30歳代の橋下徹・大阪府知事が応援に訪れた。

 倉田氏は当選を決めた後、「最年少市長といっても、同じ世代で活躍している人はたくさんいる。気負わずやっていきたい」と話し、公約として掲げた「『子育て日本一の街』の実現を目指したい」と抱負を述べた。橋下知事も「34歳の若さとあふれんばかりのエネルギーに期待しています」とコメントを発表した。

 倉田氏は静岡県出身。東京大学法学部卒業後、旧郵政省に入省し、平成13年から総務省へ。
 15年から3年間、箕面市役所への出向経験がある。
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)@i220-221-208-80.s04.a027.ap.plala.or.jp>

◆ほぼ唯一箕面市の名を広めた住基ネット違憲判決受諾だったが、藤沢市長が腰引いて
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 戸田 E-MAILWEB  - 08/8/25(月) 10:32 -
  
 箕面市で画期的な「市民派市長の誕生」となった藤沢市政。
 財政は府内でずば抜けて豊かで市民所得も高いし、議会では共産党・市民派の革新系議
員の割合が全国トップレベルで高いという恵まれた状況にあるのだから、「箕面式改革モ
デル」として大阪府内・全国に発信されるものが沢山生まれてもおかしくない。
 (例え共産党と藤沢氏が犬猿の仲だったとしても)

 しかし戸田の記憶では、「住基ネットの大阪高裁違憲判決の受け入れ」(控訴せず)決断以外に、箕面市の藤沢市政が府内的・全国的注目を浴びた例は知らない。

 ※今回選挙に関係して、「箕面市は学校の耐震化率を全国トップレベルに進めた」とい
  う事を知った。
   他には、公共工事の品質向上のために「生コンは○適(まるてき)マーク工場製品
  の使用義務づけ」を藤沢市長が府内トップクラスで明文化した功績もある。
   が、いずれも余り広くは知られていない。
  
 住基ネット06年11/30大阪高裁判決(個人情報提供を拒否する住民への運用は憲法違反)
     http://blog.goo.ne.jp/05a21/e/a90224bd5d92158ca1961b6f4174df2f
     http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10020879161.html
で箕面市・吹田市・守口市の3市に個人情報を削除するよう命じられたところ、箕面市の
み控訴せずに高裁判決を確定させ、「住基ネットから削除希望者の削除」の道に進んだという事で全国の注目を浴びたのだった。

 しかしこの藤沢市長の「英断」は、自分がかつては領導した後輩市民派議員も原告に入
って活発に運動している、反住基ネットは全国の市民派の常識、などの事情から、反住基
ネット運動にあからさまに敵対はできないという判断から受動的に行なったものに過ぎな
かった。

 戸田がなぜそう判断するかと言えば、
 1:藤沢市長本人は、住基ネットにさほど強い関心も危機感を持っていない。だからこ
  そ高裁判決が出るまでは、箕面市は吹田市・守口市と歩調を合わせて「住基ネットは
  安全で必要!」という立場で原告に対抗してきた。
   (前市長からの立場を継続してきた)
 
 2:高裁判決受け入れに対する各方面からの猛烈な反動とバッシングにたじろいで、だ
  いぶモタモタし、ようやく選択的削除実行のために専門家委員会(正式名称は忘れ
  た)を選任してそこにお任せしたものの、その専門家委員会がせっかく出した答申を
  まじめに実行せず、専門家委員会から非難される始末。
   そうこうしている間に、最高裁で「住基ネットは合憲」判決が出てしまい、大阪高
  裁判決が実質的に無効にされ、選択制移行は完全に頓挫してしまった。

 3:モタモタしていたら最高裁で合憲判決が出てしまう、という事は誰もが分かること
  なのに、藤沢市長は選択制移行を断固進めるどころか、自分が選任した専門家委員会
  すら裏切って「最高裁で合憲判決が出たから、もう選択制移行はできない」、という
  形に持っていってしまった。
       ※専門家委員会の藤沢市長への批判文はネットで検索できる。
   この高裁判決を書いた裁判官が判決の3日後に謎の自殺をするという衝撃的事件が
  あった。ある意味で「命を懸けた違憲判決」だったのだが・・・・。

 戸田はこういった藤沢市長の対応を見聞きして、幻滅を深めた。
 また、こういう藤沢市長の「腰引き」を抑制できない、公開的な論議や批判が十分にで
きない、「箕面市民派」の実情についても問題を感じていった。
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)@i58-94-92-174.s04.a027.ap.plala.or.jp>

「苦渋の選択」じゃなくアッケラカンと民営化、職員数費減・・、共産党の二の舞路線
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 戸田 E-MAILWEB  - 08/8/25(月) 11:24 -
  
 数々の悪法・悪制度を政府から押し付けられて、自治体がその実行役を強いられたり、
自公政府の悪政によって自治体財政が圧迫されて、不本意ながら民営化や職員減員、
職員賃金減の途を選択せざるを得ない場合もある。
 悪法・悪制度で言うならば、庶民増税徴収や国保、障害者自立支援法、介護保険、後期高齢者医療制度などはその典型である。

 戸田は、そういう事は「苦渋の選択」として、そうせざるを得ない原因や理由を市民に
説明し、首長の意見や判断も公表しつつ行なうべきだと思う。
 「国が決めたから従うしかない」では、自治体は単なる国の下請け機関に身を落として
しまうし、住民は事の拠って来たる原因や仕組みを何ら啓発されない無知状態に置かれたままになってしまう。

 しかし今回、藤沢市長のビラを見て驚いたのは、「保育園民営化で待機児童が減りまし
た」とか、「職員削減、人件費削減をさらに進めます」と、何のてらいも無く、アッケラカンと、それ自体がまるで当然で良い事であるかのように書かれていた事だ。
 
 これでは自公財界主導のエセ改革への批判の目は育たず、エセ改革の流れに飲み込ま
れる方向に自治体と住民を押しやって行くだけだ。
 その行きつく先は、市長になったら共産党本来の政策方針を投げ捨てて「自治体丸ごと
民営化推進」、「後期高齢者医療制度推進」に走った東大阪市の共産党・長尾市長の途であろう。

 東大阪市の共産党・長尾市長の問題は、以下のスレッドをぜひ見て欲しい。
       ↓↓↓
▼東大阪のケレンスキー=共産党長尾市長と対決する阪口市議。
  大衆団体ビラを初公開!         戸田  - 07/9/22(土) 8:05 - 
  http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=2366;id=01
   (原文で「丸尾市長」とある部分は「長尾市長」の間違いです)

 こういった「変質」「変節」は、共産党や市民派、革新派が首長になった場合に、議会での与党少数状態や政府によって仕掛けられた自治体圧迫によって、「改革派首長」が非常に陥りやすい「落とし穴」である。
 もって他山の石としなければならない。
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)@i58-94-105-116.s04.a027.ap.plala.or.jp>

▲「政党と無縁だから善」とのプロパガンダ、没階級的市民主義の限界をも示したか?
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 戸田 E-MAILWEB  - 08/8/25(月) 12:38 -
  
 戸田は一貫して「世界社会主義革命を目指す左翼の活動家」であり、「市民派」とか「無所属市民派」とかは、議員当初に他に適当な呼称が無かったので便宜的に使っただ
けで、途中からは没階級的な「市民派」呼称を捨てて「左翼(議員)」と名乗ってきた。

 「無所属市民派」という呼称や自己規定が発生してきた歴史的背景や心情は戸田も理解
するが、今ある政党がロクなもんじゃない反市民的なものばかりだからといって、政党そ
のものが反市民的だという理解は全くのナンセンスである。
 言うまでもなく「市民各位が自分達の政治目的を実現するために形成する集団」が
「政党」なのかだら。

 政党一般と関係を持たないとか、政党一般の支援を受けない事自体が善であるはずがないのに、そういった宣伝や自己規定をして自分たちを善なる者達だと描き上げる事は偽善・欺瞞でしかない。
 自分たちにとってどの政党が良くてどの政党が悪いか、どの政党とどのような関係・連
携を持つのがよいかなどを、個別具体的に明らかにしていく事が大事だろう。

 「私達は政党と関係を持ちません!」を自己の正当化根拠にしたがる発想は、「悪い政
党」による政治支配を倒す政治刷新の阻害物になる場合もある。
 端的に言って国政が政党政治で構成され動かされている以上、今の悪政=自公政権を倒
すには、地方レベルでも野党政党との何らかの連携が必要だし、野党政党を突き動かしていく事が必要なのに、「私達は政党と関係を持ちません!」の「美意識」では現実の政治を良くする事はできない。

 箕面の「無所属市民派市長」の敗退は、その事を示しているのではないか?
 没階級的市民主義的な「無所属市民派」標榜路線(プロパガンダ)の限界を示している
のではないか?

 箕面市・大阪府レベルの民主党勢力が自公と結託し続ける事を阻止できず、また共産党
との共同も作れずに(共産党の体質的悪さがあるとしても)、自公政権への国民的怒りがこれほど拡大している中で、箕面で自公勢力の市長奪還を楽々と許してしまったという重い事実に、従来の没階級的市民主義的な「無所属市民派」標榜路線(プロパガンダ)の限界が示されている、と戸田は考える。

 「政党」を不浄のモノ扱いにする故なのか、藤沢陣営は「箕面市を守るためには自公政
権打倒が不可欠だ!」とか「箕面市を守るためにも衆院選与野党逆転を!」とかの方向での訴えは何もしなかったと、戸田は認識している。(これは事実として正しいはず)
 そんな大事な事を大衆に訴えないで「市民パワーが出来るはずないでしょ」、というのが戸田の考えだ。

 「市長として制度的に出来る事には限界がありますが、市民の代弁者として後期高齢者
医療制度撤廃、国保・医療費国庫負担増額を訴え、自公政権の自治体締め付けに体を張っ
て闘っていきます!」等々と藤沢市長が当初から市民に訴えつづけていたら、共産党も引
きつけ、箕面市民主党勢力の悪い動きを制約し、市民の人気を博していただろうと思う。
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)@i60-42-225-77.s04.a027.ap.plala.or.jp>

◇「共産党が別候補立てなかったら2万7千票で勝てたのに」論は正しいか?
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 戸田 E-MAILWEB  - 08/8/25(月) 13:47 -
  
   倉田哲郎    23,217
   ふじさわ純一 16,316
   小林ひとみ  10,283
だから、たしかに共産党が対立候補を立てず藤沢一本だったら合計2万7599票で、倉田の
2万3217票を圧倒している。

 ここから「共産党が分裂候補を立てたから票割れして負けてしまった」、との論も出てくる。
 しかし、戸田はそれは余りに我田引水的な論でしかないと思う。
 戸田は、「共産党が別候補を立てたのはやむを得ない」、「そうなった主因は藤沢市長側にある」、と判断する。

 以下は箕面市の内情を良く知らない者からする判断ではあるが、

1:共産党側は元々藤沢氏に好意的ではないが、かと言って最初から独自候補ありきだっ
 たとは断定出来ない。
  4年任期の中で、藤沢市長の開発路線への追随などが目立って、「これでは支持でき
 ない」、「これで支持したら自分らも反発を受ける」、「藤沢氏は独断専行的に動くか
 ら支持しても制動する事が出来ず(政策協定も結べない)、共産党として責任を負えな
 い事になってしまう」、との判断を持たざるを得なかった事が大きかっただろうと推測
 される。

2:また、藤沢市長の側から共産党に積極的に提携(=藤沢に一本化)を持ちかけたり、
 共産党が乗りやすい条件整備をしたとも思えない。

3:そういった経過の上で、自公民が一丸で若手中央官僚の倉田擁立、という事態発生を
 受けて藤沢市長の勝ち目を計ってみて、
  ・藤沢圧勝はあり得ない。倉田がずっと優位。
  ・かつての藤沢支持者で離反者が少なくない、
  ・04市議選トップ当選の小林を立てれば、みっともない結果にはならない。
  ●衆院解散が近づき、ここで共産党の名を売る選挙をせねばならない。
  ★「民主党も自公と同じ穴のムジナ=正しいのは共産党だけ!」を宣伝する絶好の機
    会だ! (社民党は箕面市長・市議選では存在しないし)

という事だったのだろうと思う。

 「衆院選挙に向けた党宣伝」という部分は「政党エゴ」と言えばエゴだが、その自省を
迫っていくだけのものが、藤沢市長の日頃の市政運営、共産党との協同姿勢に不足してお
り、もしくは背反しており、大衆的共鳴の圧力を持って統一戦線工作を行なう事ができな
かったのだと思う。

 「本気で『少数与党問題を解決して市政をやる』気がないのに出馬する」共産党の姿勢
や、「為にする宣伝」には問題があるが、共産党が独自候補を立てた事自体は「仕方がない」と見るべきだろう。
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)@i60-42-225-77.s04.a027.ap.plala.or.jp>

●共産党よ、「少数与党問題」無視・解決方策皆無での市長選出馬は愚民化政治だろ!
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 戸田 E-MAILWEB  - 08/8/25(月) 15:34 -
  
 共産党であれ、「市民派」であれ、田中康夫氏であれ、斬新な改革派首長であればあるほど苦しめられるのが、議会での「市長与党少数問題」=「議会多数が旧勢力で議案が否決て実現出来ない」という事である。

 これをどう打破するかは、その自治体・議会の種々の状況と首長の政治姿勢やキャラク
ター、そして社会全般の状況にもよるから万能薬や「絶対に正しい方針」はない。
 ただ、結果が冷徹に現れるだけである。
 一般論そして言えるのは、「話せば分かる・是々非々」に行くまでには一定の「力の対決」が不可欠だと言うことと、改革派首長側には「議会多数派を分断、懐柔、弱体化させる意識的攻勢・工作」が不可欠だ、ということである。

 箕面市の場合はどうか?

 明白な事は、25人の市議会の中で、反動的な自公民結託議員が過半数を占めていること、市民派・共産党が9人いること(この割合は非常に恵まれている)、そのため9:15
から11:13あたりの範囲で(議長以外が24人だから)改革的議案が否決されてきた、とい
う事だ。
 (議案内容によっては流動する保守系無所属もいる。また、共産党と市民派が常に共同
  するわけでもない。)
 
 共産党が藤沢市長を「議会を通らない事を理由に公約を実行しない」と非難して市長選
に出るのであれば、「共産党市長ならば議会の自公民多数派のカベを、こう打破する」、「藤沢市長はそういった闘いをしないから議会多数派に負けっぱなしなのだ」、と主張し
なければならないはずだ。

 しかし共産党は、この肝心な事を全く言わない。
 市長個人のせいにするだけでその原因 (=自公民議会多数派横暴を打破出来なかった)
を言わず、共産党市長になったらどう打破するかも全く言わない。
 それどころか、「議会での自公民多数派の横暴」という問題の所在すら言わないのだ!
 肝心要な事が全て欠落している!

 そして「市民派」をも「オール与党」と批判しながら、共産党市議候補はたった4人出
すだけ。(現状維持)
 市民大衆の応援の力があってこそ、議会多数派のカベを破れると言うのに、市民大衆に問題の所在を教えないで、どうやって力の出させようと言うのだろうか?
 市長が共産党になれば、たった4人の共産党議員だけでも議案をバンバン通せるようになると言うのだろうか? (そんな事は出来る分けがない)

 これでは愚民化宣伝に他ならない。
 
 仮に共産党が市長になったとしたら、今まで以上に共産党と市民派が共同し、自公民結
託を切り崩す攻勢をかけ、市民も動員しないと「議会での自公民多数派の横暴」を打破できる訳がない。
 
 こういった大事な点に何も触れずに市長選挙に出てくるというのは、「本気で『少数与党問題を解決して市政をやる』気がないのに、自己宣伝のために出馬する」ものとして、戸田は強く批判する。
 行政や議会の素人ならばまだしも、「プロ」の共産党がこんなデタラメな態度を取る事に腹が立つ。
 こういう「口先だけの輩」は、戸田が一番嫌いなものである。
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)@i60-42-225-77.s04.a027.ap.plala.or.jp>

◆市民派5氏を藤沢市長の手駒扱いした「対話の会」作戦の功罪を考える
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 戸田 E-MAILWEB  - 08/8/25(月) 19:54 -
  
 砂川クンから疑問が提示された「対話の会」だが、↓
  ★なれ合いと利権を許す 対話の会が箕面へも飛び火してしまったね 
        砂川より - 08/8/17(日) 9:20 
  http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=4563;id=01
これは要するに、藤沢市長と「市民派」5氏(現職:中西とも子・北川てる子、新人:
尾上てるみ・森岡秀幸・西村かずひろ)を束ねて、「藤沢派」として全員当選の力にしよ
うというもの。
 そして「対話の会」は藤沢市長の政策団体にもなり、市長選挙の時に本人カーの他に回
せる「政策カー」は「対話の会」の名前で走らせる、という一石二鳥もあった。

 04年選挙で藤沢氏と相互支援して当選した「市民派」5議員は、増田議員が離反、
牧野議員ほか1名が引退決定で残り2名となったが、「対話の会」作戦が成功すれば
「藤沢派」5人と独自派の増田さんで「市民派」総体が1名増の6名になり、共産党
4名変わらずで議長を除いた自公民派との差が9:15から10:14に変わり、一部取り込
みでの議案通過が格段にやりやすくなる、との計算があったと思う。

 藤沢さんは2000年市長選敗退で浪人した期間に市民派新人を支援・発掘してその相乗
効果で04年選挙での自身の市長当選と味方議員5人の獲得という成果を得ているので、
今回もそれに倣ったのだろう。
 それに滋賀県嘉田知事の人気にもあやかるのだから、うまい作戦ではある。

◆この作戦、新人候補には絶大な恩恵があった。
  新人3人は、選挙前から駅ビラや街頭演説などを継続的にやって来た人は誰もいない
 らしく、一般市民的には全く知られていない存在。
  それが現職市長から支援のお墨付きと支持者名簿を渡してもらえるのだから、これほ
 どありがたいことはない。
  ただ、藤沢市長の問題点を市民から指摘された時に、相手を納得させる説明ができる
 かどうか、各人が行政議会の実態を知らない、という弱点はある。

◆藤沢市長にとっても「市民派5人が自分の仲間だ」と誇示でき、特に新人3人は「市議
 は○○、市長は藤沢」と懸命に訴えるのだから効果がある。

●しかし現職の中西さん、北川さんにとってはそれほどのメリットではなく、「藤沢市長
 全面賛成派と思われてはマイナス」という面があった。実際に藤沢市長の議案に反対す
 る場合もあり、是々非々でやって来ているし。
  前回初当選は藤沢さんとの共同のおかげという「恩義」があり、今回は自公民結託候
 補の当選阻止という共通目標があるとしても・・・・・。


 戸田が思ったのは、マヌーバー的でよろしくないな、という事。
  マヌーバー:元々は軍隊用語で「機動作戦」「巧妙な手段」といった意味。
       飛行技術の世界では「回復訓練」。伝統的左翼用語としては「策略的」。
 ・「対話」って、誰と誰が対話するの?
 ・何を基軸にした、何を求めての「対話」なの?
 ・滋賀県嘉田知事を支持する「対話の会」と同盟(同名)団体を箕面市で作る意味は?

 何もかもがあいまいなままだ。なぜ「市民派政治を進める会」とでもしないのだろう
か?
 
 さて、元々あった現職2議員と藤沢市長とのギクシャク感は、藤沢サイド主導で「対話
の会」を発足させても、選挙期間中に埋まるどころか一層ミゾが大きくなってしまった。
 ある種「大事件」だったのが、藤沢選対が市民派5人を勝手に地区割りした地図を作っ
て、「○○地区の人は市議選は○○候補をお勧めします。」という趣旨の案内文を支持者
1万通郵送した事だった。

 これには市議現職2陣営が猛烈に激怒。
 それは当然であって、「市民派」議員は政党議員みたいに地区割りして集票しておらず、それぞれに全市的に集票して当選ラインを超えているのだから、「箕面市を5分割し
た1つだけ」と地区指定されたら落選の危機がある。しかも1万通発送。

 市議現職2議員の支援者の中には、「もう藤沢は支持しない!」と憤激する人まで出たが、それも当然である。
 2陣営からの猛烈抗議を受けて、藤沢選対の人間が謝罪に出向いたが、もはや取り返し
がつかない。
 
 戸田が思ったのは、藤沢さんの本音は「自分の支援者に自分の地区ごとのお薦めを伝え
て何が悪いのか?」、「そうでもしないと新人は当選できないではないか?」というあたりだろうということ。(藤沢支援者と市民派各人支援者は、当然ながら重複している。)

 そして、この一件に藤沢さんの地金が出たな、ということ。藤沢さんからすれば5人は
自分の手駒であり、自分が5人の親分であり育成者だという意識を持っているのだろう。
 さらに、投票結果を見れば、現職2人は自力で得票増やして再選したし、新人3人のう
ち2人が当選できたし、「あの地区割り案内は全然悪くなかった。あれをしなければ2新人当選はなかった」、「それは今後のためにも良い地区割りだ」と思うことだろう。
 
 しかし、結果がそうであっても、本人の了承無しに勝手に地区割りを決めて支援者に案
内する事は、やはりしてはならない事だと思う。 
 
 さて、藤沢さん落選という結果を受けて、曖昧模糊とした「対話の会」は消滅するだろ
う。再選2議員がこれに留まるとは思えない。
 また、藤沢市長の全面支援で当選できた新人2人が、倉田市政の下でどういうスタンス
を取るか、市民派として同一会派を作るかどうか、全く未知数である。
 こちらの方面からも「対話の会」は消滅するだろう。
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)@i60-42-224-231.s04.a027.ap.plala.or.jp>

その通りと思います
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 統一戦線  - 08/8/25(月) 20:15 -
  
▼戸田さん:

箕面戦役に少々関わった一人として意見を述べます。

>1:藤沢さんは、箕面市の「無所属市民派議員」の先駆者であり、市民派議員仲間を増やし、ついに市長にまで上り詰めた功績者である。この点は戸田も深く敬意を払う。

そうなんです。プチ・カリスマ性があります

>2:しかし、04年市長当選以来、自公民結託の議会多数派の横暴によってことごとく妨害を受け続け、公約の多くを実現出来ず、また府と国の進める巨大開発政治にかなり追随してしまった。
>  このことで少なからぬ環境派の市民達や一部議員から不信を買い、共産党からも攻撃を受けることになった。

そうです。公務に手一杯と言う弁解は出来るかも知れませんが

>3:しかし、旧与党勢力が議会多数を占めて敵対してくる事は当たり前の事であり、戸田から言わせれば、問題は市民パワーと市長パワーの合作で旧与党勢力に攻勢をかけて、これを分断し弱体化させるという、当然の戦略戦術・知略を藤沢市長が持たないで無策に任期4年を過ごしてしまった事である。

市長が多忙でできないなら、参謀にその任務をしてもらうべきでしたね。

>どこでも問題になる「市民派・革新市長の少数与党体制で議会多数派の旧与党勢力をどう制御するか」について、当選2年目ころに何かの機会で藤沢市長と意見交換したが、藤沢市長の観点は、いわば「自分は正しい事を言い、正しい政策をしているのだから、相手はやがては同意せざるをえなくなる」というような楽観的なもので、戸田は「こりゃアカンわ。こんなんじゃ勝てっこない。」と思った。

ちゃんと会って進言してくれたのですね。ありがとうございます。
でも聞く耳を市長は持っていなかったのですね。残念です。

>4:今回、藤沢市長が敗北したら、藤沢氏と取り巻きはきっと「自公民結託の組織力に負けた」と「敗因分析」するだろうが、戸田から言わせれば、それは現象であって本質ではない。
そもそも04年市長選では自公民結託体制の一部が綻んで、当時の現職梶田市長に離
> 反して与党議員5期の内海氏が出馬、それに藤沢氏と共産党の4者争いだった。
>    当 16565 藤沢純一(無新、56歳、初当選)      
>      15596 梶田 功(無現、自・民・公推薦、64歳) 
>      10027 内海辰郷(無新、57歳)         
>       5834 村上弘充(共新、58歳)
>  藤沢勝利は梶田体制分裂の好機に恵まれてのもので、自公民はその敗北を教訓にして
> 一丸体制で市長奪還で向かってくるのだから、藤沢陣営は前回の1.5倍パワーを身につ
> けていなければ勝てない事は最初から明白な事だった。
>そのために必要な事は、箕面での民主党・連合勢力の少なくとも一部を自公と切り離す事であり、何よりも市民パワーを増大させる事だった。
> しかし藤沢市長はそういう事は何も出来なかった。自公民勢力を打破・弱体化できなかったし、市民パワーを増大させるどころか期待した市民をゲンナリさせる事が多かった。

全く!  これではマズイと思った市議が進言しても
お聞きにならなかったように聞いています。

>5:しかも、07年夏の参院選与野党逆転、年金、ガソリン、格差、後期高齢者医療等々、自公政権への国民的怒りが拡大し、「衆院でも与野党逆転で自公政権打倒を!」という世論がかつてない程盛り上がっているにも拘わらず、藤沢市長はそれを活用する姿勢も、自公政権への市民の怒りを代弁する姿勢もなく、従って箕面市での異様な自公民結託体制を崩す事にも無能だった。

おかしいな。べ※連にいたのだからプロテスト能力はあるはずなのに。

>6:高齢者とその家族に塗炭の苦しみをもたらしている後期高齢者医療制度については、「国が決めた事だから逆らえない・仕方ない」という驚くべき冷淡・服従姿勢を取り、市長としてなし得るはずの何の抗議も抵抗もしなかった事も批判しておかなければならない。
>たとえ1市長でも抵抗して入れば、少なくとも「議員たった20人」の全国最低の後期> 高齢者医療広域連合は絶対に出来ていない。

環境問題には口うるさいのに、自身の政治行動でそういう課題への
対応が出来ない市民派が多いです。市長の場合、致命的でしたね。

>  藤沢市長は選挙が近づいてからようやく後期高齢者医療制度批判を口にするようになったらしいが、カラー刷りのビラには、驚くべき事に、「後期高齢者医療制度」という言葉自体が全く載っていないのだ!

と言うことは、一回も「後期高齢者医療制度について」
語ったビラを出していないと言うことですね。そらあかんわ。

>7:藤沢市長のカラー刷りのビラには、「自公政権」という言葉も「橋下府政」という言葉も全く載っていない。(自公批判や橋下批判ももちろん皆無!)
>  これつまり、今自治体の財政やその住民を苦しめている元凶と、それとの闘いの必要性について全く市民に説明しないということであり、ちゃんとした「説明責任」を果たしているとは思えない。
>  箕面市は「自公政権」や「橋下府政」と関わりなく発展できる別天地・小宇宙だとでも言うのだろうか?

ひょっとしたらそう思ってるのは市長だけではなく
「お上品市民派」の共通特徴かもしれません。

>>8:多くの「市民派」や左派は、そして戸田も、「藤沢市長には沢山の不満があるが、それでも自公民結託・巨大開発推進の国家官僚を市長にしてしまうのは、非常に大きなマイナスだ。」という立場を取ってきた。取らざるを得なかった。
>  戸田はもう少し辛辣に、『「橋下徹を知事にさせないために民主党の熊谷を推した」のに近い精神で、藤沢市長の再選を願うものである。』と書いた。↓↓    
>  しかしこの立場は、1期めも、仮に藤沢再選が出来た場合でも、藤沢さんの「変質」に対して歯止めをかける具体的な制動力を持っていない、という弱点がある。自公民結託市長誕生で環境破壊されたら取り返しがつかないが、かといって藤沢市長のままでいいのか、というのが藤沢支援の「市民派」や左派にとって悩ましい所だった。

通っていたら、「私が正しかった」と自信を深めますし
落ちたら別の要因を挙げられるでしょう。

以上、私は戸田さんの指摘を支持します。「市民派議員」も
気付かなければ次回、藤沢さんと同じ運命になるように思います。
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 5.1; .NET CLR 1.1.4322; IEMB3; I...@baidcd0388d.bai.ne.jp>

●「箕面の市民力」を過大評価し、倉田候補を過小評価した箕面の「市民派」
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 戸田 E-MAILWEB  - 08/8/25(月) 21:11 -
  
 権力側が担ぐ御輿に乗って「改革」を標榜する若手、「勝ち組」について「改革」の旗を振るのがカッコイイと思っている若手、こういう計算高い若年寄の1人が倉田候補である。
 それだけの人間に過ぎない。
 「中央官僚を改革するために官僚になった」とどこかに書いていたが、そっちの改革は
ポイ捨てかい?と聞いてやりたい気がする。

 しかし自公民一丸支援の倉田哲郎34才、これは強力だなと脅威を感じた。
 藤沢純一氏(60)、小林ひとみ氏(60)と並んだ時の(34才)はそれだけで光を持
つ。
 そしてあれほどのデタラメ男でも「橋下徹38才」に大声援を送る日本の民度の中で、「橋下よりさらに若い34才、全国最年少市長誕生へ!」という宣伝は力を持つ。
 ダッシュ姿の異例な選挙ポスターも、若さと行動力を強烈にアピールしている。

 倉田候補のもうひとつの強みは、落下傘候補なんだけれども、他ならぬ箕面市で03年か
ら05年までの3年間、中央からの出向で箕面市職員として「政策総括監兼 市長公室専任
理事」という高い地位で働き、箕面の行政・議会の現場を体験していること。
 おまけに箕面市職員を妻としたので、そちらからの箕面人脈も持つことになった。

 さらに倉田職員は藤沢市長の下でも働いて気に入られて、藤沢市長が霞ヶ関に出向いて
もう少し箕面に置いてくれと頼んだほどだった。(藤沢市長自身の談話)
 後から見れば、藤沢市長はかなり内情を知った部下に反旗を翻されたのだから、カッコ悪い話である。

 【 教訓 】門真市では中央官僚からの出向職員なんていない。箕面市はなんでそんな出
      向を受け入れていたのか? 中央官僚に自治体が牛耳られる要因になりうる
      から、こんな出向は藤沢市長になってからはお断りすべきだったろう。
       若手の研修と思って善意で油断していると、とんだ「トロイの木馬」にな
      ってしまったという最悪の実例だ。

 また、倉田候補が早くからHPとブログを開設して「本人の肉声」を感じさせて来たの
も、若い人に対しては大きな強みを持ったと思う。

 さて、そういった倉田候補に対して、戸田が接した箕面の「市民派」の人々(少数だが)は、「箕面市民の見識や市民力」を高く評価して、「箕面市民の多くは自公民の開発市政に後戻りしたいとは思っていないはず」という感覚を根強く持つ一方、倉田候補に対しては「自公民に担がれているだけで中身のない人」、「自公民でも全部が本気で応援していない」などと過小評価する傾向が多かった。

 職員時代を見て、あるいは公開討論会や街頭演説を聞いて、マスコミ記者の話を聞いて、箕面住民がそう判断しているので、倉田候補を直接知らない戸田としては「そんなものかなあ」と思う一方で「それは違うんじゃないかなぁ?」という疑問を持っていた。

 で、フタを開けてみると約7000票の大差をつけられての敗北。
 箕面の市民派の人達、「希望的観測」に浸食されていた面が強かったようだ。

 箕面の市民意識が比較的高い方に属する事は認めますが、だからといってそれほど大層
なものではない。
 あの極右ウソつき橋下徹への投票が箕面市だけはグンと低かった、なんて事はないんだ
から、宣伝のプロを要した自公に民主・連合まで加わって上手な宣伝をしたらイチコロで
騙される市民の方がまだまだ多いんだよ。
 おまけに藤沢市長が議会多数派に揺さぶられて、いろいろミソつけてるし。

 市民大衆を動員した反自公民闘争をやって来なかったツケが、こういう所に如実に出たんだと言える。
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)@i60-35-88-217.s04.a027.ap.plala.or.jp>

■藤沢氏が先導育成した「市民派の一時代」の終焉。つけるべきケジメは何か?
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 戸田 E-MAILWEB  - 08/8/25(月) 23:26 -
  
 戸田の見解は以下の通り。そしてこれは全国的に多くの共通点があると思う。
 (だからこそこれほど多くの分析・評論を書いた)

1:箕面市の「市民派」活動は、藤沢氏が最初に「市民派議員」となって切り開き、藤沢
 氏が仲間を発掘育成、支援して市民派議員を増やし、ついには自分が「市民派市長」に
 なって市政のトップに立つほどに拡大強化してきたものだった。
  現在の関係がどうであれ、全ての市民派議員にとって藤沢氏は、自分の先輩であり少
 なくとも初期の育成支援者である。

2:しかしそういった藤沢氏が築いてきた「箕面市民派の一時代」は、市長を1期務めて
 現職で臨んだ今市長選挙での落選によって、明確に終焉を迎えた。
  「市長選挙での落選で浪人生活へ・新人市民派議員の当選」という形態は2000年と同
 じでも、一度市長を務めた上での落選は、その持つ意味が全然違う。

3:その「意味の違い」、「一時代の終焉」を戸田が言う要因は、
  A:市長として藤沢氏が「右傾変質」を進めていった事。
     (その詳しい内容は既に書いた)
  B:しかもその「右傾変質」が藤沢氏の独断専行で進んで、誰にも制動できず、修正
     されない事が明白になった事。

  C:4年間の市長実践で、「藤沢氏主導の市民派運動」の限界と問題点が浮かび上が
    り、しかもそれが「藤沢氏主導の市民派運動」の中では克服不能である事がはっ
    きりした事。
  D:また「藤沢氏主導の市民派運動」と藤沢市長では、議会の自公民多数派を打破で
    きない事が明白になった事。
     暁光で藤沢市長再選ができたとしても、東大阪の共産党市長の醜態の二の舞に
    しかならない事は明白。 

  E:落選で藤沢氏が無役になった今、再び藤沢氏をリーダーとして藤沢市長再現を目
    指す「市民派運動」が続くとは思えないし、続けるべきとは思わない事。
     藤沢市長再現路線に乗る「市民派議員」はもはや皆無に近いのではないか?
     (藤沢氏本人は市長再挑戦の意欲満々かもしれないが。)
  
4:今後は、藤沢氏が何らかの活動をしていくとしても、上下関係ではなく、意見の違い
 があれば公開的論議で話し合うなど、「箕面市民派」内部でもっと風通しの良い関係を 作るべき。

5:次に市長を目指すならば、
  A:最初から「議会多数派横暴の打破」を実現する戦闘心と戦略戦術を持つ人。
  B:現在を(準)戦時下状況と正しく認識して自治体と住民の安全福祉を闘い取る、
     という時代認識、階級的観点を持つ人。
  C:「悪政打倒」(現在は自公政権)の必要性を市民に訴えて支持を得ると共に
    市民啓発をする人。
  D:市民(議員)時代の主張を変質させない人。
     「やむなき後退」・「苦渋の選択」をせざる得ない場合は、その旨を率直に言
     って「次の方針」を提示できる人。

6:箕面市は議員25人中「市民派」が5人もいるのに(こんなに比率の高い議会はめった
  にない!)、意外と御製制度・無駄金削減、議会運営制度で遅れた部分が残っている
  ようだ。役人の体質も悪い所が多そうだ。
   市民派議員やオンブズが、もっともっとおかしな部分をビラやHP・メール投稿な
  どで外に出し、おかしな事をする役人や議員の実名も出して大衆的に批判していけば
  変わっていくはず。
  
7:タチの悪い箕面の民主党・連合勢力を変えていく、少なくとも自公との結託政治にク
  サビを打っていく政治工作を真剣に考えるべき。
   基本は簡単で、国政選挙の動きを利用して民主党中央に箕面の民主党の悪しき実態
  を訴えて、箕面の連中の悪しき動きを制動していく事である。
   (少なくとも当分はこの戦術が有効)

   この事は箕面においても「衆院与野党逆転・自公政権打倒をしないと生活も自治体
  も守れない!」という啓発宣伝を進める事と一体である。  

8:今回の市長選で共産党は、藤沢市長の変質を最大限利用して、「市民派」という言葉  を「藤沢市長にように変質する者」というイメージ付けして初めて大々的に宣伝した
  のではないか?
   そうであれば、一般市民が「市民派」という言葉を聞いて浮かべるイメージもマイ
  ナス方向にだいぶ振られたのではないか。

  いつまでも金科玉条の如く「私は無所属市民派!」、「政党の支援を受けず、政党と 関係を持ちません!」という事で「良きイメージが保てるのか」、「自分のスタンスを
 表現できるのか」などを考えてみる時期に来ているのでないか?
  ま、人好きずきではあるだろうが・・・。

他にもいくつかありそうな気がするが、もう随分時間を使ってしまったので、箕面市長選・市議選に関しては、(基本的には)これで終了する。
 これを人達それぞれが、自分(の地域)に引きつけて考えてもらいたい。それでは。
引用なし
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◇08年←04年←2000年の市長選の経緯と構図。2000年は民主独自、共産&保守名士合同!
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 戸田 E-MAILWEB  - 08/8/28(木) 17:04 -
  
 過去の事実が戸田のその当時の分析込みですぐに探せるのが、戸田HPの凄いところ。
 2008年市長選結果と2004年、2000年を並べて見たら対立構造の変化や今後の可能性が
見えてくる。

◆2008年市長選
  当 倉田哲郎   23,217 (自民、民主、公明、国民新推薦の新人。元総務省職員)
    ふじさわ純一 16,316  市長現職
    小林ひとみ  10,283 (共産推薦、元共産党市議)

  共産党の小林候補の得票10,283は、04年市長選挙での共産党候補の5834(村上弘氏)
 より4400票ほど増えてほぼ倍増。
  藤沢市長に幻滅した環境派や反自公意識の市民が共産党候補に移行したと見ていい。

  ↑↑↑↑
◆2004年市長選
    当 16565 藤沢純一(無新、56歳、初当選)      
      15596 梶田 功(無現、自・民・公推薦、64歳) 
      10027 内海辰郷(無新、57歳)         
       5834 村上弘充(共新、58歳)
 
  04年市長選では自公民結託体制の一部が綻んで、当時の現職梶田市長に離反して
 与党議員5期の内海氏が出馬、それに藤沢氏と共産党の4者争いだった。
  ↑↑↑↑
◆2000年市長選
   当選;梶田 いさお 14,557 
        (前助役;無所属・自民推薦。市議会与党議員や農協関係者が支援。
                  ただし公明党は自主投票。)
    2位:ふじさわ純一 13,552
         (無所属市民派。前市議〜2期務める) ・・・おしい!1005票差!
    3位:平野クニ子 12,137
          (元府議;無所属。連合=民主党系の市職員労組が全面と支援し、
            後援会長に前市長夫人がついて前市長人脈による支援)
    4位:池永みのる 9,834
          (元市役所総務部長。無所属。共産党・自由連合推薦。 「保守無党
           派」と共産党の共同候補。前回市長選挙も同じ構図で出馬)
  
2000年市長選;おしい!藤沢さん1005票差の大接戦。市議;市民派2現職は上位当選
                日付: 2000/08/28 11:42:41 名前: ヒゲ-戸田
    http://www.hige-toda.com/bbs1/tmp/00/keijiban8.htm
・・・・
 市役所の腐敗が大問題になっている時に、「市政の舵取りは前助役に」と大々的に訴えるセンスの無さ(鈍感さ)に戸田は呆れたものだったが、「現状の利権維持に必死派」の組織的力が辛くも勝利をもぎ取った、というところか。
 しかしそれに対抗して、市民ネットワーク以外に組織力を持たない藤沢候補が、あと1005票まで迫った、ということはすごいことでした。共産党が市民派と共同しておれば、と悔やまれます。
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・先に「活力ある市民派に背を向けての民主・保守スリ寄りでは、衆院選の2の舞に」と憂慮していた通り、8/27箕面市長選挙では「保守・無党派と共同」で共産党が推薦した候補(元総務部長・前回選挙も同じ構図で出馬)が最下位の大敗北。

 一方市民派の藤沢候補は、当選した前助役にあと1005票と迫る次点で大健闘。最後まで候補者を決めかねていた共産党が、3期め市議楽勝の途を捨てて市長選出馬 した藤沢氏と市民派の決起に共同してくれていたら、開発利権と役所の腐敗勢力の代弁者でしかない前助役をむざむざと当選させることなく、革新・市民派の画期的な市長誕生で市政の大刷新ができたのに・・・・と残念がる声が各所から聞こえます。

@市民派藤沢氏は引き続き市長選に挑戦していく。
  同氏の市長候補としての存在感は確固としたものになった。
 ・・・今回のような「市民 派の存在にほとんど触れない」選挙構想・宣伝戦術はもや
 は成り立たない。
  市議選での共産党候補票の総数が「史上最高の得票・得票率」の8500票あっても、
 保守・無党派との共同で市長選は9,834票。
 (共産党総力挙げての支援体制で)市民派市議3候補合計は3200票あって、市長選挙で
 13,552票。
 (左派労組や市民派人気の国会議員らへの応援も頼まないほどの市民主義で(も)、
 1万票の上乗せ。)=藤沢個人に対する市民の大きな期待と信頼。

@箕面市役所の腐敗・不祥事体質が今後さらに露呈され問題噴出は間違いない。梶田市長体制が4年持つかも怪しいし、いずれにしても役所問題が次回選挙の争点のひとつになることは疑いがない。
 また、与党側も「梶田はワンポイント」と言っている。次回は「役所外人材」の与党統一候補も十分あり得る。
 それでも「元総務部長」を担ぎ続けるのが得策か?

@共産党に「勝てる独自候補」の人材が無い状態は脱却できそうにない。
 「保守との共同候補」といっても「名士」というだけで、日頃何かの社会運動している のではない人しかおらず、そういう人がどれだけ市民を引きつけられるのか?
 (一方、藤沢氏は今後もバリバリ活動していく。市民から見てこの差は?)

@今回の「保守派との共同」はほとんど虚構であった。

 池永応援に動いた共産党以外の市議はゼロ。前回何人か動いたがこの2年余ですっかり離れたということ。これでも 「共同が進んだ」と言えるのか?
 また「保守派市民の動き」なども実体がないのが実状。
  ===========================
☆最後に共産党側が「藤沢候補を支持できない理由」として(ほとんど口コミだけで)
 挙げていたのが「箕面市総合開発計画審議会答申に賛成している」=「大規模開発賛成
 派である」という決めつけだったようでした。
  市民派陣営に問い合わせた所、市民派としては同審議会は良心的な大学教授を座長に 据えさせ、議会の全会派も参加し、ゼネコン主導の大規模開発に歯止めをかけてマトモ
 な街造りをしていくために奮闘し、不満足点もある玉虫色とは言えそれなりのレベルを
 持った答申をまとめた、とのこと。

  答申には共産党と市民派の1人が反対、他議員が賛成でしたが、「共産党が十分な街造りプランも出せずに反対したことだけ宣伝するのはおかしい。審議会記録を見てもらえばよく分かるはず」と藤沢さんは自信を持って言います。
 外部には分かりにくい問題ですが、この答申に賛成したことをもって「大規模開発賛成派」であるかのように描き上げ、だから市長選挙で支援できないとするのは言いがかりでしかないでしょう。

 箕面市で環境問題に熱心なのは共産党関係と市民派関係の人々であり、特に市民派議員達が環境問題に熱心であることは「ちょっと事情の分かった人たち」なら誰でも知っていることだからです。(そうであるからこそ、文書でそういう「批判」をせずに「事情の分からない人達」に向けて口頭宣伝したのでしょうが・・・・)

☆前回市長選挙では市民派が「自主投票」。
 
  昨年、市民派と共産党が議員歳費値上げに反対したものの、値上げ議決後共産党は
 全額受領、市民派は値上げ分受け取り拒否したら「全額支給拒否」という暴挙を受けて
 何ヶ月かの裁判闘争の末やっと元の金額受領、という事件があり、今年はこの市長選挙
 で不一致・・いろんなもつれがあるでしょう。
 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
◆共産党のおかしな対応、たしかに共産党と「市民派」の対立・いがみ合いは箕面では根
 深いものがあるようだ。
引用なし
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◆当選14557→16565→23217の流れと藤沢氏13552→16565→16316。4年後をどう見る?
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 戸田 E-MAILWEB  - 08/8/28(木) 17:47 -
  
 2000年:自公   14557で当選。2位以下は藤沢―民主独自―共産党&保守名士
 2004年:藤沢氏  16565で当選。2位以下は自公民―保守分裂派―共産党
 2008年:自公民  23217で当選。2位以下は藤沢―共産党

 この8年間の経緯を見て、4年後の2012年市長選をどう見るか?

A:藤沢氏の16565→16316は立派。2000年の当選者票より約2000も多い! 
   4年後十分勝機があるから、「市民派市長カムバック!」と頑張るべし!
    ※ 4年後は自公民が分解している可能性非常に多い。
      ならばなおのこと、「藤沢市民派」単独でも十分に勝てる!     
      それに藤沢以外に1万数千以上の得票できる市民派人材はいない。

B:現職市長なのに16565→16316と票を減らした藤沢は、市民に幻滅されたのだから、
  これからは出馬しても票は減るばかり。
   2000年・04年と違って、側近や市民派議員の離反が多く、藤沢を市長にするために
  奮闘する人材はガタ減りで、勢い回復は不可能だ。
   自公民陣営が分解したとしても、藤沢はもう市長選では当選できない。

   単独でも2000年には12137票取った民主陣営が独自増大する可能性もあるし、共産
  党・種々の市民派共同して闘うべきかもしれない。
   藤沢氏にはもう吸引力はないから、舞台裏に引くか市議でお目付役になるべき。

◆戸田はB:の見方をします。
  2000年・2004年は藤沢市長誕生のために熱く応援し、2008年は「よりマシ候補」と
 して、『「橋下徹を知事にさせないために民主党の熊谷を推した」のに近い精神で、
 藤沢市長の再選を願うものである。』、と表明した。現場訪問支援はせず。

  藤沢氏がもし2012年出馬当選に向けて動くとしても、今度は戸田は「よりマシ候補」
 とも思わないので全く支援しないし、支援表明もしない。

◆さて、箕面の「市民派議員」各位、「市民派市民」各位はどう考えるでしょうか?
  箕面以外の「市民派」や左派はどう考えるでしょうか?

■戸田の考えを一言で言えば、「新しい酒は新しい皮袋に入れなければいけない」!
引用なし
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☆最終夜の動画をアップ!倉田陣営が夜8時過ぎて違法にマイク使ってる場面も!
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 戸田 E-MAILWEB  - 08/8/28(木) 18:44 -
  
 箕面選挙特集に上げている、8/23(土)最終日夜の箕面駅での動画各種のタイトルを分
かり易くつけ直し、説明も加えたので、改めて紹介します。

 この中の8:と9:では、倉田陣営が、一旦夜8時になったので法律通りマイク(スピ
ーカー)使用を停止したその直後に、違法にマイク使用を再開した様子がズバリ撮影され
ています。
 2分少々の事とはいえ、倉田候補本人がいてこの有様。倉田陣営には「法を守って公平
に競争する」という規範意識が希薄な事がよく分かります。
 事前ポスターの違法貼り出し(市の掲示板に)もあったし、こういう人・こういう陣営
が市長の座を占めて大丈夫??

●駅敷地内に倉田事務所の大看板を出させて「倉田肩入れ」の阪急の駅員が、中西さん
 に嫌がらせ的に「敷地内だから出てくれ」と文句をつけに来た場面も見逃せません!

    ↓↓↓↓
最終箕面駅1:公明党候補の絶叫型訴え 03:39
        http://jp.youtube.com/watch?v=MsoUAm6vZq4
最終箕面駅2:各陣営入り乱れる中、中西さん到着 02:02
        http://jp.youtube.com/watch?v=DVTMmLgwG0A
最終箕面駅3:中西支援の山下・ 木村・戸田 02:10
        http://jp.youtube.com/watch?v=fupA4boSXaM
     中西さん最後の訴えの前振りで茨城市議の山下さん(新社会党)が絶妙の替え
     歌、司会は豊中市議の木村さん、門真市議の戸田も登場 。

最終箕面駅4:中西支援の中川智子(元衆院議員)1   00:47
        http://jp.youtube.com/watch?v=w0dgGxIzmMg
最終箕面駅5:中西支援の中川智子(元衆院議員)2  01:31
        http://jp.youtube.com/watch?v=T6gBPmj5RmE
最終箕面駅6:中西とも子最後の演説1  06:17
        http://jp.youtube.com/watch?v=d06c8ER2i6Q
最終箕面駅7:中西とも子最後の演説2  09:18
       http://jp.youtube.com/watch?v=v5wwyPH7K14

最終箕面駅8:倉田候補は8時にマイク停止した。が! 01:53
        http://jp.youtube.com/watch?v=TAFLA3dgn18
      倉田候補最後の訴えと聴衆の様子。最後に夜8時になったので法律通りマイ
     ク(スピーカー)使用を停止した。しかしその直後に!!続きは次の動画で!

最終箕面駅9:夜8時を過ぎて倉田カーが違法なマイク使用! 00:44
        http://jp.youtube.com/watch?v=sQMdE7i41Ac
       最終夜、倉田陣営は夜8時でマイク使用をいったんやめた後、すぐにマイ
       ク使用を開始した!これは完全に選挙法違反。
        もちろん倉田候補本人もこの場にいた。
       動画で「8時過ぎてるぞ!」と戸田が言っているが、マイク使用が終わっ
       たのは8:02を過ぎていた。(腕時計で確認)
        保守系無所属の上田候補も同様の違反

最終箕面駅10:倉田聴衆散会し 中西陣営登場  01:20
         http://jp.youtube.com/watch?v=BBi0lTl4Spc
最終箕面駅11:阪急駅員が中西 さんに文句付け  00:59
         http://jp.youtube.com/watch?v=WN6iBO1RKw8
       中西さんらに駅員が敷地から出よと文句をつけてきた。こちらはそれに抗
       議しつつ敷地内の倉田候補の大看板の前に移動して宣伝を続行。

最終箕面駅12:倉田候補、支持 者にあいさつ   0:48
        http://jp.youtube.com/watch?v=ABp_8qhmqnQ
最終箕面駅13:中西・倉田・上田の3候補かちあう  01:35
       http://jp.youtube.com/watch?v=zKjYmOnLVhs
引用なし
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反自公リベラル派の大谷氏(民主党衆院候補)も辛い。大阪で民主党の評判ガタ落ち!
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 戸田 E-MAILWEB  - 08/8/29(金) 11:00 -
  
 非常に皮肉で困った事に、このド反動・自公結託派民主党で占められている箕面市を
選挙区として衆院復活を闘うのが、「真面目な反自公リベラル派の民主党」として定評
のある大谷信盛(のぶもり)さんだ。
(前衆議院議員・第9区総支部) 大谷さんHP http://www.nobumori.jp/
  ※大阪9区=茨木市、箕面市、池田市、豊能町、能勢町

 箕面市の民主党は、長年に渡って自公と結託していわゆる「オール与党体制」に安住
し、共産党や後発拡大の「市民派」に牙を剥いてきた腐敗反動勢力である。
  ※箕面市議会は、議員25人中「市民派」が5人、共産党が4人もいる、全国的にも
   「革新派率」が高い議会。
 それでも2000年市長選では民主党独自候補を立てて、自公・市民派・共産党の4つども
え戦を演じたが、それで市民派の後塵を拝して3位になってからは、市長選では自公との
結託一本路線ひた走り!

 今回市長選では、
   ・自公との相乗り、
   ・中央官僚の担ぎ出し、
という2つの重要な点で「反自公」・「反官僚支配」をセールスポイントとして衆院選を
闘おうとしている小沢民主党をあざ嗤うかのような対応を、箕面市民主党は堂々と取った
のだ!
 そして自公と一緒に市長選に勝利して「我が世の春」の復活を大喜びしている。

 この反動方針は単に箕面市民主党の方針というだけでなく、民主党大阪府連の承認と支援の下で実行されている事は言うまでもない。
  「自公と相乗りとは何事だ!」、
  「よりによって衆院解散を目前にして自公とつるむなんて何考えてるんだ!」
という抗議の声が、民主党大阪府連にも寄せられているし、民主党の国会議員や候補者にもぶつけられている。

 戸田とも懇意の、民主党参院議員の尾立さん http://odachi.info/ ら真剣に自公
政権打倒を考えているリベラル派民主党の人達もつらい立場に立っている。
 大谷さん自身も、表には出せないけれどもつらいものがあるだろうと思う。

 戸田は「連帯ユニオン議員ネット」http://www.hige-toda.com/____1/renntai_yunionn/giinnet/taikai/giinnet_taikai.htm
仲間の左派市民派市議:中西とも子さんhttp://homepage3.nifty.com/nakanishi_tomoko/ 支援で箕面市内を走り回っ
たが、解放住宅や大企業労組など解放同盟や連合関連の地域で「自公民結託の倉田」と「民主党の大谷」の2人セットの事前ポスターが大量に貼り出されているのを見て、
ゲンナリさせられた。
 
●大阪9区(茨木市・箕面市・池田市・豊能町・能勢町)の中で、「反自公の自治体議員
 比率が最高」(=それら議員に投票する反自公有権者比率も最高と言える)の箕面市な
 のに、そこの民主党(+連合)が強烈な反動・反リベラル派だという、この強烈な皮
 肉! この強烈な「ねじれ」!
 
◆大阪9区では、社民党は民主党と選挙協力し辻元系列・市民派候補は誰も出ないため、
 自公・民主・共産の3つどもえの衆院選となり、民主党・大谷さんにとって議席回復の
 絶好のチャンスである。
  これはまた、左派・護憲派・市民派にとって、自公候補を倒すために共産党候補を押
 すか、大谷信盛を押すかの2者択一となるわけで、この部分からの集票が大谷当選の大
 きなカギを握っている!

  それなのに、箕面市内の「市議9人分(市民派だけも5人分)」の有権者に「民主党
 は自公と一体!」と刷り込み、特に意識的な左派・リベラル派・環境派に「民主党にな
 んて投票できない!」と嫌悪させているのが、箕面の民主党(それを支持する派が多数
 を占める民主党大阪府連)なのだ!

 なお、「鮮烈左翼」の戸田は、連帯ユニオンの友好議員としても、反自公リベラルの
大谷さんを一貫して応援している。

 参考:06年10月の衆院補選特集
    大阪9区補選は民主党の大谷信盛支援を!護憲派は戦略的判断で安倍政権の出鼻
    をくじけ!
     http://www.hige-toda.com/____1/tasi_senkyo/ootani/ootani_shien.htm
     ↓↓↓
★左翼の戸田が今回あえて民主党の大谷信盛さんへの投票を断固訴える理由は、

1:大谷さんは民主党の中のリベラル派で連帯ユニオンも支援してきた人。
   (そして人柄も信頼できる人。戸田はそう確信している)
2:教基法改悪阻止・共謀罪阻止のためには、安倍「改憲突進政権」の鼻っ柱を叩く必要
 あり。
  そのために最も効果的な事が、10/22投票参院補選の神奈川16区と大阪9区で自公
 候補を破ることである! (11/19には沖縄知事選投票も)

  たしかに民主党総体は(共謀罪には反対でも)教基法では改悪推進派だが、現在の政
 治状況では、死に票覚悟で共産党に投票して「革新」に殉じるよりも、「自公以外の当
 選可能候補(=民主党)」を当選させる方が直接に安倍政権に対する打撃となり、その
 事が、(民主党総体の思惑を越えて)政治流動を作り出し、教基法改悪阻止を実現する
 力になる。

3:今回は、幸いなことに(?)社民党は出馬を見送って民主党と選挙協力し辻元系列・
 市民派候補は誰も出ておらず、「革新」派は共産党のみ。
  左派・護憲派・市民派にとって、共産党候補を押すか、大谷信盛を押すかの2者択一
 となっている。

★茨木市、箕面市、池田市、豊能町、能勢町の左派・護憲派・市民派は以上の戦略的判断
 を持って、民主党の第2自民党的本質を断固批判しつつ、教基法改悪の民主答案に断固
 反対しつつ、こぞって大谷信盛候補に投票を集中しよう!
  関西の左派・護憲派・市民派はこぞって大阪9区での大谷信盛氏当選のための支援を
 行なおう!
  安倍政権の鼻柱を叩け!
              (この部分、06年10月記)
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)@i60-35-86-208.s04.a027.ap.plala.or.jp>

◆自治体の自公結託派民主党を叩いて民主党総体を「真剣な反自公」に向かわせよう!
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 戸田 E-MAILWEB  - 08/8/29(金) 11:03 -
  
 上記のような「自公結託派民主党」は全国ほとんど全ての自治体で蔓延している。
もともと野党精神のカケラもない権力追随・「いつでも与党」根性の連中なのだ。
 しかし、この状態を放置していては「衆院与野党逆転」→「自公政権打倒」
                       (→より民衆的政権への推進闘争)
が実現せず、千載一遇のチャンスを逃してしまう。

 どうすればいいか?
 戸田は自治体の自公結託派民主党を「上から」・「横から」・「下から」叩いて、
民主党総体を「真剣な反自公」に向かわせる事を提起する。

・「上から」とは、小沢党首、民主党中央に直訴して、小沢路線で自治体民主党を締め付
 けさせる事である。
   参考:戸田が大阪府知事選で行なった小沢党首への直訴
  http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=2987;id=

・「横から」とは、地域地域において、民主党外部の左派・護憲派・市民派の立場から、
 地域の民主党に対して「自公との結託」(や反自公の生ぬるさ)への批判をぶつける事
 である。

・「下から」とは、民主党や連合・解放同盟などの構成員に立場から、自分の属する組織
 の「自公との結託」(や反自公の生ぬるさ)への批判をぶつける事である。

★全国各地で、このような民主党「批判」を起こして、民主党総体を「真剣な反自公」に
 向かわせよう!

※ 「民主党の本質は第2自民党である」とか「2大政党制はマヤカシである」事を百も
 承知の上で、戸田は、
  民衆革命実行にためには、
   「小沢民主党の伸張による衆院与野党逆転」と
   「各分野での民衆闘争の直接闘争的伸張」
  の2つの基軸での前進が必須である、という立場に立つが故にこれを提起している。

  なお、社民党・共産党・新党日本・新党大地など民主党以外の野党の伸張も大事で
 ある事も付言しておく。
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)@i60-35-86-208.s04.a027.ap.plala.or.jp>

確かに 現職ふじさわ純一氏を市民派候補としたのは間違いであった
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 砂川より  - 08/9/1(月) 21:03 -
  
私もそう思うのだが、
戸田ッチが言うように、ふじさわ純一元市長の目立った功績は、
住基ネットの件であり、
それにしても、戸田ッチが指摘するように仕方なしにした。
私が横からみていたら、
イヤイヤしていたように見えた。
ぐらいで、
とても市民派市長の四年間の功績としては落第である。

対話の会がふじさわ純一の応援をしたようであるが、
あの会は、
真の意味での市民派は大嫌いであるはずで、
保守とベタベタとなかよくする市民派が大好きな会であるので、
そのような会が押したことじしん、
ふじさわ純一氏があやしい候補者であったことを指し示している。
引用なし
<Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.0; ja; rv:1.8.1.16) Gecko/20080702 Firef...@i243101.dynamic.ppp.asahi-net.or.jp>

■ 「 対話の会 」 の看板を上げながら、仲間どうじが対話していなかったのね!
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 砂川より  - 08/9/5(金) 8:29 -
  
滋賀県にいると、大変興味深い現象を見ることが出来ます。
ひょっとすると、
じつは全国的にあるが表立っていないだけのことかも知れませんね、

つまり、知っている人は知っている、黒い手段の定番なのかもしれません。

市民派とか革新派のデコレーションをまといながら、
当選したのち、
徐々にはっきりと投票者に決定的に判らないぐらいに保守に変身・加担していく、
( 表向きに見える現象は妥協の重ねとかに見えるが、証拠や事実を積み重ねると、巧妙に仕組まれている場合が多いのです。 よほど気おつけていないと新聞情報レベルで市民が気がつけるはずが無いですね )

そんなに変装しているものだから、
「 対話の会 」が自民公明と結託して対立候補を立てられて、
空港反対運動の延長線で自分たちが当選させえた日野町長二期目を、
つぶされそうになった、びわこ空港を頓挫させた方がさへをも
「 対話の会 」はだましおおせていたわけです。

びわこ空港を頓挫させた方曰く、
「 砂川くんの「 対話の会 」批判は当時は理解できなんだよ 今は腹立たしいかぎりだ。」


そのような黒い計画のディレクターである「 対話の会 」の応援を受け入れたり、
「 対話の会 」自身が候補として作り出した。
確信犯の議員や首長が、
市町村や県レベルまでいます、
県レベルでは、
嘉田知事や
沢田 享子県議=社民党
http://www.pref.shiga.jp/gikai/giin/kengi/sawada.html
だったりするのです。

また環境や市民派を看板にしているグループが勢力がある程度大きくなったところで、
上記のような政治家を応援するグループを、
平行して新しく作っるが起こっているのです。
まさしくそれが滋賀県の場合  「 対話の会 」 なのですよ。

それが、箕面に転移してしまったわけです。
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.0; .NET CLR 1.1.4322)@c207189.dynamic.ppp.asahi-net.or.jp>

▼ 沢田享子滋賀県議=社民党は主幹教諭制度に賛成していた
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 砂川より  - 08/9/5(金) 19:06 -
  
「対話の会」 一員でもある 
沢田享子滋賀県議=社民党は主幹教諭制度議案に賛成していた。

先日知り合いと立ち話していたら、その方がカンカンに怒って言ってられた。
その知り合いは、沢田享子滋賀県議の選挙を手伝っておられた方なのだが、
怒ってはったな〜〜

新たに管理職を作ることにより教職員の分断と監視・管理の強化により、
教職員の合議制を崩すものであると、非難ゴウゴウの主幹教諭制度に、
沢田享子滋賀県議=社民党「対話の会」一員のでもあるは、
賛成していたというではありませんか、

「対話の会」は右翼ですからそれは判りますが、
社民党議員が賛成しているのです。


滋賀県議会 各委員長報告に対する討論
2008 年 2 月
森茂樹議員
http://www.jcp-shigakengidan.gr.jp/houkoku/t_mori0802_2.html
より
抜粋:

学校現場に上意下達の序列をつくることといい、ここには学校とその教育を国の言うままに動かそうとする意図がありありと見えます。

 しかも新しい職に就くものを、特2級で処遇することによって、主幹教諭に昇進した人は9000円が昇給加算され、組合の試算によれば45歳でなったとして、生涯賃金で600万円の差ができるといわれます。

 まさに、学校現場に序列と格差が持ち込まれることによって、戦後の教育がつくりだしてきた校長以下の全による合議制の学校運営を根本から破壊するものといわなければなりません。

 この制度の先行的事例となった東京都では、これからの学校のあるべき姿として、学校組織を三層に区分しています。すなわち校長・教頭の「経営層」、主幹・主任などの「指導・調整層」、学級担任・教科担任の「実践層」としています。この学校組織を三層にわける最大の問題は、学級担任や教科担任など、日々の学校現場における教育実践の最前線に立つ先生から、学校の企画立案の権限を剥奪し、経営層や指導調整層のいうままに動くことを求めていることにあります。
引用なし
<Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.0; ja; rv:1.8.1.16) Gecko/20080702 Firef...@c207156.dynamic.ppp.asahi-net.or.jp>

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