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12/15文教委終了。戸田の所管事項質問メモ(1.2)を紹介 戸田 06/12/15(金) 18:53

質問3:教員のストレス障害発生と教委の指導管理責任、と準備資料(1) 戸田 06/12/16(土) 8:30
――「起立・斉唱」強制と教員のストレス障害:準備資料(2) 戸田 06/12/16(土) 8:35

質問3:教員のストレス障害発生と教委の指導管理責任、と準備資料(1)
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 戸田 E-MAILWEB  - 06/12/16(土) 8:30 -
  
 所管事項質問の3は、教員のストレス障害発生と教委の指導管理責任について。

 これは、君が代・日の丸強制の害悪を教員のストレス障害発生の方面から指摘し、門真市
教委に強烈に釘を刺す(精神ストレス発生の高い可能性の事実を知りながら圧迫続けるなら
ば「故意犯」になる)ためのもの。
 東京地裁判決で「事実」証拠として認定された精神科医:野田医師のの鑑定と意見を大い
に取り入れることにした、が、質問文作成の時間がなくなったために、中盤以降は準備資料
を見ながらアドリブで質問を行なった。
 
Q:学校現場で教員にストレス障害が発生する事については、職場のメンタルヘルスの問題
 として、教委にはその実態を把握し、ストレス障害が発生しないよう、また減少するよう、
 改善に努める義務があるのではないか?
   そのような義務がないと言うのならば、その根拠は何か?
   
Q:とりわけ、教委に指導監督のあり方によって、教員にストレス障害が発生している実例
 があるならば、それがよその自治体の事であっても、真摯に調査研究し、門真市では類似
 の事が起こっていないか、起こる可能性はないか、その兆候はないか、などに注意を払う
 管理者義務があるのではないか?
    そのような義務がないと言うのならば、その根拠は何か?

Q:教育委員会や学校長が、教員のメンタルヘルスを良好に保つ管理者責任は、どのように
 なっているか?

 以下、下記の準備資料を見ながらアドリブで質問を続行。精神ストレスの実態を述べた時
には、市長、教育長以下、かなり注目していた気がする。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
   君が代・日の丸問題 質問にあたっての基礎資料メモ(1) 

パワー・トゥ・ザ・ピープル!! http://wind.ap.teacup.com/applet/people/752/trackback
2006/3/23
          教員むしばむ『君が代神経症』
東京新聞平成18年3月23日付「特報」

■生徒の不起立も教職員の「責任」

 日の丸・君が代を強制する都教委の通達や職務命令に対しては、都立校教員ら二百二十八人
(現在は約四百人)が原告となり、〇四年一月、都教委と都を相手取り事前救済を求めた訴訟
を同地裁に起こした。意見書の七人も原告だ。
      戸田※ 228人中の7人は3.07%、400人の7人は1.75%
          この7人は提訴初期の人のはず。
★★
 野田氏は先の女性教員について「本来、急性ストレス障害は一過性だ。ところが、
『君が代』強制は毎年、卒業式、入学式、周年行事等のたびに繰り返される。不安が取れる
ことがない」と分析する。

■「自ら命を絶つ」イメージ浮かぶ
 クリスチャンとして、「君主」を讃(たた)える歌を歌うことができないと考える男性教員
の場合は、・・・自分の将来について、次の卒業式まで何とか持つのだろうかという不安感
を持つ。
  一番の心配は、自分で自分の命を絶つのではないかとの思いで、「首をつっているイメー
 ジが浮かんでくる」という。

  神経症の診断を受けて薬をのみ、自分の感受性を鈍らせることで対応しているが、「自殺
 念慮で、手段や具体的イメージまで浮かんでくるのは極めて危険だ」と野田氏は心配する。

 音楽教員の女性は、「10・23通達」以降は「歩いていても『君が代』が聞こえてくる」
 ようになった。
  女性教員は、音楽準備室に入り込んでくる虫(カメムシ)が「都教委に見え、見張りに来
 たと感じる」ような思いに襲われる。
 すでに精神疾患によって病気休職を取った男性教員の場合は、・・・睡眠も取れなくなった。

  文部科学省によると、東京都の公立校教職員で精神性疾患による休職者は〇三年度が二百
 五十九人(病気休職全体は四百三十三人)、〇四年度は二百七十七人(同四百六十四人)い
 る。
  約五万八千人の在職者全体に占める割合は〇四年度が0・48%(全国平均0・39%)
 だ。
  さまざまな教育改革に追われ、肉体・精神的な多忙から全国的に増加傾向を示すが、都は
 全国平均を上回っている。
  野田氏は「わずか七人に会っただけだが、いずれの人も極度のストレス障害の状態にあっ
 た」と病気休職に至るケースが氷山の一角だと明らかにする。

■企業なら職場の総点検行う事態

 意見書をまとめて、野田氏は「(精神疾患の多さは)企業なら大問題であり、人事の役員は
各職場のマネジメントの総点検を行うに違いない。倒れる社員が続出する企業から、優れた製
品もサービスも生まれないからだ。
 ところが教育行政は教育改革と叫んでいれば、教育意欲の破壊は無視される。不健康のデー
タは何が起きているか物語って余りある」と指摘する。
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  学校・子どもの危機と教育基本法の改悪 野田正彰氏(関西学院大学教授・精神科医)
 が緊急反対行動を訴える

▽急増する早期退職者 
 
 全国で学校の先生方の早期退職者が急増しています。・・・何らかの締め付けがひどくなる
と、翌年ぐらいからかなり増加率が激しくなります。
 たとえば、03年の東京都の10.23通達の翌年には10パーセント以上増えています。
多くは精神疾患による休職であります。
 そして、先生方の休職のうち精神疾患が60パーセントを占めています。 

▽世羅高校校長自殺の真相 
 
・・・・教職員組合と解放同盟の圧力によって、その板ばさみになって、あの校長は死んだと
いうつくり話が浸透しているわけです。 
 しかし、事実は全く違います。

 亡くなった校長は「君が代」をやる意志は全くありませんでした。だから、文科省からきた
辰野裕一教育長に対して手紙を書いています。「私は解放教育、人権教育をやってきた人間と
して、身分制を称える歌を歌えということは、自分の中で、教育者として矛盾を感じます。」

 そして、彼は辰野教育長に散々脅される中で、・・・毎日、卒業式の君が代実施に向けてど
う取り組んでいるか、教育委員会に報告せよと言われていました。
・・・・教育委員会が電話をかけてきて、今日はどうだったかと聞く、それが辛くてうずくま
って電話に出なかったそうです。そして、夜中になってから電話をかけているんですよ、今日
も何もありませんでした、って。
                                    ★★
 亡くなる前の日は土曜日です。土曜日の夜でも電話がかかってくる。彼は、夜中の1時半に
なって電話を取って、今日も会議で卒業式のことをしております、と言って電話を切っている
んです。
 その彼のところに日曜日の朝、教育委員会の人事の課長か誰かが押しかけて行ってですね、
その1時間半後かに納屋で首を吊っているんです。これは明らかに殺人です。 
 
「『君が代』斉唱を拒んだ石川敏浩校長を、文部省から送り込まれてきた辰野裕一・広島県教
育長らが自殺に追いやった」。
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)@i58-89-133-247.s04.a027.ap.plala.or.jp>

――「起立・斉唱」強制と教員のストレス障害:準備資料(2)
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 戸田 E-MAILWEB  - 06/12/16(土) 8:35 -
  
▽「国民全体に対し責任を負う」いうことの意味 
 
 社会において国家が介入するべきではない領域をいくつかちゃんともっていなければなら
ない、こういう思想の中で教育もまた、国家が介入すべきでなくって、個々の教育する人間
によって行われるものであるという国家の介入を拒否する条項であります。
 たとえば、今回の予防訴訟判決の教育基本法10条違反だといわれている教育というのは、
「教育は、不当な支配に服することなく、国民全体に対し直接に責任を負って行われるべき
ものである。」という表現になっています。 
                ★★
 ここに書いてあることは一人ひとりの教育にあたる人間が、自分の責任において創意工夫を
しながら、どのような市民に育ってもらうかと希望をもってぶつかっていく、それを認めよ、
ということですね。 
 
・・回りの人たちは自分のしない教育についてする人たちに支援することができるだけです。
教育はするもんであって、しない人たちは、している人たちに感謝しながら援助することは
できても、させるということは言うべきではないのです。 

▽予防訴訟の9.21勝訴判決の意義 
 
 判決はそのことに加えて、重要なことがもう一つあります。判決文に「国歌斉唱の際に国
旗に向かって起立し、国歌を斉唱するか否か、ピアノ伴奏をするか否かの岐路に立たされた
こと、あるいは自らの思想・良心に反して本件通達及び之に基づく各校長の職務命令に従わ
されたことにより、精神的損害を被ったことが認められる。」と書いています。

 そして、この裁判でいかに学校の先生方を心身ともにいたぶったかということを、私が鑑
定意見書として出したのが証拠として全面採用されています。
 
 その採用されたことで忘れてもらってはならないことは、・・・・私の鑑定意見書を証拠と
して採用したことは事実ですから、それを覆すということは容易でなくなります。
 
・・・憲法違反かどうかとか、教育基本法10条違反、とくにこの10条を今、明確に変えよ
うとしていますから、変えられたら裁判は効果がないと却下されるでしょう。
 裁判所は、しかし、証拠として採用されたものは、それに対して、事実はないということを
証明しなければなりません。そのためには私と対抗できるだけの精神科医をさがしてきて、
そして事実と違うということを論証しなければいけない。それは大変難しいことです、

 私はこの鑑定意見書の中で、・・ずっと長期にわたって、学校の先生方に拷問を加えてきた
んだということを立証しております。 
                      ★★
▽心身に杭を打たれるーある美術教師の場合 
 
 この訴えている人たちは闘っているんだから自分の弱い面を外に語るということはしてきま
せんでした。・・・そういったものを気づいてはいけない、あるいは気づいても人に言っては
いけないという思いがあります。
 しかし、そういったものを綿々と聞き取って整理していこうとし始めますと、もう全部の先
生方が10分ぐらいの聞き取りが始まってから涙を流し泣きつづけるという状態でありました。
私もかなり辛いインタビューがつづきました。 
 
 たとえば、ある美術の先生は、・・・自分は立ちはしない。しかし、もし立ってしまったら、
子どもたちに自分の思いを表現しながら生きなさい、と言ってきた私の教育者としての姿はど
うなるんだろうかと、私は立ったときには、最早次の瞬間から子どもたちの前に一つの統一さ
れた人格の人間として、子どもに顔を向けることはできなくなると思いました。

 座ろうと思うと同時に座れば、遠くの学校に飛ばされる、そして病気のお母さんの世話がで
きなくなる。それから4回で辞めさせられるが、使命として思ってきた美術教師は奪われる。
そう思ってですね、仕方ないから立つかと思った。職員会議中に椅子に座っていることができ
なくなり、立とうと決めたときに彼女は腰掛から崩れ落ちたこともあった。それを彼女は、
私に泣きながら訴えた。 
 
 多くの人たちはいやなものをさせられる症状を消化器の症状として訴えます。毒を飲まされ
るということですね。・・・いやなものを吐き出したい、そういった症状、吐き気、嘔吐です
ね、胃腸の重い感じや痛み、下痢と便秘が交替するそういった消化器の過敏症状、そういった
ものがたくさんの人に見られます。それから、胸部の圧迫感ですね、こういった身体化された
症状が非常に強い、そして、精神面では感情が不安定になっていきます。 
 
 怒りとか自責念とか自己破壊的イメージ、・・・しかし、闘っている多くの人間は、自分を
責めます。それはたとえばこういったことを覆すだけの力がないということを、自分に責めた
りします。あるいは日本的な文化の中で、・・・「学校の混乱はどうするんですか」「右翼が
言ってきたりして学校の名誉はどうなるんですか」などとそういうことを言われる。 
 
・・そういう形で自分を責めて、自己破壊的なイメージに満たされて、死を思ったりします。
泣きやすくなったり、常に校長や教育委員会に呼び出されて、それに必死になって闘っている
けれど、闘っている自分がフラッシュバックのようにイメージされてくるとかですね。 
 
 それから、抑うつ的なんですね。
 曇りなく教育に打ち込むことが最早できない、・・・こんな教育の中で、意欲が低下し、空
虚感、焦燥感に陥って、そして自己像が変化し、同僚との交流を控える傾向とか恥辱感とか絶
望感、自分は無用な人間だという感覚、取り返しのつかない被害の感覚、喪失感。

 とりわけ生徒たちへの贖罪感、将来への不安こういったものが絡んでいきます。先生方は
・・自分よりよほど辛い人がいるだろうからから、私は違うと思ってきた。しかし、実際は精
神科とか内科に行って、睡眠薬とかもらいながら耐えてきているわけです。 
 
 こういった状況を今回の裁判は、キチッと精神的な被害であると認めました。

こういった症状は、私の精神科医としての私見によれば、悪いですけど強姦された人の精神症
状と全く同じです。あるいは人質となって死をさまよった被害者の精神症状と同じです。
 こういったことが権力によって行われているわけです。

 文科省のいじめ定義は。「強者による弱者への不当な圧力」と言っているんですね。それは、
その圧力は身体的であれ、言語的であれ加えられている者が、その本人がそのために苦しむこ
と、と書いてありますよ。
 1センチも1ミリもこの日の丸・君が代の強制でやっていることからズレていません。
そういうことが公権力によって、平気で行われているわけです。
 教育を破壊しているのは文科省です。
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)@i58-89-133-247.s04.a027.ap.plala.or.jp>

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