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井奥井筒弾圧追加スレッド:井奥君の高砂市議会での10/5辞職願発言全文をまず紹介する 戸田 09/10/8(木) 10:11

■BB氏反発メールへの戸田回答(1)警察司法への対処という公的問題は公的に・・ 戸田 09/10/22(木) 16:50
■BB氏反発メールへの戸田回答(2)日本社会の中での「警察司法」問題の重大さ 戸田 09/10/22(木) 16:55
■BB氏反発メールへの戸田回答(2)支援口座のこと、他について 戸田 09/10/22(木) 17:06

■BB氏反発メールへの戸田回答(1)警察司法への対処という公的問題は公的に・・
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 戸田 E-MAILWEB  - 09/10/22(木) 16:50 -
  
 近畿市民派メーリングリストに出した戸田の2本のメール
●↑井奥君、本訴は良しだが、マスコミへの説明文に重大な疑義あり!
   http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=6267;id=01#6267
●あまりの酷さに呆れてしまう!「2名支援口座」有志への疑義と重大提起
   http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=6268;id=01#6268
に対して、「口座」有志のBB氏が、同メーリングリストに反発の回答を寄せてきた。
 内部文書なので詳しくは紹介できないが、概要だけ紹介すると、

◎10/14市民派学習会での報告は、「支援運動の報告」ではなく「支援協力のお願い、呼 びかけ」なのだから、9/25呼びかけ文を使っただけ。事実経過は口頭で報告した。
 14日の段階では、諸問題や今後の方針も、何も井奥君、井筒君と共有確認できていな
 いから、文書で出せないのは当然。
◎警察も見ているメーリングリストであれこれ言わないで欲しい。静かにしていて。
◎「2人の立場や裁判方向」は、結果が確定的になるまでは官憲も見ている場ですべきで ない。こういう事を公開する戸田君のセンスこそ問題だ。
◎「支援口座」への改善提起は「無視する」。
◎我々がすべき事は2人の本当の望みに信を置き、できる限り彼らがそれに沿った方針を
 見いだせるよう支えることなのではないか。
◎井奥君や井筒君の戦いへの悪影響をとどめるためにやむなく投稿したが、この場所では
 もう戸田君との議論はしない。
 
というようなものです。

 それで以下に3分割して「回答」したので、これを実名を伏せるなどして公開します。
 戸田は今回の問題は、日本の民衆運動、反弾圧運動史上において、非常に重大深刻な、
決してあいまいにしてはならない問題だと捉えています。
 ズバリ言えば、こんな権力弾圧屈服を正当化し、反弾圧の声も上げないで、議員失職がまかり通らせるという「運動の不敗堕落」は絶対に放置出来ない、という事です。

 「善意の市民・議員」を自認している彼ら彼女らは、その事に全く無自覚なままである事が、始末に悪いのです。少なくとも戸田はそういう強い危機感を持ってます。
 それでは以下をご覧下さい。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
※BBさんにしみじみ回答します(1)
  警察司法への対処という公的問題は公的に論じざるを得ません(戸田)

 BBさんの10/18(日)深夜のメール読みました。私との深い溝を見てため息が出ます。
 もう電話で話しても詮無い事だろうし、本件については「公開の場でのメール論議はし
ない」との事ですので、「返答を求めない回答と意見」としてこの「回答」を書きます。
 (発信がちょっと遅れて10/22(木)、井筒君の本訴・辞職せずの記者会見当日になって
  しまいましたが)
 いろいろ説明解説しようとしたら、長い文章になってしまったので3つに分けて発信し
ます。

 まずはその1本めです。

1:端的に言います。たとえば「自衛隊官舎ビラ入れ弾圧」や「共産党議員のマ
  ンションへの通信入れ弾圧」において、その運動団体や当事者の一部が逮捕
 拘留の中で、「違法行為だと認識してたが実行した」というウソ自白の調書に
 サインして略式起訴受け入れ=有罪の自動的確定を導いてしまう場合の事を
 考えてみて下さい。
  被弾圧者自身が「ビラ入れは違法=有罪」と認め、ウソ自白強要は無かった
 =調書は真実で自発的と認め、「警察司法」(権力弾圧、代用監獄、人質司法
 等をひっくるめて便宜的にこう呼ぶ事にします)への批判を自ら封じてしまう
 場合を考えてみて下さい。
  このような権力屈服をしてしまったら、全国の様々な社会運動全てのビラ入
 れに壊滅的打撃を与えてしまうこと確実です。
  
  そのような間違った、全国の諸運動に甚大な被害をもたらす路線を、一部の
 当事者や支援者が「粛々と」進めようとするならば、その誤りを正面から指摘
 批判し、公開的に事実を明らかにして論議を起こし、路線の修正を図る事は、
 事件周辺にいる活動家の責務と考えるべきです。
  「仲間」であればなおのことです。

2:今回問題なのは、「せいぜい言ってもグレーゾンでしかない文書」の発送に
 関して、
 A:不当な逮捕拘留が為された。(「警察司法」弾圧。2市民巻き添え)
 B:現職議員2人が「警察司法」の圧力(とロクでもない弁護士の誘導)によっ
   て、「違法文書だと知っていながら発送した」とのウソ自白調書に同意さ
  せられた。
 C:その上で(巻き添え市民を含めた)身柄釈放をエサに、「検察言いなりの
   厳罰・議員生命消失必至」の略式起訴の選択に追い込まれてやっと釈放さ
   れた。
 D:そして「罰金50万円・公民権停止5年」の厳罰を略式命令で決定された。
 
 という「活発な議員活動」にとって致命的・全国的な打撃を受けた事です。

3:さらに重大な問題は、
 D:井奥議員が、任期全うを望む有権者や支援者の意に反して(図らず)、釈
  放後3日めの10/5に議員辞職してしまった。
     (権力にとっては逮捕22日で大成果!)

 E:井奥議員が辞職後の10/15に本訴切り替えしたのは良かったが、その時の
   マスコミ説明文で「ウソ自白強要」の事実を自ら否定し、調書内容が真実
   で自発的なものであったかのような説明をした。

 F:従って、今後の井奥君裁判では「調書内容は真実で自発的なものだった」
  との虚偽を土台とし、「警察司法」問題もいっさい批判せずに、減刑嘆願を
  する、という「弾圧屈服の上塗り」的進行になってしまう危険性が非常に高
  くなった。(そうならないよう切望する!)
   
 G:以上の井奥君の選択は、井筒君の議員生命や裁判を阻害するものだと、戸
  田は指摘してきたが、案の定、加古川議会や新聞論調で「井筒も辞職すべき」
  の声が強まった。
   さらには市民派議員や「支援口座」有志議員の少なからぬ部分からさえも、
  「井筒君も辞職した方がいい」の声が出るようになった(!?)
   また、今後の裁判で「調書は警察司法で強要されたもので真実ではない」
  と井筒君が主張していく場合に阻害要因(信用性低下=同一事件2被告で相
  反する主張)となり検察優位に導く事が明白。

 H:その上に、2議員の救援支援を買って出た「支援口座」開設の有志グルー
  プ議員が、「警察司法」の問題に言及することを一貫して避け、「警察司法」
  によって追い込まれてしまった井奥君の誤った選択を支持し続ける事で、井
  筒君にも被害を拡大する、「警察司法」への屈服・問題の隠蔽を路線化する
  危険性をどんどん強めている。

 という事です。

4:なるほど当初は新党日本への弾圧波及の心配もあり、井奥君・井筒君の希
 望を受けて「警察司法反対!」の「反弾圧闘争」的宣伝を封印したのはやむを
 得なかったかもしれない。(戸田も井筒君逮捕まではかなり控えた)
  しかし、「公民権停止」というとんでもない結果が浮上してもなお、自白強
 要の事実が判明してもなお、いつまでたっても「警察司法」のバクロや批判を
 しない、仲間内にも市民にもそれを示さない「支援」など、それは本当の支援
 とは言い難く、社会的責務を果たしていないと言わざるを得ません。

  それは「当事者の即自的な意向」に追随して(それを盾にして)「警察司法」
 問題の存在を隠蔽し、権力弾圧への屈服を進行させ、全国の運動に害をもたら
 すものです。

5:戸田と井奥君は残念ながら「見解の相違」が埋まらない事が電話で話をして
 確認されましたので、個別的な論争を行なう事は当分しません。
  が、公開の場で本件での誤りを指摘批判、弾圧への正しい対処方針を呈示す
 る事は、公的に必要な事だと確信するので、今後もこのメーリングリストを含
 めた各所で継続していきます。 
  BBさんら「支援口座」有志への疑問についても同様です。

6:この問題は決して「個人的な事」ではなく、公人に対する弾圧に関わる、全
 国の民衆運動に即波及する重大性を持つ、公的な問題です。
  公的な問題について、「警察も見ているからビラを作るな」という論が成り
 立たないのと同じに、「このメーリングリストは警察も見ているからここで論
 じるな」というBBさんの意見も成り立ちません。

7:また、裁判ではたとえ権力側はウソつき放題であっても、こちら側は決して
 ウソをついてはダメだと思います。
  裁判でウソを言ったら、支援者もだまし社会にも歴史にもウソをつくことに
 なってしまいますから、それでは正義性を持った運動が作れません。
  
  私が「井奥君が『「ウソ自白調書』にまで同意させられた」、と公表したの
 は、ひとつには「警察司法」の実態、そこに置かれた人間の実態を明かにする
 ためであり、もうひとつは井奥君裁判でこの点をあいまいにさせないための予
 防線でした。
 
  この「事実」を公開しておく事は、マスコミ論調への批判であり、今後の警
 察弾圧への牽制として有効なはずですが、BBさんはこれのいったいどこが悪
 いと言うのでしょうか?
  「井奥調書は真実・自発的だ」との虚構の上で裁判を進めるのに邪魔だから
 悪いのでしょうか?
  「井奥調書は真実・自発的だ」との警察検察作強要のウソにこちらも加担し
 た上で裁判を進めたいのでしょうか?

  私が行なった事実公表は「裁判の前に手の内を公開する」事では全くありま
 せん。事実材料を並べただけです。それも被告にとって有利であるはずの。
  井奥君弁護士は「警察司法」批判をすると裁判に損だ、との考えだと仄聞し
 てますが、BBさんもそれと同じという事でしょうか?
  だとしたら全くナンセンス、としか言いようがありません。

8:考えてもみて下さい。
 「釈放されたら、『略式は嫌だ』と態度を変えて本裁判にした」って、それだ
 け見たら裁判官は「被告はうそつきで自己本位だ」と思いますよ。
  しかも「逮捕当初は適法範囲の文書だと言ってたのに、取り調べしていくと
 最初から違法文書だと認識してたと白状した」という経過があるんですよ。

  この「自白」自体が圧迫強要されたもので真実じゃない、という事実をちゃ
 んと主張しないでなんで「被告の誠実性」や「公民権停止をつけた量刑の不当
 性」(もっと言えば有罪の不当性)を裁判官(と社会)に訴えられると言うの
 でしょうか?
  
9:私がこのメーリングリストでこの弾圧事件について種々投稿しているのは、

 ア:ものすごく重大な事件であるのに、私が投稿しなければ誰も事実経過自体
  を報道する者がいない。まして解説や分析においておや。 
 イ:本来こういう問題に機敏適切に対応すべき「市民派議員」達の中で、遺憾
  ながら少なからぬ人数の議員達が(近畿市民派の5割?7割?8割?)「警
  察司法」の実態や問題点について知識がないか、知ろうとしない状態にあっ
  て、これでは「社会変革の一翼を担う」任に堪えない。
 ウ:これを放置したままでは、2議員にも市民派議員活動全体にも重大な損害
  を与えてしまう。
 ことによります。

10:井奥君ら逮捕後に井筒君事務所でBBさんらに会い、「新党日本弁護士だけ
 では不安だから緑からも弁護士つけて支援する」という話を聞き、戸田から
「よろしくお願いします」と頼んだのは、何よりも2議員の地位や生活をしっか
 り守ってあげて欲しい、穏便な形であっても「反弾圧運動」の一環として救援
 運動をやって欲しい、という「口にするまでもなく当然の事」を願っての事で
 した。
  ところが現実のBBさんらの「支援運動」の実態は、「口座」開設・呼びか
 けはしたものの、2人への公民権停止に何の歯止めもかけず、井奥君辞職の容
 認と一部では井筒君辞職圧力さえ生み出し、「警察司法」批判は全くしない、
 それらをもって「支援運動」としていくという「最悪の路線」に流れ込んでし
 まいました。

11:その危険性に気づいた私は、「2人の公民権停止・実害9年」、「ウソ自供
 調書への同意」等々の大敗北に対して、何とか2人の議員生命を守る、1人が
 辞職してしまった以上せめてあと1人は守る、本訴切り替えを勧める、一時の
 屈服を巻き返し、これを「警察司法」批判の実物教育として救援運動を喚起し
 て新政権の下での法律・体制改善につなげていく事を説得、激励、宣伝を通じ
 て行なってきました。

  今だから明かしますが、巻き添え逮捕の女性市民(井筒君近所支援者)とも
 会ったり電話したりして、激励したり「警察司法」問題資料を渡したりもして
 きました。
  この女性の「警察司法」への怒りや闘志の大きさは予想以上のもので、こち
 らが励まされるくらいでしたよ。   

12:私は外野で趣味的にワーワー言っているのではありません。

  2人が私の盟友議員であるというだけでなく、私もまた議員追放弾圧の当事
 者であり、この弾圧によって損害を受ける民衆運動の当事者である、という当
 事者性をもって、真剣にこの事件に関わっています。
  この弾圧事件への対処が、「警察司法」との闘いをネグレクトして、大衆的
 な反弾圧運動として取り組まれず、ウソ自供問題を問題にしない裁判運動に矮
 小化される事は絶対にあってはなりません。
  それは活動的議員への猛烈な逮捕追放攻撃を招くし、民衆運動全体にとって
 大きな害悪になるからです。

  従って、「戸田君はこの件であれこれ騒いでくれるな」という「要望」は、
 全くお門違いという他ありません。
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引用なし
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■BB氏反発メールへの戸田回答(2)日本社会の中での「警察司法」問題の重大さ
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 戸田 E-MAILWEB  - 09/10/22(木) 16:55 -
  
 BBさんへの回答の(2)です。

 思えばBBさんとのつきあいは長く、1976年に私が大学で寮闘争黒へルであった時代に労働者の左翼党派活動家(ブント系)のBBさんらが三里塚闘争・岩山大鉄塔防衛運動への参加勧誘に来た時から33年の歳月に及びます。
 当時は「警察司法」への認識や対処の仕方、「反弾圧運動」行なうべしの姿勢については、戸田とBBさんは、立場の違いはあっても、「左派」という枠では全く同じだったはずです。
 33年という年月は時として人を変えてしまうのだなぁ、としみじみ思いました。

 この33年間、日本の社会は様々に変化しました。今年の政権交替などは特筆すべき
「良い変化」です。(積年の「悪い変化」を土台とした、という前提付きで)
 しかし一向に変わらず、悪い方向への変化が圧倒的に大きく進んでいるのが日本の
「警察司法」の問題です。
 一部の改善改良もイチジクの葉に過ぎなかったり、実態改悪の隠れ蓑であったりです。
 (ピンと来ない方は「救援連絡センター」「代用監獄」「獄中処遇」「共謀罪」、
   「敵味方司法」などの言葉で検索してみて下さい。)


 そもそも、日本の民主化を阻害しているものワースト3を挙げるとすれば、それに必ず入るのが「警察司法」です。
(権力弾圧、代用監獄、人質司法等をひっくるめて便宜的にこう呼ぶ事にします)

 「その国の民主化の程度を知るにはその国の監獄を見れば判る」との至言がありますが、日本はいまだに「中先進諸国の中で最低レベル」にあります。

 社会変革勢力に必ず襲いかかって来て「犯罪者扱い」して妨害するのが「警察司法」であり、これとの対決・闘い抜きに日本の社会変革は絶対に出来ません。

 そして日本で「警察司法」が強大である事を支えているのは、権力情報垂れ流し扇動のマスコミであり、またそれに踊らせらて「逮捕されたら犯罪者」、「悪いことをしたから逮捕された」、「逮捕者は身内の恥」、という意識にドップリ浸かった庶民大衆の分厚い存在です。

 「警察司法」による冤罪や人権侵害が時々報道されたとしても、日本の大衆の圧倒的多数は自分や自分の身の回りに「警察司法」の被害が及ばない限り、「警察司法」に目を向けない・考えないように刷り込まれてしまっています。

 「警察司法」と闘う者は「過激派」だけで自分ら一般市民とは関係ない世界の話だと思いこんでいます。
 (そして昨今は反戦護憲人権を掲げて社会変革を求めていると自認している活動家の間   にまで、こういう意識が蔓延してきた、という憂うべき情況です。)

 こういう日本的情況を打破しない限り日本の真の変革などあり得ず、せいぜい「警察
司法」の手の平でのママゴト的「改革」しかできません。
 だからこそ、長年に渡り心ある人々が倦まずたゆまず「警察司法」との闘いを継続して具体的な対処や啓発を重ねてきました。

 60年安保闘争以降、共産党勢力が反弾圧運動での変質を進めて「共産党に従うか否か」を救援の基準にしてしまう中で、全共闘時代になって「当事者の政治信条を問わず・政治的非政治的を問わず、あらゆる「警察司法」弾圧の被害者を救援する」ものとして「救援連絡センター」が作られ、全国のどんな人にも救援の差し伸べられるようになって今日に至ってます。

 この日本的大衆情況を改善していくために最も大事な事は、自分らの身近に(当然自分自身も)「警察司法」が降りかかった時に、不当逮捕問題、代用監獄問題、「推定無罪原則」の否定問題、「取り調べに必要な限りの拘束以外は一般市民扱い」原則否定の問題、保釈の不当な拒否問題、接見禁止問題、人格人権防御権を否定抑圧する獄中処遇問題、「自白」強要問題、等々を具体的にバクロし批判して「反弾圧運動」としての救援運動を作っていくことです。

 「うちの地元は保守的だから『警察司法』問題なんか言っても通じない」とか、
「そういう問題を言うと反発を買ってしまう」、「後援会から反発されてしまう」等々は、実は最も大切で有効な「具体事例による実物教育」をさぼってしまうものでしかありません。
 
 一般論としては受け付けられない事でも、「地元で人間的に信頼されている議員」に
降りかかった「警察司法」に基づいて、本人が毅然として屈せずに言えばこそ、やっとそういった「日本的大衆」も理解を進めてくれるのです。
 即時的な反発に決してひるまないこと。
 何人かの反発に萎縮してしまって、あなたの闘う姿勢に共鳴するより多くの人々の存在を忘れてしまわないことです。

 また、「しっかりした団体がバックについている議員でないと『警察司法』とは闘えない」、「戸田は連帯ユニオンがバックについているから闘えた」という俗論も間違いです。
 ここ40年くらいは、「たった1人であっても」、「救援連絡センターに弁護士頼むと言いさえすれば」、「個人費用ゼロか格安で」、しっかりした弁護士がついて闘いが出来るようになっています。
 また、それを支援する輪も自然に出来ていきます。

 一般の刑事犯でさえそうなのですから、ましてや市民運動、議員活動をしていての権力弾圧ではもっと楽に支援体制が出来ていきます。手弁当で支援してくれる労組や市民も沢山います。
 大事なのは、不当な弾圧だから許せない、代用監獄や人質司法、自白強要は許せない、という各人の正義感と闘志です。

 今回の弾圧事件を契機に、その事を多くの議員や市民に理解してもらいたいと思います。
                 (2)了。
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引用なし
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■BB氏反発メールへの戸田回答(2)支援口座のこと、他について
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 戸田 E-MAILWEB  - 09/10/22(木) 17:06 -
  
 BBさんへの「回答」最終の(3)です。

1:「支援カンパ口座」(戸田の仮称)について、
  私は、10/16発信の
 ◎BBさん・CCさんら「2名支援口座」有志への疑義と重大提起(戸田)
  http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=6268;id=01#6268
 において、

 A:この口座には何も名称が付けられていない。
 B:「2議員を支援するための口座」との位置づけで振り込みを呼びかけてい
   ながら、井筒君にはお金が渡されない危惧を感じる。
    (議員自辞職はしない、という生活条件や姿勢の違いから)
    もしそうならば、呼びかけと矛盾する。

 という疑義を伝え、改善方法を具体的に提起しました。
     ↓↓↓
 (1)現段階までに集まったお金は2人に等分する。
 (2)DD弁護士への支払いは、井奥君側に等分した中から支払う。
     不足分は、今後の入金をもって当てる。 そして中間決算をする。
 (3)今後の入金は全て井奥君裁判とその関連のために使う。
 (4)口座の名称をそれにふさわしくちゃんと定め、「井奥君裁判支援の会」
    的な名称もちゃんと定める。
 (5)井筒君裁判の方は、別個に支援する会や口座を作って支援体制を作る。

 これに対してBBさんの答えは

>5.以降の「提言」については責任をもって「無視」させていただきます。

 という完全拒否でした。
 「礼を失した戸田」への対応としてはこれでもいいかもしれませんが、このメー
 リングリストでのカンパ呼びかけに応じて「2人への支援」として振り込みし たかも しれない人々、注目した人々への説明責任の方はどうなるのでしょうか?
  私は「知れば誰でもが疑問に思うはず事」を聞いたのですが・・・。

2:ところが、私の知人で「みどりの未来のメーリングリスト」加入の人から聞いた話に
 ると、
  (1)口座の名称は「井奥議員を支援する会」的な、「井奥単独で名前を出した名
    称」に、呼びかけ段階からなっている。
     呼びかけ文には「2人への支援」と明記されていたが。
  (2)あれ?と思ったが、何か便宜的にそうしたのだろうと思って、それ以上は疑問
    に思わず、「2人への支援としてお金を振り込んだ」。

 という事です。
  これが本当だとすると、
 ■1:「2人への支援にする」と唱いながらも、近畿市民派メーリングリストには
    口座の名称を「BB」とだけ記した。
     ↓↓↓
   ▲9/25(金)文書:井奥さん、井筒さんの支援についてお願い
     (中略)
    そこで、まずは二人へのカンパをお願いします。
・・・・下記郵便貯金口座までお振込みください。
    受け取り口座(暫定)
   ゆうちょ銀行 【店名】○○○○ 【店番】○○
   【預金種目】普通預金 【口座番号】○○○○ 【名義】 BB
     
 ■2:しかし、みどり市民派メーリングリストの方では、最初から「井奥議員を支援す
   る会」的な、「井奥単独で名前を出した名称」にしていた。
    呼びかけ文では「2人への支援を唱いつつ」・・・

 ということになります。なぜこんなことになるのでしょうか?
 私が聞いた情報は間違いでしょうか?
  BBさんでなくとも結構ですから、いったいどうなっているのか、誰か教えて下さ
 い。

2:BBさん達が「井奥君単独」の「支援する会」をつくり口座もそういう名称にする事
 自体は、戸田も何ら異存がありません。
  しかしそれはあくまでも、「井奥君単独支援」を明示してからすべき事です。
 「井奥君と井筒君の2人を支援する」と掲げておいて、口座名称は「井奥君単独支援的
 な名前」(井筒支援がどこにも伺えない名称)というのでは、「騙し」になってしまい
 ます。

  口座を作るときの何かのミスかもしれないし、素晴らしき「先見の明」なのかもしれ
 ませんが、「2人の支援のため」と呼びかけ、素直に「2人の支援のために振り込ん
 だ」人がいる以上は、ちゃんとした説明を対処をすべきです。
  その口座から井筒君裁判への提供はどうする考えなのでしょうか?
  
3:「メーリングリスト上での回答はしない」という事なので、回答は期待しませんが、
 BBさんへの質問を投げかけておきます。
 
  Q1:なぜ「警察司法」への批判をしないのですか?
      (本件に具現している権力弾圧、代用監獄、人質司法・接見禁止・
       自白強要等)
  Q2:今回のような「文書事件」での逮捕拘留や公民権停止はとんでもなく
      不当な事だとは考えませんか?
  Q3:2人が「ウソ自白調書」に署名させられた事は由々しき事だと思いま
      せんか?
      この事実を訴えて代用監獄・人質司法の恐ろしさ・不当性を訴えて
     いくべきだとは思いませんか?
  Q4:「井筒君も辞職した方がいい」とお考えですか?
     それとも「断固として議員を続けるべき。それを支援する」とお考え
      ですか?

4:井奥裁判・井筒裁判で重要なのは、
  A:「警察司法」問題
      特に「ウソ自供調書」にまで人を追い込む問題
  B:公職選挙法の問題
     あいまいな規定、恣意的な適用、安易な公民権停止適用など

  の「2本柱」で闘う事だと思います。
 
 「警察司法」問題を不問にして公選法問題だけを主軸にして量刑不当を得ようとするの
 は、ウソ自白強要を不問・正当化し、もって「警察司法」を容認し、これへの屈服を正
 当化してしまい、大衆的共感と広がりを持てずに、大衆への「警察司法」問題での啓発
 も、法制度的な「警察司法」解体正常化の契機も逃してしまう事に結果してしまうと危
 惧します。
  
           以上、(3)了。

 この弾圧事件での私の投稿は、当面少し控えます。
(かなり詳しく論じた事と、別途用件で多忙になる事などで)
 今後は、パソコン押収されたままで、買い直しなどをして情報発信・ネット体制を再構
築した井奥君や井筒君ら本人からの発信などがあるでしょう。

 そろそろ本日10/22(木)、井筒君の記者会見と本訴手続きが行なわれることでしょう。
 井筒君支援口座の開設や支援体制作りを誰かがやっていかないといけませんね。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 5.1; GTB6)@i58-94-91-1.s04.a027.ap.plala.or.jp>

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