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◆要望書添付資料2:「仮釈放」(検察の横ヤリと三井事件の真相。新政権は!?)
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 戸田 E-MAILWEB  - 09/12/6(日) 19:28 -
  
      仮 釈 放 (資料2.)
                           平成21年10月9日
                      三井 環(元 大阪高検公安部長)

1 「法務省関連組織の改革案」において骨子は述べたが詳細を明らかにしておきたいと
 思う。

  2月25日、刑務官から「反省文」の用紙を手渡され「委員会に提出する重要な書類な
 のでよく考えて書いてください」と言われ3月2日に提出をした。
 「委員会」とは「関東地方更生保護委員会」のことで、更生保護法第39条の規定により
 仮釈放の決定をする。

  3月23日刑務官が独居房に来、「6月上旬に部屋をかわるから、もうすぐだから早かっ たね、頑張るように…」と言われ、開花寮に入ることが分かった。
  開花寮というのは仮釈放される受刑者だけを集めた開放施設で入寮すれば2週間後に は仮釈放されるのである。従って仮釈放は6月中旬頃になる。

  上記の話は独居房が静かで声が良く響くため同じ工場で作業しているすぐ近くのN受
 刑者にも聞こえたらしく翌日の作業時間にNから「もう仮釈放ですか、良かったです
 ね」と言われた。Nにはその後、何かあればその都度話をするようになった。
  従って静岡刑務所が委員会に対して仮釈放を許すべき旨の申し出を(更生保護法第34
 条)したのは3月23日以前となる。

  刑務官はもちろん委員会が仮釈放の決定をすることを充分認識した上での話である。 申し出をしただけなのに「6月上旬・・・・」等と話をすることはありえない。
 地方委員会が6月中旬頃仮釈放をする予定だったのだ。それ以外には考えられない

  私にいつも声をかけてくれていた処遇部長が4月1日付で異動になったことを4月中旬 頃に刑務官から聞き知った。
  この部長は「早く仮釈を」「三井辛抱しろよ」と何度声をかけてくれたことか。
  一面識もない人なのに涙が出た。
  何故かというと私の事件の真相を理解してくれていると思ったからだ。

  4月19日頃、他の刑務官から「八王子に眼底検査に行くからこれが最後になると思う
 のでよく診察してもらうように…もうすぐだから頑張るよう…」といわれ、4月20日八
 王子刑務所に行き眼底検査をしてもらった。
  医師から「3ヶ月後にまた検査するので」と言われたので「いや、仮釈になるかもし
 れません」と言うと「ああそれじゃあ外で見てもらってください」と言われた。
  ところが仮釈にならなかったため7月9日、8月31日と八王子に行く羽目になった。

  5月7日、静岡の医務課で糖尿病の診察がありヘモグロビンが7、4から6、4と正常値に
 近い数字になっていた。
  医師は、「いやあ、よくなったですね、刑務所様様ですね、出てからが問題です、ア
 ルコールも食事もね」と言われ、看護士数名からも別の機会に「もうすぐだね、それま
 でにもう1回血液検査をしておくので検査する日を連絡してくれませんか」と言われ
 た。
  その意味は仮釈放の日時が決定(開花寮に入寮)すれば教えてくれと言うことだと分
 かった。

  そんなこともあって私は切手、便箋等の物品購入も6月まであれば充分だと思って購
 入の申し込みをしなかった。
  ところが面接の2日前の5月11日午後2時頃、静岡の処遇担当官から作業場前の廊下で
 「重大事件ですので…前回の反省文を反省に重点を置いて書き直してくれませんか、そ
 の意味は分かっていますよね、一度書き直してもらってそれを見て不十分ならまた書き
 直してもらいます…」と言われた。

  私はそれを聞いて仮釈放が駄目になったとすぐ思った。
  委員会の面接が5月中旬頃だと聞いていたが、その2日後の13日と14日に他の受刑者は
 面接があった。
  私の場合、委員会は了解していたのにどうしてだろうと思ったが、クレームをつけた
 のは検察サイドしかありえないと思った。

  また処遇官の言うところの書き直し点がどの点であるかもすぐに分かった。
  3月2日付けの反省文には検察の裏金づくりに関する事柄を書いていたからだ。
  それを読めば検察サイドは激怒するであろうが委員会にとっては何も腹を立てること
 でもないからだ。
  その証拠に3月23日、4月17日、5月7日とスムーズに仮釈放に向けて進んでいたのだ
 が面会の2日前に急にクレームがついたからこれは検察サイドしかありえないと思っ
 た。

  後述するように私も仮釈放の求意見をつけた経験がある。
  その日の夕方刑務官が房に来た時に「一体どうなっているんですか反省文はだいぶ前
 に提出しているのに今さら何があったんですか、部屋は変わらないのですか」と尋ねる
 と「とにかく言われたとおり書き直しなさい、それでうまくいくから」と言うので「部
 屋のことはどうなったのですか」と尋ねると「そんなこと言ったかな」ととぼけた返事
 だった。

  当日夜、人間と言うのは弱いもので早く出たい一心で反省文を書き直した。
  私は戦前にあった予防拘禁制度を想起した。「思想転向しないと満期となっても予防 拘禁する」という制度だ。
  私の場合は「裏金づくりの追求を断念」という転向なのか。

  書き直しといってもある部分のみを削除することなのだが、その削除する部分と言う
 のは、
  「ザ・スクープが逮捕当日の昼から取材・収録の予定であったが、その数時間前にい
   きなり何の弁解も聞かず、あのような事案で逮捕されたため、検察の組織的な裏金
   づくりの犯罪の発覚を免れ、これを隠蔽するための口封じ逮捕である、と公訴棄却
   の申し立てをしたが、それは歴史が解決するであろう」、

  「私は受刑すれば全てが終わるが、他方苦渋の決断をしたと言われる原田検事総長
  (大阪地検検事正は逮捕に反対)は裏金づくりの発覚を免れ保身を果たしたものの
   『心の痛み』は一生癒されることはないのではなかろうか」、
 
  「平成14年4月19日(逮捕4月22日)の時点において5月の連休明けに朝日新聞東京本
   社が裏金づくりの犯罪を一面トップで報道し、社会面で現職のまま実名で一門一答
   形式で答え、それを基に民主党の菅直人氏が法務委員会で追及し、その過程で私を
   証人喚問し 裏金づくりを証言し検事のバッヂを外すというスケジュールであっ
   た」、
 という箇所であった。
  削除したものを提出後刑務官に聞くと「上等、上等」と言われた。

  削除した部分を検察サイドが読めば激怒し、仮釈放等まかりならぬと言うだろう。
  削除した部分はいずれも犯罪事実そのものではなく、仮釈放かどうかという事柄では ない。それがゆえに5月11日まで何らの指摘もなかったものと思われるのだ。
  静岡の処遇官においてはただ伝達しただけであって何の責任もない。

  5月28日今西憲之氏の面会があり、「6月中旬頃仮釈予定だったが面接の2日前の5月11
 日クレームが入って駄目になった。検察サイドらしい、大阪地検には大坪がいるから  な…仮釈になる思とったので物品購入をしてないんだけどニベアクリーム等差し入れし
 てくれんかな」と話した。

  大坪と言うのは私の事件を捜査した検事で、現在大阪地検特捜部長をしている人物
 だ。
  7月中旬頃、他の刑務官に仮釈放のことを尋ねると「こちらはもうだいぶ前に出して
 ますんで何もすることもない、お手上げだよ、委員会がどうするかだよ」と言われてし
 まった。

  7月21日頃、山口一臣氏に対し手紙で「5月上旬から5月11日までの間に仮釈放の求意
 見書が大阪地検に送付されてないか調査してくれないか」と依頼した。
  と言うのは高知地検次席当時、無期懲役受刑者の求意見書が刑務所から送付され、意
 見を付して回付した経緯があったからだ。
  刑務所からは逮捕起訴した地検に対し求意見書が送付されるのだ。
  しかし次席検事通算6年間のうちでたったそれ1件だけだった。

  検察サイドからクレームがついたことはまず確実だと思ったし「重大事件」との認識 のようだから調査方を頼んだのだ。
  検察の組織的な裏金づくりの犯罪を隠蔽し、その発覚を免れるための口封じ逮捕で、
 起訴自体が違法であると真向から対決した事件なので、検察サイドに求意見を求めてい
 ると思った。
  求意見を求めるのはあくまで刑務所の裁量だが、刑務所及び委員会が事実上検事の意
 見を求めているかも知れないとも思った。

  8月28日刑務官が房に来た時「6月はあんなことになったし一体どうなっているんです
 か、面接はあるんですか」と尋ねると「俺よりも三井のほうが1番良く知ってるのと違
 うか」と言うので、私が1番良く知ってるのは検察なので、やはり思っていた通り検察 がクレームをつけたのだと思って「検察の横槍ですか」と尋ねると、うなずいてすぐ立
 ち去ったのだった。

  面接2日前の5月11日クレームをつけたのはやはり検察だった。
  誰であるのか特定はできないけれど、刑務所及び委員会が検事に意見を求めること自 体は違法とはいえない。
  だが検事が仮釈放はまかりならんと反対すれば、刑務所及び委員会としては従わざる を得ないのだ。
  何故なら検事は委員会にとっては、同じ法務省内の人なのでその意見に反して仮釈放 する等絶対に不可能なのだ。

  仮釈放の決定権は委員会にあるのだが、実質的には検察が決定したことになるのだ。  私の場合がまさにそれで、結局は3月23日までに委員会サイドでは6月中旬に仮釈放予 定であったのが、面接2日前の5月11日検察のクレームによりこれが覆されたのだ。
  これは検察権力の恣意的な濫用ではないか、検察の力により仮釈放の有無が左右され
 るのだから。

  検察は裁判で約6年も苦労したので仮釈放なんかとんでもないという考えなのだろう
 か。
  ただこれは検察の総意ではなく逮捕起訴した検事の仕業だと思われる。
  また上記の経緯はNら受刑者も5人ほどが知っている。

2 ちなみに私の事件は

 1. 詐欺…登録免許税の軽減の証明書1通を区役所から詐取
   (京大名誉教授の「法律解釈上詐欺罪は成立しない」とする有力な見解がある。)
 2. 不実記載…銀行ローンを組むため先に住所を移動、その1週間を不実記載とした
 3. 公務員職権濫用…前科調書を検察事務官に指示して入手
     (大阪市立大学大学院教授の「法律解釈上職権濫用罪は成立しない」とする有
      力な見解がある)
 4. 収賄…事業資金として200万円を無利子で貸与しその謝礼として3日間22万円相当の
      私的な(これが真実)飲食接待だが、その接待には職務に関する接待も併存
      すると認定(併存率を仮に半分とすると約11万円相当の接待)

 1.〜3.は通常であれば立件さえしない(過去立件の事例なし)。
 4.も真相は私的接待だが、仮に検察の主張どおりだとしても、かような22万円の事件で
  逮捕することは絶対にあり得ないのだ。
   飲食接待での始めての立件は大蔵省汚職で500万円を超える接待で、どう考えても
  検察の組織的裏金づくりの犯罪の隠蔽で、その発覚を免れるための口封じなのだ。
  だから逮捕したのである。

3 裁判官は何故、証拠のみに基づき裁判官の独立を守った裁判ができなかったのだろう
  か。

  もし公訴棄却や無罪判決とすればどうなっただろうか。
  その場合は検察の組織的な裏金づくりの犯罪を認定し、口封じ逮捕も認定せざるを得
 ないのだ。
  そうなれば原田検事総長以下幹部検事約70名懲戒免職、国民からの刑事告発、使った 金の国への返還、検察OBへの波及、「けもの道」の対応、森山法務大臣及び小泉内閣へ の波及等、社会を震蕩させる重大問題へと発展するのだ。

  そうすれば検察機能は完全に麻痺し、検察への信頼は一気に失墜し捜査もままならな
 いだろう。そうなることを恐れた政策的判断(判決)だったのだ。
  私を犠牲にして検察組織を守るための…。
  もし裁判官が独立を守って裁判していれば、私が有罪になることはないがその裁判官
 は司法会から追放されるだろう。

  内部告発者に対する見せしめだろうか。
  私の弁護人は「立小便をすれば逮捕されるかも」と本気で心配したくらいだ。
  私の逮捕により検察を恐れ、検察批判する政治家もジャーナリストもほとんどいなく なりそれだけの抜群の効果があった。
  裏金づくりの犯罪を追及すれば三井のようになると脅した検事もいたらしい。

  私は懲戒免職処分され、額面約7000万円の退職金も支給されず、弁護士資格さえな  く、被選挙権も平成22年1月17日(満期)から5年間はない。
  他方、巨額の裏金を使った検察幹部は、裏金づくりを隠蔽し続けたため何らの処分も
 ない。

  当時の森山法務大臣は「検察の裏金は事実無根だ」と言ったが、こんな不正義はある
 だろうか。
  かような社会が定着すれば不正を告発する人は誰もいなくなり、官公庁には隠れた不 正が横行し、がん細胞のように増殖し、血税を食いつぶすかもしれない。
  自民党を中心とする政権は検察の組織的な裏金づくりの犯罪を黙認し、ひた隠しにし
 ようとする弱みを逆に利用しようとした。
  現政権もそれに追従するのだろうか。

  検察は検察のためにも、国民に謝罪するのが最善の道なのだ。
  私は検察を愛している。
  生まれ変わるならばまた検事になりたい。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

引用なし
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裏金告発せんとし弾圧、静岡刑務所の三井元検事の訴えを紹介する!(面会人戸田) 戸田 09/12/6(日) 14:14
・・・参考(1)三井環事件とは何か?【発端は元「関西検察のエース」の逆恨み】 戸田 09/12/6(日) 14:30
・参考(2)三井環事件とは何か?【三井氏が語る公安の実態、裏金の本質と実務など】 戸田 09/12/6(日) 14:55
参考(3)三井事件とは?【内部告発・刑事告発したが「けもの道」やられて自分が逮捕】 戸田 09/12/6(日) 15:23
参考(4)三井事件とは?【けもの道、問題は裁判所にあり、ヤメ検弁護士の実態、質疑】 戸田 09/12/6(日) 15:40
★千葉法務大臣に対する10/9要望書:検察のウソと暴走を新政権は追求して下さい! 戸田 09/12/6(日) 16:02
◇要望書添付資料1:「法務省関連組織の改革案」 戸田 09/12/6(日) 17:07
◆要望書添付資料2:「仮釈放」(検察の横ヤリと三井事件の真相。新政権は!?) 戸田 09/12/6(日) 19:28
△要望書添付資料3:「けもの道」(「真っ黒」な犯罪を「真っ白」にした大罪) 戸田 09/12/6(日) 19:55
▲要望書添付資料4:「裏金づくりの隠ぺいと今後の展望」 戸田 09/12/6(日) 20:31
ロシアも日本と権力の腐敗という事で よう似ているな〜〜 砂川より 09/12/31(木) 8:32
★1/18(月)朝、戸田と元連赤の植垣さんと一緒に静刑前で三井さんの出所を出迎えます! 戸田 10/1/15(金) 8:59

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