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深い内容の「幼児教育振興検討委員会」第3回め抜粋。こういう事知っとかないと
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 戸田 E-MAILWEB  - 08/3/11(火) 12:20 -
  
 第3回門真市幼児教育振興検討委員会議事録  07年12/6(木)午後3時〜5 時10分
   http://www.city.kadoma.osaka.jp/keikaku/pdf/youjikyouiku3.pdf
戸田が関心を持った部分を抜粋紹介する。(※  )は、戸田のコメント
     ↓↓↓
議長:資料6は、門真市内の幼稚園に通う障害のある児童数を表にまとめてもらっていま
  す。これを見ますと私立の幼稚園でも障害をもっている子を意識的に多く受け入れて
  いるところが1カ所あり、事情があるのでしょうが現在まったく受け入れていない幼
  稚園もありますね。                  (※★!)
   公立幼稚園の方は、大体似たような傾向ですね。
   全体として私立と公立では、倍以上の受け入れの差があるという実態を少し認識し
  ておきたいところです。               (※★★!)
   それでは会議次第にそって進めていきます。
 ――――――
5 .私立幼稚園及び公立保育園の現状と課題についての報告

委員:大阪ひがし幼稚園の取り組みについて概要を報告します。
    ・・・・
 (8)卒園児のアンケート調査とその情報の発信
   アンケート意見の中に、幼稚園教育と小学校教育のギャップに対する戸惑いや不安
   が、毎年多く寄せられている。
 (9)今年度の方向性と課題
   ・・・・年々、保護者のカウンセラーへの相談活動が増加しており、今後の検討課
     題である。
   ・小学校との連携活動については有意義な活動ではあるが、教師間の交流や継続し
    ていくことに課題がある。

委員:門真市立上野口保育園の取り組みを報告します。    
 ――――――
 (4)障害のある幼児についての取り組み
   障害のある子どもに対しては、特に園全体での関わりが大切であり、担任一人が抱
  え込まないようにケース会議をもって意見交換や情報交換を密にし、一人ひとりの子
  どもについて共通認識をもてるようにしている。
 ――――――
委員:公立幼稚園におきましてもやるべきことは多彩にやっていくべきと思っています
  が、実施にあたり人手不足や諸事情でできないのが現状です。
   また、幼小の連携など少しずつですが部分的には広げていきつつあります。今後
  どうすれば地域の子育てセンターというか、役割を果たせるのかが課題です。・・

議長:確かに公立幼稚園も地域交流はかなりなされているようですが、ただ他の保育園と
  か小学校との連携ということになるとできていない。バランスがどうもうまくいって
  ない印象がありますね。
   なぜ公立どうしの幼稚園と保育園の交流がうまくいかないのか、その問題は門真市
  の特有の課題なのか、他の市でも同じなのか、検討していくことはこの検討委員会の
  課題の一つでもあります。           (※★鋭い!)

   もう少し交流の何がネックになっているのかを明らかにしなければ前へ進まない。
   小学校へ連携・交流しようと思うと、小学校が授業時数の関係でなかなか継続的
  に対応してくれないという問題がでてくる。
   どこの小学校と組むかということになると対象校を限定しにくい。

   特に私立幼稚園は広範囲から通園しているので、保護者から「自分の子が行く小学
  校と連携してほしい。」という話も出てきますね。   (※★)

委員:その保護者の声はつらいものがあります。だから、運動会にみんなで手分けして見
  に行ったり、入学式や授業参観を参観したり、また園だよりで紹介するなど努力はし
  ております。

議長:現実に1小学校に1幼稚園という体制がないため、今はどこから来てもよいという
  ことになっている。特に保育園なども広範囲から通うことになっている。
   しかし、一方で地域との交流を行政は指導しているわけです。 (※★)
   行政としては、どの程度の範囲を「地域」と考えるのかという問題がでてきます。

   地域とは何なのか、漠然としていて進めていく方は大変なわけです。具体的には、
  『地域とは作っていくものであって、初めからあるものではない』という考え方もあ
  ります。例えば、今日の報告のようにどろんこ遊びをするため田んぼを貸して欲しい
  と申し出なければならない。待っていては貸してくれません。

   そういう努力の結果、新たな地域がうまれるわけです。そういう工夫をどれだけ重
  ねていくかが大切です。積極的に先生方ががんばって開拓していかないとだめだと思
  います。
   先ほど公立幼稚園は、人手が足りないという意見がありましたが、私立幼稚園にし
  ても人手がないのは同じで、人件費の問題など私立幼稚園の方がもっと厳しい問題を
  抱えているかもしれません。
 
   人件費はかかるけれど、こまめな関わりをして地域の信頼を得て、園児数を確保す
  るという努力を私立幼稚園はせざるを得ないのです。     (※★)
   公立幼稚園は「子どもが来てくれなければ終わりだ。だから統廃合になる」また
  は、その統廃合の部分だけ「反対だ。」と言ってもどうしようもないわけです。

   定員確保の問題を公立の幼稚園の先生たちが「自分たちの問題でなく、行政の問題
  だ。」と考えるのか、「自分たち自身が努力して地域の信頼を得るのだ。」と考える
  のか。これは、おのずと明らかでしょう。
   そういう意味で民間の幼稚園の努力を学んでいくことも大切なのではないかという
  意味で申し上げているのです。
     (※ さすがの委員長も、門真市が公立幼稚園の募集を1ヶ月遅らせたり預か
       り保育をさせなかったりで、わざと公立にハンデを押し付けている事まで
       はご存じ無い。市がその情報を委員達に隠しているから!)

委員:公立・私立幼稚園の両方の子育て支援の報告をお聞きしましたけれど、子育て支援
  は保育とは別のプラスの部分なわけで、よく活動されていると思います。
   しかし今の社会の要請は、もっと多くのことを望んでいます。そういう状況の中で
  もっと取り組んでいく場合に、どういうことが必要だと感じておられるのか、教えて
  ください。

委員:もう目一杯ですね。ベテラン・中堅教員がいないとできないですね。・(※★!)
 ――――――
議長:教育委員会は幼稚園に対して、カウンセリングの先生は配置しているのですか。
事務局:配置はしておりません。要求はしているのですが。      (※★)
 ――――――
副議長:市によって教育委員会の中に、別の専門的な知識をもった相談員が常駐している
  場合がありますが。
事務局:門真市ではございません。本当は教育センター内に教育相談室を設けるという計
  画はあったのですができませんでした。必要性は感じております。(※★)
 ――――――
議長:公立幼稚園に39名の障害のある子がいますが、カウンセラーの配置などの対応は
  しないのですか。予算の問題で無理ということなのでしょうか。
副議長:職員の加配はあるのでしょうか。

委員:加配はあります。行政とヒヤリングを行った上で、最終決定がなされます。
    (※★39人の障害児がいてもカウンセラー配置はしていない、ということ!)

議長:公私立ともよく取り組んでおられますが、子育て支援が幼稚園の主体性でがんばら
  ないとできないものなのか、そこを考えていかないとと思います。
   保育指針の素案が出て、今年度末には新しい幼稚園教育要領も出ます。(※★)
   その方向を無視して、この委員会が今後の方向性を出していくということはできな
  いわけですから、当然新しい教育要領を踏まえたかたちで門真市の幼児教育を考えて
  いかなければならない。                     (※★!) 

   保育指針と幼稚園教育要領の内容は一体化したものがでてきます。 (※★!)
   つまり、指針と要領の中身が同じなのに、幼稚園と保育園の保育の中身・サービス
  が異なると困ることになるわけです。子育てがメインで子育て支援がプラスアルファ
  という考え方がなくなります。                 (※★★!)

   新しい要領ではそれをすることが保育園や幼稚園の機能だと宣言したのですから。
  状況は一挙に変わってきます。 (※★★重大な事だ!)
  そして幼稚園・保育園がそうしたもののセンターになりなさいと言っているわけで
  す。
   しかし、そのことを可能にするための体制づくりやそれにかかるコストについては
  カウントされない危険性はかなり高いのです。          (※★★!)
   この委員会で回答を出していくにあたり、そのような状況の中、どう整理していく
  のかを視野に入れて議論を進めていく必要があると思います。
    (※★大事な事は公立幼稚園の民営化だとか数を減らせなんて事じゃない!)
  ・・・・・・・
   幼稚園も小学校も時間確保は大変だけれど、毎年取り組みの交流を続けていくと、
  ・・・・個々の担任が自らの気まぐれで止めるというわけにはいかなくなる。連携・
  交流もやらざるを得ない関係性をつくってしまう。
   つまり、その関係性の成立が「地域」なんですよ。  (※★卓見!)

   もう一つ、保護者会がこれだけ自立できているというのは、家庭数が400いくらあ
  ってPTA 委員を潤沢に担ってくれる人がいるわけですよね。
   幼稚園で親の数が40〜50 人で委員を毎年変えていくとなれば、親だけで自主
  的活動というのは大変ですね。全部幼稚園の先生が準備するということは、これもま
  た大変です。

副議長:保・幼・小の連携については、現場はやりたいと思っていると思いますが、その
  一つの壁になっているのは行政の壁が大きいのでしょうね。  (※★その通り!)
   せっかく検討委員会ができたのですから、幼・保が連携して小中学校へどう働きか
  けていくかということを、ここでもう少し議論できたらいいと思います。
  ・・・・しかし、門真市は公立幼稚園が4カ所しかないというのが連携を難しくして
  いると感じます。    (※★その通り!民営化だとか園減らしじゃなく!)

   具体的に日常的な交流をしようと思えば、近くの地元の小学校でないと無理なわけ
  で、まず近場の小学校と連携をどうしていくか、うまく公立の保・幼が私立を巻き込
  んで全体としてどう連携をつくっていくかを考えていかないといけないと思います。

議長:学びの連続性とか発達の連続性が言われていますが、保・幼の指針や要領だけ示さ
  れるのではなく、当然小学校の学習指導要領の方にも書き込まれてくる可能性がある
  と思います。        (※★教委も保育課も新たな勉強が必要だ!)       
   そうすると校区に公立の幼稚園がある小学校は相手が保障されているが、そうでな
  い学校は私立幼稚園に頼んで連携・交流の相手を探さなければならない可能性があ
  る。そういうことも考えていかなければならないと思います。
            (※★校区に保育園・幼稚園が皆無な東小は?!)   
 ――――――
委員:・・・保護者会についてですが、かつて私も役員をさせてもらいました。園から任
  されることで、子どもたちのために活動しようというお母さん方は多いです。
   そういうところで幼稚園とつながったり、子ども同士のつながりが親同士のつなが
  りに広がったりと、様々ないい経験をさせてもらいました。
   親というのは、情報がたくさんほしいのです。ですから、いろんなことをたくさん
  発信してくれる幼稚園に大きな魅力を感じるのではないでしょうか。

   また障害のある子どものことを、なかなか理解してもらえない親もいます。
   これは、情報を知らないことが原因であって、幼稚園のうちから親の交流などで知
  識を持つことが大事なのだと思います。           (※★!)
   それから、講演会など子どもの成長についての話などを聞ける機会がたくさんあっ
  たらいいと思います。
   今、お母さんたちの活動を支援する役員をしておりますが、そういう講演会をやっ
  てみてお母さんたちから「本当にいい話・情報が聞けました。」という感想を聞きま
  す。
   これからもがんばって続けたいと思っています。 (※頑張りに敬意を表します)

委員:・・・私は、子育て支援のスタートが幼稚園と保育所とでは違うと思っています。
   そんな中で同じように協力してやっていくというのであれば、公立・私立にかかわ
  らず同じ門真市内の子どもをあずかるという意味で、どこの園に行っても同じような
  情報が聞けて同じようなサービスを受けられる、そういうメニューを市役所や教育委
  員会が提供する、それが一番いい情報提供ではないかと思います。 (※★!)

議長:保育課の場合は、子育て支援センターの予算をつけますが、教育委員会は、そうい
  う予算はありません。                      (※★!)
   結局、園庭開放というかたちでやっています。その辺りもやはり出発点が違いま
  す。
   未就園児に対するサービスも思惑が違っていたり、今まで各園でバラバラにやった
  りしてきている。                        (※★!)
   保育園も幼稚園も公立も私立もやっていることがバラバラ、独自性ということでは
  いいが、これからはそれでいいんだろうかという曲がり角に就学前の子育ての問題が
  きているというご指摘をいただいたかと思います。・・・      (※★!)

引用なし
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質問準備(5)行政・議員・市民必見!深い内容の「幼児教育振興検討委員会」抜粋紹介 戸田 08/3/11(火) 10:30
深い内容の「幼児教育振興検討委員会」第3回め抜粋。こういう事知っとかないと 戸田 08/3/11(火) 12:20
「幼児教育振興検討委員会」第4回め抜粋(上)。早川教授が色々教えてくれてます 戸田 08/3/11(火) 13:13
「幼児教育振興検討委員会」第4回め抜粋(下)。★ホントに勉強になります! 戸田 08/3/11(火) 14:18
◆「幼児教育振興検討委」議事録からのより抜き重要事項(質問準備+α)(1) 戸田 08/3/12(水) 3:42
◇議事録からのより抜き重要事項(質問準備+α)(2) 戸田 08/3/12(水) 3:50
☆今回一般質問に使う要素に絞り、他に盛り込むものを加えると・・・・ 戸田 08/3/12(水) 4:48

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