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◆「幼児教育振興検討委」議事録からのより抜き重要事項(質問準備+α)(1)
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 戸田 E-MAILWEB  - 08/3/12(水) 3:42 -
  
1:早川勝廣委員長(議長):大阪教育大学教授(言語発達論・国語学)の深い見識、
  卓見。

2:事務局6人中、5人が教委で保育担当部局は1人だけ。保育部門が少なすぎ。

3:議長:この委員会では、財政面もさることながら、子どものための豊かな教育環境を
   保障することとの兼ね合わせの議論をしていくことになるだろうと思います。
   窓口一本化のことも、きちんと議論していくことが必要であるかと思います。
     (※ あまりに安易な民営化論を早川氏が一蹴!レベルの高さが伺える)

4:議長:本日、資料として用意されている「中央教育審議会答申」の概要ですが、文部
   科学省の就学前教育に対する姿勢を示すものとして、まとまった提言となっていま
   すので、一度読んでおいていただき、今後の会議に生かせていければと考えており
   ます。
    本委員会の構成をみますと小学校の代表がいませんので・・・・

5:事務局:・・・0歳児から5歳児の乳幼児となりますと、この10年間で2069人
   の減少で、減少率は23.1%、毎年200人強減少していることになります。
    これは、全人口の減少率の約6倍でございまして、本市においても急激な少子化
   が進んでいることがわかります

6:議長:資料を見ますと東小学校区のみ幼稚園も保育所もありませんね。
  議長:公立幼稚園と私立幼稚園を足すと12ですが、これは小学区15を下回ってお
    り、また東小学校区だけ就学前の機関がここだけ0であるということですね。

7:議長:・・私立幼稚園全体としては定員の69%の充足率で私立自身のしんどさも深
    刻化してきている。
     それに対して公立幼稚園の定員充足率は62%で、私立に比べると極端に低い
    というわけではないとも言えると思います。
    (※ 「公立は充足率低い=民営化せよ」という事を与党議員がよく言っている
      が、そういったそのウソを一蹴している。しかしさすがの委員長も、門真市
      が公立幼稚園の募集を1ヶ月遅らせたり預かり保育をさせなかったりで、わ
      ざと公立にハンデを押し付けている事まではご存じ無い。市がその情報を委
      員達に隠しているから!)

8:議長:・・今年から特別支援教育により障害のある子どもたちの受け入れがなされ、
    就学前から障害児とともに育つ教育をどう保障していくのかが問われてきます。

9:議長:私立と公立がこの門真市で就学前の育ちという点で、行政の枠組みが異なるこ
    とがいろいろな意味で連携を取りにくくしています。
     昨年12月、文科省の当該市における就学前教育について、教育委員会は内容
   を把握し指導しなさいという通達がきていると思いますので確認しておいて下さ
   い。

10:議長:・・今度の保育所保育指針・幼稚園教育要領は、はっきりと「子育て支援をし
    なければならない」ということが項目として出てきます。(※★★!)

11:議長:次の幼稚園教育要領では、期待文言ではなくて「・・・ねばならない」という
    形での保・幼の役割・仕事として明記されてきます。
     行政的な言い方をすると「きちんとやっていますか」という会計検査の対象に
    もなってきます。                     (※★★!)    
12:委員:だから教師の質が求められるのです。・・・
  議長:親とのコミュニケーションを密にして、信頼関係を作りながら、一方でクラス
    の一人ひとりの育ち・発達状況に即しなさいということですから。
     (※★これではバイトに責任を負わせられるはずがない!正職員にせよ!) 

13:議長:親の子育て能力を支援するのであって、親の子育ての代わりをするのではあり
    ません。・・・

14:議長:・・・私立の幼稚園でも障害をもっている子を意識的に多く受け入れていると
    ころが1カ所あり、事情があるのでしょうが現在まったく受け入れていない幼稚
    園もありますね。                  (※★!)
     全体として私立と公立では、倍以上の受け入れの差があるという実態を少し認
    識しておきたいところです。               (※★★!)

15:議長:・・なぜ公立どうしの幼稚園と保育園の交流がうまくいかないのか、・・・
    検討していくことはこの検討委員会の課題の一つでもあります。 (※★鋭い!)
   もう少し交流の何がネックになっているのかを明らかにしなければ前へ進まない。
    小学校へ連携・交流しようと思うと、小学校が授業時数の関係でなかなか継続的
   に対応してくれないという問題がでてくる。
    どこの小学校と組むかということになると対象校を限定しにくい。

16:議長:・・特に私立幼稚園は広範囲から通園しているので、保護者から「自分の子が
   行く小学校と連携してほしい。」という話も出てきますね。   (※★)

17:議長:現実に1小学校に1幼稚園という体制がないため、今はどこから来てもよいと
    いうことになっている。特に保育園なども広範囲から通うことになっている。
     しかし、一方で地域との交流を行政は指導しているわけです。 (※★)
   行政としては、どの程度の範囲を「地域」と考えるのかという問題がでてきます。

18:議長:・・定員確保の問題を公立の幼稚園の先生たちが「自分たちの問題でなく、
    行政の問題だ。」と考えるのか、・・・・・・・・・
     (※ さすがの委員長も、門真市が公立幼稚園の募集を1ヶ月遅らせたり預か
       り保育をさせなかったりで、わざと公立にハンデを押し付けている事まで
       はご存じ無い。市がその情報を委員達に隠しているから!)

19:委員:・・・今の社会の要請は、もっと多くのことを望んでいます。そういう状況の
   中でもっと取り組んでいく場合に、どういうことが必要だと感じておられるのか、
    ・・・・
  委員:もう目一杯ですね。ベテラン・中堅教員がいないとできないですね。・・・
                                 (※★!)

20:議長:教育委員会は幼稚園に対して、カウンセリングの先生は配置しているのです      か。
  事務局:配置はしておりません。要求はしているのですが。      (※★)

21:議長:公立幼稚園に39名の障害のある子がいますが、カウンセラーの配置などの対
    応はしないのですか。予算の問題で無理ということなのでしょうか。
  委員:加配はあります。行政とヒヤリングを行った上で、最終決定がなされます。
    (※★39人の障害児がいてもカウンセラー配置はしていない、ということ!)

22:議長:・・保育指針の素案が出て、今年度末には新しい幼稚園教育要領も出ます。
   その方向を無視して、この委員会が今後の方向性を出していくということはできな
   いわけですから、当然新しい教育要領を踏まえたかたちで門真市の幼児教育を考え
   ていかなければならない。                   (※★!) 

23:議長:保育指針と幼稚園教育要領の内容は一体化したものがでてきます。(※★!)
   つまり、指針と要領の中身が同じなのに、幼稚園と保育園の保育の中身・サービス
  が異なると困ることになるわけです。子育てがメインで子育て支援がプラスアルファ
  という考え方がなくなります。                 (※★★!)

   新しい要領ではそれをすることが保育園や幼稚園の機能だと宣言したのですから。
  状況は一挙に変わってきます。 (※★★重大な事だ!)
   そして幼稚園・保育園がそうしたもののセンターになりなさいと言っているわけで
  す。

23:議長:しかし、そのことを可能にするための体制づくりやそれにかかるコストについ
    てはカウントされない危険性はかなり高いのです。       (※★★!)

24:副議長:保・幼・小の連携について現場はやりたいと思っていると思いますが、壁に
    なっているのは行政の壁が大きいのでしょうね。(※★その通り!)

25:副議長:・・・しかし、門真市は公立幼稚園が4カ所しかないというのが連携を難し
    くしていると感じます。 (※★その通り!民営化だとか園減らしじゃなく!)
     具体的に日常的な交流をしようと思えば、近くの地元の小学校でないと無理な
    わけで、まず近場の小学校と連携をどうしていくか、うまく公立の保・幼が私立
    を巻き込んで全体としてどう連携をつくっていくかを考えていかないといけない
    と思います。

26:議長:学びの連続性とか発達の連続性が言われていますが、保・幼の指針や要領だけ
    示されるのではなく、当然小学校の学習指導要領の方にも書き込まれてくる可能
    性があると思います。     (※★教委も保育課も新たな勉強が必要だ!)       

     そうすると校区に公立の幼稚園がある小学校は相手が保障されているが、そう
   でない学校は私立幼稚園に頼んで連携・交流の相手を探さなければならない可能性
   がある。 そういうことも考えていかなければならないと思います。
            (※★校区に保育園・幼稚園が皆無な東小は?!)   

27:委員:・・・障害のある子どものことを、なかなか理解してもらえない親もいます。
    これは、情報を知らないことが原因であって、幼稚園のうちから親の交流などで
   知識を持つことが大事なのだと思います。           (※★!)
    それから、講演会など子どもの成長についての話などを聞ける機会がたくさんあ
   ったらいいと思います。

28:委員:・・・公立・私立にかかわらず同じ門真市内の子どもをあずかるという意味     で、どこの園に行っても同じような情報が聞けて同じようなサービスを受けら
    れる、そういうメニューを市役所や教育委員会が提供する、それが一番いい情
    報提供ではないかと思います。 (※★!)

29:議長:・・保育園も幼稚園も公立も私立もやっていることがバラバラ、独自性という
   ことではいいが、これからはそれでいいんだろうかという曲がり角に就学前の子育
   ての問題がきている・・・      (※★!)

30:議長:昨年8月3日、厚生労働省から保育所保育指針の素案が出て、また今年の1月
    17日に中央教育審議会から「学習指導要領の改善について」が文部科学大臣に答
    申されました。
     この答申を受けて、教育課程審議会で具体的な文章作りがされ、幼稚園教育要
    領の素案が出てくることになります。                
     ・・・厚労省と文科省の専門部会が合同で審議を重ね、できるだけ内容が整合
    性あるものにしていこうという前提のもとに作業がされています。

31:議長:・・今回の保育所保育指針は厚生労働大臣の告示という形になります。
   これまでの保育指針は一定のガイドラインであったものですが、法律に準ずるもの
   となり、ある程度強制性というものが生まれてきます。
                         (※★与党議員も勉強せえよ!)

32:議長:・・「認定子ども園」のことを考えると幼稚園教育要領と保育所保育指針は、
    内容的には両者の一体化が強く目指されているわけです。     (※★)
     1月17日に出された答申の基本的な考え方にも、子育て支援と預かり保育に
    ついて、幼稚園教育要領ではかなりきちっとやっていこうとしているようです。

33:議長:門真市ではすでに預かり保育はしているのでしょうか。
  事務局:公立幼稚園では、やっておりません。
        (※★民間に遠慮して意図的にやらせていないのだ!)

34:議長:・・・しかし、公立幼稚園の場合はやっかいですね。行政が預かり保育をした
    場合、保育活動であり教育活動ではない、という問題がある。
                               (※★鋭い指摘!)

35:議長:・・子育て支援について・・今回の保育指針は従来のものとどこが違うのか。
    まず、保育指針の第2章「子どもの発達」と第3章「保育の内容」の2つの章立
   てになったこと、
    また「保育のねらい及び内容」も「養護に関するねらい及び内容」と「教育に関
   するねらい及び内容」に分けて整理されています。
   ・・・つまり、幼稚園教育要領の内容を保育指針がそのままかぶせて採用している
   わけです。                       (※★)

36:議長:「保育所における保護者への支援は、保育士の業務であり」の部分は、留意
    ・配慮すべき事項ではなくて、保育所の仕事・役割であると明確にしたという
    のが今回の特徴だと考えています。           (※★★重要!) 

37:議長:つまり、門真市では財政上の問題もあって、今のところ夜間保育、病児・病後
    児の保育はしていないということになります。

38:議長:(※虐待に関し)・・子育て支援もそこまで考えていくと、深刻な問題なので
    す。
    つまり、子育て支援も悩みの電話相談ぐらいを考えているかもしれませんが、
   保育指針ではそれが幼稚園・保育所の業務だと書かれているわけです。
                               (※★★重要!)
   しかし一方で、「夜間保育、病児・病後児の保育もできない、虐待の対応も十分で
  きない」という矛盾があり、ここをどう処理したらいいのかという問題があるわけで
  す。・・・・・

引用なし
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質問準備(5)行政・議員・市民必見!深い内容の「幼児教育振興検討委員会」抜粋紹介 戸田 08/3/11(火) 10:30
深い内容の「幼児教育振興検討委員会」第3回め抜粋。こういう事知っとかないと 戸田 08/3/11(火) 12:20
「幼児教育振興検討委員会」第4回め抜粋(上)。早川教授が色々教えてくれてます 戸田 08/3/11(火) 13:13
「幼児教育振興検討委員会」第4回め抜粋(下)。★ホントに勉強になります! 戸田 08/3/11(火) 14:18
◆「幼児教育振興検討委」議事録からのより抜き重要事項(質問準備+α)(1) 戸田 08/3/12(水) 3:42
◇議事録からのより抜き重要事項(質問準備+α)(2) 戸田 08/3/12(水) 3:50
☆今回一般質問に使う要素に絞り、他に盛り込むものを加えると・・・・ 戸田 08/3/12(水) 4:48

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