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イスラエルが「ガザ攻撃の一方的停戦」を宣言
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 考える葦  - 09/1/19(月) 9:41 -
  
1) イスラエルが「ガザ攻撃の一方的停戦」を宣言し、ハマース側も18日停戦を発表したとの報道が流れています。

ガザ地区パレスチナ住民にこれ以上の犠牲者が出なくなることは
大変喜ばしいことですが、本当の平和が戻ったのでは決してありません。

今回のイスラエルの「一方的停戦」は、オバマ新大統領が就任する1月20日の直前になされたわけで、オバマ政権との友好的な関係を築くため当初から予定された行動であると思われます。

イスラエル軍はガザから撤退せず駐留し、ガザの封鎖も解除されずいつでも攻撃が再開できる態勢をとっているわけですので、「ガザ侵攻からガザ占領」に移ったにすぎません。

2) この間、イスラエル国内では「ガザ攻撃」に国民の90%が賛成していて反対運動が一切ないかのような報道がされてきました。パリ在住のGlobal Watchのコリンさんがインフォ・パレスチナ・ネットに転載されたイスラエルの大学教授による「イスラエルの情報操作」に関する英文記事の仏語版を翻訳して配信してくれました。

この記事によりますと、イスラエル国内での反対運動は確かに存在しているが、政府に弾圧されていることがわかります。

「私の学生の一人が、昨日警察に捕まり、一夜を刑務 所で過ごした。この学生Rの軽犯罪は、ガザに対するイスラエルの攻撃に反対してデモしたからだっ た。ガザに対するイスラエルの容赦ない戦争の始まりから監獄にぶち込まれた700人以上のイスラエル人に、彼は合流したわけだ。それらのうちの230人はまだ鉄格子の中にいると推測されている」

またイスラエル政府は徹底的な情報管理と情報操作で批判を封じ込めており、「あらゆる批判的な分析の不在によって、イスラエル人の78%、ユダヤ系イスラエル人の98%が戦争を支持していることは、驚く にあたらない。」状態を作り出しています。

以下は記事の全文です。
__________________________

どのように、『倫理的な』戦争を売るのか?イスラエルによる情報操作は、驚くべきものである だけでなく、恐るべきものだ。

ネヴ・ゴードン(ネゲブ・ベン・グーリオン大学政治学部部長

著作に『イスラエルの占領』カルフォルニア大学出版局)
2009年、1月16-18日週末版

インフォ・パレスチナ・ネットに転載された仏語版 から翻訳:
http://www.info-palestine.net/article.php3?
id_article=5871
原文:How to Sell "Ethical" Warfare :Israel's Media Management
is Not Just Impressive, It's Terrifying
By NEVE GORDON
http://www.counterpunch.org/gordon01162009.html


私の学生の一人が、昨日警察に捕まり、一夜を刑務
所で過ごした。この学生Rの軽犯罪は、ガザに対す
るイスラエルの攻撃に反対してデモしたからだっ
た。ガザに対するイスラエルの容赦ない戦争の始ま
りから監獄にぶち込まれた700人以上のイスラエル人
に、彼は合流したわけだ。それらのうちの230人はま
だ鉄格子の中にいると推測されている。イスラエル
の文脈の中では、デモ参加者たちを弾圧し、抵抗の
息の根を止めるこの戦略は、今までになかったもの
で、世界のメディアがそのことについて触れないの
は、少々忌まわしいことだ。

同時に、イスラエルのメディアは、戦争批判を現地
のテレビでは一切しないという具合に、政府の方針
の言いなりになっている。実際、状況は、ジャーナ
リストや司会者たちが、現在、軍のスポークスマン
よりも戦争に対して批判的ではないという馬鹿げた
状態になってしまった。あらゆる批判的な分析の不
在によって、イスラエル人の78%、ユダヤ系イス
ラエル人の98%が戦争を支持していることは、驚く
にあたらない。

しかし、批判的な声を黙らせることは、世論の支持
を得るための唯一の方法とは言えない。一つの支持
は、論理的な見かけを持った論拠によって、作り出
されるのだ。攻撃の後ろから戦争を支持するように
イスラエル人たちを説得するために、これらのメ
ディア、軍と政府が用いている方法の一つは、ハ
マースに対して、倫理的な軍事行動をイスラエルが
していると主張することだ。アイヤル・ワイズマン
のように、その論理は、彼の著作『Hollow Land』で、
的確さを持ってそれを観察されたように、自制の論
理である。

イスラエルのメディアは、イスラエルの自制につい
て、軍隊がしえることと実際に彼らがしていること
の落差について主張しながら、継続的に強調してい
る。ここに、イスラエル人たちが現況について日毎
に聞いている繰り返しの例をいくつか挙げよう。

1)イスラエルは、予告なしに、飛行機で
パレスチナの家々を空爆できる。しかし、軍事担当
者が、個人的に住民と、−少なくとも電話で−、攻
撃の10分前には連絡を取り、彼らの家が破壊される
時点にいることを通告している。言外に、イスラエ
ル軍は、予告なしにも破壊できるのだ、しかし、人
間の生命を尊重するから、それをしないのだ、と言
わんばかりなのだ。

2)イスラエルは、壊滅的なミサイルを発
射する数分前に、意地悪な爆弾 −家を本当には破
壊しない− を使用している。ここでもまた、イス
ラエル軍はもっとパレスチナ人を殺すことができる
が、それをしないことを選択しているのだというこ
とを見せようとしている。

3)イスラエルは、アル・シファ病院にハ
マースの指導者たちが避難していることを知ってい
る。このことを言明しつつ、イスラエルは、その手
段を持っているにもかかわらず、この医療センター
を壊滅させるようなことはしないのだということを
見せているのだ。

4)人道危機のために、イスラエル軍は、
一日に数時間ずつ、人道支援物資のトラックがガザ
地区に入れるように、攻撃を停止している。ここで
もまた、イスラエル軍は、これらのガザへの搬入を
禁止することもできる、というものだ。

これらのライト・モチーフによってイスラエルが
送っているメッセージは、ターゲットとしている聴
視者によって、二つの異なった意味合いがある。

パレスチナ人たちには、このメッセージは、明らか
な脅迫のメッセージだ。イスラエルの自制は、終了
することもあり、いつも新しいエスカレートがあり
得るのだということだ。イスラエル軍の現在の攻撃
の殺人的能力がどうであれ、その考えは、パレスチ
ナ住民に、暴力はもっと殺人的でもっと激しくする
こともできるのだということを見せつつ、彼らを驚
かすことだ。暴力が意味するもの、行使された暴力
とこれからあり得る暴力は、常に危険な脅威である
ということだ。

イスラエル人たちには、メッセージは、倫理的次元
である。イスラエル軍は、所有している暴力の巨大
な兵器によって盲滅法に荒れ狂うこともできるが、
このような選択はしない、なぜなら、ハマースと違
い、この軍隊は、人間の生命に対する価値を認識し
ているからだというものだ。

この最後の引用は、イスラエル人たちにとって、か
なりの反響を持っているように見える。しかしなが
ら、それは、間違ったモラルに基づいている。我々
は、もっと暴力的に振る舞うことができるが、自制
を選択しているのだ、という事実は、どのような場
合においても、モラルの次元ではない。イスラエル
軍は、ガザ地区全体を壊滅することができるが、実
際は、建物の15%しか壊していないという行動は、
モラルの行動ではない。イスラエル軍が数千人の子
供たちを殺すことができるが、300人「しか」殺さな
いのだと言う『強固になった鉛』作戦を少しも倫理
的な作戦にはしないのだ。

結局、この戦争のためのこれらの行動を支援するた
めにイスラエル政府が援用しているモラルは、むな
しいことだ。だが、これらの行動は、現実には、今
日の暴力の最初の源を見つめるというイスラエルの
意志の欠如を明らかにしているのだ。それは、ハ
マースではなく、ガザ地区、西岸地区、東エルサレ
ムの占領である。
私の学生Rや他のイスラエルのデモ参加者たちは、
この明らかな事実をよく理解しているように思え
る。彼らが表現することを妨げるために、イスラエ
ルは、彼らを逮捕して、市民の自由を押しつぶして
いるのである。

(引用終わり)

引用なし
335 hits
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