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「秋田市中枢部・住宅学校そばにイージスアショア設置」大反対!関連記事(1)(2(3) 戸田 18/8/7(火) 16:26

【4】配備に高まる疑念:住宅地が攻撃されない根拠はどこに?(スプートニク日本) 戸田 18/8/7(火) 17:27
【5】新兵器の「押し売り」で、日本はまたアメリカの金ヅルにされる;ぼったくり! 戸田 18/8/7(火) 18:06
【6】秋田魁新報▲数百メートル先に学校▲県議から批判続出▲市民不満・議会説明 戸田 18/8/7(火) 19:13
【7】河北新報・魁:住宅地隣接強い懸念/「新屋住民の会」が勉強会/★井筒君の講演 戸田 18/8/8(水) 19:07
【8】赤旗と朝日:6/1知事・市長説明会:6/17住民説明会〜酷さ★反対住民3団体 戸田 18/8/8(水) 20:16
【9】ネットニュース:市街地すぐ傍に置く必要性が低い・県知事が「不愉快」! 戸田 18/8/8(水) 21:03
【10】#イージス・アショアと#新屋演習場 どちらもミリウヨが多いが良質情報も 戸田 18/8/8(水) 21:18
【11】2基で総額6千億円超!関連施設含め想定の4倍!1600億→6000億超! 戸田 18/8/8(水) 21:51
【12】秋田市新屋(あらや)は学校・住宅地に隣接、山口は山の中:◆比較地図あり 戸田 18/8/12(日) 15:39
▲【7】の最初記事に略図と演習地面積等あり。井筒記事に航空写真あり! 戸田 18/8/12(日) 15:54

【4】配備に高まる疑念:住宅地が攻撃されない根拠はどこに?(スプートニク日本)
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 戸田 E-MAILWEB  - 18/8/7(火) 17:27 -
  
▲イージス弾道ミサイル防衛システムイージス・アショア配備に高まる疑念:
 住宅地が攻撃されない根拠はどこに?  (スプートニク日本)
  https://jp.sputniknews.com/opinion/201807315176166/

 地上配備型ミサイル迎撃システム「イージス・アショア」の配備候補地のひとつが、
秋田市にある陸上自衛隊新屋演習場だ。
 アメリカの最新システムであるイージス・アショアの日本への導入は、昨年12月に決定され、今年6月に配備候補地が発表された。
 この間、配備候補地の情報については報道が先走り、住民は「軍事機密」を理由に詳しい情報を全く得られないまま、蚊帳の外に置かれた。

 イージス・アショアはポーランドにおいても、町の中心部から4キロと近い場所に配備
されているが、新屋演習場に配備するとなると、問題はより深刻だ。

▲県庁や市役所、学校や住宅地、鉄道駅など全てが隣接している。

 「イージス・アショア問題を考える新屋住民の会」代表の佐藤信哉さんは、
  「有事の際にミサイル攻撃されれば、県としての機能が完全に失われる。
   防衛省は最適地だと言っているが、なぜ最適地なのか全くわからない」
と怒りを隠さない。

▲日本 「イージス・アショア」の導入費用、2基で2680億円に

 スプートニクのドミトリー・ヴェルホトゥロフ解説委員は、有事の際にミサイル防衛システム、特にレーダーが集中的に攻撃されるのは当然だと話す。
 折りしも30日、防衛省は、アメリカのロッキード・マーチン社製最新鋭レーダー「SSR」を搭載することを明らかにした。

 ヴェルホトゥロフ解説委員
  「ミサイル防衛システムのレーダーは、戦争において最優先の標的です。レーダーを
   破壊すればミサイルは発見できず、迎撃システムは機能しなくなり、敵に多大な損
   失を与えることができます。

   例として、比較的最近の、核戦争を想定したアメリカのプラン『SIOP−98』
  (※2001年、このプランに関する一部情報が公になった)では、
   ロシアのミサイル防衛システムの鍵であるレーダーシステム『Don−2N』の破壊
   が計画に入っていました。
    それにはなんと69もの核弾頭が向けられる計画でした。」

 これだけ多くの弾頭が必要になる理由は、どんな弾頭も針路から外れるからだ。
ヴェルホトゥロフ解説委員によれば、
  ズレは平均で200〜300メートルだが、数キロずれることもある。
  対象を破壊できる範囲が着弾点から半径約1800メートルであることを考慮すれば、
  最低でも一点の標的を破壊するのに3発から5発は必要になる。
   このほか、攻撃が間に合わずに打ち落とされたり、弾頭自体に不具合が生じる可能
  性もあるので、攻撃する側からすると、必要な弾頭の数は膨らんでいく。

 住民説明会では、
  「有事の際に攻撃されたらどうするのか、攻撃されることがないと言いきれるのか」
という不安の声に対し、
 防衛省幹部が「イージス・アショアは抑止力を高めるものだ」と回答するなど、
かみ合わない議論がなされている。

 佐藤さんは、「防衛省は説明会の数だけ増やして、最終的に『住民の理解は得られた』と言うつもりでしょう。しかし住民は決して理解などしていません。説明会で質問しても、まともな回答が返ってこないのですから」と話す。

イージス調査、入札手続きを延期 防衛省、配備候補地の地質など
 政府がイージス・アショア導入を決定した理由は、北朝鮮の脅威に対応するためだが、佐藤さんは、それだけが理由ではないと考えている。

 佐藤さん「米朝会談が行なわれるなど北朝鮮の状況は変わってきました。もちろん、北朝鮮には何度も騙されてきているので、疑う気持ちはありますが、北朝鮮が平和に向かって一歩を踏み出そうとしているときに警戒心をあおる必要はありません。

 むしろ、配備候補地が秋田県と山口県だということに、ロシアと中国の存在が見え隠れしています。
 ロシア、中国との有事の際は、日本に、アメリカの盾になれということであって、決して日本を守るためではありません。
この防衛システムはアメリカを守るためのものなのです。」

 先月21日、防衛省はイージス・アショア配備に向けた地質調査の入札を公告したが、佐竹敬久知事県知事への説明はその翌日の22日だった。
 本来あるべき順序が逆になったことで、知事は不満をあらわにした。
 結果、地質調査入札は、住民の理解が得られていないとして、開札日が8月2日から
9月12日に後ろ倒しになった。
 佐藤さん
  「地質調査の入札延期は、おそらく知事の怒りを静めるためでしょう。知事が盾とな
   って絶対阻止してくれたら少しは検討の余地があるのかもしれませんが、
   国は、配備すると決めたら必ず配備する姿勢です。
    しかし、地域住民として、勉強会などを開きながら、町内会における配備反対決
   議など、意思を表明していきます。」
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▲要点
(1)▲ 新屋演習場は、県庁や市役所、学校や住宅地、鉄道駅など全てが隣接している。
  「有事の際にミサイル攻撃されれば、県としての機能が完全に失われる。

(2)「イージス・アショア問題を考える新屋住民の会」代表の佐藤信哉さん

(3)「イージス・アショア」の導入費用、2基で2680億円に

(4) ミサイル防衛システムのレーダーは、戦争において最優先の標的
  対象を破壊できる範囲が着弾点から半径約1800メートルであることを考慮すれば、
  最低でも一点の標的を破壊するのに3発から5発は必要になる。
   このほか、攻撃が間に合わずに打ち落とされたり、弾頭自体に不具合が生じる可能
  性もあるので、攻撃する側からすると、必要な弾頭の数は膨らんでいく。

(5) ロシア、中国との有事の際は、日本に、アメリカの盾になれということであって、
 決して日本を守るためではありません。
  この防衛システムはアメリカを守るためのものなのです。

(6)7月21日、防衛省はイージス・アショア配備に向けた地質調査の入札を公告したが、
 佐竹敬久知事県知事への説明はその翌日の22日だった。
 本来あるべき順序が逆になったことで、知事は不満をあらわにした。

(7) 地域住民として、勉強会などを開きながら、町内会における配備反対決議など、意思
  を表明していきます。
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引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB7.5; YTB730...@i118-18-63-226.s42.a027.ap.plala.or.jp>

【5】新兵器の「押し売り」で、日本はまたアメリカの金ヅルにされる;ぼったくり!
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 戸田 E-MAILWEB  - 18/8/7(火) 18:06 -
  
新兵器の「押し売り」で、日本はまたアメリカの金ヅルにされる
 武器を通じた自衛隊の「対米追従」   半田 滋
      http://gendai.ismedia.jp/articles/-/52659

■もうイージスは足りているのに

 日本政府はワシントンであった日米外務・防衛担当閣僚会合(2プラス2)を受けて、
防衛力強化を打ち出した。
 自衛隊のミサイル防衛システム配備は北朝鮮の核・ミサイル開発を背景に進めており、今回も北朝鮮からの「追い風」に乗ることになる。

 具体的には北朝鮮の弾道ミサイル対処のため、米国製の地対空迎撃ミサイル「イージス・アショア」の関連経費を来年度防衛費に計上する。
 米国からのミサイル防衛システムの導入を2003年に閣議決定してから14年、初期配備が完了し、米政府への支払いが終わるのを待って、あらたに米政府への巨額の支払いが始まる。
 「アメリカ・ファースト」を公言するトランプ大統領の意向に沿い、人種問題発言で矢面に立つ同氏に援軍を送る形となった。

 防衛省は北朝鮮の弾道ミサイルへの対処能力を強化するため、ともに米国製で地上配備型の「イージス・アショア」と在韓米軍が韓国に配備した「THAAD」を比較検討してきたが、性能、価格の両面からイージス・アショアを選択した。

 日本のミサイル防衛システムは、洋上のイージス護衛艦が搭載する艦対空ミサイル「SM3」で迎撃し、失敗したら地上配備の地対空ミサイル「PAC3」で対処する2段階となっている。

 イージス・アショアは、イージス護衛艦に搭載するイージス・システムを船から降ろし、地上配備型に変えたもので、性能的にはイージス護衛艦の迎撃システムと変わりない。

 防衛省は非公表ながら昨年8月以降、弾道ミサイル破壊措置命令を出しっぱなしにして
おり、弾道ミサイル迎撃が可能なイージス護衛艦「こんごう」型の4隻は最低でも1隻が常時、日本海に派遣されている。

 海上自衛隊幹部は「ミサイル警戒はまる1年に及び、乗員は相当疲弊している」という。
 地上配備型のイージス・アショアであれば、乗員の疲労、潜水艦からの攻撃などは回避できるが、重要な問題がいくつも見逃されている。

 防衛省はイージス護衛艦のうち弾道ミサイル対応艦について、「こんごう」型に加え、「あたご」型4隻も追加して8隻態勢とすることをすでに決めている。
 既存の「あたご」「あしがら」の2隻を計 360億円かけて改修し、さらに新造する2隻の 「あたご」型は当初から弾道ミサイル対応艦として発注したため、
「あたご」より約200億円多い1隻あたり約1700億円が建造に充てられる。

 あらたに4隻をミサイル防衛システムに組み込む費用として約1000億円が投じられるのだ。

 現状では搭載する艦対空ミサイルが「SM3ブロックI」のため、日本海に2隻配備する必要があるが、日米で共同開発中の「SM3ブロックII2A」にバージョンアップされた場合、
射程圏が広がり、1隻で足りることになる。
 すると近い将来、日本海に1隻浮かべれば十分となるにもかかわらず、弾道ミサイル防衛に8隻を保有するのは過剰な装備というほかない。

 これにイージス・アショアが加わるのである。

 「SM3ブロックI」の活用を想定して2カ所の設置を検討しており、1基あたり約 800億
円で合計約1600億円の費用を見込む。過剰に過剰を重ねることで、あらたに合計約2600億円の巨費が投じられることになるのだ。

 来年度の防衛費は本年度同様5兆円を突破するのはもちろん、過去最高額となるのは間違いない。

■また「ぼったくり契約」か

 ミサイル防衛関連のカネの多くは米政府に流れ込む。
 イージス・アショアは他の米国製武器と同じく、対外有償軍事援助(FMS)という米国独特の売買方式で米政府が日本政府に売却する形となる。
 FMSは米国の武器輸出管理法に基づき、

  (1)契約価格、納期は見積もりであり、米政府はこれらに拘束されない、
  (2)代金は前払い、
  (3)米政府は自国の国益により一方的に契約解除できる、

という不公平な条件を受け入れる国にのみ武器を提供する。

 売り手と買い手の双方が納得して契約する一般的な商売と異なり、購入する側に著しく不利な内容だが、高性能の武器が欲しい国は甘んじてFMS方式を受け入れる。
 世界一の武器輸出大国でもある米国は160カ国以上とFMS契約を結んでおり、日本も例外ではない。

 この方式で防衛省が導入する予定の対空型無人機「グローバルホーク」が今年になって突然、 100億円も値上げされたのは既報の通りである。

 日本は米政府の金ヅルとなっているだけでなく、武器供給を通じて自衛隊が米国にコントロールされる仕組みを自ら強化している。
 ビジネス優先のトランプ大統領が安倍晋三首相と良好な関係にあるのは日本が米国にとって「便利な国」だからである。

 おまけに小野寺五典防衛相は8月10日、グアム周辺に弾道ミサイルを発射するとの北朝鮮の威嚇に関連して、もし発射された場合は集団的自衛権を行使できる「存立危機事態」として認定し、自衛隊のイージス護衛艦が迎撃することは法的に可能だとの認識を示した。

「米軍の打撃力の欠如が集団的自衛権の発動要件を満たすため、米国防衛が可能になる」という論法だが、安全保障関連法案を議論した2015年の安保国会でこのような想定の議論はなかった。

 北朝鮮からグアムまでは3400kmあり、日本海配備のイージス護衛艦は能力的に迎撃できないが、太平洋に配備したとすれば、対応可能となる。
 安全保障関連法の拡大解釈を支えるのが、日本防衛には過剰な8隻のイージス護衛艦であり、イージス・アショアだとすれば、国民不在の防衛力強化というほかない。

■強烈なレーダー波はどうする?

 次の問題は、イージス・アショアをどこに置くのかという点である。

 ▲イージス護衛艦は強力なレーダー波を出すため、乗員はレーダーの稼働中、甲板に出ることができず艦内にいることが義務づけられる。
 ▲同様のレーダー波を出し、さらに発射時に噴煙とともにガスが発生するミサイルを持つイージス・アショアを、既存の自衛隊基地に配備するのだろうか。

 迎撃に最も有効な地点を選ぶとすれば、あらたな用地が必要になるかもしれない。
どちらの場合も住民に理解を求めるのは容易ではない。

 米軍は2014年、北朝鮮からグアム島へ向かう弾道ミサイルを探知するため京都府の京丹後市に経ヶ岬通信所を開設し、Xバンドレーダーを配備した。
 配備から2年が経過した今も、基地そのものが出す騒音や強力な電磁波による健康被害を問題視する住民の反対運動が続いている。

 ▲国土交通省は、飛行機の計器に影響を与えることを理由に基地周辺を飛行制限区域に指定しており、京都府はこの2年間で緊急患者の搬送に使うドクターヘリの基地周辺の運航に際し、レーダーの停波を求めたことが9回あったと明らかにしている。
 ミサイル防衛は住民の生活と無縁ではないのだ。

 ▲防衛省は弾道ミサイル破壊措置命令を出した昨年8月以降、東京都新宿区の防衛省内にPAC3を配備し続けているが、携帯電話への影響や健康被害などさまざまな問題発生を想定して、敷地にレーダーだけは置いていない。

 イージス・アショアは日本海側が候補地となるが、山頂や原野などよほどの過疎地でもない限り、住民への配慮を欠くことになり、反対運動は苛烈なものとなるだろう。

 ミサイル防衛システムは1980年代のレーガン政権で開発が始まり、2002年にブッシュ政権で米軍が正式採用した。
 これを米国から導入したのは世界中で日本だけ。欧州のイージス・アショアや韓国のTHAAD、PAC3はいずれも米軍が配備したものであり、配備先の国が購入したわけではない。

 他国が導入を見合わせるのは、どんなに技術が進んでも百発百中とはいかず、一発でも撃ち漏らした場合、核弾頭であれば未曾有の被害が出ることになり、費用対効果に見合わないからだ。

■「対米追従」のための本末転倒

 日本の場合、「防衛省の天皇」といわれた守屋武昌元事務次官が「レーガン政権はミサイル防衛開発に10兆円を投じた。同盟国として支えるのは当然だ」と話して導入の旗振り役となり、「防衛庁の守護神」と呼ばれた山崎拓元防衛庁長官が、渋る陸海空の三自衛隊を説き伏せた。

 当初、小泉純一郎首相や福田康夫官房長官は慎重だったが、2003年には導入を閣議決定した。
 日本防衛の指針である「防衛計画の大綱」(大綱)と矛盾し、「中期防衛力整備計画」(中期防)にも導入が記載されていないことから、大綱、中期防ともに一新された。

 ひとつの武器システムが防衛政策の変更を迫る「安全保障政策の下克上」が行われたのである。
 この結果、システム導入に1兆4000億円の巨費が投じられたが、さらに追加の支払いを始めようというのだ。

 今回のイージス・アショアも大綱、中期防と矛盾することから、それぞれ見直され、
イージス・アショアという武器に合わせた中身に変更される。

 本来、大綱に合わせて装備体系を整えるのが筋であるにもかかわらず、対米追従が前面に出るとあとさきが逆転するのは、ミサイル防衛システムを導入した当時と変わりない。

 武器を購入した以上、本番に備えて訓練するのはもちろん、さまざまな事態に備えなければならない。
 グアム島周辺への弾道ミサイル発射に伴い、北朝鮮が上空通過を予告した島根、広島、高知に加えて愛媛の4県にある自衛隊駐屯地にPAC3が配備された。

 「通過予告は日本をからかっているだけ」(防衛省関係者)との見方もあるが、防衛省は真に受けた。
 しかし、その一方で落下すれば、大惨事となる原発のうち、比較的近い上空を通過する島根原発(島根)、上関原発(山口)、伊方原発(愛媛)を防衛する地点には配備していない(参照:現代ビジネス=2017年6月17日「自衛隊の『PAC3』では、この国は絶対に守れないことが判明)。

 防衛省はどこまで日本防衛をまじめに考えているのだろうか
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▲要点:
 (1) また「ぼったくり契約」
    FMSは米国の武器輸出管理法に基づき、
   (1)契約価格、納期は見積もりであり、米政府はこれらに拘束されない、
   (2)代金は前払い、
   (3)米政府は自国の国益により一方的に契約解除できる、
  という不公平な条件を受け入れる国にのみ武器を提供する。

 (2)日本は米政府の金ヅルとなっているだけでなく、武器供給を通じて自衛隊が米国に
   コントロールされる仕組みを自ら強化している。

 (3)▲イージス護衛艦は強力なレーダー波を出すため、乗員はレーダーの稼働中、甲板
     に出ることができず艦内にいることが義務づけられる。
   ▲同様のレーダー波を出し、さらに発射時に噴煙とともにガスが発生するミサイル
     を持つイージス・アショア。
 
 (4) ▲国土交通省は、飛行機の計器に影響を与えることを理由に基地周辺を飛行制限区
   域に指定しており、京都府はこの2年間で緊急患者の搬送に使うドクターヘリの基
   地周辺の運航に際し、レーダーの停波を求めたことが9回あった。

 (5)▲防衛省は東京都新宿区の防衛省内にPAC3を配備し続けているが、携帯電話への
  影響や健康被害などさまざまな問題発生を想定して、敷地にレーダーだけは置いてい
  ない。
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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB7.5; YTB730...@i118-18-63-226.s42.a027.ap.plala.or.jp>

【6】秋田魁新報▲数百メートル先に学校▲県議から批判続出▲市民不満・議会説明
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 戸田 E-MAILWEB  - 18/8/7(火) 19:13 -
  
 秋田で圧倒的シェアを持つ地元紙、「秋田魁(さきがけ)新報」の3つの記事。
 (魁新報は日本の地方紙に典型的な「伝統的な保守系新聞」だ)
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■イージス「最適地」新屋演習場 わずか数百メートル先に学校
  2018年6月22日 掲載 
  https://www.sakigake.jp/news/article/20180622AK0016/?ref=rlt

 上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」(地上イージス)の候補地となっている秋田市の陸上自衛隊新屋演習場の周辺には、住宅街が広がる。防衛省は「最適地」と説明するが、「新屋ありき」で進められる配備計画に、住民の間では不安や憤りが渦巻く。
 22日の小野寺五典防衛相の来県を前に、演習場周辺を歩いた。

 21日午前7時半すぎ、演習場の南約550メートルにある勝平小学校に通う児童が、ランドセルを背負って次々に登校してきた。
 近所に住む七尾資朗さん(76)は学校近くの丁字路に立ち、「おはようございます」とあいさつを交わす。毎朝、「かつひらの風パトロール隊」のメンバーとして、100人を超す児童の登校を見守っている。

 8時すぎ、通勤途中の母親に送られてきた2年の男児が「行きたくない」とこぼした。七尾さんはすかさず駆け寄って手を取り、校門まで送り届けた。
 丁字路に戻ると、秋田商業高校に向かう生徒が自転車に乗って軽快に走り抜けていった。同校は演習場から南に300メートルほど。演習場までの近さは勝平小以上だ。
 (続きは有料)
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■「秋田を軽視、不誠実」県議から批判続出 イージス入札公告
  2018年6月22日 掲載
   https://www.sakigake.jp/news/article/20180622AK0001/?ref=rlt

  地上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」(地上イージス)に関し東北防衛局が21日、候補地である秋田市の陸上自衛隊新屋演習場での地質測量調査の入札公告をしたことに対し、県議会の多くの会派から批判の声が上がった。

 第2会派みらいの渡部英治氏は「スケジュールありきで配備を進めており、到底容認できない。秋田を軽く見ているのではないか」と憤慨。
 社民の石田寛氏も「非常に姑息(こそく)で、協力も賛成もできない。住民感情に寄り添っていない」と語気を強めた。

 つなぐ会の沼谷純氏は「県民をばかにしているとしか思えず、強い憤りを感じる。結局、これまでの説明は全て配備を進めるためのアリバイづくりということだ」と指摘。

 公明の田口聡氏は「住民の理解がまだ得られていない。小野寺五典防衛相の来県前日に公告することも疑問」、共産の加賀屋千鶴子氏も「疑問に答えない中での公告は不誠実。自分たちの都合で計画を強行に進める姿勢がうかがえる」と不信感を募らせた。
 (続きは有料)
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■「新屋配備ありき」議員、市民不満 地上イージス、議会説明
  2018年6月15日 掲載
    https://www.sakigake.jp/news/article/20180615AK0003/?ref=rlt

 地上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」(地上イージス)を秋田市の陸上自衛隊新屋演習場に配備するため、防衛省幹部が14日、秋田県議会と秋田市議会に候補地とした経緯などを説明した。
 福田達夫防衛政務官が佐竹敬久知事や穂積志秋田市長の元を訪ねてから10日余り。
 新たな説明はほとんどなく、議員や傍聴した市民は「新屋への配備ありきの説明だ」「納得がいかない」と不満げな表情を浮かべた。

 県議会全員協議会では、防衛省戦略企画課の五味賢至課長と東北防衛局の深澤雅貴局長が県議と向かい合う形で着席。
 五味課長は、佐竹知事らが説明を受けた時と同じA4判5枚つづりの資料を淡々と読み上げ、地上イージスの必要性などを強調した。

 「なぜ新屋演習場なのか」。繰り返しこう問いただす県議に対し、五味課長は「防護範囲や地形、レーダー、インフラの条件から絞った」などと述べるにとどまり、選定過程の具体的な説明は避けた。
 新屋が不適地となる可能性に質問が及ぶと、「現時点で配備の可能性は高い」と返し、他の候補地を選ぶ考えがないことを明らかにした。
 (続きは有料)
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引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB7.5; YTB730...@i118-18-63-226.s42.a027.ap.plala.or.jp>

【7】河北新報・魁:住宅地隣接強い懸念/「新屋住民の会」が勉強会/★井筒君の講演
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 戸田 E-MAILWEB  - 18/8/8(水) 19:07 -
  
<地上イージス二つの候補地>(上)秋田・新屋演習場/住宅地隣接強い懸念
                        河北新報 2018年07月19日木曜日
  https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201807/20180719_41045.html

  陸自新屋演習場への配備について答弁で疑問点を挙げた佐竹知事(中央)
    =10日、秋田県庁拡大写真

 政府が2023年度の運用開始を目指す地上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」。防衛省は陸上自衛隊新屋演習場(秋田市)と同むつみ演習場(山口県萩市、同県阿武町)を配備候補地とし、6月21日に現地調査の入札を公告した。
 開札の8月2日に向け地元の動きが活発化する中、2地域の現状を報告する。

 「『新屋演習場に配備するのは無理だ』と言った方がいい」。
 今月10日の秋田県議会予算特別委員会。
 県議に態度表明を迫られた佐竹敬久知事は「断れば県が交渉相手と見なされず、国は
県を無視して進める可能性がある」と返すしかなかった。

 新屋演習場は約1万4000人が住む勝平地区に隣接。住民はレーダーが発する電磁波の影響に加え、事故や基地へのテロ攻撃を懸念する。

 佐竹知事は答弁で新屋演習場への配備に繰り返し疑問を呈したが「直ちに容認する状況ではない」との表現にとどめた。
 「拒否」にまで踏み込めない苦しい胸の内をうかがわせた。

◎風車妨げに?

 6月1日、県庁を訪れた福田達夫防衛政務官は佐竹知事と穂積志秋田市長に対し、新屋演習場を最適候補地として夏以降に現地調査に入る意向を示した。

 直前に現地を視察した福田政務官はその際「住宅密集地に近い」と述べた。佐竹知事は「近いのは地図を見れば分かる」と不信の目を向ける。

 演習場は面積が1平方キロと狭く、イージス・アショアを住宅地から離そうとすると
海岸沿いに立つ風力発電の風車に近づく。
 風車は大きいもので羽根を含めた高さが120メートルあり、地元はレーダーの妨げになるのではないかと疑問視する。

 6月、演習場内を視察した佐竹知事は
  「緩衝地帯が設けられるのかどうか。難しい方程式になる」と口にした。

◎苦渋見え隠れ

 勝平地区の16町内会で組織する新屋勝平地区振興会は配備計画に対する意見を各町内会ごとにまとめ、今月25日の臨時理事会で集約した上で態度表明する。
 勝平台町内会の五十嵐正弘町内会長(70)は「住宅地に近く勝平台は反対だ」と語気を強める。

 防衛省は6月、県議会や市議会、近隣町内会などへの説明のほか、現地調査の入札公告、小野寺五典防衛相の来県と一気に手続きを進めた。
 開札を控えた今月23日には担当者が、佐竹知事や穂積市長が提出した質問書に回答する。

 13日の県議会閉会後の取材に佐竹知事は「1回の回答で全て明らかになるとは考えられない。これからが本番」と力を込めた。
 一方で「私が中心になって旗を揚げているようだ」とも漏らした。
 
 配備反対の市民団体「イージス・アショア問題を考える新屋住民の会」の佐藤信哉代表(57)は「住民を第一に考えれば適地でないのは明らか」と憤る。

 片や沖縄県名護市辺野古への米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設工事は、県や住民が反対しても進んでいると指摘。
 「それでも今は知事に頑張ってもらうしかない」と複雑な心境を明かした。

<陸上自衛隊新屋演習場>

 秋田市の海岸から約700メートルの距離にあり、広さ約1平方キロの敷地は南北2キロ、最大幅800メートル。
 周囲を国道と県道、市道で囲まれている。
 1キロ圏内に秋田商業高や勝平小などの学校があり、3キロ圏内には秋田県庁や秋田市役所が含まれる。
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▲要点
 (1)7月県議会で、佐竹知事は答弁で新屋演習場への配備に繰り返し疑問を呈した

 (2)演習場は面積が1平方キロと狭く、イージス・アショアを住宅地から離そうとする
   と海岸沿いに立つ、高さが120メートルもある風力発電の風車」に近づく。
    レーダーの妨げになるのではないか

 (3)地元の勝平地区の16町内会で組織する「新屋勝平地区振興会」
   勝平台町内会の五十嵐正弘町内会長は「住宅地に近く勝平台は反対だ」と断言

 (4)配備反対の市民団体「イージス・アショア問題を考える新屋住民の会」

 (5)<陸上自衛隊新屋演習場>、広さ約1平方キロ・南北2キロ、最大幅800メートル。
  秋田市の海岸から約700メートルの距離。
  周囲を国道と県道、市道で囲まれている。
   ▲1キロ圏内に秋田商業高や勝平小などの学校。
   ▲3キロ圏内には秋田県庁や秋田市役所が含まれる。
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<地上イージス>電磁波漏洩懸念 住民、配備に反対を表明 秋田で勉強会
                               河北新報 7/21
   https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201805/20180521_43032.html

 秋田市の陸上自衛隊新屋演習場が候補地に挙がる地上配備型迎撃ミサイルシステム
「イージス・アショア」の問題点を学ぶ勉強会が20日、市内で開かれた。
 主催団体は配備反対の意思を正式に表明した。

 イージス・アショアは、強力なレーダーが発する電磁波の懸念がある。
 電磁波が専門で元京大工学部講師の荻野晃也さん(78)=京都府=は、主に軍事用に使用されるフェーズド・アレイアンテナに関して「前方への指向性は強いが、横への電磁波の漏洩(ろうえい)が大きい」と指摘した。

 ミサイル防衛用のレーダー基地がある米国マサチューセッツ州では、基地との関連性は不明ながら小児がんなどが増えたという。
 「北朝鮮との間で緊張緩和が進んでおり、配備を急ぐ必要はない」と強調した。

 勉強会は「イージス・アショア問題を考える新屋住民の会」が主催し、約120人が参加した。
 2月に続いて2回目の開催。
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◎地上イージス「秋田への配備疑問」 元陸自隊員が講演
                          秋田魁新報 2018年2月4日
   https://www.sakigake.jp/news/article/20180204AK0007/

 地上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」(地上イージス)の勉強会が3日、秋田市の勝平地区コミュニティセンターで開かれた。
 配備候補地とされる陸上自衛隊新屋演習場近くに住む市民でつくる
「イージス・アショア問題を考える新屋住民の会」(佐藤信哉代表)の主催。

 元自衛官や市民でつくる「ベテランズ・フォー・ピース・ジャパン」(平和を求める
元自衛官と市民の会)代表で、元陸自レンジャー隊員の井筒高雄さん(48)=東京=
が講演し「軍事戦略上、秋田への配備は疑問」と述べた。

 市民ら約80人が参加。井筒さんは米ハワイとルーマニアでの地上イージスの配備状
況について「人的、物的被害に配慮し、ハワイは広大な米軍施設に、ルーマニアは人里
離れた空港跡地にそれぞれ配備されている」と説明。

 4日は、午前10時から市西部市民サービスセンターで開く。問い合わせは事務局の
桜田さんTEL090・7062・4666

 ★基地周辺の航空写真あり!県庁等々の施設名記載!
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引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB7.5; YTB730...@i118-18-63-226.s42.a027.ap.plala.or.jp>

【8】赤旗と朝日:6/1知事・市長説明会:6/17住民説明会〜酷さ★反対住民3団体
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 戸田 E-MAILWEB  - 18/8/8(水) 20:16 -
  
◎陸上イージス配備に疑問 防衛相説明に秋田・山口両県知事
   県庁前 市民ら抗議行動            <赤旗>2018年6月23日(土)
  https://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-06-23/2018062301_01_1.html

 小野寺五典防衛相は22日、北朝鮮の弾道ミサイルを想定した陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備強行を狙い、秋田・山口両県を訪問しました。

 小野寺氏は米朝首脳会談の歴史的合意を無視し、北朝鮮脅威に固執。不安や反発が大きく広がりました。

 陸上自衛隊新屋演習場(秋田市)への配備計画について、小野寺氏は佐竹敬久知事や
穂積志秋田市長らに説明。朝鮮半島情勢が激変する中でもなお配備に固執しました。

 佐竹氏は、「北朝鮮が強硬姿勢から対話姿勢に転じ脅威が薄らいできている現在の状況においても早急に配備する必要があるのか」「配備そのものや、自衛隊施設以外も含めて改めて最適地の選定をし直すなど、変更する余地はないのか」などの質問状を手渡しました。

 また、防衛省が会談の前日に配備に向けた地質調査などの入札公告をしたことについて、「地元軽視だ」と抗議しました。

 会談が行われた県庁前では「ミサイル基地『イージス・アショア』を考える県民の会」「イージス・アショアを考える勝平の会」「新屋住民の会」などの市民が抗議集会をひらき、配備反対を訴えました。

 山口県では・・・・(後略)
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 ★反対運動の3団体
  「ミサイル基地『イージス・アショア』を考える県民の会」
  「イージス・アショアを考える勝平の会」
  「イージス・アショア問題を考える新屋住民の会」
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◎“攻撃の標的”批判噴出 秋田 陸上イージス説明会 
                        <赤旗>2018年6月19日(火)
   https://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-06-19/2018061904_02_1.html

 陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」(陸上イージス)の配備候補地となっている秋田市で防衛省は17日、住民説明会を開き、参加した住民から批判の声が続出しました。

 防衛省は、北朝鮮のミサイルの危険性や、候補地を選んだ地形的条件などを説明。
 住宅密集地にある陸上自衛隊新屋(あらや)演習場を配備の「最適候補地」としたことについて、同省の担当者は「多くの人が住む地区だが、現状では大きな問題があるとは認識していない」と述べました。

 学校や病院などが多くある周辺環境についても、「(事前調査で)問題は確認されなかった」としましたが、調査内容や、問題なしと判断した根拠と基準については一切言及しませんでした。

 質疑応答では、陸上イージスが他国の破壊工作やミサイル攻撃の標的となり市街地が戦場になる危険や、レーダーの電磁波による健康被害のリスクなど、設置を不安視する質問が相次ぎました。

 「住民の反対が続いても、押し切って建設するのか? すでに『建設されたら住めな   い』という声も出ている」
 「いつ何を基準に住民の理解を得たと判断するのか」

という質問に対し、防衛省側は「丁寧に説明し理解を求める」と繰り返すだけでした。

 説明会は、町内会役員や学校関係者など、防衛省と市が選んだ市民だけの参加に制限されました。
 会場の前では「ミサイル基地『イージス・アショア』を考える県民の会」のメンバーらが横断幕を広げ、抗議の声を上げていました。
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▲要点
 (1)6/17「住民説明会」は、町内会役員や学校関係者など、
   「防衛省と市が選んだ市民」だけの参加に制限された!

 (2)その住民説明会で設置批判のこれが噴出した。

 (3)■防衛省側は「多くの人が住む地区だが、現状では大きな問題があるとは認識して
   いない」、と驚くべき居直り!
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◎秋田)イージス・アショアの説明、わずか40分間
                       <朝日>2018年6月2日03時00分
    https://www.asahi.com/articles/ASL612TC1L61UBUB001.html

 陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備候補地に秋田市の名前が挙がって半年。
 1日、ようやく防衛省から県と同市に正式な伝達があった。
 だが、説明時間は約40分間にとどまり、首長や地元住民からはさらなる説明を求める声が相次いだ。

 説明会は県庁で午前9時から開かれた。
 福田達夫防衛政務官は、秋田市を配備候補地とした理由として、
  (1)日本海側で北と西に1カ所ずつ
  (2)地形的にレーダーが遮蔽(しゃへい)されない
  (3)自衛隊の所在地で速やかに配備できる
――などを挙げ、
 「夏以降、地盤測量と電波の調査をさせていただきたい」と理解を求めた。

 一方、佐竹敬久知事は地元住民の不安や市民生活への影響を強調した。

 候補地の陸上自衛隊新屋演習場は南北2キロ、幅800メートルほどで
  「実射訓練が困難な狭い土地。周辺に緩衝地帯が全くない」
と指摘。

  周りは住宅が密集するほか、スポーツ施設や公共施設が隣接し、
  建物から演習地が丸見えだとして、
「(レーダーの)電磁波の人体への影響と、周辺の航空運航規制、テロなどの不安に具体的な内容で説明してほしい」と求めた。

 穂積志(もとむ)市長は
  「地域住民、県民に複数回の説明会を開いてほしい。不安を払拭(ふっしょく)した
   うえで調査に入ってほしい」
と要望した。

 これに対し、福田政務官は
  「最終候補地ではなく、最適候補地。『(配備)ありき』ではない」
と述べ、まずは調査を先行させたい考えを示した。

 県や市は1時間半ほどの説明会を想定していたという。

終了後、佐竹知事は
 「あっという間。答えられる質問はあったのではないか」と不満を漏らした。

 穂積市長は
  「疑問に答えていただいたうえで、市民の理解が得られるか判断しないといけない」と話し、国のやり方を牽制(けんせい)した。

住民説明会求める声

 この日の説明を受け、県と市は、住民説明会の開催を求める申入書を今月中旬にも防衛省に提出する。

 福田政務官も説明会後、
  「(演習場は)住宅地に非常に近い。住民への影響は十分に配慮する」
と述べ、住民説明会について「できる限り多く開催したい」と前向きな考えを示した。

 施設に関する情報が限られる中、地元住民は不安を募らせている。

 1日、県庁前に集まった「イージス・アショア問題を考える新屋住民の会」代表の
佐藤信哉さん(56)は「国は誠意ある対応をしてほしい。これは長い闘いになりそうだ」と話した。

 配備に反対する別の市民団体も「イージス・アショアはいらない」などとシュプレヒコールを上げた。

 「県民の会」の渡部雅子さん(75)は
  「米軍基地が無い平和な県であることが秋田の自慢だ」。
他の参加者も
  「配備は安倍政権のトランプ大統領への忖度(そんたく)だ」
  「人口減の秋田に移住する人が、さらにいなくなる」
と話した。(石川春菜、村山恵二)

秋田市民 賛否両論

 秋田市民は「イージス・アショア」が身近に来るかもしれないことをどう思っているのか。
 新屋演習場から約5キロ東のJR秋田駅周辺で尋ねると、賛否さまざまな声が聞かれた。

 主婦の女性(70)は「(テロなどで狙われ)余計に危なくなるのではないか」と不安を覚える。市内には子どもや孫も住む。「自分は年を取ったからよいが、孫たちには危険な思いはさせられない」

 60代の主婦も「騒音や電磁波の影響など、新屋周辺の人たちのことを考えると簡単に賛成できない」と話す。
 「無ければ危機が迫るというくらいに、どうしても必要なのか。現時点では必要性が感  じられない」

 一方、会社員新井義久さん(51)は
  「日本のどこかに置かなければならないなら仕方ない」と考える。
  「電磁波の影響が不安と言うけれど、日頃使っている携帯電話や電子レンジだって
   発している。細かいことを気にしても仕方ない」。
   北朝鮮情勢の変化についても「今後どうなるかはまだわからない。備えあれば憂い
    無しだと思いますよ」。

 女子高校生(15)も
  「迎撃の正確性がどの程度あるのかわからないけれど、配備によって安全性は上が    る」。
一方で「配備場所が知られたら、確かに攻撃されやすくなりますね」と不安も口にした。  (野城千穂)
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▲要点

 (1)「6/17住民説明会」、「6/4県議会と秋田市議会への説明会」に先だった
  「県庁での6/1説明会」〜出席者は県知事・秋田市長、県と市の行政幹部

 (2)この「6/1県知事・市長説明会」では、防衛省は
     「最終候補地ではなく、最適候補地。配備ありきではない。まずは調査を
      行させたい」
   と言ったが、「6/4議会説明会」で防衛省は、「現時点で配備の可能性は高い」と
   発言している

 (3)この「6/1県知事・市長説明会」で「住民への説明会の開催」が要望されて、
  「6/17住民説明会」につながった。

 (4)■朝日新聞は愚劣な「賛否両論」記事に仕立て上げた!
   「住宅地・学校・県と市の中枢施設直近へのレーダーミサイル基地の設置」
  という、「世界で例のない異常事態」を指摘しないアホウ!
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引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB7.5; YTB730...@i118-18-63-226.s42.a027.ap.plala.or.jp>

【9】ネットニュース:市街地すぐ傍に置く必要性が低い・県知事が「不愉快」!
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 戸田 E-MAILWEB  - 18/8/8(水) 21:03 -
  
◎市街地すぐ傍に置く必要性が低いイージスアショア配備候補地問題
  軍事ブロガー 6/18(月) 3:06 ヤフーニュース:
  https://news.yahoo.co.jp/byline/obiekt/20180618-00086620/

 防衛省が計画している弾道ミサイル防衛システム、イージスアショア(陸上型イージス)2基の配備について秋田県秋田市(陸上自衛隊・新屋演習場)と山口県萩市(陸上自
衛隊・むつみ演習場)が候補地となっています。

 しかし秋田市の配備予定地は市街地に隣接しており、どうして此処が選ばれたのかと
住民の反発は大きくなっています。
 レーダーの発する電磁波については健康上の大きな問題は生じないかもしれませんが、重要目標として敵の攻撃対象となることは避けようがないのです。

他国のイージスアショアの例

 アメリカ軍がハワイのカウアイ島に設置したイージスアショア実験施設は市街地から遠く離れていますが、レーダー塔の500m先に小さな住宅地帯があります。
 これは軍人や家族のための住宅ですが、レーダー波の人体への悪影響についてはアメリカ軍自身があまり気にしていないことが見て取れます。

 一方で発射機はレーダー塔から6km先の周囲に住宅の無い場所に離して設置されてあり
ます。
 これは実験施設であり定期的に発射試験を行うためです。
 日本配備のイージスアショアは発射試験を行わないので、発射機に付いては直接比較はできません。

 欧州イージスアショアはルーマニアのデベセルに設置したものが運用されていますが、使わなくなった飛行場を丸ごと使用しているので、敷地そのものが広大であり、
 周囲は農場で、レーダー塔は近隣の市街地からは約3km離れた立地です。

 間もなく完成予定のポーランドのレジコボに設置されたイージスアショアも同様に飛行場の跡地を利用しており、周囲は森と農場や牧場で、
 レーダー塔から市街地までは2〜3km離れています。

設置位置の運用上の要求は緩い

 イージスアショアで使用するSM-3迎撃ミサイルは射程1000km以上にも達する超長射程の宇宙空間迎撃兵器であり、迎撃ミサイルとしては射程が非常に長いことから、
設置場所には大きな自由度があります。

 「多段式ミサイルなので、切り離したブースターを海に落としたい」、という理由で
海岸付近に設置したいのと、
 「仮想敵を北朝鮮の弾道ミサイルとして2箇所のどちらからでも首都圏を守れる位置」
という緩い制約がある程度です。

 何処に設置しても大して変わりがないので、どうしても此処でなければならない最適地という条件はありません。

自衛隊の管轄上の都合

 イージスアショアの運用は陸上自衛隊が行いますが、これは
  「弾道ミサイル防衛は陸海空の全てが担当して行うべき」
というのが表向きの理由です。

 つまり「自衛隊内部での政治的な決定」であり、技術的な理由ではありません。

 従来の自衛隊は、「航空自衛隊が市街地も守れる長射程の地対空ミサイルを担当」し、
     「陸上自衛隊は野戦防空用の移動可能な中射程の地対空ミサイルを担当する」
方針だったので、
 固定された長射程広域防空兵器であるイージスアショアを陸上自衛隊に担当させる決定は驚きでした。

 またアメリカ軍が欧州イージスアショアを「海軍のイージス・システムを陸上型にしたのだから運用に慣れた海軍に任せよう」としたのと比べても、あまり合理的とは言えません。
 
 当初はイージスアショアの候補地は、航空自衛隊のレーダーサイト、秋田県の男鹿半島や、新潟県の佐渡島の施設に併設する案が真っ先に報じられていましたが、

 後から陸上自衛隊の演習場に設置する方針になったのは
  「陸上自衛隊が担当する事になったから」
という理由が大きいのではないでしょうか。

 他に技術的な理由もあります。」
 既存の空自レーダーサイトは山奥にあり、市街地は遠いという利点はあるものの、
  新たに施設を建設すると大規模な土木工事が必要になる点や、
  広い敷地を用意できず周辺警備がし難い
欠点があります。

 比較的広い面積を持つ陸自の演習場ならば建設もしやすく警備もしやすいでしょう。
 ですが、それは「市街地に隣接した場所に設置するリスク」を許容できるものなのでしょうか。

 「運用が陸自であっても空自の敷地内に建設する」という方向性について検討は為されたのか、
 特に秋田県では「男鹿半島に設置する案」では何故駄目なのか、
地元住民へのしっかりとした説明が求められます。

施設の解体と再組み立て

 イージスアショアは陸上に建設する固定された施設ですが、期間を掛けてよいなら施設を一旦解体して別の場所で組み立て再構築することも可能です。

 つまり将来に第一仮想敵が変更された場合は、次の仮想敵に対する最適な位置への移設を行うことができます。
 単純にイージスアショアの数を増やすだけでなく移設という形で新たな設置問題が生じる可能性も有り得ます。

仮想敵は北朝鮮だけではない

 政府と防衛省はイージスアショアを対北朝鮮用とだけしか説明していませんが、施設の自衛用にSM-3以外の迎撃ミサイルを搭載し、巡航ミサイル迎撃も可能にする方針です。

 しかし北朝鮮は対地攻撃用の長距離巡航ミサイルを保有しておらず、この時点で北朝鮮以外の仮想敵も同時に想定していることが明白になっています。

巡航ミサイルは搭載しない

 イージスアショアのミサイル発射機は艦艇にも搭載されている汎用の垂直発射機なので各種ミサイルが装填可能で、巡航ミサイルも搭載するのではないか、と一部に誤解されていますが、

 軍事的に巡航ミサイルを移動できない固定基地に搭載する意味は存在せず、デメリットしかありません。

 ロシア政府がイージスアショアに対して「トマホーク巡航ミサイルを搭載する可能性がある」と非難しているのは、ロシア自身は搭載など有り得ないことを全て承知した上で言い掛かりを付けているに過ぎないので、真面目に受け取る必要はありません。
 搭載する意味が無いので可能性は無視していいでしょう。
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▲要点:
 (1)レーダーは、重要目標として敵の攻撃対象となることは避けようがない。

 (2)設置位置の運用上の要求は緩い=「秋田市新屋が最適地」という説明はウソ!

 (3)■男鹿半島(真山山頂)の空自レーダーサイトの併設する選択もある

 (4)北朝鮮は対地攻撃用の長距離巡航ミサイルを保有しておらず、「北朝鮮以外の仮想
   敵も同時に想定している」ことが明白。
   =中国・ロシアのアメリカへのミサイル攻撃を途中撃破する
=================================

◎イージス・アショア配備で防衛政策「ちぐはぐ」、秋田県知事が「不愉快」
                        <イザ>2018.6.21 21:05
  https://www.iza.ne.jp/kiji/politics/news/180621/plt18062121050015-n1.html

 秋田県の佐竹敬久知事は21日、地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の陸上自衛隊新屋演習場(秋田市)への配備に関連した政府の防衛政策を、
  「ちぐはぐでデリカシーがない。強引で不愉快だ」
などと批判した。県庁内で記者団の質問に答えた。

 防衛省は21日、配備に向けた地質調査の入札を公告し、県側に伝えた。
 また政府は同日、北朝鮮の弾道ミサイル発射を想定して平成30年度に各地で予定していた住民避難訓練を中止する方針を固めた。

 秋田市への配備に対しては住民の反対が根強い。17日に秋田市役所で開かれた防衛省による住民説明会では、
  「住民の理解が得られていないのに、設置ありきで話が進んでいる」
  「テロの標的になりかねない」
といった批判や不安の声があがった。

 一方、男鹿半島沖には、北朝鮮が発射したミサイルがたびたび落下しており、昨年3月には男鹿市で発射を想定した初の住民避難訓練が行われた。

 佐竹知事は
  「訓練を中止するとは猶予があるということ。ならば(イージス配備の)適地選定を
   慎重に選ぶ時間はあるということではないか」
と、秋田市への配備に疑問を呈した。

 小野寺五典防衛相は22日、県庁を訪れ、配備について佐竹知事や穂積志・秋田市長に説明する予定。
 佐竹知事は
  「『説明を重ねる』としながら前日になぜこうした情報が出るのか。やっていること
   は裏腹だ」
と不信感を露わにした。
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▲要点:
 (1)6/21段階での記事。県知事がかなりの不快感を表明。
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB7.5; YTB730...@i118-18-63-226.s42.a027.ap.plala.or.jp>

【10】#イージス・アショアと#新屋演習場 どちらもミリウヨが多いが良質情報も
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 戸田 E-MAILWEB  - 18/8/8(水) 21:18 -
  
#イージス・アショア

https://twitter.com/hashtag/%E3%82%A4%E3%83%BC%E3%【URL短縮沸:C-BOARD】%

#新屋演習場

https://twitter.com/hashtag/%E6%96%B0%E5%B1%8B%E6%BC%94%E7%BF%92%E5%A0%B4

 どちらも「配備賛成!」の軍事好きのネトウヨ投稿が多いが、良質な情報もあるので、
今後注目していくべき。
 特に現段階では「#イージス・アショア」について
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB7.5; YTB730...@i118-18-63-226.s42.a027.ap.plala.or.jp>

【11】2基で総額6千億円超!関連施設含め想定の4倍!1600億→6000億超!
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 戸田 E-MAILWEB  - 18/8/8(水) 21:51 -
  
◎4倍増6000億円に イージス・アショア費用はどこまで膨れる
               2018年07月26日 15時00分 日刊ゲンダイDIGITAL
  https://news.nifty.com/article/domestic/government/12136-062827/

 北朝鮮情勢の変化や巨額の導入費用などを巡り、世論が反発を強める陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の調査が先送りされた。
 防衛省は25日、現地調査を担う業者を選定する一般競争入札の延期を発表。開札予定日を8月2日から9月12日に変更した。

 配備予定先の自治体首長らが延期を求めたのに対して、
小野寺防衛相は前日まで「現時点で延期はしない」と突っぱねていたのだが、
一転させた。ナゼなのか。

■地元反発で調査延期

 防衛省は2023年度中に陸上自衛隊新屋演習場(秋田市)と陸自むつみ演習場(山口県萩市)に配備を計画。現地調査は地質や水質などを調べるのが目的で、6月21日に入札が公告された。

 軍事ジャーナリストの世良光弘氏はこう言う。

 「大型装備品の配備に関する現地調査を繰り延べするケースは珍しい。
  強行突破して地元のさらなる反発を招き、辺野古問題のようになるのを避けたいと
  いう政権の思惑が見え隠れします。

   とりわけ新屋演習場は市街地に近いことから、イージス・アショアの配備によって  有事に標的とされるリスクを懸念する声が地元で高まっています」

 膨張する一方の費用にも不信が高まっている。

 小野寺氏は昨年8月、1隻約1700億円のイージス艦を引き合いに
  「割安感があり、お得」と説明。

 昨年11月には「一般的な見積もり」と一言入れて
  「1つ大体800億円ではないか」と国会答弁していた。

それが、2基で2500億円前後とも6000億円以上とも報じられている。
当初の4倍近くまで膨らんでいるのだ。

 「1基800億円」というのは、ミサイル発射システムや最新鋭レーダーといった主要
装置の概算で、
 ミサイルや弾薬庫などの実際の運用に必要な装備や施設は含まれません。

 欧州で配備されているイージス・アショアにならい、
 「1基あたり24発のミサイルを格納」するとなれば、
 「1発約40億円のSM3ブロック2A」の想定で1920億円。
 予備弾などを含めれば「6000億円」は現実的な数字と言えます」
          (世良光弘氏=前出)

 米国から突き上げられ、コソコソ購入するような巨額装備が本当に必要なのか。
西日本豪雨の被災地支援に回せという声が強まるのは当然だ。
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◎イージス・アショア 2基で総額6千億円超 関連施設など含めると想定の3倍に
  防衛省試算  (産経7/23)
 https://www.sankei.com/politics/news/180723/plt1807230008-n1.html

 防衛省が地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の導入費用について、
  「2基で総額6千億円以上となる」
と試算していることが22日、分かった。

 米国から購入するミサイル発射システムや最新鋭レーダー、デッキハウス(建物)などの主要装置に加え、イージス・アショア自体の防護対策や弾薬庫など関連施設も必要となるため、当初の想定以上に費用が膨れあがった。

 防衛省は今後5年程度をかけて段階的に関連予算を計上し、平成35年度の運用開始を目指す。複数の政府関係者が明らかにした。

 防衛省は北朝鮮の弾道ミサイルなどの脅威に備えるため、イージス・アショアを秋田、山口両県に1基ずつ配備する計画だ。
 費用については「2基で約2千億円」と説明しているが、
  ここに含まれるのはミサイル発射システムやレーダーなど主要装置のみで、
実際の運用に必要な弾薬庫など関連施設は入っていない。

 また、イージス・アショアに搭載する新型迎撃ミサイル「SM3ブロック2A」は
「1発30億〜40億円」とされる。

 防衛省は調達予定数を明かしていないが、大量の弾道ミサイルを一斉に撃ち込む
「飽和攻撃」にも対応できる迎撃態勢を取るとの方針で、
 「2基で数十発単位」(防衛省幹部)になるとの見方が強い。

 イージス・アショアは陸上に固定されるため、巡航ミサイル攻撃やテロの標的になる
危険性もある。
 このため、イージス・アショアを守るための防空能力や、テロへの対応能力も整備する。
 イージス・アショアの運用を担う部隊隊舎も必要で、防衛省関係者は
 「高機能の基地を新たに2つ造るようなものだ」と述べる。

 小野寺五典防衛相は、イージス・アショアに巨額の費用がかかることに関して「必要な装備だという能力上の判断から配備を進めていきたい」と述べている。
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引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB7.5; YTB730...@i118-18-63-226.s42.a027.ap.plala.or.jp>

【12】秋田市新屋(あらや)は学校・住宅地に隣接、山口は山の中:◆比較地図あり
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 戸田 E-MAILWEB  - 18/8/12(日) 15:39 -
  
<地上イージス>新屋は学校・住宅地に隣接 山口は山の中に
                      秋田魁新報:2018年1月23日 掲載
   https://www.sakigake.jp/news/article/20180123AK0011/?ref=rlt

   新屋演習場とむつみ演習場の周辺図

 第196通常国会が22日召集され、地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」(地上イージス)の導入の是非が議論される。
 配備候補地には秋田市のほか、山口県萩市が挙がっている。

 秋田市の候補地は市街地に近接しているのに対し、萩市の候補地や米ハワイにある米軍の地上イージス実験施設は民家から離れた立地にある。
 秋田、萩両市民の受け止めにも温度差がうかがえる。

 山あいのむつみ演習場は最寄りの集落から離れている。
 ハワイの米軍実験施設も見渡す限り民家はない。加えて、レーダーや司令塔からミサイル発射台は直線で6キロ近く離れた配置となっている。
 ルーマニアの配備地も民家から離れた場所にあるという。

 これに対し、秋田市の配備候補地である陸自新屋演習場は市街地に隣接する。
 日本海沿いとはいえ、南は道路を隔ててすぐに秋田商業高校や勝平小中学校、住宅地があり、東は秋田運河を挟んで工業団地、北は県立総合プールやこまちスタジアムがある。
 他の配備地や実験施設と比べると、秋田市の配備候補地は生活圏の近さが際立つ。
  (続きは有料)
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引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB7.5; YTB730...@i118-18-72-138.s42.a027.ap.plala.or.jp>

▲【7】の最初記事に略図と演習地面積等あり。井筒記事に航空写真あり!
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 戸田 E-MAILWEB  - 18/8/12(日) 15:54 -
  
【7】の▲最初記事に略図と陸自演習地の面積等ががり、分かり易いあり。
 井筒記事には非常に便利な航空写真がある!

><地上イージス二つの候補地>(上)秋田・新屋演習場/住宅地隣接強い懸念
>                        河北新報 2018年07月19日木曜日
>  https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201807/20180719_41045.html
>
>  陸自新屋演習場への配備について答弁で疑問点を挙げた佐竹知事(中央)
>    =10日、秋田県庁拡大写真
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>
>▲要点
> (1)7月県議会で、佐竹知事は答弁で新屋演習場への配備に繰り返し疑問を呈した
>
> (2)演習場は面積が1平方キロと狭く、イージス・アショアを住宅地から離そうとする
>   と海岸沿いに立つ、高さが120メートルもある風力発電の風車」に近づく。
>    レーダーの妨げになるのではないか
>
> (3)地元の勝平地区の16町内会で組織する「新屋勝平地区振興会」
>   勝平台町内会の五十嵐正弘町内会長は「住宅地に近く勝平台は反対だ」と断言
>
> (4)配備反対の市民団体「イージス・アショア問題を考える新屋住民の会」
>
> (5)<陸上自衛隊新屋演習場>、広さ約1平方キロ・南北2キロ、最大幅800メートル。
>  秋田市の海岸から約700メートルの距離。
>  周囲を国道と県道、市道で囲まれている。
>   ▲1キロ圏内に秋田商業高や勝平小などの学校。
>   ▲3キロ圏内には秋田県庁や秋田市役所が含まれる。
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>
>◎地上イージス「秋田への配備疑問」 元陸自隊員が講演
>                          秋田魁新報 2018年2月4日
>   https://www.sakigake.jp/news/article/20180204AK0007/
>
> ★基地周辺の航空写真あり!県庁等々の施設名記載!
>〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB7.5; YTB730...@i118-18-72-138.s42.a027.ap.plala.or.jp>

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