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昨日(1月10日土曜日)午後一時半よりイスラエル大使前で行われた「九条改憲阻止の会」主催の「イスラエル軍によるガザ地区パレスチナ人虐殺「抗議行動に参加してきました。
緊急行動にもかかわらず約70名の参加で成功だったと思います。制服警官20名、私服公安刑事20名に厳重に警備されたイスラエル大使館は静まり返りっていました。
その後の芝公園での集会とデモに1500名、夜の聖アンデレ教会での集会に500名の参加とのことです。
大阪では約500人が参加。「虐殺を許さないぞ!」などと声を上げながら中之島公園からJR大阪駅前まで約1.5キロを行進したとの由。(朝日新聞)
他の日本の都市でイスラエルへの抗議集会とデモが行われたと思いますが、参加者をどのくらいだったのでしょうか?情報をお持ちの方はお知らせください。
昨日1月10日は世界各地で「イスラエル軍ガザ侵攻」を抗議し直ちにやめさせる世界統一行動の日でした。
フランスでは、内務省発表で全国130都市で計12万人(警察発表)が参加したとのことです(ル・モンド紙)。
パリでは、主催者発表で10万人、警察発表3万人おそらく5万人以上の人々が午後三時レプブリック広場での集会に参加した模様。
レプブリック広場をデモが出発して先頭がナシヨン広場に到着した午後五時になっても、最後尾はまだレプブリック広場から出発できないほど参加者が多かったと報じられています。目的地のナシヨン広場では若者と警官隊が衝突し警官隊が催涙スを使用して180人を逮捕したとのことです。
他のフランスの都市では警察発表によりますと、リヨン(8,000-10,000)、リール(10,000),ボルドー(1,800-8,000)、マルセイユ(2,000-5,000)、ミュルーズ(2,500-3,000)、グルノーブル(2,500-3,000),ニース(2,500-6,000),ルアーブル(2,000-3,000),ルーアン(2,000)などです。
ロンドンでは、反戦団体やイスラム系組織などがデモを共催し攻撃開始後のデモとしては最大の数万人が都心を行進したとのこと。
「虐殺をやめろ」「イスラエルは恥を知れ」などと気勢を上げ、デモは行進の終点に近いイスラエル大使館前では、多数の靴や爆竹などが大使館に向けて投げられ、一部参加者は警官隊と小競り合いになりけが人や逮捕者も出たとの由(共同通信)。
ベルリン、コペンハーゲン、ストックホルム、オスロ、アテネなど他のヨーロッパの都市でも抗議行動が行われたとのことです。
イスラエル国内での反戦集会やデモは無かったのでしょうか?又アメリカやカナダ、他の国でも抗議活動は無かったのでしょうか?
情報をお持ちの方はご一報ください。
イスラエルとその背後で軍事的にも財政的にも政治的にも全面支援している米国による今回の「パレスチナ人大虐殺」に抗議し直ちに中止させる世界統一行動で数十万が決起したことは画期的なことだと思います。
日本では、NHKを初めとして大手マスコミが「イスラエルも悪いがロケット攻撃をしかける過激派ハマスも悪い」と喧嘩両成敗の世論操作を仕掛けてイスラエル軍によるパレスチナ人虐殺に手を貸しています。
NHKはハマスを呼ぶとき必ず「過激派」を前につけて「過激派ハマス」と報道します。ハマスがイスラエル領内に打ち込むロケット弾は、長さ一メートル足らずの手製の本当に原始的なロケット弾でしかないのです。
一方イスラエル軍は、米国から供与された最新兵器を、武器を持たないパレスチナの一般住民特に女性や老人や子供に容赦なく浴びせかけています。
昨日配信しました米国製の非通常型兵器デイム(Dime)で吹き飛ばされパレスチナ人男性の両足の写真を見るかぎり、その爆発力は尋常ではないと思います。
http://www.planetenonviolence.org/Des-Armes-Non-Co【URL短縮沸:C-BOARD】s
ガザ地区はイスラエルによる長年の経済封鎖で食料も医薬品も水もあらゆる生活物資が極度に欠乏しているため、パレスチナの住民は生活のためにエジプトとの国境地帯に何百の地下トンネルを堀って生活必需品をエジプトから持ち込んで来ていました。地下トンネルは150万人のガザ住民にって生命線そのものでした。
イスラエル軍は今回この地下トンネルを地中深く貫通する劣化ウラン弾で使って空爆し破壊しました。
ご存知のように、劣化ウラン弾は「原子爆弾」そのもであり、その放射能汚染による被爆被害は広範囲に拡散しかつ何世代にもわたってガン発症などの重篤な悪影響を与えます。
このような「人類に対する残虐な罪」を決して許してはいけません。決して黙殺したり黙認したりしてはいけません。
我々の70年全共闘運動と安保闘争その後の新左翼内部の党派闘争の際、自民党、財界人、公安警察、マスコミ、評論家達はここぞとばかりに「反過激派」の大キャンペーンをはって世論操作に成功し、闘う部隊を弾圧し政治闘争を圧殺したのです。
我々は二度とマスコミによる「ハマス=過激派」キャンペーンを許さず、「イスラエルと米国こそ戦争犯罪人であり,パレスチナ人の虐殺を直ちに止めろ!」との世論を盛り上げ、虐殺中止の具体的な行動をとっていかねばならないと思います。
私達は世界とつながっています。
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