ちょいマジ掲示板

この掲示板は、門真市及び守口市ネタを中心に各地の議会や自治体ネタなどを、「比較的穏やかに」意見・情報の交換をする所です。詳しくは「掲示板のルール1」「掲示板のルール2」を読んでそれに従って下さい。 この掲示板では戸田の命令が絶対であることをくれぐれもお忘れなく。
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●ただ、「Re:○○」形式の元タイトルの繰り返しタイトルは厳禁です。必ず「内容が伺える独自のタイトル」をつけて下さい。
◆約10年間完全自由投稿制を維持してきましたが、荒らし・妨害投稿頻発のため、やむなく投稿者登録制に移行しました。投稿される方はこちらにアクセスし、所定の手続きを行なってください。 ◆投稿者のメールアドレスは戸田が把握しますが、掲示板では非表示にできます。 ◆投稿者名・メールアドレス・パスワードは登録時のものを使わないと投稿できません。 登録・投稿についての分かりやすい説明はこちらです。うまくいかない場合の問い合わせは戸田事務所まで問い合わせてください。 (09年4/8改訂記)   これまでの管理者命一覧(必読)

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☆市役所1階に義援金箱設置!戸田も献金してきました。コンビニや新聞社でも出来る!
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 戸田 E-MAILWEB  - 11/3/14(月) 18:59 -
  
 朝、門真市役所に「震災への義援金受付してませんか?」と聞いたら、「本日検討するので、ちょっと待って下さい」との返事。

 被災地への義援金は昨日からコンビニ各店でも箱を置いてるし、新聞社などでも受付をしていることを知りましたが、コンビニへは買い物のお釣りから小銭をカンパし、ちょっと下お札は地元の役所を通してしたい気持ちだったので、市役所の対応に期待しました。

 午後になって、市役所別館(住民票などをもらったりする方の建物)1階の玄関内側に募金箱が置かれているという情報を聞きつけ、献金してきました。
 「このお金は赤十字を通じて、被災地に届けます」みたいな事が書かれていました。

★役所でも、コンビニでも、新聞社でも、街頭募金でも、ほかのどこでもいいから、少し
 でも義援金を出して上げる事を、市民のみなさんに呼びかけます!

  毛布や衣服などの物品は、もう少し待って、輸送配布ルートがはっきりしてからでも
 いいと思います。
  (今は行政や企業・諸団体からの輸送が開始されて間がないので、個々人からの物資
    提供は個々人用の輸送配布ルートが整えられてからの方がよいようです。)
引用なし
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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6; .NET CLR...@i58-89-131-156.s04.a027.ap.plala.or.jp>

了解しました。「自由・論争」掲示板に投稿します。
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 ゆうすけ E-MAIL  - 11/3/14(月) 2:50 -
  
 戸田さん、原発の真実を知る各種リンクの紹介ありがとうございます。中でも「たかしズム」さんの言われてる事が、そうだ!と感銘を受けました。枝野のことについても、思ってることを代弁していて、胸のすく思いであります。日本が直面している非常事態に、しっかりと見て、監視していくことだと思いました。

 ■上記、投稿したのですが、メンバー以外は・・・との事で送信できませんでした。時間をかけて再度投稿いたしますが、きょうのところは、ここへの投稿でご容赦下さい。
引用なし
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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; GTB6.6; .NET CLR 2.0.50727)@ntoska197211.oska.nt.ftth.ppp.infoweb.ne.jp>

◎原発の真実を知る各種リンクを紹介。(これ以降、基本的には「自由論争掲示板」へ)
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 戸田 E-MAILWEB  - 11/3/14(月) 1:46 -
  
 谷口さん、投稿ありがとうございます。
 原発の真実を知る各種リンクを紹介しておきます。

★特定非営利活動法人 原子力資料情報室 (CNIC)
    http://cnic.jp/
★原子力資料情報室ustream
   http://www.ustream.tv/channel/cnic-news

◎阿修羅掲示板:原発 劣化ウラン フッ素6
   http://www.asyura2.com/09/genpatu6/index.html
◎阿修羅掲示板:自然災害16
   http://www.asyura2.com/09/jisin16/index.html
 (ただし、阿修羅掲示板にはデマやトンデモ投稿も混じってるので見分け注意)

◇福島第一原発 枝野官房長官の記者会見を聞き 京大原子炉実験所の小出裕章さんから(薔薇、または陽だまりの猫)
   http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/e/7e2daf4d3db29b11e408d1198caea162
◇東北・太平洋沿岸地震と福島原発重大事故(保坂展人のどこどこ日記)
    http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/1df65e15f4e0aa593601f550cd0d4d8b
◇今回の原発事故に思う(「たかしズム」!)
    http://takashichan.seesaa.net/article/190394940.html
☆市民メディア「People's Press」
    http://www.news-pj.net/
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 これ以降、巨大地震・原発問題については、基本的には「自由論争掲示板」を使うことにしますので、よろしくお願いします。
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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6; .NET CLR...@i222-150-201-183.s04.a027.ap.plala.or.jp>

●地震国日本に原発作る馬鹿、原発はクリーンと宣伝する馬鹿、それを信じる馬鹿・・
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 戸田 E-MAILWEB  - 11/3/14(月) 1:02 -
  
 「原発に対する認識を見れば、その人間の知的度合いと誠実さが判定できる」、というのが戸田の長年の確信だ。
 (「善意だが騙されているだけ人」にはキツイ言い方になってしまうが)

 原発(原子力発電=核発電)を考える時の基本は、以下の通り。

1:発熱による発電の原理は、要するに「お湯を沸かして、その蒸気で電磁コイルにつな
 がるタービン(羽根車)を回して電気を起こすこと」だが、問題は、「お湯を沸かすの に何を使うか」だ。

2:熱を出す物なら何でも使っていいものではない。
  お湯を沸かすのにダイナマイトや爆弾を使うヤツはいない。
  得られる成果に較べて発熱方法があまりに危険で無駄が多いからだ。

3:それなのになぜ、ダイナマイトや爆弾の何億倍も危険で害の大きい核燃料を使ってお
 湯を沸かそうとするのか? 

4:原発を動かすという事は、「たかだか電気を得るために」、「それまでは自然界に存 在しなかった猛毒物を大量に作り出す」(使用済み核燃料の猛毒性)という事である。
 しかもその猛毒物の毒性は永久になくならず、あらゆる科学を使っても消せないのだ!
  (さらに言えば、正常な運転中でも有毒な放射性物質を少しずつ自然界に排出し続け
   る)

5:「永久に消せない新たな猛毒物を大量に生み出す」という事自体、「絶対に禁止!」 されるべき事じゃないか。
  これを「そうではない」というヤツは、普通は「頭がいかれている」と言われる。
  (なぜ原発の場合だけはそうじゃないのか??)

6:原発は運転に際して「常に大量の海水で炉を冷やし続ける」事を必須とするシステム
 であり、取り込んだ海水の温度をだいたい10°高くして海中に戻す。
  すると物理化学の当然として、海水温度が高くなった分だけ、海水にとけ込んでいた
 co2が大気中に排出されていく。
  その海水の膨大さたるや、日本の全原発が循環排水する海水の推量は、日本の全河川
 の流量に匹敵する量なのだ!

  ■つまり、「原発は発電(運転)する際にはつねに大量のco2を発生させる」=「大
   量のco2を発生させる事なしには、原発は1秒たりとも運転できない」のだ!
  ■「原発はco2を出さない」と宣伝するヤツは悪質なペテン師であり、それを信じ込
   む者は中学の理科レベルを理解しない愚か者である。

7:原子炉がミサイルや爆弾で破壊されたら、広島型原爆の1千倍ほどの核爆発を起こし
 す大惨事を引き起こす。
  原発が存在している事自体で、「核爆弾被害の危険性」を背負う事になる。

  従って、「ソ連の脅威」やら「中国・北朝鮮の脅威」やら「テロの脅威」やらを唱え つつ原発を作っていく輩は、よほどのペテン師か売国奴、もしくは頭のイカレた危険人
 物・危険組織と見なすのが常識というものである。
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 これくらいでもう十分だろう。

 こんなに明白で分かりやすい事を、理解できない・理解しようとしない方がおかしいのである。
 (「長年の刷り込み宣伝」の影響が大きいのだろうが・・・・)

 だから、戸田は黒木瞳は外形は美人で素敵だと思うが、「これからは電気の時代です。レディ?」というコマーシャルをしているのを見ると、「このクソ馬鹿め!」と激しく怒りが湧いてくる。

■今回の巨大地震津波災害でもはっきり見えたではないか。

1:原発は、それ自体が猛烈に危険な災害事故の発生源である!

2:その原発があるがために、本来ならほかの地震津波災害の救援や報道に回すべき人材
 金銭・時間労力を原発事故への対処のために、もの凄く取られてしまう厄災物である!

3:原発事故対処をしなくてもよかった阪神大震災と原発事故を抱え込んでしまった東日
 本巨大地震とを較べれば、今回の場合は膨大な困難を余計に抱えている事は明白だ!
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 ことここに至っても、「それでも原発は必要だ」と言う「阪大の学者」の類がテレビや新聞でぬかしている、それが求められ、許されている現実に、また怒りを覚える。
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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6; .NET CLR...@i222-150-201-183.s04.a027.ap.plala.or.jp>

福島第一原発 「炉心溶融」
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 ゆうすけ E-MAIL  - 11/3/14(月) 0:20 -
  
 時を追って、「東日本大震災」の深刻な被害が明らかになってくる。観測史上で最大規模。未曾有の天災となる。大阪の地にあって、その地獄絵をテレビに映し出される画像で何度も見て、津波の恐怖を思い知る。しかし、日常の生活の中で、あったかい所でテレビを見て他人事になっている。

 そんな中、町全体が津波に呑まれ、一万人の行方がわからなくなっていると、そして、その情報とは別に、自衛隊員が一人一人の遺体を収容する映像も流れる。その御遺体は、ブルーシートにくるまれ、道路に横たえられていた。大変な事態である。アナウンサーが亡くなった方の人数をまとめて言うが、一人の人が、亡くなり、それを受け止めなければならない家族のことを考えれば、胸が締めつけられる思いである。

 ■戸田さんも仰せの「原発事故の真相を知る事」。ぽぽんぷくにゃんさんのツイッターやラジオでも”なるほど”と思っていましたが、政府や保安員の説明、テレビに出てくる(原発推進をしてきた)御用学者らの「説明」に強い怒りと危惧を持っています。というのに、同感であります。13日の午前2時に、東京電力の記者会見があり、作業服にネクタイという、それも危機管理の最中とは思えない染み一つない出で立ちで保安院という肩書きになっており、中心者らしき人が急に話し始めるが、データを並べるだけで、何を言ってるかがわからず、次々と話す人が変わるが要領を得ず、専門家であるのに報告に自信のなさが垣間見られ、なんでこのような人に安全を任せることができようかと思いました。

 そもそも、保安院という”院”という名称がおかしい。世間から遊離した庶民の痛みのわからない組織が”院”であると私は思っている。原発の組織に”院”という名称があることを、今回の記者会見で初めて知る。
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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; GTB6.6; .NET CLR 2.0.50727)@ntoska197211.oska.nt.ftth.ppp.infoweb.ne.jp>

◇原発緊急事態を過小評価する動きに怒る(鹿児島市議:小川みさ子3/13メール)
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 戸田 E-MAILWEB  - 11/3/13(日) 23:28 -
  
 これも鹿児島市議、小川みさ子さんのメール。(3/13)
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◇原発緊急事態を過小評価する動き・・・

 お早うございます。緊張しますね、こんな事態。
 事故の状況は国民に分かりやすく伝えてくれないのに、平気で、水で洗えば健康に影響
のない被ばく程度とか、スリーマイルやチェルノブイリより深刻度が低いとか、パニックを起こさせないためといって、過小評価は許されませんね!

 それに外部被曝と内部被曝を知らない国民が大多数の中、被ばくは水で洗えば大丈夫!といった誤解を与える伝え方だと思います。
 原発震災以後、以前から、声を大に原発震災を予測、予告して来た学者や専門家のコメントは殆どニュースには出てきません。

 御用学者や御用まちづくり専門家が、あくまでも可能性!とか、不安がないとは言えないが・・・などと、微妙な言い方で伝えていますね。以下、ニュースです。

★福島第一原発3号機、冷却装置が停止 緊急事態報告
2011年3月13日(日)07:15asahi.com

 東京電力によると、東日本大震災で自動停止し、原子炉を冷却していた福島第一原発3号機で、13日午前2時44分、冷却水を炉心に入れていた高圧注水系が停止した。
 別の冷却装置を起動しようとしたが働かなかった。
 東電は、消火用の配管などを使い外部から強制的に水を入れたり、炉心溶融の可能性がある1号機と同様に海水を使ったりすることも検討している。

 今のところ格納容器内の圧力は適正値だが、圧力が上昇し損傷することを防ぐため、蒸気逃し弁の開放作業を始めた。圧力が高まると、大気中に放射性物質を含む蒸気を放出することになる。

★福島第一原発事故、深刻度「レベル4」以上か  
読売オンライン2011年3月13日(日)01:51

 東京電力福島第一原子力発電所1号機で起きた爆発事故は、原子炉格納容器内の圧力が異常上昇し、危険回避のための作業をしている最中に起きた。
 1号機は、炉心が溶融している可能性も指摘されており、かなりの重大な異変が建屋の中で起きていたとみられる。

 原発事故は、国際原子力機関(IAEA)が決めた8段階の国際原子力事象評価尺度
(INES)で深刻さが示される。
 炉心溶融を起こし国境を越えて放射性物質を放出し、史上最悪の原子力事故になった旧
ソ連チェルノブイリ原発事故(1986年)はレベル7。
 同様に、制御困難になって炉心溶融を起こした米スリーマイル島原発事故(1979年)
はレベル5。両者の評価の差は放射能汚染の規模にある。

 日本で最悪の原子力事故は、JCO臨界事故(1999年)だ。所外に中性子線が漏れ、周辺住民が避難する事態に発展したが、大きな被害を受けたのが所内の作業員3人だったため、レベル4の評価となった。

 経済産業省原子力安全・保安院は12日夜の記者会見で今回の事故について「暫定的にはレベル4」との見方を示した。
 事故と異常事象を区別するのは、原子力施設に設けられた多重の封じ込め機能が破られたか否か。
 今回の事故で、建屋の爆発と燃料損傷が重なったとすれば、多重封じ込めは完全に破られたことになり、レベル4以上の事故と判断される可能性もある。

★確認中・わからない…原発爆発、保安院も東電も混乱
2011年3月13日1時13分asahi.com

 爆発とともに骨組みだけになった原子炉建屋。福島第一原発で何が起きたのか。12日午後3時半に起きた爆発を巡り、国や電力会社は慌ただしく情報の確認や釈明に追われた。
 東京・内幸町の東京電力本社では、午後5時ごろ、記者たちが広報担当者を取り囲んだが、「ちょっと確認してます」と繰り返すのみ。
 会議室に入って10分ほど打ち合わせをした後も、「タービン建屋付近で白煙が上がった」と言った後、別の担当者が「原子炉建屋かもしれない」と翻すなど、情報の混乱ぶりが明らか。

経済産業省原子力安全・保安院は当初、午後5時15分から記者会見を開くとしていた。しかし、開始直前になって、延期。広報担当者は「首相官邸とも調整をして、情報を集約してから会見する。非常に厳しい状況だ」。

 結局、会見が始まったのは午後6時。
 爆発からすでに2時間以上経っているのに詳細な情報はほとんどない。
 「どこで爆発が起きたのか」「状況をもっと詳しく」「原子炉は安全なのか」といった質問に応対した中村幸一郎審議官は、「確認しているところ」「情報を収集し、分析し、検討することが大切」などと、メモに目を落としながら同じ文言を繰り返すばかりだった。
 記者から「説明がなければ住民も安心できない」と詰め寄られた。

 午後6時前から正式な記者会見をした東京電力も情報のなさを強調した。
 立ったままで、説明をした原子力運営管理部の担当者らは質問に対して「確認中」を繰り返した。

 原発の現場で作業をしていた東電の関係社員ら4人は病院に運ばれ、意識はあるという。原子炉に水を入れる作業をしていたと説明した。
 ただ、「原子炉建屋の屋根が崩落したのはテレビで確認した」と語るなど、現場から情報が得られていない様子。
 作業の中身や放射性物質の拡散の状況などについては、「わかりません」「確認します」で終わった。

 午後7時半過ぎ、東電が停電に関する会見を開いたが、質問の半分は爆発の件に集中した。
 「原子炉建屋内部はどうなっているのか」と問われ、小森明生常務は「放射線濃度が高いので安全の確保を含めて時間がかかっている。建物の中をくまなく見るのは難しい」と苦しそうに述べた。

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(*^o^*)  ♪小川みさ子と仲間たち♪  無所属 草の根市民派
自宅〒891−0175   鹿児島市桜ヶ丘6−20−19魔女庵  
TEL&FAX099−265−3787    携帯090−3016−0074
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☆URL: http://www3.ocn.ne.jp/~inochi http://www.ogawamisako.com/  
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◆原発震災!史上最悪です。米国スリーマイル島の原発事故より酷い!?(鹿児島市議)
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 戸田 E-MAILWEB  - 11/3/13(日) 23:17 -
  
 戸田の友人の鹿児島市議、小川みさ子さんのメールを紹介します。
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 地震列島に原発54基、それでも新設増設をすすめてきた我が国。
 とんでもない原発震災。それなのに事象と言っているのが不快です!!
 御用学者は、こんな時さえいかにも事故を小さくみせようとコメント!!

 スリーマイル島では建屋は飛んでないので、スリーマイル原発事故で設定された10キロ
圏内、退避距離なんて今更、意味はないでしょう。

 http://www.youtube.com/watch?v=tyv4KrQpmtY 爆発ニュースです!
 12日今日午後4時前、ついに、炉心爆発弁による爆発!原子炉の建屋が吹き飛んだそう。
 第2原発も冷却水の水位が低下してきているというので、同じくメルトダウンするとい
る恐れ大ですね。いったい誰が責任を取るのだろう!
 推進派の人々は責任を感じて欲しい!(怒)

 最悪のケースに備えて、半径10キロ圏内の退避を要請と言っていますが、既に最悪の状
態です。
 福島第1原発1号機の周辺で、通常運転では検出されることはない核分裂生成物の放射
性物質のセシウムが検出されたとの発表。

 被ばく許容量の一年分を一時間で浴びてしまう量が放出してるそうです。
 メールしているうちに、原発現地の大熊町の全町民約11000人に町外への退避命令。
 遅すぎる退避命令。既に汚染しているでしょう!!!
 隣接市へピストン輸送しているそうですが、可能な限り、もっともっと遠くに逃げなく
ては!!!

 第2原発の方も退避命令でました。10キロ圏内と言っていますが、大事を取るのであ
れば、可能限り遠くに逃げなくては危ない!

 原子炉内で炉心溶融(メルトダウン)がはじまっていることは明らか!!!
 緊急時用の冷却水ポンプを動かす非常電源も入らないそうです。
 原子炉内温度が2000度、3000度とも言われていましたが、もう炉心がむき出しで溶け
ているのは必至。

 福島県庁によると、原発周辺で毎時1015マイクロ・シーベルトの強い放射線が観測
されています。
 御用学者が相変わらず、たいした量ではないようにコメントしています。この期に及ん
で、まだこんなことを言ってます!!!

 東電によると、1号機の原子炉建屋内で、圧力が異常に上昇した格納容器内の水蒸気を
逃がす作業をしていた同社社員2人、関連会社2人の計4人が負傷し、病院に運ばれたそ
うだ。

 既に第2原発の作業員が亡くなり、第1原発の作業員2人が不明。亡くなっていると想
定されます。
 通常の1000倍の放射能濃度とのこと。
 今のところ10キロ圏内退避だなんて甘い!!!

 そうこうしていたら、第1、第2原発とも、20キロ圏内の退避命令に拡大!!
 第2原発もメルトダウンは必至だと思います。もう日本は壊滅だぁ〜!!
 いったい何からできるのか?どんな支援ができるのか!
 また寒い夜がやってきます。高齢の方、障がいのある方、2次被害も必至です・・・・・!

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●「みんなの党」の辻中浩樹氏が出馬断念、というウワサは正しい情報でしょうか?
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 戸田 E-MAILWEB  - 11/3/13(日) 22:56 -
  
 「みんなの党」で出るはずの辻中浩樹氏(三ツ島)について、「みんなの党」の公認がもらえなかったので出馬を断念したとかのウワサも聞いていますが、それが本当かどうか、現段階の戸田としては、詳しい事は知りません。

 戸田としては「みんなの党」そのものには大反対ですが(米国と財界の手先政党なので)若い新人が市議になる事自体には賛成です。

 誰か知っている人がいれば教えて下さい。
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★今田議員は引退せず出馬!(3/9に戸田に語る)22議席を30候補(現職17)での闘い
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 戸田 E-MAILWEB  - 11/3/13(日) 22:50 -
  
 報告遅れました。
 「今田議員は次も出るって言ってたよ」という人がいたので、その事を会派代表質問
1日め傍聴に行った3/9に今田議員と廊下で話をしたら、本人が「たしかに立候補しますよ。」と断言した。

 2/25の立候補予定者説明会に欠席したのは、他の用事と重なってしまったせいだと言う。
まあ、ベテラン議員だから、説明会に行かなくても内容を知ってるし、資料は別途もらえばいい、という事もあるだろう。

 これで、4/17告示・24投票の門真市議選は、22議席を30候補(現職17)で争う闘いになった。
 
●「みんなの党」で出るはずの辻中浩樹氏(三ツ島)について、「みんなの党」の公認が もらえなかったので出馬を断念したとかのウワサも聞いていますが、それが本当かど
 うか、現段階の戸田としては、詳しい事は知りません。
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◎「自治会が個人を訴えるのは考えられないこと」という常識的判断に期待したいです
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 戸田 E-MAILWEB  - 11/3/13(日) 22:34 -
  
 随分とレスが遅れてしまいました。地震の事もあるので、簡単に書きます。

・・・壮年いわく、「個人が団体を訴えることはあっても、自治会という団体が個人を訴えることは、考えられないことである。このような問題になるまで、かかわらずにきた自分にも責任があるし、自治会が壁を作ってきたのも事実である」と仰っていた。・・・・

 こういう事を谷口さんに語ってくれた人がいた事を嬉しく思います。
 訴訟をせずに事態を収拾する方策が出てくる事を期待します。
引用なし
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万余の死者、百万規模の家屋喪失が推測される巨大被災に心を痛めます。出来る事は?
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 戸田 E-MAILWEB  - 11/3/13(日) 22:12 -
  
 東日本巨大地震・津波による巨大被災のもの凄さに言葉を失います。
 膨大な人命が失われ、生活の根底が破壊され、所によっては「まち」そのものが消滅してしまいました。
 家もない、電気もない、テレビもパソコンも使えない、新聞も来ない、暖房も取れない、・・・ある日突然、そんな災難に見舞われてしまった膨大な数の人々。

 しかも被害は福島県、宮城県、岩手県、青森県、千葉県、東京都など広範囲に及ぶ。長野県でも大地震が起こった。
 阪神淡路大震災の何倍もの面積の広大さ。
 しかも、超危険な原発事故を複数抱えての大惨事。

 関西の我々は、毎時間テレビを見、パソコンで情報を集めてあれこれ考えられますが、
百万人規模と推測される被災者は、電話すら使えない情報過疎の中で時々刻々を生きる事に追われています。

 同じ日本列島に住む民衆同胞の巨大苦難を救援するために、それぞれが心を砕き、手を差し伸べる事が必要です。
 行政や公的機関レベルでも企業や労組団体レベルでも、関西からも救援要員や物資が送り出されています。

 我々個々人が差し当たって出来ることとしては、義捐金(義援金)を出すことでしょうか。
 赤十字とかで受け付けているようですが、門真市役所も窓口になると思います。
 戸田も明日、市役所に行って義援金の事を聞いて、受付しているのであれば少しでも拠出しようと思います。

■救援行動と並んで大事な事が、「原発事故の真相を知る事」です。
 30数年に渡って反原発の見地を持ってきた戸田としては、今回の原発事故の深刻さを十
分に理解しているが故に、政府や保安員の説明、テレビに出てくる(原発推進をしてき
 た)御用学者らの「説明」に強い怒りと危惧を持っています。

  今起こっている原発事故の実態は、テレビで説明されているような話で済む問題では
 全然ありません。
  「原子炉を守るための窮余の選択」として行なわれているのは、原発内の放射性物質
 を大量に大気中に放出し続ける事であり、海水を放射ので汚し、大地を放射能で汚し、
 人間も動植物も魚介類も、全て放射能で汚す事に他なりません。

  原子炉のメルトダウンを防ぐには、もはやこうした手段しかなくなっているのです。
  それも、きわどい綱渡りであり、うまくいくことを祈るしかありません。

  核の最悪の大惨事を免れたとしても、生活再建、生産復興への困難な道のりと広範な
 地域での核汚染とその風評による農林漁業への壊滅的打撃の危険性を乗り越えていか
 なければなりません。

◆戸田の実家は秋田にあります。
  昨夜やっと弟と(携帯)電話で話ができ、停電が続いていること、母親が入っている
 グループホームはすぐに自家発電に切り替えて大丈夫である事を知り、ほっとしまし
 た。今夜は母親とも電話で話をしました。

 原発事故の真相などは、別投稿でお知らせします。
 ある程度は「ちょいマジ」に書きますが、それ以降は基本的には「自由論争掲示板」
の方に、巨大地震・原発事故の件は移したいと思いますので、よろしく。
引用なし
・ツリー全体表示
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6; .NET CLR...@i222-150-201-183.s04.a027.ap.plala.or.jp>

3月6日臨時総会。しかし、訴訟か否かは先送り。
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 ゆうすけ E-MAIL  - 11/3/7(月) 1:59 -
  
 予定通り、臨時総会は行った模様。大橋会長、朝7時半ごろパイプイスを運ぶ姿を目にする。もはや、誰も動いてくれないのであろうか。午後にも、お一人トレニアを運んでおられた。そういう姿を見ると、ご苦労さんであると申し訳なく思う。総会がどんな内容であったかは、私は自分が訴えられるか否かの立場であり、そこで議論は避けるべきと思い出席するわけにはいかなかった。

 午前11時を過ぎて、一人家路を急ぐ壮年をお引止めし、「どうでしたか」とお尋ねする。参加者は20名ぐらいで、訴訟云々の決は取らず、ある長老が自分が話しをつけるからということで、その方に谷口との和解を委ねた結果という。お引止めした壮年いわく、「個人が団体を訴えることはあっても、自治会という団体が個人を訴えることは、考えられないことである。このような問題になるまで、かかわらずにきた自分にも責任があるし、自治会が壁を作ってきたのも事実である」と仰っていた。

 お一人の長老が自分と話し合っていくとのことであるが、それでは、きょうの総会がなんであったのか、出席者の少ないのはさておいて、委任状を取り付けて、何を採決したのであろうか。いずれにせよ、自治会の公式行事であったからには、近日中に議事録でお知らせすべきである。その長老に委ねたのであれば、その方がどういう立場の方なのか、この場に及んで三役でなく、仮にその方と私が話し合ったとして、内容は、住民の皆さんにどう伝えるのかを正式に決めてもらいたい。

 そして、話し合いをもったところで、新会館の用地買収の経過を、その長老が知っているとも思えないし、私とその方で”いらぬ”約束をしようものなら、問題が複雑になるだけなので私としては、その方と話し合うのは避けたいと思う。せっかくの総会、三役が人任せで安易に終わってしまったのが、いまの自治会の現況であろう。
引用なし
・ツリー全体表示
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; GTB6.6; .NET CLR 2.0.50727)@ntoska158047.oska.nt.ftth.ppp.infoweb.ne.jp>

■「ごとう太平」やはり知名度低し。
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 ゆうすけ E-MAIL  - 11/3/6(日) 23:03 -
  
 門真市割り当ての府議定数2のうち、公明党は安泰指定席なので、府議選 は、実質的には残り1議席を公明党以外の全勢力が争う構図。で、この1議席には「看板不正の維新の会:宮本一孝」以外には共産党出馬が既に確定してますが、民主党は予定者が辞退してしまって、まだ候補擁立できず(!)という状態。みんなの党のHPを見ましたが、ここでも候補予定無しでした。自民党HPでも、同様。

 と戸田さんがお答えですが、岸和田町民さんに、「ごとう」が知られてなかったとすると、公明が安泰指定席どころではないと、いうことである。まともな候補で、”情熱あふれる庶民派!”なのですが、知名度が低くポスターだけでは、名前は浸透していないのを実感する。

 知る人は知るというだけで、山本ゆきおの後を継いでの新人なのですが、学会組織には二度三度とよく回っている。しかし、外部の有権者に知られていない。公明の場合、市会候補にも言えることですが、組織回りは決められた日程で行うのですが、候補自身が学会外への切り込みが弱い。どこまでも組織に支えられての選挙戦になっている。

 先日、門真から大東への応援で31ホールで「うつみ」の決起集会。しかし、結集が悪く活動家に、次回は総動員するようにと再度の徹底がある。選挙は勢いがあるところが勝つのであるが、限られた活動家が、何度も決起集会に集められるのはどうかと思う。
引用なし
・ツリー全体表示
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; GTB6.6; .NET CLR 2.0.50727)@ntoska103144.oska.nt.ftth.ppp.infoweb.ne.jp>

◆すぐ証拠動画アップ!わざわざ「自民党」部分が見えるようにポスター貼るせこさ!
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 戸田 E-MAILWEB  - 11/3/6(日) 15:38 -
  
 元野球少年さん、通報ありがとうございます。
 さっそく動画を撮って「戸田のYUチューブコーナー」
  http://www.youtube.com/user/todajimusho
にアップしたので、ご覧下さい。
       ↓↓↓
◎宮本一孝府議(維新の会)が今度は自民党掲示板に不正ポスター!
  http://www.youtube.com/user/todajimusho#p/u/0/m5Agvz4VtlE
        投稿者: todajimusho | 2011/03/05 (1分38秒)
 説明:
 ◆不正を憎む門真市民から、宮本一孝府議のポスターについて3/6(日)に戸田HPの
  掲示板に通報投稿があり、戸田がすぐに証拠&shy;撮影したのが、この動画。
   宮本一孝府議は、昨2010年9月に自民党を離党したのに、自分の看板にずっと「自
  民党」と書いて有権&shy;者を騙していた。その不正行為を(他にも違法行為があったが)
  戸田が今年1月にネットで公開追求して、1ヶ月たってようやく「自&shy;民党」を消した
  のだが、今度はこの有様だ!

 ■しかもわざわざ「自由民主党 大阪府第六選挙区支部」という部分を見えるようにし
  てポスターを貼るという小細工!
   これは有権者に対して「宮本一孝・維新の会=自民党」と誤解させるためとしか思
  えない。
   ああ、ズルをするのに一所懸命!
   どこまでセコイやつなんだ、宮本一孝という若造府議は!

  宮本一孝の不正違法看板問題の特集は、
    http://www.hige-toda.com/_mado04/miyamoto/&shy;index.htm
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 じつはこれ、戸田もうっかり見過ごしてました。
  A:ここのポスター掲示板は自民党の掲示板。
  B:ここにはいつも自民党の宮本一孝のポスターが貼られている。
     ↓
  C:ここにはいつも宮本一孝のポスターが貼られている。
     ↓
  D:ここは宮本一孝のポスターの掲示板だ。

 こういう錯覚を起こしていたんですね。

 そして特に保守系の有権者に「宮本一孝・維新の会は自民党の一員だよ、今までと変わらないよ」、というメッセージを送って従来の支持票を維持しよう、という作戦なのでしょう。・・・せこっ!  
  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

>また「だって自民党は何にも言って来ないんだから」とか言い訳するんでしょうか?
>だけどどこまでもセコイ、遵法精神のない、不真面目な男ですよね・・・今回だけは
>呆れました。自民党大阪府連にメールでもしておきましょうかね。

◆戸田より:ぜひそうして下さい。

>質問
>府議選立候補表明者はは、今のところ共産党とこの不正看板府議だけなんでしょうか?
>まともな人が出たらこんな不正議員なんて一発だと思うのですがw

◆戸田より:門真市割り当ての府議定数2のうち、公明党は安泰指定席なので、府議選は
     は、実質的には残り1議席を公明党以外の全勢力が争う構図。

     で、この1議席には「看板不正の維新の会:宮本一孝」以外には共産党出馬が
     既に確定してますが、民主党は予定者が辞退してしまって、まだ候補擁立でき
     ず(!)という状態。
      みんなの党のHPを見ましたが、ここでも候補予定無しでした。
      自民党HPでも、同様。

  ・・・自民党や民主党、みんなの党からの対抗馬が立たない限り、今のままだと宮本
     一孝が非常に有利、という残念な状況。

  共産党の吉松正憲氏が維新の会・宮本批判をバンバンやって、保守票や民主票も集め
  れたらいいんですが、門真の共産党は「一般論としての維新の会の批判」はやって
  も、「具体論としての宮本一孝批判」を全然しないヘタレなので、期待薄です。
   (看板不正事件なんか、格好の材料なのに、共産党は全然取り上げない!)
引用なし
・ツリー全体表示
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6; .NET CLR...@i58-94-99-120.s04.a027.ap.plala.or.jp>

挑発?戸田事務所の目前の自民党掲示板に宮本府議のポスターが・・・
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 元野球少年  - 11/3/6(日) 1:17 -
  
先の戸田さんの糾弾により
不正看板府議=宮本一孝(門真市選出・維新の会)も多少は反省したかと思いきや・・・

本日門真駅近くの戸田事務所の前を歩いていると、とんでもないものを発見しました!戸田事務所の道路を挟んで目前の駐車場フェンス(ふぐ屋さんの左隣)に掲示してある自民党掲示板に・・・何と維新の会の宮本府議のポスターが・・・

掲示責任者・小西恵一郎と書いてあるれっきとした正式な「自由民主党掲示板」に・・・堂々と維新の会の宮本府議+橋下知事のポスターを貼る無神経さ・・・しかも
戸田さんの事務所の目の前ですよ・・・

また「だって自民党は何にも言って来ないんだから」とか言い訳するんでしょうか?だけどどこまでもセコイ、遵法精神のない、不真面目な男ですよね・・・今回だけは呆れました。自民党大阪府連にメールでもしておきましょうかね。

質問
府議選立候補表明者はは、今のところ共産党とこの不正看板府議だけなんでしょうか?
まともな人が出たらこんな不正議員なんて一発だと思うのですがw
引用なし
・ツリー全体表示
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; YTB730; GTB6.6; .NET C...@eaoska075085.adsl.ppp.infoweb.ne.jp>

京阪半減
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 岸和田町民  - 11/3/4(金) 9:29 -
  
http://www.keihan.co.jp/news/data_h23/2011-03-01-3.pdf
京阪電車が 5月28日からのダイヤ改正を発表した。
正確には良くわからないが、推察を加えると

西三荘から大和田の各駅の昼間の電車は、おそらく半減する。

1時間に12本走っている区間急行・普通は、6本になる。
区間急行が昼間は走らなくなるので
昼間は、すべて、守口市で乗り換えで、京橋へ向かうことになる。

朝夕は、区間急行も走るだろうし、まさか半減することはないと思われるが
昼間は利用者の減少により電車が間引かれることは間違いない。

バイクが便利だから、バイクで行くと言うのもよいだろうけれども
公共交通機関しか利用できない人にとって、問題かもしれない。

とはいえ、野江から土居の間は今でも、1時間6本体制で運転しているので
それと同じになると言うことではある・・・・

全線的には、快速急行が特急になり淀屋橋発着になること(10分ごとに走る)
枚方市で、特急が快速急行に追いついていたことはなくなり
(そもそも、快速急行がほとんど走らなくなる)
急行樟葉行きが樟葉で特急に追い付かれる形になるのではないかと思われる。

急行の増発は、もしかすると門真市域から京都方面への利便性が上がるかもしれない。

淀駅付近の高架化が理由とされているが、実態は、中之島線の
あまりにも不採算に対して、本線の利便性を上げておこうと言う
思惑が感じられる。

門真市にとっても、6本走っておれば仕方ないとも言えるし
市が、電車やバスを運営しているわけではないし、
補助金を上げるわけにも行くまい。(少しは出してるかな?)

ちょっとショッキングなリリース内容でした。

詳細は、5月にならないとわからないかもしれない。
引用なし
・ツリー全体表示
<Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 6.0; ja; rv:1.9.2.13) Gecko/20101203 Firef...@58-188-242-250f1.osk2.eonet.ne.jp>

△サングラス先生の比江島氏は緑風系?、木津氏は民主党、辻中氏はみんなの党、など
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 戸田 E-MAILWEB  - 11/3/2(水) 13:13 -
  
 ちょっと情報が寄せられたので、紹介します。

10)比江島 正武氏:門真で学校の先生をやってきた、「スキンヘッドでサングラス」の
          いかつい、サッカーの先生ですが、無所属で出るでしょうが、当選
          したら、体育協会の関係者、という事で「緑風」に入るだろうと予
          測されます。奥さんも学校の先生だったとか。
      なお、門真の体育協会の会長は、「不正看板常習者の宮本一孝府議」です。

11)木津英之氏:民主党の新人らしいです。「連合」も支援。
        
12)箕迫(みのさこ)けんじ氏(堂山町): これといった情報がありません。

13)辻中浩樹氏(三ツ島):「みんなの党」とのこと。
             結構あちこちで辻立ちしているらしいです。  

 とりあえず、こんなところです。
 
 なお、公明党新人の武田朋久氏については、「岸和田町民」さんが、以下のような情報を以前に投稿してくれています。かなりのインテリのようです。↓↓↓
  http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=6030#6030
 ハーバーマス方法論における解釈学的アプローチ
 文学研究科社会学専攻博士後期課程在学
 武 田 朋 久
   http://daigakuin.soka.ac.jp/assets/files/pdf/major/kiyou/15_syakai7.pdf
創価大学 大学院の論文に名前がのっている市会議員候補ということで
この名前が、別に引っかかるのは、彼が、議員の後援会の会計責任者であること・・・・・である。
http://www.soumu.go.jp/main_content/000068055.pdf
その他の政治団体一覧
名         称
代表者氏名
会計責任者氏名
主 た る 事 務 所 の 所 在 地
設立届届出日
指定

浮島とも子後援会
井之上 智子
武田 朋久
大阪府大阪市中央区上本町西1−5−18
引用なし
・ツリー全体表示
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6; .NET CLR...@i58-94-93-96.s04.a027.ap.plala.or.jp>

■結語:議員ボランティア論を吹くのは、やはり資産家・事業者・片手間議員達でした!
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 戸田 E-MAILWEB  - 11/3/2(水) 12:50 -
  
 以上見てきたように、「(自治体)議員はボランティアでやるべし!」論、もしくは「低報酬でやるべし」論を吹いているのは、いずれも
 ・資産家、
 ・事業経営者
 ・本業を別に持っている「片手間議員」
 ・「政党特権」を享受する政党人

達である事が判明しました。
 彼らはいずれも、自分が自由に使えるお金と時間を余分に持っている人間達です。

■このような連中が吹聴する「議員ボランティア論」は、「普通の市民が議員になって活 動する」という民主主義の基本原則を破壊するものであり、「普通の市民あがりの議員
 を消滅させる」ものであって、絶対に許す事はできません。

(今の法律では)
●A:議員が献金によって生計を立てる事も、生計の補助とする事も違法、
●B:議員が行なう活動を献金で賄うことも違法。
    (献金で賄えるのは、議員の後援団体の「団体としての活動」のみ)

なのですから。

 また、「議員ボランティア論」は「議員活動に金をかけられない議員=質の低い議員」を今よりずっと増加させてしまう事にもご注意下さい。
    ↓↓↓
■「地方議員は献金でやれ」論のウソ:献金を生活費や議員活動費に充てたら違法だ   ぞ!
   http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=6125;id=#6125

 さらに、「日本の地方議員の報酬は異様に高すぎる!」論については、諸外国で
 ・自治体規模が非常に小さい
 ・自治体議員の人数が日本とは桁違いに多い
 ・自治体議会のあり方が全然違う。
 ・住民自身の行政チェックへの関わり方が日本よりずっと高い。
     議案書を住民にも事前配布・住民も審議に参加する
    (一般住民と議員との違いが日本より少ない) 
 ・議員がチェックする範囲や性質が違う。
 ・従来地方議員が「名誉職」扱いだった国でも、近年有給専門職化してきている
 ・会社員や公務員の身分を保持したまま(退職せずに)議員になれて、議員を辞めたら
   元の地位に戻れる制度の国もある。

などの条件がある事を無視した歪曲論議でした。

★このツリーの8本の戸田投稿と、
  ◎「諸外国の地方議員は低報酬・ボランティア」という「事実」についての考察1
    (序論)
 http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=6060;id=#6060
のツリーの25本の戸田投稿をもって、懸案だった自治体議員の「人数が多すぎるから削れ」論・「報酬が高すぎる」論への実証的な反論を完遂して、「真の議会改革の道」を示せたと思います。
 これは、日本で最高レベルの実証的かつ実践的な論究だと自負します。

・・・・この問題についての論究はこれで締めにして、遅れに遅れまくっている「他の重要な作業」に移らなければ!
引用なし
・ツリー全体表示
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6; .NET CLR...@i58-94-93-96.s04.a027.ap.plala.or.jp>

▲府議報酬:共産まで3割減に転化。公明は政務調査費半額不要なら削減でなく返却を!
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 戸田 E-MAILWEB  - 11/3/2(水) 12:00 -
  
 府議報酬問題については、
▲実は戸田も府県政令都市の議員年収(報酬手当+政調費等)は議員単独では高過ぎと
   http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=6103;id=#6103
☆共産党「府議報酬20%減で74.4万円」は適切。政務調査費は15%減の現状で目一杯か
  http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=6104;id=#6104
の記事の続きになります。

 やれやれ、「河村暴風」に押されて、共産党府議団までもが、2/25頃になって、つい先日まで主張していた「報酬2割削減・政務調査費は維持」を取り下げて「報酬3割削減・
政務調査費15%削減」に転化してしまいました。
 (さっき電話で聞いたところ、現行の15%減との差額は全て受け取り拒否して供託する
  とのことでした)
 これで府議会の全会派が「報酬3割減」に並んだ事になります。最初に割減を打ち出した維新の会は、さぞ鼻高々でしょう。

◆さて、かつてオンブズから政務調査費の不正使用を告発されて赤恥をかいた公明党は、
 今回、「政務調査費5割削減」も唱えて独自性を出そうとしてますが、大阪府という巨 大行政を調べ、広報もする費用の上限が一律月29.5万円で大丈夫なのか、気にかかりま
 す。
(政務調査費は元々59万円で、今は15%削減で50.15万円。元の5割削減では29.5万円)

◆もし「公明党は5割減でもしっかり出来ます!」というんなら、余分な額を返却すれば
 いいのであって、他の会派議員の分も一律に上限カットする事はないでしょう。
  なんか、「自分らが使わない金は他の会派にも使わせないぞ!」と意地悪してるみた
 い。

 政務調査費の上限は現行の月50.15万円のままにおいて、「共産党は月50.15万円も使ったけど公明党は月29.5万円で同等以上の成果を挙げている!」と違いを宣伝した方が、「効率的で効能力な公明党」をアピールできていいんじゃないでしょうか?
 
●元々の府議報酬93万円に対する30%カットなので65.1万円。
  (現行は15%されていて79.05万円になっている)
 府内各市の議員は、政務調査費が府議の1/10程度しかないのですが、それを考えずに
 単に「府議の報酬が65.1万円に下がったのに、各市議会の議員報酬を下げないのはおか
 しい!」という「お世論様」が起こって、府内各市の議員報酬切り下げドミノが始まる
 事を危惧します。
  そうなると、各市で懸命に行政チェックを行なっている野党的議員を苦しめ、放漫行
 政を助長する事になってしまうので良くありません。

(産経ニュース 2011.2.26)
◎前代未聞の事態!?大阪府議会、全会派が独自報酬削減案提出へ
  http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110226/lcl11022602000000-n1.htm
 大阪府議会の自民、民主、共産会派が、府議報酬3割カットなど議員経費削減案をそれぞれまとめたことが25日、わかった。
 府議報酬をめぐっては、橋下徹知事が代表の地域政党「大阪維新の会」(維新)と公明の両会派もすでに削減案をまとめており、府議会の全会派が、独自の報酬削減案を提出するという前代未聞の事態になりそうだ。

 市議報酬半減を訴える名古屋市の河村たかし市長が、出直し市長選で圧勝したことを受け、維新が府議報酬の3割削減案を提出、府議会でも報酬削減が争点として急浮上していた。

 自民案は1年の期限付きで報酬を3割減、
 民主案は1年の期限付きで報酬を3割減としたうえ政調費も1.5割減。
 共産案は、期限を設けず議員報酬を3割減とし、1年程度の期限付きで政調費を1.5割
  減するとしている。
 このほか、公明は報酬の3割減と政調費の5割減案(いずれも1年の期限付き)をまと
  めている。

 全会派が、独自の報酬削減案を掲げて論戦に挑むのは初めて。
ただ、府議からは「本音では反対の議員がほとんど。バナナのたたき売りのようだ」という声も上がっている。
 各会派の削減案は、報酬3割減という点では一致するものの、期間や政務調査費を削減するかどうかで微妙に異なっている。
 会派間の調整がつかない場合、すべての案が否決される可能性もあるという。

 議論は28日の議会運営委員会理事会から始まる見通しだが「結局、選挙前のパフォーマンス合戦に終わる」と予測する府議も。
 一方で「議員報酬がこれだけ注目される中、全会派が削減案を提出しながら、否決で終わっては府民が納得しない」という声も強く、行方が注目される。
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
>選挙を通じ、地方政治のあるべき姿、日本の将来像を見据えた議論がなくてはならない。

 まさにその通りです。・・・・が、なかなかそうなりにくいでしょうね・・・・・。
引用なし
・ツリー全体表示
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6; .NET CLR...@i58-94-93-96.s04.a027.ap.plala.or.jp>

◆飯島英規氏:兼業市議で挫折し天職見つけ、片手間議員を理想に市議再挑戦って変だよ
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 戸田 E-MAILWEB  - 11/3/2(水) 10:58 -
  
 群馬県桐生市の市議を1993年から2001年まで2期8年体験した飯島英規という人がい
て、自分のブログで「地方議員はボランティアでやるのが世界の常識」という事を盛んに宣伝しています。
    「ボランティアは世界の常識」: 飯島英規(いいじま ひでき)
      http://www.office-iijima.com/gaiyou.php
 戸田は全然知らなかった人ですが、「元市議会議員が、諸外国の例を出しながら地方議員ボランティア論を説いている」ということで、影響力があるかもしれないので、この人の主張を分析して批判していきます。

 書かれているものをいろいろ読んで、最初は真面目な人だと思っていたのですが、よく考えてみるともの凄くおかしいのです。端的に言うならば、

●1:保険屋さん兼業で市議をやって議会行政の改善が出来ず、議員に挫折して8年で引
  退した人が、その後「司法書士」を自分の天職として見いだして仕事しているのに、
  なぜか司法書士も保険屋も続けながらの「片手間市議」になりたくなって、「地方議  員は兼業ボランティアでやるもの」という主張で合理化しながら、今年4月の市議選
  挙で市議になろうとしている。

●2:司法書士で十分に充実している彼が、なぜ、今の仕事を続けながら市議になりたく
  なったのか、合理的な動機が不明。

●3:「議員を天職と考えて専業で全力投入しよう」と考えている人々を踏みにじって、
 「本業で稼ぎ、議員は片手間でやる」ことを前提にして「議員報酬ダンピング主張」
 (=議員ボランティア論)を売り物にして市議の座を獲得しようとしている。
                                   
●4:自分を正当化するために、竹下譲先生の本を歪曲して紹介している。
   竹下先生は「自治体議員は専業で議員職に専念すべきだ」と論じ、「イギリスの地
  方議員が名誉職で無償・低報酬というのは20年前の話で、その後は有償高額化してい
  ることをちゃんと知るべし」と強調しているのに、その肝心な部分を全く紹介せず
  に、「地方議員はボランティアでやるのが世界の常識」というデマ主張を宣伝してい
  る。
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 飯島氏の主張は、
■A:働き盛りの現役サラリーマンが議員を兼業できるようにすべき。
   (この階層が税金を主に負担し、かつ現実の社会を支えているので)
■B:そのためには、議会を夜間や休日開催にしないといけない。
■C:議員報酬は、欧州のようにボランティアにする。(または時給制や日当制)
    ◆無報酬で働く姿は市民の敬意と理解を広げ、議会の権限強化にもなる。

■D:議会改革のポイントは「住民参加」と「議員同士の自由討議」。
    議会を議員、町長、住民などが自由に交流し討論する場と位置づける。
    (欧米のように。竹下譲氏が説くように。北海道栗山町議会のように)

◆E:河村名古屋市長を尊敬する。橋本知事も、自ら政党を興して複数の人で議会に戦い
   を挑むという意味で支持する。
   が、竹原市長(元)は、議会制度を無視して専決処分を繰り返す独善なので不支持
◆F:議会の自己改革が期待できないので、河村・橋下流も已むを得ない。
   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 その人の主張を分析するのに欠かせないのが、その人の経歴や体験、経済事情などとの関係の分析。これをしっかりやるのが唯物論的社会学の常識です。

   ◆まずは、飯島さんの経歴から◆
     ・飯島英規の政治活動ホームページ http://iijima-hideki.com/
     ・「ボランティアは世界の常識」http://www.office-iijima.com/gaiyou.php
  代表者プロフィール:飯島英規(いいじま ひでき)

   昭和35年1960年: 群馬県桐生市に生まれる
   昭和54年1979年:県立桐生高等学校卒業
   昭和58年1983年:新潟大学法文学部(法学科)卒業
             ・社会党の衆院議員:永徹代議士の公設第一秘書
   平成5年:1993年 :生命保険募集・個人代理店開業(33歳)
            ★桐生市議会議員に当選。
        2001年:▲市議会議員を引退(2期8年)
   平成15年:2003年:司法書士試験合格(43歳)
     以降、生命保険代理店と司法書士を兼業。
   ★今年4月の桐生市市議選に再挑戦し、議員復活を狙って活動中!
    http://www.office-iijima.com/archives/2011/01/15024217.php
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 飯島氏の特色について記します。

1:★市議引退後に「司法書士」という仕事を自らの「天職」と考えて、「弱者の味方に
 立つ良心的な人」である事は、間違いないと思う。
   ◆額が少ない為弁護士が相手にしない小さい訴訟を影で支える「司法書士」を生涯
    の仕事として選択し、「理不尽が許せない!」という気持ちから、多重債務者の
    援護活動を重ねてきた。
     「ぐんまクレジットサラ金問題対策協議会」にも参加してきた。

2:市議を2期で引退したのは、桐生市議会が愚劣議員の巣窟みたいな所で嫌気がさして
 いた事に加え、尊敬してきた先輩議員が議長の時に不倫と母娘セクハラで訴えられて事
 実認定され、本人の事実無根主張を信じてかばってきたのに裏切られたショックなどか
 らだった。
  事件が加害者議員イニシャルで大きく報道された時に、たまたま同じイニシャルだっ
 た自分が市民から疑われて、それで自分への市民評価はそんなものかと愕然とした、と
 いう精神的打撃もあったらしい。
  真面目で繊細な心の持ち主故に、市議を続ける気が失せたと言えるだろう。

◆そういった評価をした上で、しかし批判は批判できちんとしておかなければいけない。

3:■飯島氏の市議時代は、「保険屋さんと兼業の片手間議員」だったと言わねばならな
 い。
  「議員の副業としての保険屋さん」、「もしくは保険屋さんをしながら議員もや
 る」、というのは時々あるパターンで、それは「個人での保険代理店」と議員の二つの
 職業が、業務時間や労力配分において両立させやすい事と、「顧客と獲得」=「支持者
 作り」としやすいためである。
  実は、戸田も他市の議員に勧められて、「損害保険の代理店」をやろうとして資格を
 取った事がある!
  しかし、戸田の場合は議員活動が多忙で、保険業との兼務を結局断念した。

 ◆しかし飯島氏は、保険代理店と議員をしっかり兼業させたのであり、それはつまり
  「その分、議員活動にかけた労力は少なかった」という事である。
  キツイ言葉で言えば、「兼業の片手間議員」だった、ということだ。

4:市議としての飯島氏について、戸田からみたら「大したことないなあ」と思う理由が
 ある。例えば飯島氏は議会質問に関して、ブログで、 
   「質問の中身をお役所にあらかじめ報告して、議員が報告の通りにお役所(行政)
    に一方的に質問(朗読)し、お役所が答える」だけで、議会は「儀式の会」だ。
 と書いている。  (ブログ:一度議員をやめた人間がなぜ語るのか?…)

  ■これを読んで、戸田は、「飯島氏は議員としての腕前が弱く、議会質問を活用して
   行政を改善していく事が出来なかったんだなぁ」と判別できた。
  ■戸田に較べれば、飯島氏は当局者への攻め方が全然分かっていない。「原稿の読み
   合わせ」をこちらが活用して当局を改善させていく醍醐味が全然分かっていない。

5:2007年初当選の庭山由紀さんは、議会の問題をいろいろ指摘したために問責だの懲罰
 だのと酷い攻撃を受けている。(それへの怒りの余り、「竹原市長支持!」という間違 った方向に走ってしまったが・・・)
  飯島氏の市議時代は、他の議員の愚劣さ横暴さは、さらに酷かったはずだが、飯島氏
 は問責や懲罰などの攻撃は受けていないようだ。

  ◆つまり、飯島氏は「良心的だがおとなしい議員」であって、議会改革のために体を
   張った闘いはしてこなかった、という事である!

   飯島氏はこうも書いている。
   「議会は言論の府。正論が通るはずだが、それ以外の理屈で動くことが多かった。
   ・・・・ものすごくフラストレーションがたまり、ストレスも感じた」。
   「定数26のうちの一人にしかすぎないと悩み、"1分の1"でできる仕事へと思いが
    強くなった。」
       ("1分の1"に充実感 市議2期を務め司法書士の道へ)
       http://iijima-hideki.com/press.html
  ◆つまり飯島氏は、市議会議員という仕事にやりがいを感じられず、燃焼できなかっ
    たのだ。
  ■きつく言えば、飯島氏は「たった1人であっても断固闘って議会を改善してや
   る!」という情熱気概と戦闘力に欠けていたのであり、優しく言えば「(桐生市議
   会では)議員に向いていなかった」のである。

6:■飯島氏は「議員を天職と考えて全力投入する」タイプの議員では全然なかった。
  だから「先輩議員を信じていたのに裏切られた。こんな汚れた議会に身を置きたくな
  い」、という理由で2期8年で引退したのである。
   彼が引退の件でいろいろ書いている事、議会で述べた事は、かなり自分を美化して
  いると思う。

7:議員引退後は、生命保険代理店は継続しながら、今度は「司法書士」という仕事を
 「非常にやりがいのある仕事」として見いだして全力投球している飯島氏だが、いった
 いなぜ、保険屋と司法書士を続けながら桐生市議に復活したくなったのか、さっぱり分
 からない。

8:■飯島氏が今度やろうとしているのは、最初の市議時代よりもずっと「片手間度合」
  いが強い、つまり行政チェックにかける労力がもっと少ない議員パターンである。

9:■現代の自治体の行政チェックをする業務がどれほど広範囲で大変な事かは、まとも
  な議員体験者であれば知っているはずなのに、それを「片手間仕事」でよしとするの
  は、不誠実以外の何ものでもない!

10:「現役会社員層の存在が議会に反映されていない」のはたしかで、それを反映させる
 必要がある事もたしかだが、
  ★それは、「会社員が身分保障されて休職して選挙に出れる・議員になって落選・引
   退したら会社の元の地位に復職できる」制度の確立としてすべき事であって、会社
   員が会社の仕事を抱えたまま議員をやる事ではない!

  ◆だいたい、日本の会社員が夜6時や7時にちゃんと議会に出席出来るのか?
   休日議会出席でその人や家族の休日を大幅に削っていいのか?
   会社の業務とつき合いと各種研修、そして家族個人の生活以外に、行政資料を読み
   こなし、考え、調べる時間や体力がどれほど残っているというのか?!

  ■「現役会社員で議員をやるべし」という主張は、まさに実行不可能な空論であり、
   「議員を単なるコメンテイターに落とす」ための愚論でしかない。

11:飯島氏が復帰しようとしている桐生市議会は、かつて飯島氏が挫折させられただけで
  なく、今なお愚劣議員の巣窟で、「まともな議論が通じない」所であることが明白
  だ。 (飯島ブログ:会派政治に異論 庭山市議の問責決議〜や、桐生市の新人女性
  市議・庭山さんの「由紀日記」http://www5.diary.ne.jp/user/542857/ など)

  ■そんな酷い議員達が牛耳っている議会・そこと癒着している行政の世界に「前回以
   上の片手間仕事議員」が復帰しても、何も改善できるはずがないだろう!
   しっかり全力で「議員業務一本で」闘わないと改善できるはずがない。
 
  ◆飯島氏は、竹下先生の本を引用したり、北海道栗山町の議会基本条例を引用したり
   して、「住民も参加する議会」だとか「議員どうしが討論する議会」だとかをある
   べき議会として描いている。
  (ブログ:現役サラリーマンを議場に 他県に学ぶ議会基本条例
       http://iijima-hideki.com/press.html  )

  ■しかし、そんな桐生市議会の現実は、そんな話は問題外だろう。まずは議員職一本
   で改革に全力投球する「真剣議員」の闘いで「普通にまともな議会」にしていく事
   が現実課題ではないのか!?
   ロクに闘えるはずもない「片手間議員」として市議復帰を狙いながら理想議会を語
   るのでは、まさに机上の空論でしかない。
    飯島氏が語るべき事は、低劣な桐生市議会を改善させるために自分が実行する具
   体方策であるはずだが、それは何もないようだ。
  
 ※一度挫折して桐生市議会を去ったのだから、よほどの戦闘力が無いと「負け犬を
  またいたぶってやれ」と舐められるだけである。挫折のハンデは小さくないはず。
   
12:飯島氏は竹下先生の本を詳細に読んでいる。ブログでも「フランスの市町村議会議員
  の総数は、およそ51万にものぼり、人口120あたり一名の割合となっている」
  とも書いている。 http://www.office-iijima.com/archives/2010/12/08042916.php
  ◆普通、それを知ったら人口12.8万人の桐生市なら議員が1066人(!)という事実
   に当然気づいて、「そんなに議員数が多かったら公費負担は無理だよなあ」と思う   だろう。(イギリスの例でも同様に)

  ■ところが飯島氏はそういう「当然考えるべき事」にはいっさい触れずに、「フラン
   スでは地方議員は無償だ」、「イギリスでは無償化低報酬だ」、とだけ宣伝する。
   これは、歪曲宣伝であり、ペテン論法だ!

13:竹下先生は、
   こういう議員の職務は、たとえ能力があっても、片手間に出来ることではない。
  それこそはフルタイムで議員の職務に没頭することが必要である。
  また、議員が「住民の代表」としての任務を果たすためには、世の中の動きにも通じ
  ていなければならない。・・・
   (地方議会 その現実と「改革」の方向:はじめに:5〜6ページ)>

  イギリスについては、
   ・・・その他の地方議会でも、ある程度の金額の報酬が出るようになっている。
    しかも、それが、年々、引き上げられているという状況にある。
   ・・・イギリスの地方議会が議員報酬を出すようになったのは、こういう事態の解
    決策でもあった。
   ・・・
      「兼業議員」を主張するマスコミや論者は、こうしたことを考えたことがあ
    るだろうか?
      安易に、イギリスの事例を、しかも過去の事例を引っぱり出すのは、住民
    に誤解を招く危険性が高いというべきである。
         (地方議会 その現実と「改革」の方向:98〜101ページ)
   と強調している!

   ■ところが飯島氏は、竹下先生らの本をいろいろ読んでいながら、こういう重大な
    部分を隠ぺいして「ボランティアは世界の常識」と謳って「諸外国の例」を歪曲
    紹介し続けている! まさにペテン論法だ!

14:飯島氏が桐生市議の座を求める理由は、最も好意的に考えても「現役会社員も議員を
  やる事例を増やすため」としか考えられない。(他の欲望を除外したら)
  ◆しかし、自分で仕事段取りを調整できる司法書士と上司の命令で働く会社員では、
    事情が全く違う!現役会社員のまま議員になっても議員業務などは出来ない。

  ■会社員よりは動きやすいとは言え、保険屋・司法書士を本業として顧客に責任を負
   う立場での「片手間議員」が桐生市議会に混ざっても、議会改革には何の役にも立
   たない! 桐生市議会を改革するのはそんな甘いもんではない。
  ◆飯島氏の出馬自体が、議員一本で全力で改革しようとする人材の妨害物になる!  

<結語>
  以上見たように、飯島氏の主張や行動は、ナンセンスな空理空論であり、かつ有害な
 ものだと言わねばならない。氏は司法書士として人助けする事に専心すべきである。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
参考:飯島氏の記述:
◎河村さん、橋下さんと竹原さんの違い。独善的という言葉。(平成23年1月19日)
   http://www.office-iijima.com/archives/2011/01/19044258.php
◎地方政治改革の処方箋:議会ボランティア論 http://iijima-hideki.com/press.html
◎&#8722;政治との決別宣言(不出馬宣言)&#8722;http://iijima-hideki.com/press.html
◎"1分の1"に充実感 市議2期を務め司法書士の道へ
◎多重債務の被害者を救う ぐんまクレジットサラ金問題対策協会
◎夜間議会の提案 (3本とも http://iijima-hideki.com/press.html )
引用なし
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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6; .NET CLR...@i58-94-93-96.s04.a027.ap.plala.or.jp>

↑フランスの部分で誤記訂正:地方議員の人口比率は日本の28-5倍、門真市なら1111人!
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 戸田 E-MAILWEB  - 11/3/2(水) 10:01 -
  
 お恥ずかしい誤記がありました。
☆同列に論じれない「国民117人に1人が地方議員!」の仏、専門委員設置の韓国、ほか
   http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=6100;id=#6100
 のフランスの部分について、

×誤記:
■日本の地方議員は国民3333人に1人だが、フランスは国民117人に1人が地方議員!
   フランスの地方議員の人口比率は日本の19.5倍!≒20倍!!
    ↓↓↓
○訂正:(3333÷117=28.487 なので)
■日本の地方議員は国民3333人に1人だが、フランスは国民117人に1人が地方議員!
   フランスの地方議員の人口比率は日本の28.49倍!≒29倍!!

×誤記:
 ■人口13万(市議府議合わせて24人)の門真市規模なら760人が地方議員!!! 
    ↓↓↓
○訂正:(13万人÷117=1111.1なので)
 ■人口13万(市議府議合わせて24人)の門真市規模なら1111人が地方議員!!! 

×誤記:
■フランスでは「国民117人に1人が地方議員!」であるほど、地方議員の数が多く、
  (人口13万=市議府議合わせて24人の門真市規模なら760人が地方議員!!)
    ↓↓↓
○訂正:(13万人÷117=1111.1なので)
■フランスでは「国民117人に1人が地方議員!」であるほど、地方議員の数が多く、
  (人口13万=市議府議合わせて24人の門真市規模なら1111人が地方議員!!)

 以上、失礼しました。

 なお、日本の地方議員の人口比率=「3333人に1議員」をそのまま門真市に当てはめると、13万÷3333=39.0、議員40人ということになります。
 現実の門真市の地方議員数は市議府議合わせて24人ですから、全国平均の60%の議員数しかいない、という事が分かります。

 これは、人口の少ない町村部では議員比率が全国平均より高く、人口の多い都市部では全国平均より少ない、ということの反映です。
引用なし
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●元阿久根市長の竹原信一氏:武人社長市議の正義感・低劣議員への報復心が炸裂し歪む
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 戸田 E-MAILWEB  - 11/3/1(火) 1:48 -
  
 実を言えば、戸田は08年に「HPの選挙活用は合法!」論の諸野脇先生からの連絡で、
竹原氏が市長選挙でブログ活用して問題視されている事を知り、支援のメッセージを送った記憶があります。

 その時は「大いに結構」と好意を持ったのですが、その後強権的な職員クビ切りをして、裁判で解雇無効・復職命令出ても従わないという、およそ「憲法擁護義務を負う」
公務員・行政トップとして許されない逸脱を重ねた事や、専決処分の乱発、地域内での
不毛な公務員バッシングなどから、竹原氏を橋下・河村と同列の(よりえげつない)
「地域ファシズムの推進者」と判断して、厳しく反対する立場に変化しました。

 端的に言えば、防衛大卒で航空自衛隊で5年間幹部を勤めた「武人」で会社社長の竹原氏が、阿久根市議になって議員達のけしからん実態を公開追及した事で愚劣な猛バッシングを受け、それへの怒りが強くて市議をわずか3年で辞めて市長になって復讐に転じた
ところから、竹原氏一流の「議員論」が発生しているように思えます。 
 
 正義感と自立心の強い竹原氏の市議時代の奮闘苦闘が、彼の判断を狭く偏ったものにし
てしまったのでしょう。「苦労が人を歪めてしまった」、ある意味痛ましい例だと思います。
 ここは、

  ●「議員専業がけしからん!」とする竹原・河村らの主張はこの点で愚論暴論だ!
   http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=6061;id=#6061
の竹原氏の部分を再録して、竹原氏批判とします。
   ↓↓↓
A:まず、「日本の地方議会議員こそ『世界の超特権階級』だ!」と非難してやまない
 元阿久根市長の竹原信一氏の主張について。

  彼は上に紹介したブログ記事
◎日本の地方議員は世界の超特権階級(阿久根市長 竹原信一のブログ)
  http://www5.diary.ne.jp/user/521727/
 で各国の状況を紹介した後に、

  地方議会議員は議会においてどのような採決をしても個人責任を問われることなど
 一切なく(現実、行政の実際に無知で無責任極まる者が大多数)、極めて僅かな働きし かない。
  にもかかわらず、有権者を上手に騙して票を入れさせたという能力だけを理由に、
 高い報酬と年金制度を享受している。
  日本の地方議会議員こそ「世界の超特権階級」と言うべきだ。
  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
と言っている。

 そう断じる竹原氏は、2005年に阿久根市議になった後、たった3年間市議をやっただけで市議を辞めた人だ。

 防衛大学校を卒業し、航空自衛隊に幹部候補生として入隊して5年間務めて2等空尉で
1988年で退官、帰郷して親の経営する建設会社に就職し、一時期、同社代表取締役を務めた経歴を持つ竹原氏からすれば、他の議員達はぬるま湯に使った税金泥棒に見えたとしてもおかしくない。

 市議時代に何か不正追及して熱心にビラまき宣伝をしたりはしたようだが、議会・行政の改革を息長く進めるのではなく、「こんな馬鹿な議員共、職員どもと一緒にやってられるか!オレが市長になって一挙に変えてやる!」との短兵急な路線に走った。
 
 防衛代卒で上意下達・命令絶対服従の自衛隊の幹部で5年、親の会社で社長もやって
7年という経歴の中では、「命令即実行」こそ望ましく、話し合いだの協議だのはまだろっこしく、また実際他の議員や職員がアホウに見えて仕方なかったのだろうと思う。

 ついでに言えば、竹原氏は市議当時の自公自公政権による格差拡大・地方困窮化政治への批判観点は持っていないようで、だからこそ阿久根市の財政問題を「公務員賃金が高いから財政難になる」という歪んだ狭い観点からしか認識できないのだろう。

 竹原氏は「無知で無責任極まる者が議員の大多数」という現実をどう変えてていくのか、という課題に対して、一定数の議員が市民の多様な意識を反映するために必要であることや、議員が選挙で選ばれている事の重さ、無能議員を当選させる有権者の意識の変革も図らねばならに事などの「連立方程式」を全くすっ飛ばして、短絡的な考えと行動で対処しようとした。

 それが市長になってから自身のブログで「最も辞めてもらいたい議員」の投票を募ったり、「程度の低い人が何十人いてもダメ。質の高い人が10人以下でないと議論にならない」とか「職業議員が結託して、公務員と議員のための政治をしている」、「議員報酬は今の半分でも高すぎる」という言動につながっている。

 また、2010年6月の専決処分で議員報酬を日当制にする条例改正までもやっている。
「今の議員は報酬に見合った仕事をしていないから報酬は日当制で十分だ」というわけだ。

 たしかに阿久根市議会の実態が相当に酷く、竹原氏バッシングを執拗違法にやったり、職員組合の行政議会への影響力が強すぎるようだ、という面はあっただろう。
 そこいらへんは市議時代のブログ記事から伺える。竹原氏が怒り心頭になったのも無理はない部分はある。
  ↓↓↓
http://www5.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=521727&start=21&log=200609&maxcount=32
http://www5.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=521727&start=11&log=200704&maxcount=30

■「懲罰・問責・辞職勧告・怪文書の嵐の中で闘ってきた」戸田から言わせれば、しか  し、だからといってたった3年でケツをまくって市議を辞め、今度は自分が独裁者にな
 って何をやってもいい、という事にはならない。

  市長になって自分に服従しない職員の懲戒免職で裁判の判決に反して地位回復を長ら
 くさせなかったりの法違反は「憲法擁護義務を持つ公職者」として許されない事だし、
 「市が補助金出してるのだから市長を体育協会の会長にしろ」と強要したりは、とんで
 もない事である。
  
  また、2005年以降の、彼の市議時代・市長時代には「市長の高額な退職金はおかし  い」という批判がなされるようになって、先進的な所では市長退職金が全廃や半減され
 ているが(門真市でも05年市長当選の園部市長が自分について全廃を実行)、竹原氏は
 「改革」を言う割りにはこれに関心が向かないようで、2009年不信任失職の時も2010年
 12月のリコール失職の時も、旧来の規定通りに退職金を受けている。
  自分が市長の時に旧来の市長退職金条例には全く手を付けなかった、という事だ。

■竹原氏の市議時代のブログをざっと読んでみたが、
 (http://www5.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=521727 の2006年〜2008年の分)
 議会や行政の腐敗、政務調査費や視察問題は熱心に書いているが、種々の議案や国が降
 ろしてくる種々の制度への説明や批判、自分がそれら議案にどう対応したかの報告はほ
 とんどない事に気づいた。

  という事は、後期高齢者医療制度だとか何だとかの、戸田が説明批判し、行政に突っ
 込み反対してきた山ほどの議案に対して、竹原氏はほとんど批判対応をしていないとい
 うことなのだろうと思うほかない。
  議会でのいろんな攻撃と闘いながらも山ほどの議案を説明批判してきた戸田と、その
 点がだいぶ違う。
 
●・・・という事は、竹原氏が興味関心を持って調べ、研究して行なった行政チェックと
 市民啓発は、戸田に較べてかなり狭い範囲の事なのではないか、と推測される。
  そして、「自分が社長をやった事もある親の会社」をバックに持つ竹原氏は、議員報
 酬がなくても生活していけるくらいの経済基盤があるのではないか?

  だからこそ、「議員は日当制でもいい」とか「議員報酬は今の半額でも多すぎる」と
 かの発言が簡単に出てくるのではないか?
  
  竹原氏の市議時代の議会での発言を点検してみれば、彼が様々な社会問題や制度政策
 に対してどの程度の知識や見識を持って議員をやっていたのかが、はっきりするだろう
 。

●九州にも「真剣議員」はそこそこいるのだが、竹原氏はそのような議員と出会わなかっ
 たのだろう。(戸田も「08年市長選でのブログ活用事件」で人から教えられるまで竹原
 氏の存在を知らなかった)
  そして阿久根市や周辺の「野党議員」と言えば共産党議員だけで、これが竹原氏から すれば「職員労組の回し者でしかなく、議員としての見識がない」と思える状況だった
 のだろう。

  ここらへんが竹原氏の「不幸」かもしれない。正義感の強い竹原氏の阿久根市議時代
 の奮闘苦闘が、彼の判断を狭く偏ったものにしてしまったように思える。
 「苦労が人を歪めてしまった」例ではないだろうか。
引用なし
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◆則武議員:河村追随のボランティア論だが、それって実は「オレさえ良けりゃ」論だよ
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 戸田 E-MAILWEB  - 11/3/1(火) 1:11 -
  
 名古屋市議の「則武(のりたけ)勅仁(くにひと)」さんhttp://www.noritake.ne.jp/
(2003年初当選)とは、上記に書いているように、2003年当選直後からの友人です。
 則武さんは、「政令指定都市議員で初めて出席手当を拒否した」先進的議員であり、まじめで明るく人柄も良い好男子であり、その上、中部地区で唯一の「連帯ユニオン議員ネット」会員の同志です。
 参考:門真から全国に飛び火!議員の出席手当廃止運動 
     http://www.hige-toda.com/_mado04/teate-haisi/index_teate-haisi.htm
  ↓↓↓
   ★名古屋市議会「のりたけ勅仁市議が費用弁償受け取り拒否」 ★
     http://www.hige-toda.com/_mado04/housyuu/03.5.5sinbun.htm

 その則武さんを、戸田は今回、いきなりネットで公開的に批判する。
 これは友人として、たしかに礼を失する事であり、本来ならば則武さんの話を聞き、議論をし合うという手順を踏んでから行なうべきものです。
 この点での非礼の叱責は受けなければなりませんが、今その手順を踏む余裕がどうしても無いので、このような形でネットで名指し批判をする次第です。

 則武さんは、3/4告示・13日投開票名古屋市議選の直前、(しかも前回市議選の立候補
者総数より52人も多い 150人もが出馬し、定数75に対し2倍という大激戦!)戸田も
4/17門真市議選告示まで1ヶ月半という多忙です。
 それに今さら電話で少々話をしてどうなるものでもなし。

 2009年の河村市長誕生以降、名古屋の事は気にはなりましたが、「則武さんは板挟みになって苦労してるだろうなぁ」と思いつつも直に話をするまではしませんでした。
 ただ、よもや則武さん(および市民オンブズの主流も)が、議員定数半減・報酬半減・
政務調査費廃止、「議員はボランティアでやれ」などという馬鹿げた事に賛同しているとは夢にも思わなかったのです。
 それが今回、ネット検索で、そうではない事を生々しく知ったので驚いたのです。

 まず、則武さんの主張が非常に明白に出されたネット記事があったので、紹介した後、戸田からの批判点を示していきます。
 そしてこの批判文などを、則武さんにメールかFAXで送信して、3月4月の選挙が一段落した後に、戸田の一連の「真の議会改革」文書を基にして論議をしてみたいと考えます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◆則武さんの「議員のボランティア化が絶対に必要」論:
  http://www.news.janjan.jp/area/0912/0912084152/1.php 宮永正義2009/12/08
       ↓↓↓ 
則竹議員:議員のボランティア化が絶対に必要です。
    皆さんのことをやるから政治はタイヘンで「ワシは3期で辞めさせてもらう」と
    いうほどきつい仕事のはずが、税金で身分を保障された、従業員300人以下の
    民間企業の給与の上限をはるかに上回る待遇(筆者注*年収約2300万円)を
    踏まえて、おいしい仕事だから息子や孫にやらせたくなる。

     だから一般の名古屋市内の中小企業の人の平均年収と同じくらいのサラリー     で、それでもいいという人にやってもらえばいい。
     そうすればあんな給料でこれだけやってくれるならと議員への「寄付」も集ま
    るようになる。

則竹議員:企業献金はいわば「みかじめ料」であり、すべての悪の根源です。
    寄付は個人献金に限るべきでボランティア化すればおのずから集まります。
     それから議会の開催は夜間、ないしは土・日・祝日にやればいい。
     そうすればまさにボランティアになる。

     効果として市役所など地方公務員の給料も下がる。
     地方議員の報酬が下げられた瞬間から、おれたちが下がったんだからと、地方
    公務員の給与も下げるよう地方議員が動くはず。
 
     減額されれば、当然、減収した議員も遊んでいられず働くようになり、税金の
    効率的な使い方に目を向けるようになる。一石十鳥くらいの効果がある。

   もちろんまともな議員も少数だがいるが、とんでもない議員が多いのは事実です。
  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

●則竹勅仁(のりたけくにひと)経歴●
   http://www.noritake.ne.jp/profile.htm
昭和40年 7月 20日:名古屋市中区生まれ(45才)
・私立麗澤瑞浪高等学校(岐阜県瑞浪市)全寮制の定時制高校卒業
・名城大学商学部II部卒業 学費を自分で働いて納める
・平成 元年 4月:大阪船場の繊維問屋へ経営修行に出る。
・平成 3年 9月:家業である繊維問屋則竹株式会社入社
・平成11年 1月:広く社会に貢献する夢を抱き、秘書として衆議院議員河村たかしに
          師事する
・平成11年 4月:愛知県議会議員選挙(中区選挙区)に民主党推薦で立候補、
              惜敗4,474票
・平成12年 7月:名古屋市会議員補欠選挙(中区選挙区)に民主党公認で立候補、
              惜敗4,268票
・平成15年 4月:名古屋市会議員選挙(中区選挙区)に民主党公認で立候補初。
              当選。3,980票。
・平成19年4月 :名古屋市会議員選挙(中区選挙区)に民主党公認で立候補 2期目
              当選。6,079票
・現在:名古屋市会議員(「減税ナゴヤ」所属)
   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    ◆戸田から則武さんへの批判◆

1:則武さんは、そもそも一般市民よりもずっと厚い資金基盤を持っていた「社長の息  子」の出身である。「家業」が「繊維問屋」の「則竹株式会社」なので。
  そしてその会社で8年勤めた後、1999年1月に衆院議員河村たかしの秘書となって民
 主党推薦でいきなり県議に挑戦し、落選するも翌2000年には名古屋市議補欠選挙に民主
 党公認で出馬。
  また落選するも、2003年の市議選で民主党公認で出馬し、見事当選。

 ■繊維問屋の社長の息子で、国会議員秘書で、民主党で、・・・則武さん個人の努力は
 もちろん認めるが、「普通の労働者市民あがりの、政党を選択しない人」に較べて遙か
 に分厚い資金基盤が用意されてきた人である事は間違いない。
  「政党特権」による資金提供も受けてきた人だ。
  だからこそ、1999年から2003年にかけて連続して県議選・市議補選・市議選に出馬し
  て闘えた。
   そんな「恵まれた人」が一般市民に対して「議員のボランティア化が絶対に必要」
  などと言わないで欲しい。

2:■則武さんが2期目再選されたのは、従来の制度(定数・報酬・政務調査費)があっ
 たからこそ、みっちり市政調査をし宣伝物発行をして、市民に市政の問題点を伝え、自
 分の活動ぶりを伝達できたはずである。

3:そうやって頑張ってきた市議が2期8年満了ともなれば、なるほど従来のように資金
 投入しなくても、従来の支給金(報酬+務調査費)が大幅に減っても、「現職の強み」
 で乗り切っていける面があるだろう。
  民主党を離党して無所属(減税日本に加入)しても、河村側近議員としての人気で献
 金基盤を強化して、後援会からの「現物寄付」をうまく工夫する事によって、活動費に
 困窮しないようになっただろう。

 ■しかしそれは、「議員実績のあるオレは大丈夫」という事に過ぎず、「普通の市民で
  も一念発起すれば議員になって活動できる」、という民主主義本来の理念からすれば
  状況を逆行させるものでしかない。
    
   則武さんの言い分は、「議員になっても中小企業労働者の平均年収くらいの額面報
  酬しかなく=国保年金等の天引きが大きいので手取りは中小企業労働者のよりずっ
  と少ない金で生計を維持して、議員の活動費は自腹か後援会の物品寄付で賄える人が
  議員になればいい」というのが実質であり、普通の市民上がりの人には議員に挑戦す
  る気さえ起こらない・挑戦して当選してもまともな議員活動は維持できない事を強制
  するものだ。

 ■そういう経済条件の違いを、「オレはクリアしてるんだから、他の人もクリア出来る
  はず。出来ないのはその人にやる気がないから」と決めつけるものだから、「オレさ
  え良けりゃ」論だ、と戸田は批判するのだ。 

4:◆「頑張っている議員にはおのずと寄付も集まる」、というのも話のすり替え!
  実際には「頑張っている姿を市民に強く何度も知らせるビラ宣伝・HP宣伝・街頭宣
  伝無しには市民には何も伝わらない」のであって、そのためには多額の費用を必要と
  するのだ。
   
  ◆人口13万人の門真の戸田でも市内に2〜3万枚の各戸配布と2000通ほどの通信郵
   送を年に何回か行なってきた。ましてや巨大都市名古屋で区ごとの小定数激戦な   ら、票を固めるためには、最低でも1回3〜5万枚のビラ各戸入れと3000〜5000通の
  郵送が必要のはずである。 
    封筒1通の中身・封筒・郵便代・作業費合計が100円として郵送だけで1回30
  万円から50万円の出費になる。年3回なら郵送分だけで年90万円〜150万円だ。

  ◆他にもHP作業代、ビラ配布作業費など、活動宣伝だけでもこんな多額な出費が必
   要だが、それが「多額の献金」に直結するわけでは全然ない。
   そんな単純に「議員の努力が献金に反映する」ものでない事は、議員をした者な
   ら誰でも知っている日本の現実である。

  ●則武さんが「献金を集められる」のは、河村秘書・民主党候補・中小企業経営者ら
   の長年の支援体制が基盤にあってこその話であって、ここでも「オレが出来てるん
   だから、他の人も出来るはず」論は失当である。

5:■「議員がおいしい仕事だから息子や孫にやらせたくなる」のは、単に高報酬だから
  ではなく、「各議員の仕事ぶりが市民に公開されていないから」であり、「怠け議員  と真剣議員との区別出来る情報が市民に提供されていないから」である。

   各議員の仕事の実態、議会での発言の有無やその内容、賛否行動の全てが素早く市
  民に公開され、政務調査内容も公開されて、常に市民の検証批判に晒されて他の議員
  とも較べられるならば、これは非常にキツイ仕事であって、単に「高報酬だから息子
  や孫にやらせたくなる」事は絶対に起こらない。
  
  ◆「息子や孫にやらせたくなる」のは、「議員としての仕事をしなくても、議員であ
   る事によって得られる利権」があるからであり、その利権は議員報酬を削ったとこ
   ろで影響されるものではない。
    そういう「外部の利権獲得のために議員の座にある議員」を淘汰するのも、やは
   り「各議員の仕事ぶりを市民に公開する」事によって、一般有権者の良識に委ねる
   事しかない。

    そしてそういった「利権議員」を炙り出し、追及していくためには、真剣議員が
   そう出来るように、議員の報酬と政務調査費をしっかり保障することである。
  ◆こういった論点を欠落した則武さんの論じ方は、論理的に不誠実だと言わねばな
   ない。    

6:■「ボランティア」という言葉をあやふやに使う事で話を混乱させている!
   日本語で普通「ボランティア」と言えば「無償の、対価を払わない奉仕活動」を指
  す。安価でも対価を払う場合は「有償ボランティア」と言うべきだ。

   則武さんが信奉する河村の持論は、明確に「議員報酬を廃止し、保護司や民生委員
  らと同じく無給とすべき」だというもので、これは「活動費はもちろん生活費も別に
  稼げ」という事であり、「政治献金は生活費に使ったら違法」という規制がある以
  上、独自に十分な収入源を持っている者以外は議員になるな」=「議員は資産家・金
  持ち限定」という暴論に他ならない。

  ◆一方、則武さんは「議員への支払いは中小企業労働者と同等の生計費報酬だけにす
   べし」という「低額有償ボランティア論」であり、1870年代以来左翼の古典的信条
   となった「パリコミューン原則」に期せずして則ったものである。(笑)
    則武さんが論理的に誠実であるためには、まず「河村市長の持論との違い」を明
   言し、自分は「自治体議員=低額有償ボランティア論である」と明言してから話を
   進めるべきである。
   ・・・現代日本において、議員への「パリコミ原則の適用」は全く適切でない事は
   戸田が   
    ■結語:「議員には部課長級の生活費報酬+一定の調査広報費」を原則に現実対
        処すべき
    http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=6116#6116
     の補足8:、補足9:、で論じているが、
    要点抜粋すれば、以下の通り。
        ↓↓↓
     現代日本社会において、「議員の報酬が一般労働者の平均賃金と同じ」であれ
   ば、その議員が出来るのは一般労働者が個人的に購読消費するのと同額程度の資料
   代だけ支出するのが精一杯で、あとは行政からあてがい扶持の資料で調査研究する
   しかない。
    せいぜい頑張っても、「意識の高い市民」が仕事の合間にやっている社会運動と
   同じ程度の金銭労力の支出範囲でしか、「議員活動」が出来ない。
    次々に新しくなっていく行政関連情報を理解するための多様な資料購読や研修会
   合の費用も賄えないし、住民に情報を掘り下げて伝える通信の発行発送をする事も
   出来ない。

    また「議員の活動費は(生活費も)カンパで集めろ」=「必要な献金を集められ
   ない程度の支援しかない者は議員をするな」という論・・・では、資産家・本業持
   ち・タニマチ持ちしか議員になれず、「普通の市民が議員になる」・・・という民   主主義の基本原則を破壊するものである事は、多くの人が指摘するところだ。

    さらに別の角度から言うと、この論は、市民から吸い上げた税金によって議会制
   度を作って置きながら、一般市民が自分らの代表者代弁者を議員にしようとすれば
   さらに「自己負担で金を出せ」、と多額の2重負担を強制する不条理である。
   ・・・・・ 
    また議員として活動しようとする者にすれば、献金集めに多大な労力を取られ、
   献金者の意向によって自分の死活を握られてしまい、献金するゆとりのない大多数
   の人々の意向や、社会全体の公益は軽視していく傾向に不断に晒されることにな
   る。

7:■「議会は夜間、ないしは土・日・祝日にやればいい。そうすればまさにボランティ
  アになる。」という主張の前半には、「議会の一部はそのように開催する」という意
  味ならば賛成できるが、全部そうせよいうのなら賛成できない。
   また後半は、要するに「議員は片手間仕事のコメンティターでいい」と言っている
  に等しく、全く賛同できない。

  ◆則武さんは、行政チェックをする議会が、ましてや名古屋のような巨大都市の行政
   チェックが、今の行政実態や議案審議形態のままで、「土・日・祝日、夜間だけの
   議会開催」で出来ると本当に思っているのか?
  ●全議会が「土・日・祝日、夜間開催」となれば、議会出席職員への休日出勤・超過
   勤務手当が絶対に法的に必要になるから、その費用はかなり多額になるが、それは
   どう考えるのか?
    「民主主義の必要経費」としてちゃんと位置づけているのか?

  ●特に「夜間開催」の場合は、傍聴市民の事を考えるならば、審議時間を長く取るこ
   とが出来ず、「拙速審議」、「質問時間の短縮強要」につながりかねないが、それ
   はどう考えるのか?「じっくり審議」の保障をどう考えているのか?

  ●また「夜間開催」が増えた場合、幼児を持つ議員や職員の保育問題も起こるが、そ
   れはどう対処するのか? 公費での延長保育が当然必要だが、議会終了が夜9時、
   10時になると、それだけでは対処できないが、それはどう考えているのか?

8:■「議員報酬引き下げは地方公務員の給料引き下げにも効果があって良い」との主張
  は、「労賃デフレ」を自治体が拡大していくという事で、経済のますますの縮小、民
  間賃金のますますの低下・非正規化の拡大を進める愚策愚論でしかない!

9:◆「議員報酬が減額されれば、議員も遊んでいられず働くようになり、税金の効率的
  な使い方に目を向けるようになる」というのは、全くのペテンだ!

  ■誰が考えても分かるように、「議員の働きと関係なく報酬は(低額で)一定」なの
   であり、「活動すればするほど自腹を切らねばならない」のだから、「元々の不真
   面目議員は一層働こうとしなくなる」だけでなく、「真面目議員でも経済基盤が弱
   ければ、活動したくても活動する余裕が無くなる」のであり、さらに「どの議員も
   次の選挙の費用の積み立てを自己資金の中で最優先せざるを得ない」のだから、
  ●全ての面から見て、議員全体が「働けなくなる」し、「働きにくくなる」ではない
   か! これは余りに酷いペテン論でしかない。

10:則武さんは「まともな議員も少数だがいるが、とんでもない議員が多いのは事実で
 す」と言う。
 ■本来その事実から導き出さねばならないのは、「少数のまともな議員」を維持拡大
  し、「多くのとんでもない議員」を議会から退場させるためにはどうしたらいいか、
  「多くのとんでもない議員」に投票して当選させてきた有権者の意識行動を改善する
  にはどうしたらいいか、という事だが、則武さんの論にはそれを真剣に検討した形跡
  が全くない。議員として極めて無責任と言わねばならない。

 以上で、河村追随議員の典型例としての則武さんへの批判を完了する。
引用なし
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●名古屋の市民オンブズ:不誠実議員への怒りが高じて河村万歳・政務調査費否定に歪む
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 戸田 E-MAILWEB  - 11/2/28(月) 14:38 -
  
 今回、河村問題を調べてみて、名古屋の市民オンブズ運動が大きく歪んでしまっている事を知って、驚き呆れた。
 (名古屋の市民オンブズ運動「全部」が、ということではないだろうが、その「大半・
  主流」がそのようなので、この文ではそれを一口で「名古屋の市民オンブズ」と表現
  させてもらう事にする。)

 戸田が名古屋の市民オンブズの人達と初めて出会ったのは、03年に名古屋市議の「則武(のりたけ)勅仁(くにひと)」氏が、出席手当受け取り拒否の件で、戸田事務所に相談に来たことを契機に、名古屋市での議員出席手当廃止や政務調査費の公正化・透明化の集会に参加したためだった。(たしか2回程、名古屋での集会に参加している)
   ↓↓↓
 参考:門真から全国に飛び火!議員の出席手当廃止運動 
     http://www.hige-toda.com/_mado04/teate-haisi/index_teate-haisi.htm
  ↓↓↓
   ★名古屋市議会「のりたけ勅仁市議が費用弁償受け取り拒否」 ★
     http://www.hige-toda.com/_mado04/housyuu/03.5.5sinbun.htm

 その市民オンブズの運動には、当時民主党市議だった則武さんも、
  則武くにひとHP http://www.noritake.ne.jp/
無所属市議だった車椅子の斉藤まことさんも、(HP http://www.saitomakoto.com/
一緒に活動し、たしか共産党の議員も好意的に関わっていた。

 たしかに他の名古屋市議の対応は酷く、則武さんは民主党の議員団の中で吊し上げされ、会派離脱を余儀なくされたと記憶する。
 また、議員出席手当の廃止が決まったのは、ようやく河村市長当選後の2010年2月議会(実施は同年4月から)だったし、政務調査費の公正化・透明化についても他の議員達の不誠実で傲慢な対応が続いたようで、オンブズの人達がそういった「議員ども」に怒り心頭になる気持ちはよく分かる。

 しかし、ともに運動している則武議員や斉藤議員の活動を知れば、まじめに行政チェックをする「真剣議員」の経済状態を知っただろうし、例え報酬や政務調査費の金額が、それでも多すぎると思ったとしても、「政務調査費は廃止しろ!」とはなるはずがない。
 自分達自身、政務調査費の存在意義を認めた上で、その公正さと透明化を求めていたのだし、市民の声を行政や議会に反映させるためにも、議員の調査研究費や広報宣伝費が必要である事は分かっていたはずだ。
 
 ところが、「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」の例えの通り、不誠実議員への怒りの余り、「議員に報酬をやるな!政務調査費もやるな!」という「ヤツ当たり」をしていく方向に走ってしまった。

 この心理は、初当選で議員の視察や政務調査費の不正を発見し糾弾した阿久根市の竹原市議(当時)が、「程度の低い」他の議員達から「多数決の暴力」で猛烈な攻撃を受けた
事に反発して、自分が市長になって自分に逆らう議員達への復讐と兵糧責めとして「議員
日当制」を専決処分で決めたのと同様のものがある。

 彼らに彼女らにとっては、傲慢議員どもをやっつける河村市長は、積年の恨みを晴らしてくれる「正義の味方・救いの神」と写ったのだろう。
 下に紹介する「政務調査費の情報公開を求める名古屋市民の会」宮永氏の文章を見ても、「ざまあみやがれ!」という感情がむき出しになっている。

 議会の本当の改革は「良質な議員」を維持拡大していく事を通してしか、有権者がそのような投票行動を行なうように情報開示と啓発をしていく事を通してしか実現出来ないのに、短絡的な怒りに走って、却って「良質な議員」が存続できない・当選出来ない悪条件を作る方向にのめり込んでしまっている。
 ああ愚かなり!名古屋の市民オンブズよ。

 このような異常な方向に走ったためと思うが、上記の良質2議員のうち、斉藤まこと市議はこのオンブズの運動とはたもとを分かったようである。今は民主党市議団に入っているという。
 一方、則武(のりたけ)市議の方は、残念ながら河村与党に純化して、オンブズと完全に歩調を合わせて「政務調査費の廃止」にも賛成しているようだ。とても残念な事である。

■名古屋という人口221万人の巨大都市の行政をチェックし市民に問題提起もしていくべ
 き市議について、政務調査費無し・報酬手取り推定480万円ほどで24時間365日責任持
 って今までと同等(以上の)仕事しろ、という事が如何に無理があるか。
  そんな事も理性的に判断できないオンブズでは、いつまでたっても税金浪費の低減は
 出来るはずがない。
  その非合理性は、「大和魂があれば英米に勝てる!」と呼号して国民を無謀に戦争に 駆り立てた旧帝国軍の精神主義と同様である。

  自分らは市議選を勝ち抜いて議員になって闘うという苦難も背負わず(政令指定都市
 は各区ごとの少人数当選:2〜7人・5人前後が多い:だから、普通の市民の当選は非
 常に困難)、まさに安全地帯から、自分の都合がつく時だけの活動だけで、「自分らが 議員達よりずっと行政チェックをしている」という、大きな勘違いをしているとしか思
 えない。
  (既存議員が気づかない・無視する面をチェックする貴重な存在である事は確かだ
   が、それと全体のチェックとは別物なのに)

■「既存議員への積年の怒り(それ自体は正当な怒り)の余りに理性を失った」のは、オ
 ンブズの原点たる「税金浪費の阻止」という面でも顕著である。
  市議会解散をリコール住民投票で導くために、意図的に「政務調査費廃止」まで含め
 た、普通の議員なら絶対飲めない条例を出して議会を混乱させ、強引に市議会リコール
 実施に持ち込み、任期途中で市長を勝手に辞職して市長選を実施させる・・・、といっ
 ごり押し方策で推定10億円規模の税金浪費を強制した事について、オンブズはこれを抑
 制抑止するどころか「両手をあげて賛成」したのである。

・・・戸田が名古屋で何回か会ったオンブズの人達が、ここまでおかしな方向にのめり込むとは、大変残念である。「権力者をチェックする」という意味においては、はっきり言ってこれは、オンブズの腐敗堕落である。
 「河村親衛隊としてのオンブズ」になるとはね・・・・・。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
参照:「政務調査費の情報公開を求める名古屋市民の会」
宮永正義2009/12/08   http://www.news.janjan.jp/area/0912/0912084152/1.php

 筆者が広報を務める「政務調査費の情報公開を求める名古屋市民の会」は98年以来、名古屋市議団に対し政調費領収書の全面公開と費用弁償(議会・委員会への出席手当)
の廃止を訴えてきた。
 しかし相乗り与党3会派(自民・公明・民社)は最初の選挙で、費用弁償を1万5千円から1万円に、次の選挙で政調費を1人月額55万円から50万円に減額しただけで誤魔化し続け「非課税で領収書の添付義務がない」政調費を好き放題に使ってきた。
 ・・・・・・・・・・・
 11月20日定例会初日に、河村市長がこの「ごくつぶし」機能不全議会にまさに
「革命」といえる市長提出案件「平成21年第195議案」を突き付けた。
 その要旨を以下に記すと:

 「住民分権を確立するための市政改革ナゴヤ基本条例」 と題する案は8条からなり

第1条:住民が主体となった市政の実現を図る改革実施の基本事項を定める。
第2条:政治の職業化が住民の行政への参画の意欲や機会を阻んでいる状況から
    自発性・無償性に基づく政治改革を行い、真の住民自治による市政を確立する。
第3条:市長として率先して市政改革ナゴヤの実施に取り組む  

                    と宣言し、続いて条例の中枢部分に至り、

第4条:選任された市民が地域の施策を企画・決定し、必要予算の策定に参画できる
    「地域委員会制度」を創設する。
第5条:地域経済の活性化と発展のため「市民税の減税」を実施する。

       そして議会紛糾の最大の原因となった、

第6条:議員の政治ボランティア化のため次の改革に取り組む。 として
(1) 議員定数を現行の半減を目途に減員する
(2) 議員は連続3期を越えて在勤しないよう努める
(3) 議員報酬は現行の半減を目途とし減額する
(4) 政務調査費を支給しない制度に改める  !!!
(5) 議員の費用弁償は実費支給の制度に改める
(6) 本会議で市民が意見表明できる機会を創設する
(7) 議員の自由な意思に基づく議会活動を実現する
(8) 議員年金制度は廃止に向けて活動する 

 そして
第7条:市長は連続3期を越えて在職しないよう努める。
第8条:市政改革ナゴヤは平成21年度末までに制度化を図る。

  という、本来は「すべて議会が提案すべき」と思える内容だった。 
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
  戸田注;まったく呆れた感覚だ。「政務調査費の廃止」も「すべて議会が提案すべ
       き内容だった」だって? 
引用なし
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■「地方議員は献金でやれ」論のウソ:献金を生活費や議員活動費に充てたら違法だぞ!
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 戸田 E-MAILWEB  - 11/2/28(月) 10:42 -
  
 河村たかしは、「地方議員は議員報酬を廃止し、保護司や民生委員らと同じく無給とすべき」だとか、「議員活動のために必要な経費は寄付金で集めるべき」などと吹聴しているが、そのイカサマぶりには心底怒りを覚える。

■この河村主張は「違法行為を実行せよ」というものに他ならないのだ!
 その理由を以下に述べる。(ここで言う「議員」には「予定候補者」も含みます)
    ↓↓↓
1:■議員に対して「生活費支援のための献金」は禁止されている。
   議員は献金を生活費に充てる事は出来ない!

2:政党議員が政党から現金寄付を受ける場合は、「政治活動に対する現金寄付」が認め
 られているが、それ以外の場合は、「政治活動への寄付は物品限定」であり、現金寄付
 (献金)は禁止されている。※この「政治活動」には「議員活動」も当然含まれる。
  つまり、
  ■無所属議員は「活動費」への献金を受ける事が禁止されている!
  ▲政党議員であっても、自分の政党以外からは(個人・団体全て)「活動費」への
    献金を受ける事が禁止されている!
  ◆地方議員の場合は、政党議員であっても、日頃の活動費に対して政党から金が降り
    る事はほとんどない。逆に政党へ党費などの金を上げている。
    政党から地方議員に金が来るのは選挙の運動費ぐらいで、政党交付金の恩恵もほ
    とんどないらしい。 

3:■国民が議員に寄付する場合、政治活動(議員活動)に対する献金は禁止されてい
 る! 
  現金寄付(献金)が出来るのは「選挙運動」に対してのみ。
   「政治活動」に対してできるのは物品寄付のみ。

4:国民がふつう、「議員への献金」と思ってしているのは、「議員を支援する政治団  体」(法的には「その他の政治団体」=いわゆる後援会や「資金管理団体」)への献金
 であり、これならば、その団体の政治活動に対しても現金寄付が許されている。
  議員個人に献金が出来るのは、選挙運動に関してのみ。

5:■しかし、後援会(資金管理団体も含めて。以下同じ)であっても、議員に生活費を
 渡す事や給料を払う事は禁止されているし、活動費を渡すことすら禁止されている!
  (活動費支援は物品寄付のみ。物品としてのインクとか紙とか)
 ▲議員個人の活動に関しては、ガソリン代も交通費も印刷代も事務所費も、後援会から
  出す事は禁止されている!

 ※大阪府選管に確認した例では、「議員が研修会などに参加するための交通費もチケッ
  ト現物」も、「議員名義の車のガソリン代や維持費」も(議員活動で使った場合で
  も)、後援会が負担するのは違法だ、とされている。

6:ただ「後援会の活動」として、集めた献金を使って事務所を設置したり、通信を発行
 したり、事務員やスタッフを雇ったり、車を所有して議員に貸したりして、議員を支援
 する活動は出来る。
  「献金で議員の活動を支援する」、という事の実態はこういうことで、「議員(個
 人)の活動」のように見える事でも、後援会という「団体の活動」としての正当性を
 備えていれば、献金を使うことが許される、ということだが、両者の線引きは微妙な
 部分もある。
  
7:■政党が所属議員や候補者に「活動費を支給する」などの名目で、活動費だけでなく
 生活費も面倒見る事は、実際的には容認されている。
  特に国会議員の候補者に対しては、そういう形で生活丸ごと支援する場合がある。
   (候補者としての活動に専念するには、他の仕事で稼ぐ労力は払えないのが普通)
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
↑↑↑
 以上に上げた事実から、(今の法律では)
●A:議員が献金によって生計を立てる事も、生計の補助とする事も違法である!
●B:議員が行なう活動を献金で賄うことも違法である!
    献金で賄えるのは、議員の後援団体の「団体としての活動」のみ。
▲C:唯一の例外は、政党議員・候補が政党から現金寄付を受ける場合だけだが、無所属
  は全く無縁だし、地方議員の場合は政党所属であってもほとんど恩恵を受けていな
  い。

という事が判明する。

■従って、河村たかしが言うような、「地方議員はボランティアでやるべし」論は、地方 議員・候補者に違法行為をやれと強制するに等しく、そもそも全く実行不可能な話なの
 だ!
  こういうヨタ話をさも正論であるかのように吹聴して、自分を引き立てるところに河
 村のペテン師性が如実に現れている。

■河村が求めているような、「議員への生活費も活動費も廃止」をしたら、議員を続けら れるのは、全てを自分で賄える資産家や「議員をしていても他で高給を得られる特殊な
 階層」、一口で言えば「金持ち」しかいない。
  「普通の市民あがりの議員を消滅させる」、「普通の市民が議員になることを封鎖す
 る」のが、「議員ボランティア論」の実体であり、真の目的とさえ言える!

▲仮に「生計費だけは公費負担する」としても、議員活動・政治活動に要する費用を賄え
 るのは、「金持ち」か多額の献金を集めやすい「著名人」しかいない。
  いったい、家族も含めた生活費の他に年額100万、200万、300万とかそれ以上の金を
 自分で賄える人間がどれだけいるのか?
  (年100万円=月々8.3万円の支出で何ほどの活動が出来るのか?インフラ支出も含
   めて・・・。 また、わずか3000人に通信郵送を1回するだけで中身・封筒・切手
   代含めて物品費だけで30万円はかかるだろう・・)

  「金持ち」なら全額自分で賄える。
  「著名人」なら、多くの献金を集めて(個人でも後援会としても)賄える。

★ただし、後援会として献金が豊富であったとしても、それを種々の議員活動(政治活
 動)全てに支出できるわけではなく、「後援会という団体の活動」の範囲内で支出でき
 るだけで、議員個人には物品寄付しかできない。

▲地方議員の場合、政党議員であっても、よほどの有力な資金基盤を持つ有名議員でない
 と十分な献金は集められない。
  また、そういう議員であっても、現状の議員報酬や政務調査費があるからこそ、なん
 とかやれているに過ぎない場合が大半。
 「頑張っている事で評判の高い市民派議員」でも、選挙のない平年は10数万円からせ
 いぜい数十万円程度だろうと思う。活動費の一部を充填できている程度である。

■議員が生計費のために個人資産をつぎ込まねばならず、政治活動費は個人資産か献金で
 (後援会活動という形式を整えて)賄わねばならず、次の選挙の資金は個人資産か献金
  で賄わねばならないとしたら、集まった献金を使う優先順位はどうなるか?
  最優先されるのは「次の選挙資金としての積み立て」であり、政治活動・議員活動へ
 の使用は後回しにされるのが「必然」である。

  よほど潤沢に献金を集められる議員ならまだしも、そうでない圧倒的多数の自治体議
 員とって、「議員としての存続」のために、「まず選挙資金」、「その次に選挙に有利 になるような宣伝活動資金」が優先されるのであって、「限りある資金」の中では、
 「議員としての調査研究の費用」や「議員の資質を高めるための研修費用」などは後回
 しにせざるを得ない。

■このように、「議員ボランティア論」は、「普通の市民あがりの議員を消滅させる」
 だけでなく、「議員活動に金をかけられない議員=質の低い議員」を今よりずっと増加
 させてしまう愚論であって、絶対に許してはおけない! 
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

※「政党特権」と無所属への非道さについては、旧スレッドの
 ▲無所属への献金で説明不足の部分を補足。また、谷口さんの新質問については別途、
         戸田 - 11/2/11(金) 11
  http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=6073;id=#6073
 を参照して下さい。
引用なし
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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6; .NET CLR...@i58-94-109-161.s04.a027.ap.plala.or.jp>

『日本の地方議会はどうあるべきか』。
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 ゆうすけ E-MAIL  - 11/2/27(日) 1:33 -
  
 大阪府議会公明党は、議員報酬30%削減した上で、政務調査費についても50%カットする条例案をまとめた。削減期間は今年4月から1年間。維新の会に対抗してのものだが、政務調査費50%カットは公明独自の案である。議員団の西村団長は「府民の信頼に応えるため、自ら改革に取り組み、強い覚悟と行動を示す必要がある」と言っている。また、「恒久的には、府特別職報酬等審議会の答申を踏まえ、抜本的に改革したい」と。

 まるで、スーパーの安売り競争のようである。議員報酬を削減することが、府民の信頼に応えることではないと、先の戸田さんのスレッドを読んでそう思えるようになった。「議員の歳費削減が改革の本質ではない」と考えるべきである。選挙を睨んで、歳費削減を議論することに終始している現状は、府民の目を一部に引き付け、全体を議論できない構図に引き入れているとも言える。

 宮脇 淳(北海道大学公共政策大学院教授)曰く。「我が地域の未来をどういう考え方に委ねるのか」といった議論に力を入れるべきである。まずは地方議員が自らきちっとした価値観をもち、その価値観を投げかけながら住民のニーズを汲み取っていくことが重要だと思う、と。

 ■選挙となれば、伝えられるのは、情勢である。「圏内へ○○ら○人が横一線。圧倒的拡大を」「○○情勢緊迫。名前の浸透と大攻勢急務」「無党派層へ拡大急げ」等々。もはや、当選するため、形振り(なりふり)構わずである。公明支持者として、何としても勝ちたいとの気持ちがすべてで、その報道に炎を燃やし戦ってきた。

 しかし、かつて参議院選で、まだ誰に投票するか決めてない友人に投票を依頼した時のこと。友人が質問してきた。「○○さんが当選したら、日本はどう変わるのか?○○さんはどんな価値観を持って議員になろうとしているのか?一票を投じて当選すれば、自分に何をしてくれるのか?何を目指して国会議員になるのか?」。納得できなければ、「よしッ!」と言わない友人である。自分の力がない故、いまだに公明支持ではない。

 学会員が公明候補を推すのに、信仰での”同志”である、だから価値観も目指すべき事もわかって応援している、ましてや、無報酬の上に手弁当での応援である、議員になったからといって何かをしてもらおうとは、考えたことがない。ゆえに、友人の質問は新鮮であったし、そう考えるのかと政治家に求められるものが見えたようであった。


 ■さて「地域主権」ということから言っても、地方議員が価値観をもち、住民のニーズを真摯に受け止めていく。国の力ばかりに頼るのではなく、地方自らが制度設計に努めながら政策を展開していく。そういう仕組みがこれからの日本にとって非常に重要であると思う。

 ■日本社会をどう再設計していくのかーーー。そうした議論こそが、求められている。もはや、議員の歳費削減に関する議論に時間を費やして、地方の問題を終わらせている余裕のないことを、維新の会、そして、それに対抗する公明党に言っておきたい。

 選挙を通じ、地方政治のあるべき姿、日本の将来像を見据えた議論がなくてはならない。
引用なし
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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; GTB6.6; .NET CLR 2.0.50727)@ntoska105046.oska.nt.ftth.ppp.infoweb.ne.jp>

公明新人3候補の紹介です。
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 ゆうすけ E-MAIL  - 11/2/26(土) 15:35 -
  
 候補者説明会きのうだったんですね。私が戸田さんとバッタリ出くわしたのが、4時半頃。3階エレベーター前でした。私は、説明会には関係なく、近所の人を消費生活センターに紹介し、話が長くなるので、帰りのことを(足が不自由なので)公明の控え室に行って頼んだところでした。詳細は本人にしか、話せないとのことで、席をはずして下さいと言われ、ただ待ってるわけにもいかず先に帰りました。

 
 ■公明候補が戸田さんのHPをお借りして、アピールするとは思えませんので、公明新聞に載った分で紹介させてもらいます。
   
   1)内海武寿(うつみ たけひさ)(沖町) 
       党副支部長。大阪産業大学卒。46歳。

   2)岡本宗城(むねき) (東田町)
       党副支部長。門真高校卒。43歳。

   3)武田朋久(ともひさ)(宮野町)
       党副支部長。元参議院議員秘書。創価大学院博士課程満期退学。38歳。
引用なし
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▲河村(2)名古屋独裁市長の身勝手・ウソ・忠誠議員づくりのための議会粛正・税金浪費
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 戸田 E-MAILWEB  - 11/2/26(土) 11:17 -
  
 (上で書ききれなかったことの継続です)

 河村市長が着手した事が全部悪いと言うわけではない。
 地域住民議会的な「地域委員会」の試みは(邪心無くやれば)先進的試みだと思うし、
市長報酬を2400万円から800万円に大削減した事も良いと思う。
 (市の行政機構全てを動かせる市長の場合、議員と違って活動調査費は要らないのだか
  ら報酬は「それなりの生活が出来る金」だけでよい。議員年金のような高額な天引き
  もないし)

 しかし、その目玉政策と根幹において、非常に邪(よこしま)で有害なものだと判断せざるを得ない。以下に列記する。

22:◆河村市長の報酬は年間800万だが、秘書5名・運転手1名の人件費5160万円、車の
 リース・ガソリン代36万円、出張費113万円、広報費5億円、交際費120万円など様々
 な経費を市が持っており、河村市長本人がボランティアで政治活動を行っているとは言
 えない状況にある。

23:そもそも「政治(議員)はボランティアでやるべし」と言うのなら、なぜ率先して  「市長報酬ゼロ」でやろうといないのか? 全額廃止が仮に法的に無理でも年間100万
  円とかなら容認されるはず。
  それを全く言わないのは、「(資金的に豊かな自分でも)全く無償では政治は出来な
 い」という常識を「自分には適用している」からに他ならない。(2枚舌)

24:しかも「自分に共鳴しているから任命したはずの副市長」については、全く削減を言
 わず(その人は生活的には800万でも困らないはずなのに)、2100万円のままにした。
  これには裏があって、河村人脈で元愛知トヨタ取締役の大西氏を「初の民間人登用副
 市長」として打ち出したが、上記に書いたように、その報酬から自分の私設秘書給与を
 出させようとした。

25:■河村は市長と議員の報酬削減は世間にアピールしたが、市長任命(議会承認)の特
 別職である副市長や教育長(以上は退職金も高額)・教育委員や監査委員の報酬問題に
 は全く触れない。
  この事実を見ると、河村に「市民が違和感を覚える高額報酬・退職金を削ろう」、
 という問題意識が本当にあったとは思えない。河村にとっては、議員だけが問題であ
 った。

26:◆公務員批判を繰り返して市長に当選したが、就任後は公務員批判を行なうことはほ
  とんどなくなり、議員批判に終始している。

27:実際には河村市長本人が行政改革を先頭に立って行うことはなく、名古屋市役所の役
 人に丸投げを行ったため、予算編成の段階では、既存の事業について無駄な予算のカッ
 トではなく、福祉に関する予算も含め一律の予算カットが進んだ。


28:(「減税政治」のまやかし)
 ◆減税条例によって2010年に実施された名古屋市の減税では全体の0.2%にあたる高額納
  税の企業が44%の減税額を受け取っており、庶民革命というスローガンとは裏腹にほ
  とんど庶民に恩恵がない。
   また、名古屋市民225万人の52%は扶養家族や非課税のため減税の対象外。

29:■年間納める市県民税は年収300万円の人=7万円、400万円の人=11万円、4000万
 円の人=350万円程なので、その10%は、それぞれ7000円、1.1万円、40万円。
  ■金持ちにとって40万円減税は嬉しいだろうが、低所得者にとって「福祉子育て関連
 で負担増と抱き合わせの7000円減税」は損害が大きいではないか!
     ↑↑↑
  ▲これで喜ぶ庶民は、「朝三暮四」の猿の例えと同じである!
  「所得に関係無く一律10%減税」では、実質は金持ち優遇の愚策。本来応分の高負担
 すべき富裕層が免税になり、財政を圧迫し市政・市民サービスの低下に繋がる愚策。

30:河村市長は「減税により企業誘致と移住者誘致に資する」と主張するが、法人市民税
 の減税だけで企業が本社機能を名古屋に移転してくるはずがない。
  移住者誘致については、名古屋市の依頼のコンサル調査によると、「減税により増加 する移住者は年間2000人程度見込まれるが、減税による減収分を補う効果がない」とし
 ている。・・・「減税による移住者2000人」という推定自体、疑わしいが。

31:(身勝手)
 ◆河村たかしは「一般職の公務員に認められない政治活動もできる政務秘書が市政のた
  め絶対に必要だ」とし、2009年名古屋市会6月議会、9月議会で特別職の名古屋市長の
  政務秘書設置条例の提案を行っているが、いずれも否決されている。

29:(ウソで行なう政治)・予算案の基礎に「名古屋市の生活保護受給者が減少する」と
 いう見込みを出すなど明らかに誤った試算も行っており、減税を肯定するために意図的
 に誤った試算を行ったのではないかと市議会で問題になった。
  (とんでもない見込み!)

30:(意図的ウソで議会叩き)
 ◆50万部配布の無料紙にデタラメ発言:「議員の退職金4220万円」
    http://www.jcp-aichi.jp/minpou/100418-153831.html
  市内各戸に配布されている週刊無料新聞『リビング名古屋』4月10日付に掲載され
 た河村たかし名古屋市長にインタビューした記事の中で、議員の収入について「2700万
 円。しかも4年ごとに4220万円の退職金がもらえる」という同市長の発言を紹介して
 います。

  事実、は議員には退職金制度はなく、4220万円の退職金は市長の制度。同市長は昨年
 11月の市議会本会議で「議員報酬に政務調査費および費用弁償を加えて年額2350万円」
 と発言していました。
  今年の2月市議会で費用弁償が廃止され、減額しているのに「2700万円」に増えてい
 ます。市長発言は明らかに事実に反しています。

  『リビング』紙は事前にインタビュー記事を「市長室に見てもらった」と言っていま
 す。同紙は県内50万部が発行されています。

31:■(ウソで行なう政治)市長選出馬にあたって民主党の名古屋市議団と合意した公約
 にあったのは「議員報酬の1割削減だった。
  それが市長になってから急に「議員報酬半額!」と騒いて議会攻撃を始めた。

32:◆市議会で再可決された議員提案の「名古屋版事業仕分け条例」を市長は公布せず、
 一方で独自に事業仕分けを実施する方針を決めた。
  ◆市長の拒否によって議会が可決した条例が効力を持たないのは議会制民主主義の
   否定に等しい。(阿久根市の竹原市長並)

33:(忠誠議員づくりのための議会粛正:本来不要な対立を意図的に仕掛ける)
  ■河村市長の強硬な攻撃と「世論の支援」の前に、議員達も弱気になって、とうとう
   公明党も、共産党すらも、報酬半減案を容認する方針への転換を示してきた。
   議員報酬問題に決着がつきそうになってきた。

  ■ところが!「忠誠議員による過半数制覇で翼賛議会づくり」を狙う河村は、
  「ここで決着してはまずい」との判断で、「まともな議員、普通の議員」(河村追随
   議員以外の、政治信条を問わず、全ての議員)には絶対に承諾できない条件を、
   突如として出してきたのだ。

  それが、◆「政務調査費の廃止」までも決定し、
         ※こんな主張をするとは、河村が「議員に自分の行政をチェックされ
          る事」を如何に嫌がっているか、如何に議員の責務を分かっていな
          いかが良く分かる。絶対に許せない!
      ◆議員定数の半減を決め、
      ◆「住民の行政への参画の意欲や機会を阻んでいるのは『政治の職業化』の
        せいだ」、というデマゴギーの承諾をも全議員に強制する、
  「市政改革ナゴヤ基本条例」だった。(2009年11月議会に提出)
    http://www.news.janjan.jp/area/0912/0912084152/1.php

 「住民分権を確立するための市政改革ナゴヤ基本条例」

  第1条:住民が主体となった市政の実現を図る改革実施の基本事項を定める。
  第2条:政治の職業化が住民の行政への参画の意欲や機会を阻んでいる状況から
    自発性・無償性に基づく政治改革を行い、真の住民自治による市政を確立する。
  第3条:市長として率先して市政改革ナゴヤの実施に取り組む  
  第4条:選任された市民が地域の施策を企画・決定し、必要予算の策定に参画できる
     「地域委員会制度」を創設する。
  第5条:地域経済の活性化と発展のため「市民税の減税」を実施する。

 ◆第6条:議員の政治ボランティア化のため次の改革に取り組む。 
  (1) 議員定数を現行の半減を目途に減員する
  (2) 議員は連続3期を越えて在勤しないよう努める
  (3) 議員報酬は現行の半減を目途とし減額する
  (4) 政務調査費を支給しない制度に改める
  (5) 議員の費用弁償は実費支給の制度に改める
  (6) 本会議で市民が意見表明できる機会を創設する
  (7) 議員の自由な意思に基づく議会活動を実現する
  (8) 議員年金制度は廃止に向けて活動する 

  第7条:市長は連続3期を越えて在職しないよう努める。
  第8条:市政改革ナゴヤは平成21年度末までに制度化を図る。

34:(議員報酬額面800万円になるとどんな状態になるか)
 ◆実際に議員の年収を市長の主張する800万円とした場合、名古屋市議の藤田和秀の場
  合、月495,000円(賞与をのぞく)のうち、年金掛金8万円、所得税8,000円、住民
  税72,600円、議員互助会45,000円、党費・勉強会など82,950円、事務所費120,000
  円となり、最終的に手元に残る額は86,450円となり、職業としては議員の仕事は成立
  せず、実質ボランティアで議員活動を行うことになる。

 ・このようにボランティア的に賄うとすると、政治には様々なお金がかかるため実質高
  所得者でなければ議員になれなくなる。ましてや選挙費用まで考えると全く無理!

35:(河村作戦による税金浪費と予算議会混乱)
  2011年2/6に知事選、市長選、市議会リコール住民投票のトリプル投票、ダブル選挙
  が行われ、河村再選、市議会解散が決まったため、3月に市議選が行なわれる。
 ◆市議会は本来は統一地方選の一環で2011年4月に任期満了選挙になるが、河村は費用
  をかけて「3月選挙」に持ち込んだ。
 ◆本来なら11月議会を経ての2月(3月?)議会は新年度予算を審議する重大課題を抱
  えているのに、河村のケンカ作戦で議会審議をしっかりやる事は無理になった。

36:(河村作戦による税金浪費)
 ◆通常の愛知県知事選、県会議員選挙を行った場合の費用は12億円だが、議会解散リコ
  ールが成立した場合に、県知事選と市長選、市議会選で21億5000万円かかる試算。
 ◆河村市長は市議会解散リコール請求ですでに8000万円の費用をかけており、任期を2
  年を残しての河村市長の辞任による市長選を行うことにより、さらに2億円追加的な
  費用が発生する。

37:(ブレインの離反。河村の実像を見た人による批判)
       離反したブレイン
  ・河村市政開始後、河村サポーターズ代表であった柳川喜郎元御嵩町町長、
  ・経営アドバイザーであったNPO・サードセクターなどの研究で知られる行政学・政
    治学者の後房雄名古屋大学教授
  ・市民フォーラム21・NPOセンター代表理事
  ・市民活動家の藤岡喜美子市民フォーラム21・NPOセンター事務局長
  などが2009年に次々と辞任した。

  ◆同じくブレーンを離脱した後房雄名古屋大学教授は、河村市長について「「庶民」   を煽ることだけうまいというポピュリスト」、「真面目な関心などなく、毎晩焼酎
   を飲みながら選挙と陰謀のことばかり考えている人」と痛罵。
    中日新聞の寄稿の中で「・・・マニフェストにある政策を実行していく行政経営
    者としての資質は著しく低い」と述べている。

  ◆2011年2月には、河村市長の強い要請で戦後初めての民間副市長に就任していた大
   西副市長が辞任。
    大西は「河村市長は、減税、地域委員会、議会改革の3つしか言わず、その他の
   問題についてはほとんど何もやらなかった、幹部会でも、議会との対抗のことばか
   り話していた」、
    「行政の通常の仕事は自動操縦のように動くので、市長はそれに乗っているだけ
   で勤まっているように見える」と語っている。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
引用なし
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▲比江島氏・木津氏・箕迫氏・辻中氏・大倉氏など知ってる人は教えて。本人投稿歓迎!
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 戸田 E-MAILWEB  - 11/2/26(土) 1:19 -
  
 前回落選で再挑戦の竹内氏、石谷氏、吉中氏については知ってるのですが、今回初挑戦の比江島氏・木津氏・箕迫氏・辻中氏・大倉氏について、どういう経歴で、どういう系列の人か、など知っている人がいたら教えて下さい。
 
◆もちろん本人や支援者からの投稿も大歓迎です!

 「ちょいマジ掲示板」を活用して、自分の宣伝、HPブログの告知など、自由に行なって下さい。

 そうそう、公明党新人の
   1)内海武寿(たけひさ)45(沖町) 
   2)岡本宗城(むねき) 43(東田町)
   3)武田朋久(たかひさ)37(宮野町)

のお3人についても、遠慮なくお知らせ下さい。谷口さんもよろしく。
引用なし
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☆2/25立候補予定者説明会に29者(現職16)が参加!門真で久々の激戦の「落選7」に!
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 戸田 E-MAILWEB  - 11/2/26(土) 1:05 -
  
 4年ぶりに(当たり前ですが)、「門真市議選立候補予定者説明会」に行ってきました。参加した29者を報告します。(こういう全貌報告は戸田HPでだけ!)
 ただし、実際の立候補者がこれで確定しているわけではありません。
 たまに、この後に出馬決意して出る人や、逆に説明会に来ても出馬取りやめにする人もいますので。(極々まれですが)
 
 定数22なので、29者であれば7人は落選するという、門真では戸田初当選の1999年以来の「激戦」です。
 ま、公明党の7人とか、現職の大半とかは当選確実だし、この人は絶対に泡沫、という人もいますので、実際には5議席前後を8人前後が競り争う、というのではないか、と推測します。
  「数字:」は現職、「数字)」は非現職
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 
▲公明党(7人)
   1:鳥谷信夫(堂山町)
   2:高橋嘉子 (岸和田)
   3:春田清子(宮前町)
   4:平岡久美子(打越町)
 新人
   1)内海武寿(たけひさ)45(沖町) 
   2)岡本宗城(むねき) 43(東田町)
   3)武田朋久(たかひさ)37(宮野町) 

■自民党(系)
   5:土山重樹(千石東町)
   6:中道 茂 (御堂町)
   7:佐藤親太 (月出町)
   8:寺前 章 (元町)
    ーーーーー
   9:吉水丈晴(北島町)
   10:五味聖二 (島頭)

 新人 4)大倉もとふみ(野里町)

◆民主党:
   11:林芙美子 (末広町)
    ーーーーー
   12:日高哲生(千石西町)

◆民主党系無所属
   13:田伏幹夫 (下島町)

△共産党(4人)
   14:福田英彦(浜町)
   15:井上まり子(常盤町)
   16:亀井 淳(千石東町)
 新人
   5)豊北ゆう子(北巣本町)

◎前回落選で再挑戦
   6)竹内靖人(三ツ島)右派系無所属
   7)石谷真一郎(野里町)?無所属 
   8)吉中三雄(三ツ島) (前回173票)

★前回トップ当選だが途中でクビ切りされて再挑戦
   9)戸田ひさよし(新橋町)鮮烈左翼
 
●どこの系列か、戸田がまだ知らない新人
   10)比江島 正武
   11)木津 英之  
   12)箕迫(みのさこ)けんじ (堂山町)
   13)辻中浩樹(三ツ島)
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 以上、現職16人、非現職13人 合計29人

※ 現職で来なかった議員=おそらく引退する議員は、以下の6人。

 公明党:(引退確定)風古波、山本純、村田文雄 
 共産党:(引退し、府議選出馬)吉松正憲
 緑風 :(引退確定と聞く)大本郁夫
     今田哲哉
                      
※会派で見ると、
  公明党  :現有7議員で3人が引退し、入れ替わり新人を立てる
  新政クラブ:現有5議員全員が出馬。
  緑風   :現有4議員のうち2議員だけが説明会参加
  門真市民クラブ:現有2議員全員が出馬。
  共産党  :現有4議員のうち1人が府議選に転出し、入れ替わり新人を立てる

 現在の議員名簿は http://www.hige-toda.com/_mado06/meibo/2010-5iinkai.htm
引用なし
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●河村たかし:社長の息子で政党からも企業役員からも資金豊富な国会議員→市長だもの
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 戸田 E-MAILWEB  - 11/2/25(金) 11:00 -
  
 戸田は河村たかし氏について、つい最近まで「少し勘違いな所があるけれども気のいい情熱政治家」と思ってきた。その存在を知ったのは、03年に国会議員の河村氏を信奉する
名古屋市議の「のりたけ勅仁(くにひと)」氏が、出席手当受け取り拒否の件で、戸田事務所に相談に来たことからだった。
   ↓↓↓
 参考:門真から全国に飛び火!議員の出席手当廃止運動 
     http://www.hige-toda.com/_mado04/teate-haisi/index_teate-haisi.htm
  ↓↓↓
   ★名古屋市議会「のりたけ勅仁市議が費用弁償受け取り拒否」 ★
     http://www.hige-toda.com/_mado04/housyuu/03.5.5sinbun.htm

 その後、のりたけさんの縁で一ニ度ちらっと会った事があって、「議員はボランティア」論には賛同しないが、それ以外の部分では好感を持ってきた。
 それが、名古屋市長になって「議員の報酬半減」ごり押しのために異様な執念を燃やし、議会解散の市民扇動に走るあたりから、その運動を「橋下と同類の地域ファシズム」と規定したが、人間性は橋下と全然違って善良な人だと思っていた。

 しかし、今回河村氏の事を(遅まきながら)詳しく調べた結果、「自分の間違った情熱実現のためにはウソも平気」、「自分の野望実現のためにデマゴギーで『敵』を設定して庶民を扇動し熱狂させる」、「自分が著名人にのし上がって金も権力も手に入れた事を自分の努力のたまものと一面化し、そうなっていない人々を、他の条件を無視して努力不足・自己責任と決めつけて踏みにじって平気」、という点で橋下と人間性的にも同類の権力志向人間である事が分かった。
 (好感を持っていた分、しっかり分析するのが遅かった事を反省する)

 戸田がそう判断するにいたった材料を以下に列挙した上で、結論を述べるが、冒頭に端的に示しておくと、河村たかしという人間は、

▲「社長の息子」で、族で会社を経営している経営者一族で、金持ちである。
▲ずっと「政党」に属し、不当な「政党特権」の故に活動資金を入手してきたが、そうい
  う自覚は全く持っていない。
▲議員への挑戦は「いきなり県議」であり、それに落選後は「いきなり国会議員」に挑戦
  して2回目で当選。以来連続当選を重ねて次は「いきなり市長」になった。
▲だから「自治体議員として奮闘した」事は一度もない。「天下人」の体験と感覚しかな い。
▲最初から中小企業の経営者・役員を主軸とするしっかりした資金基盤を持っており、
  この面でも「金持ち政治家」である。

 では、河村たかしを判断する材料を列挙する。↓↓↓

<経済基盤と政党特権に恵まれてきた、その経歴>

1:父親が戦後、古紙回収業・卸売業の「河村商事株式会社」を起こし初代社長。
2:1972年、一橋大学商学部卒業後すぐに「河村商事」(当時社員5名)に入社して「専
 務」になる。営業もトラック運転手も行なう。
  
3:業者のギルド的体質に反発を持ち、検察官への転身を志して夜学に通って10年間、司
 法試験を目指すも失敗。やがて政治を志すようになる。

4:「河村商事」の役員をしながら県議(1983年)、国会議員選挙に出馬し、1990年は
 落選したが、1993年に初当選。以来当選を重ねた。

5:民主党国会議員だった2002年、「河村商事」を退き、長男を社長にした。妻は河村商
 事株式会社取締役。

6:河村は、1972年入社即専務になって以降、「家業からは2002年に退き長男が継ぐ」
 ということ(ウキペデイア)だが、河村自身が社長をやっていた時期があるかどうかは
 記述がないので、戸田には不明。
 ◆ただ、河村を支持して議会解散運動に参加した人のツイッターに「河村たかし名古屋
  市長の事務所は、河村氏が経営する河村商事のビルの中。河村さんは、ほんとに中小
  企業の社長しながら安月給で孤軍奮闘している。」との記述があるので、
    http://twitter.com/kayokofujimori/status/24560974556
  河村たかしが実質的には「河村商事」のオーナー社長だと考えてもよいと思う。
   (河村商事株式会社は、2009年現在従業員50名の中小企業)

7:政治家としての経歴は以下の通り。
 ・1983年に愛知県議会議員選挙に立候補するも落選。
 ・1990年、衆院選挙に保守系無所属・宏池会新人候補として立候補するも落選。
 ・1993年、衆院選挙に日本新党公認で旧愛知1区から立候補し初当選。
 ・1996年、衆院選挙では、新進党公認で出馬し再選。
 ・1998年、新進党が分党して結成された自由党に参加したが4月に離党。いったん院内
    会派「無所属の会」となったが12月、民主党に参加。
 ・2000年、衆院選挙で民主党公認で3選。
 ・2003年、衆院選挙で民主党公認で4選。
 ・2005年、衆院選挙で民主党公認で5選。
 ・2009年4月、(国会議員を辞職し)民主党推薦で名古屋市長選に出馬し当選。
 ・2009年10月30日 総務省顧問(地域主権関係)に就任。
 ・2010年10月5日 菅改造内閣発足に伴い総務省顧問退任。
 ・2010年末に市長辞職願いを出し、2011年1月に辞職。
      2月の市長選に再出馬して再当選

8:政党の変遷をまとめると、
  ・日本新党(1993年衆院選)ー新進党(996年衆院選)ー自由党(1998年)−民主党
  (1998年12月〜)となる。
  ・2010年4月に地域政党「減税日本」を立ち上げ、自分が代表になった。
   これによって、民主党とは実質的には切れたものと思われる。 
    (民主党から除名された、とか民主党を離党したとか詳しくは知らないが)
   ※国会議員を持たない「減税日本」は、法的には「無所属」にしかならないので、
    「政党」所属議員候補者が持つ資金的特権は無い。

<「議員はボランティアでやるべき論」についての持論や発言>

9:◆地方議員はボランティアであるべきとし、議員報酬を廃止し、保護司や民生委員ら
  と同じく無給とすべきと主張。

10:◆「議員活動のためには経費は当然必要だ。ただ、それは自分で寄付金で集めるべき
  だ」としている。

11:国会議員時代は、文書通信交通滞在費全額を民主党支部と自らの資金管理団体に寄付
 して、政治活動経費として使い、自らの財布に入れないとした。
  また、文書通信交通滞在費を「第二給料」と糾弾している。
  赤坂の議員宿舎には入居せず、地下鉄千代田線沿線の自身で賃貸契約したマンション
 に“自腹”で入居

12:2009年11月の議会に出した「市政改革ナゴヤ基本条例」の中で、
 ■第2条:政治の職業化が住民の行政への参画の意欲や機会を阻んでいる状況から、
     自発性・無償性に基づく政治改革を行い、・・・・
 ■第6条:議員の政治ボランティア化のため次の改革に取り組む。
   (1) 議員定数を現行の半減を目途に減員する
   (3) 議員報酬は現行の半減を目途とし減額する
   (4) 政務調査費を支給しない制度に改める   (!!)  
 を書き込んで、議会に承認を迫った。(

13:(インタビューで、「なんで日本では個人献金が根づかないのか」、について)
  「それは、みなさんすでに税金で払っちゃっているからですよ。議員の給料はもちろ
 ん、政党に支給される政党交付金も税金。欧米の場合、議員も政党もボランティア同然
 なんです。税金でもらう分は人件費とか、実費ぐらいにしかならない。
  議員が商売として政治をやっているわけじゃないと知っているから、外国では献金す
 るんです」

  「オバマさんが640億円も集めたっていいますが、みなさんは政党交付金だけで毎
 年300億円も税金で払っている。しかも、大統領選は4年に1回で、こっちはその4
 年間で計1200億円。日本人のほうがよっぽど政治にお金を払っているんですよ」

14:「月刊日本」2010年10月号の対談で、
   http://www.asyura2.com/10/senkyo97/msg/212.html
 河村:日本の議員に対して寄付金が集まりにくいのは、議員という身分が如何に特権階
   級であるか国民全員がわかっているからだ。高級な議員宿舎然り、JRの無料パス然
   りだ。
     しかし、少ない歳費で自己の財産をも切り盛りして政治を行えば、政治家は尊
    敬され、自ずと寄付金も集まるようになるだろう。
     また、例えばアメリカのロサンゼルス市の人口は390万人で、市議会の議員定
    数は15。それに対して、名古屋市の人口は220万人で、議員定数は75。
     如何に名古屋市の議員定数が多いかわかるだろう。

<河村の政治資金、献金にまつわる話について>

15:■ずっと政党に所属してきたという事は、候補者段階から政党を通じて実質的には団
 体企業からの献金も自由に受けれるし、日頃の政治活動への現金寄付も受けられ、政党
 交付金も受けられる、という「政党特権」を教授してきた、ということ。

16:1980年代の県議挑戦時代から一貫して自分の家族も含めて、企業経営者役員らかの献
  金を大きな柱にしてきた事は間違いない。
  ちなみに、2010年に河村事務所は、「議員の父親から昨年2月に100万円、10月に50
 万円を献金したが、個人献金の上限額である年間150万円を超える献金は行っていな
 い」と説明している。

17:◆「河村市長の金銭面支援 中小企業経営者ら“第二”の団体設立」↓
  ・会員1人1人が、市長の資金管理団体「河村たかし政策研究会」に個人献金する形
   をとる
  ・河村市長の応援団としては衆院議員時代の支援者や中小企業経営者らによる「年会
   費12万円」の団体や、後援会員らが呼びかけ人の「年会費5000円」の団体が
   すでに立ち上がっている。

18:◆市長になってから献金が倍になっており、800万の市長給与で足りない部分は中小
  企業経営者から個人献金を集めている。
  
19:2004年から政党支部では、企業献金を断っているとしているが、「個人献金」と言っ
 ても、実質は企業献金の形を変えたものである場合も多い。
  また、◆「個人献金」は節税になるので、この方面で献金側にメリットもある。

20:(河村発言)「寄付金型議員」で世襲するならば全く問題ない。どれだけ寄付金を集 められるかは本人の努力次第だ。

21:◆「一般職の公務員に認められない政治活動もできる政務秘書が市政のため絶対に必
  要だ。」とし、2009年名古屋市会6月議会、9月議会で特別職の名古屋市長の政務秘書
  設置条例の提案を行っているが、いずれも否決されている。

22:河村自ら削減した名古屋市長の800万の給与では私設秘書が雇えないが、一旦辞任後
 の市長再選挙活動に私設秘書が必要なため、大西副市長の給与で秘書を雇用するように
 河村市長の婦人が依頼した。しかし大西副市長は、違法性が高いということで断った、
  そのために大西副市長は1期めで解任された。・・・・という事が報道された。
    http://ameblo.jp/kooks-chelica/entry-10776514800.html
       ↓↓↓
 ・恋のから騒ぎ研究室:
  週刊文春に河村たかし名古屋市長が秘書給与を副市長に肩代わりさせようとしていた
 という記事が載った。
  1月11日の河村市長の定例会見で大西副市長の辞職が発表された。
  理由は最初から一期限りと決めていたからということらしいが、実際は違ったらし  い。

  河村市長は2009年に名古屋市長に当選したが、この時公約に市長の給与2500万円を
 800万円に減額するというものがあった。
  だから、市長に就任したら、その公約を実行してしまった訳だが、実はこれが後先考
 えていないとんでもないことになるらしい。・・・・

  が河村市長には選挙運動のために私設秘書が二人必要なんだが、年収800万円ならこ
 の秘書給与は払えない。二人分の秘書給与が年間800万円かかるのである。
  困った河村市長は大西副市長に私設秘書の給与を肩代わりと大西さんの車を河村市長
 に提供するように言ったらしい。副市長の給与は2100万円のままなのである。

  が、河村市長は諦めずに河村婦人を通じて、大西さんが政治団体を立ち上げて、秘書
 を雇用する形にすればいいと言い出した。
  大西さんは断ったが、河村さんが引き下がらないので、大西さんのトヨタ自動車時代
 の先輩Aさんがイイと言えばいいと返答し、河村夫人がAさんに問い合わせたら、Aさ
 んは激怒したそうだ。
   形を変えても不正な贈与に変わりはないですからね。

  それでも諦めない河村ささんは秘書課の職員に大西さんを説得するよう頼んだが、大
 西さんはそれならば自分の給与を800万円未満に下げると言って来た。
  これに河村さんは何も答えなかったという。
  困った河村さんは支援企業に頼った。

  河村市長がリコール運動で乗っていた車は、さる不動産会社が所有していた車をそこ
 の元社員、平野氏の名義にし、その平野氏がネットワーク河村市長の広報担当を勤め  て、河村さんの運転手を勤めている形になる。
  要は支援企業が献金の代わりに人間と車を提供しているということらしい。
  平野氏は文春の取材に会社で、「乗っていた車を自分が買い取って、会社は退社した が、その会社と顧問契約を結んでいて、顧問料をもらっている」という。
  「車はボランティアとして河村市長に提供している」そうだ。

  これって、その会社が賄賂渡しているのと同じじゃないの?・・・・
 ・・・・この話は全て文春の捏造なのか?
  文春が河村市長に大西副市長に秘書給与の肩代わりを頼んだかどうかを尋ねたとこ
 ろ、知らないといった。
  が、河村夫人は自分の一存で大谷副市長にお願いしたことを告白した。
   つまり事実だったらしい。
                (字数限度になったので、残りは次の投稿で)
引用なし
・ツリー全体表示
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6; .NET CLR...@i60-35-89-104.s04.a027.ap.plala.or.jp>

■結語:「議員には部課長級の生活費報酬+一定の調査広報費」を原則に現実対処すべき
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 戸田 E-MAILWEB  - 11/2/24(木) 20:12 -
  
■結語:「議員には部課長級の生活費報酬+一定の調査広報費」を原則に現実対処すべき

 この間いろんな本を読み意見を聞きつつ一連の考察を書いている中で、戸田の考えもはっきりしました。今後はこれを基本原則として世に訴えていこうと思います。
 (1スレッドでの投稿数が限界に近付いたので、本スレッドはこれで締めにします)

■1:自治体議員への金銭支給については、
  (1)「生活費的報酬としてその自治体の部長級の金額」
  (2)「議員の調査広報活動を一定の限度内で保障する金額」
   の2本立てで行なうべき。

■2:4年ごとの選挙(議会解散等以外では)で一定数以上の有権者の付託を受けなけれ
  ば就任できず、選挙で落ちれば退職金もなく職を失う特別職であり、就任中は住所電
  話番号まで公表して24時間365日公人としての責任を負い、広範囲な行政のチェック
  や種々の法律制度の調査研究・政策提案・市民相談・市民への情報提供や啓発をすべ
  き職責を持って(多くの場合は家族を支えて)生活を立てる事からすれば、その生活
  費的報酬は、その自治体の部長級の金銭で遇される事を基本とすべきである。

■3:複雑多岐に渡る現代の行政をチェックし改善向上させていくためには、議員が種々
  の調査研究をしてそれに当たると共に、行政の実状や問題点を広く住民に情報提供し
  たり啓発したりして住民の知見を高め、住民参画を促していく活動が不可欠である。
   また、住民に種々の問題点を含む情報が分かりやすく提供される事によって、議員
  は住民から活発で効果的な「公聴」を行なう事ができ、さらに住民からの情報提供や
  通報が促されて行政への「調査研究」も深く行なえるようになる。

   こういった効果を持つ議員の広報活動は、それを行なうのにほとんど必ず各種費用
  が発生するのであるから(ビラほか宣伝物・HP更新・宣伝用器財・スタッフ     等々)、少なくとも一定限度内で議員の業務活動実費が保障されるべきである。
   なおこの実費については、その支出の正当性を担保するために領収書の提出と公開
  の制度によって一般住民からも検証を受けるものとする事は言うまでもない。
  
補足1:自治体議員の場合、公務員や会社員と違って、議員年金共済の強制掛け金の報酬
   からの天引きが非常に多額であって(報酬額月59.4万円、期末手当と合わせた年間
   報酬が1008.612万円の門真市で年間136.74万円、月平均11.395万円もの天引
   き!)、
   また多くの議員の健康保険が国保なので、この天引き額も大きい。(戸田で毎月
   の国保年金天引きが8万2000円強)
   ※なお、自治体議員の年金制度の終結によって、この天引きは今年6月から廃止さ
    れる予定(国会状況で多少の遅れはあろうが)。
   
補足2:「その自治体の部長級の金額」として、具体金額を書かなかったのは、自治体
   ごとの事情によると考えたから。
    ちなみに、人口13万人強の門真市では現在、部長手当も含めた部長級の給与は
   月額50万円前後だが、議員報酬は月59.4万円で部長級金額を上回っている。

補足3:現実の行政を改善してくためには、議員独自の観点からする住民への情報提供・
   啓発宣伝が不可欠であるにも拘わらず、現状の「政務調査費」規定においては
  「調査研究」に重点が置かれて「議員からの広報」への保障は軽視されている。

   また市民オンブズの大半は教条的に「調査研究費」限定に拘り、「議員からの広
  報」を「選挙当選目当ての保身的宣伝や政党の宣伝」で「エゴ的行為で公益性が無
  い」と決めつけて敵視している。

   この背景には、政務調査費の法的確立にあたって、議会側からは「議員活動費」
  として法定化を要望していたのに、国会では突如「政務調査費」として法案提出さ   れ、ろくに審議されないままに法制定されたために、各議会の支出基準で「広報費」
  も認めている議会側と、「政務調査費」である以上は調査研究費用に限定すべきと
  する市民側の認識に齟齬を生じている上に、政務調査費を全く不当不正に使用して
  る不埒な議員が各地に存在したため、市民側に多大な不信を与えてしまった事があ
  る。
   しかし、行政という大きな「お上」組織を問題意識を持った議員が正していくた
  めには、問題点を熟知した議員が市民に働きかけて市民と協同して正すことが不可
  欠なのであって、それは決して「調査研究についての一定の実費保障」をするだけ
  では全然カバーされないものである。
    
   「政務調査費」の名称を法的に「調査広報費」に変え、議員による広報啓発活動
  の位置づけを法的にも強化すべきだが、そこに至る過程として現在においても政務
  調査費の中に「公聴・広報費」をしっかり位置づけて、市民の理解を広げる事が必
  要である。

補足4:自治体議員の報酬を規定する原理原則や法的根拠は確立されていないようであ
  る。
   戦後できた「国会法」の第4章「議員」の第35条の規定に、「議員は、一般職
  の国家公務員の最高の給料額より少くない歳費を受ける」(=中央省庁の事務次官
  級の給料を下回らない)と定められたので、それを拝借して自治体議員に当てはめ
  られ、多くの自治体では「部長級の金額」にされて現在に至っているようである。

   国会議員の場合は、「文書通信交通費」や「公設秘書費」、「JR全線無料」
  (航空機は月4往復分無料)、国会議員の所属する政党や政治団体に「立法事務
   費」、など、種々活動経費も規定されているが、自治体議員にはそういう規定が
  全くされて来なかった。
   唯一、1953年に国会議員に「立法事務費」が支給される事になった事を援用して、
  自治体議員に活動費を補助する事が都道府県・大都市から広がっていき、それが
  2000年の地方自治法改正で初めて「政務調査費」として創設されたものである。
   ただし、前述のように出来上がった「政務調査費」は、自治体議会側が求めた
  「議員活動費」とはかなり異質のものになっていた。

補足5:自治体議員の報酬が、こういう「確たる位置づけが不明なままで」決まってきた
  経過を捉えて、市民派議員の中には、「自治体議員の報酬はいかにあるべきか、
  市民に論議して決めてもらうべきだ」と言う人もいるが、戸田はこれに強く反対す
  る。
   こういう「市民の判断に委ねます」という言い方は、「良心的」に聞こえるかもし
  れないが、議員として頑張ってきた自分の判断を言わず、「橋下・河村・阿久根現
  象」に沸き立つ間違った市民意識(議員はボランティア・少人数で十分!という)と
  対峙する事から逃げて「いい子」になっているだけだと思う。

   今の議会や行政の現実を知っている議員、その問題点を指摘し改善させるために
  と闘ってきた、金持ち資産家・タニマチ付きでない、普通の市民上がりの議員であ
  れば誰でも、家族を含めた生活保障の報酬と、調査研究はもちろん、住民に問題を
  知らせて参画を促す活動の費用も必要である事が、痛いほど分かっているはずでは
  ないか。
  
   生活費だけの会社員給料と議員の収入の区別も分からず、投票する有権者が多い
  からこそ当選=就任する議員と辞令一本で登用解職出来る会社役員との異質性もわ
  きまえず、有権者への情報提供と意識向上によって低劣議員を本当に淘汰する道筋
  も行政を本当に良くしていく道筋も考えず、門真市例では一般会計予算の0.47%に
  過ぎない議員人件費で何百億円もの市行政全体とその将来の浪費をかろうじてチェ
  ックする「防波堤の一穴」を大切に育てようという見地もなく、ただただ「コスト
  削減こそ正義だ!」、「議員が庶民より多い金をもらうのは許るせん!」という憤
  懣的熱狂に駆られている「市民」の状況をそのままにして、やるべき啓発や事実呈
  示もせずに、「市民の論議に委ねる」のでは、現状よりもっと悪くなるのは明白で
  ある。

   戸田はそういった無責任な対応はすべきでないと考える。
   行政議会の改革改善を真剣に実践してきた「真剣議員」の側から、はっきりと、
  議員の報酬や活動費の支給はどうあるべきなのかの考えと事実を明示し、方向性を
  打ち出し、住民に一定の啓発を行なった上で「市民との論議」をするべきと考える。
   戸田が打ち出す基本方針は、■1、■2、■3、である。

補足6:「調査広報費」の具体金額を出さなかったのは、行政の規模による差がどうして
   もあると考えたからだが、戸田の感覚では、人口13万規模の門真市なら月15万円を
   上限にするくらいが適切ではないかと思う。

   (門真市の場合なら、現行の月額が「議員報酬59.4万円+政務調査費4.5万円=
    63.9万円で、「戸田提起方式」にすると「議員報酬50万円+政務調査費15万円
    =65万円」(上限で)で月1.1万円(年12.1万円)の増加だが、報酬減月9.4万円
    の影響で期末手当が年46.812万円も減少するので、年間では34.712万円の減少に
    なる)

    門真市で月上限15万円の「調査活動費」が保障されれば、かなりの十分な調査研
   究、視察広報ができる。(使い切れない議員はその分を返却する)
    政令指定都市や都道府県という大規模行政のチェックをしっかりややるために
   は、単独無所属議員でもバイト事務員くらいは雇えるようにする事も含めて、
   月上限50万円くらいは必要だと思う。
    一方、小人口自治体でも一定の費用はかかるから、それは適切に保障し、
  例えば
   ・人口1万人未満でも上限月5万円、
   ・人口1万人〜5万人規模で上限8万円、
   ・人口5万人〜10万人規模で上限10万円、
   ・人口10万人〜20万人で上限15万円、
   ・人口20万人〜30万人規模で上限20万円
   ・人口30万人〜40万人規模で上限25万円
   ・人口40万人〜60万人規模で上限30万円
   ・人口60万人〜制令都市未満で上限35万円
   ・政令指定都市と都道府県が上限35万円〜50万円
                       というように決めたらいいと思う。

  (こういう一律的決め方が地方自治に反する、という論もあろうが)

   
補足7:現在の議員報酬は扶養家族の人数とかに全く関係なく全員一律金額になってい
  る。 (寒冷地の寒冷期間の生活に不可欠な暖房費なども無い)
   イギリスではどの自治体でも、小さな子供もを持っている議員には、子供を預ける
  ための費用を交付されているのだが、日本でもこういう加算を考えたらどうだろう
  か?
   (部長級の報酬金額がある議員には必要ない、という見方もあろうが)
    
補足8;■「議員の報酬は一般労働者の平均賃金と同じであるべきだ」という論がある。
   これは、マルクスが1871年に起こった「パリコミューン」の闘いを記述した中で
   社会主義に向かう労働者人民の闘いが持つべき機構として「コミューン」を定式化
   し、「コミューン原則」として社会主義・共産主義の原則を抽出した中の重要事項
   のひとつであり、以降ロシア革命での「ソヴィエト」にも引き継がれ、長らく「左
   翼にとっての規範」になって来た原則である。

    が、戸田は現代の(少なくとも資本主義社会での)議員報酬活動費においては、
   もはやこの「マリコミューン原則」から脱却すべきだと確信する。「脱パリコミ
   原則」である。
    パリコミューンと何であり、その「議員」の仕事とは何であったのか?

    パリコミューンは民衆が蜂起して誕生した革命政府であり、外敵プロシアから
   パリを守りつつ、既存のブルジョア王制・帝政の勢力とその社会支配機構を粉砕す
   る、世界初の労働者階級の自治による民主国家であった。
    そこにおける「議員」とはプロレタリア革命の戦士活動家であって、従前の支配
   機構・法制度を破壊して新たな革命社会の機構・法制度を構築し、革命の方向を協
   議し、民衆とその軍事力を革命のために動員する集団的司令部の一員達であった。

    現代日本社会のような確立されて久しい中央集権官僚制機構の中での自治体議員
   が置かれている社会状況は、パリコミューン議会とは全く違うし、ロシアのソヴィ
   エト代議員やその類型とも全く違う。

    現代日本社会において、「議員の報酬が一般労働者の平均賃金と同じ」であれ
   ば、その議員が出来るのは一般労働者が個人的に購読消費するのと同額程度の資料
   代だけ支出するのが精一杯で、あとは行政からあてがい扶持の資料で調査研究する
   しかない。
    せいぜい頑張っても、「意識の高い市民」が仕事の合間にやっている社会運動と
   同じ程度の金銭労力の支出範囲でしか、「議員活動」が出来ない。
    次々に新しくなっていく行政関連情報を理解するための多様な資料購読や研修会
   合の費用も賄えないし、住民に情報を掘り下げて伝える通信の発行発送をする事も
   出来ない。

    しかしそれでは、自治体議員として行なうべき行政チェックも調査研究も、住民
   への暴露や啓発も出来はしない。つまりは有権者からの付託に応えるだけの活動が
   出来ない。
    (特に「ラクチン与党議員」でなく行政を追及する野党無所属議員の場合は!)

補足9:また「議員の活動費は(生活費も)カンパで集めろ」=「必要な献金を集められ
   ない程度の支援しかない者は議員をするな」という論に対しても戸田は断固反対す
   る。
    この論では、資産家・本業持ち・タニマチ持ちしか議員になれず、「普通の市民
   が議員になる」(最も譲っても「普通の市民でも議員になれる」)という民主主義
   の基本原則を破壊するものである事は、多くの人が指摘するところだ。

    さらに別の角度から言うと、この論は、市民から吸い上げた税金によって議会制
   度を作って置きながら、一般市民が自分らの代表者代弁者を議員にしようとすれば
   さらに「自己負担で金を出せ」、と多額の2重負担を強制する不条理である。
    「みんなのために」と謳って税金を投じて立派なシステムを作るが、「金の無い
   者には実際には使わせない」という事であれば、それは民主主義のシステムでは
   ない。

    また議員として活動しようとする者にすれば、献金集めに多大な労力を取られ、
   献金者の意向によって自分の死活を握られてしまい、献金するゆとりのない大多数
   の人々の意向や、社会全体の公益は軽視していく傾向に不断に晒されることにな
   る。

補足10:「政治献金は広く薄く個人から集めるのが正しい政治だ」という論にも、戸田は
   最近大きな疑問を感じている。
    戸田自身もそうだが、「社会的責任感の高い市民」であれば、労働運動であれ、
   市民運動、環境運動であれ、自分が活動して使う金が必要だ。
    その上に、自分が直接参加はしないがカンパしたいものがいろいろあるし、いろ
   んな縁が出来る。
    里親運動あり、国際連帯運動あり、人道支援あり、情報紙誌購読あり・・・。

    議員や政党政治団体支援にしても、自分の自治体の頑張る議員はもちろん、都道
   府県議会の頑張る議員、よその自治体の頑張る議員あり。
    国会議員にしても地元議員あり、比例区議員あり、他の議員あり・・・。

    こういった「社会的に有意義な活動」の全てに普通の市民がカンパを出して支え
   る事は、実際には不可能なことだ。
    だからせめて個々の議員としては、国会議員に較べればずっと安い金で活動でき
   、そこそこの金で済む自治体議員くらいは、献金無しで公費だけで済むようにして
   くれよ、献金に頼らずに公費を使ってバリバリ活動出来るようにしてくれよ、と考
   えるべきではないだろうか。

    社会的意識の高い一般市民が金を出すのは、自分の活動と種々の団体や運動への
   カンパ、あとはせいぜい国会議員への通信費カンパくらいで済むようにして欲し
   い。
  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 
・・・この結語で締めるこのスレッドの戸田投稿文をもって、「自治体議員の報酬に関す
る正しい認識」、とりわけ「議員はボランティアか低報酬でやれ論を真っ向から粉砕する理論形成」が完成したと考える。
 ここまでの実践的な考察論文は、日本で戸田が唯一作成したものである。
 我ながらたいしたもんだと思う。         (了) 22 hits
引用なし
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「議員はボランティアでやれ!」と騒ぐ輩のデタラメさを斬る!重要な新スレッドを開始
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 戸田 E-MAILWEB  - 11/2/24(木) 14:32 -
  
 「本当の意味の議会改革」を解明解説する論考の一環として、この新スレッドを開始します。
 直接には
  ●「議員専業がけしからん!」とする竹原・河村らの主張はこの点で愚論暴論だ!
    http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=6061;id=#6061
を含む大スレッドの継続・発展です。
 また、◎総特集!市民が知らない「ホントの議会改革」。
      http://www.hige-toda.com/_mado04/gikaikaikaku_sp/index.htm
の一環ですので、それらも合わせて読んで下さい。
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 だいたい、「他人に自己犠牲を説くヤツはまがい物」と見ておいて間違いないですが、調べてみると「やっぱり」の連中ばかり。
 そういう「主導者」達は、予想通りに「金持ち・経営者・献金長者」達ばかり。

 その扇動に「政治不信と閉塞感」をもっている「庶民」が煽られ追随している、という
まさに「絵に描いたような構図」です。
 そしてそういう「河村信者」のような「庶民達」は、実は「議会の機能を向上させよう」なんて事は全く考えていない(人が圧倒的多数。以下同様)

●国会や県議会(本会議だけだが)はネット中継でも見れるのに、地元の議会で何を審議
 内容は2〜3ヶ月後に議事録が公開されるまで市民には分からない所が多いが、そんな
 事には全く関心を持たない!
●その議事録を見たところで、各議員の賛否行動は全く書かれておらず、市民に隠されて
 いる=「市民は議員への判断材料を不当に奪われている」事に何も関心を向けない!
●市HP(時期遅れにせよ)議事録が読めるのに、それは全く読まず、どの議員が頑張っ
 ているか、どういう追及をしているか等を知ろうともせず、関心も持たず、「議員は
みなロクなヤツじゃない」という思い込みで嫌悪している!

・・・「怒れる庶民」の実状は、こんな場合がほとんどです。

・生活費だけの「会社員給料」と「議員の収入」の異質性も考えない、
・投票する有権者が多いからこそ当選=就任する議員と、辞令一本で登用解職出来る会社
  役員との異質性も考えない。、
・有権者への情報提供と意識向上によって低劣議員を本当に淘汰する道筋も、行政を本当
  に良くしていく道筋も考えない。
・門真市例では一般会計予算の0.47%に過ぎない議員人件費で何百億円もの市行政全体と
  その将来の浪費をかろうじてチェックする「監査機能」を大切に育てようという見地
  もない。
・ただただ「コスト削減こそ正義だ!」、「議員が庶民より多い金をもらうのは許せ   ん!」という憤懣的熱狂に駆られている。

というのがほとんどの「怒れる庶民」の状況です。

 彼らが鵜呑みにして思考停止に陥ってしまう宣伝文句は、以下のようなものです。

▲地方議員はボランティアでやるべし!
 議員報酬を廃止して保護司や民生委員らと同じく無給とすべし!
▲議員活動のためには必要経費は、自分で寄付金で集めるべきし!

▲日本の民主主義が成熟しない根本原因は、議員が税金で身分保障されているからだ!
▲「政治の職業化」が住民の行政への参画の意欲や機会を阻んでいる!

▲中小企業の人の平均年収と同じくらいのサラリーでいいという人が議員をやれば、
 「あんな給料でこれだけやってくれるなら」と、議員への寄付も集まるようになる。

▲議員をボランティア化すれば、個人献金はおのずから集まる。
▲報酬を減額されれば、議員も遊んでいられず働くようになり、税金の効率的な使い方に
  目を向けるようになる。

▲日本で個人献金が根づかないのは、国民が既に税金で払っちゃっているから。
(議員の給料も、政党交付金も税金)個人献金まですれば、二重払い、三重払いにな
  ってしまうから。
  外国では議員が商売として政治をやってるのじゃないと知っているから献金する。
▲日本の議員の給料は世界一高い
                 ・・・・等々。
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 この冒頭投稿の最後に、かつて「庶民がナチスに熱狂した」ことについて触れておきます。http://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-1115.html
     ↓↓↓
   ■既得権益者へのルサンチマンを利用する危険な河村たかし

   ・・・・ナチスをもっとも熱狂的に支持した層とされるのが下層中産階級の人々で
   すが、ナチスは巧みに彼らのもつ「既得権益者」へのルサンチマンをあおったので
   す。
    産業構造の変化で富や社会的地位を得たユダヤ人や組合を組織し団結して権利を
   主張できる労働者が彼らの憎悪の対象となったことはよく知られています。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
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▲竹下先生の「地方議会小選挙区論」と財務省的な財政危機煽りの2点だけは不同意です
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 戸田 E-MAILWEB  - 11/2/23(水) 17:40 -
  
 非常に素晴らしい論究をされている竹下譲(ゆずる)先生ですが、戸田としては2点だけ絶対に同意出来ない部分があったので、紹介しておきます。

1:「自治体議会の議員選挙も小選挙区制でやった方がよい」
   (本:地方議会 その現実と「改革」の方向 P223〜225)

 ■竹下先生の大きな欠陥は、社会が階級・階層に分化している事、従って2元代表制で
  選ばれる自治体議員は、居住区域のみならずそういった社会的多様性を汲み取るもの
  であるべきだ、という事の軽視である。

  たしかにイギリスではパリッシュ(日本で言えば「自治会」みたいな規模が多い)も
 市も県も、小選挙区制で選挙がされてきたのだろうが、その背景には伝統的2大政党制
 があって、政党が候補者リストを有権者に呈示して選挙戦を行っていく、という政治制
 度の継続があるはずだ。
  
 ■「その社会で一般的な思想は支配者の思想である」という言葉がある。
  選挙区で1人しか当選できない小選挙区制の致命的欠陥は、(その時代での)社会的  少数者の声を代表する議員を作る事が非常に困難であることだ。
   例えば人口10万の都市での大選挙区制で薄くても広く集票できるからこそ、反体制
  左翼でも、障害者でも、個々の職能代理者でも「市民全体の多様性の反映」として市
  議になれるが、小さな小選挙区に分割されたら、市議になる道は閉ざされてしまう。

   小選挙区制では、そういった社会的少数派は、議員を送り出そうとすれば、多数派
  住民にお願いし、その寛容さに依存し、許容してもらえる範囲でしか主張が出来ない
  事になるだろう。

2:竹下先生は、実は「土光臨調」の委員を務めたこともあり、財界主導の「行政改革」
 への(「善意」のだろうが)協力者であり、今もって「日本は財政危機だから支出削減 しないと破産する!」という財務省や財界・新自由主義論者達の主張を信じている人で
 あった。

  地方自治とか自治体財政を考えるに当たって、こういうマヤカシの論理構造の枠に縛
 られていては、正しい方向性を示すことは出来ない。
  地方自治に関して造詣が深い学者だけに、この点も非常に残念である。

 ※「財政危機論・日本破産論」がマヤカシである事については、ここでは深く触れいて
  る余裕がないので、後に譲るが、極く簡単にだけ言っておくと、
   ・日本は世界最高の「債権国」である。つまり世界最大の「金貸し国」
   ・日本の「財政赤字」は国際的には全く普通程度の範囲であり。
   ・「国債」は「政府の借金」であって「国民の借金」ではない。
     国民(その預金を活用する銀行を通じて)は国債購入によって「政府に金を貸
     している」のであって、国民が借金を背負っているのではない。
   ・しかも「国債」のほとんどは買っているのは日本の企業と個人であって、
     非常に安心度が高い。
   ・日本はギリシャなどと全然違って「自国で通貨発行が出来る国」で自立性が高い
   ・問題は、金持ち国日本の富が正しく分配されてないこと。

 とりあえず以上を指摘しておきつつ、竹下先生に学ぶべき所はどんどん学んでいきたいと思います。
引用なし
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☆心が癒される。日本に憧れ日本人を評価する中国人や韓国人ブログ日本語版を見て!
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 戸田 E-MAILWEB  - 11/2/23(水) 13:55 -
  
 生活保護問題には直接関係はないけれども、事のついでの癒しネタとして紹介します。

 戸田も結構見てしまうブログだが、中国人や韓国人に嫌悪感を持っている人ならなおのこと、こういう風に日本や日本人を高く評価して自分達も見習おうと思っている中国人や
韓国人、その他の外国人が多数いる事を知って欲しい。
 
 日本人の方が面はゆくなったり、いやそれは過剰評価ですから、と思ったりするような事も多いが(もちろん中には勘違いももあるし、批判もあるが)、こういう善意の人々の素直な文章を読めば、確実に心が癒されるよ。
 外国人が日本や日本人をどう見ているか、凄く思い白いブログ集です。

◎各国のブログから見る日本、各国のブロガーは日本・日本人をこう見る
   http://news.searchina.ne.jp/world_blog/
 その中の
◎中国ブログ http://news.searchina.ne.jp/topic/x730.html
◎韓国国ブログhttp://news.searchina.ne.jp/topic/199.html

 それらの一例を紹介↓

【中国ブログ】携帯電話から「日本人の民度の高さを実感」 02/16 14時20分
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0216&f=national_0216_109.shtml
【社会ニュース】 2011/02/16(水) 14:20
  中国では普段、バスやレストランなどの公共場所でも携帯電話の呼び出し音が鳴りひびき、大きな声で電話をする人をよく見かける。中国人ブロガーの百科全書さんはこのほど、「日本旅行で日本人の文明的な携帯電話の使用を学んだ」とする記事を自らのブログに掲載した。

 まず筆者を驚かせたというのが、地下鉄でも観光地でも、買い物のときやレストランでも、まったく携帯電話の呼び出し音が聞かれず、大声で電話をしている人もいなかったことだという。
 旅行中、タクシー運転手の携帯電話がなったが、マナーモードになっていたため、後ほどガイドに「なぜマナーモードなのか?日本に到着して以来、まったく呼び出し音を聞かないのはなぜか?」と尋ねたところ、ガイドは「日本人の『他人に迷惑をかけない』という習慣だ」と答えたと紹介。

 筆者はガイドの答えに驚き、非常に感激したという。
 その後、「注意して見てみると、地下鉄の車内には携帯電話の電源を切るよう促す案内があった」とし、「これは心臓のペースメーカーが影響を受けないようにするためだ」と、ガイドから聞いた話を紹介した。

 最後に筆者は、「日本旅行では、耳障りな携帯電話の音でわずらわされることがなく、日本人の文明的な携帯電話の使用に感激した」と述べ、中国でも同じようによく携帯電話を管理して、通話時の声を小さくし、文明的な使用ができれば、生活はどんなにか良くなるだろうと語り、いつの日かそうなることを望むと語った。

 また、ブロガーsuper_woman(ハンドルネーム)さんも、「数年前、日本にいる娘に会うために日本を訪れた際、電車内で携帯電話で話をしている人がいなかったことに驚いた」と語る。
 さらに、あとから知ったことだがと前置きしたうえで、「日本人は他人に迷惑をかけないよう、電車内では自発的に着信音を切り、メールでコミュニケーションをとっていた」と紹介。

  続けて、「公共の場所を静かな環境に保つために着信音を切る日本人の行動に、心から民度の高さを感じた」と感嘆(かんたん)の声を綴った。(編集担当:畠山栄)
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【中国のブログ】中国人が見た日本人「悪い人間ではない」
【コラム】 2009/03/27(金) 10:17
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0327&f=column_0327_005.shtml
  国家間のイメージには様々なギャップが存在する。日本と中国は互いに近い国でありながら、そのギャップは大きいと言わざるを得ない。このブログは日本滞在と日本人との付き合いを通じて感じたギャップを綴ったものである。以下はそのブログより。
---------------------------------------------------------
 日本に来て以来、日本人との付き合いも出来た。
 日本人との付き合いを通じて感じるのは、中国にいた時に聞いていた日本人のイメージと異なるということである。
 日本人が大好きというわけではないが、日本人は一般的な中国人が思っているほど悪い人間ではない。

 来日当初、縁あって歯科医で治療器具の消毒をするアルバイトに就いた。歯科医院には4人の歯科助手がいたのだが、仕事に関係のないこと以外はほとんど喋らない人や私とは会話をしない人などがいて、最初は見下されているのかと思っていた。

 しかし、時間が経つにつれて分かったことは、ほとんど喋らない人はもともと喋らない人であり、私と会話しなかったのは単に言葉の壁があったからであった。
 この歯科医院でのアルバイト中に知り合った50代の日本人女性とは非常に深い縁を結ぶことが出来、彼女は私の「日本でのお母さん」だとも言ってくれているほどである。

 また、接骨院でのアルバイトでも、周りの日本人から日本語や按摩の仕方、多くの面倒を見てもらった。
 当時の私は日本の習慣を理解しておらず、中国人としての習慣で日本人と付き合っており、とてもわがままだったと思う。それでも同僚の日本人たちは容認してくれたのである。人間関係は非常に良好で、仕事も非常に楽しかった。

 そのほか、日本ではタイ人や台湾人女性と知り合ったのだが、外国人のほうが中国人を見下しているようであった。
 台湾人女性の大陸の中国人に対する話し方はあからさまに見下しており、さらには「あなたたち中国人は〜」「我々台湾人は〜」と言うのであった。

 日本に来て気付いたのは、中国人に対して敵意をむき出しにするのは日本人以外の、
一部の外国人であるということだ。
 私は日本人が中国人に対し、「反感」や「見下す」といった態度を直接表しているのをこれまでに見たことがない。
 我々中国人が露骨に喜怒哀楽を表情に出すのと反対に、日本人は自分の感情をあまり表に出さないというのも関係しているのかもしれないが。

 我々は中国の現状を誰よりも良く知っているくせに、それを他人に指摘されると怒り狂ってしまい、だから何時まで経っても過去の同じ話題に固執するのである。
 中国から出て、国外から中国を見ることによってこそ本当の愛国とは何かを知ることが出来るだろう。
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【韓国ブログ】ミニスカートで自転車…日本の日常風景に衝撃!
【社会ニュース】 2011/02/06(日) 15:06
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0206&f=national_0206_077.shtml
 ブログで“日本で経験した文化的な衝撃”について紹介している韓国人ブロガーのJヒメ(ハンドルネーム)さんは、衝撃を受けたことの中でも、特に「ミニスカートで自転車に乗る女子高生」の姿に驚いたと語る。

 「日本人は自転車によく乗る。自転車はエコロジーで、交通費もかからず、ダイエットにもなる交通手段。細い路地も走れるし、利用時間や出発時間も自転車の持ち主が決定できるという魅力を持つ」と自転車が優れた乗り物であることを説明。
 だが、短いスカートをはいた女性が自転車に乗る姿は、多くの韓国人が衝撃を受けざるを得ない光景だろうと指摘する。

 「多くの韓国人は文化的衝撃と、緊張感、妙な好奇心、さらに心配が交じり合った変な心理状態になる。ミニスカートで自転車に乗る女子高生をよく見かけたが、堂々と乗っていた。気を遣うのではないかと思ってしまう」と述べる。

 Jヒメさんは日本の友人に「ミニスカートで自転車に乗る女子高生」についてたずねたところ、「よく分からない」と無関心だったという。
 「他人の人生や姿や行動に無関心なのが、日本人らしい。
 だから日本は韓国よりも多様性が存在する国なのかもしれない」と考察した。

 韓国人ブロガーの月光の香り(ハンドルネーム)さんは、「日本では子どもからお年寄りまで自転車を愛用している」と韓国にはない日本の自転車文化について紹介する。

 「日本は交通費が高いので、自転車は必需品。韓国は歩道も車道も自転車では走りにくいため、乗る人は少ないが、日本は快適に乗ることができる」と説明。
 「日本では自転車が生活の一部となっているので、短いスカートやズボンをはいても恥ずかしがらずに乗っている」とし、「男性には幸せな国かもしれない」と述べた。
(編集担当:新川悠)
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【韓国ブログ】バスや地下鉄で日本のマナーを実感「秩序があって静か」
【社会ニュース】 2010/09/19(日) 11:14
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0919&f=national_0919_058.shtml
 日本ではバスや電車を利用する時、マナーモードに設定するか電源を切って乗車するのがマナーとなっている。当然、車内では携帯電話の通話も禁止されている。
 韓国のブログ「Joshua&Bobe」は、日本の静かなバスや電車の車内と、騒がしい韓国の車内について比較している。

 筆者は、韓国の車内は携帯電話の発信音が鳴り響き、携帯電話で通話をする人も多いとし、しかも、通話する時は大声で話したり笑ったり、中には悪口を混ぜながらケンカ口で話す人など、その騒がしい車内の様子はにぎやかな市場と何ら変わらないと指摘する。

 筆者はその反対例として日本を挙げ、「日本人は乗車前に必ずマナーモードにするか電源を切る」「電話がかかってきても絶対に通話せず、緊急の時だけ次の駅で降りて通話し、その後再び乗車する。
 新聞も小さく折りたたんで読む」など日本の車内マナーについて紹介。
 このようなマナーは、周りに迷惑をかけないための配慮であるとし、韓国はこのような日本の車内マナーを学ぶべきであると主張している。

 また、日本を1週間観光で訪れたという韓国人ブロガーの「csyupeu」氏によれば、バスや電車を利用する時に、日本人の秩序を守る姿が印象的だったという。
 「バスや電車に乗車する前は必ず列を作る、エスカレーターでは先に進みたい人のために片側を空けて立つ、『すみません』と謝るなど、自然とそのように行動しているのを見て、とても勉強になった」と述べる。

 筆者は1週間の滞在であったが日本のエスカレーターマナーが身に付いたとし、韓国に帰国してからも、ひとり日本のエスカレーターマナーを続けているのだとブログにつづった。(編集担当:新川悠)15 hits
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↑一部訂正して再投稿:母子加算と障害加算は合算されず「4万円」に該当するもの無し
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 戸田 E-MAILWEB  - 11/2/23(水) 13:48 -
  
 さっき門真市役所の生活保護課から電話があって、職員が推測で語った説明の一部が誤
っていたので訂正するとのこと。

 要点は、
   生活保護では「母子家庭加算手当」と「障害者加算」が合算される事はなく、両方
   に該当する人の場合は、どちらか高額な方の加算に一本化される、
ということです。

 ▼事実違いがあったので、削除した部分 ↓↓↓

   推測では、もしかしたら母子家庭加算手当(2万円台)と障害者手当と合わせると
  4万円に近い金額になる場合があるので、それに該当する人の場合と勘違いされたの
  ではないか、という事だった。 
   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 さらに追加説明すると、
1:生活保護のいろんな加算をどう使っても、「4万円」という加算は存在しない。
  (子沢山な母子家庭の母子加算でも2万円台)

2:中国残留孤児帰国者への生活支援のお金は生活保護と別に出されているが、それはそ
 の本人や配偶者にしか出されず、みな高齢で、その該当者は門真には僅かしかいない。
  そのお金を「生活保護の増額」と勘違いした人がいるのだろうか?

3:家賃や家族構成の違いによって生活保護の支給額は世帯毎に違うが、それを「日本人
 と中国人(外国人)との違い」と勘違いした人がいるのでないか。
  「4万円の差」は、あったとしても、そうした違いによるものとしか考えられない。
  生活保護制度では、日本人と外国籍住民を区別した扱いはしない。
  ましてや「外国人を優遇する」とか「中国人を優遇する」とかはあり得ない。
引用なし
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●「外国人には生活保護4万円上乗せ」という民族嫌悪感情煽るデマ糾弾!(門真団地)
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 戸田 E-MAILWEB  - 11/2/23(水) 13:43 -
  
 昨日、戸田の知人から「門真団地では中国人とのトラブルが絶えない」という話を聞いた時に、その人が中国人を意図的に「シナ人」と呼んで「シナ人の奴らは・・・」という差別嫌悪感情を露わにしながら、「日本人より外国人の方が手厚く扱われている」と言い出し、「生活保護だって外国人には月4万円上乗せされている」、という事まで言い出した。
 ほんとんどザイトク会の排外主義・デマ宣伝と同じである。

 戸田が「いくら何でも、そんな上乗せはあり得ない」と言っても、「いや、自分は門真団地あたりの自治会で苦労している人から直接聞いたから間違いない」、「門真団地の中国人の事を詳しく知っている人から直に聞いたのだから間違いない」、と言い張る。

 生活保護費を算定する時に、「在日外国人だから」という理由で上乗せする事など、制度の趣旨からしてあり得ないことだが、何かの特殊事情を考慮しての手当でもあったのかもしれないと思い、市役所の生活保護課に電話して確かめた。

 結果は、やはり「外国人であるが故に手当」など存在しない事はもちろん、(中国残留孤児の家族であるとかの)渡日した時の事情を考慮した手当も、生活保護制度には存在しない事が改めて確認された。

 (※ここの「職員の説明では、・・・」の部分に誤りがあったので、2/23に削除) 

 国ー府によって中国残留孤児家族の受け入れ先のひとつに指定されたために、中国系住民が増えた門真団地では、住民自治会や行政の努力にも拘わらず、ゴミ出し・騒音などマナーや生活習慣の違いなどから、いろんなあつれきが絶えず、地域の運営がうまくいっていないとか、トラブルを嫌がって出ていく日本人が増えているとか、いろんな難しい問題がある事は確かだが、こんな「在日外国人特権のデマ」を吹聴して外国籍住民への嫌悪感が煽られているとは驚いた。

 どこの自治会の人間か知らないが、「外国人に生活保護費を上乗せしているからケシカラン」と感じたのなら、市役所に電話してなぜ確認をして文句を言わないのか。
 市役所に電話一本していれば、それが勘違いである事がすぐ分かったはずだ。

 また、「自治会の人からそう聞いた」から、と憤っている知人にしても、それがケシカランと思ったのなら、なぜ市役所に電話して事実を確認しないのか。
 
 だいたい、常識で考えて、「在日外国人には生活保護費を上乗せする(4万円も)」なんて、どんな理由でそんな法的必要性が成り立つのか、成り立つはずがない、という事は誰でも思うはずではないか。

 ところが、外国人に対して、正確には外国籍住民に対して差別感や嫌悪感で頭が一杯になっている人には、そんな常識さえ思いつかない。市役所に電話して問い合わせることさえ考えつかない。

 自分の中の「外国人が不当に優遇されている(日本人が冷遇されている)」という妄想
にそれが合致するものだから、「ああ、やっぱり」とだけ思い込んで、他人に次々とそのデマを吹聴して差別嫌悪感情を広げていくのだ。
 それも、自分を一般の日本人が知らないでいる事実を知っている「事情通」だと思い込みながら・・・・・。

 この知人には、早急に事実を伝えるとともに、こういうデマをまき散らしている事を厳しく咎めたいと思う。
 また、行政や議員の側からも(門真団地周辺は、「市議会議員の密集地」でもある)住民への正しい啓発をしていってもらいたいと思う。

 それにしても、普段はまともな人であっても、差別感情は人間を醜くする。
 門真団地周辺のある店に行った時、そこのママさんが「門真団地の中国人の奴らは・・・・」と(他人からの伝聞で知った)いろんな迷惑行為を口を極めてののしるので、驚いた事があった。

 顔立ちの整ったママさんだったが、中国人全体への差別嫌悪感情むき出しで語るその表情は、とても醜かった。
 「ああ、差別って人間をこんなにも醜くするんだな」、と改めて思ったものだった。

 たしかに中国系住民にも改めてもらわねばならない事も多々あるだろう。
 しかしそれは、決して「そもそも中国人という奴らはろくでもないやつらだ」と罵る事で解決するものではなく、中国系住民と話し合いや交流のパイプを作って啓発し、中国系住民の中に地域のリーダーを育成していく中で改善を図るしかないことだ。

■中国系住民が多くなった門真団地で、今回分かったような「外国人特権デマ」がまき散
 らされているようである事は、「危険な兆候」だと憂慮せざるを得ない。
  中国系住民との融和・共存共栄を進めて対立構造を解消するようにしていかないとい
 けない。 
  
 戸田としても、議員に復活した折りには、この問題についても取り組んでいこうと思う。
 (議員時代は、遠く離れた地域で、基本的に日中友好の創価学会や共産党、その議員な
  どが多い地域だから、そこの地域事情に自分が深く首を突っ込むのは実質無理だし、
  という気持があったが・・・)

 まずは社会学的な視野に立って地域のいろんな人に話を聞いて、問題の構造を把握して
 解決の処方箋を住民各層や行政側と(周辺の議員とも)一緒に考えていきたい。
  自治会役員、学校や保育園の先生、子供たち、日本人住民、中国系住民、教育委員  会、門真市の種々の担当職員、こういう問題の専門家、多文化共生の運動に取り組んで
 きた人達、通訳、警察、消防、大阪府、等々。(今すぐは全然動けないけれども)
18 hits
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■支持母体である創価学会も、こうあるべきだと思った。
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 ゆうすけ E-MAIL  - 11/2/23(水) 2:48 -
  
まずは、竹下先生の話。(要旨)

「地方議員の皆さん方に自覚をしていただきたいのは、地方議会というのは、実行しようと思えば何でもできるということです。実際に議員が実行しようと決意すれば、何でもやれるということです。法律や制度に拘束されていないのが地方議会議員です。

 たとえば、教育委員会で何か決めようとします。小学校や中学校の図書館を地域に開放しようとします。地域の子どもたちの集まりの場として小中学校の図書館を活用しようと提案します。自由な集まりにしよう。
 子どもがどんなに騒いでもいい。本をどんなに読んでもいい。さらに本をなくしてしまってもかまわない。本を紛失しても金額はたかが知れているじゃないかと提案します。開放することで、まずは図書館に関心を持ってもらって、後々子どもたちが本を読むようになると提案し、その方向で取りまとめるように教育委員会の事務局職員に指示します。

 議員の第1の任務というのは、住民の代表として行動することです。住民の代表として、住民のためになる行動をする。住民の意向を受けて、その住民の意向を実現し、住民のためになることを行動する。これが地方議員の任務です。
ですから、先ほどの図書館開放の例で説明しますと、住民全体のためになるのであれば、
地方議会で議論し審議することができます。権限はなくても、議会で審議をして、小・中
学校の図書館を開放しようではないかと議決できます。これは大きなアピールになる。議
会の議論を公表で行えば、教育委員会の事務局としても従わざるを得ない。住民全体のた
めになることと決まったわけですから。学校としても従わざるを得ない。色々な背景をも
っている議員さんが議論して決めたわけですから。

 もちろんそのときには、いろいろ行政からの抵抗は予想されます。でも、議会は素知ら
ぬ顔で、どんどん決めていけばいい。ただ、それには住民の支持が必要です。常に住民と
連絡し合うという関係が必要です。■いま多くの地方議会の実態は、住民から離れて、議員だけで決めています。これは問題です。もっと住民と議会がお互いに連絡を取りあうような形でなければ、真の住民代表になりません。その方向で地方議会の改革は進めていく必要があるのではないかと考えています。

 
  【学会で行っている支援協議会もこうあるべきである】
 
 竹下先生曰く、「議会というのは、いつも議論をするところである。イギリスの議会はたしかに議論をします。議論をするから、その中でメリットもデメリットも全部浮上してくる。全部浮き彫りになってくる。その上で最終的に物事を決定するから、議会制民主主義のほうがいいと結論付けた」。

 ■支援のため、地区単位で協議会を行っているが、議論なき会合で、やることと言えば日程の確認、(へたをすれば、これだけで終わり、会合を消化するだけが戦いと勘違いする)。戦いの流れ、そして、報告日にはF数のとりまとめ、等々。納得いかない打ちだしがあって、意見しようものなら、議論ではなく、説き伏せられ、私からすれば、悶々として終わる。学会が仏法民主主義の世界なら、せめてイギリス議会のように、一つの戦いに議論をして、メリットもデメリットも浮き彫りにすれば、最前線がどれほどいきいきすることかと思う。

 Fの報告は、前回参議院選挙では、取らなかった。それが、のびのびと動ける要因でもあった(実際はBでは取っていたが)。それが、地方選で又しても、報告に時間を割いてしまっている。最前線の議論で方針は変えることはできないと思っているし、議論しようとなれば、文句と愚痴であるとしか採られないのが、今の学会であると私は思っている。

 そのくせ、市全体の会合となると、○○は名前が浸透していない、誰々に弾き飛ばされ厳しい。4年前からすると、活動家が減っている、等々、重たい話に生命がよけいに重たくなる。厳しいのはそういう幹部の姿勢であると思う。そして、いつも聞くのは、エピソード、こういうことがあり戦いの突破口を開けたと、”トリビアの泉”ともいう話を並べるのはどうかと思う。候補に実績があれば、それが突破口ではないか、と思う。
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◎考えさせられる意見いろいろ:名古屋市の議員報酬検討会議準備会報告へのコメント
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 戸田 E-MAILWEB  - 11/2/22(火) 13:13 -
  
 自民党の名古屋市議の人ですが、「横井利明オフィシャルブログ」の2011年1/27記事
●議員報酬検討会議有識者委員との懇談会0022議員報酬検討会議・準備会が開催された。
    http://blog.livedoor.jp/minami758/archives/1664282.html
に付けられたコメントに、なかなか参考になる意見や情報があったので、抜粋紹介します。
(抜粋しても分量が多いですが、真剣に考えている市民の意見として、ぜひご覧下さい)
        ↓↓↓
2. Posted by コアラ 2011年01月28日 00:58
 議員報酬が800万円でも仕事をしなけりゃ税金の無駄遣い。報酬が1400万円でも100
億円の効果を上げれば市政にとってプラス。河村市長やサポーターズの議論を聞いていると、ろくな仕事をしないことを前提に議員報酬を論じているが、そんな議員なら 800万円でも無駄だ。
 こうして考えると、議員報酬を検討会議で決めるのは難しい。やはり議員ごとに働きぶ
りを見て報酬を決めた方が妥当性がある。

6. Posted by モグラー 2011年01月28日 06:19
 5 「議員ごとに働きぶりを見て報酬を決めた方が妥当性がある。」(2.コアラさん)
「よく働く議員には高額報酬、ダメな議員には無報酬かな?」(5.ホットケーキさん)
という御意見がありました。
 基本的な考えはすごく賛成できるのですが、具体的に
「誰がどのように評価するのか。」
「評価基準をどうするのが適当か」
「評価される仕事だけしかしない人を優遇してもいいのか」
などの問題が予想され、現実的には「評価」→「報酬」とするのは難しいと思っています。

 民間でも人事評価制度を取り入れているところがあありますが、うまくやらないと、
上司(評価者)の顔色うかがいやご機嫌取りの上手な人が高く評価されてしまうという問題が多いとも聞いています。
 一見、評価制度は平等に見えても、仕事の質を歪ませる(個人評価につながらない「縁の下の力持ち」的な仕事はやらない)ことがあるようです。

 議員評価にしても、見える部分だけで評価をすると、「何をやっているか分からない」→「議員いらない」→「リコール」という流れと本質的に変わらなくなってしまうような気がするのです。
 何も評価しないというのは論外としても、評価制度だけで議員活動を評価するためには、評価者の資質(広範な知識、経験やバランス感覚)の確保や評価基準の設定をしっかりやる必要があると思います。

7. Posted by ニコニコ 2011年01月28日 06:58
 議員が魅力ある仕事であるなら相応の報酬が必要。・・・・
 自分の仕事にプライドと覚悟のある人なら報酬は必要。
 議員の地位と報酬が欲しい人ならボランティアではやらない。
 一度800万でやってみれば選別ができる。それから市民が決めれば良い。・・・

9. Posted by さそり座 2011年01月28日 07:26
 働きぶりによって議員報酬に差をつけるなんて不可能。いくらにするにせよ全員一律し
かない。
 政策の評価は有権者のモノサシによって違うからそれにより差をつけることなどできない。
 また、A区の議員は当選回数が多いから多くB区の議員は新人だから少なめになどというわけにもいかない。
議員の間で報酬に差をつけるなどという議論自体、各議員に一票を投じた有権者をバカにしている。

 議員の評価の手段は選挙しかないのです。
 私達有権者が日頃の議員活動をよく見ていて審判を下すしかない。
 議員は4年後の再選が保証されていない「非正規雇用」です。

 いい加減、下らない議員報酬論議にさっさとけりをつけて、雇用や福祉対策に本腰を入
れてもらいたい。

10. Posted by モグラー 2011年01月28日 07:41
 ・・・最終的には、個別の議員の報酬を決めるのは難しく、選挙で判断されることになろうかと思います。それが最善だとは思っていないのですが。

11. Posted by 一港 2011年01月28日 07:53・・・・
 首長・議員は選挙によって選出される、ということを忘れてはなりません。原則4年毎に、必ず「ガラガラポン」です。
 仕事をした者は当選し、そうでない者は落選します。
 当然、選挙権を有する者の見識も問われます。

 何もせずにただ「議員が何をやっとるか知らんがやー」では、有権者としての責務を果たしていないでしょう。
 名古屋市議会報酬検討会議で、「議員活動が見えないと言われるが、見ようとしない市民が多い」という意見が出たそうですが、正に正鵠を得ていると思います。
 歴史は、市民が選挙権を得るために、市民の血が流されたことを、教えてくれます。政治権力が暴走しないように、監視し、選挙権を行使する。これが市民の責務でしょう。

12. Posted by うんざり 2011年01月28日 08:00
 「一度800万でやってみれば選別ができる」
 ニコニコさん、くだらない議論はよしてくれ。議員報酬800万なら手取り11万〜12万
だよ。
 やる気がなくて報酬だけ欲しい議員か、議員の仕事自体をよく理解していない素人議員
か、カネに全然困っていない道楽議員か利権誘導議員だらけになり、有能な人ややる気が
ある人がそれまでの職を捨てて応募しなくなる。
 一度やってみている間に失われるものの方がはるかに大きい。

 大体、議員の仕事内容より報酬の方ばかりに関心が向く一部の市民は、報酬をいくらに
しようが文句をいい続け納得することなどなかろう。
 選別は報酬でなく政策でやってくれ。

13. Posted by あんかけスパ 2011年01月28日 08:20
 議員報酬は政治活動の自由と自立性を担保するものだから、まず初めに一律いくらにす
るという(充分な)金額が保証されていてはじめて、各議員はそれをどう有効に使おうかあれこれ考えることができる。

 議員の仕事ぶりの評価はその成果に対してのものだから、まず充分な報酬を保証することこそ必要。
 議員の働きぶりによって報酬に差をつける第三者による評価機関を設けたらその機関のメンバーが、有権者の審判を経た市議会より優位に立つことになり、議会制民主主義の原則に反する。

14. Posted by グリグリ 2011年01月28日 08:44
 名古屋市の議員は、専業でないと難しいようですが、小さな市町村は、兼業でも十分務
まるようです。名古屋の議員報酬検討方式が、全国に広まるように成功を願っています。

15. Posted by 遠いところ 2011年01月28日 10:58
 ・・・それにしても何で800万円と言って騒いでいるのかその根拠とか真相が全くわかりません。

16. Posted by ジェニファー 2011年01月28日 14:36
 議員さんの報酬をサラリーマンの年収と比較してはいけないという事を知ったのはごく最近でした。
 ・・・・実際議員報酬のうち生活給になるものは全ての議員さん平均でどれくらいなのでしょうか?

17. Posted by おサイフ 2011年01月28日 15:51
 国民健康保険と国民年金は、個人事業主と同じで振り込まれた議員報酬から自分で支払
っているみたいだから、議員報酬分からの生活給は、今は29万円くらいじゃないかな?
 ただ、これは何もしない議員の生活給だと思います。

 仕事熱心な方は政務調査費を使用するから、按分して自己負担分が発生して、20万円くらいになるらしいよ。
 議員活動によって変わってくるからヨコイさんに平均と聞いても困るんじゃないのかな?・・・・

 議員活動をやればやっただけ生活給が少なくなる報酬体系だから、私は、市政報告書も何も作成しない議員がちょっと許せないのですけど
 全国初の議員報酬検討会が開催されたから、今後の動向を見守りたいと思います。

18. Posted by 愚民 2011年01月28日 15:54
 昨年9月30日付のこのブログ「市長給与と議員報酬」及びコメントにもあるように、少
なくとも専業議員にとっては生活費にあてられる費用は限りがあり、よほど蓄えがある人以外は苦しいと思います。

 兼業議員については個人差が大きいと思いますが、先日発表された議員報酬800万を主
張される減税日本の立候補予定者の方々は民主や自民に負けず劣らず自営業や会社役員の
方々が多いようなので、率先して総収入を明らかにしていただきたいと思います。

 なお、従来の議員報酬は市長の諮問機関が決めており、決して市議会がお手盛りで決めていた訳じゃない。今回設置された検討会議は条例に基づき市議会が設置したものですが、野中さんだろうが誰だろうが結局、常識的に見て妥当な水準に落ち着くと予想します。
 元々、河村市長がマニフェストにも書かれていない議員報酬半減を突如持ち出したのは、市議会との争点づくりが狙いですから。

20. Posted by 無名人 2011年01月28日 16:17
 議員の収入について考える際に重要なのは政治献金。
 河村市長は元々資産家のうえに数千万円の政治献金を集める力がある。
 市議の報酬を下げたら政治献金の集金力の差が市議間の格差を拡大する方向に働く。

22. Posted by 無花果 2011年01月28日 18:33
 5 応募される方はヒトの話の聞ける方にしてほしいと思います。自分の意見を持つことは大切ですが、人の話を全く聞く気がありませんでは成立しません。
 最初は自分の意見を主張していても他人の話を聞いて考えることのできる人でなければここでのアラシ目的の変な人と同じでいい結果は得られないと思います。

24. Posted by イチ読者 2011年01月28日 20:52
 当ブログ今月11日付「『徹底討論2.6ナゴヤ住民投票』に参加して」でも紹介された中日新聞社主催シンポジウムにおけるパネリストのひとり竹下譲・四日市大学地域政策研究所長(日本に初めてマニフェスト選挙を紹介した学者)の発言の一部要旨
   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 英国では20年前まで地方議員はボランティアで、生活保護をもらっている人も多かった。貧しい人も議員になり、パートタイマーで働きながら、無報酬で議員をしていた。
 貧しい人の方が有権者の意見を理解できるので、発言が重みを増し、議会の中心的役割
になって、多忙になり、議員のなり手がいないという現象も起きた。

 そこで議員にも報酬を払おうということになり、この10年で議員報酬がアップして安定してきた。
 ロンドンの議会は5万3千ポンドで、日本円で700万円ぐらい。少ないと思うかもしれないが、イギリスでは大学教授でも4万ポンドぐらいなので、議員は高給といえる。

27. Posted by 横井利明 2011年01月28日 22:07
 ・・・・5.ホットケーキさんのご意見の背景には、仕事をしていない議員がいるのではないかというご不審がおありなのではないかと思います。
 議会も襟を正して努力しなければなりません。

6.モグラーさん、議員評価はやはり自分で行いその評価を有権者が選挙で評価するというのが正しい評価ではないかと思います。
 11.一港さん、有権者が政治家を育てるという言葉を聞いたことがあります。今その言葉の意味がよくわかります。

 12.うんざりさん、800万円の報酬でいい仕事はできないと思います。動けば動くほど経
費も必要となります。報酬以上の効果を仕事であげるのが私たちの仕事です。
 13.あんかけスパさん、議員が評価委員会に迎合することも怖いですね。自由な政治活動が阻害されそうです。

28. Posted by 横井利明 2011年01月28日 22:08
 5 15.遠いところさん、市民と報酬を決めることの意味は、市民に議員の仕事を知っていただくことにあります。

 16.ジェニファーさん、多い人で20万円ほどだと思います。私の場合はボーナスは別として、月々の給料は生活費になりません。
・・・18.愚民さん、一昨年、議会が減税を認め、市長と議会の対立軸がなくなりあわてた市長が議員報酬の半減を強く主張した経緯があります。
 19.ビッチさん、「名古屋市特別職報酬審議会」は、条例に基づき設置されています。この審議会では市長、副市長の給与、議員報酬を審議するため、市長の付属機関として設置されています。人選は市長がおこないます。

 20.無名人さん、市長は資産家であると同時に、数千万円もの献金を集めています。
 先般も政治資金パーティを開催しました。お金のある人、お金が集められる人が政治家の要件でいいのかという疑問を持っています。

29. Posted by ふわとろ 2011年01月28日 22:42
 むやみに議員報酬を下げたら、「普通の人が議員に」どころか、副収入や資産のある人でないとやっていけない世界になるかもしれませんね。

 報酬が高すぎるというのならば、報酬に相応しい仕事をする人を議会に送り出せば良いわけで…。
 名もなき市民でも議員になれるという発想は悪くないと思うだけに、その方法ではなく報酬削減ばかり言うやり方はどうも違和感があります。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 ↑↑↑
 河村市長が「資産家であると同時に、数千万円もの献金を集められる人」だと知って、「ああ、やっぱりね!」。
 日本新党ー新進党ー自由党ー民主党と、ずっと政党交付金や団体献金を受けられる立場で政治活動をし、市長になってさらに献金を増えてウハウハの人間が、政党交付金とも団体献金とも無縁な自治体の無所属議員も一緒くたにして「議員はボランティアでやるもんだがや」と吹きまくる。

 「自分が献金を集められるのは自分が努力したから」、「献金を集められないヤツは努力してないのだから自業自得、議員になんかなるな」、という新自由主義的「自己責任」感覚に染まり抜いた俗物。
 これが河村市長の実態です。
自治体で懸命に頑張る議員への「抹殺者」でもあります。・・・・ケッ!
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☆共産党「府議報酬20%減で74.4万円」は適切。政務調査費は15%減の現状で目一杯か
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 戸田 E-MAILWEB  - 11/2/22(火) 12:10 -
  
 大阪府議の報酬問題については、橋下の「大阪維新の会」が「3割カットで65.1万円」
という案を議会提出し、話題を作った。(元々の93万円に対する30%カット。今は15%
で79.05万円になっている。政務調査費は元々59万円だが今は50.15万円)

  ◆各種報道では、「削減割合だけ書いて金額を書かない」、「報酬を基にした期末手
   当金額を書かない」、「政務調査費の金額を書かない」などの、議員の収入を考え
   るのには欠陥が大きい報道ばかりで、戸田としては非常にイライラします。

 名古屋みたいに「報酬半減!」では巨大都市チェック議員として余りに不適と思ったの
だろう、「3割削減」は、それなりに「いい線」を突いてきている。ウソつき橋下や看板不正常習の宮本一孝府議みたいな傘下議員の選挙向けパフォーマンスではあるが。

 これに対して、自公民は「検討中」だが、共産党府議団がいち早く対抗して「報酬20%カット」案を表明した。
 これは元々の9393万円に対する20%カットで、74.4万円にするということ。

 さらに注目すべきが、「共産党議員は、現行の15%カット金額との差額5%を法務省に供託する」とまでしている事です。
 さっき共産党府議団に電話確認したところ、報酬月額の差額(4.65万円)のみならず、
報酬を基にして算定される期末手当21.483万円)も供託する、とのこと。

◆今まで全国どこでも「報酬値上げに反対はするが実際には受け取る」対応だった共産党
 が、今回大阪では府議会でも大阪市議会でも一部自主返上=供託の手法を取った事は、
 「言行一致」として戸田は高く評価します。
◆これって、維新の会議員に対して、「あんたら3割削減を言うなら今から差額分を供託
 してみいや!」と挑戦状を叩き付けているのでしょう。これはナイス!
    
 ただ、政務調査費については現行15%減の月50.15万円、年額601.8万円は大阪府相手には絶対必要な上限額だとして、削減は考えていない、との事でした。
 10人の議員で大阪府と橋下を相手にチェックするには、そうかもしれません。
  共産党大阪府議団: http://www.jcp-osakahugikai.com/

 また、共産党のような会派議員なら、会派全体で政務調査費専門スタッフを雇って活動
する事が出来るから、1議員あたりの負担も軽くなってまだいいですが、これが無所属議員でたった1人だったら費用的にもっと大変でしょう。

 戸田としては、今の「政務調査費」の限定がちょっと窮屈で、「議員活動費」としてもっと適用範囲を広げるべきだと思ってますが、現行でも「政務調査専任」という事でスタッフを雇えるのであれば、それで頑張って欲しいと思います。
 (門真市のような、政務調査費月4.5万円=年額54万円では及びもつきませんが)

 で、共産党の「正規報酬93万円の報酬20%カット」案では以下のようになります。
  また、共産党案でを20%カット、(政務調査費は50.15万円を継続)なら、
     報酬月額74.4万円  ×12=報酬年額:892.8万円
        期末手当:74.4万円×1.2×3.85=343.728万円
                      ・・・年間報酬手当計:1236.528万円
      政務調査費月額50.15万円年額:601.8万円 
                       ・・・・・合計:1838.328万円

 現行の「15%カット状態」では、
      報酬月額79.05万    報酬年額:948.6万円  
        期末手当:79.05×1.2×3.85=365.211万円
                      ・・・年間報酬手当計:1313.811万円
      政務調査費月額50.15万円 ×12= 年額:601.8万円 
                       ・・・・・合計:1915.611万円

◆差額は年間で77.283万円 になります。
  月報酬差額:4.65で年間では ×12=55.8万円
  期末手当差額:4.65×1.2×3.85=21.483万円
          合わせると、55.8万円+21.483万円=77.283万円

 今、大阪府議の期末手当を含めた報酬が年間1313.811万円≒1314万円≒1300万円、
  政務調査費年額601.8万円を含めた年収入が1915.611万円≒1916万円≒1900万円
ですから、
 これが期末手当を含めた報酬が年間1236.528万円≒1237万円≒1200万円、 
政務調査費年額601.8万円を含めた年収入が1838.328万円≒1838万円≒1800万円

になるわけです。

 公明党はこれに対して、「政務調査費も削減」の案を出しそうです。
 「報酬」の部分では、共産党の「20%削減=74.4万円」に同調しつつ、「もっと経費削
減に頑張ってる」という姿勢をしたいのでしょう。

 ただ、政務調査費の場合、政務調査の実費支給の上限額で、「1円からの領収書」が全部必要で、用途も細かく制限されてますから、マメに政務調査をしない議員や会派にとっては(どうせそこまで労力を払って政務調査しないので)、「政務調査費が少々削られても困らない」、という感じでしょう。
 (受け取りは年4回、3ヶ月分の前払いを受け、後に精算する方式のはず)

 以前にデタラメな使い道がオンブズから指摘され、返還請求で痛い目にあった公明党や自民党にしたら、「うちは政務調査費も削る案だ。共産党はまだ厚遇温存だ」と打ち出すのは「楽して優位に立てる」いい材料なのかもしれません。

◆しかし、そういう事に対しても、今回の共産党の「うちは削減提案した分は受領辞退し
 て供託や」という行為は、非常に重みを持ちますね。
  仮に府議会多数決で「報酬20%削減・4月実施」が決まっても、「2月3月に共産党
 だけが正規報酬額の5%を受領辞退して供託した!」、という事実は残り、その点から
 維新の会に対しても自公民に対しても優位に宣伝できますから。

 ※政務調査費は、たぶん門真市同様、「1月に3ヶ月分の前払いを受け、4月中盤に向  こう3ヶ月分の前払い」でしょう。
  これだと4/1告示の府議選には政務調査費を供託するとかしないとかは、直接関係な
  いことになります。
 
◆現実の府議会の流れとしては、「報酬も政務調査費も20%削減して4月実施」あたりに
 なるような気がしますが、どんなもんでしょうか。
◆維新の会パフォーマンスの「報酬3割削減=月額65.1万円」では、政務調査費が府議の
 1/10程度しかない府内各市の議員報酬切り下げのドミノ効果を及ぼしてしまい、各市で
 懸命に行政チェックを行なっている野党的議員を苦しめ、放漫行政を助長する事になっ
 てなってなってしまうので良くありません。
  戸田も断固反対します!

■宮本一孝府議ら維新の会府議は、本気に「報酬3割削減=月額65.1万円」を言うのなら
 ば、現行15%減との差額13.95万円をすぐに供託せよ!(93万円×0.15=13.95万円)
  そんな気持ちも無いくせに、いい加減な宣伝をするな!
  看板不正常習の宮本一孝君が、月差額13.95万円
  (年間167.4万円+77.338万円=244.38万円)の受け取り辞退・供託をするかどう
 か、よ〜く見てやろうではないか!

◆共産党の「報酬20%削減」案は、結果として、政務調査費の比率を高める事になって、
 戸田としては良いことだと思います。
  「議員の生計費は行政の部課長クラスで、議員の活動費は上限月20万円くらいで領収
 書提出実費で」と考えてますので、それに少し近くなると思います。
  ↑↑↑
 「活動しない議員」は部課長クラスの生計費のみ。
 「活動する議員」には今の「政務調査費」より幅広くバイト人件費や事務所・器機、市
 民啓発宣伝費も含んだ「活動費」を「領収書提出実費」で出すようにすれば、透明性が
 確保され、その活動の公益性を検証出来るので良いと考えます。
引用なし
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▲実は戸田も府県政令都市の議員年収(報酬手当+政調費等)は議員単独では高過ぎと、
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 戸田 E-MAILWEB  - 11/2/22(火) 7:43 -
  
 戸田が1999年に門真市議になってバリバリ活動した当初から思ったのは、
▲府県議員や政令都市の議員の収入は高過ぎ、町村議員の報酬は生活すらしにくいほど
  低く過ぎ、
▲町村議員救済のために「最低賃金制度」ならぬ「議員最低収入額制度」を作るべし。

というものでした。

 2000年頃の大阪市議は、一般議員でたしか月報酬100万円、政務調査費月60万円
(この2つで年間1920万円)、期末手当年額600万円超で、合計年収約2500万円くらい、
議長ともなるとそれに300万円プラスぐらいだったように思います。
 
 門真市の議員に較べて月報酬が1.6倍、政務調査費が10倍、報酬+政務調査費の月収入
で2.4倍、年収全体では2.1倍の差がありました。(大阪府議もだいたい同じ)
 巨大自治体をチェックするのは大変な事は分かりますが、「大阪府や大阪市の議員が
門真市の議員の2倍以上働いてる」という事はあり得ないだろう、と批判的に思ってま
した。

 これと対照的に、村議会の報酬はとても低く、最も低い順では、
(1)長野県谷平村 8.48万円
(2)沖縄県渡嘉敷村 9.4万円
(3)長野県売木村 9.7万円
(4)長野県王滝村 9.96万円

となってます。これでは各種控除を引かれたら、月額手取り2万円前後でしょう。
 期末手当の額面も、×1.2×4.15ヶ月として44万円から53万円程度しかないです。
 生計費にもはるか遠く及びません。(手取りの年額が60万円くらいなので)
 これは極端な例ですが、町村の議員は月手取りが10万円台という場合が大半でしょう。

 これでは別に本業を持っている人しか議員を出来ません。「片手間議員」です。どんな小さな村でも、生活をしながら行政チェックをし学習調査をやって住民啓発や報告のための一定の費用は要るはずなのですから、小さな村でも議員の手取り年収がせめて250万円は超えるように保障すべきだと思います。

 参考までに、
◎「市議会議員になる方法」ブログの2010年11月頃の記事に以下の実例報告があります。
    http://diamond.jp/articles/-/9964 ↓
  全国平均は30万4818円、年収ベースではこれに期末手当(賞与)が加わります
  (2008年度)
    世間では「議員=高給取り」のイメージがありますが、実態は違っています。
  埼玉県和光市の例で見てみましょう。
   市議会議員の報酬月額は34.7万円ですが、議員年金の掛金と所得税が引かれますの
  で、実際の振込額は24.1万円。

   ここから国民年金と健康保険、地方税を支払うと、実際の手取額は17.7万円になり
  ます。
   実際の手取りがこの額では、月々の家賃や生活費はもちろん、議員活動を市民に報
  告するビラ・チラシ代、交通費、勉強代などの算出は容易ではありません
   (和光市の政務調査費は月額2万円まで。政務調査費については後述します)。

   同市議の井上わたるさんは拙著の中で「毎月の収支はギリギリもしくは少しのマイ
  ナスで、6月と12月に支給される年間約133万円の期末手当と確定申告の還付金でな
  んとかプラスに挽回する感じです。・・・・
   しかも、この報酬額は年齢や当選回数に関らず、全議員一律です。
   巷では「市議会議員はボランティアでやるべき」という意見もありますが、それだ
 と議員になれるのは資産家か事業家に限られてしまいます。
   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
▲さて、議員の年収は、「月額報酬」だけでは全然分かりません。
   ▲1:月額報酬×12ヶ月で、報酬年額
   ▲2:期末手当×1.2×○.○○ヶ月で、期末手当。
          4.15ヶ月とか4.05ヶ月、3.85ヶ月とか、自治体によっていろいろ
   ▲3:月額政務調査費×12ヶ月で、政務調査費年額 (これだけは非課税)

 の3種類の年額をプラスしないと分かりません。
 (さらに詳細に言えば、ほかの手当とか派遣議会報酬とかもある可能性がありますが)

  また、報酬と期末手当からは、議員年金共済(07年頃からかなり値上がりして、門真
  市議では月平均13万円ほどもの天引き!)や税・国保年金などが引かれるので、手取
  りは額面の6割程度。(単身・扶養家族なし・国保の戸田のような場合は)

 「名古屋市議は報酬年額が1600万円!」と騒がれた実態を調べてみると、この時は、
 名古屋市議:報酬月額99万円・・・・年額:1188万円
       期末手当:  99×1.2×3.35=397.98万円
                    ・・・報酬手当計:1585.98万円 でした。
  この他に、
       政務調査費月額50万円 ・・・・・年額600万円
  があるので、「額面年収」としては、総計年額:2185.98万円、 だったのです。

  河村市長が、なんで「市議の年収は2200万円だ!」と攻撃しなかったのかは分かりま
 せんが、もしかしたら名古屋市議会では政務調査費問題で改革派議員+オンブズが市民
 運動的にと守旧派議員と闘ってきていたので、政務調査費まで出すと「議員全部を悪者
 にして叩く」という「河村戦術」にとって都合悪いので政務調査費をはずしていったの
 かもしれません。
  議員側も政務調査費入れて「2200万円!」と叩かれるのも辛いから、政務調査費の
 事は黙っていたのかも。

 ※河村攻勢に押された名古屋市議会は、2010年後半に「報酬月額89万円」、「政務調査
  費月額50万円」に値下げしました。これで、↓
     報酬月額89万円 ・・・年額:1068万円
       期末手当89×1.2×3.35=321.6万円 ・・・報酬手当計:1387.6万円
     政務調査費月額50万円  ・・・年額600万円
                   総計年額:1987.6万円

              
 仮に河村市長の主張通りに「報酬年額800万円」に下げたとしたら、報酬+期末手当
合計で800万円だから、手取りが6割として480万円。
 政務調査費年額600万円を合わせると手取り1080万円。
 今の門真市議の手取り推定約600万円に較べると、それでも1.6倍。

 ただ、政務調査費600万円は生活費に使えないし、スタッフ人件費や通信費、事務所費や車両代に使うにも制限がいろいろあります。
 河村市長が主張した(そして大量の市民が熱烈賛同した)「報酬年額800万円」というと、月額報酬で50万円でしょう。(門真市議より低い)
    報酬月額50万円・・・・年額:600万円
       期末手当:  50×1.2×3.35=201万円
                     ・・・報酬手当計:801万円

 これだと月報酬の手取りが30万円を切って28万円くらいでしょう。(多くの国保年金の議員は)期末手当の手取りがたぶん150万円くらい。手取り合わせてこれで486万円くら
い。
 政務調査費を「議員活動費」として、もっと幅広く使えるようにしたらともかく、門真市議の年額報酬・期末手当の手取り約550万円よりも低い486万円では、巨大都市名古屋
をチェックする議員の生計費+政務調査費で支払えない活動費に対しては少なすぎるでし
ょう。(門真市議の場合は政務調査費が年間54万円と、名古屋市議の1/10未満だが)
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 次に大阪府議、大阪市議の現状を紹介します。(いざ調べてみると、期末手当の計算や政務調査費の最新のデータを探すのに非常に苦労して時間がかかりました)

◎大阪府議会は、
     報酬月額93万円円 年間:93×12=1116万円
         期末手当:93×1.2×4.05=451.98万円
                      ・・・年間報酬手当計:1567.98万円
     政務調査費59万円、  ・・・年間:708万円 
                     ・・・・・合計:年間2275万円 

  ただし、報酬、政務調査費については、2010年8月〜2011年4月は限定15%削減な
  ので現在は、
    報酬月額79.05万、政務調査費月額50.15万円に減っている。
  また、期末手当は2010年12月支給分から0.2ヶ月部減らされて、3.85ヶ月分になっ
  た。
  
  仮に、報酬月額79.05万、政務調査費月額50.15万円が2011年度も続くと、

     報酬月額79.05万    報酬年額:948.6万円  
        期末手当:79.05×1.2×3.85=365.211万円
                   ・・・報酬年額+期末手当合計1313.811万円
     政務調査費月額50.15万円 年額:601.8万円 
                       ・・・・・合計:1915.611万円
  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◎大阪市議は(今:2011年1月から)

    議員報酬月額97万円 報酬年額 97×12=1164万円
         期末手当は97万円×1.2×4.15=483.06円
                ・・・・・報酬年額+期末手当合計:1647.06万円
    政務調査費月額51万円 年額612万円
                    ・・・・合計2259.06万円    
 となる。↓↓
  △議員報酬10%削減 大阪市議会19議案を可決 2010年12月15日
  http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/101215/20101215025.html
  大阪市議会の11月定例会は14日、民主、自民、公明の3会派が提案した議員報酬と
 政務調査費を削減する条例改正案や「児童を虐待から守り子育てを支援する条例」など
 19議案を可決、2009年度市歳入歳出決算など報告2件を認定して閉会した。
 来月から議員報酬を10%、政務調査費を15%削減。条例の特例措置として11年4月29
 日まで実施している議員報酬の5%削減、政務調査費の10%削減を含めた数字で、
  ・議員報酬は102万円から97万円に、
  ・政務調査費は60万円から51万円になる。
 特例措置の12年3月末までの延長も決めた。
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 簡単にまとめると、2011年2月段階のままいくと、
◎大阪府議:報酬(報酬年額+期末手当):年間1313.811万円≒1314万円
      政務調査費年額:601.8万円 
              ・・・・・年収合計:1915.611万円≒1916万円

◎大阪市議:報酬(報酬年額+期末手当):年間1647.06万円≒1647万円
      政務調査費年額612万円
               ・・・・年収合計:2259.06万円≒2259万円
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引用なし
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★「想像を絶する」英国流:極小自治体・全世帯に事前に議案配布、住民も審議参加で!
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 戸田 E-MAILWEB  - 11/2/21(月) 20:09 -
  
 イギリスの地方自治の専門家、竹下譲(ゆずる)先生の本を読んで、イギリスの自治体・議会の実態が、日本人からすれば想像もできない程に違う事に驚き仰天しました。
 極く端的に示せば、こういう事です。

■1:イギリスの自治制度は、「カウンティ」(県)・「ディストリクト」(市)
  ・「パリッシュ」 (町村)の3層制になっている。
   (「パリッシュ」は教会の「教区」が起源になっているらしい。ウェールズでは
    「コミュニティ」と呼ばれている。)

■2:イギリスの地方自治体の基盤は「パリッシュ」と呼ばれるもので、英国人は「タウ
  ン」や「ビレッジ」とも言う。
   日本の「町・村」に相当するが、人口500人前後(「世帯」じゃなくて「人口」
  が!)のものが大多数。(!)
   数千人とか1万人を越える大規模パリッシュが「タウン」で、それ未満が「ビレッ
  ジ」(門真市で「人口500人前後」と言えば、中町:698人、桑才新町327人など。
     人口3477人の新橋町などは「パリッシュ」7つ分だ!)

■3:例えば人口約11万人のウインチェスター市(ディストリクト)内に50近いパリッ
  シュがあり、それぞれのパリッシュ議会が住民の意向をまとめ上げ、それを市や県  (カウンティ)に伝えている。(→1パリッシュ平均2200人)
  ◆人口13万人のウインチェスター市議会の議員定数は57人!
     (人口13万人の門真市は22人だけだが・・・)

■4:そのパリッシュごとに議会が設置され、人口500人前後のパリッシュでも議員は
  5人〜9人ほどいる。
  (門真市の445人の中町に単独で議会があって議員6人、327人の桑才新町にも議会
   があって議員5人、と考えてみれば、日本との違いの大きさが分かる!)

■5:ウインチェスター市の例(1パリッシュ平均2200人)からすれば、人口13万人の
  門真市なら59パリッシュ!
   「人口500人前後のパリッシュでも議員5人〜9人」だから、2200人のパリッシュ
  なら、議員数が最低でも10人はいるはず。(実際にはもっと多いだろう)

  ◆とすると、イギリス流ならば門真市ではパリッシュ議会の議員だけで590人!
  ◆これに「門真ディストリクト」(市)の議員(人口11万人のウインチェスター市で
   市議57人だから、最低想定でも60人!)を加えただけでも650人!

  ◆本当は、これに「門真ディストリクト」(市)が属する「大阪カウンティ」(県)
   への選出議員も加えないといけないが、イギリスでウインチェスター市が属する
   カウンティ(県)議会への議員選出数が分からないので、その分は略するが、要す
   るに、イギリス流地方自治では、「門真市の人口規模の地域には地方議員は660人
   を優に越える人数がいる!」ということだ。

■6:パリッシュ(町村)議会の議案は、議員に渡すだけでなく、議会の1週間ほど前に
  住民全世帯にも渡される!! 全世帯に議案書配布!
   住民はその議案を読んで議員に意見を伝えるだけでなく、議会に出席して意見を述
  べるのが普通である! 住民が採決に加わる議会さえある!

  (パリッシュより規模の大きいカウンティ(県)やディストリクト(市)の議会でも
   議会の前に「全世帯配布」かどうかは不明だが、住民に議案が示され、住民や他議
   会の議員が発言できる事は変わりない)
   
■7:夜間開催議会が多いのは、事前に議案を知って意見を持っている一般住民が参加し
  やすくするためであり、日本のように議案の事前配布も受けず、議会で発言も出来な
  い市民への単なる見物傍聴のためではない。

■8:パリッシュ(町村)であれカウンティ(県)、ディストリクト(市)であれ、
  議会では議員どうしの丁々発止の議論が闘わされた上で採決が行なわれる。

■9:「パリッシュ」より上のカウンティ(県)、ディストリクト(市)の議員だけで、
  人口約6000万人のイギリスで約2万3000人の地方議員がいる。
  ◆いわば「都道府県と大中都市の議員だけでも人口2600人に1人の議員」であり、
  日本の「都道府県市町村の全部の地方議員合わせて3333人に1人の議員」と較べて
  地方議員数の多さは日本と隔絶している。

 ※人口11万人のウインチェスター市議会の議員数は57人らしい ↓
http://translate.google.com/translate?hl=ja&la【URL短縮沸:C-BOARD】t
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・・・・↑以上見たようにイギリスは、

A:「門真市人口規模の所に(選出府議該当分を除いて)地方議員が650人もいる」
 (!)くらいの、地方議員人数の圧倒的多さ。
   (13万人都市なら、パリッシュ議員最小推定590人、市議60人)

B:住民自身も議案配布を受けて議員と同じような情報と発言権を持って議会に臨む。

・・という社会制度の中で、「議員は基本的に名誉職で低報酬」とされてきたのであり(たしかにこんなに議員が多くては議員に報酬を出すのは予算的に無理)、それでも近年は(パリッシュより上の議会だろうとと思いますが)地方議員の報酬がどんどん上げられているのです。

■こういう社会状況を知らずに(無視して)、「イギリスでは地方議員は名誉職で基本無
 報酬だ!日本も無報酬にしべきだ!」と言い募ることことが、如何に間違いであるか、
 筋違いであるか、明らかでしょう。 
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 以下には、より詳しく知ってもらうために、竹下先生の説明を示します。
 地方議員の人数・報酬の事だけでなく、イギリス流の「議会制民主主義」が、実は「直接民主主義に近いもの」であり、日本の議会民主主義と大きく異なっている事を押さえて下さい。(戸田も、ここまで違うとは想像もしてませんでした)

<市民が議会で議論するイギリスの地方議会>
  http://www.tkfd.or.jp/admin/files/%5B1%5D.pdf
竹下:
  民主主義には、間接民主主義と直接民主主義と二つあって、議会制民主主義は間接民主主義に属するという議論があります。決してそうではないというのが私の発想です。
 私は42 年間ほどイギリスの政治を研究しています。イギリスの本もいっぱい出しています。
 イギリスは議会制民主主義の国としてよく知られています。が、同時にまさに直接民主
主義の国です。間接民主主義の国ではないです。

 イギリスでは、議会制民主主義が直接民主主義を補足するものと考えられています。
 ただ、たぶん皆さんの多くが考えている直接民主主義とイギリスの直接民主主義の概念
はまったく違うと思います。
 多くの皆さんが考えている直接民主主義とは、住民が直接物事を決定するということだろうと思います。しかし、イギリスではそうではありません。
 そういう住民投票をするということもごく稀にはありますが、長い伝統的と理論的に確立されてきた直接民主主義の考え方は、そのような直接的な行動で示されることではありません。

 住民投票というのは感情の政治であるとイギリス人は考えます。人間がどんなに理性的に物事を判断したとしても、一方的に誰かから情報をもらって、その情報だけに基づいて判断をしてイエスか、ノーの投票をする。これはどう考えても、やはり理性的ではなく、感情だとイギリス人は考えます。

 それに対して議会というのは、いつも議論をするところである。イギリスの議会はたし
かに議論をします。議論をするから、その中でメリットもデメリットも全部浮上してくる。全部浮き彫りになってくる。その上で最終的に物事を決定するから、議会制民主主義のほうがいいと結論付けた。

 その議論に住民の参加が原則的には自由ですね。
 日本でいう県議会ぐらいまでの規模の議会には住民が参加して、意見を言う時間が与えられています。
 小さな市議会になると、市民が自由に参加して、そこで意見を言い、そして投票すらできるところもあります。

 今回の調査で訪れたソルタシュという南イギリスの人口15,000 人くらい町の議会では、議員は10 人ですが、市民は20 人くらい参加しています。そこに外国人の私も参加できる。
 そして、議会の会議途中でいきなり私にスピーチの指名が来る。10 分間時間を与えるからスピーチをしてくれとお願いされる。
 そういうような形で、市民はいつでも自由に発言できる。だから議会の運営というのは
臨機応変です。

 日本の地方議会のように議事次第書に従って形式的にピシッと決まった運営をするのではありません。終わりの時間が決まっている議事運営をするのではなくて、終わりがいつになるかわからないというような議事運営をします。

 その際の原則は、市民が参加して、市民が自由に発言して、市民がそこでいろいろな議論ができる。ただし、市民のしっちゃかめっちゃかの議論をいっぱいして、最終的に決定するのは市民の代表である議員です。それがイギリスの自治体議会であり、本来の日本の地方議会の姿です。

 議会制民主主義の一番のキーポイントとは議論にあります。活発な議論のためには、市民の意見を全部そこに取り込んでいく仕組みが必要になる。
 それには必ず情報を全部市民に流して、住民はいつでも議会に参加できることを約束する。これがイギリスの地方議会の基本になっています。
 だからこそ直接民主主義を基盤にした議会制民主主義であると言うことができるわけです。
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

<本(地方議会 その現実と「改革」の方向)からの抜粋>

1:1991年の調査では、60%近いパリッシュの議会が、住民の随時の発言を認めていた。
  人口規模が大きい「タウン」の場合は、特別の発言時間を定めているが。

2:治安維持のための警察官を持つこともできるようになっている。我々日本人は、こう いう権限は全て中央政府が法律で定めたものと思いがちであるが、イギリスではそうで
 はない。
  パリッシュ自身で法案を作成し、その法案を国会議員を経由して国会に提出し、認め られたもの、いわば、パリッシュ自身で獲得した権限であることがほとんどである。

3:(パリッシュは)ディストリクト(市)が都市開発計画上の許可をする場合には、
 パリッシュに協議しなければならないという法律上の協議権を獲得した。
  中央省庁がパリッシュに関連がある政策を決める場合には、パリッシュの連合組織
 である全国組織に、事前に協議しなければならないという権限も獲得した。
  日本の地方自治体にはとても想像もできない力を、イギリスの小さな、本当に小さ
 なパリッシュが発揮している。

4:住民は、身近なパリッシュの議員を通して、さらにはパリッシュ議会に出席して自分 自身で、カウンティ(県)やディストリクト(市)の施策に、さらには中央省庁や公的 機関の施策に、意見を述べる機会が公的に与えられた。

5:ディストリクト(市)の議会〜開発規制委員会〜では、開発許可の業務を取り扱って いる職員の説明を聞くことから審議が始まる。・・・日本の議会審議では、この職員の 説明だけで意見の聴取は終わるのが大半であるが、イギリスの議会では、ここから意見 の聴取が始まる。
  パリッシュ議会の代表議員の意見を聞くという過程が始まるのである。
  ・・・それに加えて、住民の意見をもう一度聞く、というところも多い。
 ・・・さらに、開発業者の意見を聞くディストリクト議会も多い。

6:こうした意見聴取の後、ディストリクト(市)議会の議員の間で、丁々発止の議論が
 始まる。この議論は、・・・かなり時間がかかる。1日で終わらないこともしばしば。
  そして、メリットとデメリットを全ての議員が理解し、住民も理解した上で、最終的
 な結論をディストリクトの議員が下す。
  これが、イギリスの地方議会の一般的な審議風景である。

7:イギリスでは、議会制民主主義といえば、住民の意見を聞くことが前提となっている
 のである。
  日本流の議会制民主主義はいわば議員に特権を与えるものであり、・・まさに「間接 民主主義」の典型的なパターンだということができるが、イギリスの議会制民主主義
 は、逆に住民の意見を聞くところに重点が置かれている。
  ・・しかも、その審議は、議員が議論を重ね、時間をかけて、様々な方向から検討し
 た上で、結論を出すようになっている。

8:その上、パリッシュ議会は素人の発想で審議している。
  素人の目で、開発が自分達に有意義かどうかを判断しているのである。
  こういう審議であれば、住民も気軽に意見を言うことができる。しかも、事態を素人
 なりに理解することができる。

9:パリッシュの議会や役所、そして議員に、住民は非常に近付きやすい。
  県やディストリクト(市)などの広域の地方団体が担当している業務は、・・・専門
 知識が必要で、素人にはさっぱり分からないというものが多い。
  しかし、パリッシュはそうではない。パリッシュ議会で論議されていることは、素人
 である住民にも十分に理解できる。
  そして、このパリッシュ議会の結論がディストリクト(市)議会に持ち込まれ、その
 議会の理解を助けているといえる。    (・・・以上、P281〜286)      

10:パリッシュは自治体だからといっても、業務として画一的に決まったものはない。
  いかなる業務を遂行するかは、それぞれのパリッシュ自身が決めている。(P279)

11:住民に対するサービスは何もしていないパリッシュでも、ディストリクトや中央省庁 などとの協議だけは、ほとんどのパリッシュ議会が実際にやっているようである。

12:パリッシュでは、議会の審議だけでなく、住民総会が行われているということが多  い。
  小規模のパリッシュでは、議会が設置されていないところもある。パリッシュの決定
 はすべて住民総会で行われているわけである。(P286) 

13:2000年に大ロンドン市で初めて市長選挙が行なわれるまで、イギリスには公選市長は
 いなかった。(大ロンドン市以外では、2002年に11市・区で市長選挙がされた)
  それまで「市長:メイヤー」と呼ばれてきたのは、市議会の議長だった。(議員内閣 制による地方自治)
  中央政府は(労働党政権時代)市長公選制を広めようとしたが、国民の大多数は市長
 に強い権力を与えるのを好まず、市長公選制はそれ以上は増えなかった。
                          (P293〜概要)

14:日本では、中央政府が新しい施策の法律を制定して実施しようという場合、担当省庁 が法案の原案を作成し、関係省庁と協議して調整をはかった上で政府案を作り、それを 国会にかけるというのが普通である。
  ・・・国民はその状況を全く知ることができない。

  イギリスの場合は、・・・担当省庁が原案を作成するという点では同じであるが、そ れ以降の手続きが違うのである。
  通常は、真っ先に、これを国民に公表する。
  他省庁に相談せず、国会にかける前に、国民に公表し、その意見を聞くのである。
 しかも、2度、3度と・・。

  最初の公表は・・・「グリーンペーパー」と呼ばれ・・・、書店で販売され、図書館 でも、インターネットでも見ることができる。・・・・
  この「グリーンペーパー」に対して、国民は意見を言うことができ、国民の意見は担 当省庁に届けられる。

  そして担当省庁は、国民の反応を見て、その原案を修正し、それを再度、公表する。
  この修正案を「ホワイトペーパー」と呼んでいる。
  この「ホワイトペーパー」に対しても、国民は意見を言うことができ、その意見をも とにして、またまた、法案が修正されるというのが普通である。
  こうした過程を経て、初めて政府案としての法案が作成され、国会に提出される。

15:国会審議の段階でも、国民に逐一、しかも素早く、正確に知らされる仕組みになって いる。
  国会で審議されている法案の内容は、このように、法案を修正する過程の公表によっ て、国民に熟知されているため、国会議員も法案に対して単純な質問などすることはで
 きない。
  最初から法案の問題点を追及するのが一般である。

16:「私の支持者達は、ホワイトペーパーの段階で、かくかくしかじかの意見を提出した はずであるが、法案には全く反映されていない。どうしてか」というような追及をし、
 守勢案を出すことが日常的にみられる。
  新聞も、重要な法案に関しては、こうした国会の審議内容を細かく報道している。

17:しかも、国会では、個々の議員に法案の修正権がある。このため・・、1人の国会議 員を口説きさえすれば、・・法案の修正を申し立てすることができる。
 ・・・特に、地方自治団体の場合、地方自治関連の法案に対しては、「グリーンペーパ
 ー」や「ホワイトペーパー」の段階で意見を言うのはもちろんのこと、国会の審議で、
 必ずと言ってよいほど、修正案を出している。
  ・・・そして、ときには、原案がひっくり返ってしまうこともある。

  たとえば、・・・1972年の地方自治法は、その法案の段階では、パリッシュの廃止を 目指していた。
  しかし、国会の審議過程で、パリッシュが、国会議員の口を経由して、300の修正案
 を矢継ぎ早に提出し、最終的には、廃止されるどころか、大幅に権限を勝ち取ったので あった。
  その背後に、世論の支持があったことは、言うまでもない。
                             (以上、P274〜276)
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◆「イギリスの民主主義」って凄いですね!
 日本社会からしたら、まさに「想像を絶する」深さです。
引用なし
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☆同列に論じれない「国民117人に1人が地方議員!」の仏、専門委員設置の韓国、ほか
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 戸田 E-MAILWEB  - 11/2/20(日) 14:54 -
  
 こういうのを「タメにする騙しの論法」というのでしょう。ホントに自分で調べてみて
よかった。
 2005年4月の「総務省地方制度調査会」で出された『諸外国の議員定数・報酬』資料http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/singi/chihou_seido/singi/No28_senmon_20.html
  (第28次地方制度調査会第20回専門小委員会 平成17年4月25日)
を基にして、「諸外国では地方議員は無給か低報酬だ」という宣伝がしきりになされていますが、その資料でのイギリスの記述(ロンドン議会議員以外給与は支給されていない等)や韓国の記述は、「正しくない、古くなってしまった情報」でした。
 さらに新しい情報を追加します。

【「地方議員は原則無報酬」を喧伝されるフランスの実状】

1:■人口約6千万人のフランスでは、市町村議員が約51万人(人口120人に1人!)、
   県議会議員が4037人(1.5万人に1人)、州議会議員が1880人(3.3万人に1人)
 いて、地方議員の総数がなんと51万5917人!
   ただ、国会議員898人(上院321、下院577)の90%=808人が地方議員と兼職して
  るので(法的にOK)、「純粋な地方議員」は51万5109人となる。(51.5万人)

  これは■「国民約117人に1人が地方議員」だということ!!
   (6000万÷51.5万=116.5048)  
  人口約1億2千万人の日本の地方議員は、現在3万6449人、4月から3万5547人だ
 から、3333人に1人。(1億2千万人÷3.6万人=3333.33)

 ■日本の地方議員は国民3333人に1人だが、フランスは国民117人に1人が地方議員!
   フランスの地方議員の人口比率は日本の19.5倍!≒20倍!!
 ■人口13万(市議府議合わせて24人)の門真市規模なら760人が地方議員!!!

2:さらに、公務員はその身分を失わずに議員になれる(出向ないし休職扱い)
 (地方公務員自己の勤務先自治体の議員にはなれないが)
(以上参考:http://www.office-iijima.com/archives/2010/12/08042916.php )

3:◆フランスの自治体は、市町村規模が日本と較べて超零細!
 ・フランスの地方自治体は「市町村」・「県」・「州」の三層制。

  ◆県は100、州は26あるが、市町村は3万6千を超える(!) 自治体総計3.6万
    ちなみに日本は、都道府県が47、市町村が1787(市783・町811・村193)で、
    合計1834である。(2008年7/1現在)
  ◆つまりフランスは地方自治体の数が3万6千超で、日本の1834の約20倍もある!

4:しかも零細規模の市町村が多く、人口400未満(!)が半数であり、人口3500以上の
 市町村数は、全市町村数の7%を占めるにすぎない。(!)
 また、人口10万以上の市は36を数えるのみである。
  人口13万人の門真市でも、フランスでは「大都市」だ!
 (参考:http://www.office-iijima.com/archives/2010/12/01042451.php
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【 韓国の実状 】

1:韓国の議会には、「専門委員」と呼ばれる人々がいる。これらの人々は、議員ではな い。議会の立法活動を支援する人々、いわゆる専門家である。
  地方議会が立法活動をする場合、議員を構成メンバーとする委員会で実質的な審議
 をすが、この委員会の審議を補佐するのが、「専門委員」の役割である。

2:この役割を果たすために、専門委員は行政に精通していなければならず、また、審議
 事項に関連する情報や資料も集めておかなければならない。
 専門委員は、こうした調査・研究も日常的にしている。

3:議会に住民から請願などがある場合、それを事前に審査しておくのも専門委員の任務
 であり、また、議会の立場に立って、行政をチェックし、その結果を議会の委員会に報
 告するというのも、専門委員の任務。

4:◆このように専門委員は委員の<頭脳>のような働きをしているため、一般には給与
 も高く、人数もかなり多い。

  ◆「広域自治体」(7つの大都市と9つの道:日本の都道府県や政令都市に該当)
   では、議員数が20人以下のような非常に規模小さい自治体でも5人の専門委員を配
   置できることになっている。・・・・◆=議員4人に1人以上の高給専門家配置!

  「基礎自治体」(230。日本の市町村にあたる)も、ある程度の人口を抱えている自
   治体では、4〜5人の専門委員を置くことが可能である。

5:専門委員は、最近までは首長任命の議会事務局機構に組み込まれていたが、2006年の
 地方自治法の改正により、議会の委員会に所属することとされた。
  いわば、純粋に議会の機関になった。
 ◆これにより議会の独自性が高まり、行政に対する議会のチェック機能が増強された。

 ※日本の場合は、こういう「議員共通スタッフ」のような人員配置はもちろんない。
  議員自身が全てやらないといけない。特に単独議員の場合は全部1人でやらないとい
  けないのできつい。(真面目な議員にとっては)
(参考:http://www.office-iijima.com/archives/2010/12/28042449.php
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 つまり、
■フランスでは「国民117人に1人が地方議員!」であるほど、地方議員の数が多く、
  (人口13万=市議府議合わせて24人の門真市規模なら760人が地方議員!!)
 地方自治体の数は3万6千超(日本の約20倍)で、人口3500以上の市町村数は7%し
 かなく、人口400未満の町村が半数を占める。(まさにコミニュティ=共同体)

■韓国では近年議員報酬を上げている上に、行政に精通して議員の「頭脳」の役割を果た
 して調査研究や報告書作成までもする「専門委員」が、議員4人に1人程度の割合で公
 費で配置されている。(議員共通スタッフの公費配置)

 こういう、日本と全然違う事情があるのに、それを無視して「日本の地方議員報酬が高
額すぎる!」だとか言うのは、筋違いも甚だしい。
 「地方議員はボランティアが世界の常識だ!」という主張に至っては、意図的デマ宣伝
だと言わねばならない。

 次に、「市民の議会参加が半端じゃないイギリス」について書こうと思っていたが、竹下先生の本を読むと、日本との違いが「想像を絶するほど」すごいので、別途投稿する事にしました。
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 最後にアメリカの事だけ、ちょっと語ります。
 たしかにアメリカでは、▽議員処遇はパート並みと安い、所が多いのだろうし、地方議
会の定数も少ないように思います。

 ただ、全米初のゲイの市議となったハーヴェイ・ミルク(ロサンゼルス市:1977年初当
選、78年に殺害された)を描いた映画「ハーベイミルク」を見たろこでは、当時人口300
万人近いはずのロサンゼルス市で市議はたった10人くらいしかいなくて、「スーパーアドバイザー」という肩書きでした。

 普通、英語で市議会議員は「city council member」(シティ カウンスル メンバー)、「city councillor」(シティ カウンセラー)、「city councilman」(シティ
カウンセラー)
というようです(council=カウンスル=議会)が、映画では言語でも字幕でも「スー
パーアドバイザー」と呼んでいたので、普通の市議会議員とロサンゼルス市とは違うのかもしれません。

 ともかく、そのロサンゼルス市議になると、市庁舎内に広いオフィスが与えられ、公費で秘書を5人くらい雇っているような感じでした。  
 ほかにもアメリカの自治体議員の場合は政策スタッフが公費で配置される、と聞いたことがあります。
 
 また、イギリス譲りの住民自治伝統の上に「西部開拓史」(先住民虐殺侵略史)を持つアメリカですから、住民自身が自治を行なう強さはかなりのものだと思うし(その分議員の比重が軽そう)、州ごとに憲法を持って法律も全然違う「合州国」ですから、議会・議員のありようは、非常に様々だろうと推測されます。

 いずれにしても、議員が無給・低報酬で、▽市議会は平日の夜に開かれる、
▽サラリーマンでも議員になれる、であれば、本業の片手間の範囲でしか議員として
の活動は出来ず、それでよしとして社会的合意が形成されていて、その分、住民自身の
参加やチェックが働いていたり、行政制度設計自体が日本とは違っているだろう、とい
う事です。

 「サラリーマンでは議員活動が出来ない」、「議会は平日日中のみ」、「住民は議会
で発言できない」、「公費のスタッフがつかない」等々の日本で、「地方議員はボランティアか低報酬でやれ!」と叫ぶ人々って、「大和魂があれば米英に勝てる!」と叫んだ人々と同然の「精神主義」ですね。

 行政チェックをどうやって果たすか、住民自治や議会機能をどうやって高めるかは全く
関心を持っていない事がよく分かります。既存議員への不満や不信はもっともですが、こういう短絡的考えを正義だと思い込むのは大きな勘違いです。
引用なし
・ツリー全体表示
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6; .NET CLR...@i58-89-136-208.s04.a027.ap.plala.or.jp>

★英も韓国も議員報酬高額化←必要ゆえ!生保で奮闘議員もいる英国、日本で可能かい?
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 戸田 E-MAILWEB  - 11/2/20(日) 10:12 -
  
 「議員はボランティア・低報酬でせよ」といきり立つ日本の「庶民」。

 竹下先生の調査では英国では「それでは生活出来ないから、生活保護を受けて議員活動
に奮闘する議員」も発生したとのこと。
 貧困者に冷たい日本で(本来生活保護で救済されるべき貧困者の2割程度しか救済されていないのに、厳しい扱いがさらに増大しているバッシング社会!)、そういう形で頑張る議員が存在できるのか? と竹下先生は皮肉まじりに問題を投げかけてます。

【 英国では地方議員の報酬がどんどん上げられている! 】
     ↓↓↓
竹下:  http://www.net1.jway.ne.jp/ishitosi/takaradukahoukoku.html などから
  英国では20年前まで地方議員はボランティアだった。貧しい人も議員になり、パー
 トタイマーで働きながら、無報酬で議員をしていた。
  貧しい人の方が有権者の意見を理解できるので、発言が重みを増し、議会の中心的役
 割になって、多忙になり、議員のなり手がいないという現象も起きた。
  そこで議員にも報酬を払おうということになり、この10年で議員報酬がアップし  た。
  ロンドンでは5万3千ポンドで、日本円で700万円ぐらい。
  少ないと思うかもしれないが、イギリスでは大学教授でも4万ポンドぐらいなので、
 議員は高給といえる。

  私は長い間、イギリスの制度を見てきた。20年前まで地方議会はボランティアだっ  た。
  シングルマザーの議員も多かった。弱者の立場がわかるので議会で中心的な役割を果
 たすようになって、パートタイムで働く時間もなくなった。生活保護を受ける議員もい
 た。
  そのため、この10年で報酬はアップしている。大学教授の年収が約4万ポンドのとこ
 ろ、ロンドンの議員は5万3千ポンド。これで若い人も議員になれるようになった。

  議会は、住民の意見を聞いてまとめられる人が集まるような魅力あるポストにする必
 要がある。ロンドンの議員報酬は庶民の2倍だ。
  議員報酬が安定してきたからこそ、政治活動も安定してきた。

◎<竹下先生:(地方議会 その現実と「改革」の方向:98〜101ページ)>

(4)イギリスの地方議員は名誉職か?
 ・・・
  地方議員の報酬は20世紀末までは全体的に少なかった。が、21世紀に入ると、たと
 えば大ロンドン市の議員は2009年時点では年俸で53439ポンド受け取るようになった。
 ・・・イギリスでは、2万ポンド前後の所得の人が多いと言われている。
  私の知り合いの大学教授は、かなり上の方だと思っているが、年4万ポンドの収入だ という。
  となると、5万ポンドを越す大ロンドン市の議員は、名誉職どころか、高給取りとい うことすらできる。

  バーミンガム市の議員の年俸は、09年前半の時点で、18518ポンドで、である。
 ・・・バーミンガム市は議員内閣制を採用しているが、この「閣僚」となる議員は活動 する時間が長く、しかも、責任が重いため、年俸は30462ポンドになっている。
  ・・・・
  しかし、相変わらず、議員の報酬が低いところも多い。たとえば、ウィンチェスター 市の議員の場合は、09年現在、5874ポンドの年俸をもらっているだけである。
  ・・・・が、これは基本の報酬である。
  イギリスの地方議員は、ほかに交通費や食事代ももらっている。・・・・
  興味あることに、イギリスの地方議員は、どの自治体でも、たとえば小さな子供もを
 持っている議員には、子供を預けるための費用を交付されている。
  ウィンチェスター市の場合は、1時間あたり8.6ポンドである。

・・・・その他の地方議会でも、ある程度の金額の報酬が出るようになっている。
  しかも、それが、年々、引き上げられているという状況にある。
   これにより、経済的に余裕のない人でも、志があれば、議員になれる道が広がりつ つある、といってよいであろう。

  ・・・もちろん、・・これまでも働かないと生計をたてることができない人々のなか  にも、志をもって、議員になる人が少なくなかった。
   しかし、これらの人々は議員になれば、フルタイムで働くことは難しい。
  ・・・その結果、生活保護をもらって生活をするという議員も出てくることになる。
   イギリスの地方議会が議員報酬を出すようになったのは、こういう事態の解決策で
  もあった。

  「兼業議員」を主張するマスコミや論者は、こうしたことを考えたことがあるだろう  か?
   安易に、イギリスの事例を、しかも過去の事例を引っぱり出すのは、住民に誤解を  招く危険性が高いというべきである。

 (本:5ページ)いまだに、名誉職としかいえない程度の報酬に甘んじている地方議員  も多いが、そういう議員のなかには、議員活動を続けるために、生活保護を受けてい
  る者もいる。
   日本に、生活保護をもらってでも、議員活動をするというような公共精神を持って
 いる人がどれだけいるだろうか?
   また、議員が生活保護を受けることを認める土壌が日本社会にあるのだろうか?
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【 韓国でも地方議員の報酬がどんどん上げられている! 】

   http://blog.livedoor.jp/mt_blue4262/archives/50947297.html
◆韓国の議員は、2006年7月までは議員報酬が支給されなかったが、それ以降は支給され
 るようになった。議員報酬は、平均16万円くらい。
  日本とは、物価が違うので一概に高いか安いかは言えない。
・地方議員は名誉職の色が強かった(現在進行形?)

http://www.taichinet.jp/busan.htm(日本の女性市議と釜山市との交流 2007年10月)

 また韓国の地方議員は、今回の選挙までは無報酬でした。
 しかしそれでは若い有能な人材が政界に入ることができなくなるため、去年の改選後から報酬(日本円で年間約700万くらい)が出るようになりました。

  また今後の取り組みとして、議員1人に補佐官1人(日本で言う秘書)をつけるような
 制度改正を検討しています。
  日本では議員報酬、政務調査費の減額が世論になっていると言うと、「韓国でもそう であるが、市民の請願や要望を大切に扱うためには、制度(仕組み)を変えていく必要
 があり、また議員としての役割を全うすることが市民へ還元できるものだ。」と言われ てました。

  韓国の議員とはこれまで無報酬であったように、圧倒的に名誉職という考え方が根強
 いのですが、韓国でも日本同様、政治にはお金がかかり、多様化するニーズに対し、議
 員としての役割が大きくなってきています。
  仕組みを改変する事は、時には市民からの反感を受ける可能性も出てきますが、そこ
 には市民への還元という政治理念からきているものなのか、こうした制度改正に対し
 自信を持って取り組んでいました。それは議員としてのプライドのようなものを感じ
 ました。
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 「議員はボランティアでやるのが世界の常識だぁ!」と叫び回っている人達、諸外国の地方議員が無給か低報酬が多い、という「事実の一片」を知って、それを「凄い真理・真
実の発見」であるかのように思って興奮している人達。

 今の彼ら彼女らには、「この日本の現実の中でしっかり行政チェックをやり、住民に知らせ、住民の意向を自治体に反映させていくためには、議員はどれほどの活動をしなければいけないか、それを保障する物的条件は何か」という問題意識はない。

 しかし、イギリスや韓国では、「議員をしっかり働かせるためには、その物的保障をちゃんとしなければならない」という方向にこのように動いているのだ。
 他の国でも、「議員がやるべき業務は本業の片手間でできる範囲では足りない」と考え始めているのなら、議員報酬は上がっていってるはずである。

 議員以外の一般住民の自治参加の比重が日本よりはるかに高いので、相対的に議員の比
重が低いとか、自治体の住民数や議員1人あたりの住民数が日本よりはるかに少ない、とかの事情があって、議員がボランティアか低報酬だという事例は次の投稿で紹介するが、
韓国について少し触れると、

1:第二次大戦後に日本から独立して「大韓民国」となったが、地方議員については、戦
 前の大日本帝国と同様に、無報酬の名誉職であると法律で定められていた。

2:朴軍事独裁政権発足の1961年軍事クーデターで、自治体の首長選挙も議会選挙も廃止
 され、地方議員選挙がされて地方議会が復活したのは、なんと30年後の1991年、首長
 選挙が復活したのは、なんと1995年になってからだった。(!)

3:韓国では、この「地方自治の30年余の空白」を埋めるべく、様々に意識改革・制度改
 革を進行させてる途上にある。
  その一例として、1995年に「地方議員は無報酬」という文言が削られ、若干の「議政
 活動費」が支給されるようになったが、支給額は少なかった。

  2003年の法改正で名誉職の規定も削除され、有給議員になる基盤が整った。
  2005年の地方自治法の改正によって、1ヶ月単位での「手当」の支給が定められたた
 め、現在は、「議政活動費」、「旅費」、「月決め手当」を支給されているということ になる。

4:こういう経過を見れば、韓国では「議員の活動費と生活費を保障すべく議員報酬や手
 当を上げていく」方向に動いていることが分かる。
  「韓国では議員報酬が低額だから日本の専業的報酬がおかしい」という「比較」は、
 事の本質を見ない「表層的比較」に過ぎない。 (14hit)    
引用なし
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公明党が「維新」の動きに敏感に反応。
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 ゆうすけ E-MAIL  - 11/2/20(日) 8:19 -
  
 『大阪府議報酬 引き下げが争点』 「維新の提案(3割)は全くのパフォーマンス。本当は反対したいが、反対すれば統一選で不利になる。維新以外の党がつぶしたというイメージになるでしょ」と公明府議は率直に打ち明けた。

 支持母体の創価学会を軸に強固な地盤を持つが、定数の少ない選挙区が多い府議選では危機感を募らせている。創価学会側からも、報酬削減を打ち出すよう強い要望が出ている。

 「30%カットといっても、以前から15%カットに応じてきているしなあ」。と民主府連の幹部は、こう愚痴る。

■維新案については、自民や公明でも、賛否両論。賛成するのか、独自案を出すのか、検討していきたい、と。
引用なし
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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; GTB6.6; .NET CLR 2.0.50727)@ntoska202233.oska.nt.ftth.ppp.infoweb.ne.jp>

●矢祭町の日当制は全議員が兼業ゆえの特殊例、議会機能向上と無縁で手本にならない
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 戸田 E-MAILWEB  - 11/2/19(土) 10:48 -
  
 上記2本の投稿で述べた肝を合体させると、こういうことになります。

 議員日当制への移行というのは、全員が兼業議員だった事で出来上がっていた「議員観」の延長でなされた苦肉の経費削減策であって、議会の機能を向上させるものでは全然なく、従って「望ましい議会」のお手本になるものではない、と戸田は判断します。

◆:矢祭町の町議会議員は、全員が農業や会社員などの職業を持つ兼業議員だった!
  (94ページ)
  町議会の報酬はどこでも安いので、本業を持っていないと家計も活動費も維持できな
 いから、「片手間議員」をやらざるを得ず、だから矢祭町の議員達は「本業の合間に出
 来る範囲での審議や調査しかして来なかった」のだし、「議員とはそういうものだ」と いう共通認識を議員も住民も持って来ていたのだ。
  そういう長年の状況があるからこその「議員日当制への移行」だったし、「日当制に なっても議員活動に支障はない」という認識が生まれていたのだ。

  ここにもし、専業議員がいて調査や啓発にそれなりに金を使って頑張るBという議員
 がいて、住民からも高い評価を受けていたとしたらどうだろうか?
  「日当制への移行」はその議員の生活と活動を破壊する事は明白だから、当のB議員
 からはもちろん、住民からも「日当制移行はB議員潰しになるから反対だ!」という声
 が出ていたことだろう。

  そうであれば、そこらの自治体よりはずっと見識の高い町長・議員・職員・住民のいる矢祭町では、そういった事情や声を尊重して、「議員日当制」の実施はしなかったはず
である。
  
 ■一言で言えば、矢祭町での議員日当制移行は、全議員が兼業議員であったからこそ容
  認されたものだった、ということだ。
引用なし
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◎「素人が議員になり勉強して専門家となる」フルタイム議員でなければならない理由
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 戸田 E-MAILWEB  - 11/2/19(土) 10:38 -
  
 竹下譲先生が上記の本の「はじめに」で実に「言い得て妙」な事を書いていました。
 一言で表現すれば、
  ■「専門家が議員になる」のではなく、「素人が議員になり勉強して行政チェックの   専門家となる」事が必要だ。
    そしてその議員はフルタイムで職務に没頭する議員でなければならない。
ということです。
 そして宝塚市での勉強会での発言も示唆に富むものでした。

 また岐阜県多治見市の中道育夫市議の文章においても、現代の自治体議員の業務について非常に的確な説明がされています。
 これらを3つを以下に紹介します。

◎<竹下先生:(地方議会 その現実と「改革」の方向:はじめに:5〜6ページ)>

 ・・・最も重要なのは「無駄なところにお金を使っていないか」を検討することであ  る。無駄かどうかを判断する基準は、法令に合致しているかどうかではない。住民の生
 活に役に立っているかどうかである。
 ・・・それができるのは議会である。
 ・・・議会の構成メンバー、すなわち議員の能力が優れていることが必須の条件とな  る。
  もちろん、ここで言う能力は、専門的な知識や技術のことではない。法令に通じてい
 るということでもない。
  「住民の代表」として活動できるという能力である。
   具体的には住民の立場で、住民の目線で、物事の判断ができるかどうかという能力
 である。

  しかも、「住民の代表」であるためには、住民と常に交流していなければならない。
 ・・・どういう内容の審議をしているのか、どこに問題があるのか、メリットは何か、
 デメリットは何か・・・・等々が、傍聴している住民に、あるいは議事録を読む住民に
 分かるような形で審議しなければならない。
  それが「住民の代表」としての議員の能力であり、責務なのである。

  こういう議員の職務は、たとえ能力があっても、片手間に出来ることではない。
  それこそはフルタイムで議員の職務に没頭することが必要である。
  また、議員が「住民の代表」としての任務を果たすためには、世の中の動きにも通じ
 ていなければならない。・・・・
  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◎<議院内閣制”と宝塚市の議会基本条例制定> から抜粋
  http://www.net1.jway.ne.jp/ishitosi/takaradukahoukoku.html
竹下先生:
 ・・・これから“地方政府”が、各地で政治行政を自ら担っていかなければならなくな
 ります。これまで明治政府以降、中央集権国家の下請け機関としての地方行政にお飾り
 の地方議会があった時代とは違うはずです。
  地域が独自の地方政府を確立していく流れは、現在の民主党政権は「地方主権」と言 い、地方分権改革答申なども次々に自治法改正を急いでいます。この流れは止められま
 せん。

  各地に国会と同様の権能を持つ“地方政府”が確立されれば、首相や首長は行政の
 長(おさ)として権力を掌握します。
  権力には必ずチェック機関を置かなければ当然に独善化して腐敗します。
  国家にはマスコミと言われる権力チェック機能を持つ報道機関が存在します。

  地方政治にはこれは難しい問題となります。オンブズマンも制度化されていませ   ん。結果的に首長をチェックする働きは議会が担わなければなりません。
  地方とはいえ財政・金融は複雑化し、市民の生き方も多様化し、基本計画などで提示
 する地方政府の将来像も難しくなります。
  市民参加として市民の声は聞きますが、高度化した社会システムを地方政府として運
 営するためには、首長のみでなく、素人が議員になって勉強して専門家としての役割が
 求められるはずです。
  地方政府の“専門家”として、地方議員と地方議会が必要な理由です。
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◎議員と報酬に関する考察(多治見市議会議員:中道育夫 2004年4月)
   http://www.ikuo-n.jp/htm-naizo/0004/h16/20040400-01.htm
    (戸田注:文中の「議員数を少なくすべき」という主張は、議員が選挙で決まる
        以上、集票組織議員を今以上に横行させる弊害が大きいので大反対です
        が、それ以外の部分にはほぼ全面的に賛同します)

 自治日報4月23日号「自治」の欄で、「議員と報酬」と題する恒松制治氏の論評には一部誤解があると感じたので私見を述べます。

 論評は、第一に国会議員と地方議員の実態を混同しています。
 私は保守系無所属の市議会議員を9年間勤めていますが、同僚の自民党議員を含め、論評が指摘するような政党助成金の「恩恵」にあずかったことは一度もありません。

 第二に、地方議員(以下、単に議員という)の役割は非常に変化したという認識が欠けています。
 西欧にキャッチアップするまでのように、国の方針が既に決まっており、事務方と呼ばれる職員が清貧で能力的にも十分信頼できる時代がありました。
 議員は専門知識も必要なく、「住民の目線で政府(執行部)を批判する」ことで、その役目を果たすことができました。

 しかし昨今では、国際化、規制緩和、少子高齢化、地方分権化、財政困窮化のなかで、地方自治体は自己決定・自己責任の自立が求められています。
 当然、議員は旧来のように執行部の描いたシナリオにケチを付ける程度では、その役目を果たせなくなって来ました。
 いま議員に求められているのは、自らの情報収集と分析に基づいて、執行部のシナリオを修正、または対案を提示できるような力量ではないか、と考えています。

 第三に、議員の役割と報酬が整合していないという現状認識がありません。
 議員が常識の範疇で執行部提出議案の是非を判断すれば良いのであれば、「議員という職はそれによって生活を支える類のものではない」ことは確かです。
 また、専門知識も予備知識も必要ないのであれば、議案審議に拘束された時間に見合う報酬を支払うことで、ことは足ります。

 しかし執行部の政策に疑問を持つ場合、住民から行政の審議を付託されている議員は、自ら対案を立案する必要にも迫られます。
 このような執行部と議員の関係、及び議員に求められる力量は、自治体の規模に関係なく全国どこでも同じのはずです。
 しかしながら、現在の議員報酬は自治体の規模、つまり議員一人当たりが受け持つ住民の数の多さに比例して定められています。
 その結果、県や政令指定都市などの議員は生活給以上の報酬を得ていますが、小規模な市町村議員はとても生活を賄えない報酬しか得られないという実態があります。

 第四に、論評は住民が何を期待して議員を選挙しているのかと、いま求められている議員像への洞察がありません。
 かっての名誉職議員はドブ板と呼ばれる利益誘導政治を優先し、「住民の目線」で議案審議をしていれば役目を果たしたと見なされました。
 
 しかし情報公開により露骨な利益誘導ができなくなった現在、議員の役割は専門的な知識によって巧妙な利益誘導を見破りながら執行部が提案する政策の是非を判断し、かつ対案を提示することである、と考えます。
 そのため、議員には法律や国の政策を含む広範な見識も必要ですが、これらの力量は「住民の目線」からは決して生まれません。
 私は、むしろこれからの議員には職業としての専門性が益々必要になると考えています。
 では、いったい住民は議員に対して名誉職と専門職のいずれを期待して選挙しているのでしょうか。

 第五に、私は議員と報酬の関係を次のように考えています。
 住民が議員の役割として名誉職を望むのならば生活給は必要なく、各種利益誘導団体を網羅するように報酬の少ない議員を数多く選出すべきです。
 反対に、議員に審議機関として専門職の役割を望むのであれば、魅力ある職業として報酬を高くし議員数を少なくすべきです。

 いま問題となっているのは、議員報酬と役割の整合性が取れておらず議員が魅力ある職業として認知されていないため、優秀な人材が議員として参入できないことです。
 反面、生活給が保障されている大規模な地方自治体の議員は知名度がないと当選できないため、やはり優秀な人材が議員として参入できないことです。
 このような実態に対する認識なくして、議員の報酬や議員数を議論することは、あまり建設的ではありません。

              多治見市議会議員 中道育夫
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
引用なし
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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6; .NET CLR...@i58-89-132-62.s04.a027.ap.plala.or.jp>

△たしかに感動的な「小さくともキラリと光る」矢祭町の実話の数々。敬意を込めて紹介
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 戸田 E-MAILWEB  - 11/2/19(土) 2:54 -
  
 人口6300余の福島県の町、矢祭町(やまつりまち)。
 議員日当制への移行というのは、全員が兼業議員だった事で出来上がっていた「議員観」の延長でなされた苦肉の経費削減策であって、議会の機能を向上させるものでは全然なく、従って「望ましい議会」のお手本になるものではない、と戸田は判断しますが、
それ以外の様々な面においては、国や県の圧力と対峙し抜いた矢祭町の歩みは感動的な話に満ちています。
 それらのいくつかで、上で紹介いた以外の部分を敬意を込めて紹介しておきます。 
 (議会については月報酬制に戻しつつ、旧来以上に議員としての調査・審議をしっかり
  深められるようにして行政チェックと民意反映の機能を高める事を期待します。)
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◎市町村合併をしない矢祭町宣言
    http://www.news.janjan.jp/column/0503/0503074371/2.php

 国は「市町村合併特例法」を盾に、平成17年3月31日までに現在ある全国3,239市町村を1,000から800に、更には300にする「平成の大合併」を進めようとしております。
 国の目的は、小規模自治体をなくし、国家財政で大きな比重を占める交付金・補助金を削減し、国の財政再建に役立てようとする意図が明確であります。

 市町村は戦後半世紀を経て、地域に根ざした基礎的な地方自治体として成熟し、自らの進路の決定は自己責任のもと意思決定をする能力を十分に持っております。

 地方自治の本旨に基づき、矢祭町議会は国が押しつける市町村合併には賛意できず、先人から享けた郷土「矢祭町」を21世紀に生きる子孫にそっくり引き継ぐことが、今、この時、ここに生きる私達の使命であり、将来に禍根を残す選択はすべきでないと判断いたします。
 よって、矢祭町はいかなる市町村とも合併しないことを宣言します。


1.矢祭町は今日まで「合併」を前提とした町づくりはしてきておらず、独立独歩「自
立できる町づくり」を推進する。
2.矢祭町は規模の拡大は望まず、大領土主義は決して町民の幸福にはつながらず、現状
 をもって維持し、木目細かな行政を推進する。
3.矢祭町は地理的にも辺境にあり、合併のもたらすマイナス点である地域間格差をもろ
 に受け、過疎化が更に進むことは間違いなく、そのような事態は避けねばならない。
4.矢祭町における「昭和の大合併」騒動は、血の雨が降り、お互いが離反し、40年過
 ぎた今日でも、その痼は解決しておらず、二度とその轍を踏んではならない。
5.矢祭町は地域ではぐくんできた独自の歴史・文化・伝統を守り、21世紀に残れる町
 づくりを推進する。
6.矢祭町は、常に爪に火をともす思いで行財政の効率化に努力してきたが、更に自主財
 源の確保は勿論のこと、地方交付税についても、憲法で保障された地方自治の発展のた
 めの財源保障制度であり、その堅持に努める。

 以上宣言する。
        平成13年10月31日   福島県東白川郡矢祭町議会
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◎市町村合併なんて馬鹿こくでねぇ 
   http://www.kojintekina.com/monthly/monthly90602.html

 久慈川のほとりで、名物といえばアユくらい。人口7千人弱の矢祭町(やまつり)は、
01年10月に議会が「市町村合併をしない矢祭町宣言」を決議して、一躍注目されました
県南部12市町村の首長らが集まる会議があって白河市長が「カネもたくさん入ってくる。みなさん検討しましょう。12万住民の半数以上が賛成している」という。
 「調査したのか」と聞くと「役場の総務課長が集まる会議で半数以上が賛成だから」というんだ。「木っ端役人の総務課長がいいといって、それが住民の総意か。馬鹿こくでねぇ」と。それで早めに旗幟(きし)鮮明にしなければならないと思ったんだ。

 元福島県矢祭町長 根本良一氏:
 私が口述して白石勝夫総務課長(現・町社会福祉協議会会長)に成案させた。
 「合併反対決議」だったんだけど、総務省に槍を突きつけているようで具合が悪い。
 思案しているうちに、議会事務局の高信由美子さん(現・町教育長)が「合併しない
宣言でいいんでないの」と。
 議長と総務課長を呼んで、臨時議会を開いてくれと。議案はこれ一つ。
 マスコミも呼んだ。結果は18対0。
 その後住民調査もしたが、回答率97%で合併反対が70%だった。

&#8212; 反響がすごかったとか
 自治体、マスコミ、研究者らから問い合わせが殺到しちゃって。最初の2年間で350自
治体、4千人、引退するまでなら、 700の自治体から8千人が視察にきたよ。
 「財政力指数が0.2で交付税頼みで自立してやっていけるのか」とか「コスト削減策は」とか、職員が聞かれるわけ。
 答えようがないわな。宣言を出しただけで、中身は何もないんだもの。これが、のちに、職員が発案した行財政改革につながった。

&#8212; 議会も反応しました
 総務省の職員が近隣の合併説明会で「合併しないのは、町長や議員の保身のためだ」と話していると聞こえてきた。議員が怒ったね。
 02年7月に議員定数を18から10に減らすと決めた。私も町長、助役、教育長の給与を総務課長と同額に下げた。
 どう考えても総務課長以上には仕事してないもの。「一寸の虫にも五分の魂」だな。

  朝日新聞夕刊2009年6月15日「人生の贈りもの」より
トイレ掃除、助役以下が交代で

 6期目を迎える直前に引退騒動がありました
 早く辞めたいと思っていたから。5期目を終える直前の03年3月に新聞に引退すると書いてもらった。既成事実を作ろうと思って。家族も喜んでね、赤飯を炊いてくれたよ。

 翌日、議会で引退表明するんで30万円もした新調の一張羅の背広を着込んで役場に行ったら、狭い町長室が町民であふれていた。
 消防団員が「辞めるならおれも法被を脱ぐ」。女性陣も来て100人くらいになったかな。
 「合併しない宣言を出した船頭が先に降りるのか」。監禁だな。
 議場に上がらせまいと背広を引っ張る。背広はぼろぼろだ。

 妻と約束したことだと言うと、かあちゃんまで引っ張りだしてくるし。議場でも時期尚早と言われ、泣きながら撤回した。

&#8212; そこから本格的な行革に
 宣言前も、節約はしておったんです。最盛期108人いた職員を83人まで減らしていたし。でも将来交付税が減っても生き残れる体制が必要だった。
 私が示したのはただ一つ、「10年後は職員50人体制で行政サービスの質を落とさない」。具体策は職員が全部考えてくれました。

 50人体制は退職者を補充しないで達成する。歳入全体で約40億円の町で最終的に2億5千万円の人件費が浮くから大きい。
 7課を最後は3課に減らす。嘱託職員34人は全廃。係り制度は廃止してグループ制にする。グループ長は業務に精通していれば若手でもなれるし、課員に戻ることもある。

 例えば、滞納を督促する税務課の徴収係長は部下なし。でも他の職員は手伝わない風潮があった。グループ制にして助役意以下みんなが手伝って恒常的に徴収するようにしたら、滞納額が目に見えて減った。

 電話交換もトイレ掃除も自前でやる。トイレは町長以外、当番で掃除します。お茶は自分で入れる、電話は空いている人がとる。
 フレックス勤務を導入して、開庁時間を朝7時半から夕6時45分まで延長した。休日も8時半から5時半まで開き、住民票の届けや納税を受け付けることにしました。代休を取ったりして手当ては出ません。

 職員の自宅を出張役場にした。一人暮らしのお年寄りはなかなか役場まで来られない。近くの職員の家に行けば窓口業務を代行してくれる。
 06年からは、商店会のスタンプ券や商品券で公共料金や税金の支払いもできるようにした。

&#8212; コスト削減と住民サービス向上の両方を同時に
 「財政力指数は0.4近くまで上がった。
 何より地方自治とは何か職員が考え始めたのが収穫だ。行革が進むにつれ、職員に対する町民の見方が変わった。
 昔は、はっきり言って職員は馬鹿にされていた。それが今は「頑張ってるねぇ」になり、無償の「行政サポーター」が公園の掃除や草刈りをしてくれる。
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◎福島県矢祭町(2)いまも遺る“昭和の大合併”、血の雨のしこり
  http://www.news.janjan.jp/column/0503/0503144626/1.php
・・・・
 町議会で「市町村合併をしない矢祭町宣言」を総務常任委員長が提案したのに対して、8人の議員が賛成討論に立った。
 「政府・財界の一方的な合併には断固反対」
 「地方分権といいながら中央集権」
 「先人が築いた町を次代に引き継ぐべき」
 「昭和の大合併は大きなしこりを残した」と口々に合併反対を唱えた。
 そして18人の全議員が決議に賛成した。「二度とその轍を踏んではならない」という「合併しない宣言」の言葉は、「昭和の大合併」の悪夢に裏付けされた町ぐるみの確固たる決意表明なのだ。
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◎福島県矢祭町(3)どうみても3役は総務課長ほど働いていない 2005/03/22
  http://www.news.janjan.jp/column/0503/0503214836/1.php
・・・・・
 ◇特別職の報酬見直し
 03年6月議会。根本町長は特別職(町長・助役・収入役・教育長)の報酬見直しを提案した。提案理由の説明に名言を吐いた。
 「どうみてもわれわれ3役は激職の総務課長ほど働いていない」
 
 特別職の報酬額を総務課長の給与額(月額53万3000円)に合わせる提案であった。加えて、04年4月からは収入役、12月からは教育長を不補充にした。
 節減額は1300万円/年。
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◎根本良一矢祭町長にお会いして 04年2月
 http://www.matunomi.com/jcp/jyuumin/1000nin/yamaturi.pdf
 穴の開いた外壁。片方しか開かない、しかし直すつもりもない玄関のドア。
 歩くとギシギシ鳴る階段。トイレには昔ながらの木のサンダルが置かれ、古びたタイル張りの床にガランガランと響きます。
 昭和35年に建てられたままの庁舎と、封筒に入れた書類が床から積み上げられ、夏は扇風機を回し、冬は小さなガスストーブ1台で暖をとる質素な町長室が、根本町長の21年にわたる町政に対する姿勢を表しています。

 町長車(トヨタ・センチュリー)も町民が見かねて寄贈した中古のお下がりで、走行距離はすでに30万キロを超えているそうです。

 また、昨年の六月議会で根本町長は「町長・助役・収入役・教育長の給与を総務課長と同じ額にする」という条例改正案を提案しました。
 提案説明で町長は「どうみても自分達は総務課長ほどには働いていないから」と述べ、全会一致で引き下げが決まりました。

 行政に関わる者・物は徹底的に経費節減し、その分はすべて町民の福祉、サービスに回す。
 一方で、「これからは口を開いて待っているヒナのために役場の職員がいるわけじゃない。団体や町民ができることはできることはしてもらう。自治本来の姿に戻るべきだ」とも言います。
 帰り際、「この建物が役場だとは思いませんでした」と言うと、「これが俺の誇りなんだよ」と笑った根本町長の座っている古いソファーの肘掛部分は、擦り切れたのでしょう、ガムテープが何重にも貼ってありました。
 ・・・・・・・・・・・
   ◇“女の涙”で溢れた町長室に監禁
 03年3月14日(金)。根本良一町長は晴れやかな朝を迎えた。
 町議会の最終日。ここで引退を表明することを前日のうちに家族と地元紙の記者に話していた。65歳。次の4年間の任期を全うする健康にも自信がなかった。
 家族は喜んでくれた。朝刊には「きょう引退表明」の記事が載っていた。

 20年間の町長生活は妻と娘から嫌われ通しで、いつも朝食は自分で用意して出掛けたが、この日はにぎりめしとみそ汁を出してもらった。奮発して新調したスーツを着て役場に出掛けた。

 そこで思わぬ出来事に巻き込まれることになった。
 「引退表明」を知った消防団員や民生委員が町長室に押し掛けて、「町長が辞めたらオレも法被(はっぴ)を脱ぐ」「私も辞めさせてもらう」と口々に引退を翻意するよう迫った。さらに強力だったのが続いてなだれ込んできた町のおばちゃんたち。100人ほどが「辞めるなんて言わないでください」と涙ながらに訴える。

 町長が「辞めることは妻と約束したから困る」というと、だれかが町長夫人を家から連れてきてしまった。夫人も泣いている。
 女性たちは午前10時の議会開会の時間になっても、町長の服を掴んで離さない。
 町長は“女の涙”で溢れる町長室に監禁されることになった。

 ようやく辿り着いた議場は傍聴者で超満員だった。4人の議員が緊急質問に立った。
 だれも引退を認めようとしない。こらえきれなくなった根本町長は、涙と鼻水で顔をくしゃくしゃにしながら、「任期途中で倒れるかもしれないけど、行くところまで行く」と引退の意思を撤回した。
 傍聴席からは「バンザイ」の歓声が沸き起こった。
 翌月の統一地方選挙で5期連続の無投票、6期目の当選となった。

 「小さいからこそ輝く」とは、このことだろう。そこには、町民の意思が目に見える政治がある。大きな自治体にこんなことは起こりようがない。絶滅危惧種のような町長が、そこにいる。
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◎福島県矢祭町(4)「合併をしない宣言」から芽生えた自律意識 2005/03/29
   http://www.news.janjan.jp/column/0503/0503264988/1.php
  接続を迫る県との5カ月にわたる攻防
  ◇住基ネットに不参加表明

 住基ネットの稼働(02年8月5日)を前に、福島県が開いた住基ネット市町村連絡会(02年7月22日)の席上、矢祭町の担当課長は「住基ネットは個人情報保護法とセットで実施するのが国の約束であり、個人情報保護法案の成立の見込みがないなかで、矢祭町は当面参加を見合わせる」と表明した。全国最初の不参加表明だった。
 個人情報保護法の未整備を表向きの理由にしてはいたが、根本良一町長は住基ネットに基本的な疑問を持っていた。

 「人間を番号で管理するという考えは薄気味悪い。管理国家へのスタートになるのではないか。少なくとも私はしたくない。
 町民のプライバシー保護はもっとも重要なことで、世界中のハッカーにどう対応するつもりなのか、町民の情報を危険にさらすことはできない。行政の簡便化や身分証明なら番号もネットワークもいらない。膨大な経費は財政を圧迫することにもなる」

 確信犯的な不参加であることは間違いない。
 その直後から福島県は矢祭町に独自の条例を制定して接続するよう執拗に迫ってきた。

 根本町長は02年12月、「万が一にも不測の事態が生じた場合、県は矢祭町の意向を尊重しながら、万全の措置を講ずることを確約する」との覚書を県と締結したうえで、個人情報が漏えいした場合の措置として「町長の判断でネットから切断する」「裁判を待たずに賠償に応じる」ことを明記した個人情報保護条例案を町議会に提出した。

 県との案文調整に5カ月、10回の書き直しをする難産の条例案であったが、町議会は賛成1、反対16の圧倒的多数でこれを否決した。
 議員からは「情報漏洩や不正利用の危険性がある」「町民は住基ネットを望んでいない」などの反対理由が相次いだ。

 それから2年あまり、今年4月からは国の個人情報保護法が施行されるが、いまのところ根本町長が住基ネット不参加を再考する兆候はない。
 町長の条例提案は県への顔立て、町議会の否決は町長にとっても本意だったのかも知れない。
 ・・・・・
   ◇地方交付税40%削減の「ムチ」にも耐える
 改革事例の紹介は、この辺までにしよう。どのぐらいの経費削減を成し遂げたのか。
 ここに取り上げた「助走期間」の成果を合計しただけでも約2〜3億円/年にはなる。 将来の職員数削減を考えれば5億円/年規模までの見通しはついた。
 00年度末に6億5,000万円であった貯金(財政調整基金)は、毎年着実に積み増され、04年度末には10億6,000万円になった。・・・・・
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引用なし
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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6; .NET CLR...@i60-35-92-83.s04.a027.ap.plala.or.jp>

創価学会は、どこにあるのかー。
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 ゆうすけ E-MAIL  - 11/2/19(土) 1:41 -
  
 遠く彼方にあるのではない。自分が暮らし、日々戦い、励ましの歩みを運ぶ、わが地域、わが地区、わがブロックにこそ、絢爛たる創価の大城がある。(新・人間革命、人間教育の章)
 
 学会伝統の2月、門真でもブロックごとの座談会で歓喜が光る。まさしく、座談会は人間を結ぶ希望の園である。私が出席したブロックは、男子部、壮年部の有志がギターを弾いてのライブ。寒さを吹き飛ばす、熱唱であった。そして、クイズコーナー、幼子から小・中・高、大人もよく考え、正解に拍手が沸く。

 ■著者・法悟空曰く「わが組織を見よ。これが創価学会だ!」と胸を張れる、歓喜と麗しい人間共和の実像をつくらねばならない。

 わが組織にーー
 功徳の体験の花は咲き薫っているか!
 信心の歓喜と確信はあふれているか!
 宿命の嵐に敢然と挑み立つ、勇気はみなぎっているか!
 仏道修行への挑戦と、切磋琢磨はあるか!
 粘り強い励ましの対話はあるか!
 信頼の絆と団結はあるか!
 皆に創価の師弟の誇りは脈打っているか!


 ■誰かではない。自分が一人立つことである。
 
引用なし
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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; GTB6.6; .NET CLR 2.0.50727)@ntoska198225.oska.nt.ftth.ppp.infoweb.ne.jp>

▲日当制にした矢祭町の特殊性:全員兼業議員と心意気。肝っ玉町長交代後の「変化」
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 戸田 E-MAILWEB  - 11/2/18(金) 14:03 -
  
 福島県東白川郡矢祭町(やまつりまち)。人口 6,343人の小規模自治体(面積は118.22km&sup2;と広い)ですが、ここは2001年10月にの「市町村合併をしない矢祭町宣言」
を町議会全員一致で決議し、さらに2002年7月、全国最初に住基ネットからの離脱を宣言実行し、これまた国の猛圧力と闘い続けている「国県に媚びない・屈しない気骨の町」として全国に勇名を馳せてきた町です。

 この矢祭町が「2008年度から議員の日当制への移行」を宣言実行し、「議員の人数・報酬削減」を求める世論的にはかなり共感を呼んでいます。
 議員専業論の戸田としては、合併問題と住基ネット問題でその見識に拍手喝采した矢祭町だけに、戸惑わざるを得ません。
 ただ、現地の事情は知らなくても、次のような見解は表明しておきました。
     ↓↓↓
◆民衆・議員から行政チェックの武器を奪わせない事が大事。予算の1%前後の議会費  で
  http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=6063;id=#6063
 後段:・・・矢祭町の「日当制議会」について簡単に言っておけば、合併しない宣言を
    し、住基ネット接続拒否をした立派な見識の町長と、それを支える見識ある議員
    達・職員達によって現在はうまく行政運営が出来ているかもしれないが、それは
    しかし「現在の人々の幸運な組み合わせ」によるものであって、永続性に欠ける
    と思います。
     今の町長がいなくなったらどうなるのか?
     日当制議員しか経験していない議員が続いていって、果たして行政全体や国の
    政治に絡んだ様々な制度法律の問題に対してちゃんとした見識が議員として保て
    るのか、心許ない要素が多いと思います。

 で、その後矢祭町の事をいろいろ調べて、今から書くわけですが、上記の戸田見解は我
ながら「詳しい知識が無くても判断力がしっかりしていれば正しい判断が出来る」という原理を裏付けるものでした。エッヘン。

 資料は竹下先生の<地方議会 その現実と「改革」の方向>の94〜96ページと、竹内謙
氏コラム『Samurai Mayors』(サムライ メイヤーズ)の福島県矢祭町(1)〜(4)
  http://www.news.janjan.jp/column/takeuchi/list_samurai_mayors.php#point0
と<「合併しない宣言」の矢祭町がちょっと変ですよ>2009/12/12
    http://www.news.janjan.jp/area/0912/0912110292/1.php

1:矢祭町の町議会議員は、全員が農業や会社員などの職業を持つ兼業議員だった!
  (94ページ)
  町議会の報酬はどこでも安いので、本業を持っていないと家計も活動費も維持できな
 いから、「片手間議員」をやらざるを得ず、だから矢祭町の議員達は「本業の合間に出
 来る範囲での審議や調査しかして来なかった」のだし、「議員とはそういうものだ」と いう共通認識を議員も住民も持って来ていたのだ。
  そういう長年の状況があるからこその「議員日当制への移行」だったし、「日当制に なっても議員活動に支障はない」という認識が生まれていたのだ。

  ここにもし、専業議員がいて調査や啓発にそれなりに金を使って頑張るBという議員
 がいて、住民からも高い評価を受けていたとしたらどうだろうか?
  「日当制への移行」はその議員の生活と活動を破壊する事は明白だから、当のB議員
 からはもちろん、住民からも「日当制移行はB議員潰しになるから反対だ!」という声
 が出ていたことだろう。
  そうであれば、次に述べるようにそこらの自治体よりはずっと見識の高い町長・議  員・職員・住民のいる矢祭町では、そういった事情や声を尊重して、「議員日当制」の
 実施はしなかったはずである。
  
 ■一言で言えば、矢祭町での議員日当制移行は、全議員が兼業議員であったからこそ容
  認されたものだった、ということだ。

2:議員達は根本良一町長(1983年4月〜07年4月。6期24年)と共同して「合併しな
 い矢祭町宣言」を議会で全員一致で議決し、その後も国県の圧力と共に闘うほど(住基
 ネット離脱でも)見識高い行動をした。

3;特に住基ネット問題の時は、県の執拗猛烈な圧力によって町長が「町独自の情報保護
 条例(離脱権を明記)を作った上で住基ネットに参加する」という苦渋の選択で議会に
 条例提出した時に、02年当時の議員達は賛成1、反対16の圧倒的多数でこれを否決す
 るという大英断を下している。
    http://www.news.janjan.jp/column/0503/0503264988/1.php
  ◆国の動向に何でも従う、合併推進、住基ネット賛成の門真を含めた全国の議会とは
   全然違う見識を発揮したのだ。矢祭町の議員も住民も!
   この「レベルの違い」を見ずして「矢祭町に倣って議員日当制に」はおかしいよ!
    ・・・矢祭町議会では09年6月からは本会議質問を「対面式、一問一答形式」に
    改善し、この時は住民も70人も傍聴に行っている。・・・ここもレベルが高い。  
4:02年6月議会で18人の議員定数を一気に10人に削減する条例案を賛成多数
 (賛成12・その他6人=12人案2・8人案1・意思表示なし、欠席、議長各1人)で
 可決したのも、「合併しない宣言は保身のためではない」との心意気を示す要素が大き
 く、04年3月の町議選ではベテラン議員を中心に7人が引退、重ねて「保身」でないこ
 とを身をもって示した。http://www.news.janjan.jp/column/0503/0503214836/1.php

5:日当制移行を決めたのは、根本町長勇退後の後継として07年5月から無投票で町長に
 なった古張町長の07年12月議会での提案によるが、これは前町長時代の「一丸改革」
 の延長として了承したものだった。

6:そういう見識ある矢祭町議会ではあるが、08年度日当制移行でマスコミの注目を集め
 る以前は、本会議一般質問はかなりおざなりなものだった。(本の94ページ)
  質疑に関して言えば、日当制前も後も十分とは思えない。09年9月議会で見ると、全
 26議案を質疑するのに要した日は実質2日間だけだった。(本の95ページ)
  これは全国どこの議会でも似たようなものだが、「そういう議員だから日当制で十  分」というのでは、議会がまともに機能していない現状を追認してしまうだけ。
  (本の95ページ) 
  
7:矢祭町では職員の中に潜在能力の高い人達がおり、「合併しない宣言」で全国に注目 された事を契機にして、その能力がどんどん発揮されて町政改革を押し進めてこれた。
  つまり、人口6千余の小さな田舎の町での気骨ある町長・議員・職員・住民の「幸運
 な巡り合わせの共同体」で良き町政がこの間運営されてきたのであって、制度的にそれ
 が永続する保障はないという事であり、日当制議会が良き町政を担保するものでは全然
 ない、という事である。

 その根拠:「職員が考える」のを待っていた町長
 (福島県矢祭町(4)「合併をしない宣言」から芽生えた自律意識 2005/03/29)
    http://www.news.janjan.jp/column/0503/0503264988/1.php
  抜粋:
・・・・「ほんとうは町長に行革なんてやるつもりはなかったんですよ」
  自立に向けて役場改革の牽引車になってきた自立推進グループ長の高信由美子さん
 が意外なことを打ち明けてくれた。どういうことか。
  高信さんの話によると、「市町村合併をしない矢祭町宣言」(01年10月)から
 というもの、矢祭町は全国の自治体からの視察ラッシュに襲われた。当時、議会事務
 局勤務だった高信さんがもっぱら応対係になった。視察団から、自立のための財政、
 行革、街づくりをどう考えているのか、矢のような質問が飛んできた。

  役場のだれも、なにも考えていなかったので、なにも答えられない。町長は適当な
 ところで席を立ってしまう。
  高信さんは「町長は現状維持で大丈夫ぐらいにしか考えていなかった」とみる。
  あとに残される高信さんは、来る日も来る日も視察団が繰り出す同じ質問に、だんだ
 ん不安が募ってきた。

  意を決して「本格的な行革をしなければ町は自滅する」と町長に直訴した。
  町長の指示は「お前さんたちが考えてやれ」だった。町長はなかなか人使いに長けた 人だ。何ごとにつけて職員が自ら立ち上がるのを待つ手法をとる。

 ・・・これまでの役場の古い慣習と変えることへの抵抗と衝突し、会議の度に大声が
 飛び交い合いながらも、次第に全庁に広がった。そして03年8月の機構改革で「自立
 推進課」が生まれ、ようやく軌道に乗った。・・・・・「何をしても変わらない」から
 「できることから変えよう」へ、職員の意識が変わってきた。
  なかでも中堅でみんなをまとめる人がいるグループは改革に拍車がかかった。・・・

  高信さんは「ここまで行財政改革を進めてこられたのは、町民の不安の声と全国から
 の視察団の叱咤がわれわれを変えてくれたお陰なのです。人は出会いによって成長する
 ものだとつくづく思います」という。
  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
8:数々の感動を生んできた矢祭町でも町長が替わってキシミが出てきた。
  参考:「合併しない宣言」の矢祭町がちょっと変ですよ 竹内謙2009/12/12
  http://www.news.janjan.jp/area/0912/0912110292/1.php (抜粋)
 
 ・・・・自立路線を主導した根本良一・前町長のもとで改革に辣腕を振るってきた高
 信由美子・教育長の再任を町議会が拒否、自立路線に黄信号が灯り始めたのだ。

  教育長再任拒否事件の発端は、町執行部の単純な事務的ミスだった。高信氏は、古張
 町長就任(07年4月30日)後の07年6月4日に教育長に任命されたが、任期は前
 任教育長の残任期間(09年9月19日まで)だったにもかかわらず、町執行部も教育
 委員会事務局も本人も「就任から4年間」、つまり2011年6月と勘違いしていた。
  就任時の町広報紙にも、そう書いてあった。

  騒ぎが起こったのは、本年9月18日の9月定例町議会最終日。ある議員が高信教育
 長の任期切れが迫っていることを指摘した。
  町執行部は一度は「任期はまだある」と答弁したが、調べてみて初めて任期切れに気
 づき、あわてて再任の人事案件を追加議案として提出した。
  これに対して町議側が「唐突すぎる」と反発、今度は町長が提出議案を取り下げる混
 乱を演じてしまった。

  町長は9月24日に臨時町議会を召集、改めて高信前教育長を再任する人事案件を
 提案したが、「高信教育長の職務は高く評価されている」「執行部が任期を知らないの
 は前代未聞。この際、新たな人選をすべき」など賛否が分かれ、採決の結果、再任案は
 賛成4、反対5の賛成少数で否決された。

  高信氏は1977年に矢祭町役場に入り、議会事務局の職員の時に、議会が全会一致
 で採択した「市町村合併をしない矢祭町宣言」の宣言名を考え出した。
  宣言後には根本前町長が目指した自主自立路線を具体政策化する自立課の自立グルー
 プ長として活躍。住民基本台帳ネットワークシステムへの非接続、職員数と人件費の削
 減、年中無休の窓口業務、職員の自宅を利用した出張役場、全職員による税の滞納整
 理、保幼一元化、職員消防隊、スタンプ券での公共料金支払いなど根本町政が推し進め
 た自立政策の蔭の牽引役だった。

  6期24年間にわたった根本町長が勇退し、町議から副町長を経験した古張允氏が後
 継町長に就任、根本町政の方針を引き継ぐことを公約して無投票でのバトンタッチだっ
 た。
  高信氏は古張町長から教育長に抜擢されたあとも、全国から40万冊を超える寄贈本
 を集めた「もったいない図書館」や民間塾「若あゆスクール」を開設するなど斬新なア
 イディアを繰り出して教育行政の改革に積極的に取り組んできた。

 執行部に向く日当制の不満
  議会が高信氏の再任を否決した背景には、いくつかの事情が重なっている。

  第1には、高信氏について改革の牽引役としての評価が高い一方で、議会内には「独
 断専行が過ぎる」「議会を軽視している」と不満を募らせていた議員がかなりの数いた
 ことは間違いない。
  それは根本前町長が敷いた自主自立路線に対する議員側の意識のずれでもあった。

  第2には、議会内に古張町長からの離反現象が次第に顕在化しつつあった。
  今春には町職員OBらに役場事務の一部を委託する「第2役場」構想や分譲地の販売
 促進を目指した定住促進条例が議会の反対で相次いで頓挫した。
  古張町長による高信氏の教育長登用は就任直後だっただけに異論は表面化しなかった
 が、当初から面白く思わなかった議員たちは、9月議会の町長提出議案の中に教育長再
 任の人事案件がないことを渡りに舟と、執行部の不手際を理由に一気に再任拒否に持ち
 込んでしまった。

  第3には、議会側には「全国初」と大きな反響を呼びながら導入された日当制議員報
 酬への強い不満がくすぶり続けている。
 ・・・・月額制による議員報酬の年間総額(07年度)が3,473万円だったのに対
 して、日当制導入後は1,206万円(08年度)と、3分の1に削減された。
  つまり、10人いる町議の平均報酬は年額347万円から120万円に大幅縮減され
 たのだ。
  「議員はボランティアで、職員は高い給料をとっている」という不満が募り、そのは
 け口が町長ら執行部に向けられてきた。

 自立路線が崩壊し始めた
  残念ながら、古張町長には根本前町長のようなカリスマ性やリーダーシップはない。
 ・・・・・
  高信教育長の再任拒否についても、高信氏を「『元気な声が聞こえるマチづくり』の
 お手本になる仕事をどんどん取り入れてやってくれた」と評価する一方で、「ただ議会
 にすれば、議員さんたちの話を聞かないで新しい施策をやってきたことが面白くなかっ
 たのかなという気もする」と、自ら提案した人事に対する執念や責任からはかけ離れ
 た、評論家的な見解を披露する始末なのだ。
 
  この記事は、高信教育長の再任に反対した5人の議員<注>は事前に周到な準備をし
 ていたとの見方を示している。
  それはともかく、この再任拒否事件は、単なる特別職人事の否決を意味するにとどま
 らない。
  「合併しない宣言」から8年、矢祭町が進めてきた「自立の町づくり」路線が町長交
 代から2年余りにして崩壊を始めたとみるべきだろう。
  そこには、町民本位の改革に耐えきれなくなった議員たちからの「昔」へ回帰しよう
 とする構図が透けて見える。
  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
8:上の記事の末尾では「町民本位の改革に耐えきれなくなった議員達が昔へ回帰しよう
 とする構図」と書いて、「町民本位の改革・自立路線」と「議員日当制の撤回」が対立 するかのように描いているが、それは間違いだと思う。
 
  「偶然の良き巡り合わせ」に依存することなく行政のシステムとして「町民本位の改
 革・自立路線」を継続発展させていくためには、そういた路線を持った議員が議員活動
 と生計をそれなりに両立させて持続的に活動できるような報酬を保障する事だろう、と
 戸田は考える。

・・・・「合併しない宣言」以降の矢祭町の感動的な話は数々あって、ぜひ紹介しておきたいのですが、長文になりすぎるので、ここでは代表的なリンクだけ紹介して終わります。そこの文章は別投稿で紹介します。

◎市町村合併をしない矢祭町宣言
    http://www.news.janjan.jp/column/0503/0503074371/2.php

◎市町村合併なんて馬鹿こくでねぇ 
   http://www.kojintekina.com/monthly/monthly90602.html

◎根本良一矢祭町長にお会いして 04年2月
 http://www.matunomi.com/jcp/jyuumin/1000nin/yamaturi.pdf

◎福島県矢祭町(2)いまも遺る“昭和の大合併”、血の雨のしこり
  http://www.news.janjan.jp/column/0503/0503144626/1.php

◎福島県矢祭町(3)どうみても3役は総務課長ほど働いていない 2005/03/22
  http://www.news.janjan.jp/column/0503/0503214836/1.php

◎福島県矢祭町(4)「合併をしない宣言」から芽生えた自律意識 2005/03/29
    http://www.news.janjan.jp/column/0503/0503264988/1.php
引用なし
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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6; .NET CLR...@i58-89-136-80.s04.a027.ap.plala.or.jp>

すべての議員が、公開すべきであります。
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 ゆうすけ E-MAIL  - 11/2/18(金) 0:42 -
  
 戸田さんが公開しなければ、知る術もなかったのですが、共済年金 80,600 国民保険・年金 74,860 所得税 31,250 市府民税45,600 議員慶弔会費 500 等々で結構引かれるものですね。2003年までは、期末手当は3月・6月・12月の3回支払われていたというのも、驚きです。やはり、自営業からすれば、羨ましく思います。

 あと、政務調査費がどんな調査をして、いくらかかったのかもわかれば、議員のやっている仕事がより身近になると思います。
引用なし
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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; GTB6.6; .NET CLR 2.0.50727)@ntoska100149.oska.nt.ftth.ppp.infoweb.ne.jp>

<地方議会 その現実と「改革」の方向>
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 ゆうすけ E-MAIL  - 11/2/17(木) 15:25 -
  
公明がすでに竹下譲(ゆずる)氏を招いて講演会をおこなっていたのは、先見の明があるのでしょうが、◆自治体議会政策学会・竹下会長と活発に議論(2010/11/26公明新聞抜粋)とあるように、議論であって、公明にすれば、有権者受けのいい、削減路線を選んだということでしょう。


■「住民の議会に対する関心は、議員定数の削減や政務調査費の削減など、議会の実質的な機能の縮小に集中しているようです。しかし、これは、民主主義という観点からみて、大きな問題です。実質的には、住民にとって大きなマイナスになるともいえるでしょう」。との竹下氏の言ってることを聞き入れないで、なんで逆行するのかがわからない。
引用なし
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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; GTB6.6; .NET CLR 2.0.50727)@ntoska101137.oska.nt.ftth.ppp.infoweb.ne.jp>

☆竹内謙氏コラム『Samurai Mayors』も素晴らしい。矢祭町など現場の詳細な報告が
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 戸田 E-MAILWEB  - 11/2/17(木) 12:57 -
  
 「竹下譲(ゆずる)」氏と字面が似ている人で「竹内謙(けん)」という人がいて、この人のネットコラムも、地方自治体・議会の現場を詳しく取材分析していて非常に勉強になることを、今回「矢祭町(まち)」を検索して偶然に知った。
 朝日新聞記者を務めた後に鎌倉市長を2期務めた、という体験の上での「プロ」の取材と分析がすごい。
 「議会改革」を考える時に、竹下譲先生と並んではずせない情報だ。
    ↓↓↓ 
◎竹内謙(けん)氏コラム『Samurai Mayors』(サムライ メイヤーズ)
   http://www.news.janjan.jp/column/takeuchi/list_samurai_mayors.php#point0
 窮屈な自治制度のなかで果敢な改革に挑戦する市町村長たちがいま硬直化した日本の行政に風穴を開けつつある。
 そんな『Samurai Mayors』を取り上げる。筆者はもと朝日新聞政治部記者・編集委員。
 現在は『JanJan』編集委員長、早稲田、江戸川各大学客員教授、NPO理事などを兼務。

 (英語:「Mayor」メイヤー、日本語で市長・町長の意味)
引用なし
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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6; .NET CLR...@i58-94-104-208.s04.a027.ap.plala.or.jp>

★これだ!内外議会に詳しい「地方議会 その現実を『改革』の方向」と竹下譲氏発見!
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 戸田 E-MAILWEB  - 11/2/17(木) 11:29 -
  
 梅田の巨大書店で「諸外国議員の報酬や矢祭町の日当制も含めて、現場を調べて分析している、今最高の本がこれだ!」という本を発見しました。
 それが<地方議会 その現実と「改革」の方向>イマジン出版2010年5月発行2,625円
で、その著者が竹下譲(ゆずる)氏

 民主主義の実現のために自治体議会・議員のあり方を考え提起する、凄い人がいました。
 実はこの竹下譲氏はとても地方自治の分野ではとても有名な人で、今まで知らなかった
戸田が「井の中の蛙」でした。(「近畿市民派議員」の他の人も戸田と同様だと思うが)
 戸田と少し意見の違う部分もありますが、全体として「目からウロコ」の人であり、その著作でした。
 以下に紹介します。

◆本<地方議会 その現実と「改革」の方向>イマジン出版2010年5月発行2,625円
   http://www.honzuki.jp/book/book/no103428/index.html
内容紹介
 議会とは何か 議員とは何か 現実は変えられるのか 
 今進めている議会改革は間違っていないのか    すべての答えがこの一冊に!
 住民自治と議会制民主主義の確立に必読 の書。

[目次]
第1部: 議員と"お金"(議員に対する関心  いまこそ必要な議員の海外視察 ほか)
第2部: 議会と住民(議会は"合議制"ではないのか? 一般質問の意義と問題点
      住民は議会を信頼できるか? ほか)
第3部: 議会のしくみ(常任委員会で審議するのは何のため?
      本会議を実質的審議の場にする必要あり 地方議会は立法機関か? ほか)
第4部: 地方自治の代表は議会(自治体の2つの機能"地方自治"の代表は? ほか)
第5部: イギリスの議会制民主主義-伝統的には住民投票を否定(議会制民主主義の国
      地方レベルの住民投票(referendum)は? ほか)
  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◆著者:竹下譲(地域政策研究所 所長)
  http://spysee.jp/%E7%AB%B9%E4%B8%8B%E8%AD%B2/1142124/#lead
  四日市大学の1988年の開学以来、地域の活性化、文化や産業の発展に積極的に貢献す
 るという考えのもと、四日市市が設置した四日市地域政策研究所においても、これまで
 四日市大学の多くの教員が特別研究員としての委嘱を受け、四日市市を中心とする地域
 の産業・経済の振興や環境問題などに関する調査研究あるいは政策立案・提言などを行
 い、地域発展に貢献してきました。

  この蓄積の上に、2001年4月市との取り決めに基づき移管し、四日市大学地域政策研
 究所としてさらなる充実・発展に努力してまいりました。このたび新しく産業看護研究
 センターと並び四日市地域研究機構と改組しましたが、今まで以上に、地域の要請に的
 確に応え、積極的に地域に貢献できるよう努めます。

専門分野:イギリス政治  行政学  地方議会論  地方自治法  世界の地方自治

経歴 :東北大学大学院法学研究科修了。 政治学博士。
    東京市政調査会主任研究員、東京都立大学講師、東京市政調査会主任研究員、
    明治大学講師、拓殖大学教授、ロンドン大学客員、神奈川大学教授などを経て、
    2001年から四日市大学教授。
    1998年から自治体議会政策学会の会長として、全国の自治体議員の研修にあた
     る。
    2004年〜2005年度三重県教育委員会委員長,全国市議会議長会議会活性化アドバ
     イザーを経て、現在、三重県教育委員会委員。
    議会の仕組みを「議論」にふさわしいものにと、行政・議会改革を説く。  

◆自治体議会政策学会会長としてのあいさつ(・・・竹下氏のスタンスが明瞭に)
  http://www.copa-web.net/summary.html
 2000年の地方分権一括法によって地方分権は飛躍的に進んだとされています。
 しかし、地方分権一括法の実施前と実施後で、行政の運営ががらりと変わったと、自信
を持っていえる自治体はどれだけあるでしょうか。
 ほとんどの自治体では、行政運営の仕方は全く変わっていないというのが実情だと思い
ます。

 地方自治は与えられるものではありません。自治体自身で勝ちとるべきものです。
 そのためには、いろいろな工夫を自治体自身でする必要があるのはもちろんですが、場
合によっては、中央省庁と対立することも必要です。
 このときに自治体の中心になる力を有しているのは、議会だといえます。

 2000年の地方分権一括法により、法律の解釈を自治体が自らできるようになったと
いわれていますが、この解釈は説明がつく解釈、言い換えれば、みんなを納得させるような解釈でなければなりません。
 自治体の職員が自分たちだけで、中央省庁と異なる解釈をすることは、その法律上の位
置づけからいって、実際には不可能に近いといえるでしょう。

 これに対して、議会の構成メンバーである議員は、選挙で選ばれていますから、住民の意向に拘束されこそすれ、法律を自由に解釈することができます。
 議員が討論を重ね、議会の意思として、独自の解釈をする場合には、誰もが納得せざる
を得ません。
 その上、議会は自治体の意思決定機関ですから、中央省庁と十分に張り合う力を有しています。

 地方自治を勝ちとるためには、この議会の力が、何よりも必要です。
 ところが、現実の自治体の議会は、こうした機能をほとんど果たしていないといってよいでしょう。
 その結果、住民の議会に対する関心は、議員定数の削減や政務調査費の削減など、議会の実質的な機能の縮小に集中しているようです。

 しかし、これは、民主主義という観点からみて、大きな問題です。実質的には、住民にとって大きなマイナスになるともいえるでしょう。
 自治体議会政策学会は、議会が本来の機能を持つように、そして、議会が活性化するように、議員の皆さんに、いろいろな情報を提供している機関です。
 また、研究者と議員が一緒になって、議会の改革も検討しています。議員研修も積極的に展開しています。外国の議会について知るために、時には、研究者と共に外国に出かけ、現地の議会をみながら研修をするということもしています。
 現在は、毎年、300人を超す議員の皆さんが研修に参加してくれています。皆さんも参加しませんか。
          自治体議会政策学会 会長 竹下 譲
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
■おまけ:
  昨年11月、公明党は党本部に竹下氏を招いて講演を受け、「定数を減らせば議会と住
 民の十分なコミュニケーションができず、隔たりができる」との懸念を学んでいた!
  それなのに、公明党は全国各地で「議会改革=議員定数削減」というデマで議会改悪
 を積極的に進めている!
  竹下氏が著名な研究者なので招いたが、講演の中身は学ばないということか。
   ↓↓↓
  ◆自治体議会政策学会・竹下会長と活発に議論(2010/11/26公明新聞抜粋)
 http://nishi-24.blog.ocn.ne.jp/blog/2010/11/index.html

 公明党の地方議会改革プロジェクトチームは25日、東京都新宿区の党本部で自治体議会政策学会の竹下譲会長(拓殖大学地方政治センター長)を招いて講演を聞き、意見を交わした。

 席上、竹下会長は、「地域の自主独立性がないと国は強固にならない。そのためには(議会が)有権者と結び付かなければならない」と強調。議会改革の方向性について、自治体職員からの情報を基に議論が行われる現状から、議会が住民の声を聞き、地方政治に反映させていく努力をしていかなければならないと主張した。

 また、議員定数の削減について「定数を減らせば議会と住民の十分なコミュニケーションができず、隔たりができる」と懸念を示した。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
引用なし
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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6; .NET CLR...@i58-94-104-208.s04.a027.ap.plala.or.jp>

「悪貨は良貨を駆逐する」
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 ゆうすけ E-MAIL  - 11/2/16(水) 23:40 -
  
 きょうの公明新聞2面記事。さいたま市議会が「報酬、政調費を1割削減」。
さいたま市議会は15日の本会議で、公明、自民の両会派が共同提出した、議員報酬と政務調査費を1割カットする条例案を賛成多数で可決した。施行期間が今年4月1日〜11月30日。
 公明党さいたま市議団は、2007年3月に費用弁償の廃止、同年12月に議員報酬の5%カット、08年に議員定数の4割減を実現するなど、一貫して議会改革をリードしてきた。

 ■やはり、削減が議会改革の目玉となっている。議会にかかる予算さえ減らせばいいというのが、王道であるかのようである。期間限定というのもおかしい話である。賛成討論に立った公明の井上しんいち市議は、削減された費用について「学校警備員の拡充など、教育予算に充当すべき」と主張したが、施行期間が今年4月1日〜11月30日としての削減額は合計で約7000万円。それを教育予算にというわかりやすい話であるが、「悪貨は良貨を駆逐する」というのは、こういう状況を言うのであろうか。定数減、報酬カットで”良貨”(金が多く含まれる金貨)すなわち、良質の議員が駆逐されてしまう。

 公明本部の方針であるのだから、パフォーマンスとは言え、門真の公明もそのような条例案を出してくると思う。
引用なし
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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; GTB6.6; .NET CLR 2.0.50727)@ntoska195089.oska.nt.ftth.ppp.infoweb.ne.jp>

崩れざる真実の幸福は、絶対的幸福にこそある。
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 ゆうすけ E-MAIL  - 11/2/16(水) 22:08 -
  
 絶対的幸福とは、相対的幸福の延長線上にあるものではありません。相対的幸福の次元
では、いくら不幸のように見えても、絶対的幸福を確立することができる。

 絶対的幸福とは、有為転変する周りの条件に支配されるのではなく、自分が心に決めた使命、目的に向かって実践していくなかで生ずる、生命自体の充実感、満足感です。

 
引用なし
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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; GTB6.6; .NET CLR 2.0.50727)@ntoska195089.oska.nt.ftth.ppp.infoweb.ne.jp>

●「3ない議会」=議案修正無し・議員提案条例無し・議員の賛否公表無し、なるほど!
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 戸田 E-MAILWEB  - 11/2/16(水) 10:22 -
  
 朝日新聞記事で「3ない議会」とよく出てくるので、どういう意味かと思ったら、
(1)首長提出の議案の修正や否決が無い
(2)議員提案の政策条例が無い
(3)議員個人の議案への賛否を公表しない

の3点全てが当てはまる「低レベル議会」の事だと分かった。
 こういう議会が全国自治体議会の3分の1にも及ぶのだという。
 門真市議会は「議員提案の条例」は無かったように思うし(ひとつくらいあったっけ?)、市長議案を修正させた事は1回くらいあったか無かったかという程度だから、「2.8ない議会」くらいかな?
    ↓↓↓
◎だらしないね地方議会 言いなり5割、議員提案なし9割2011年2月12日5時8分
  http://www.asahi.com/politics/update/0211/TKY201102110247.html
 みどりの一期一会(新聞社HP↑と違って、こちら↓は月日が経っても消えない)
  http://blog.goo.ne.jp/midorinet002/e/2a149629e7f494f46fad0d789a8fd255

 全国の地方議会のうち、首長が提出した議案をこの4年間で一本も修正や否決していない「丸のみ」議会は50%、議員提案の政策条例が一つもない「無提案」議会が91%、議員個人の議案への賛否を明らかにしない「非公開」議会が84%――。

 朝日新聞の全国自治体議会アンケートで、こんな議会のていたらくがはっきりした。いずれにも当てはまる「3ない議会」は全体の3分の1に及ぶ。
 アンケートは1月、都道府県と市区町村の計1797の議会を対象に実施した。回収率は100%だった。

 2007年1月からの4年間で、首長提案の議案数は1議会あたり平均414本。修正または否決が3本以下の議会が全体の82%を占めた。

 地方分権に伴い、議員には住民のくらしに即した条例づくりが求められるが、4年間で議員提案の政策条例の制定数が1本以下の議会が98%にのぼった。

 個々の議員の議案への賛否は、議員の評価に不可欠な情報だが、公開している議会は
16%しかなかった。

 「行政監視」「政策立案」「情報公開」のすべてが不十分な議会は全国で653議会。京都、兵庫、広島、香川、福岡の5府県議会のほか、県庁所在地では福島、宇都宮、甲府、富山、金沢、和歌山、松江、松山、佐賀、大分、鹿児島の11市議会が該当した。
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
■「議員個人の議案への賛否公表」については、歴代与党(自公民)議員の大半が「公表
 しないのが正しいのだ!」と思い込んできた。
 「そんな公表したら共産党(や戸田)だけがエエカッコできるだけや」、「市民の誤解
 を与える」(!?)

  そんなとんでもない認識なのである。議員としてまことに卑怯卑劣でもある。
  こういう議員が多数を占めているから、採決にあたって議長も事務局職員も、「賛
 成・反対が何人ずついたかすら数えない」(!)
  賛否の結果が最初から分かっているせいもある(!)からでもあるが、採決にあたっ
 て議長は、単に「賛成(反対)多数と認めます」と言うだけである。(!)

  そして議会だよりだけでなく議事録にすら「賛成多数で可決(採択)」とか「反対
 多数で否決(不採択)」と書かれるだけで、賛否の真実は傍聴して採決現場を見た人
 しか分からない!
  その現場目撃者が(出席議員も含めて)記録を付けていない限り、議員個々人の賛否
 は忘れられてしまうし、その記録にしても「正式な記録」とは認められない!

■だから戸田は「門真市議会の常識は市民の非常識」と言い続けているのだ。

 ついでに言うと、こういう大問題(議員の賛否行動が市民に隠されている・市民は議員
 への判断材料を不当に奪われている)事に何も関心を向けずに、公明党らの手先になっ
 て「財政難だから議員も身を削れ」、「議会改革は定数削減・報酬削減だ」とのたまう
 「○○の会」の(正式名称は忘れたが)「市民」には、猛烈に怒りを感じている。
  
  本当は議会の質や内容向上に何にも関心を持っていないくせに(傍聴にも来ない、議
 事録も読んでいない、今の門真市議会の問題点を知ろうともしない)、ええかげんにせ えよ、と直に言ってやりたくなる。 
引用なし
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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6; .NET CLR...@i58-94-91-52.s04.a027.ap.plala.or.jp>

■地方議員、8年で4割減(2/13朝日)今3万6449人→4月更に902減で3万5547人
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 戸田 E-MAILWEB  - 11/2/16(水) 9:37 -
  
 2/13(日)の朝日新聞1面と3面に興味深い記事が大きく載ったので紹介します。
 1面記事で、今の全国の地方自治体・議会の数が1797、議員の総数が3万6449人である事が分かりました。
 また、3面の記事から、この議員数が今年4月からさらに902人減らされる事が分かり、4月の統一地方選終了後からは総計3万5547人になる事も分かりました。
 (※ 戸田が最近「全国約2700人の自治体議員」と書いたのは何かと取り違えたとんで
   もない誤記なので、この場で訂正しておきます。)

◎地方議員、8年で39%減 報酬は微減 朝日新聞社調査 2011年2月13日1面
  http://www.asahi.com/politics/update/0213/TKY201102120249.html?ref=goo
 みどりの一期一会(新聞社HP↑と違って、こちら↓は月日が経っても消えない)
  http://blog.goo.ne.jp/midorinet002/e/2a149629e7f494f46fad0d789a8fd255

 地方議員の定数は2003年からの8年間で39%減ったが、1人あたりの議員報酬の平均月額は4%減にとどまっていることが朝日新聞の全国自治体議会アンケートで分かった。議員数は大幅にリストラしたものの、議員の待遇はほとんど変わっていない実態が明らかになった。

 アンケートは1月に実施。全国1797の地方議会すべてから回答を得た。
 今年1月1日の全議会の定数は3万6449人。そのうちの都道府県・政令指定市は
3979人で8年前に比べて14%減だったが、市区町村は3万2470人で41%も減った。

 市区町村の減少幅が大きいのは「平成の大合併」で、自治体数が03年の3200余から1700台に減った影響が大きい。
 1999年以降に「合併した」と回答した約600議会に限ると、削減率は58%。
減少幅が全国最大の新潟市は、この8年間で13市町村と合併。03年当時の旧市町村の議員定数を足すと314だったが、今は56で、82%も減った。

 「合併しなかった」と回答した約1200議会の削減率は14%。その中で、削減数が最多だったのは財政難に陥った岩手県藤沢町の12で、定数を22から10にまで減らした。
 都道府県別でみると、新潟県内の地方議員数の減少幅が65%で最大。50%以上は長崎、愛媛、広島、島根、山口、大分、岡山、鹿児島など西日本が多かった。大都市圏ほど減少幅が小さい傾向があり、最小は東京の4%。大阪も8%だった。
 なぜ定数を減らしたかを複数回答で問うと、「議員の自主的な判断」(40%)、「財政が苦しいから」(27%)、「住民から要望があった」(15%)、「近隣自治体の動きに合わせた」(14%)の順だった。

 一方、1月時点の議員報酬の平均月額は32万132円。都道府県・政令指定市は79万9044円で、8年前と比べると3%減。
 市区は41万825円で5%減、町村は21万381円で4%減だった。
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◎2/13朝日3面:2011地方選:議会はいらない? (画像で紹介)
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/d7/aa8a847882698e457b8ba7eef1de03be.jpg
 大見出し:
   ・直接請求テコに定数削減
   ・財政悪化で首長も圧力
   ・適正規模 住民と探る 意見募り合意づくり 
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 1面記事を整理してみると

1:「平成の大合併」で、自治体数が03年の3200余から1700台に減った。(!)
  現在の自治対数は1797自治体。(47都道府県+市町村+特別区)

2:地方議員の定数は2003年からの8年間で39%減って3万6449人になった。
  (3面:4月からさらに902人減らされて総計3万5547人になる)

3:都道府県・政令指定市は3979人で14%減だが、市区町村は3万2470人で41%減。

4:1999年以降に合併した約600議会に限ると削減率は58%。
  減少幅が全国最大の新潟市はこの8年間で13市町村と合併(!)
03年当時の旧市町村の議員定数を足すと314だが、今は56で、82%も減った(!)

5:合併しなかった約1200議会の削減率は14%。
  その中で削減数が最多だった岩手県藤沢町は定数を22から10にまで減らした。

6:都道府県別でみると新潟県内の地方議員数の減少幅が65%で最大。
  50%以上は長崎、愛媛、広島、島根、山口、大分、岡山、鹿児島など西日本が多  い。
  大都市圏ほど減少幅が小さい傾向があり、最小は東京の4%。大阪も8%だった。

7:1月時点の議員報酬の平均月額は32万132円。
  都道府県・政令指定市は79万9044円で、8年前と比べると3%減。
  市区は41万825円で5%減、
  町村は21万381円で4%減だった。
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◎2/12朝日の記事(画像で紹介)も興味深い。特に注目した点を列挙する
 http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/f7/352512d8a169a7637a795d0d6b3c5d35.jpg
  ↑↑↑
1:■宇都宮市(上段右)
  ・50万都市、議員定数50の議会だが4年前に「本会議一般質問は1議員2回までに
    制限」(!)と明文規定を作った。 (アホか!)
  ・議会広報では、議案採決について、議員個人はもちろん、会派の賛否すら載せな    い。(これは門真市議会含めて、全国で多数だが、ケシカランことだ)

2:■岡山市議会(中段)
  ・市民から「ゴミ有料化条例への議員の賛否を議会HPで公表して欲しい」という陳
    情があったが、議会運営委員会で反対多数で潰された。
   (その下らない・噴飯モノの「反対論」も紹介している)

3:■愛知県犬山市(下段)
  ・2010年9月議会から、議員の賛否の一覧表を公開している。
    1市議からの公表提案に全員協議会で全議員が賛成して実現した。(立派!)

4:■仙台市(最下段)
  ・「議会ウォッチャー仙台」が、この3年間の本会議質問を対象にした「議会通信
   簿」を発表した。
  ・9点満点の採点で議員に成績をつけるが、その採点基準は、
   1,事前に現場を調査したか?(4点満点)
   2,他の都市と比較したか? (2点満点)
   3,改善策を提案したか?  (3点満点)
  また、
   本会議場で「居眠り・私語・席を離れた」か? の3点も評価対象にする。 
       (アハハ!) 
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◎社説:地方議会 役割の大切さ示すとき 2月9日(水)信濃毎日新聞
 http://blog.goo.ne.jp/midorinet002/e/2a149629e7f494f46fad0d789a8fd255
  これも良い論説だ。↓↓

 自分たちが暮らす自治体に幾人の議員がいるか知っていますか。
 何人の名前を挙げることができますか。

 定例議会がない時に議員は何をしているのか。支給される経費を使ってどんな調査をしているのか…。多くの人は投票で議員を選んではいるけれど、仕事の中身については詳しく知らないのではないか。

 名古屋市の住民投票で、同市議会の解散が決まった。鹿児島県阿久根市でも20日、市議会解散の是非を問う住民投票がある。
 地方議会に有権者の厳しい目が向けられている。首長の提案を追認する役割にとどまってきた議員の責任は重い。
 同時に、議会に対して注意を払ってこなかった私たち有権者にも責任がある。

 地方自治において、議会は首長と並ぶ住民の代表機関である。
 幅広い職域から選ばれる議員には、さまざまな住民の意思を行政に反映する役割が求められる。
 首長の仕事を監視、けん制するだけでない。地域に必要なルールを条例化したり、政策にまとめて提案したりもできる。
 予算の修正権、首長の不信任議決権も握っている。住民のよりどころとなるべき存在である。

 最近の首長選挙で「住民参加」や「住民との協働」を唱える候補が珍しくなくなった。職員に住民の声を丁寧に聞くよう指示し、電子メールなどで直接、住民と意思疎通する首長も多い。住民の声を吸収する役割を、行政自体が果たし始めている。

 一方、議会の改革は後れを取ってきた。
 定数削減など外形的な改革は進めても、政策立案といった活動の中身を充実させる取り組みを怠っている。
 それでいて高額な報酬をもらっていれば、批判が高まるのは当然だろう。

 名古屋市長選で再選を果たした河村たかし市長は、出直し市議選に自らの意に沿う候補を多数擁立するという。過半数を握ることが狙いだ。
 もくろみが実現すれば、議会の形骸化にむしろ拍車が掛かる。健全な発想ではない。

 首長の目が届かない少数者の声にも耳を傾ける。住民の受けがいい施策に流れる首長の姿勢を厳しくけん制する。そうした議会の役割があってこそ、安心で選択肢の多い自治が成り立つ。
 もちろん、議員自らが改革へ動くのが最優先だ。

 併せて私たちは統一地方選を機にもう一度、議会の存在意義を考えたい。
 住民の意思をくみ取る候補を選び、育てたい。
 選挙の後も活動に目を配り続けることが大切だ。 
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引用なし
・ツリー全体表示
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◎戸田の議員報酬等と天引き分詳細はココに紹介してます(06年8月分まででしたが)
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 戸田 E-MAILWEB  - 11/2/16(水) 6:49 -
  
 扉「12の窓」の(4) #市政や国政の問題あれこれ#
    http://www.hige-toda.com/_mado09/mado04_index.htm
の右上の  *戸田の議員報酬すべて公開しています! ’99〜05/09/02up
       http://www.hige-toda.com/_mado04/housyuu/toda.html
に詳細を報告してました。昨日偶然「発見」しました。(それまで忘れてました)

 ただ、06年8月分まででした。
 何でかなあ〜?と考えてみたら、合併阻止闘争を一緒に闘った常勤スタッフさんが退職されて、次の臨時スタッフへのここの部分の引き継ぎがされていなかったのと(戸田HPの作業は膨大にありますからここの部分が後回しになったのでしょう)、戸田自身がここの部分を忘れてしまっていたためだろうと思われます。
 今になってみると非常に貴重な資料です。

 全部コピーすると余りに長文になって字数オーバーになってしまうので、参考として後半1/3ほどを転載します。
 ※なお、極く一部ですが誤記があったので、それは ↑(誤) と指摘しておきました。
    ↓↓↓
★ 戸田の議員報酬一覧 ★( )内は、支払い額です。
     http://www.hige-toda.com/_mado04/housyuu/toda.html
★ 2006年 8月18日 議員報酬 640,200 手取り 407,390
   (共済年金 80,600 国民保険・年金 74,860 所得税 31,250 市府民税45,600
     議員慶弔会費 500)
★ 2006年 7月18日 議員報酬 640,200 手取り 407,390
    (共済年金 80,600 国民保険・年金 74,860 所得税 31,250 市府民税 45,600
     議員慶弔会費 500)
◎  2005年 7月15日 政務調査費  180,000
  ↑(誤) 「2006年」の間違い
★ 2005年 6月10日 期末手当 1,632,510   手取り 1,333,783
  ↑(誤) 「2006年」の間違い (共済年金 61,600 所得税 217,127)
  
★ 2006年 6月18日 議員報酬 640,200 手取り 407,090
    (共済年金 80,600 国民保険・年金 74,860 所得税 31,250 市府民税 45,900
      議員慶弔会費 500)
★ 2006年 5月18日 議員報酬 640,200 手取り 461,100
   (共済年金 80,600 国民保険・年金 13,860 所得税 400,40 市府民税 44,100
      議員慶弔会費 500)
★ 2006年 4月18日 議員報酬 640,200 手取り 461,100
   (共済年金 80,600 国民保険・年金 13,860 所得税 400,40 市府民税 44,100
      議員慶弔会費 500)

◎  2005年 4月15日 政務調査費  180,000
  ↑(誤) 「2006年」の間違い
★ 2006年 3月18日 議員報酬 640,200 手取り 461,100
   (共済年金 80,600 国民保険・年金 13,860 所得税 400,40 市府民税 44,100
      議員慶弔会費 500)
★ 2006年 3月18日 議員報酬 640,200 手取り 409,130
   (共済年金 80,600 国民保険・年金 74,580 所得税 31,290 市府民税 44,100
      議員慶弔会費 500)
★ 2006年 2月18日 議員報酬 640,200 手取り 409,130
   (共済年金 80,600 国民保険・年金 74,580 所得税 31,290 市府民税44,100
       議員慶弔会費 500)

(誤)※2006年1月の議員報酬と政務調査費が欠落しています。
  この時期は戸田が不当逮捕されて接見禁止勾留をされていて、スタッフさんが1人で
  事務所とHPを切り盛りしていたので手が回らなかったのでしょう。 

★ 2005年 12月10日 期末手当 38,412 手取り 30,862
                 (共済年金 1,950 所得税 5,600)
   ↑(誤)■これは金額全てが全くの間違い。
   この時期、戸田は12/8に不当逮捕されて大阪西警察署へ留置されてましたが、
   議員報酬も期末手当も通常通り支払われています。(そういう法規定ですから)
   だから期末手当は額面170万円程支払われています。それがなぜ、38,412円という
   とんでもない誤記になったかは今となっては不明。
    この時期、スタッフさんは大変だったと思います。今さらながら感謝。

★ 2005年 12月18日 議員報酬 640,200 手取り 367,286
   (共済年金 80,600 国民保険・年金 74,580 所得税 73,134 市府民税 44,100
     議員慶弔会費 500)
★ 2005年 11月18日 議員報酬 640,200 手取り 412,600
  (共済年金 80,600 国民保険・年金 74,580 所得税 27,820 市府民税 44,100
     議員慶弔会費 500)
★ 2005年 10月18日 議員報酬 640,200 手取り 412,600
   (共済年金 80,600 国民保険・年金 74,580 所得税 27,820 市府民税 44,100
     議員慶弔会費 500)

★ 2005年 9月18日 議員報酬 640,200 手取り 412,600
    (共済年金 80,600 国民保険・年金 74,580 所得税 27,820 市府民税 44,100
      議員慶弔会費 500)
★ 2005年 8月18日 議員報酬 640,200 手取り 412,600
    (共済年金 80,600 国民保険・年金 74,580 所得税 27,820 市府民税 44,100
      議員慶弔会費 500)
◎  2005年 7月15日 政務調査費  180,000

★ 2005年 7月15日 議員報酬 640,200 手取り 412,600
    (共済年金 80,600 国民保険・年金 74,580 所得税 27,820 市府民税 44,100
      議員慶弔会費 500)
★ 2005年 6月10日 期末手当 1,613,304 手取り 1,348,736
                 (共済年金 80,650 所得税 183,918)

★ 2005年 5月18日 議員報酬 640,200 手取り 462,200
   (共済年金 80,600 国民保険・年金 13,580 所得税 35,620 市府民税 47,700
      議員慶弔会費 500)
★ 2005年 4月18日 議員報酬 640,200 手取り 462,200
   (共済年金 80,600 国民保険・年金 13,580 所得税 35,620 市府民税 47,700
     議員慶弔会費 500)
◎  2005年 4月15日 政務調査費  180,000

★ 2005年 3月18日 議員報酬 640,200 手取り 418,120
   (共済年金 80,600 国民保険・年金 64,130 所得税 29,150 市府民税 47,700
     議員慶弔会費 500)
★ 2005年 2月18日 議員報酬 640,200 手取り 418,120
   (共済年金 80,600 国民保険・年金 64,130 所得税 29,150 市府民税 47,700
      議員慶弔会費 500)
◎  2005年 1月20日 政務調査費  180,000

★ 2005年 1月18日 議員報酬 640,200 手取り 418,120 
    (共済年金 80,600 国民保険・年金 64,130 所得税 29,150 市府民税 47,700
     議員慶弔会費 500)
★ 2004年 12月18日 議員報酬 640,200 手取り 370,333
   (共済年金 80,600 国民保険・年金 64,130 所得税 76,937 市府民税 47,700
     議員慶弔会費 500)

★ 2004年 12月10日 期末手当 1,766,952 手取り 1,516,066
              (共済年金 44,150 所得税 206,736)

★ 2004年 11月18日 議員報酬 640,200 手取り 418,120
    (共済年金 80,600 国民保険・年金 64,130 所得税 29,150 市府民税 47,700
     議員慶弔会費 500)
★ 2004年 10月18日 議員報酬 640,200 手取り 418,120
   (共済年金 80,600 国民保険・年金 64,130 所得税 29,150 市府民税 47,700
     議員慶弔会費 500)
★ 2004年 9月17日 議員報酬 640,200 手取り 418,120
   (共済年金 80,600 国民保険・年金 64,130 所得税 29,150 市府民税 47,700
     議員慶弔会費 500)

★ 2004年 8月18日 議員報酬 640,200 手取り 418,120
   (共済年金 80,600 国民保険・年金 64,130 所得税 29,150 市府民税 47,700
     議員慶弔会費 500)
◎  2004年 7月15日 政務調査費  180,000

★ 2004年 7月16日 議員報酬 640,200 手取り 418,120
    (共済年金 80,600 国民保険・年金 64,130 所得税 29,150 市府民税 47,700
     議員慶弔会費 500)

★ 2004年 6月14日 期末手当 1,613,304 手取り 1,384,222
                  (共済年金 40,325 所得税 188,757)
     
★ 2004年 6月18日 議員報酬 640,200 手取り 417,720
    (共済年金 80,600 国民保険・年金 64,130 所得税 29,150 市府民税 48,100
     議員慶弔会費 500)
★ 2004年 5月14日 議員報酬 640,200 手取り 417,220
    (共済年金 80,600 国民保険・年金 64,130 所得税 29,150 市府民税 48,600
     議員慶弔会費 500)
★ 2004年 4月15日 議員報酬 640,200 手取り 417,180
    (共済年金 80,600 国民保険・年金 64,170 所得税 29,150 市府民税 48,600
     議員慶弔会費 500)

◎  2004年 4月20日 政務調査費  180,000

★ 2004年 3月15日 議員報酬 640,200 手取り 416,130
    (共済年金 80,600 国民保険・年金 65,380 所得税 28,990 市府民税 48,600
     議員慶弔会費 500)
★ 2004年 2月15日 議員報酬 640,200 手取り 416,130
    (共済年金 80,600 国民保険・年金 65,380 所得税 28,990 市府民税 48,600
     議員慶弔会費 500)
★ 2004年 1月20日 議員報酬 640,200 手取り 416,130
    (共済年金 80,600 国民保険・年金 65,380 所得税 28,990 市府民税 48,600
     議員慶弔会費 500)
◎  2004年 1月20日 政務調査費  180,000

★ 2003年 12月10日 期末手当 1,651,716 手取り 1,417,189
                 (共済年金 41,275 所得税 193,252)

★ 2003年 11月15日 議員報酬 640,200 手取り 416,130
   (共済年金 80,600 国民保険・年金 65,380 所得税 28,990 市府民税 48,600
      議員慶弔会費 500)
★ 2003年 10月15日 議員報酬 640,200 手取り 416,130
   (共済年金 80,600 国民保険・年金 65,380 所得税 28,990 市府民税 48,600
     議員慶弔会費 500)
◎  2003年 10月15日 政務調査費  180,000

★ 2003年 9月15日 議員報酬 640,200 手取り 416,130
   (共済年金 80,600 国民保険・年金 65,380 所得税 28,990 市府民税 48,600
     議員慶弔会費 500)

★ 2003年 8月15日 議員報酬 640,200 手取り 416,130
   (共済年金 80,600 国民保険・年金 65,380 所得税 28,990 市府民税 48,600
     議員慶弔会費 500)
★ 2003年 7月15日 議員報酬 640,200 手取り 419,400
   (共済年金 80,600 国民保険・年金 61,630 所得税 29,470 市府民税 48,600
     議員慶弔会費 500)

★ 2003年 6月14日 期末手当 1,728,540 手取り 1,483,100
                 (共済年金 43,200 所得税 202,240)

★ 2003年 6月15日 議員報酬 640,200 手取り 419,000
   (共済年金 80,600 国民保険・年金 61,630 所得税 29,470 市府民税 49,000
     議員慶弔会費 500)
◎  2003年 6月 5日 政務調査費  120,000

★ 2003年 5月19日 議員報酬 640,200 手取り 415,500
   (共済年金 80,600 国民保険・年金 61,630 所得税 29,470 市府民税 52,500
      議員慶弔会費 500)
★ 2003年 4月18日 議員報酬 640,200 手取り 415,460
   (共済年金 80,600 国民保険・年金 61,670 所得税 29,470 市府民税 52,500
       議員慶弔会費 500)
        15日 政務調査費  60,000

★ 2003年 3月18日 議員報酬 640,200 手取り 425,940
   (共済年金 68,200 国民保険・年金 62,050 所得税 31,010 市府民税 52,500
      議員慶弔会費 500)
★ 2003年 3月14日 期末手当 384,120 手取り 328,692
                 (共済年金 1,920 所得税 53,508)

★ 2003年 2月15日 議員報酬 640,200 手取り 425,940
   (共済年金 68,200 国民保険・年金 62,050 所得税 31,010 市府民税 52,500
     議員慶弔会費 500)
★ 2003年 1月15日 議員報酬 640,200 手取り 425,940
   (共済年金 68,200 国民保険・年金 62,050 所得税 31,010 市府民税 52,500
      議員慶弔会費 500)
       15日 政務調査費  180,000
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー以下略ーーーーーーーーーーーー
 ※2003年までは、期末手当は3月・6月・12月の3回支払われていました。
引用なし
・ツリー全体表示
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6; .NET CLR...@i58-94-91-52.s04.a027.ap.plala.or.jp>

議員報酬を引き下げることが、一番の改革だと思っていました。
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 ゆうすけ E-MAIL  - 11/2/16(水) 0:03 -
  
私の認識として、議員は高給取りであると、それは”ろくに”仕事もしないで、というところからのものであります。だから、究極はフランスのように原則無報酬と見て、”これだ”と直感したのであります。しかし、・・・・・・


■問題は、今の法制度では「実績評価によって報酬に格差を付ける事が許されない」の
で、報酬(月額)も、それを基にした期末手当も一律金額にしないといけない、という
事だ。 政務調査費で「活動に実費」に支払う事は出来ても、「質疑質問を多くしたから」という評価や「議員として頑張ったから」という抽象的評価で報酬に差を付ける事が許されない。

 だから「議員報酬を下げる」となると、マジメにやっている議員がまともに活動出来ない、場合によっては(介護や教育の費用などがかさむ議員は)家計も維持できない事になってしまう。
 「悪貨を駆逐するつもりが良貨を駆逐してしまう」事になり、行政の無駄をかえって
拡大してしまう(行政チェックと市民啓発の機能が不足するから)。(「手抜き議員」はタニマチがいたり、社長業などの収入があったりするから、議員報 酬が下がっても生活に困らず、議員を断念する事はない。マジメ議員が議員を続けられなくなった方が自分のサボり具合が市民にバレないからいいと思っている)

・・・・・・という戸田さんの主張がよくわかります。社長業をやりながらなど持っての他であり、立候補の時点で、身辺整理をすべきだと思います。維新の会が府議の報酬3割削減を提案していますが、選挙受けとしか思えません。どうせ、維新の議員は仕事に見合うとなれば、5割削減でも、まだ貰い過ぎでしょう。
引用なし
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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; GTB6.6; .NET CLR 2.0.50727)@ntoska107057.oska.nt.ftth.ppp.infoweb.ne.jp>

■1999年に較べ一般議員の収入は額面126万、手取り推定150万円も減って600万円程に!
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 戸田 E-MAILWEB  - 11/2/15(火) 21:57 -
  
 今まで誰もやらなかった詳細な調査をやってみました。1999年度から2010年度までの
11年間もの議員の報酬・期末手当・政務調査費の変化を調べたのです。
 余りに煩雑になる事を避けるため、「一般議員」と「議長」だけを調べ、派遣議会報酬は除外しましたが、それでも十分に詳しく状況を把握できる調査です。
    ↓↓↓
(1994年6月から値上げして)
1999年度:  月額報酬(年額報酬): 期末手当  :政務調査費:月(年間)  
 ・一般議員 61.0万円(732.0万円):×1.2×5.25ヶ月: 6.0万円(72.0万円)
 ・議長   69.0万円(828.0万円):  〃    :    〃
         ほか出席手当:議員1人に議会出席1回2500円(戸田のみ受領拒否)

2000年度:            :(引き下げ)▼  
 ・一般議員 61.0万円(732.0万円):×1.2×4.95ヶ月: 6.0万円(72.0万円)
 ・議長   69.0万円(828.0万円):  〃    :   〃
         ほか出席手当:議員1人に議会出席1回2500円(戸田のみ受領拒否)

2001年度:  ▲(値上げ)    :(引き下げ)▼
 ・一般議員 66.0万円(792.0万円):×1.2×4.75ヶ月: 6.0万円(72.0万円)
 ・議長   74.0万円(888.0万円):  〃    :   〃
         ほか出席手当:議員1人に議会出席1回2500円(戸田のみ受領拒否)

2002年度:   ▼ (値下げ改訂) :(引き下げ)▼
 ・一般議員 64.02万円(768.24万円):×1.2×4.65ヶ月: 6.0万円(72.0万円)
 ・議長   71.78万円(861.36万円):  〃    :   〃
         ★出席手当は廃止された!

2003年度:             :(引き下げ)▼
 ・一般議員 64.02万円(768.24万円):×1.2×4.40ヶ月: 6.0万円(72.0万円)
 ・議長   71.78万円(861.36万円):  〃    :   〃

2004年度:             :
 ・一般議員 64.02万円(768.24万円):×1.2×4.40ヶ月: 6.0万円(72.0万円)
 ・議長   71.78万円(861.36万円):  〃    :   〃

2005年度:             :
 ・一般議員 64.02万円(768.24万円):×1.2×4.40ヶ月: 6.0万円(72.0万円)
 ・議長   71.78万円(861.36万円):  〃    :   〃

2006年度:             :(引き上げ)▲
 ・一般議員 64.02万円(768.24万円):×1.2×4.45ヶ月: 6.0万円(72.0万円)
 ・議長   71.78万円(861.36万円):  〃    :   〃

2007年度:             :       :
 ・一般議員 64.02万円(768.24万円):×1.2×4.45ヶ月:  6.0万円(72.0万円)
 ・議長   71.78万円(861.36万円):  〃    :   〃

2008年度:             :(引き上げ)▲ :(引き下げ)▼
 ・一般議員 64.02万円(768.24万円):×1.2×4.50ヶ月: 4.5万円(54.0万円)
 ・議長   71.78万円(861.36万円):  〃    :   〃

2009年度:(引き下げ)▼     :(引き下げ)▼ 
 ・一般議員 59.4万円(712.8万円):×1.2×4.35ヶ月 : 4.5万円(54.0万円) 
 ・議長   66.6万円(799.2万円):  〃     :   〃

2010年度:            :(引き下げ)▼
 ・一般議員 59.4万円(712.8万円):×1.2×4.15ヶ月 : 4.5万円(54.0万円)
 ・議長   66.6万円(799.2万円):  〃     :   〃
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

■1999年度と2010年度を較べると、

1999年度:  月額報酬(年額報酬): 期末手当  :政務調査費:月(年間)  
 ・一般議員 61.0万円(732.0万円): 384.3万円 : 6.0万円(72.0万円)
 ・議長   69.0万円(828.0万円): 434.7万円 :    〃
         ほか出席手当:議員1人に議会出席1回2500円(戸田のみ受領拒否)

2010年度: (引き下げ)▼   :(引き下げ)▼  :(引き下げ)▼
 ・一般議員 59.4万円(712.8万円): 295.812万円 : 4.5万円(54.0万円)
 ・議長   66.6万円(799.2万円): 331.668万円 :   〃
         ※出席手当は2002年度から廃止

<差額>:  月額報酬(年額報酬) : 期末手当   :政務調査費:月(年間)  
 ・一般議員 ▼1.6万円(▼19.2円): ▼ 88.488万円: ▼1.5万円(▼18万円)
                      →この分での年間差額計▼125.688万円
 
 ・議長   ▼2.4万円(▼28.8万円):▼103.032万円: ▼1.5万円(▼18万円) 
                      →この分での年間差額計▼149.832万円 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
■議長の収入が減るのはいいとしても、一般議員の収入が1999年度と較べて125.688万円
 も減っているのには驚きました!
  2010年度の一般議員の年報酬+期末手当+年間政務調査費の合計は、
  年報酬712.8万円+期末手当295.812万円+年間政務調査費54万円=1062.612万円
  1999年度は、 
  年報酬732.0万円+期末手当384.3万円+年間政務調査費72万円=1188.3万円

●1999年〜2002年頃は、戸田の手取りが年間750万円程度だったと記憶しますが、その後
 期末手当が減り、政務調査費が減り、国保年金や税金も上がり、議員年金共済天引きに
 至っては年間約38万円も増えてしまったので(年間約150万円近い天引きに!)、今議
 員になったら手取り600万円くらいでしょう。手取りで150万円も減額!
  これは戸田がバリバリ活動し、通信を発行し、バイト専門家でHP更新を活発にする
 には非常に苦しい金額です。

  以前にやっていたような「門真市内外2000〜3000人の人に通信を郵送する」=1回の
 諸費用計30万円くらいかかる市民啓発を年に2〜3回はやる、というような事はもう無
 理と思わざるを得ません。
  かつてのようにバイト常勤スタッフを雇う事などは絶対に無理ですね・・・。

  また、子どもや介護の必要な家族を抱えた人が「家族生活も議員活動もしっかりとや
 る」には心許ない金額です。「選挙で落ちたらパア」の生活ですし。
引用なし
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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6; .NET CLR...@i58-94-91-52.s04.a027.ap.plala.or.jp>

☆2/15に撮影アップ!「自民党」という虚偽をやっと直して「One Osaka!」だとさ
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 戸田 E-MAILWEB  - 11/2/15(火) 17:12 -
  
 本日2/15(火)の昼に撮影して、午後にアップしました。
 「戸田のYUチューブコーナー」http://www.youtube.com/user/todajimusho
の中の、
◎やっと不正看板を直した宮本一孝府議!自民党離党後4ヵ月半2・15撮影
     投稿者: todajimusho | 2011年02月14日
   http://www.youtube.com/user/todajimusho#p/u/0/aXG-aaWAhUk

を見て下さい。
 
 説明:
  ★戸田の勝利!宮本一孝府議が2/10頃に「自民党偽装不正看板」をやっと直した!
  2/14に発見して2/15(火)に撮影。今&shy;までの「自民党」という虚偽部分を
  「One Osaka!」という英語に変えていた。
    (「大阪維新の会」という日本語にすればいいのにね。)
   昨年9月末の自民党からの離党以来4ヶ月半、戸田がHPで問題公表した1/11か
  ら約1ヶ月もヌケヌケと「自民党 宮本一孝」の虚偽事実宣伝を続けていた「鉄面皮
  宮本一孝」も、とうとう戸田に降参したようだ。
   いやー、それにしても「不正違法常&shy;習犯の行動を直してあげる」って有意義で楽し
  い事ですね。愉快、愉快。
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
引用なし
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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6; .NET CLR...@i58-94-91-52.s04.a027.ap.plala.or.jp>

◎解明:門真市の議会費は予算の0.7%、議員収入はその67%で予算の0.47%と判明、他
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 戸田 E-MAILWEB  - 11/2/15(火) 9:29 -
  
 我が門真市の場合はどうなのか? 門真市HPhttp://www.city.kadoma.osaka.jp/
>統計情報>財政状況http://www.city.kadoma.osaka.jp/tokei/zaisei.html
>【22年度予算】○一般会計 [歳出]
   http://www.city.kadoma.osaka.jp/tokei/pdf/22yosan/22yosan02.pdf
で見ると判ります。
 ただ、予算書記述の仕組みを知っていないと分からない部分もあるので、それを解説しながら、以下に紹介します。
 また、年号は西暦に直し、「単位:千円」は「単位:万円」に戸田が直して紹介しま
す。(こうしないと戸田も分かりにくいので) 

 ※門真市HPでは昨年からHP容量を上げて、膨大なページ数を持つ予算書決算書類を
  HPアップし始めました。秘書公聴課に聞くと「市HP開設が2000年だから、2000
  年度の分からのものを全部アップすべく作業を進めてます」とのこと。
   これって他市ではまだ少ない取り組みのようで、「ほとんどの市民は気づかない・
膨大な作業量の仕事」で、「市民に情報提供すべし!」という確たる行政信念がない
  と出来ない事です。この面では門真市はいい仕事をしてます。
 
 さて、(全て西暦と「単位:万円」に直して紹介。一部詳細略)
  2010年度一般会計予算
http://www.city.kadoma.osaka.jp/tokei/pdf/22yosan/22yosan02.pdf で見ると、
  ・2010年度一般会計:議会費 3億6327万1千円 一般会計での割合:0.7%
  ・2009年度一般会計:議会費 3億7344万0千円 一般会計での割合:0.8%
である事が分かり、
さらに、<2010年度一般会計予算・歳出の詳細>
   http://www.city.kadoma.osaka.jp/tokei/pdf/22yosan/22yosan10.pdf
の82ページ〜84ページを見ると、
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◎議会費:3億6327.1万円
   
 1:報酬   :1億5859.8万円
      議長     : 799.2万円 
      副議長    : 761.4万円 
    常任委員長3人分 :2160.0万円
    議会運営委員長  : 720.0万円
    常任副委員長3人分:2149.2万円
    議会運営副委員長 : 716.4万円  
      議員12人分  :8553.6万円 

 2:給料   :3741.9万円  一般職給10人分
 3:職員手当等 :1億0304.6万円
      扶養手当・・、地域手当・・、超勤手当・・、通勤手当・・、
      管理職手当・・、期末手当・・、勤勉手当・・、住居手当・・、
      児童手当・・、子ども手当・・、
      議員期末手当:7311.2万円
 
 4:共済費  3577.7万円  (うち、議員共済費:2598.7万円 ほか略 )
 
 5:災害補償費  : 0.1万円
 9:旅費     :662.3万円
 10:交際費    : 50.0万円
 11:需用費    :280.9万円 (うち印刷製本費:198.5万円 ほか略)
 12:役務費    : 16.4万円 
 13:委託料    :510.4万円
      電子計算業務委託料  : 36.8万円
      本会議速記反訳委託料 :157.7万円
     各委員会テープ反訳委託料 :131.9万円
     会議録等検索システム委託料: 72.3万円
       議会だより配布委託料 :111.7万円
 
 14:使用料及び賃借料 : 8.4万円
 18:備品購入費    : 7.4万円 (庁用器具費:5.9万円、図書費:1.5万円)
 19:負担金補助及び交付金:1307.2万円
    負担金
      全国市議会議長会負担金:71.9万円、近畿市議会議長会負担金・・、
      大阪府市議会議長会負担金・・、河北市議会議長会負担金・・、 
      全国高速自動車道市議会協議会負担金 :0.2万円
      東部大阪治水対策促進議会協議会負担金:14.2万円
      全国治水大会参加負担金・・、議長会総会等参加者負担金
    交付金
      政務調査費:1188.0万円
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
となっています。(整理番号は支出分類別の区分番号によるもの)

◆このうち、議員22人の「報酬と手当」=「収入」(税・諸控除込み)は、
  1:報酬                :1億5859.8万円
  3:職員手当等: の「議員期末手当」  :  7311.2万円
  19:負担金補助及び交付金: の、
             交付金  政務調査費: 1188.0万円
                            の、計 2億4359.0万円

 この2億4359.0万円は、議会費:3億6327.1万円の中で67.0546%≒67% を占める。
 予算の中で議会費が0.7%だから、その67%は、予算全体の中では
 0.7×0.67=0.469%≒0.47% を占める。
   ◆門真市の場合、議員の報酬手当は、2010年度予算全体の0.47%である。

▲さらに「議員のための支出」として「議員年金のための公費負担分」として、
      4:共済費:うち、議員共済費:2598.7万円

 もあるから、これも加えて「議員のための支出」全部を考えると、その総額は、
 (報酬手当)2億4359.0万円+(議員年金公費負担)2598.7万円=2億6957.7万円

 この2億6957.7万円は、議会費:3億6327.1万円の中で74.208%≒74% を占める。
 予算の中で議会費が0.7%だから、その74%は、予算全体の中では
 0.7%×0.74=0.518%≒0.52% を占める。
  ▲門真市の場合、「議員のための支出全体」は、2010年度予算全体の0.51%である。
 
  なお、「議員共済費」の公費負担やその割合は、法律で決まっている事なので、
 門真市の裁量でこの金額を無しにしたり減らしたりする事はできません。
 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
補足説明:
 予算書の記述そのままでは、「議員1人あたりの収入はいくらか?」などが分かりにくいので、以下に解説します。

1:そもそも議会事務局職員(一般職公務員)と特別職の議員は全然別物だから、議員へ
 の支出は職員への支出と明確に区分すべきである。
  が、現行制度では、議員への期末手当が「3:職員手当等」の項目(節)の中に混ぜ
 られているので、普通の人は「議員報酬:1億5859.8万円」だけと思ってしま、「議員
 期末手当:7311.2万円」に気づかない。

  また、議員の政務調査費(1188.0万円)も「19:負担金補助及び交付金」の項目
 (節)の中に混ぜられているので、これも気づきにくい。
  概要説明の書類では(節)の項目名と金額しか書かないから(議会事務局発行の「市
 政のしおり」の「議会費内訳」でも)、議員の期末手当や政務調査費が全く見えない。
 ●こういう書き方って、実質的には「議員への支出実態隠し」である!

2:法的には予算書のような区分なんだろうが、戸田にしたら(一般市民からしても)、
 「議員ひとりあたりの報酬」と、「議長・副議長・委員長などになった場合の役職手
 当」に区分した方が分かりやすい。
  現在の門真市の月額議員報酬は、
    ・一般議員    :59.4万円            ×12人
    ・議長      :66.6万円 (一般議員+7.2万円)
    ・副議長     :63.45万円 (一般議員+4.05万円)
    ・常任委員長   :60.0万円 (一般議員+0.6万円) ×3人
    ・議会運営委員長 :60.0万円 (一般議員+0.6万円)
    ・常任副委員長  :59.7万円 (一般議員+0.3万円) ×3人
    ・議会運営副委員長:59.7万円 (一般議員+0.3万円)  
                    
   ※戸田は「せめて委員長・副委員長手当は全廃、議長副議長手当は大幅削減」
    を主張してきたが、与党議員はこれに全く応じようとしない。 
    http://www.hige-toda.com/_mado04/todahaijyo/todahaijyo.htm
    http://www.hige-toda.com/_mado05/2009/03/kakurehousyu.htm

3:「議員期末手当」も総額(7311.2万円)だけ見ても良く分からない。
  これは各議員の月額報酬×(役職加算)1.2×4.15ヶ月 で計算するので、
  議長などの役職について月額報酬が多ければ、その分期末手当も多くなる。 
   ・一般議員    :59.4万円×1.2×4.15=295.812万円
   ・議長      :66.6万円×1.2×4.15=331.668万円
                       (一般議員+35.856万円)
   ・副議長     :63.45万円×1.2×4.15=315.981万円
                       (一般議員+20.169万円)
   ・常任委員長   :60.0万円×1.2×4.15=298.800万円
                       (一般議員+2.988万円) ×3人
   ・議会運営委員長 :60.0万円×1.2×4.15=298.800万円
                       (一般議員+2.988万円)
   ・常任副委員長  :59.7万円×1.2×4.15=297.306万円
                       (一般議員+1.494万円) ×3人
   ・議会運営副委員長:59.7万円×1.2×4.15=297.306万円
                       (一般議員+1.494万円)

4:報酬と期末手当を合わせた議員それぞれの年間収入を計算すると、
 
   ・一般議員    :59.4万円×12ヶ月+期末手当295.812万円=1008.612万円
   ・議長      :66.6万円×12ヶ月+期末手当331.668万円=1130.868万円
                       (一般議員+122.256万円)
   ・副議長     :63.45万円×12ヶ月+期末手当315.981万円=1077.381万円
                       (一般議員+68.769万円)
   ・常任委員長   :60.0万円×12ヶ月+期末手当298.800万円=1018.800万円
                       (一般議員+10.188万円) ×3人
   ・議会運営委員長 :60.0万円×12ヶ月+期末手当298.800万円=1018.800万円
                       (一般議員+10.188万円)
   ・常任副委員長  :59.7万円×12ヶ月+期末手当297.306万円=1013.706万円
                       (一般議員+5.094万円) ×3人
   ・議会運営副委員長:59.7万円×12ヶ月+期末手当297.306万円=1013.706万円
                       (一般議員+5.094万円)

5:さらに言えば、「議会選出の監査委員」は、「議会費」ではなく「総務費」から
 月額4.5万円、年間54万円の報酬が出されている。
  また、「議会選出の農業委員会委員」は、「議会費」ではなく「農林水産業費」から
 月額2.8万円、33.6万円(×2人)の報酬が出されている。   
   これらも「市が議員に支出する費用」であり、報酬年額総計:121.2万円になる

6:もうひとつは、「広域行政議会への派遣議員」報酬であり、
月額1.2万円・年間14.4万円なので(議長をやると月1.6万円・年間19.2万円、副議
 長をやると月1.45万円・年間17.4万円)

  ・守口市門真市消防組合議会議員  :7人・・・年間100.8万円
  ・飯盛霊園組合議会議員      :3人・・・年間 43.2万円
  ・くすのき広域連合議会議員    :6人・・・年間 86.4万円
                           総額:230.4万円(+α)
 が計16人の議員に渡されている。
  (+α)は、議長や副議長に当たる議員がた場合の増加分。

  直接の出どころは各広域行政だが、その予算は構成各自治体出す負担金から成り立っ
 ているのだから、実質的には門真市の予算から出されていると言ってよい。
 ■「派遣議員報酬の全廃」を、戸田はずっと主張し運動してきたが、共産党も含めて全
  ての議員がこれに反対してきた。

7:さらに、「大阪府後期高齢者医療広域連合」の議会にも1人派遣されているが、
  こちらは日当制で「1日1.3万円」になっている。
  (たしか年3回開催だったと思うので、×3で年間3.9万円)
  これも実質的には門真市が出している金である。
   ■これも廃止すべき報酬だと思う。「市議の仕事の一環」ではないか。

8:最後に、門真市の場合は「付属機関」(総合計画審議会や生活環境審議会等16機関)
 の委員に当て職として全議員が入っていて、議長・副議長だと9つも、委員長で3〜5
 も兼任していて、出席1回につき8,400円の日当を得る。
  ただ、これら「付属機関」は開催が不定期で、2〜3年も開催されないものもあるの
 で、その年にどの付属機関が開催されたかを調べないと、議員への報酬支出は判明しな
 い。
  ■戸田はそもそも議員が「付属機関」の構成員になる事自体に反対している。
   そこでの議員への日当は、もちろん廃止すべきである。

9:「一般議員でも月報酬が59.4万円、期末手当が295.812万円、年収1008.612万円」と
 いうと、「民間に較べて高すぎる!」とワーワー騒ぐ声が聞こえてきそうだが、「民
 間」と言っても松下の係長だと年収1500万円らしいし、戸田はこの金額が議員に対して
 高いとは全く思わない。
  たしかに、大本議員のような「質疑も質問もしない」サボり議員にこの金額は全く不
 要だが、マジメに行政チェックして市民への啓発活動もしている議員に対しては、これ
 でも少ないくらいだと断言する。
  
  問題は、今の法制度では「実績評価によって報酬に格差を付ける事が許されない」の
 で、報酬(月額)も、それを基にした期末手当も一律金額にしないといけない、という
 事だ。
  政務調査費で「活動に実費」に支払う事は出来ても、「質疑質問を多くしたから」と
 いう評価や「議員として頑張ったから」という抽象的評価で報酬に差を付ける事が許さ
 れない。

  だから「議員報酬を下げる」となると、マジメにやっている議員がまともに活動出来
 ない、場合によっては(介護や教育の費用などがかさむ議員は)家計も維持できない事
 になってしまう。
  「悪化を駆逐するつもりが良貨を駆逐してしまう」事になり、行政の無駄をかえって
 拡大してしまう(行政チェックと市民啓発の機能が不足するから)。
 (「手抜き議員」はタニマチがいたり、社長業などの収入があったりするから、議員報
  酬が下がっても生活に困らず、議員を断念する事はない。マジメ議員が議員を続けら
  れなくなった方が自分のサボり具合が市民にバレないからいいと思っている)
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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6; .NET CLR...@i58-89-135-48.s04.a027.ap.plala.or.jp>

★戸田の勝利!宮本一孝府議が2/10頃に自民党偽装不正看板をやっと直した!2/14発見
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 戸田 E-MAILWEB  - 11/2/14(月) 15:19 -
  
 嬉しく楽しいニュース!
★ど厚かましく不正違法な看板出しを続けてきた宮本一孝府議がついに戸田に降参!
  本日、2/14(月)に末広町の宮本一孝後援会事務所の看板を見たら、「自民党」という
 政党偽装=「虚偽事実公表」の部分が塗りつぶされ、何か英語筆記体の言葉に書き換え
 られてました!

  戸田が2/5(土)に現場を通った時には、まだ「自民党」のままでしたから、2/10前後
 になってようやく直したものと推測されます。
  昨年9月末の自民党からの離党以来4ヶ月半、戸田がHPで問題公表した1/11から
 約1ヶ月もヌケヌケと「自民党 宮本一孝」の虚偽事実宣伝を続けていた「鉄面皮宮本
 一孝」も、とうとう戸田に降参したようです。

◆証拠の動画を公表したいところですが、本日は雨天だし、所用もあるので、動画撮影・
 アップは明日か明後日にしますので、しばしお待ち下さい。
  「英語筆記体の言葉」が何であるのかも興味あります。何か負け惜しみで見栄を張っ
 た言葉のような気がしますが、何と書いたのでしょうか?

◆このところ、2/8連帯ユニオン議員ネット大会の諸作業ほかで多忙で、宮本一孝問題は
 横に置かざるを得ませんでした。
  そろそろ宮本一孝本人と後援会宛に公開糾問状を出し、
   ・5日以内に直さなければ、「虚偽事実の公表の罪」で警察に告訴するぞ、
   ・10日以内に、違法不正看板を続けてきた事について社会に対して謝罪し見解を表
     明する文書を戸田に対して回答せよ。

 と求めようと思っていたのですが、看板修正をしたので「警察に告訴するぞ」の件はや
 めといてあげましょう。
  (門真市議時代看板流用での3年半の本数違反、離党以降の自民党偽装4ヶ月半、と
   いう違法行為の「確たる証拠映像」があるので、告訴自体は十分可能ですがね。)

 もうひとつの「社会に対する謝罪と見解の表明」については、今後、文書で求めていっ
 てもいいな、とは思ってます。ほかの諸作業と調整を付けながらですが。
  宮本一孝君とその後援会が、戸田の文書=門真市民からの不正指摘に対してどういう
 対応を取るのか、興味深い事です。

 今後の展開にご注目下さい。
 動画の方もぜひ楽しみにしてね! 明日腫れたら撮影しますから。

 いやー、それにしても「不正違法常習犯の行動を直してあげる」って有意義で楽しい事
ですね。愉快、愉快。

参考:最初のスレッド↓ 
◎1/11開始:宮本一孝府議の不正を暴く!自民離党してるのに宣伝看板で自民党と偽装
      する卑劣さよ!
  http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=5983;id=#5983
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自分が思ったことを、貫くだけです。
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 ゆうすけ E-MAIL  - 11/2/14(月) 1:02 -
  
 お忙しい中、注意点そしてアドバイスをいただき、ありがとうございます。

     ■訴訟上の信義則
  
 訴訟状態の不当形成の排除
 『訴訟法上の要件を具備するように故意に事実状態を作出したり、逆に具備しないように故意に事実状態を妨害したりすることは許されない』。 という法律に基づいて、自分が見てきた事実を主張するまでであります。

 3月6日の臨時総会で弁護士費用が多数決で認められれば、弁護士を雇い、訴状の提出となるのでしょうが、俗に言う、今は、「訴状を見ていないので、コメントは差し控えます」と言った所です。戸田さんのご指摘のとおり、反論を含めて、準備書面で自治会の三役がやってきたことを、検証していくつもりです。

 裁判をとおして、全国に少なかれ、宮前町のようなケースもあることだろうし、裁判官がどのような判決を下すのか、和解案でうやむやにするのでなく、結審まで行こうと思っています。

 確かに、重たい話ではありますが、建設が順調に進めば、完成披露(疲労?)となり、現実は新会館を晴れやかに?使用することになるのでしょうが、それと並行し、裁判で、どのような経緯で建設に至ったかを明らかにしたいと思います。
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▼民事被告は反論書を出さないと原告主張通りの判決に。事実が明らかになればいいが
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 戸田 E-MAILWEB  - 11/2/13(日) 22:41 -
  
 ウーン、みんなのための自治会館建て替えのはずが地権者の息子(谷口さん)に対する
裁判に訴える争いになってしまうとは、ちょっと重たい話ですね。

 裁判に訴えとなると、谷口さんの土地所有権について、あれこれの事実と法律から見て単に形式的なものに過ぎず、法人となった自治会に所属すべきものだから、自治会への登記の変更を認めよ、というような構図になるのでしょうか。
 それに「訴訟費用は被告の負担とする」事も求めてくるのでしょうか。

 民事裁判の場合、注意しておかないといけないのは、被告の側が訴状に反論しないと、原告の主張通りの判決になってしまうことです。そして「口頭弁論」という言葉が使われても、実際の裁判進行はほとんど全てが書面のやり取りで進んでいくことです。

 だから訴えられたら必ず反論書を書いて(証拠資料も添えて)出さなければいけません。具体的な事については裁判所に問い合わせればいろいろ教えてくれるはずです。
 ただ、土地問題について反論書を書いていくのは、法の専門家に相談しないと、素人単独では非常に困難だと思います。

 「事実関係」については、訴状にある程度は書かれるはずですが、それは原告が勝利するための言い分の範囲内の事ですから、その記述は谷口さんにとっては了承できない書き方、並べ方であるはずです。

 また、裁判の進行過程や判決で必ずしも詳しい事実が明らかに(谷口さんから見て)ならないままに、「○○法第○○条の規定によって・・・」という書き方でバッサリやられる場合も多々ありますので用心して下さい。

 なお、民事裁判の場合、「和解による解決」になる場合も多く、裁判官も判決を書くより和解で収めたがるようです。もちろんどういう和解の内容になるかは、双方の主張の度合いやいろんな状況によります。

 谷口さんがしておくべき事は、自治会長や弁護士が示してきた文書に沿って自分で法律を調べたりする事と、お父さん時代からの事実関係や、自治会館建て替え・自治会法人化問題が起こってからの事実関係をできるだけ詳しく整理しておく事、それらを基に司法書士か弁護士に相談しておくことだろうと思います。
 少なくとも提訴されて訴状が送られてきたら、専門家に相談した方がいいと思います。
(弁護士を雇って提訴に対応するか、本人だけで裁判対応をするかは別にして)
   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 自治会が使った(使おうとしている)法的費用のことですが、
A:名義変更や法人登記等で司法書士・弁護士に払ったのは100万を超える
  ・・・いろんな実務を考えると、相場としてそんなもんかなあ、とも思います。
  「一時的に費用がかかるが、中長期的にはこの方が効率的で経済的にもプラスにな
  る」というのが、それを進めた側・されに賛成した側の論理でしょう。
   それがどの程度正しいことなのか、戸田としては何とも言えませんが。

B:「自治会館所有権移転登記訴訟」の費用が最終結審まで50万円、印紙代3万円
  ・・・・「弁護士の着手料が普通は最低でも30万円」と聞きますから、最終結審まで
   で50万円なら弁護士的には安い方かもしれません。

C:「法的手続きは自治会役員が個人でやれ」というのは、谷口さんの感情としては分か
 りますが、法の専門家でないといずれも無理な話で、自治会側の理屈としては「大事な
 法的手続きを素人に委ねて間違いを犯して損害を被るわけにはいかない」、ということ
 になるでしょう。 
  腹が立つでしょうが、自治会の会議で正式に決定された事であれば、その支出自体を
 を法的に問う事は出来ないでしょう。

  谷口さんにとっては憤懣やる方ないでしょうが・・・・・。
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ついに、裁判に動き出しました。
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 ゆうすけ E-MAIL  - 11/2/12(土) 22:59 -
  
「臨時総会のご案内」を班長さんが、うちにも持って来られました。大橋会長云く。「拝啓、立春がすぎ寒さの峠も越しましたが、まだ油断は出来ません、皆様には風邪はもとより体調に充分気をつけて頂きたいものです」。と案内の文面。きのう、きょうと雪が降り積もる中、何を脳天気なことを言ってるかと。

 きょう、新会館棟上のようであったが、職人さんも時折小雨の降る寒いなか大変である。「臨時総会」の議題が、「現在の自治会館所有権移転登記訴訟の件」とあり、訴訟費用が、最終結審まで50万円 印紙代3万円 それを自治会費から出してもいいかを、図るという。

■さて、裁判になるとの話は、私がはんこを押さないと言っている当初より、某副会長からも言われていた。金がかかるし、そこまでしなくても、との声もあるが、簡易裁判での調停になるのか、ハタマタ、地裁になるのか、訴えるならお金をかけず、弁護士を雇わず、自治会長が本人訴訟でやってもらいたいものである。裁判になるほうが、旧会館のこと、そして新会館の用地確保に至る経過が明らかになる。本来なら裁判の判決を見て、新会館建設に着工するのが筋である。それを、裁判を匂わしながら、建設に着工することがおかしい。ここに至っては、せめて建設着工までに裁判を起こしてもらいたいものである。・・・・・・

 年頭1月7日の投稿であるが、裁判費用50万は弁護士に払う金である。会長が訴状を書けば、印紙代で訴訟を起こせるのに、先に名義変更や法人登記等で司法書士・弁護士に払ったのには、三役で勝手に100万を超える(総会で会計報告があり、資料は持ち帰るなとの事で詳細は覚えていない)金を使い、今回は大層にも臨時総会で50万の支出を図るという。班長さんが堪ったものではない、欠席の場合、委任状を取り付けるらしい。私は訴えられ、臨むところであるが、訴えるのに、臨時総会はないし、役員に負担をかけず、大橋会長の判断で建設を勧めての、問題なのだから、会長一人が動けばいいことである。

 冒頭の”まだ油断は出来ません”というのは、問題が山積みしている、己の心情であろうと察する。
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まさに「国を挙げての理由無き無所属イジメ」。
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 ゆうすけ E-MAIL  - 11/2/12(土) 2:26 -
  
前の投稿で、ここのスレの話の腰を折ってしまい、重ねてお詫びします。脊髄反射的とのご忠告も心理を的確に言い得てるのに、感服でありました。私の思考のなさに猛省と、そうなって始めて真意を汲み取ろうと、まじめに読めるようになったのが、雨降って云々でしょうか。

 ■法律による無所属イジメ、無所属差別についての所感ですが、地方議会にすれば、党派や会派で仲良くやってきたところへ、無所属議員が入るとなると、一匹狼のような恐れがあるのではと思います。党に属していれば、それなりに大胆なことはしないだろうという安心があるのでしょう。

 議員報酬にしても、献金にしても無所属議員にとっては前途多難であり、そのために何を変えなければいけないかを、戸田さんがこれから書かれることを私なりに、またしても的外れにならぬように、読んでいきたいと思います。

 ■話は変わりますが、きょう2月11日は「地球民族主義」を提唱した戸田城聖第2代会長の生誕111周年に当たります。5年ほど前に、生誕の地、石川県加賀市の塩屋を訪ねたことがあります。私の母が同じ加賀の生まれで、毎年帰省するのですが、その夏は足を伸ばし、塩屋を訪ねました。
 
 日本海に面した漁師町で、夏は民宿もあり、砂浜は海水浴場になり、海の家も何軒かありましたが、すでに、夕方近くでひっそりと静まり、日本海の荒波が砂浜に打ち寄せていました。そんな景色と空気を満喫しながら、塩屋の集落に入り、「戸田先生の家は」と訪ねると、すぐにわかりました。北には日本海の波の音が聞こえ、西はその日本海に注ぐ大聖寺川がゆったりと流れ、その堤防沿いの通りから、数軒入ったところに「戸田先生」の生家がありました。

 生家と言えども、家屋は取り壊され、その一画だけが、夏草が生茂り夏の太陽に照らされていました。そして、奥の片隅に、高さ2メートル程の一本の杏の木が残っており、かつては裏庭であったろうその場所の、青々と葉を茂らせた杏の木に、戸田先生が幼き頃に暮らしていた情景を思い浮かべました。

 杏は、厳しい寒さにも負けない。そして、いち早く薄紅色の花を咲かせます。北国では、「春を告げる花」として愛されてきたといいます。果実が甘いことは有名ですが、種も滋養に富、薬にも用いられています。杏仁豆腐にも、杏の種が使われています。

 少し長くなりましたが、戸田久和さんと同じ戸田という苗字で、秋田県は石川県と同じく日本海に面しています。そして、戸田さんのご両親が学校の先生。特筆すべきは、戸田さんの「久和」というお名前。「恒久平和」という言葉から取った名前であるとお聞きしました。「久和」をもって「ひさかず」でなく「ひさよし」と読ませるのは祖母のユニークな発案であると。

 戸田第2代会長は、石川、新潟、北海道厚田村と青春時代を生きて来られた、私には戸田さんのご両親そして、ご尊父・ご祖母、どこかに接点があるように思えてなりません。

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「リンカーン演説と戦後民主主義」
 − 「人民政府」と誤訳する思想の限界 −
 《人民の政府とは何か》

link:http://www7b.biglobe.ne.jp/~senden97/minsyusyugi2.html

 = お忙しい中、すみません。気長に待ちます。=
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▲無所属への献金で説明不足の部分を補足。また、谷口さんの新質問については別途、
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 戸田 E-MAILWEB  - 11/2/11(金) 11:09 -
  
 上記投稿で、無所属議員・候補への献金について、

  今の法律では無所属議員・候補は個人からしか献金を受けられません。
  その後援会は政治資金パーティを開けば資金集めできますが、議員・候補者に現金を
  渡せるのは選挙運動に関してだけで、日頃の生活や活動に対しては現金を渡せませ  ん。物品寄付が出来るだけです。

と書きましたが、説明不足の部分があったので、補足します。

1:無所属議員・候補は、国民個人からと後援会などの団体(法的には「その他の政治団
  体」)からのみ寄付を受けられる。
  (正確に言えば、自分の選挙区外の他の議員・候補者や「資金管理団体」からも寄付
   を受けられるが、門真市議レベルの話ではこれは略して考えてもよい)  

   ただし、いずれも、現金寄付を受け取れるのは選挙運動に関してだけで、日頃の政
  治活動に対しては現金を受け取れず、物品寄付を受け取れるだけ。

2:国民個人は、無所属議員・候補に寄付が出来るが、現金を寄付出来るのは選挙運動に
 関してだけで、日頃の政治活動に対しては物品を寄付できるだけ。

  また、無所属議員・候補の後援会などの団体(「その他の政治団体」)に対しては、 選挙活動のためであれ日頃の政治活動のためであれ、現金寄付ができる。

  もちろん政党にも、その後援会など「その他の政治団」にも、選挙活動のためであれ
 日頃の政治活動のためであれ、現金寄付が出来る。
 (ただし、政党の議員・候補者個人には現金を寄付出来るのは選挙運動に関してだけ)

3:政党の議員・候補は、「政党からの寄付」として、選挙活動であれ日頃の政治活動で
 あれ、区別無く現金寄付を受け取れる。

  (また、議員・候補個人としては、無所属と同じく国民個人からと後援会などの団体
   からしか寄付を受けられず、現金寄付は選挙活動のためのものだけ。
    正確に言えば、自分の選挙区外の他の議員・候補者や「資金管理団体」からも選
   挙活動限定で現金寄付を受けられるが、門真市議レベルの話ではこれは略して考え
   てもよい)  

4:政党は、国民個人からも、企業からも、労組や「その他任意団体」からも、「その他  の政治団体」からも、議員・候補者や「資金管理団体」からも、選挙活動であれ日頃
  の政治活動であれ、区別無く現金寄付を受け取れる

 ※話を分かりやすくするために、寄付金の上限とか「資金管理団体」の説明とかは省略
  しましたが、本質に影響はありません。

 以上を整理すると、
●無所属議員・候補の場合:
    ・現金寄付を受けられるのは選挙運動に関してだけ。
    ・それも国民個人や自分の後援会(「その他の政治団体」)からだけ。
   
   (正確に言えば、自分の選挙区外の他の議員・候補者や「資金管理団体」からも
    同様の制限で現金寄付を受けられるが、門真市議レベルの話ではこれは略して
    考えてもよい) 

◆政党所属の議員・候補の場合:
    ◎「政党からの寄付」であれば、選挙活動であれ日頃の政治活動であれ、区別無
     く現金寄付を受け取れる。

    ・政党は、国民個人からも、企業からも、労組や「その他任意団体」からも、
     「その他の政治団体」からも、選挙区外の他の議員・候補者や「資金管理団
     体」からも、選挙活動であれ日頃の政治活動であれ、現金寄付を受けられるか
     ら、
    ◎実際的には「政党からの寄付」という形を通じて企業や労組、「その他任意
     団体」からも、選挙区外の他の議員・候補者や「資金管理団体」からも、選挙
     活動にも日頃の政治活動にも使える現金寄付を受けられるに等しい。

    ・国民個人や自分の後援会(「その他の政治団体」)、自分の選挙区外の他の議     員・候補者や「資金管理団体」からの現金寄付は選挙活動限定。 

↑↑ これって、無所属はメチャクチャ不利!しかも無所属は「政党交付金」を受けられ
ないのに、規制だけが強くされている。法律による無所属イジメ、無所属差別と言うしかない状況です。

 戸田の弾圧裁判でも主張しましたが、政治資金規正法で規制を厳しくしたのは、政党は国民の税金で「政党交付金」を受けるのだから規制をしようという事だったのに、無所属に対しては全く交付金を与えないで、しかも労組・企業・各種任意団体などの一般的な団体からの寄付を全面禁止し、日頃の政治活動に対しては現金寄付を受け取れない、という縛りまで付けているのです。

 一体全体、無所属議員・候補に限って労組・企業・各種任意団体などの一般的な団体からの寄付を許してはならないとか、日頃の政治活動に対する現金寄付を許してはならないとか、どういう「公益」や理屈に基づくものなんでしょうか? 
 そういう説明は政府からも司法からも、一度もされたことがありません。まさに「国を挙げての理由無き無所属イジメ」です。

※なお、当初の説明で「日頃の生活や活動に対して」と書いた部分は、「日頃の生活の中 での政治活動に対して」と書くべき所なので訂正します。
  無所属でも政党でも、寄付金を議員・候補者の「生活費」に使う事はダメなので。

※しかし、現実には政党所属で現職議員でない人=議員報酬の無い人は政党や後援会その
 他の団体個人から受けるお金で生計を立てている場合が多いですよね。(自分自身の資 産や収入でに生計を立てられる人以外は)
  そこらへんはどういう仕組みや理屈立てになっているのか、また調べておきます。

  しかし、そもそも自分や家族の生計を抜きに人間は生存も活動も出来ないわけで、議
 員や候補者を応援しての寄付で生計費も賄う事、支援者が「生計費の事は心配せずに活
 動に打ち込めるよう応援するぞ」と思って寄付する事が悪い事とは思えません。
  寄付を遊興に使ったり、寄付金成金になって「買収政治」の資金にしたりするのは禁
 止するべきだとは思いますが。
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 リンカーン演説に関する谷口さんの質問や、「民主主義の目指すべきものと、社会主義の目指すものとは、何なのでしょうか」という質問については、別のスレッドで考えて生きたいと思います。
 が、今そっちにも取り組むには時間的に苦しいので、気長にお待ち下さい。

 「人民の人民による人民のための政治」government of the people, by the people, for the people)が、「英訳によっては、人民統治のための”政府”としても訳すことができるとの資料もありました」、という話は戸田は初耳なので、新スレッドを立てて、その出典を示して下さる事をお願いします。
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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6; .NET CLR...@i58-89-132-202.s04.a027.ap.plala.or.jp>

仰るとおり、捉えかたが間違っていました。お詫びし、前の投稿撤回します。
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 ゆうすけ E-MAIL  - 11/2/11(金) 0:29 -
  
 戸田さんに指摘され、あまりに短絡的であったと、反省しております。何を言われてるのかを、理解できず聞き慣れないことばに、脊髄反射したというのが、ご指摘のとおりであります。武藤教授にもお詫びします。

 自分にとって民主主義にお金がかかるというのが、受け入れられないものがありました。コストというのに反発し、極端に無報酬にと書いたことが、戸田さんの考察を理解せず、武藤教授に対して、ただ単に知識人への反発でありました。このスレの序文から再度読み直し、言われることが少しずつわかってきましたが、真意を理解するには、まだまだであります。民主主義ということにも、掘り下げて見ていかねばと思います。

 「人民の人民による人民のための政治」government of the people, by the people, for the people)は、エイブラハム・リンカーンが1863年11月19日、南北戦争の激戦地となったゲティスバーグで戦没者を祀った国立墓地の開所式での、272語、3分足らずの短い挨拶(ゲティスバーグ演説)の中のことばで民主主義の本質を語った言葉として有名でありますが、英訳によっては、人民統治のための”政府”としても訳すことができるとの資料もありました。と考えるならば、民主主義の目指すべきものと、社会主義の目指すものとは、何なのでしょうか。

 またまた、出し抜けな質問ですみません。

 
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▲自分が聞き慣れぬ言葉への脊髄反射的反発。「金がかかるから選挙するな」って言う?
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 戸田 E-MAILWEB  - 11/2/10(木) 10:51 -
  
 谷口さんのこの投稿には驚きました。
 既に戸田がちゃんと説明していることなのに。

 また事実としても、戸田が議員になって奮闘したからこそ、市議会の実態が市民に明らかになり、質問する議員も増え、いくらかの改革と意識変化が生まれたし、行政の面でも
数々の改革がなされた事が明白なのに。
 門真市がちゃんと残っているのも、戸田がちゃんとした議員報酬を保障されて活動できたからこそです。

 「議員無報酬」ならば、そもそも戸田は市議選出馬すらしていません。
 従って、「議員無報酬」ならば「門真市議の戸田」は誕生せず、谷口さんが門真市議会の実態を今のように知る事もなかったのです。

 おそらく谷口さんにとって、「民主主義のコスト」という言葉自体が耳慣れない言葉であり、「コスト=削減すべきもの」という一面的刷り込みと「金の事を言うのは汚いこと」という「日本的情緒」に影響されているのでしょう。

 ただ、「民主主義のコスト」という言葉はごく普通の社会的用語であり、特段に奇異な言葉でも、一部研究者だけの言葉でもありません。

 そもそも「コスト」という言葉や概念それ自体に善悪はありません。現実世界である以上、全てのモノや制度に「コスト」があります。
 「欲しがりません勝つまでは」とか「大和魂があれば敵に勝てる!」的な日本の悪しき精神主義を脱却して物事を冷静に考えるためにも、物理的な必要条件や「コスト」という概念を正しく把握して使う必要があります。

 民主主義において(何らかの形の)「議会」と選挙は絶対に必要なものです。そしてそれらが「形あるもの」である以上、必ず金がかかります。当たり前の事です。
 その金のかかり方において浪費的な部分や目的に反する部分があれば、直さなくてはなりませんが、それは部分的問題であり、個別に調べて改善すればいいことです。

 「コストをかけなければ、維持できないのでは、本当の民主主義ではない」との谷口さんの考えに従えば、「選挙をやるのは民主主義でない」、「議会を置くのは民主主義でない」、「世論調査するもの住民投票するのも民主主義でない」、・・・・、という事になってしまいますよ。
 それって明らかに論理矛盾でしょ。

 少し脱線して皮肉まじりに言わせてもらえば、議会などの俗世界よりも(信仰者にとっては)精神的に高次元な宗教活動の分野でさえも「コスト」がかかるでしょ。
創価学会の専従職員も聖教新聞の記者もボランティアではなく給与を受けているし、建物にも沢山お金をかけているし、海外にも出かけていますね。
 そういうのは、いわば「公宣流布のコスト」なわけでしょ。

 「コストをかけなけでば維持できないのは本当の宗教ではない」とは、少なくとも創価学会の信者は誰も言わないし、考えないのではないですか。
 だからこそみな懸命に寄付をして盛り立てているのだろうと思うのですが。

 さて、谷口さんには、上記の戸田投稿をもう一度じっくり読んでもらいたいです。
 それと、少し付け加えるならば、今の法律では無所属議員・候補は個人からしか献金を受けられません。
 その後援会は政治資金パーティを開けば資金集めできますが、議員・候補者に現金を渡せるのは選挙運動に関してだけで、日頃の生活や活動に対しては現金を渡せません。物品寄付が出来るだけです。

 ですから無所属議員・候補で生活費・活動費・選挙費用を調達できるのは、資産家かよほどの著名人とかタニマチが付いている人だけ。「門真市で有名な戸田」でも全然無理。
 と言うことは、「普通の市民が一念発起して議員になる」のは不可能になる、という事です。(選挙当選まではいけても、半年一年とは続けられない)
 これでは「民主主義社会」とは言えないでしょう。

 非営利団体の労組や宗教団体、後援会からであっても、日頃の生活費や活動費で現金寄付を受けられるのは政党所属議員だけ。

■ということは、谷口さんの「議員無報酬論」は、無所属議員を抹殺し、議員全員を政党
 議員にしてしまえ、という事になります。
  そして議員・候補者の生活費・活動費は全部、その政党や支持団体が丸抱えすると。
 公明党議員・候補の生活費・活動費は全部、公明党や創価学会ほかで丸抱えです。
  当然、支援者の負担は膨大なものに跳ね上がりますよ。

 門真市で言えば、市議議員ひとりの平均報酬(手当や政務調査費含も含む)は年間約1100万円前後だと思いますから、簡単に1100万円として7議員で7700万円。4年間で3億0800万円。
 門真市選出の府議報酬(手当や政務調査費含む)はもっと高くて多分年間2000万円くらいと思うので、仮に2000万円で計算すると4年で8000万円。

 市議・府議合わせると、年間9700万円、4年で3億8800万円。
 これのかなりの部分を門真市の創価学会員が負担することになりますね。
 (国会議員の分は門真市単独じゃないので省きましたが、これも合わせるともっと凄い
  額ですよ)
 それと引退議員が受ける「議員年金」の分の負担も出てきます。

 門真市の市議・府議の公明党議員が、今の議員報酬で贅沢な暮らしをしているとはあまり思えないので(贅沢してます?)、「もっと議員としてビシバシ仕事をしろ」という事は言えても、「もっと生活と活動を切り詰めろ」とは言えないんじゃないですか?
 
 多少は削減の余地があるかもしれませんが、24時間公的責任を負い、数百億規模の財政
のチェック、ほとんどあらゆる制度の学習、議会で活動と市民への啓発や相談受けを行なう専門家を「安上がりで雇おう」とするばかりで、いいのでしょうか?

 出されてくる議案を様々に調べ、職員に問い正し、行政の隅々までチェックする議員でなくて、短い時間で限られた範囲の事にあれこれ意見を言うだけの「コメンテーター」に議員の機能を低下させる事が、現実にある行政を良くする事になるでしょうか?
 
 また、「背活動費全部が団体丸抱え議員」であれば、今以上に議員の自立性は失われるし、「議員も自分で稼げ」となれば稼ぎ仕事に体と頭を使う分は確実に議員活動を減らさないといけなくなりますね。
 つまり、「議員としての活動労力の絶対的な低下」です。
 
 ついでに言うと、こういう議員・候補者の生活活動費を負担できない弱小政党は、議員・候補者を抱えられない→自治体議員で抱えられないから国政選挙での集票も弱まる→国会議席が維持できなくなり「政党」要件を満たせなくなる→政党の消滅、という運命をたどることになります。

 残った政党にしても、ますます大口献金、団体献金に依存し、党員・支持者はカンパカンパで追いまくられ、嫌気がさして脱退者が増加・・・国民の政治離れが一層進み、「政治は金持ちがやるもの」になっていくでしょう。

 これって、実質的には「高額納税者にしか選挙権がない」昔への逆行じゃないですか?

■「議員無報酬論」がいかに馬鹿げた、有害なものであるか、世界的にも「無報酬であっ
 た国でも報酬化、専業で暮らせる額への高額化が進行している」傾向も含めて、このス レッドでおいおい報告・考察を進めていきますので、ご注目下さい。

■この投稿の最後:
 河村たかし氏が、1983年愛知県議選落選、1990年衆院選落選後、1993年衆院総初当選
するまで生活し活動できたのは、資金的に支えてくれる組織基盤があったからでしょ。
 そして「政党」に属していたために団体からの献金が受けられたからでしょ。

 また、「市長は政治家だ」として「政治はボランティアでやるべき」と言うのならば、なぜ「市長は無報酬」を言わないのか? 「減額」に留めたのか?
ここらへんを見れば、河村氏の主張の怪しさが浮かんでくると思います。
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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6; .NET CLR...@i222-150-200-183.s04.a027.ap.plala.or.jp>

「幸福の条件」とは。
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 ゆうすけ E-MAIL  - 11/2/10(木) 1:53 -
  
 一般的に、幸福の条件というと、経済的に豊かであり、健康で、周りの人からも大事にされることなどが、挙げられると思います。こうした条件を、満たしているように見える人は、世間にも数多くいるでしょう。しかし、本当に、それで幸せを満喫しているかというと、必ずしも、そうとは言えません。心に不安をかかえている人も少なくない。

 これらは、相対的幸福であり、決して永続的なものではありません。

 どんなに資産家であれ、社会の激変によって、一夜で貧乏のどん底に陥る場合もある。健康を誇っていた人も、不慮の事故や病に苦しむこともある。さらに、加齢とともに、誰しも、さまざまな病気が出てくるものであります。

 ■相対的幸福は、自己と環境的条件との関係によって成り立つ。したがって、環境の変化によって、その幸福もはかなく崩れる。
 また、欲するものを手に入れたとしても、自己の際限なき欲望を制御することができない限り、幸福の実感は、一瞬にすぎない。財などへの執着は、むしろ、心を貧しくさえする。「もし財産が人を傲慢や怠惰や無為や欲望や吝嗇(りんしょく→気持ちや考えが卑しいこと。心が狭いこと)にひき入れる場合には、不幸そのものとさえなる」とは、スイスの哲学者ヒルティの警句である。

 ☆ では、相対的幸福がはかなきものであるなら、崩れざる真実の幸福とは・・・・・・
                               (次回へ続く)

 
引用なし
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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; GTB6.6; .NET CLR 2.0.50727)@ntoska197183.oska.nt.ftth.ppp.infoweb.ne.jp>

「民主主義のコスト」という考え方が、理解できない。
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 ゆうすけ E-MAIL  - 11/2/9(水) 1:15 -
  
 武藤教授が議会改革についてのコメントを求められたことに応えての、お考えであるが、民主主義にコストがかかるという表現が間違っていると思います。地方議会のことに書かれた、ここのスレを何度も読み返しましたが、私には難しいというのが感想です。ただ、地方自治総合研究所(自治労系)がどのような働きをしてきたかも知らずに、批判するようですが、研究所の方々が、果たして地方議会の現場のことを、どれだけ知ってコラムを書かれているのかと思いました。

 やたら「民主主義のコスト」という表現が出てきますが、ここでいうコストは、運営のためのコストであり、民主主義にコストがかかると捉えると、違った方向に行くのではと思いました。また、コストをかけなければ、維持できないのでは、本当の民主主義ではないと思いますし、フランスのように原則無報酬で議員をやってこそ、真の民主主義ではないのかと考えてしまいます。

 ともあれ、「地方自治総合研究所(自治労系)」という機関が、自治体のご意見番であることを知りました。しかし、”論語読みの論語知らず”になる恐れを抱いてしまいました。
引用なし
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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; GTB6.6; .NET CLR 2.0.50727)@ntoska101150.oska.nt.ftth.ppp.infoweb.ne.jp>

◎議会費のデータを紹介:夕張市0.11%・大阪市0.18%から清川村3.35%・・・
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 戸田 E-MAILWEB  - 11/2/8(火) 9:38 -
  
 議員報酬もその中に入っている「議会費」について、データを紹介します。
    ↓↓↓
・地方自治総合研究所(自治労系)
  2009年8月のコラム:民主主義のコスト 武藤博己
  http://www1.ubc.ne.jp/~jichisoken/column/2009/column200908.htm
 最近、ある自治体で特別職の報酬についての審議会にかかわった。首長や議員の報酬を検討する委員会である。また、本年7月26日に「市民と議員の条例づくり交流会議」の最後のセッションで議会改革についてのコメントを求められた。
 そんな経験から、ここでは「民主主義のコスト」について考えてみたい。

 民主主義のコストとは、民主主義を機能させるために必要な経費である。選挙の経費や議会の運営費がそこに含まれるであろう。
 選挙の経費については、選挙人名簿の調製や選挙の実施の費用(掲示板の設置、選挙公報の発行・配布)など、選挙管理委員会にかかわる公費のほかに、立候補者が自らの選挙運動に費やす私費がある。
 私費については、人によって異なるので、そもそも積算することが可能かどうか、また何を積算すべきかについても難しい問題がある。
 いずれにせよ、これらはすべて民主主義のコストであることは間違いない。

 また、選挙は国、都道府県、市町村別に行われるが、国は衆議院と参議院、自治体については首長と議会議員の選挙に分けられる。
 また政党助成金も多くは選挙に使われるのであろうが、民主主義のコストであり、さらにはマスコミの選挙関係費用や国民が投票するための学習や投票所まで出かけていく時間・労力も、民主主義のコストとして含めることができる。

 最高裁判事の国民審査も民主主義のコストに含まれるが、衆議院議員総選挙と同時に実施されるため、コストは少ない。
 ちなみに、この8月の総選挙の経費は683億円であるという。

 民主主義のコストとは、これらのコストをすべて積算して、GDPに占める割合を出して、国際比較するのが一番わかりやすいかもしれない。
 しかしながら、そのためには、何をコストと考えるかをしっかり整理しなければならないので、その作業は今後の課題とし、ここでは、自治体について考え、一般会計に占める議会費の割合を一つの民主主義のコストの例として見てみたい。
 議会費には、議員報酬、政務調査研究費、費用弁償、議長交際費、印刷製本費、事務局人件費等が含まれているが、選挙費用や議会の施設費は含まれていない。

 一般会計に占める議会費の割合は、一般的には自治体の人口規模によって異なってくる。規模が大きければ、議会費の割合が小さくなっている。
 規模の大きい政令指定都市や中核市は一般市とは仕事が異なっていることから、財政規模も大きくなり、議会費の割合が相対的に低くなっている。

 『平成19年度市町村決算状況調』で具体的に見ると、政令指定都市では、大阪市の0.18%がもっとも低く、ついで横浜市の0.22%、札幌市の0.23%と続き、高いほうでは、さいたま市の0.40%、浜松市の0.37%、千葉市の0.36%となっている。
 政令指定都市の平均は0.29%である。

 一般市については、もっとも低いのが夕張市の0.11%であり、群を抜いて低くなっているが、その他の市では、旭川市・長岡市・柏崎市の0.41%で、政令指定都市の高いほうと同じである。

 高いほうでは、勝浦市の2.16%、下妻市の1.85%、小美玉市の1.73%、村山市・逗子市の1.72%などとなっている。
 東京特別区については、江戸川区・世田谷区の0.40%が低いほうで、千代田区の1.11%、渋谷区の0.86%が高いほうである。特別区の平均は0.57%である。

 市・区の全体の平均は0.85%であるが、0.8%から1.1%の間にある団体が全体の半数を占めている。

 他方、町村については、低いほうでは島根県奥出雲町0.52%、宮崎県美郷町の0.58%、鹿児島県十島村の0.62%などであり、高いほうでは沖縄県渡名喜村の4.14%、京都府笠置町の3.45%、神奈川県清川村の3.35%などとなっている。
 町村平均は1.36%であるが、1%から2%の間にある町村が全体の8割を占めている。

  さて、こうした議会費の割合から考えると、議会改革の推進、議会の活性化という観点からもう少し民主主義のコストを高めてもよいといえる場合があるように感じられる。
 逆に、節約が必要な場合もある。

 では、どのあたりが望ましいのであろうか。
 上の事例から考えて、一般市では1%、町村では2%というような目安としての数値を出すことが可能であろうか。

 もっとも、ここでは、議会改革の推進という立場から、このような数字ならば民主主義のコストとして市民・住民に納得してもらえるのではないだろうか、という希望的推測値にすぎない。さらなる議論が必要である。

(むとう ひろみ・法政大学大学院政策創造研究科教授)
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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6; .NET CLR...@i58-89-132-247.s04.a027.ap.plala.or.jp>

◆民衆・議員から行政チェックの武器を奪わせない事が大事。予算の1%前後の議会費で
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 戸田 E-MAILWEB  - 11/2/8(火) 9:11 -
  
(2/7投稿文に一部誤字があったので、修正して投稿)
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 時間が押してきたので、手短に書きます。
 まず戸田の論考は「自治体議員」を対象とする事を明言しておきます。
 国会議員も「議員」ではありますが、国会議員と自治体議員では全然違う面も多く、話をごっちゃにしないために、対象をはっきり限定しておきます。

 次に議員の報酬とか勤務形態を考える場合、「行政チェックの機能・権能を現状より向上させるためにどうするかを考える」という「論議の目的」をはっきりさせておきます。
 あれこれの感情論で、冷静に考えれば「行政チェックの機能・権能の低下・劣化」にしか行き着かないものを言い続けるのは愚かな事です。

 財政的に言えば、議員報酬・議員への諸手当・政務調査研究費・議長交際費・印刷製本
費・事務局人件費等をまとめた「議会費」が自治体予算に占める割合は非常に小さくて、
市区平均で一般会計の0.85%で、0.8%〜1.1%の間にある自治体が全体の半数を占めている事も明示しておきます。
 
 一般会計に占める議会費の割合は、自治体の規模が大きければ、議会費の割合が小さくなっています。
 『平成19年度市町村決算状況調』で具体的に見ると、政令指定都市では、大阪市の0.18%がもっとも低く、ついで横浜市の0.22%、札幌市の0.23%です。

 議会費の中に議員の報酬・手当が入っているわけで、これが「行政のチェック役のコスト」と言えるもので、今詳しい数字が手元にないですが、一般会計全体からすれば市区議会で0.6%前後のものだろうと思います。
 
 仮に0.6%だとすれば、「議員報酬全廃!」というのは市区議会では一般会計の0.6%を削るだけの節約です。半減で0.3%の節約です。
 しかし、その「節約」が実際には予算全体に対してどれほどの悪影響を及ぼすのか。
 「行政のチェック役としての議員」が全員無報酬だとか報酬半減になるのですから、従来のような行政チェックは絶対に出来なくなります。

 第1、真面目な議員が調査研究してチェックしたくても、金持ち議員以外は全員、自分の収入口を別途探してそちらで生計費を稼ぐ合間にしか作業が出来ないので、従来と較べたらノーチェックに等しい状態になってしまいます。
 (「金持ち議員」の圧倒的多数は元々ろくにチェックをしない与党議員ですが)

 そういう状態が1年2年と続くことによってどうなるか?
 何億何十億、ヘタしたら20年に渡って何百億とかの無駄な支出がヌルヌルと議会を通っていく事は目に見えています。(戸田の目にははっきり見えます)

 つまり、0.3%や0.6%の「節約」がその何十何百何千倍もの「無駄な支出の垂れ流し」
に直結してしまうわけです。

■「今の議員報酬が減員で破産する事は決してないけれども(何せ1%前後ですから)、 議員報酬半減・全廃が浪費拡大を招いて破産する事は大いにあり得る」のです。
 
 「財政危機だから議員経費削減を!」と思い込んでる人は、この点に注意してもらいた
 いです。

■議員というのは、少なくとも理念的には民衆の代弁者・代理人であり、議員の生活保障
 は、これまた少なくとも理念的には民衆と議員が政治権力・行政をチェックし善導する
 ための「武器」です。

  行政のありようはそのままにして、この民衆と議員の武器のみを廃止したり弱めてし
 まえばどうなるか?
 
  答えは簡単明瞭。行政(とそれにつながる様々な権力者・有力者)が好き勝手に、あ
 るいは政府に言いなりに、庶民から集めた税金を浪費する権力が強まってしまうだけで す。
  これが民衆の不幸を増大させてしまうのは論を待ちません。

■戦後日本の歴史の中で、地域ボスや利権団体のひも付きでは全くない、労働者・市民
 の代弁者・代理人であり、かつまたは自立した個人として活発な議員が少しずつ増え
 てきたのは、紛れもなく民主主義の進歩と深化です。
  それはまた、紛れもなく「ほぼ議員専業で生計を立てられるだけの議員報酬」が用
 意されていたからこそ出来た事です。

   しかし、そういった自立した活発な議員の数はまだ圧倒的に不足であり、そんな議
 員がいない議会の方がまだ圧倒的に多く、そういう議員の存在を全く知らない人々の
 方が多いのです。
  だからこそ、今のような歪んだ「橋下・河村・阿久根現象」が跋扈しています。

■行政や議会をマジメに良くしよう、民衆に役に立つものにしていこう、税金の浪費をな くしていこう、と願う人であれば誰でも、その願いを実現出来る方策を考えていかない といけません。
  「それをしたら良い効果が生まれるのか?」がキーワードです。
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 矢祭町で実施している「日当制議会」を戸田がどう考えているかとか、アメリカの地方議会の事などを、次に書いていく予定です。

 矢祭町の「日当制議会」について簡単に言っておけば、合併しない宣言をし、住基ネッ
ト接続拒否をした立派な見識の町長と、それを支える見識ある議員達・職員達によって現
在はうまく行政運営が出来ているかもしれないが、それはしかし「現在の人々の幸運な組
み合わせ」によるものであって、永続性に欠けると思います。

 今の町長がいなくなったらどうなるのか? 日当制議員しか経験していない議員が続い
ていって、果たして行政全体や国の政治に絡んだ様々な制度法律の問題に対してちゃんと
した見識が議員として保てるのか、心許ない要素が多いと思います。
                                27 hits
引用なし
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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6; .NET CLR...@i58-89-132-247.s04.a027.ap.plala.or.jp>

●「議員専業がけしからん!」とする竹原・河村らの主張はこの点で愚論暴論だ!
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 戸田 E-MAILWEB  - 11/2/7(月) 14:02 -
  
A:まず、「日本の地方議会議員こそ『世界の超特権階級』だ!」と非難してやまない
 元阿久根市長の竹原信一氏の主張について。

  彼は上に紹介したブログ記事
◎日本の地方議員は世界の超特権階級(阿久根市長 竹原信一のブログ)
  http://www5.diary.ne.jp/user/521727/
で各国の状況を紹介した後に、

  地方議会議員は議会においてどのような採決をしても個人責任を問われることなど
 一切なく(現実、行政の実際に無知で無責任極まる者が大多数)、極めて僅かな働きし かない。
  にもかかわらず、有権者を上手に騙して票を入れさせたという能力だけを理由に、
 高い報酬と年金制度を享受している。
  日本の地方議会議員こそ「世界の超特権階級」と言うべきだ。
  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
と言っている。

 そう断じる竹原氏は2005年に阿久根市議になった後、たった3年間市議をやっただけで
市議を辞めた人だ。
 防衛大学校を卒業し、航空自衛隊に幹部候補生として入隊して5年間務めて2等空尉で
1988年で退官、帰郷して親の経営する建設会社に就職し、一時期、同社代表取締役を務めた経歴を持つ竹原氏からすれば、他の議員達はぬるま湯に使った税金泥棒に見えたとしてもおかしくない。

 市議時代に何か不正追及して熱心にビラまき宣伝をしたりはしたようだが、議会・行政の改革を息長く進めるのではなく、「こんな馬鹿な議員共、職員どもと一緒にやってられるか!オレが市長になって一挙に変えてやる!」との短兵急な路線に走った。
 
 防衛代卒で上意下達・命令絶対服従の自衛隊の幹部で5年、親の会社で社長もやって
7年という経歴の中では、「命令即実行」こそ望ましく、話し合いだの協議だのはまだろっこしく、また実際他の議員や職員がアホウに見えて仕方なかったのだろうと思う。

 ついでに言えば、竹原氏は市議当時の自公自公政権による格差拡大・地方困窮化政治への批判観点は持っていないようで、だからこそ阿久根市の財政問題を「公務員賃金が高いから財政難になる」という歪んだ狭い観点からしか認識できないのだろう。

 竹原氏は「無知で無責任極まる者が議員の大多数」という現実をどう変えてていくのか、という課題に対して、一定数の議員が市民の多様な意識を反映するために必要であることや、議員が選挙で選ばれている事の重さ、無能議員を当選させる有権者の意識の変革も図らねばならに事などの「連立方程式」を全くすっ飛ばして、短絡的な考えと行動で対処しようとした。

 それが市長になってから自身のブログで「最も辞めてもらいたい議員」の投票を募ったり、「程度の低い人が何十人いてもダメ。質の高い人が10人以下でないと議論にならない」とか「職業議員が結託して、公務員と議員のための政治をしている」、「議員報酬は今の半分でも高すぎる」という言動につながっている。

 また、2010年6月の専決処分で議員報酬を日当制にする条例改正までもやっている。
「今の議員は報酬に見合った仕事をしていないから報酬は日当制で十分だ」というわけだ。

 たしかに阿久根市議会の実態が相当に酷く、竹原氏バッシングを執拗違法にやったり、職員組合の行政議会への影響力が強すぎるようだ、という面はあっただろう。
 そこいらへんは市議時代のブログ記事から伺える。竹原氏が怒り心頭になったのも無理はない部分はある。
  ↓↓↓
http://www5.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=521727&start=21&log=200609&maxcount=32
http://www5.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=521727&start=11&log=200704&maxcount=30

■「懲罰・問責・辞職勧告・怪文書の嵐の中で闘ってきた」戸田から言わせれば、しか  し、だからといってたった3年でケツをまくって市議を辞め、今度は自分が独裁者にな
 って何をやってもいい、という事にはならない。

  市長になって自分に服従しない職員の懲戒免職で裁判の判決に反して地位回復を長ら
 くさせなかったりの法違反は「憲法擁護義務を持つ公職者」として許されない事だし、
 「市が補助金出してるのだから市長を体育協会の会長にしろ」と強要したりは、とんで
 もない事である。
  
  また、2005年以降の、彼の市議時代・市長時代には「市長の高額な退職金はおかし  い」という批判がなされるようになって、先進的な所では市長退職金が全廃や半減され
 ているが(門真市でも05年市長当選の園部市長が自分について全廃を実行)、竹原氏は
 「改革」を言う割りにはこれに関心が向かないようで、2009年不信任失職の時も2010年
 12月のリコール失職の時も、旧来の規定通りに退職金を受けている。
  自分が市長の時に旧来の市長退職金条例には全く手を付けなかった、という事だ。

■竹原氏の市議時代のブログをざっと読んでみたが、
 (http://www5.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=521727 の2006年〜2008年の分)
 議会や行政の腐敗、政務調査費や視察問題は熱心に書いているが、種々の議案や国が降
 ろしてくる種々の制度への説明や批判、自分がそれら議案にどう対応したかの報告はほ
 とんどない事に気づいた。

  という事は、後期高齢者医療制度だとか何だとかの、戸田が説明批判し、行政に突っ
 込み反対してきた山ほどの議案に対して、竹原氏はほとんど批判対応をしていないとい
 うことなのだろうと思うほかない。
  議会でのいろんな攻撃と闘いながらも山ほどの議案を説明批判してきた戸田と、その
 点がだいぶ違う。
 
●・・・という事は、竹原氏が興味関心を持って調べ、研究して行なった行政チェックと
 市民啓発は、戸田に較べてかなり狭い範囲の事なのではないか、と推測される。
  そして、「自分が社長をやった事もある親の会社」をバックに持つ竹原氏は、議員報
 酬がなくても生活していけるくらいの経済基盤があるのではないか?

  だからこそ、「議員は日当制でもいい」とか「議員報酬は今の半額でも多すぎる」と
 かの発言が簡単に出てくるのではないか?
  
  竹原氏の市議時代の議会での発言を点検してみれば、彼が様々な社会問題や制度政策
 に対してどの程度の知識や見識を持って議員をやっていたのかが、はっきりするだろう
 。

●九州にも「真剣議員」はそこそこいるのだが、竹原氏はそのような議員と出会わなかっ
 たのだろう。(戸田も「08年市長選でのブログ活用事件」で人から教えられるまで竹原
 氏の存在を知らなかった)
  そして阿久根市や周辺の「野党議員」と言えば共産党議員だけで、これが竹原氏から すれば「職員労組の回し者でしかなく、議員としての見識がない」と思える状況だった
 のだろう。

  ここらへんが竹原氏の「不幸」かもしれない。正義感の強い竹原氏の阿久根市議時代
 の奮闘苦闘が、彼の判断を狭く偏ったものにしてしまったように思える。
 「苦労が人を歪めてしまった」例ではないだろうか。
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B:阿修羅投稿の「小沢内閣待望論」氏または「ツカサネット新聞」の、「専業だから
 献金や役人へ気遣いしなければならなくなる」という馬鹿主張について

 世の中には支離滅裂な事を考える人もいるという実例で、上の投稿で紹介したように、<総務省地方制度調査会で提出された 『諸外国の議員定数・報酬』資料>を上げた後に、
    ↓↓↓
【ツカサ、驚く諸外国の議員報酬、原則無報酬などなど】(暫定税率を復活させたいな
 らば、まず、自公議員が身を切ることです)小沢内閣待望論 日時 2008 年 4 月 25日
  http://www.asyura2.com/08/lunchbreak10/msg/588.html
驚く諸外国の議員報酬:4月22日20時14分配信 ツカサネット新聞
   
   米国の地方議会には夜間のみ開かれるところがあり、議員は無報酬、仕事のあとボ
  ランティアで議会に出席します。

  他に本業がなく、議員に当選することが完全就職という立場の場合、献金や役人へ気
  遣いしなければならなくなります。
   議員が役人に煙たがられれば議員としての働きは極めて制限を余技なくされます。
  当然行革の施策はできません。
 
   舛添大臣や橋下大阪府知事が役人にかなり強気に対処しているのは「辞めても食っ
  ていけるんだ」というところがあるのかも知れません。

   上のサイトでお分かりのように諸外国は、議員はボランティアに近い立場です。
   別に本職があり報酬や議席に連綿とする必要がない、それでこそ思い切った行革が
  可能になるのでしょう。・・・・・
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
●支離滅裂・論理不整合の見本みたいな「論考」である。
  「ほかに収入の途があるから強気に出れる」、という事自体は間違いではないが、

 Q1:しかし、真面目に議員をやって時間を使っても途絶えない本職の収入(や蓄え)
    のある人って「一般市民」とはほど遠い金持ちだけだろうが!
     つまり、金持ちしか真面目に時間を使って議員をやれない仕組みがいいの?
     そういう金持ちが一般市民や貧困者の気持ちや事情がわかるの?

 Q2:いくら余裕の金持ちでも「収入の途」について、少しは時間や労力を割かないと
   いけないだろうけど、それと「議員専業で議員活動に専念出来る議員」と較べた場
   合、議員専業の方がよりしっかり行政チェックに時間労力を費やせるのだが、それ
   って「望ましい事」ではないのか?

 Q3:「議員専業だと献金や役人へ気遣いしなければならない」って何?
   あんた馬鹿か?
    選挙で選ばれているからこそ役人に対して強い立場を取れる議員が、なぜ「専業
   だと役人に気遣いしないといけない」の?兼業だと役人に気遣いしなくていいの?

    議員専業で生活をやっていける報酬が保障されていれば、「献金への気遣い」は
   不要であって、逆に議員専業では生活していけない低報酬の場合の方が(金持ち以
   外は)「献金への気遣い」しないといけないでしょ。

「役人に煙たがられれば議員としての働きは制限されしまうから行革施策が出来
    ない」というのも議員報酬が高いか低いかには関係ない話。
     それどころか、実際には役人の抵抗を押し切って行政のあり方を正していこう
    とすれば、市民世論を強めねばならず、そのためには啓発全伝宣伝ビラの作成・
    郵送・配布やネット宣伝、集会開催等々の活動を強めねばならず、当然にも経費
    がかさむ。

     正しい改革をやるための経費を出せる議員というのは、奇特な兼業金持ち議員
    以外には「それなりに高額報酬を受けている専業議員」以外にはない。
     門真市を潰すな!という合併阻止闘争が勝利できたのは、戸田が当初から全力
    投球した成果であり、なんやかんやの宣伝費用で2年半の闘争で200万円以上は
    つぎ込んでいる。
     (この時は連帯労組地本委員長の報酬:月20万円があった事も幸いしたが)
     他にも戸田が挙げた様々な改革成果も、年間税込み1100万円・手取り約700万
     円という専業報酬があったればこそである。

  Q4:「お金持ち」が議員をやった場合、議員として得られる情報や力がその人の
   「ビジネスチャンス」に絡んでしまう危険性が、より多いのではないか?

     「市と取引がある会社の役員との兼業は出来ない」という法律があるが、親族
    に役員をやらせる手があるし(竹原氏は妹を社長に据えた)、直接にその議員の
    会社ではなくとも「業界の利益を誘導する」という事は十分にあり得ることだ。

     行政と直接取引がなくても、行政の事業によって自分らが潤うように誘導する
     事はいくらでもあり得る話である。
      「金持ちは金持ちと仲良くする」のであって、決して一般庶民と対等に交わ
     る事はしない。

      議員報酬が低くてとうてい世帯の生活費に満たない町村議会においては、土
     建屋兼業的議員が多くて利権行政を続けているようである事をどう思うのか?
 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

C:河村たかし名古屋市長の「政治を就職先にする事はけしからん」論について

1:河村氏はよほど金に余裕のある人なんだろうな、とまず思う。個人としてだけでなく
 その政治活動を資金的に支えてくれる組織基盤があるから、1983年愛知県議選落選、
 1990年衆院選落選後、1993年衆院総初当選、その後国会議員としての活動をしてきた。

2:河村氏は一度も自治体議員として議会・行政の改革で闘った事はない。いきなり国会
 議員になり、2009年に国会議員をやめていきなり政令都市の市長になった。

3:「政治を就職先にする」と言うと、何か不純でセコイようなイメージを持たされ
 るが、これは河村流レトリックに過ぎず、世の中の専門職はいずれも専門業種を就職先
 にしているのであって、やましい所はどこにもない。

  弁護士や裁判官に対して「司法を就職先にして」と非難する人がいるだろうか?
  医者に対して「医療を就職先にして」とか「人の命で稼ぎやがって」と非難する人が
 いるだろうか?

  ましてや議員は最長でも4年で選挙での洗礼をくぐらねば継続できない、他にはない 厳しさをもっている専門職である。
 (参院の場合は6年ごとの選挙、衆院はいつ解散するか不定で4年の任期を全うする事
  が少ない)

  河村氏は「議員」とは言わずに「政治」と言って、「政治は全体への奉仕、無償でや
 るもの、政治をやって生活費を得るのは卑しい」という印象を強めようとしているよう
 だが、「議員=政治そのもの」ではない。
  「弁護士=司法そのもの」でも「医者=医療そもの」でないように。

  ましてや自治体議員(地方議員)は、国のあり方や進路を決めるという意味での「政 治」をするのではないし、議員内閣制の国会と違って自治体首長との二元代表制であっ
 て、「行政のチェック役」としての仕事により重点がある。

  だから「政治」という言葉ではなく、「議員」という言葉で議員のあり方を論じるべ
 きなのだ。自治体議員の場合は特に。

4:弁護士が自分の専門能力を使って人助けをし社会正義を実現して生計費を得ること、
 人によってはそれを「自分の天職」と思う事を非難する人は誰もいない。(その弁護士
 が悪徳弁護士でない限り)

  それと同様に、自治体議員が自分の能力を使って行政チェックを果たし、税金浪費を
 やめさせ、行政を良くし、人々の幸福増進に役立てて生計を立てることを「天職」と思
 って続けてどこが悪いのか?
  悪いのは悪徳議員の場合だけである。

5:ただ他の専門職は、専門職にふさわしい仕事を続けなければ収入を得続ける事が出来
 ないのに対して、今の日本の制度では、議員は当選してから何も議員としてやるべき活
 動をしなくても、議員であるというだけで毎月報酬が入ってくるし、人によっては利権
 話も寄ってくる、という点が大いに違っている。

  別の言い方をすれば、一所懸命頑張る議員でも、何もしなサボり議員でも議員報酬が
 一緒ということになる。
  ややもすれば議員としてやるべき事をせずに、利権話に邁進して富を築く議員が横行
 することになる。
  そこまで汚れていなくても、「議員である事自体が目的」という名誉欲議員も、報酬
 泥棒という意味では同じである。
 
  「議員を就職口にする」という言葉を非難の意味で使うとしたら、こういう輩に対し て使うべきであって、真面目に行政チェックをする専門家として、自分の生計と活動費
 を得ようとする議員に対して「議員を就職口にする」という言葉で非難するのは全くお
 門違いのイチャモン付けである。

  それは「医者になって多くの人を救いたい」とする人に「医療を就職口にするのは不
 純だ。超低報酬で働く医者しか立派な医者と認めない」と言うに等しい愚論である。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
引用なし
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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6; .NET CLR...@i222-150-201-235.s04.a027.ap.plala.or.jp>

「諸外国の地方議員は低報酬・ボランティア」という「事実」についての考察1(序論)
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 戸田 E-MAILWEB  - 11/2/7(月) 9:59 -
  
 これは「真の議会改革」についての考察論証で、
★遂に門真市議選分析で実証できた!議員定数を減らせば低レベルな組織議員の天下
 に!    戸田 - 10/12/11(土) 10:45 -
  http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=5918;id=#5918
あたりの投稿の継続です。

 上記では「議員の数を減らせ!」という「改革要求」が、実は「改悪要求」である事を論証しましたが、今度はもうひとつの問題の「議員報酬を下げろ!議員は日当制やボランティアにしろ!」という「改革要求」を取り上げます。

 昨今はネットの発達で、様々な情報が分かるようになってきました。これもそのひとつ
で、「日本の地方議員は世界一高給取りだ、諸外国では低報酬か無報酬でやっている」、という「事実」です。
 これが河村たかしや阿久根の元市長の主張でもありますが、以下に簡単に紹介します。
   ↓↓↓
◎日本の地方議員は世界の超特権階級(阿久根市長 竹原信一のブログ)
   http://www5.diary.ne.jp/user/521727/

【新刊】書籍の紹介:中央議会〈国会〉・地方議会議員年金制度
          著者 渡部記安 (立正大学教授)
から抜粋
-------
地方議会議員1人当たりの年間報酬平均(年金コストを含む)
   日本   762万円
   韓国   240万円
   アメリカ  65万円
   ドイツ   50万円
   その他無報酬の国 フランス、スウェーデン、スイス

米国の例
  ▽市議会は平日の夜に開かれる
  ▽サラリーマンでも議員になれる
  ▽傍聴者は誰でも発言できる
  ▽議員処遇はパート並みと安い
  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【ツカサ、驚く諸外国の議員報酬、原則無報酬などなど】(暫定税率を復活させたい
  ならば、まず、自公議員が身を切ることです)
                  小沢内閣待望論 日時 2008 年 4 月 25 日
  http://www.asyura2.com/08/lunchbreak10/msg/588.html
驚く諸外国の議員報酬:4月22日20時14分配信 ツカサネット新聞
  総務省地方制度調査会で提出された 『諸外国の議員定数・報酬』資料 です

■フランス
・原則無報酬。
・人口10万人以上は手当を受けることができる。
・議会が認める職務の場合、一定上限のもと必要経費について実費弁償される。

■イギリス
・ロンドン議会議員以外給与は支給されていない。
・法に基づく諸手当がある。議員活動に伴う活動経費(旅費等)が支給される。
・退職後に一部の議員には年金が支給される。
・出席手当は廃止されている。
・議員は名誉職と考えられている。

■イタリア
・出席に応じた日当を支給している(ボローニャ市、ボローニャ県)。
・当該団体の職員給与と同じく、生活給であるとされている(エミリア・ロマーニャ州)

■スウェーデン
・原則として無給であり専業職ではない。
・多くの地方議員が兼業である。
・フルタイム勤務のコミッショナーは専業職として報酬が支払われる。
・活動経費、会議出席の諸経費の補填、所得補償、会議出席に対する報酬等がある。

■韓国
・無報酬の非常勤職。
・議政活動費、公務旅費、会期手当が支給される。

■ドイツ
・議員活動によって収入に損失を受けた場合には補償される。
・少額の報酬(月額)と出席手当が支給される。
※議員は、一般的に名誉職と地方自治法に規定されている。
※通常、議会は夕刻から開催される。
-----------------------------------------------------------------------------

 地方議員を「日当制かボランティア制」にしたら、戸田のような「闘う議員歴10年の
有能議員」であった者ですら行政チェックは絶対に不可能だと確信するし、それは誰にも
論破出来ない真実なのですが、「諸外国では低報酬・無報酬でやっている」、「ボランティア的にやっている」という「事実」についてはどう捉えるか、これは少し難しい問題でした。

 こういう「諸外国の事実」を出す側は、当然、その「事実」の延長で「だから日本でもそういうやり方で議員活動・議会による行政チェックは十分に出来るんだ」と判断し、そして「議員の報酬を下げろ、日当制やボランティア制にしろ」との主張の根拠にするわけです。

 日本の行政の現実で議員をそういうものにしたら、まともな行政チェックは絶対に出来
ない、という事については、「闘う議員歴10年」、「改善実績で見れば全国約2700人の自治体議員の中で少なくともベスト20に入る有能議員」だった戸田の体験から断言できるのですが、では「諸外国の現実」をどう説明できるか、という壁に突き当たりました。

 実例を挙げられている諸国が、その議会や行政が日本よりもレベルが低いとか、議会はお飾り的存在だ、と言うことはもちろん出来ません。欧米、特に西欧や北欧あたりでは日本よりもずっとレベルが高そうです。
 
◆しかし一方、人間は(家族も含めて)生活していくのに一定の収入が必要ですから、「低報酬・無報酬で議員をしてもらう」という事は、議員報酬以外の確たる収入を持っている人が議員をやるということであり、それは「(主たる)収入を得る本業以外の片手間・空き時間で議員活動をする」という事に他なりません。

 ということは、それらの国では「議員に求められている調査・学習・情報収集・市民啓発等々の活動(時間)」や「議員が果たすべき行政チェックの範囲」が少ない、「本業以外の片手間・空き時間で出来る範囲」でよしとされている、という事です。

◆具体的に想定すれば、「有識者討論会」とか「事業仕分け」みたいに、いくつかのテーマについて行政側が出してきたものに意見を述べ、追及をし、採決するという形です。

 もちろん種々の条例や制度の問題、膨大な情報量から成り立っている予算や決算、各種事業計画や総合計画も、議会であるからには審議対象にしていますが、審議する側が「本業以外の片手間・空き時間で出来る範囲」での調査研究によっている以上、事細かく全般に渡って行政側に突っ込むのではなく、いくつかのテーマについてとか、自己の政治哲学とかポリシーの見地から行政にもの申すとか、行政の基本方向について論議して方向付ける、とかのやり方になっているのではないか、と推測されます。

 議会での論議自体は、日本の議会で形式的な論議とは大違いの、本当の意味での「論議」がなされている場合がたしかに多いだろうと思います。傍聴市民も議場で意見を述べる事が認められている国もありますし。

▲日本に引きつけて言えば教育長以外は非常勤の「教育委員」が似ているでしょう。
 医者や弁護士など他に職業を持っている事も多く、門真市では月額報酬13万3000円。
  日本の教育委員会は形式的なものになっている場合がほとんどですが、これが本気で
 それぞれの高い見識に基づいて教育について論じ、審議している・・・、のが「低報酬
 でも機能する議会」の類型でしょう。

 ただし、それは「高報酬=他に収入がなくとも議員専業で生活できる報酬」を得て「連日のように行政を調べ、職員に問い質し、自ら様々なジャンルの事を新たに学習し、市民
対応が出来る」専業議員に較べたら、出来ることははるかに狭い範囲に限られます。

 あとは、行政の機構や職員自体が日本のそれよりレベルが高いとか、議員以外の市民オンブズなどが活躍しているとか、市民有権者の意識が日本より高いとかの要素によって、「議会による行政チェック」が出来ているのでしょう。

 そういう社会では、議員に対して「連日のように行政を調べ、職員に問い質し、自ら様々なジャンルの事を新たに学習し、市民対応もする」事を求めていない、と言う事も
出来るでしょう。 

 ・・・以上は、「理論的な推察」です。 
 「理論的な推察に過ぎない」、と言う事も出来るでしょうが、しかしまた「理論的におかしい所はどこにもない」はずです。

■欧米であれ韓国であれ、「日本人よりもちゃんとした論議・討議が出来る」という面はあるかもしれませんが、1人の人間としての情報処理能力・事務処理能力に大きな差があるはずはありません。

 そうであれば、欧米や韓国の議員が「本業以外の片手間・空き時間で出来る範囲」で行なう情報処理・事務処理の量が、「専業で毎日を議員としての活動にあてられる」日本の真面目に活動している議員」が行なう情報処理・事務処理の量と同じであるはずがありません。

 つまり、、欧米や韓国の議員は「低報酬・無報酬に見合った量の、本業以外の片手間・空き時間で出来る範囲の活動」をしているだけだ、ということです。
 そして「議員の役割・守備範囲はそういうものだ」という社会の共通認識の下で行政がチェックされつつ進んでいるのでしょう。

 日本の場合、「議員専業で暮らせる高報酬」に見合った活動をしている議員が少ないのは確かに事実です。
 (小都市の議員や町村の議員の報酬は、到底「議員専業で暮らせる高報酬」ではありま
  せん。また一方、政令都市や道府県の場合は高額な政務調査費も含めて、中規模市議
  員の倍近い高額報酬で、これは高すぎるのではないかと戸田も思ってますが、ここで
  はその問題は省いて論議を進めます) 

 しかし「議員専業で暮らせる高報酬」であるからこそ、共産党議員や各種市民派議員・左派議員ら少数の議員が懸命に活動して行政をチェックしてこれているわけだし、また行政としてもそういう議員から厳しいチェックを受けるという(「与党議員は実質何でも賛成・自分の利害に反する場合だけ反対」だから操作しやすい)前提の下で、行政を回してきています。

 そういった日本で、行政の機構や職員意識の改善を図る措置を何ら取らずに、行政を取り巻く社会システム・市民意識の大幅改善も無しに、議員の待遇だけを引き下げて「専業で毎日を議員としての活動にあてて行政チェックする」事が出来ないようにする、言い換えれば「議員の側の戦闘能力だけを劣化させる」措置を取ればどうなるのか?

 今まで少数の献身的な議員達によってかろうじて行われて来た行政チェックも出来なくなる事は火を見るよりも明らかです。
 これは即ち、税金の浪費が今よりもっと大きく拡大してしまう、という事です!

▲戸田は各国の行政・議会の実状や形成過程、法制度の基礎も知らないので、巨大書店に
 行ってそういう事を書いた本があるか調べてみました。

  すると世界10数カ国の自治体議会を説明してる本がありました。3500円くらいで、高いけれども買おうかと思ったのですが、よく読んでみると、それぞれの国で地方議会の「守備範囲」がどうなっているか、実際の議会審議ではどの程度の時間をかけてどういう内容を審議しているか等については何も書いていない事が分かり、これでは戸田の役には立たないので、購読をしませんでした。

 この巨大書店でも諸外国の自治体議会の実状をちゃんと書いた本がない、報酬額や常勤か非常勤かなどの単純データを書いた本はあっても、それ以上の深い実状を書いた本がないという事は、日本ではまだ誰もそういう深い所まで諸外国の議会を調べた人がいないのだろう、と推測せざるを得ません。

 このジャンルの事を書く研究者などの中に、実際に自治体議員としてバリバリ闘ってきた体験を持つ人がいないから、上っ面だけの比較で満足してしまうのでしょう。

 とりあえず以上で「序論」を終わります。
引用なし
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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6; .NET CLR...@i222-150-200-219.s04.a027.ap.plala.or.jp>

訂正と追加
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 なかやましげる E-MAIL  - 11/2/4(金) 14:19 -
  
中山です。
前の投稿の「瀬戸際作戦」は水際作戦の間違いです。瀬戸際では意味が違ってきますね。寝ぼけていたのでしょう。ついでに書かせてもらうと、最近では「硫黄島作戦」と言うそうです。つまり、申請させといて、突き放す。行政はより狡猾になっています。

私は大阪、神戸で生保申請に同行したことがあります。職員研修が余程ひどいのか、生活保護法では申請は「無条件に受理」しなければならないのに、「健康そうだ」「自宅を持っている」とかいろいろ言って、申請させないように「説得」しようとします。これは個々の福祉職員の問題ではなく、行政の「姿勢」にこそ問題があると思います。そういう「指導」をしているのです。ちなみに、20代の健康な人でも収入がなければ当然の権利として生保の申請ができ、当然に受給もできます。家屋を所有していても、すぐに処分できないような古い家なら生保が受給できます。住宅扶助がないだけです。もちろん働いていても、年金をもらっていても、規定の収入よりも少なければその差額を受給できます。概ね65歳以下の単身者で月額8万円ほどです。その他、家賃(単身者で42000円ほど)、医療費の扶助があります。就労収入の場合、全額が差し引かれるのではなく、額によりますが9割とかしか収入の認定がされず、その分手にする金額が増えることになります。

行政は無条件に申請を受理し、調査をし、預金や収入があることが判明したら申請を却下すればいいだけの話です。この処分に不服であれば上級の行政機関に不服申立てができます。これも当然の権利です。

しかし、この「不服申立て」は外国籍の方には認められていません。つまり、外国籍の人には生活保護が「施し」として与えられ、権利としては認められていないからです。(法規上の正規の文言は違うかもしれませんが)

このように、生活保護制度はほんとうに行政の縮図と言っていいほど、問題点も課題もあります。

以上。


▼なかやましげるさん:
>中山です。
事があれば誰も好き好んで「生保」を受けません。これまでは高齢者以外(概ね65歳以下)は「執拗」に就職活動の「強要」があったようです。50歳ほどで一見健康そうな人は窓口で、いろいろといわれ(稼働能力の活用の範疇を超えている場合が多い)、結局申請をやめる人も多かったようです。(福祉事務所ではこれを瀬戸際作戦と言ったようです)
>
>
引用なし
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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; YTB730; GTB6.6...@softbank218130024017.bbtec.net>

「対策本部」の中味
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 なかやましげる E-MAIL  - 11/2/4(金) 0:06 -
  
中山です。
この朝日新聞の記事について、投稿をしようと思っていたのですが、バタバタしていて先を越されてしまいました。

記事の中に「対策本部」(17日に発足し、ちなみに本部長は園部市長)の協議事項として貧困ビジネス対策、支給強要への対策マニュアル、そして受給者への自立支援プログラムとあります。この「自立支援」というのが曲者です。確かに生活保護法には「稼働能力の活用」というのがあり、ケースワーカーは就職活動を「指導」できるとあります。仕事があれば誰も好き好んで「生保」を受けません。これまでは高齢者以外(概ね65歳以下)は「執拗」に就職活動の「強要」があったようです。50歳ほどで一見健康そうな人は窓口で、いろいろといわれ(稼働能力の活用の範疇を超えている場合が多い)、結局申請をやめる人も多かったようです。(福祉事務所ではこれを瀬戸際作戦と言ったようです)

本当に働き口がない人に職場を探す、斡旋する、最後は行政独自で「しごとをつくる」(以前の失業対策事業のような)覚悟がいるのではないでしょうか。この「自立支援プログラム」が生活保護受給者に対して「受給ストップ」のような「追いたて」にならないように注視していかなければなりません。

記事の中にはさらに門真市でも福祉事務所のケースワーカーが少ないことが指摘されています。国の基準では受給者80世帯に一人のケースワーカーが必要ですが、平均159世帯を担当しているとあります。記事では「増員への予算確保の見通しは立っていないのが現状だ」などと傍観的です。なぜ適切な人員配置を要求しないのか。本来的には労働組合の仕事だと思いますが、このような現状を放置して、貧困ビジネス云々を指摘するのは筋が違います。担当世帯が適切な数で、きちっと家庭訪問していれば「不正受給」は起こらず、さらに本当に懇切丁寧な就労支援もできます。

保護率(1000人あたりの受給者の割合)は、門真市で47・2人(2010年10月)で大阪府内で2位の高さで、一番が大阪市55・2人(同)です。しかし、西成区で217・0人(2010年6月)、さらにあいりん地域(釜ヶ崎)では360人(推定)です。西成区ではほぼ5人に一人の割合ですが、世帯数でいれば3割になります。つまり、一人暮らしの生保受給者がほとんどだといえます。多くが土建労働者だった人で、日本の高成長を支えてきた人たちです。門真市でも年金もまともにない、元松下電機などの下請けや近隣の町工場の労働者だった人が生活保護受給者だと思います。生保世帯の人権が損なわれることなく、適切な対処が必要です。門真市の行政責任が問われていると思います。

以上、思いつくままに書いてみました。
引用なし
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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; YTB730; GTB6.6...@softbank218130024017.bbtec.net>

真の議会改革に、いよいよの時ですね。
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 ゆうすけ E-MAIL  - 11/2/3(木) 23:35 -
  
ホームページの更新、お疲れさまです。

  =総特集!市民が知らない「ホントの議会改革」。
   「真剣議員」戸田が事実とデータに基づき訴え解説する数々!=

 
 政務調査費の使い途がわからないと言った矢先、上記から、山本幸男が不正に調査費を使い、それが発覚して、全額返還したという記事。07年のことであるが、自分は知らなかった。ある支持者に聞くと、それについては、「会合で謝ったのを覚えている」と。園部や、梅本に比べればという少ないという問題ではなく、清潔な党の精神はどこへ行ったのだろうか。

 
引用なし
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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; GTB6.6; .NET CLR 2.0.50727)@ntoska107004.oska.nt.ftth.ppp.infoweb.ne.jp>

光電話は「停電したら使えない改悪電話」!通信事業者責任放棄のNTT商法にご用心!
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 戸田 E-MAILWEB  - 11/2/3(木) 22:08 -
  
 一風変わった動画を「戸田のYUチューブコーナー」
   http://www.youtube.com/user/todajimusho
に今アップしたので、ぜひご覧下さい。
   ↓↓↓
◎光電話の改悪面:停電したらアウト!とセールスに反論(約8分)
  http://www.youtube.com/user/todajimusho#p/u/0/mrhjfTQg5qA
 説明:
  NTTがやたらと進めている光電話。でもご用心!
  今の固定電話なら停電しても電話が使えるが、光電話にしてしまうと普通の電気器具
 と同じで停電すると使えなくなってしまう!
  NTTが光電話にしたがるのは、交換機を廃止して費用を浮かす事が出来るから。
  しかし、「通信事業者としての公的責任」を考えたら、そんなことをしたらいかんだ
 ろう。
  この動画は、NTTのセールス電話嬢に対して&shy;その点を指摘したもの。

  セールス嬢は最初は「停電はめったに起こりませんから」と言い逃れ。
  戸田の指摘を受けていくうちに光電話&shy;の問題点も通信事業者としての公的責任問
 題も、何も知らないことを露呈してしまった。上司にはちゃんと伝えておいてね!
  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 NTTによる「光電話への切り替え」キャンペーンが大々的に行なわれている。
 戸田のマンションにも営業員が来たり電話がかかってきたり。

 戸田のマンションも部屋も「光フレッツ」にはなっていて、それでネット接続をして
いて、電話とネットとFAXを同時に使えるようになっている。
 特に不便は感じていないが、たまにFAXで同時大量送信をする事があって、電話代が
高くなる時もある。

 光電話にすると電話FAX料金が安くなるし、ネットでの大容量送受信も早く出来るし、光テレビも見れるし、良いことだらけだと言う。
 NTT側は費用のかさばる交換機が不要になって助かるのだと言う。
 従来の交換機の機能をネット上でこなすのだと言う。

 かなり魅力的に思えたが、「交換機の機能をネット上で」なんてセキュリティ的に大丈夫か?という疑問が出て、詳しい人にいろいろ聞いてみると、「光電話にすると、従来の固定電話とは違って停電時には電話が作動しなくなる」事が分かった。
 ちょうどパソコンもFAX機も停電になると使えないのと同じように。

 つまり光電話というのは、NTTの経費削減という動機を優先させるために、「停電時でも固定電話は使える」という電話の能力を意図的に・不可逆的に破壊するものだ、という事が分かった。

 まさに営利のために通信事業者としての公的責任を破壊するもので、本来は「やってはならない機能破壊」ではないか!

 それが分かったので、戸田は光電話への切り替えは断固拒否することにした。
 電話回線を2回線引いているのなら、1つを光にするが1回線だけなので有線電話のままにする。
 
 料金が安くなるのを逃してしまうのは残念だし、「停電が起こって、有線電話が役に立つ」
事態が実際に起こるかどうか、それがものすごく重大な事になるかどうかは定かではない。
 そういう事態は起こらないかもしれない。

 しかし、通信事業者として持つべき責任感を投げ捨てて「たかだかテメエの経費節減のために」、「停電でも電話は使える」という社会的資源を意図的に破壊しようとするNTTへのせめてもの抗議の意思表示として、戸田は光電話を拒否する事にした。
 
 また戸田の場合、今後議員に復活する事も考え併せ、「停電時でも固定電話は使える」事を維持しておく公的責任もあるだろう、という判断も持った。

 この問題、みなさんはどう思うだろうか?
 既に光にしてしまった人も多いと思うが、まだだったらやめた方がいいと思う。
 特に高齢者世帯の場合は、「停電時でも固定電話は使える」ようにしておいた方が安全だと思う。

※最近の多機能電話機は、電話線の他に電源にもつながないといけないが、その場合、電
 話回線が有線でも停電になると電話機が使えないものもあるのでご注意。

※戸田事務所の電話機は、留守電機能もついていて電源にもつながないといけないタイプ
 だが、電源が切れても電話は使える。留守電機能等が使えないだけのようだ。 
引用なし
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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6; .NET CLR...@i58-94-109-1.s04.a027.ap.plala.or.jp>

■暖房切れ庁舎で寒さに震え仕事、終電逃し自腹でホテル、生活保護課職員の悲哀!
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 戸田 E-MAILWEB  - 11/2/3(木) 19:58 -
  
 戸田が前から言っている事だが、一口に公務員と言っても「9時ー5時」でない部署も
いろいろあり、違法な無給残業を強いられる部署さえもある。
 門真市職員で見てみると、みんな社会に対して自分らの困難を言わなさ過ぎ。
 職場交渉とか市職労ニュースなんかでは苦情を出しているだろうが、もっと社会に対して、「公務員って9時ー5時で楽でいいね」と一面的に思い込んでいる世間の人々に対して
自分らの実状を明らかにして、労働条件改善の世論を作っていくべきなのだ。

 そういう門真市職員の状況(他市の職員も似たり寄ったりだと思うが)の中で、格段にしんどい部分が多いのが生活保護課職員だ。
 残業時間が恒常的にダントツに多い事は、市のデータでもはっきり出ている。

 業務終了の定時(夕方5時半)になると庁舎のエアコンが切られる。(夏場はエコのためにもう少し前からだったっけ?)
 冬場は段々寒くなるが、生活保護課の業務はなかなか終わらない。
 電話応対や生活保護者との相談は長い時間がかかるものが多く、簡単にうち切る事は出来ない。夜になってからの電話もよくあるようだ。

 今は職場で石油ストーブや電気ストーブを使う事は禁止だと思う。だとすると着込んだりホッカイロを使ったりして寒さをしのぎながら仕事をするしかない。
 (電気ストーブはよかったっけ?今度確認してみよう)
 絶対的に少ない人数で山ほど多い生活保護者やその希望者・相談者を次々に抱えるから、仕事はやってもやっても減ってくれない。
 
 今年1月に若い職員から聞いた話にはさらにビックリした。
 仕事が多くて終電を逃す事もままあって(京阪には乗れても、その先で地下鉄やJRが無くなっていて帰宅できない人もいる)、そういう場合は自腹で門真のビジネスホテルに泊まって、翌朝そこから役所に出勤するのだという。

 暖房の切れた庁舎で寒さをこらえて終電切れまで残業したあげく自腹でホテル!?
 
 国の官僚なら遠い自宅でもタクシーチケットで帰るのだろうが、門真市の生活保護課職員は、暖房の切れた庁舎で寒さをこらえて終電切れまで残業したあげく自腹でホテル!
 あまりに悲しい話じゃないか!?

 これで公務員バッシングにされされ、「公務員って9時ー5時で楽でいいね」と言われ、
「門真市は生活保護が甘い!職員がちゃんとやってないんだろう」とデマを流され、陰口叩かれ、時によっては面と向かって罵られる・・・・・。
 
 よくこれで我慢して黙っているもんだ。
 戸田ならそのはるか以前の段階で黙っちゃいないが、もう長いこと公務員バッシングの風潮に晒され、難しい人間相手の日々の超長時間業務で心身ヘトヘトになってしまっている公務員諸氏には、こういう理不尽な扱いに抗う気力も残っていないようだ。

◆しかし、これじゃイカンだろう!
 また、日々の状態がこういう事では「本当にいい仕事」、「困窮者に思いやりを持った
 仕事」、「きっちり調査して不正を見抜く仕事」、「自分が納得のいく仕事」が十分に
 出来ないだろう。

  職員達は公務員労働運動として、もっと社会に対しても声を出し立ち上がらなければ
 いけないし、議員や市民はそういう生活保護課職員の状況を認識理解して、状況が良く
 なるよう支援してあげるべきだ。
引用なし
・ツリー全体表示
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6; .NET CLR...@i58-94-91-252.s04.a027.ap.plala.or.jp>

☆忍び寄る「貧困ビジネス」への予防と市民間のあつれき対策として「対策本部」設立
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 戸田 E-MAILWEB  - 11/2/3(木) 18:25 -
  
 「広報かどま」2月号2面には以下のように書かれている。
    http://www.city.kadoma.osaka.jp/osirase/pdf/new/P03.pdf
◎適正な生活保護行政を実施するために「門真市生活保護行政対策本部」を設置
 
 <「準備委員会」から「対策本部」へ>
 真に生活に困窮する人への適正な保護行政を実施するため、昨年8月から「生活保護行
政対策本部準備委員会」を立ち上げ、生活保護行政の検証、改善の考案をしてきました。
 改革の実現のために、「準備委員会」を発展的に解消し、1月に「生活保護行政対策本部」を立ち上げました。

<改革は「準備」から「実行行」へ>
 「生活保護行政対策本部」は、市長をトップに関係部局の部長から成り、組織横断的な
 トップダウン体制としました。
  対策本部は市の生活保護行政について抜本的な施策を決定します。
  その下には「改革戦略部会」や実務的な「作業部会」を設置し、業務体制の確保、自
 立支援の推進、不正受給の撲滅などを実行するため、対策本部へ抜本的改革を考案・提
 言します。
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 「生活保護行政対策本部」設置の背景を戸田は以下のように捉える。

1:門真市で特段に不正受給が多いとか、急増してきたとかの事実は存在しない。
  (これは市も認めている)
2:しかし、大阪市などで摘発されている「貧困ビジネス」が門真にも浸透しようとして
 いる兆候はある。今のうちから効果的な予防・摘発体制を作っておくべき。

3:門真市の内外で「門真市は生活保護が受けやすい(甘い)」という間違った情報が蔓 延してやまず、昨今の生活難の中で、そういった誤解に基づいた一般市民から生活保護
 行政へのクレームが増大し、「市はちゃんとした体制を作って不正摘発もしてますよ」
 と示せるものが必要になってきた。

4:安い賃貸住宅が多く、店も多くて交通便利な門真市は、元々生活保護者が増えやすい
 条件にあるが、昨今の経済状況で生活保護者がさらに増える傾向にある。
  生活保護者の数が増えれば、当然クレームや苦情、相談も増えるので、従来の体制だ
 けでは対処しきれなくなった。

5:ケースワーカーの絶対数が足りないなど、門真市の生活保護行政は様々な問題を抱え
 ており、それらの改善のためにも従来の体制では対処しきれなくなった。
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

■「生活保護行政対策本部」設置が、「門真では不正受給が多いからだ!」という早とち りや思い込みに行ってしまわないことを、戸田は希求する。

■戸田は門真で10年間市議をやって見てきたが、「門真市は生活保護に甘い」なんて事は
 絶対ない、と断言できる。

  一体全体、「門真市は生活保護に甘い」なんて言う人は何を根拠に言うのか?
  北九州市みたいに冷血行政をやって餓死者を出せとでも言うのか?

  本当に困窮して救いを求めている人達からしたら、門真市の行政だって十分に「冷た
 い」と思われている面が多いはずだ。
  なにせ日本は「本来生活保護で救済すべき困窮者の2割弱しか救済していない」とい
 う根本的欠陥を抱えているのだから。

  その中で、門真市では「比較的まともにやっている部類」に入っているだろう、とい
 うだけの話だ。
 「守口はもっと厳しい」とか「大東はもっと厳しい」とか言う人もいるが、他市の対応
 が正しいという確かな根拠は聞いた事がない。
  (大東市ではケースワーカーの人数が充実している、という事実はあるが)
  
 この問題についての戸田の考えの一端は、以下の投稿を参照されたい。
   ↓↓↓
▲生活保護問題について:匿名メールへのとりあえずの7/5返信。(参考資料提示)
    戸田 - 08/7/21(月) 17:02 -
  http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=3763;id=#3763
■匿名Bさんへの長文の7/21第2信:戸田の「ちゃんとした答え」として
    戸田 - 08/7/21(月) 17:17
  http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=3764#3764
引用なし
・ツリー全体表示
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6; .NET CLR...@i58-94-111-212.s04.a027.ap.plala.or.jp>

●生活保護費は門真市収入の6.6%なのに「予算の20%」と報道され信じ込む恐ろしさ!
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 戸田 E-MAILWEB  - 11/2/3(木) 17:36 -
  
 朝日新聞記事への抗議の件を投稿したのを契機に、画期的な算定をする事が出来た。
(09年度の)「生活保護世帯への支給総額は93億7260万円だった」という記述は、

  「生活保護費の市の実支出分(推定)は18億7452万円だった」

と書かれるべきものだ、という事は明らかになった。
(市が保護費全体の2割を支出させられている:1/4×4/5=4/20=1/5=20% ので)

 では、
  ・これは門真市一般会計予算(506億9050万円)の2割近くを占める

という記述はどう直すべきなのか?

 それを考え詰めて、正しい答えにたどり着いた。
 出発点は、
◆「生活保護費支出が門真市の財政に占める割合」は、「門真市独自の収入」に対する
 「生活保護費の市の実支出分」で考えるべきだ、という事だった。

 門真市HPで「2009年度予算書」はまだアップされていないので、「2009年度決算書」
 http://www.city.kadoma.osaka.jp/tokei/pdf/21kessansyo/21kessansyo.pdf
を見てみると、  (↑これはすごいデータだ。それについては別記する)

<歳入><収入済額>で、
「歳入合計:507億8354万円(千円以下を戸田が四捨五入しての数字。以下同様)

 で、このうち、「国や府から降りて来た金」を除外した「門真市独自の収入」の中で、生活保護費の市の実支出分18億7452万円がどれだけの割合を占めるのかを考えてみる。

「国や府から降りて来た金」:
  ・地方交付税: 50億8408万円
  ・国庫支出金:143億1463万円
  ・ 府支出金: 30億8889万円
    合計  :224億8760万円 (正確にはこの他に子ども手当など若干あるが)

「門真市独自の収入」=「歳入合計:507億8354万円」ー「国府からの224億8760万円」
=282億9594万円

 「生活保護費の市の実支出分18億7452万円」は、「門真市独自の収入282億9594万円」
の中で何%を占めるかというと、6.6%なのだ!
  18億7452万円÷282億9594万円×100=6.6246%≒6.6%
  
 「一般会計予算の2割が生活保護費支出だ!」という朝日新聞記述がいかに実態とかけ離れているかが、はっきり分かる数字だ。

◆「生活保護費支出が門真市の財政に占める割合」は、
 「門真市独自の収入」に対する「生活保護費の市の実支出分」で考えるべきであり、
 それは、2009年度では「6.6%」であって、決して「2割=20%」ではない!

(ここで使った「生活保護費の市の実支出分:18億7452万円」は市の議会答弁を適用
 した推計であって、実態に即した信頼性の高い推計である)

■門真市の生活保護費については、
 「予算の2割を生活保護費に食われている!」、という間違った認識に立ってワアワア
 言い合うのではなく、
 「政府の交付税算定が少なすぎるから、国の事業なのに門真市が収入の6.6%を支出さ
 せられている!」という認識を土台にして冷静に論議されねばならない。

■生保費が単独で市財政を悪化させているかのような誤解を市民に与えてはならない。
 「生活保護費の増大で財政が破綻する」ということではない。
 ただ、
  ・市単独の不当な負担分と事務の労力と経費負担増
  ・国保や保育料など諸料金での肩代わり分での支出増
  ・市民税等の市の歳入の減少、
  ・市民活力や市のイメージ低下

 などの問題があり、
  ・政府に対して「市へのしわ寄せ負担」を止めさせる制度改善
  ・地域での雇用創出
  ・生活保護制度への正しい理解の啓発(市民にも行政職員や議員にも)

 などの対策を進めていく必要がある。
引用なし
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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6; .NET CLR...@i58-89-136-80.s04.a027.ap.plala.or.jp>

生活保護費の市の実際支出は2割程なのに全額市支出であるかような朝日記事に抗議した
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 戸田 E-MAILWEB  - 11/2/3(木) 16:43 -
  
 生活保護費について考えるにあたって、絶対に押さえておかねばならない事は、
1:生活保護は国の事業だから全額国費でまかなわれるのが原則であり、そのため、保護
 費の4分の3が国庫負担金で、残り4分の1は普通交付税で補填されるとされている。

2:その原則通りであるならば、生活保護者の増大は、基本的には市民税等の市の歳入が
 欠如することと、歳出面では国保や保育等の諸料金での肩代わり分や市単独の生活保護
 事務の労力と経費負担だけに関わる問題である。

3:ただ、実態としては「交付税で補填される」はずの「1/4部分」の国費負担が十分に
 なされていないために、市が「1/4部分の4/5」=保護費全体の2割を支出させられて
 いる。(1/4×4/5=4/20=1/5=20%)
   ↑↑↑
 ◆2005年3月16日本会議:戸田質問への妹尾企画部長答弁より
  ・・・・いずれにいたしましても、生活保護費の額が提示されますおりには、
  国が4分の3の負担、市が4分の1の負担に対しまして、公付税算入があり、
  概ね市の負担もその5分の4と考えられる旨を、機会をとらえて表していきた
い・・・・

という3点である。

 「国の事業」なのに、交付税での補填の算定が実態とずれているために自治体に不当な
しわ寄せがされている=門真市では保護費全体の約2割が市の単独負担になっている、というのは国に改善させなければいけない大問題だが、「生活保護費全部が市の支出で、市財政を圧迫している!」と誤解する事は、生活保護費についての認識を全く誤る大問題である。

 朝日新聞大阪本社版の1/27記事には、まさにそういう誤解を広める有害記述があった!

22面右上に5段組で大きく「生活保護 門真市が対策本部 不正受給 告訴で対抗へ」の見出しで組んだ記事は、「門真市にも貧困ビジネスの影がちらつき始めたので、市は生活保護行政対策本部を設置して対策を取ることにした」、という内容を柱にして、増加する一方の受給者に対してケースワーカー人数の決定的不足など、門真市が抱える困難性を解説した、マジメな報道なのだが、その中の

  ・門真市が09年度に出した生活保護世帯への支給総額は93億7260万円で、
  ・これは門真市一般会計予算(506億9050万円)の2割近くを占める
  ・5年前より10億円近く増え、市財政に与える負担は年々重くなっている

という記述は、まさに「国庫負担が3/4+交付税補填」をすっ飛ばし「保護費全部が市の
単独支出」であるかのような間違い記述・誤解拡大記述の典型だった。
 これでは、市民は「保護費で93億超も喰われている!」と誤解してしまう!

 実際の市の単独支出(推計)は、「93億7260万円の2割」=18億7452万円であるのに。

 こういう観点に立って、戸田は1/27(木)に朝日新聞に抗議と指摘の電話を入れた。

 それに先だって門真市に電話を入れ、朝日の取材にどう答えたか、「3/4は国負担、
1/4は交付税算定」の制度の説明をちゃんとしたか、を問い合わせた。
 市はちゃんと説明した、という事が確認取れたので、その上で朝日新聞大阪本社に伝wなした。

 実は朝日新聞は、07年6月に門真市の生活保護率4%を「4割」と10倍増して誤報し
た「前科」がある。生活保護率「40パーミル‰」(=4%)を「40%」と間違えたお粗末で、戸田が厳しく指摘して東京本社が平謝り、という事件になった。
    ↓↓↓
  ●6/16朝日で門真市生活保護率を10倍間違い戸田指摘で謝罪したばかりなのに!
     戸田 - 07/10/31(水) 23:42
  http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=2695#2695

 しっかり神経を配った記事を書くべきなのに、今度もこういう「誤記と言ってもよ
い」・「市民に間違った認識を刷り込む」書き方をするのはよろしくない、と「苦情受け付け係」に伝えると共に、「記者からの電話」も求めた。

 しばらくしてこれを書いた男性記者から電話があって話をした。
 記者は真面目な応対をしつつ、「3/4、1/4の制度の話は説明受けたし、知ってはいる
が、紙面都合でそこまでは書かなかった」と答えた。

 戸田は「紙面都合ではしょって良い事柄ではない」と指摘して、低所得者の多い門真市では、生活保護受給者とそうでない市民との間で様々なあつれきが生じて不毛な摩擦が起こっている実態を具体例を挙げて説明し、この記事で「生活保護のために市財政が潰れる!」との誤認識が生じる危険性を説いた。

 また、あらかじめ「ちょいマジ掲示板」で「生活保護」を検索して、2005年3月議会での答弁の件等も印刷しておいて、それを読んで説明もした。
 そして「3/4は国庫負担だが」とか「市の実質支出は推計18億7452万円」とかの記述を絶対に入れるべき、と提起した。
 記者もこういった戸田の説明や提起にだいぶ納得してくれたように思えた。

■門真市について間違った報道や誤解を与える報道があった場合、戸田は極力報道機関に
 電話して抗議したり正しい事実を伝えたりするよう努めている。
  行政ではなかなかこういう事は出来ないし、しようとの発想を持たない方が多い。

  そしてその内容や結果を出来るだけ掲示板等で公表している。少しでも多くの市民や
 行政職員に正しい事実や報道のあり方を知ってもらいたいと思うので。

※「ちょいマジ掲示板」で「生活保護」で検索すれば69個の記事が出る。
    ↓↓↓
http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?wor【URL短縮沸:C-BOARD】%
引用なし
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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6; .NET CLR...@i58-94-108-150.s04.a027.ap.plala.or.jp>

”関西公明ジャーナルに実績の横取りが”平成23年(1・2月号)
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 ゆうすけ E-MAIL  - 11/2/3(木) 1:53 -
  
 「大阪市は2011年1月から、議員報酬を10%カット。さらに政務調査費を15%削減しました。06年には、本会議などに出席した際の日当に当たる費用弁償を、全国の都道府県・政令市議会で初めて廃止しています。これまでの削減効果は、合計で年間約2億4500万円にも上ります。
 また、大阪府では08年8月、議員の月額報酬を15%カットし、政務調査費も15%削減。費用弁償も廃止(都道府県では初)。年間約3億5000万円もの削減効果をあげています。堺市でも政令市移行前の04年に費用弁償を廃止しています」。

 
 ◎上記が「府民・市民の目線で改革断行! 議員報酬、政務調査費などの削減を推進」との見出しで書かれた記事であります。今回のジャーナルが(なみはや・枚方交野・京阪版)で、それなのに、大阪市は・・・そして大阪府では・・・との実績を記事にしている。門真市は・・・と書かなかったのが戸田さんへの気配りか、逃げ道を考えてのことかと勘ぐってしまう。

 私は記事のことを知らなかったが、先日、支援のとある会合で、とある中心者がこれだけはと言って紹介した記事である。「ちょっと、待てよ」と思い、費用弁償とは何かと、質問してみたところ、わかってなかった。記事を読んだだけで、善しとしていた。時間がなく、「紹介するには、ちゃんと知っとかなあかん」とだけ、言って終わる。

 タイトルに実績の横取りと書いたのは、最初に費用弁償の受け取りを拒否し、その訴えをした議員のことを称えずして、せざるを得ないところまで、追い込まれた公明党・自民党の与党が決議したからといって、それは実績ではなく、「尻を叩かれ、ようやく漕ぎ着けた改革」と言うべきである。

 ■これは、門真の一市会議員の闘いがあって、実現したものであることを、門真の市民なら誇りに思うべきである。


      〜〜門真から全国に飛び火!議員の出席手当廃止運動〜〜


 ■門真市では1998年当時、議会出席1日2500円の出席手当て(「費用弁償」 )があり、共産党も問題にしていなかったが、戸田がこれに気付いて廃止を訴え99年市議選出馬の公約にもした。戸田は当選直後から受け取り拒否=供託を行ない、廃止を訴え続け、2001年11月にマンモス住民監査請求も起こして大キャンペーンを張って公明党ら与党を追い込み、ついに01年12月議会で全廃を決定させた!● 市民108人の迫力で議員出席手当を廃止させたぞ!

     ==その後全国各地でも出席手当廃止がどんどん進んだ==


 追伸候。それにしても、府議会議員の報酬、月額93万円は全国4番目に高く、15%カットされても、79万500円もある。それに政務調査費が一人当たり、これも15%カットされても50万1500円。調査費がどのように使われているかなど全くわからない。素人目線で見れば、報酬と、議員として動いただけで調査費として、毎月129万2000円の金が懐に入るのである。それに、ボーナスを考えれば、まさに庶民感覚から、かけ離れる。
引用なし
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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; GTB6.6; .NET CLR 2.0.50727)@ntoska169166.oska.nt.ftth.ppp.infoweb.ne.jp>

▼2/25(金)に門真市議選候補者説明会!もちろん戸田も参加する!新人は誰が?▼▼
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 戸田 E-MAILWEB  - 11/2/2(水) 18:41 -
  
 さあ、いよいよ4/17(日)公示・4/24(日)投票の門真市議選が迫ってきた!
 2/255(金)の午後2時から、文化会館1Fホールで門真市議選の立候補予定者に対する説明会が開催される。

 もちろん戸田も参加する!
 説明会の場には、候補予定者本人の大半が参加する。現職議員の場合は後援会長とかだけで本人が参加しない場合もあるが、新人の場合はほぼ必ず本人が、支援者1人くらいと共に参加する。

 公明党や共産党の場合の「入れ替わり新人」(組織指名新人)はその組織のポスターやビラでたいがいは分かっているが、保守系新人や民主党新人、全くの無所属新人の場合は、この候補者説明会に来る顔触れを見て初めて知る場合が多い。
 
 今回の門真市議選が何人の候補者だ闘われるか、どういう顔ぶれで闘われるか、それが判明する注目の場なのだ。
 (たまに候補者説明会が終わってから出馬を決断する人もいるので、候補者説明会で力
  立候補者全部が出揃わない場合もあるが、それはせいぜい1人くらいのもの)

 今夜もうすぐ、HP扉左上段に「2011年の門真での府議選・市議選特集」を作るので、
今後ぜひ注目していって欲しい。

 府議選では看板不正の維新の会=宮本一孝以外に誰と誰が出るのか、門真市議選ではどうなのか、ぜひ見て欲しい。
引用なし
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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6; .NET CLR...@i58-94-102-153.s04.a027.ap.plala.or.jp>

一般紙で取り上げてもいいと思います
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 岸和田町民  - 11/2/2(水) 9:09 -
  
もう、そんなに昔の話ですね。
1面が、カラーですから、4色。この分を、赤黒にすれば、2色分浮きます。
これを内面に持っていけば、4ページは赤黒に出来ます。
もう少し努力すれば、全頁赤黒でもなんとかなるかもしれません。

フルカラーは、正月だけにして・・・・と色んな選択が出来ます。

広報からは、いろんな情報が得られます。
今では、100%配布されているはずです。企業を含めて、全ての郵便受けに
配達して下さるネットワークは、例えば、緊急事態発生時にものすごく
機能するネットワークです。防災無線なみの値打ちがあると思います。

それを、シルバーがこなしている。

テレビや新聞で、取り上げるべき様な話ですし
他市でも、ぜひ、やればいいのに・・・・と思います
(もうやっているところ、当たり前になっているところがあるでしょうね)
引用なし
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<Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 6.0; ja; rv:1.9.2.13) Gecko/20101203 Firef...@58-188-242-250f1.osk2.eonet.ne.jp>

■地盤・看板・鞄 いわゆる三バン
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 ゆうすけ E-MAIL  - 11/1/31(月) 2:58 -
  
 公明の場合、いとも簡単に地盤が変わってしまうことがある。支持母体である学会の世帯数を候補者に割り当てるのであるが、今回のように新人が3人も出れば、大きく地盤が変わってしまう。2期、3期と努め、地域に信頼を勝ち取った議員が組織割りによって、新人候補に地盤をそっくり明け渡すのである。いったい誰が、決めるのであろうか。応援してきた支持者のことなど考えていないのが問題である。今回はこの人に投票することになりました。それで、投票する人物を決められる。そこには、自分の意思を持てない。当選すればいいという責任者の性急な姿が、にわかに異様に映ってしまうこともある。

 公明候補は、鞄はなくとも地盤があれば、当選する。もちろん看板・ポスターも遊説も地盤の中でという制約がある。不思議に思うのだが、ある日突然、今まで推した議員のカンバンが新人候補に替わっている。推す候補を変えられた組織は晴天の霹靂で、いままでどおりの候補を推す支部からすれば、戦友であった支部が、突然敵(同じ公明なのだが、戦いが熾烈に・・・)となる。その組織割りに納得いかない面がおおいにある。選挙のためでなく、あらゆる戦いを想定して決めるべきなのに、世帯の数字合わせとしか思えない。

 地域ごとに、汲まなく歩き、支持者の意見を聞き、皆が戦い易いようにどれほどの心労を尽くしたのであろうか。地盤が飛び地になるなど持っての他であると言いたい。

 □ もしも、責任者が官僚主義で、決めたことを無理に打ち出し、活動を強制するようなことになれば、戦いに敗れるばかりでなく、学会の組織そのものを破壊するにいたることを憂慮する。

 ■報告で上がる、数字ではなく、一人ひとりがどのような気持ちで支援してるのかを現場の声を聞いて、信心のほとばしる生命があるのか、重く沈んでいないのか、中心者がそれを知らずして、どう指揮を執るというのであろうか。
引用なし
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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; GTB6.6; .NET CLR 2.0.50727)@ntoska158066.oska.nt.ftth.ppp.infoweb.ne.jp>

せっかく来てくれたんだから、書いておこう。
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 ゆうすけ E-MAIL  - 11/1/31(月) 0:30 -
  
 きのう、今年一番の冷え込みであった。寒い中、お客さん来てくれる。家から出るだけで気合がいる。朝風呂を終え、正午で一旦休憩に入るのだが、閉店真近にO会長・H副会長が来店。いわゆるOHコンビである。話し合いの時間をとってくれとのことで、アポを取りに来た、と。しかし、顔を合わせれば、私が切れてしまう。風呂のお客さんが居る前で、口論となり、結局アポどころではなくなる。

 「話し合いも何も、もう着工してるではないか、現自治会館の問題を残したまま、すでに新会館建設に着工してるのだから、勝手にすればいい、工事を進めながら、何を話し合いをするというのか」これが、開き直りというか、追い詰められたというか、二人に言い放ったことである。
 
 ようやく、休憩に入れる時に、鬱陶しいと思うし、怒りでしかなかった。早く、戸締りしたいので、「もうええやろ」と言うと、0会長「あんた、いつもそうやって逃げるな」と、これにブチ切れする。詰め寄って「逃げも隠れもせん、いまの言い方誤れ」と、しかし、某団体では先生と呼ばれてるのを思い出す。自分が悪いとは思わない、誤ることのできない人間であるとの思いがよぎる。

 以上、まったくもって、O会長に対して、失礼千犯であるが思うがままの心境である。昼寝をしようと、ふとんに入るが、いろんな考えが脳裏に浮かび、眠れなかった。
引用なし
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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; GTB6.6; .NET CLR 2.0.50727)@ntoska201139.oska.nt.ftth.ppp.infoweb.ne.jp>

★広報の全戸配布をシルバーに委託して2年半。市とシルバーの頑張りを高く評価する
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 戸田 E-MAILWEB  - 11/1/30(日) 8:59 -
  
 広報の全戸配布を2008年6月号からシルバー人材センターに委託して2年半。
 ほかと違って、単なる経費削減措置ではなく、高齢者活力の活用、シルバー人材センタ
ーを通しての市民参画人材の育成という確固としたポリシーを持っての委託事業だと思う。

 これを決断した市も立派だし、市の期待に見事応えて奮闘を続けたシルバー人材センタ
ー(しっかりした全戸配布体制の維持、それも高齢者集団による、というのはそれほど簡単ではない。絶えざる工夫と努力を要する事業だ)も立派だと思う。
 この意義について、2008年3/6の戸田投稿を再録するので読んで欲しい。
-----------------------------------------------------------------------------
◎質問準備(3)広報配布をシルバーにすれば市民の意識向上含めて効果絶大!肝要点は
         戸田 - 08/3/6(木) 13:24 -
  http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=3228#3228
 「瓢箪から駒」というか何というか、07年度から月1回発行にして配布を業者委託にし
た門真市広報について(それまでは基本が自治会委託)、08年度からシルバー人材センタ
―に委託する案が市で検討対象に上っている。
 シルバーもまた、広報配布業務を獲得する事を目指して、この1年をかけて内部で真剣
に検討と体制づくりをしてきたようだ。

 戸田としてはこの動きを全面的に歓迎し支持賛同する。それは以下のようにメリットが
多岐に渡って非常に大きいからだ。

1:経済的には、営利を目的とせず、配布会員の労賃+社会奉仕+センターの統括手数料
 という考え方でやれば、絶対に業者よりも安い値段で委託できる。
  ・・・行革・効率化路線的な「大義名分」も成立する。

2:「広報の確実で継続的な配布」と「各戸変動の常なる把握」というのは、決して簡単
 な仕事ではない。
  社会奉仕的熱意を持った、住民として地域に密着したシルバー会員であればこそ、
 業者よりも安いコストでそれが果たせる。

3:登録人口13万人の門真市で事業所も含めた確実な全戸配布をするためには、配布要員
 は120人かそれ以上、補填予備要員も含めれば150人近く、おおよそ130人前後が必要
 になる。
  そしてこの130人前後の配布要員に求められる事は、「配布効率・労力の受け持ち
 地区による不平等に対して絶対に不平不満を言わない事!」なのだ。

4:なぜならば、マンション密集地区と文化住宅地区や家が閑散とした地区とでは、仕事
 の苦楽が全然違うからだ。同じマンションでも各戸入れの建物と下の集合ポスト入れや
 まとめ置きとでは全然労力が違う。
  しかし、それでも広報1部あたりの配布単価は同一で受けてもらい、受け持ち地区の
 変更もしない、というやり方でやらないと全戸配布業務が成り立たない。
  (例外として、マンションのみ地区とそれ以外、という2本立て単価違いはあり得る
   かもしれないが、それ以上には複雑化できない)

  これは、門真市全域を何度もビラ入れして、地区ごと、建物種別ごとの労力の違いを
 熟知している戸田の経験からしてハッキリ言える事だ。

  広報のシルバー配布をしている箕面市でもそういう考えでやっている。面積広大で山
 あり谷ありの箕面市に比べたら狭い平地の門真なんて楽なもんだが、幅広いビラまき体
 験のない・使命感の薄い素人だと必ず不満が出てくる。

5:シルバーによる広報配布実施とは、要するに、「労力の不平等を承知の上で、文句を 言わずに配布を受け持つ使命感の高い130人前後の高齢者部隊」を形成育成する、とい
 うことなのだ。
  そして高齢者の自発自主の組織であるシルバー人材センターが、そういう意識の高い
 会員部隊を統括指揮する能力を持っていく、という事なのだ。

6:これは決して簡単な事ではない。特に門真のシルバーのこれまでの経過・体質からす
 ればかなり難しい課題だ。
  しかし!この課題にシルバー一丸となって取り組む事が、シルバーの内実を高め、
 ある意味生まれ変わらせる事になるはずだ。
 
  広報配布業務受託を市に望むに当たって、シルバー事務局と各会員にはそういう認識
 と覚悟が厳しく求められる。それを強く自覚してもらわなければならない。
  行政もその事を、事前にシルバーに方々よく説明して事前教育をしておかなければな
 らない。  
  
7:そうした前提の上で、シルバーによる広報配布体制ができれば、それは門真市で
 「市民参画」・「市民協同」を前進させるためのひとつの強力な土台になる。
  なぜなら、それらを本当に実現していくためには、一定レベル以上の見識と責任感を
 持った市民が一定数以上、目に見える形で立ち現れて来る必要があるからだ。
  130人前後のしっかりした高齢者部隊が毎月市内全域で活動していく事の意味は、
 その事において大きいのだ。

8:こういう市民の動きが動き出せば、08年度中に予定している「地域通貨」発行・
 NPO立ち上げとも連動して良い効果が出てくるだろう。
  また、行政業務を可能な部分は地域住民に分担して、地域雇用(地域にお金を落と
 す)と住民参画を進めていく(財政救済の一助にもなる)方策の一端を担う先駆例にも
 なる。

9:「広報の業者委託」まではどこでもよくある話だが、最初の年の途中からシルバー
 委託の可能性も検討した、という所は門真市行政のヒットだと戸田は高く評価する。
  シルバーもまた自らの脱皮もかけてこの課題に正面から挑戦したのが偉い。
  入札価格でも絶対に業者に勝てるはずだが、それ以外の面でこれだけのメリットと効
 果がある(難しさ・求められるレベルの高さもある)事を、市の見解として表明し、
 もって市民参画・市民協同の途に先鞭をつけるべきだろう。
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権力の魔性が背後にあるのを知りました。
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 ゆうすけ E-MAIL  - 11/1/30(日) 2:13 -
  
今、ようやく読み終えました。週間朝日はまだ手にしていませんが、
   
     ”選挙のお手伝いさんは、なぜ逮捕されたのか
      捜査当局、そして裁判所も“加担”した「見込み捜査」の非道”     

の記事をアップしていただき、内容をようやく知りました。非道な権力と戦うHさんにエールを送ります。

第45回衆議院総選挙 結果    (2009年8月18日公示 8月30日執行)
--------------------------------------------------------------------------------

小選挙区

兵庫8区
冬柴鉄三 公明 103,918票
田中康夫 当 日本 106,225票
庄本悦子 共産 20,327票
市来伴子 社民 18,770票
角出智− 幸福 2,532票
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創価学会が公明党153氏を支持
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 ゆうすけ E-MAIL  - 11/1/29(土) 23:30 -
  
 大阪府社会協議会(公明党大阪府本部と創価学会の連絡協議会)が先ごろ開かれ、4月に実施される統一地方選挙に関し、公明党大阪府本部から支持依頼があった予定候補153人について協議し、正式に支持を決定しました。

 内訳は、大阪府議会に22名。大阪市議会に19名。堺市議会に12名。一般市議会に93名。町議会に7名。中でも公明占有率の低い地域が、大阪狭山市が定数15に対し2人。田尻町が定数10に対し1人。そういう地域の公明議員が本物であると思う。
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「広報かどま」ってなかなかいいよな、と1月号を見てしみじみ思った
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 戸田 E-MAILWEB  - 11/1/29(土) 6:02 -
  
 だいぶ投稿が遅れたが、門真市の紙の広報、「広報かどま」について書く。

 2011年1月号 http://www.city.kadoma.osaka.jp/osirase/osirase-k.html
を手にしてまず引きつけられたのがその1面。
   http://www.city.kadoma.osaka.jp/osirase/pdf/new/P01.pdf
 「あなたにとって理想のまちとは?」というテーマでそれぞれの思いを書いた紙を持った老若男女18人(家族)が並んでいる。みんないい顔をしている。
 非常にほのぼのとした温かさを感じた。

 それをきっかけに、「広報かどま」のことをいろいろ考えてみた。

1:他市では「タウン誌風」のしゃれた感じの冊子で出している所もあるが、門真市では
 ダブロイド版12ページ。1面と12面だけカラーであとはモノクロ。中身としては必要
 不可欠な各種情報をマジメに載せている感じ。

2:(カラー面以外では)派手さはないが、質実剛健という感じでこれはこれでいいので はないか。
  ダブロイド版だから冊子と違って多くの情報を一覧出来る、というメリットがある。
 費用も安く上がるし、重量も軽いから配布・運搬もしやすい。

3:モノクロのページは見やすいとは言い難いが、フォントや網掛け、イラストや写真な
 どのデザイン面で工夫して少しでも見やすくしようとの努力が感じられる。

4:しかし、2009年6月号までは、2面〜11面は黒と赤の2色印刷で、今よりずっと見
 やすかった。
  それがモノクロに変わってしまったのは、調べて見たら、園部市長が2期目に当選し
 た2009年6月市長選直後の7月号から。
  つまり、園部市長の行革・経費削減政策の「新たな進展」として2面〜11面のモノク
 ロ化=印刷経費削減がなされた、という事になる。

5:従来「月2回発行」だったものが、経費節約のために「月1回発行」となったのは、
 園部市長初当選(2005年6月)の約2年後の07年度からだった。↓
  http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=3228#3228
  月1回化については、戸田は「市民への情報伝達が遅くなる部分が出て不便になる」
 との考えで反対だったが、実際にはさほど問題は生じていないようだ。

  月1回化で、作成発行する側としては、じっくり考えて作成出来るようになったろう
 し、配布するのも楽になっただろう。今はもう、「1月に2回発行配布するなんて事は 絶対に無理!」という感覚と業務体制になってしまったことだろう。

6:「広報かどま」に広告が載るようになったのも、モノクロ化と同時の園部市長2期目 開始の2009年7月号から。
  ただ、門真市広報での広告は、12面最下段に1つか2つ、マジメな広告が載っている
 だけで、そのささやかさが良い。

  他市ではやたらと広告が多い広報も見受けられるが、たかだかの金のために行政の品
 格を落としている感じがして好きになれない。
  広告主にとっても「広報かどま」形式の方が、目立って広告価値が高いだろう。

7:門真市では「広報は全戸配布する」という事を2007年5月号から「広報かどま」に明
 記するようになった。(12面最下段欄外)
  また2002年頃から「店舗・事業所も含めての全戸配布」という原則も確立してきた。
 (これは戸田の追及の成果)
     ↓↓↓
 ◎広 報 配 布 と 自 治 会 問 題 大 特 集
  「広報未配布約1000世帯」の異常を根本改善させた戸田の闘い
   (2001年6月〜2003年1月)
    http://www.hige-toda.com/_mado10/kouhou/index_kouhou.htm

 こうなっていない自治体も結構あるので、この点では門真市はレベルが高くなった。

7:広報の配布を2008年6月号からシルバー人材センターに委託しているが、
   http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=5069#5069
 これも大変先進的で良い事である。
  大阪府内では箕面市に次ぐ2番目で、しかも07年度に自治会委託から業者委託に切り
 替えた翌年の6月からシルバーに切り替える、という果敢な決断をして、高齢者活力の
 活用、シルバー人材センターの質向上に大きなプラスとなっている。

  ※この件については、別途詳しく書いていくので、次の投稿を読んで欲しい。

■こうして考えてみると、門真市の広報はかなり良いレベルにある、と言える。
 経費を削られる中で担当職員や印刷関係者、配布役、市民の協力者等、それぞれが頑張
 っている事が感じられる。
  これからも頑張っていって欲しい。

 ひとつ望むとすれば、2面〜11面を黒赤の2色印刷に戻して欲しいのだが・・・。
引用なし
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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6; .NET CLR...@i58-94-104-45.s04.a027.ap.plala.or.jp>

◆2児の前から不当逮捕勾留されたシングルマザーの勇気の実名告発記事がこれだ!
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 戸田 E-MAILWEB  - 11/1/29(土) 4:18 -
  
 阿修羅掲示板への戸田投稿を紹介します。この投稿は大きな反響とHさんの激励・
共感を呼んでいます。投稿丸1日でアクセス数1525というのは、かなり大きなものです。
 ぜひ下記投稿とコメント欄を読んで下さい。
 また、このHさんの訴え聞く「2/26加古川集会」がありますが、それを含めて、今後この話題は「自由論争掲示板」に一本化するので、そちらをご覧下さい。
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◎議員潰し狙いで2児の前から不当逮捕勾留されたシングルマザーの勇気の実名告発
  5ページ!週刊朝日買うべし!  ヒゲ-戸田 日時 2011 年 1 月 28 日 00:37:27
   http://www.asyura2.com/11/senkyo105/msg/692.html

 週刊朝日1/27発売号http://digimaga.ocn.ne.jp/magazine/100001.html は、検察による小沢氏攻撃の不当さを実証的に批判するとともに、警察・検察・裁判官による冤罪作りシステムについて、何と5ページにも渡る大特集を組んで警鐘を鳴らしています。
 それが、117ページ〜121ページに書かれている

    ●選挙のお手伝いさんは、なぜ逮捕されたのか
      捜査当局、そして裁判所も“加担”した「見込み捜査」の非道
という記事です。

 実はこれ、戸田の仲間の2市議(兵庫県の高砂市議;井奥君と加古川市議:井筒君)が不当弾圧された事件で、2市議を筋書き通りに落とすために、男女一般市民2人を見せしめ巻き添え逮捕した事件のうちの女性なんです。
 (この弾圧事件を戸田は「東播2市議文書弾圧事件」と呼び、9/11逮捕から一貫して
  救援活動に当たっています。
  詳しくはhttp://www.hige-toda.com/kakogawa_danatu/kakogawa_danatujiken.html

 女性Hさん(記事では実名)は7才と4才の子供を懸命に育てているシングルマザー。
 2009年9/11夜に女性宅に押し掛けた警察は、この2人の子どもの目の前で女性を逮捕し、検察・裁判官がこれに結託し23日間もの間、接見禁止にもして女性を不当に監禁(勾留)し続けたのです。
 しかも拘置所に移さずに「冤罪の温床」たる警察留置場=代用監獄で!

 「公選法の文書違犯」をコジつけ、単なるバイト作業をしただけの女性を「事務責任 者」と決めつけ、警察・検察が描いた筋書きにはめ込む供述調書を捏造するために、このシングルマザーを子供たちから非道にも切り離したのです!

 これは2010年1月の石川議員の女性秘書への「子ども迎えをさせない事情聴取」の非道な攻撃と同質の、逮捕・長期拘留というい点ではそれよりはるかに悪質な人権侵害です。
 
 この弾圧事件の本質は、この2市議が非常に有能で「市民派」の市議町議、県議を拡大し続けて権力に目を付けられていた上に、09年政権交代実現選挙で尼崎市選挙区(兵庫8区)で田中康夫陣営の強力助っ人として大活躍して公明党の冬柴を倒した、ということへの報復弾圧でした。
 「2市議が田中康夫陣営から違法な金を受けて公選法違犯文書を発送した」という筋書きで2市議員を逮捕し、連座制で田中康夫も有罪にして当選無効=冬柴当選にさせる、という狙いだったでしょう。

 この筋書きを通すため、2市議を屈服させるため、警察検察は2市民を巻き添え逮捕して「お前らのせいで市民が犠牲になった」と2市議を責め、「調書拒否するなら2市民をいつまでも勾留するぞ、何度でも逮捕するぞ、他の市民も引っ張るぞ」と脅迫して、とうとう狙い通りの自供調書を作り上げました。
 さらには「略式起訴・略式裁判を選択する」ことまで飲ませ、2市議の釈放即、略式命令で「罰金と公民権停止5年」の重刑判決にして2人の議員生命も奪ったのです。

 その後、高砂市議の井奥君は自ら辞職届けを出してしまいましたが、どうにか気を取り直して略式命令に異議申し立てをして正式裁判、しかし公民権停止3年の有罪確定で議員失職。
 もう1人の加古川市議の井筒君は議員辞職はせずに異議申し立てをして正式裁判しつつ2010年6月市議選を闘ったものの弾圧の影響で落選、裁判は無罪を求めて継続している状態。

 巻き添え逮捕された2市民も実名で逮捕報道され、大変な苦難を受けました。
 そういった中で、Hさんは「自分らは何も悪いことはしていない!」との確信と権力への怒りを持ち続け、井筒君の裁判にも証人出廷し、また週刊朝日の取材も受けて、実名で自分の体験を訴える事に踏み切ったのです。
 以下に週刊朝日特集記事の抜粋を紹介しますが、この凄い勇気ある健気な女性Hさんの訴えをぜひ全文読んでいただきたい! 

 戸田の紹介投稿が遅れてしまいましたが、今回の週刊朝日はまだ書店に残っているはずです。ぜひ買ってHさんへの支援と権力弾圧への抗議の表明としていただきたい。どうかよろしく。
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
●選挙のお手伝いさんは、なぜ逮捕されたのか
    捜査当局、そして裁判所も“加担”した「見込み捜査」の非道  (抜粋紹介)

 ・・・人権より当局のメンツが最優先される不条理に、ある事件で逮捕された1人の女性が、勇気を振り絞って声を上げた。

・・Hさんもまた、兵庫県警が創作し、神戸地検がお墨付きを与えた「選挙違反事件」のストーリーに無理矢理登場させられた1人である。

・女手ひとつで7才と4才の子供を育てている。
・数人のアルバイトと共に数種類の文書を封筒に詰めて発送するという単純作業

・9/11夜9時過ぎ(記事の「夜10時ごろ」は誤り)、自宅マンションでテレビを見ながら 子供と食卓を囲んでいたが、突然の「来客」によって賑やかな空気は一変した。
 「外に出ろ」、「子供前で逮捕したってもいいねんで。そんなことされたら困るやろ」
 がなり立てる刑事らに、Hさんは「静かにして下さい」と言うのが精一杯だった。

・それ以前に2回、刑事が来て任意同行を求められましたが、理由が全く分からず、子供
 の世話もあるので断りました。それを井筒市議に相談したところ、警察には井筒市議が
 対応してくれる事になったのです。
  逮捕後、刑事は『任意同行を拒否したからだ』と言いましたが、なぜ私がたいほされ
 なければならないのか、全く理解できませんでした」

 「ただ指示された事をやっただけで、文書を一枚一枚見たわけでもない。ましてや、
 どの文書が公職選挙法違反になるかなんて、素人の私に分かるはずもありません」

・刑事はHさんが任意同行を拒否した事を理由にしたが、同じアルバイトのAさんは任意
 同行に応じていたにもかかわらず逮捕され、別のアルバイトの夫婦は逮捕すらされてい
 ない。逮捕の基準には明らかな矛盾がある。

・地元のある議員はHさんが狙い撃ちされた背景をこう解説する。
 「兵庫県警は、何の根拠をもってか、Hさんを事務所の『金庫番』と位置づけてまし
 た。そして違法な選挙支援の見返りとして、田中康夫氏からHさんらに現金が渡ってい
 たという『買収のストーリー』を描いたのです。
  つまりは、逮捕したかったのは田中康夫氏です。しかし、結果的には県警の勝手な妄
 想でした。Hさんも、逮捕された別の男性も、逮捕される理由は一切なく、あまりに気
 の毒な話です。」

・逮捕、勾留で母親不在の一家。Hさんの父母が孫2人の面倒を見たが、孫のストレスは
 たまっていった。
 「拘留中に接見した弁護士から、子供が泣き叫んで寝つかず、両親もくたびれ果ててい る、と聞かされました。
  刑事に『子どもは大丈夫ですか』と聞いても『教えされへん』の一点張り。どうした
 らいいか分からず絶望的な気持ちになりました。」

・両親は毎朝、長女と長男を幼稚園と保育園に送り出し、11時半にお好み焼き店を開店。
 午後2時に昼の営業が終わると急いで長女と長男を迎えに行った。夜の営業は連日、
 午後11時頃まで続く。
 「体力が限界で、いっそのこと店を閉めようと思いました。でも、そうすると娘が捕ま
 ったから閉店したという噂が広まってしまう。客商売だから、お客さんに暗いところを
 見せるわけにはいきません。でも『なんであんなええ子が逮捕されるんや』と気遣って
 くれたお客さんもいて、涙が出そうになりました」
  (両親)
・N刑事「田中康夫の秘書を知ってるか。あんたは事務所を式っていたらしいな。みんな
 にいろいろ指示を出してたんやてな」
 H「仕切ってないし、指示なんか出してません。秘書のことなんかも知りません」
 
・反論すると、N刑事は怒気を帯びた口調で言い放った。
 「調書ってのはな、あんたが言った事をそうですかって書かへんねん!こうやって調書
 は作っていくんや、覚えとけよ!」
  事実、調書は刑事によって捏造されていった。
  Hさんが支援する候補者を当選させるために、文書の違法性を知りながら作業をした
 との内容に、巧妙に誘導したのだ。

・9月12日調書:○○さん、○○さんを当選させる目的で、投票依頼を内容とする文書 (中略)を加古川市内の有権者の方々に約2000枚以上郵送した事に事実、間違いありま
  せん。
・9月20日調書:・・・・井筒さんの活動報告はないYUチューブ鬼より法律にひっかか
  る可能性があるということだと理解しました。

・Hさんはこれらの調書についてこう反論する。
 「全く私の言い分とは違う調書でした。私には当選させる目的なんて全くありません。 違法とされる文書も、逮捕されてからN刑事に見せられ、初めて書かれている内容を理
 解したくらいです。
  調書に書かれた井奥さんの発言も、そんな発言は一切なかったと何度も反論しまし
 た。でも刑事は全然聞き入れてくれない。・・・『こんなイメージの話や、ってこと
 や』と言い伏せてきました」

・その後、神戸地検のH検事にも、調書の「捏造」を訴えたが、H検事は耳を貸すどころ か、こう言い放ったという。
 「あんたには刑事処分は下らんやろ。調書が少し違うからといって、ごたごた言わんで
 いいねん。」
 「お前の身柄は自分(H検事)のもので、自分次第でなんとでもできる。国家権力には
 勝たれへんから」

・ただ、調書にはHさんの拇印が確かに押されている。なぜ、最終的に押してしまったの か。
 「留置場にいると、自分が人間でなくブタのように思えてしまうんです。下着も指定さ れ、お風呂は4日に一度だけ。いつの間にか、相手(刑事)に精神的優位に立たれてし
 まうんです。何を言っても聞き入れられないので疲れ果て、すべてが無駄だと感じて
 『もういいや』と投げやりに拇印を押してしまうようになったのです(Hさん)

・取り調べは連日、朝8時ごろから深夜まで行われ、体力も気力も削り取られていった。
・4日めの取り調べ中だったか、HさんはN刑事の巧妙なうそで、井奥市議や井筒市議ら
 にだまされたと思い込んで、泣きじゃくった。

・しかし、N刑事自身が事件の読みがはずれていたことをい次第に悟り始め、疲弊した表
 情を見せるようになったという。
・HさんのN刑事に対する思いは複雑だ。
 「・・・最初はN刑事に対して『ふざけるな』と思いましたが、今は事件のストーリー
 を書いた上の人達や、逮捕状に簡単に判を押した裁判官が許せないと思います」

◆Hさん自身は、起訴されて裁判になる事を望んでいた。法廷で供述調書の内容を否定し
 て、「無罪」を勝ち取り、ちゃんとした「無実」を証明したかったからだ。
  だが、検察が出した答えは「起訴」でもなく「不起訴」でもなく「起訴猶予処分」。
  容疑は『灰色』のままだ。微罪であるにせよ、逮捕までされて世間に名を知られ、汚
 名をすすぐ機会も奪い取られた。

・この『心の後遺症』は1年半たった今でも消えない。女性としての、母親としての人生
 はめちゃくちゃに壊された。眠れない夜が続き、眠りに落ちると、誰かに追いかけられ
 たり、殺されたりする夢を見る。
  どこまで自分の逮捕が広まっているのか、インターネットに恐る恐る自分の名前を打
 ち込んだ。
  根拠のない誹謗中傷が書かれていた。
  心療内科では適応障害と診断され、睡眠薬を処方されている。それまで一滴も飲まな
 かった酒も、眠れることを期待して無理に飲むようになった。

・「明るい警察を実現する全国ネットワーク」代表の清水勉弁護士も、こう指摘する。
 「警察以上に悪いのは、チェック機能を果たさない検察と裁判所です。素人が公選法に
 精通しているはずがなく、こんな事件で逮捕されてしまうなら、誰も選挙の手伝いなん てしなくなりますよ。・・・」

◆記事になることで、さらに自分が逮捕されたことが世間に知られてしまうかもしれな
 い。いわれのない中傷を受けるかもしれない。
  しかし、Hさんはそのリスクを背負ってまで声を上げた理由をこう話す。
  「これからも、私のように捜査当局の都合で一般人が逮捕されることが絶対にあると
 思います。こういうずるいことを平気でやるんだと、知ってほしんです。そして、私の
 子どもが大きくなったとき、この事件や母親が逮捕されたことの真実をわかってほしい
 んです。」

・巨大な権力を前に泣き寝入りする人が多いが、Hさんのように勇気を出して「当局の常
 識」を変えていかねばならないのだ。
         本誌・國府英之
 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
※権力が「違法文書だ」とした文書は、2市議が通常行なってきた市政報告通信の一環で した。
  そこには「私は○○さんを応援してます」「みなさんもこの熱い選挙に参加していた だければと思います」「知人を紹介して下さい」と書いた文書と各候補資料を同封して 「市議としての政見広報」を行ったものです。
  そこには一言も「特定候補への投票依頼」はしていません。これまで、何ら問題とさ れなかった範囲の文書でしかありません。
  「別件逮捕」という手法自体、違法ですが、この文書弾圧はその中身においても不当
 な過剰弾圧です。
    ↑↑↑
  <井筒議員を救援する会ニュースNo.1  2009年12月4日>
    http://izutukyuen.web.fc2.com/kyuen1.pdf

「東播2市議文書弾圧事件」について詳しくは、
          ↓↓↓
◎「井筒(前)議員を救援する会」ブログ http://izutukyuen.blog12.fc2.com/
◎こんな事で議員の首切り許せるか!東播2市議文書弾圧事件!
  (戸田HP内特集)
   http://www.hige-toda.com/kakogawa_danatu/kakogawa_danatujiken.html
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
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「核兵器の禁止と廃絶」そして、「人権文化の建設」。
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 ゆうすけ E-MAIL  - 11/1/29(土) 2:48 -
  
 結論から言えば、タイトルの二つのことを中心に論じています。

 特筆すべき点が、”未曾有のパワーを民衆自身の中から生み出す源泉となるものは何か”ということについて、貧困の根絶のために行動を続けるコロンビア大学地球研究所のジェフリー・サックス所長が、過去2世紀の歴史を振り返って、奴隷制と植民地主義とアパルトヘイト(人種隔離政策)を終焉させた挑戦が成功した要因を分析して述べた次の言葉です。

 「過去にも人間の自由と幸福の拡大のために貢献した世代はあった。そんなチャレンジを可能にしたのは、努力、話し合い、忍耐、そして歴史の正道を歩んでいるという強い喜びである」と。

■戸田さんのホームの”なんでもリンク”には膨大な反戦平和の情報が入っています。「核兵器の禁止と廃絶」そして「人権運動」は、平和を願う者であれば、目指すものは同じであると思います。私たち一人一人が自らの選択に基づいて起こす行動が、人類史を画する壮大な挑戦に直結しているとの誇りを忘れてはならないと思うのです。    
  

  時代を動かす”民衆の力強い連帯”で
  「生命尊厳の世紀」を建設

  国連安保理サミットを定例化し
  2015年までに 核廃絶の道開く交渉を

  被爆国日本が「対話」の環境づくりに率先し
  中東と北東アジアの非核化を

  NPT再検討会議での合意を足場に
  「核兵器禁止条約」を制定
  

  青年の限りない熱と力で
  「人権文化」を築く挑戦を!!

  NGOとの協働で活動を進める
  国連人権教育計画を創設

  すべての人々の尊厳が守られる社会へ
  今こそ宗教は積極的な貢献を

  歴史の正道歩む喜びこそ
  民衆パワーを生み出す源泉

 以上。提言の主な内容であります。日々の思索・行動の中で、必要に迫られた時に糧としていきます。また、別のスレで関連があれば、そのつど、投稿させていただきたく思います。
引用なし
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ご丁寧にありがとうございます
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 岸和田町民  - 11/1/28(金) 8:45 -
  
何度も言いますが、私は学会員ではありません。
でも、宗教を否定するつもりは全くありません。
自由な発言は保障されるべきです。
ただ、ここで書くべきかどうか?という点だけであります。
どうぞ、ご寛容ください。

戸田さんのおっしゃるように、貴重な書き込みであることも
事実です。本質を要約して書いていただければ、理解が深まります。

別スレに書きましたが、武田という市会議員候補が出てきます。
参議院議員の秘書だったのに、失職した(議員が落選した)ので
門真へ落下傘で落とされる。という、彼にとってはどうなんだろうという
本部の措置です。希望したのかもしれませんが、真実は分かりません。

ある程度、国政のわかっている市会議員というのもよいとおもいます。
彼の新しい名刺が私の手元にあります。
おっと、名刺ではなく、内部討議資料ですね。
地区ではなく空中戦で闘うつもりなのか?
どこかの地区に割り振られるのか?
新人3人(プラス府会議員の候補者も)の4月までの活動も注目してます。

維新の会がどうなるかも注目なんですけれどもね・・・・

そうそう、議会ネタ 議員ネタ は この掲示板の本質ですね。
引用なし
・ツリー全体表示
<Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 6.0; ja; rv:1.9.2.13) Gecko/20101203 Firef...@58-188-242-250f1.osk2.eonet.ne.jp>

☆情報感謝!「良識持った支援者と良識の無い宮本一孝・後援会」の図ですね
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 戸田 E-MAILWEB  - 11/1/28(金) 7:57 -
  
 元野球少年さん、大変ありがとうございます。
 戸田の1/7撮影・対話後即で看板撤去した支援者に続いて、深田町の支援者も良識を発揮してくれたのに(たぶん戸田HPでの問題指摘の話が伝わるのが遅かったのでしょう)、宮本一孝府議本人とその後援会事務所は相変わらず居直ったまま、という構図ですね。

 三ツ島の看板はどうか、今日明日にでも見に行きます。
 
 いろいろ多忙な戸田ですが、そろそろ近日中に「次の段階」に行こうと考えています。 それが何かは、お楽しみに、ということで。HPや掲示板で公表していきます。
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▼元野球少年さん:
>昨日仕事で深田町(ジャパンの近く)を通ると、大阪府議会議員・宮本一孝の看板、上部の自民党の文字が消されていました。
>
>ただ門真警察近くの、宮本事務所の看板は自民党はそのままでした。
>
>恐らく掲示板を見て深田町の後援者が自ら消してあげたのでは?本人は事務所前の看板を堂々そのまなですから・・・何とも遵法精神のない宮本一孝であります。
引用なし
・ツリー全体表示
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6; .NET CLR...@i222-150-200-52.s04.a027.ap.plala.or.jp>

足元をしっかり見て、現実に即して投稿していきます。
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 ゆうすけ E-MAIL  - 11/1/28(金) 0:39 -
  
岸和田町民さん、ご指摘ありがとうございます。

この掲示板は、門真市及び守口市ネタを中心に、各地の議会や自治体ネタなどを、「比較的穏やかに」意見・情報の交換をする所です。・・・・・・このことを忘れ飛躍し過ぎていました。

SGI提言、雲の上のような話だと思ったのですが、しかし、聖教新聞掲載とともに、門真の学会員のみんなが読んでることに驚き、要旨だけでもと思い投稿しました。昨日が<上>で聖教の1面〜4面にわたり、全4面。きょうが<下>で、2面〜5面の全4面。自らが、生活の上に約して、心肝に銘じ、投稿させていただきます。
引用なし
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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; GTB6.6; .NET CLR 2.0.50727)@ntoska198175.oska.nt.ftth.ppp.infoweb.ne.jp>

深田町の看板は「自民党」の文字が消されてましたが、事務所の看板は自民党のまま!
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 元野球少年  - 11/1/27(木) 23:01 -
  
昨日仕事で深田町(ジャパンの近く)を通ると、大阪府議会議員・宮本一孝の看板、上部の自民党の文字が消されていました。

ただ門真警察近くの、宮本事務所の看板は自民党はそのままでした。

恐らく掲示板を見て深田町の後援者が自ら消してあげたのでは?本人は事務所前の看板を堂々そのまなですから・・・何とも遵法精神のない宮本一孝であります。
引用なし
・ツリー全体表示
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; YTB730; GTB6.6; .NET C...@eaoska146139.adsl.ppp.infoweb.ne.jp>

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