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3/22最終本会議は門真史上初の大論戦となるよ!光亜興産問題、議員倫理問題が焦点! 戸田 13/3/21(木) 23:40
■事の本質はこれで分かる!戸田から自公民および共産党に出した「質疑」を紹介する 戸田 13/3/21(木) 23:56
△3会派代表土山議員による答弁:「市民参画に否定的な考えはない」ので良しとするか 戸田 13/3/25(月) 8:41
▲「不正行為は無かったから役員兼任に文句言わなかった」との共産党の筋違い答弁! 戸田 13/3/25(月) 9:08
☆戸田が議会史総括と政治分析を盛り込む3会派案賛成討論で共産党・緑風の正体批判! 戸田 13/3/25(月) 15:07
★(2) 共産党の「市民参画無しゆえ絶対反対」論を批判!最近の公明党の改革姿勢は評価 戸田 13/3/25(月) 15:21
●歴史経過総括や政治分析皆無で超薄っぺらな共産党の3会派案反対討論の「説明」 戸田 13/3/29(金) 17:37
◎3月議会資料がまだ6部残ってる!貴重な無料提供の機会を逃さずゲットして!先着順 戸田 13/3/29(金) 16:55

3/22最終本会議は門真史上初の大論戦となるよ!光亜興産問題、議員倫理問題が焦点!
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 戸田 E-MAILWEB  - 13/3/21(木) 23:40 -
  
 2013年3月議会の第3ツリーを立ち上げます。

 第2ツリーでは、建設文教常任委員会での「門真市議会史上初、与党議員の造反で議案否決」という大事件をまだ報じていないし、3/15(金)の総務水道常任委員会の事も書いていないので、こちらを加えないといけないのですが、その前に、明日3/22(金)の最終本会議が凄い事になるので、別途第3ツリーを立てる次第です。

 焦点の第1は、補正予算に含まれる旧第1中学校周辺のまちづくりに絡んだ光亜興産の問題で、建設文教委で共産党の福田議員が「インサイダー取引『的』な道義的疑念があ
る」として反対し、これに賛同して戸田だけでなく、与党緑風クラブの吉水議員も反対に回ったことで、「建設文教委では補正予算案否決」となったのだが、本会議でも緑風クラブが反対するかどうか。
 (共産党・戸田と緑風クラブが反対しても9人だけなので、賛成多数で可決されるが)
 
 戸田はこの件で、共産党とはひと味違った、門真市の開発の歴史を振り返っての、
「市と光亜興産の二人三脚での開発手法」の総括を踏まえた反対論を述べるが、公明党
の武田議員がこの件で、賛成討論をするとの話がある。
 武田議員がどういう賛成論を述べるのか、大変興味深い。

 そしてもうひとつの、事件性としてはそれよりもっと大きいのが、「議員政治倫理条例」制定を巡る、自公民3会派*緑風クラブ*共産党*戸田の4者全員が論じ合う大論戦だ。

 これは、門真市議会始まって以来初めて、与党会派どうしが本会議で論戦し争うもので、その背景には、
 6月市長選で門真市乗っ取りを狙う維新の会・宮本勢力(元議員で商工会議所会頭の大
本氏が後援会長!)と、それに追随する旧東市長派の緑風クラブとの対立、その緑風クラブと何かと仲のいい共産党(意外だろうが、これは紛れもない事実!)、そして反維新反
宮本で門真市の存続を守りつつ議員議会の実質改善を進めるために、今回は自公民と「戦略的協力」を行なう戸田、という相互関係がある。

 具体的には、「議員でありながら公金支出団体の役員をする」事を全議員がやめよう、という問題に各勢力がどう向き合っているのか、という問題である。

 「会派の4人全員が公金支出団体の役員しまくりで、やめようとしない」緑風クラブ
にシビレを切らせて(宮本の市長選出馬表明に「いい加減にせえよ!」という怒りや危機感も出て)、「緑風クラブと対決する」という異例の決断を、自民党・公明党・門真市民クラブ(民主党系)が行なった、というのが事の本質と見ていい。

 「議員の政治倫理確立」という事では、「比較的進歩派」になった自公民と、「反動派」のままの緑風クラブとの対立だが、そこに共産党がおかしく絡んで、つい最近まで
緑風クラブと歩調を同じくして「公金支出団体の役員就任禁止規定を設ける事に賛成しな
い」態度をとってきた共産党が、文言は進歩的な「市民の参画条項を入れた対案」を出して、実際効果としては、
  ・緑風クラブに対しては、「共産党は自公民案に反対したよ」と言えて、
  ・一般市民に対しては、「共産党が進歩的対案を出したのに、自公民が反対したので
   それが通らなかった」という、「正義の味方装い宣伝」が出来る、

というものである。
 一言で言うならば、共産党の「進歩的条例案」は緑風クラブに義理立てするに等しく、「動機が不純」なのだ。

 ・・これ以上書いている時間がないので(明日の諸討論、質疑の原稿作成しなく
ては!)、次の投稿に、

 ◎戸田から自公民3会派案への質疑
 ◎戸田から共産党案への質疑、

の両方を載せるので、ぜひ読んで欲しい。

※共産党から、この質疑への「答弁原稿」をもらってはいるのだが、それは今の段階では
 非公開とさせていただき、本会議終了後に公表する。

 それでは!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB7.4)@i60-35-5-176.s04.a027.ap.plala.or.jp>

■事の本質はこれで分かる!戸田から自公民および共産党に出した「質疑」を紹介する
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 戸田 E-MAILWEB  - 13/3/21(木) 23:56 -
  
■ 議員提出議案3号(自民党、公明党、門真市民クラブの3会派提出案対して)
 
 議員政治倫理条例案に対する質疑
           2013年3月21日(木)通告  無所属・「革命21」:戸田ひさよし

Q1:現段階で「補助金・助成金支出団体の役員を務めている議員」とは、どの団体でど
  の議員が、どういう役職に就いていますか?

Q2:3会派の議員でそういう役職についている議員がいるとしたら、それはどのような
  事情や考えで役職に就いたのでしょうか?
   また、そういう議員の事情がありながらも、今回あえて「第3条7項:市から活動
  または運営に対する補助又は助成を受けている団体の役員に就任しないこと」という
  条文を備えた条例案を提出するに至ったのは、どのような考えや気構えによるのでし
  ょうか?、

Q3:かつては、大きな金額の補助を受け、全市域的に多数の住民に影響力を持つ大組織
  たる商工会議所の副会頭を志政会の大本議員が兼任し、消防団長を緑風クラブの秋田
  議員が兼任する、という時代が長く続いていました。

   私は、この兼任はやめるべき、と2002年頃から声を大にして主張してきましたが、
  与党4会派も共産党すらも、誰も同調しない、という状態でした。
   
   しかし今回、自治会等の小規模団体の役員も含めて議員は就任しない、という条例
  案を出したということは、かつての時代の認識を3会派のみなさんが大きく変えたか
  ら、と考えてよいでしょうか?

Q4:今回の3会派案では、審査請求権も審査会メンバーも議員のみとなっていますが、
  これは、「市民の審査請求権や、市民や学識者の審査会メンバー入りは今後も否定し
  たい・否定すべき」、という考えによるものでしょうか?
   それとも、「暫定的改革として、まずはこの形で条例を作り、ある程度試行してか
  ら市民の請求権や審査会参加権を認める改正も検討したい」、という考えによるもの
  でしょうか?
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■ 議員提出議案4号(共産党提出案対して)
  議員政治倫理条例案に対する質疑
          2013年3月21日(木)通告  無所属・「革命21」:戸田ひさよし

Q1:今まで一貫して「公金支出団体役員への議員就任」への反対姿勢をあいまいにして
  きた共産党が、今回突如として独自対案を出してきたことに驚く。

   門真市消滅合併の策動が粉砕されて2005年にようやく5期20年の市政を終了させ
  た東市長時代において、年間300万円近くの補助金を受け、門真市全域に大きな影響
  力を持つ商工会議所の副会頭を志政会の大本議員が務め、年間3000万円以上の公金
  支出を受け、門真市全域約230人の団員、家族親族も含めれば2000人前後の市民に
  大きな影響力を持つ消防団長に緑風クラブの秋田議員が就く、という構造は、旧い村
  型政治による東市長一派の門真市支配の主要環をなしていた。

   私はこの癒着構造を知って、2002年頃から大本議員や秋田議員の補助金団体役員
  兼任を公開的に強く批判し、市民にも議員達にも訴えてきた。議会での質問や言及も
  行なってきた。

   ところが、馴れ合い与党会派がこれに耳を貸さずに兼職を容認し続けたのみなら
  ず、与党会派よりも進んだ意識を持つべきな共産党議員までもが、私の道理ある指摘
  批判に全く賛同しようとせず、一度たりとも大本議員や秋田議員の公金支出団体役員
  兼任を批判したり、役員辞任を求める事がなかった事は、極めて情けない事だった。

   共産党議員達はなぜ、大本議員や秋田議員の公金支出団体役員兼任問題に口をつぐ
  んできたのか?
   どういう判断をしてダンマリを決め込んできたのか、回答を求めます。

Q2: 秋田議員は私の主張に耳を傾けてくれたのか、やがて2007年市議選不出馬で消防
  団長に専念して議員引退し、大本議員は2011年市議選不出馬で議員引退して商工会
  議所会頭に昇りました。
   大本氏の引退は2008年頃には明らかになっていましたので、私は政治弾圧によっ
  て、2009年3月末から2年間の議員失職をしていましたが、「これでようやく門真市
  議会では公金支出団体の役員に就く議員はいなくなった」、「門真市の議員意識も変
  わった」、と喜んでいました。

   ところが、実際には2010年3月末に、体育協会という大規模な公金支出団体の会
  長に現職府議で、門真市議時代は大本氏と同じ志政会に属していた宮本一孝氏が就任
  し、副会長には東市長が市議時代に作って以来続いている緑風クラブの吉水議員が、
  それぞれ2年任期で就任する、という驚くべき事が行なわれていました。

   現職議員が体育協会の役員に就く事自体、前代未聞の事であり、しかも会長に現職
  府議、副会長に現職市議が就くとは、それに輪をかけた異常人事です。
   
   これは「公然の秘密」として、東市長時代に辻本会長支配下の体育協会が「東市長
  の集票マシーン」となっていたものが、2005年の市長選で東市長を倒して園部市政
  が始まって、旧来の癒着特権構造にメスが入れられていった事に対する、体育協会側
  の反動的防衛作戦に他ならない、と判断すべきものです。

   この「古くさい村型政治防衛」の策動、しかも前代未聞の現職府議・市議が会長・
  副会長に就任という反動的異常事態に対しては、共産党たるもの、真剣に門真市政・
  議会の民主化・近代化を求めているのであれば、当然猛反対して然るべき事でありま
  す。

   しかし、共産党議員達は誰一人これに異を唱えなかったし、私がこのことを2011年
  1月に市民からの通報で知って公開的に猛烈批判をした以降、現在に至るまで、共産
  党議員達は一般市民の通常感覚に明らかに反して、「宮本・吉水問題」に全く口を閉
  ざしたままです。

   ましてや宮本一孝府議は、2010年9月に自民党を離党して「門真市消滅の大阪都構
  想」をぶち上げる強権的全体主義者=橋下の「大阪維新の会」の府議となり、体育協
  会会長の地位を利用して数多くの市民達に顔と名前を売り込んで2011年府議選で公明
  党よりも上位で当選し、2年任期が過ぎた2012年3月末でも会長職を兼職して、
 
   さらには今年6月市長選に出馬表明して維新の会による門真市長乗っ取りを図って
  いる人物ではありませんか。
 
   その宮本府議とセットになって体育協会副会長を続けているのが、緑風クラブの吉
  水議員であり、橋下維新の会から門真市を守り、門真市の存続発展を真剣に求めるの
  であれば、体育協会役員への「宮本・吉水就任問題」を厳しく批判して辞任に追い込
  む闘いをするのが当然であります。

   然るに共産党の議員達はなぜ、ただの一人も体育協会役員への「宮本・吉水就任問
  題」を批判しないのか?
    回答を求めます。

Q3:緑風クラブの吉水議員が、2010年3月末から現在に至るまで、体育協会の副会長を
  して、全然辞めようとしない事について、共産党議員達は「それで構わない」と考え
  ているのか?
   「吉水議員の自主性に任せればよく、役員辞任すべきだと他者が言うべきではな
  い」と考えているのか?

Q4:そもそも「革新政党」たる共産党においては、「公金支出をチェックする立場の議
  員が公金支出団体の役員を兼ねるのはダメだ」、というのが原理原則だと、私は考え
  るが、門真市の共産党議員達の原理原則はそれと違うのか、違わないのか?
   
   また、「公金支出をチェックする立場の議員が公金支出団体の役員を兼ねるのはダ
  メだ」、という原則に反する行為を続けて恥じない議員がいた場合、共産党は「議員
  の自発性に任せます」という以外は何も言わないのか?

   「公金支出団体の役員を兼ねている議員は役員を辞任すべきだ」と言わないで良
  い、と考える理由はか? (共産党は今まで一貫して言わないできたが)

Q5:今回の3会派案は、その内容自体では、「審査請求権も審査会メンバーも議員の
  み」という不十分点を持っているが、今まで何十年も「仲良し4会派与党」として連
  んできた人達が、東市長伝来の緑風クラブ議員の不興を買ってまでも、「議員として
  あるべき姿」を示そうとして立ち上がった事を、「旧来の4会派談合構造からの脱
  却」として暖かく評価すべきだとは考えないのか?
  
   3会派が「市民の審査請求権や、市民や学識者の審査会メンバー入りは今後も否定
  したい・否定すべき」、という考えを持っているのならともかく、「暫定的改革とし
  て、まずはこの形で条例を作り、ある程度試行してから市民の請求権や審査会参加権
  を認める改正も検討したい」、という考えに立つのであれば、共産党が日頃よく言っ
  ている(亀井議員が特に顕著!)「みなさんの合意を得ての一歩ずつの改革」とし
  て、まずは歓迎すべきものとは思わないか?

Q6:3会派案であれ、共産党案であれ、どちらかが可決されるのだから、そうなれば、
  「吉水議員が体育協会の副会長を辞めるか、それとも体育協会が門真市の一切の補
   助・助成を受けない団体になるか」、の選択となるが、条例成立後は、共産党は
  「吉水議員は体育協会副会長を辞任すべき」と公言するつもりがあるか、それとも何
  も言わないつもりか?
   回答を求める。

Q7:緑風クラブは、吉水議員、今田議員、五味議員、大倉議員、の4人からなる会派で
  すが、私が調べた範囲だけでも、
  吉水議員は、体育協会副会長のほかに、ソフトボール連盟会長、軟式野球連盟顧問、
        少年軟式野球連盟顧問、子ども育成会顧問、

  今田議員は、軟式野球連盟顧問、少年軟式野球連盟顧問、
  五味議員は、軟式野球連盟顧問、空手道連盟副会長、
  大倉議員は、軟式野球連盟顧問、少年軟式野球連盟顧問、
                 門真市ミュージカル実行委員

  にそれぞれ就任していて、会派議員全員が公金支出団体の役員をやっている、という
  他の会派にはない異様な状態です。

   なるほどそれで、緑風クラブは「公金支出団体役員への議員就任禁止規定」に強く
  反対するのでしょう。これはまさに「利害当事者」としての反対にほかなりません。

   こういう緑風クラブ4議員の実態について、共産党はどのように考えますか?
  答えて下さい。
  
   この緑風クラブ4議員の役員就任状況について、共産党はどこまで知っていたの
  か、答えて下さい。

   また、共産党は緑風クラブの4議員全員が、そうした2つも3つもの団体役員就任
  をしている事を知っていて、今まで緑風クラブと歩調を合わせるように議会改革協議
  会で「公金支出団体役員への議員就任禁止規定」に反対的な消極姿勢を取ってきたの
  でしょうか?
   明確に答えて下さい。
   
 (1回め質疑はこれで終わりです。答弁が真摯なものであれば、再質疑はしません。)
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△3会派代表土山議員による答弁:「市民参画に否定的な考えはない」ので良しとするか
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 戸田 E-MAILWEB  - 13/3/25(月) 8:41 -
  
 以下は、3/22本会議において、戸田の3会派案への質疑に対する3会派側からの答弁です。
 自民党の土山重樹議員がそのまま読んで答弁した原稿を紹介します。
 
 「3会派を代表して」答弁しないといけないのに、「自分(土山個人?自民党会派?)の事だけ答えている部分があちこちにあるのは感心できませんが(答弁作成に会派間調整
をする時間が十分になかったという事情は理解できますが)、
  「3会派案は市民参画に否定的な考え方に基づくものではない」、
という事を明言し、「今後の改善検討の姿勢」を示した事は良いことだと思い、「再質疑」はしませんでした。

 (アドリブ再質疑でアドリブ再答弁を求めても、うまく対応するのは難しいだろう、と
  も考えた事もあって)
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【 3会派を代表しての土山重樹議員(自民党)の答弁 】

A1 どの団体でどの議員がどういう役職についているかでありますが。
  団体や各議員に確認したわけではないので、私の知る範囲になりますが、私も現在、
  地域の自治会の副会長をさせていただいています。
   また、門真市体育協会や他のスポーツ関係団体、青少年の育成団体等で本条例案に
  該当する役員がおられると認識しています。

A2 どのような事情や考えで役職についたかについては、それぞれ個々の事情や考え方
  があったと思いますので、個々に確認していただければと思います。

   条例案を提出するに至った考えや気構えについてですが、戸田議員もご承知のとお
  り、門真市議会では議会改革協議会を設け、議会改革を推進しております。
   また、市民にわかりやすい公明正大な議会であるためには、自ら律する気持ちがな
  ければならないと考えています。

   私も自治会の副会長をおりる予定です。
   そして、我々議員が自ら律することを市民にわかりやすい形で明示するために、
  本案を提出いたしました。

A3 認識の変化についてですが、各会派の認識が当時どのようなものであったかたは、
  定かではありませんが、議会に対する市民意識の変化など要因は様々だと思います。
 
   以前より各会派でもそれぞれ、議会倫理条例案提出にあたっては議論がなされてき
  たと思います。
   その方向性がここである程度そろったと結果だと考えています。

A4 審査請求権や審査会メンバーの市民参加については、まず議員自ら律するべきだと
  考えており、否定的な考えに基づくものではありません。

   今後も議会改革がすすめられる中で様々な観点から考えていけばいいと思います。
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引用なし
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▲「不正行為は無かったから役員兼任に文句言わなかった」との共産党の筋違い答弁!
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 戸田 E-MAILWEB  - 13/3/25(月) 9:08 -
  
 時間があまり無い中で、戸田の厳しい質問への答弁を作って福田議員が戸田に事前送信してくれた事は評価するが、答弁の中味は「話のすり替え」を多用した「意図的な筋違い」の答弁だった。

◆「公金支出団体役員への議員就任」自体が誰が見ても問題であるのに、「公金支出団体
 役員に議員が就任しても不正は無かったので、共産党は問題にしなかった」と何度も自
 己正当化を強弁する有様は、「情けない!これでも共産党か?!」と思わざるを得な
 い。

◆門真市長選直前の6/1になるまでは条例施行をしないで、「体育協会の宮本・吉水体
 制」を5/31まではやりたい放題にさせ、吉水議員に対しては「6月1日以降、何らか
 の考えを示すこと」を「考えているだけ」、というのだから呆れてしまう!
    ↓↓↓
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【 共産党の福田議員による答弁 】 

A1:「共産党議員達はなぜ、公金支出団体役員兼任問題に口をつぐんできたのか?どう
  いう判断をしてダンマリを決め込んでいたのか」についてですが、

  議会議員の政治倫理の確立については、2000年第一回定例会において日本共産党議
 員団として「門真市政治倫理条例の制定について」を提案し、
   「市長等及び議員は政治活動に関して企業、団体から寄付等を受けないものとし、
    その後援団体についても、政治的又は道義的批判を受けるおそれのある寄付等を
    受けないこと」
 との規定をはじめ、
   「市職員の公正な職務執行を妨げ、その職権もしくはその地位による影響力を不正
    に行使するよう働きかけないこと」
 など、7項目の政治倫理基準を挙げ、
 市民の審査請求権を明記し、学識経験者を含む政治倫理審査会の設置など提案してきま
 した。

  今回、第3条7項を倫理基準に挙げた目的は、
    議員の市政に対するチェック機能が弱まることが危惧されること、
    信託を受けた市民から「当該団体に便宜を図るのでは」との疑念を持たれること
     のないよう
 倫理基準に明記したもので、
    明らかに「市職員の公正な職務を妨げ、その職権もしくはその地位による影響力
    を不正に行使するよう働きかける」ような事実が明らかにならない限りは、役員
    辞任を求めることは適切でない
 との考えから、これまで役員辞職等は求めなかったもので、
 口をつぐんだりダンマリを決め込んだものではありません。

A2:「共産党の議員たちはなぜ、ただの1人も体育協会役員への『宮本・吉水』就任問題
 を批判しようとしないのか」については、先程も答弁したとおり、

  今回、第3条7項を倫理基準に挙げた目的は、
    議員の市政に対するチェック機能が弱まることが危惧されること、
    信託を受けた市民から「当該団体に便宜を図るのでは」との疑念を持たれること
     のないよう
  倫理基準に明記したもので、
    明らかに「市職員の公正な職務を妨げ、その職権もしくはその地位による影響力
    を不正に行使するよう働きかける」ような事実が明らかにならない限りは、
    役員辞任を求めることは適切でない
  との考えから、積極的に役員就任問題を批判したり、役員辞任を求めなかったもので
  す。

A3:「『吉水議員の自主性に任せればよく、役員辞任すべきだと他者が言うべきでない』
 と考えているのか」については、

   明らかに「市職員の公正な職務を妨げ、その職権もしくはその地位による影響力を
   不正に行使するよう働きかける」ような事実が明らかにならない限りは、役員辞任
   を求めることは適切でない
 との考えから、積極的に役員就任問題を批判したり、役員辞任を求めなかったもので
 す。

A4:「公金支出をチェックする立場の議員が公金団体の役員を兼ねるのはダメだ」、とい
 うのは、門真市の共産党議員達の原理原則はそれと違うのか」については、
   「議員の市政に対するチェック機能が弱まることが危惧されること、
    信託を受けた市民から「当該団体に便宜を図るのでは」との疑念を持たれること
    のないように」
 との観点から適切でないと考えています。

A5:「3会派案は不十分点をもっているが、『暫定的改革』『一歩ずつの改革』として、
 まずは歓迎すべきものと思わないか」については、議案の提案説明でも述べたとおり、

  各派代表者協議会において、条例素案の不十分性について指摘したうえで、姫路市の
 条例も示し、より良い条例の制定の提案も行いましたが、
   各派代表者協議会の最終決定を待つことなく、
   突然3会派から提案されたもので、
   余りにも拙速で、各派代表者協議会の継続協議を妨げる
 ような経過だけを見ても、

  おおよそ議会改革とはほど遠いものであると同時に、
    市民の審査請求権もない、審査するのは議員だけ、
 という倫理条例は、
    市民に対しマイナスのメッセージを送ることにしかならず、
 歓迎すべきものとは考えていません。
  むしろ「歓迎すべきでは」との戸田議員の評価について違和感を覚えるものです。

A6:「条例成立後は、共産党は『吉水議員は体育協会副会長を辞任すべき』と公言するつ
 もりがあるか、それとも言わないつもりか」については、

  条例案第3条7項の「団体の役員」については、「団体の代表者及びそれに準ずるも
 の」と考えており、
  それに該当する場合は
   施行日である6月1日以降、何らかの考えを示す
 ことを考えています。

A7:「緑風クラブ4議員の実態について、共産党はどのように考えているか」については、
  一律に適切とも不適切とも明言することは出来ませんが、繰り返しになりますが、
    「市職員の公正な職務を妨げ、その職権もしくはその地位による影響力を不正に
     行使するよう働きかける」
  ような事実があるとすれば、看過できない問題であると考えています。

  また、4議員の役員就任状況については、全て役職名まで知っていたということでは
 ありませんでした。
  また、「議会改革協議会において『公金支出団体役員への議員就任禁止規定』に反対
 的な消極姿勢をとってきたのか」については、終始慎重な取り扱いを求めてきたもので、
 「反対的な」とか「消極姿勢」を取ってきたわけではありません。
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 (※改行整理は戸田による)
引用なし
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☆戸田が議会史総括と政治分析を盛り込む3会派案賛成討論で共産党・緑風の正体批判!
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 戸田 E-MAILWEB  - 13/3/25(月) 15:07 -
  
 議員倫理条例案への討論は、緑風クラブの五味聖二議員の「倫理条例制定自体への
反対討論」、共産党の福田英彦議員の「3会派案反対・共産党案賛成の討論」に続き、
戸田が最後で、「3会派案賛成、共産党案は文言は良いがタメにする提出に過ぎない、
という討論」の順で行なわれた。

 戸田の討論は、倫理条例そのものの危惧点も説きつつ、門真市議会の歴史的経緯と過去
から現在に至る議会の内情と政治状況分析を行ない、「ギマンの共産党」と「利益の緑風
クラブ」の実態を事実に即してバクロ批判して、「現段階で3会派案がなぜ必要か」を解
き明かす、という壮大で圧倒的説得力を持った、20分間に渡る大弁論だった。
(長文なので2分割して紹介する)
    ↓↓↓
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 14番、無所属・革命21の戸田です。
      
 自民党など3会派から出されたこの議員政治倫理条例案にまずは賛成する立場から討論
を行ないます。
 話の前提として、私は文言としては至極もっともに思える事を並べた決まりであっても、時の権力や多数派に悪用される危険性が常にある事を、まず指摘しておきます。
  
 「凶器準備集合罪」という法律は、「ヤクザの出入りのような暴力犯罪以外は対象とし
ない」との趣旨の付帯事項付きでやっと成立したにも拘わらず、出来上がってしまうと、
危惧されていた通り、政治運動デモに易々と適用されて、権力による不当弾圧の手段にな
ってしまいました。
  
 この門真市議会でも2005年12月に連帯労組弾圧の一環として私が不当逮捕されるや、
事の本質を考えようともせずに、共産党も含めた全議員が私に対して辞職勧告決議をす
る、という事件が起こっています。

 ついでに言えば、この時私に対して「疑惑に対して説明責任を果たしていない」と称し
て辞職勧告していながら、私が弾圧の真相を明らかにして、獄中から苦労して全議員に
公開質問状を出したにも拘わらず、与党議員も共産党議員も、当時の共産党議員で今も
在職の人で言えば亀井議員も福田議員も、井上議員も、誰一人獄中からの政治生命をかけ
た公開質問状に対して何も答えず、説明責任を果たさなかった事を糾弾しておきます。
 
 話を元に戻して、一方でまた、汚職議員が逮捕されて議会への欠席が続くという事態を
口実にして、「逮捕で議会欠席した議員には議員報酬を出さない」、という「推定無罪の
原則」を無視して、不当逮捕されて抵抗している場合でも生活の糧も弁護士費用も奪って
しまい、抵抗できなくしてしまう、という暴挙が、神戸市議会や大阪府議会で可決されて
しまいました。
   
 いろんな政治的背景があって、少数派議員に対して「政治倫理に反している」という
口実で攻撃する事案はいつでも起こり得るわけで、この議員政治倫理条例についても、
そういう危惧が無いとは言えません。
 提案3会派は、門真市ではそういう悪用は起こらないし起こさない、と明言しておりま
すが、今の議員が新人に入れ替わっても、その約束が破られることの無いよう、強く求め
ておきます。

 さて、今議会では、門真市議会の活性化が本格的に始まっている事が如実に示されました。
 建設文教常任委員会や本日の本会議で、補正予算案が一部の与党議員も加わった反対で
否決された事が典型ですが、本日の本会議での議員政治倫理条例審議においても、与党の
自民・公明・市民クラブ3会派と与党の緑風クラブが真っ向対立し、緑風クラブが3会派
に質疑をして反対討論も行ない、それに共産党や私も独自の立場で論戦を行なうなど、
門真市議会50年の歴史の中でかつてなかった大論戦議会となりました。
  
 もちろんその背景には6月市長選をにらんで、緑風クラブが園部市政批判を打ち出したい、という思惑があっての事でしょうが、それは承知の上で、議会論議の活性化を喜びを
もって確認した上で、本論に入っていきます。

 条例の文言規定で言えば、共産党案の方が市民参画が規定されている分、進歩的なもの
であり、3会派案は少し遅れたものになっています。
 もし共産党案が先に採決に付されていれば、私はこれに賛成し、賛成少数で否決された
後に、3会派案に賛成したことでしょう。
  
 しかし物事は表面の文言規定だけでなく、事のよって来るゆえんを歴史的・社会状況的
に捉えて考えないといけません。
 倫理条例制定の動機であり主眼でもある「公金支出団体役員への議員の就任禁止規定」
に焦点を当てて、論じていきます。
 
 東市長時代以前から、門真市議会には「議員は自治会などの役員にならない」という申
し合わせがありました。これは与党議員相互の牽制作用によるものでしょう。
  
 ところが、力の強い特定の保守系議だけは特権的に、自治会などよりもっと大規模で
公金支出も多い団体の役員を兼ねる事が認められ、共産党を含めて、外の議員は誰も文句
を言えませんでした。
 それが、表面だけでも年300万円近い公金支出を受ける守口門真商工会議所の副会頭を
兼任する大本議員であり、年3000万円超の公金支出を受ける消防団長を兼任する秋田議員
です。
  
 公金支出の少ない、極く一部地域の団体である自治会の役員兼任はだめで、なぜ巨大
規模の商工会議所や消防団の役員は許されるのか? 全くおかしな話です。

 この問題は、秋田議員は私の主張に耳を傾けてくれたのか、やがて2007年市議選不出馬
で消防団長に専念して議員引退し、大本議員は2011年市議選不出馬で議員引退して商工会
議所会頭に昇る事で自然解消しました。

 大本氏の引退は2008年頃には明らかになっていましたので、私は政治弾圧によって、
2009年3月末から2年間の議員失職をしていましたが、「これでようやく門真市議会では
公金支出団体の役員に就く議員はいなくなった」、「門真市の議員意識も変わった」、と
喜んでいました。
 これは私以外の2008年2009年当時の全ての議員にとっても同じ安堵感だったでしょう。

 ところが、実際には2010年3月末に、体育協会という大規模な公金支出団体の会長に
現職府議で、門真市議時代は大本氏と同じ志政会に属していた宮本一孝氏が就任し、副会
長には東市長が市議時代に作って以来続いている緑風クラブの吉水議員が、それぞれ2年
任期で就任する、という驚くべき事が行なわれていました。

 現職議員が体育協会の役員に就く事自体、前代未聞の事であり、しかも会長に現職府議、副会長に現職市議が就くとは、それに輪をかけた異常人事です。
   
 これは「公然の秘密」として、東市長時代に辻本会長支配下の体育協会が「東市長の
集票マシーン」となっていたものが、2005年の市長選で東市長を倒して園部市政が始まっ
て、旧来の癒着特権構造にメスが入れられていった事に対する、体育協会側の反動的防衛
作戦に他ならない、と判断すべきものです。
  
 緑風クラブの吉水議員の体育協会副会長就任については、緑風クラブ以外の全ての会派
議員が反発を持ったものと推測します。東市長型の旧いムラ政治への逆戻りだからです。
 しかし、共産党を含めたどの議員も、表だってこれに異を唱ず、、吉永議員の副会長辞
任を求める事はしませんでした。

 与党3会派は苦々しく思ったけれども、園部市長与党内に波風を起こしたくなかったの
でしょう。
 共産党は「緑風クラブと仲がいい」という体質があるとしか思えませんが、これまた何
も批判しませんでした。
  
 私はこのことを2011年1月に市民からの通報で知って、公開的に猛烈批判をして2011年
4月に市議復活当選以降も、現在まで批判を続けています。門真市議会内の1人の議員から、公然たる批判が起こったわけです。

 しかしそれでも、共産党を含めたどの議員も、表だって異を唱え吉永議員の副会長辞任
を求める事はしませんでした。
  
 ただ、いろんな協議の場で、吉永議員の名前は出さずに一般論として「公金支出団体役
員への議員の就任はやめるようにしよう」という話が出されるだけでした。
 3会派としては、吉水議員や緑風クラブに「察してくれよ」とコールを送り続けたので
しょう。

 しかし緑風クラブは「蛙のツラにションベン」の如く平気の平左で、「そういうことは
議員の自主性に任すべきで、規定を作って縛るべきじゃない」と言い続けました。

 ここで不可思議なのは、共産党もまた緑風クラブと同様に、「議員の自主性に任すべきだ」と言い続けてきた事です。
  
 宮本一孝府議が2010年9月に自民党を離党して「門真市消滅の大阪都構想」をぶち上げ
る強権的全体主義者=橋下の「大阪維新の会」の府議となり、体育協会会長の地位を利用
して、数多くの市民達に顔と名前を売り込んで2011年府議選で公明党よりも上位で当選し、2年任期が過ぎた2012年3月末からも会長職を継続し、
 緑風クラブの吉水議員が体育協会副会長をこれまた継続する、また元議員の大本氏が
宮本府議の後援会長を務める、という構図を見れば、

体育協会の役員配置は、「宮本クンら維新一派と門真の自民党の一派でもある大本元議員
勢力、旧東市長勢力の結託」であり、
  強権全体主義の橋下維新と真剣に闘う気があるのなら、
  門真市消滅の大阪都構想を阻止しようとする気持ちが本当にあるのなら、
絶対に公開批判しやめさせるべき課題であります。

 それを全然しないし、そういう分析すら考えないという、門真の共産党は実に情けない
話です。
  
 しかし、さしも穏便主義できた3会派も、2月に宮本クンが市長選出馬表明をするに至
って、「もういい加減にせえよ」と堪忍袋の緒が切れたのでしょう。
 宮本府議には手を出せないにしろ、それの追しょう者として吉水議員が体育協会副会長
の名で市民に影響を与える事はもうやめさせよう、というのが、議員倫理条例が急遽提出
された本質だと私は分析していますし、私もそういう判断には大賛成です。
  
 ここでも不可思議なのが共産党の態度です。

 私は冒頭に、「文言としては共産党案がより進歩的で賛成だ」、と言いました。
 「共産党がかねてからこの文言の倫理条例制定を求めてきたのに、与党会派が無視して
きた」、と言うのであれば、共産党が3会派案への対抗としてこの案を出すのは、まだ理
解できます。
  
 しかしそれでも、通常は、「3会派案の不足点を批判しながら賛成する」ものでしょう。
 与党3会派が、それも既得権益護持にこだわる緑風クラブとあえて対決して、何十年と
続いてきた仲良し4会派結託体制を解体して、議員倫理条例制定に踏み切るという画期的
飛躍をしたわけですから、その文言規定に不十分点があったとしても、それは今後の改善
課題と位置づけて「批判的に賛成」するのが、「建設的野党」のすべき事でしょうから。

 ところが実態は、つい最近まで共産党は「公金支出団体役員への議員の就任規定」を作
る事自体に消極的だったわけで、3会派が緑風クラブと対決して条例提出すると決まった
とたんに、「公金支出団体役員への議員の就任規定」のうえに、「市民参画規定」を上乗
せして、
  「共産党が進歩的案を出したのに、3会派は市民参画否定の案を強行している!」
  「だから3会派案には反対だ!」

という現象を作り出そうとしたのは、まったくもってつじつまが合わない話です。
  
 「共産党こそ議会改革の先進者」という、戸田によってとっくに暴かれた虚像を維持す
るためなのか、緑風クラブに「我々は3会派案に反対したよ」という姿を見せたいためな
のか、いずれにしても不健全な対応だと批判せざるを得ません。

 緑風クラブの質疑や反対討論について言えば、笑止千万と言うほかありません。

 先ほどの質疑で明らかにしたように、私が調べた範囲だけでも、
  吉水議員は、体育協会副会長のほかに、ソフトボール連盟会長、軟式野球連盟顧問、
        少年軟式野球連盟顧問、子ども育成会顧問、
  今田議員は、軟式野球連盟顧問、少年軟式野球連盟顧問、
  五味議員は、軟式野球連盟顧問、空手道連盟副会長、
  大倉議員は、軟式野球連盟顧問、少年軟式野球連盟顧問、
                  門真市ミュージカル実行委員
にそれぞれ就任していて、
「会派議員全員が公金支出や減免対象団体の役員をやっている」という、他の会派にはな
い異様な状態です。
  
 なるほどそれで、緑風クラブは「公金支出団体役員への議員就任禁止規定」に強く反対
するのでしょう。
 これはまさに「利益当事者が利益を失うことへの反対」にほかならず、考慮するに値し
ないものです。
 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(2)に続く〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
引用なし
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★(2) 共産党の「市民参画無しゆえ絶対反対」論を批判!最近の公明党の改革姿勢は評価
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 戸田 E-MAILWEB  - 13/3/25(月) 15:21 -
  
 (続き)
 終わりに近づきました。 共産党の批判する市民参画規定の問題に触れます。
 門真市の約11万人有権者の1/50と言えば、約2200人です。
 この数字で思い出すのは、2001年3月議会で私を重大懲罰に追い込むために、当時の公
明党勢力と5人の自治会長が主導して進めた「戸田議員への厳重処罰を求める市民署名」
の数です。
 密かに進めために人数が少なかったのか、ちょうど2200人くらいの署名数でした。
  
 今ならザイトク勢力が戸田を「反日左翼の犯罪者だ!」と目の敵にして煽り立てたら、2200人くらいは集まるかもしれません。
  
 まもともな内容の議員批判でなくとも、それが集まれば「市民の声」としての地位を
得て、議会がそれに対応しないといけなくなる、という事も起こり得ます。
 名古屋の河村市長の議会不信扇動による住民投票などにも、その要素が見受けられます。

 議員が「自分では手を汚さずに、市民扇動して特定議員を攻撃する」事も可能です。
  
 たしかにどんな事であれ、市民の良識を前提として市民参画を規定づける、と言うこと
は私も賛成ですが、現段階の3会派議員の抱く危惧を受け止めてあげて、「まずは条例施
行をさせ、徐々に意識変革を図っていく」手法を取るのが、妥当であろうと私は考えます。

 3会派条例には市民参画規定がないとは言っても、多数の市民がある議員の行動を倫理
条例違反と考えるのならば、その訴えは必ず議員の誰かが受け止めて審査請求するはずです。
  
 審査会のことで言えば、もしも具体事案で議員だけの審査会で不具合が見えて、市民が
納得出来ないとなったら、審査会規定を変えろ、という要求が大きく出てきて議会を動か
すでしょう。
  
 今門真市で、倫理条例違反で大問題になる事件が起こっていて、それを与党議員が倫理
条例規定を盾に取って真相究明を阻んでいる、という状況にはないし、全議員が事例制定
を契機にして公金支出団体役員を辞任すれば、それ以外には何か問題が起こりそうにもな
い状態です。
 
 それでもなお、「市民参画規定がなければ、絶対にダメだ」として、3会派案を否定す
べきことでしょうか?
  
 共産党の反対論は、動機が不純で「タメにする反対」としか思えず、私は同調できません。
 
 最後に、今の3会派の議会改革姿勢について私の分析評価を述べて、討論を締めくくり
ます。
  
 まず私は、1999年当選以来、市民的常識に則った「市民に開かれた、民主的運営の議会」を誰よりも強烈に求め、実践してきた議員です。
 それ故に、誰よりも激しく嫌がらせ圧迫を受けてきた議員です。
  
 懲罰、問責決議、辞職勧告決議を何度も受け、2005年に至っては共産党も含めた全議員
から辞職勧告決議を出されたほどです。

 そういった圧迫被害者であるが故に、私は誰よりも「誰がどの程度本当に議会活性化、
議会の見える化を考えているか」を見抜く判断力を持っていると自負しています。
  
 数々の圧迫行為に対しては、「決して忘れないが、もう許そう」と考えるに至っており
ます。

 そして2011市議選以降の、現在の市議会において、特に2012年頃からは、最大会派で私
の天敵みたいだった公明党議員達の「議会活性化、議会の見える化」改善の熱意は本物で
ある、と認識するに至りました。
 自民党や市民クラブも同様でありますが、特に鳥谷議長を筆頭とした公明党議員の意識
変化が顕著です。
  
 議会改革先進地に会派視察を行なった見識を熱心に語る公明党議員の目の色は、昔と
は全然違っています。
 公明党は公明党なりに議員として苦労が多いのに、一般市民だけでなく支持者からも
「高給もらって楽な仕事をしている」と思われて、議員の仕事を理解してもらえていない、
という悩みがあるのではないか、と推測します。
  
 今まで議会改革と言えば、公明党比率が高まる「定数削減」しか言わないに等しかった
公明党でも、いろんな方面での真の議会改革に積極姿勢を示してきたが故に、議会だより
に全議員の議案賛否行動や質問内容と議員写真が載るようになったし、傍聴者配布貸し出
し資料が、この本会議終了後に希望市民10名に無償提供されるようになりました。

 こういった「良き変化」と、一方で、
  看板不正を平気でやって説明責任を果たさず、
  ザイトク凶悪犯と懇意で、
  維新の会として門真市長の座を奪おうとする
宮本府議と仲良しコンビで、
  体育協会副会長初め、数々の公金支出・減免団体の役員を重ねる
緑風クラブが、「悪しき守旧勢力」として浮かび上がってきた、という政治状況の中で、

私は、不十分点はあっても、それは今後の改善課題とすればよい、という考えで、
まずは3会派案の制定に賛同するものです。
  
 長時間になって恐縮ですが、これで私の討論を終わります。

 傍聴者の方は、配布資料の無償提供を受けられますので、議会事務局に申し出て、本日の記念にお持ち帰り下さい。
  
 ご静聴ありがとうございました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB7.4; .NET C...@i60-35-69-9.s04.a027.ap.plala.or.jp>

◎3月議会資料がまだ6部残ってる!貴重な無料提供の機会を逃さずゲットして!先着順
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 戸田 E-MAILWEB  - 13/3/29(金) 16:55 -
  
 全国的にもまだ珍しい(はずの)「議会終了後に先着10人に無償提供される傍聴者配布資料」だが、3/29(金)段階で、まだ6部残っている。
 議案書だけでなく予算書も含めた貴重な資料で、この機会を残したら市民が入手する事は出来ない資料だ。

 門真市民であれば誰でも、議会事務局 06−6902−5854 に電話して「傍聴者用資料下さい!」と申し込めば、先着6人までタダで入手出来るので、ぜひ申し込んで欲しい。
引用なし
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●歴史経過総括や政治分析皆無で超薄っぺらな共産党の3会派案反対討論の「説明」
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 戸田 E-MAILWEB  - 13/3/29(金) 17:37 -
  
 今回の一件で、戸田は「門真市の共産党は頭が悪すぎ!『市民を賢くしない運動』を繰り返しているだけ!」、と改めて痛感した。

 以下の共産党福田議員が行なった「3会派案反対・共産党案賛成も討論」の「内容説明」http://hidehiko1962.blog31.fc2.com/blog-entry-649.html
を読んで、戸田の討論と較べて欲しい。
 (共産党も討論原稿をパソコン作成しているのに、なぜかHP・ブログでは討論原稿を
  紹介しない。市民に対して「説明不足・情報提供の不測」だと思うのだが・・・)

 そこには、門真市議会の歴史経過がどうであったのかの分析も総括も無いし、「体育協会の宮本・吉水体制」が「旧東市長一派の反動的な権益護持と維新一派の門真市浸透のために作られた」事の認識も無く、それが門真市の存続発展と進歩への重大害悪になっている事の認識も無い。

 ただ単に最近の出来事の表面をなぞって論を立てているに過ぎない。
 「市民にマイナスのメッセージを送ること」になり「議会改革を進めてきたこれまでの成果を台無しにするもの」、とは笑止千万である。

 その批判は、これまで一貫して「公金支出団体役員への議員就任」を批判せず、本件では「体育協会の宮本・吉水体制」を実質上かばい続けてきた共産党にこそ当てはまるよ!
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

●共産党福田議員が行なった「3会派案反対・共産党案賛成も討論」の「内容説明」
   http://hidehiko1962.blog31.fc2.com/blog-entry-649.html
        ↓↓↓
・・・その後、2つの「門真市議会議員政治倫理条例の制定について」の議員提出議案が議題となりました。

(1)市民全体の奉仕者として、その品位と名誉を損なう一切の行為を慎み、その職務に関
  し、不正の疑惑を持たれるおそれのある行為をしないこと。
(2)市民全体の奉仕者として、常に人格と倫理の向上に努め、その地位を利用していかなる
  金品も授受しないこと。

(3)政治活動に関し、企業及び団体から政治的・道義的批判を受けるおそれのある寄附を受
  けないこと。
(4)市が行う許可、認可又は請負その他の契約に関し、個人又は特定の企業若しくは団体の
  ために有利な取り計らいをしないこと。

(5)市職員の公正な職務執行を妨げ、又は当該職員の権限若しくは地位による影響を不正
  に利用するよう働きかけないこと。
(6)市職員の採用、昇格及び人事異動に関して、議員の地位による影響力を行使しないこ
  と。

(7)市から活動又は運営に対する補助又は助成を受けている団体の役員に就任しないこと。

 一つは公明党、自民党、門真市民クラブの3会派が提出、もう一つは共産党議員団が提出したもので、両議案とも以上の政治倫理基準を遵守することを求めるものですが、違反の疑いがある場合に市民に審査請求する権利を保障するのか、審査は議員だけでなく学識経験者を含むのかが争点となりました。

 3会派が提案したものは、審査請求は議員だけ、審査会の構成も議員だけという「市民に閉ざされた」内容でした。

 この条例案については、各派代表者協議会で慎重に議論するよう、市民に開かれた内容とするよう求めてきましたが、見切り発車で3会派が突然提案したことから、共産党議員団としても対案を提案したものです。

 拙速に今議会で提案した背景に、緑風クラブの議員が、(7)に規定する役員に就任していることを問題にしようという狙いがありました。

 共産党議員団としては、議員倫理条例を「政争の具」として拙速に制定する立場に立たないとともに、「市民に開かれたものに」との観点で対案を提出しました。

 本会議では議員による質疑・答弁が行われ、私が質疑に対する答弁と議案に対する討論を行いましたが、採決の結果、残念ながら3会派の案が賛成多数で可決されました。

 このような経過は、市民にマイナスのメッセージを送ることとなり、議会改革を進めてきたこれまでの成果を台無しにするものと言わざるを得ません。

 この条例制定を受け、今後審査請求などが予想されますが、党議員団としてもしっかりと対応していきたいと思います。

 3月議会は閉会しました。
 今後は6月の市長選挙に向けた動きが加速します。
 こちらの方もしっかり取り組んでいきます!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
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