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大藏・宮坂氏杉並区教育委員再任反対」の訴 考える葦 08/11/22(土) 10:45
無所属区民派けしば誠一氏と新城せつこ氏からの訴え 考える葦 08/11/28(金) 10:22
大藏・宮坂氏杉並区教育委員再任される! 考える葦 08/12/1(月) 13:57
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●「応援します」さん削除!「単純繰り返しタイトル厳禁」って言ってるでしょ! 戸田 08/12/2(火) 2:05
公明党の反動的立ち回りは許せません。新しいビラが出ています。 応援します 08/12/2(火) 7:50
杉並区つくる会系教育委員2名の再任強行採決、こんな暴挙を許すな! 考える葦 08/12/2(火) 10:46

大藏・宮坂氏杉並区教育委員再任反対」の訴
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 考える葦  - 08/11/22(土) 10:45 -
  
東京都杉並区では、ネオコンファシスト山田宏区長が総指揮をとり、扶桑社の「新しい歴史教科書をつくる会」教科書を区民の反対を押し切って強行採択し、2006年4月から全中学校に導入しました。その際「つくる会教科書」の採択に大きな役割を担ったのが、山田区長が指名した二人の教育委員でした。

一人は、「国際勝共連合」の賛同人にも名を連ねている元TBS記者で札付き右翼大藏雄之助氏(教育委員会委員長)で、もう一人は幼稚園経営者の宮坂公夫氏(委員長職務代理者)です。

杉並区教育委員会委員の紹介ページ

→ http://www.kyouiku.city.suginami.tokyo.jp/sikumi/seido.html#s03

山田宏区長はこの二人の再任を11月26日の杉並区議会本会議で提案する予定とのことです。

以下に、けしば誠一氏と新城せつこ氏からの「大藏・宮坂氏杉並区教育委員再任反対」の訴えをお知らせしますので情報拡散をお願い致します。

 ≪田母神前空幕長と同じ思想をもつ人物の杉並区教育委員再任を止めましょう!≫

11月21日杉並区議会無所属区民派区議会議員 けしば誠一・前区議会議員 新城せつこ

11月26日杉並区議会本会議で、午後1時から教育委員の人事案件が提案される予定です。今の段階でまだ正式な議案としては提案されていませんが、これまで2回にわたり「つくる会」歴史教科書の採択を求めてきた2人の委員の再任が提案される見込みです。

2人とも、田母神前航空幕僚長と同じ思想をもつ人物です。今日の段階でまだ議案として出せない理由は、与党会派の中にも一部異論があるためです。任命権者である山田区長に対し、全国から再任反対の声を寄せて下さい。そのうちの一人大蔵雄之助氏は、教育委員に任期中の言動からも、再任は法律に違反するものです。

以下は、本日区庁舎でまいた私ども無所属区民派のビラの原稿です。多くの方々に転送願います。

「杉並区教育委員」の肩書きで「教育再生機構」の役員に加わる大藏雄之助氏は教育委員不適格

●「つくる会」教科書採択 を2度にわたり要求

山田区長は、8年前区立中学校に「つくる会」教科書を採用するために、議会の少なくない反対を押しきって、教育委員に大藏雄之助氏と宮坂公夫氏を選任しました。2人は「新しい歴史教科書をつくる会」の会員と賛同者です。

特に大藏氏は、統一教会と深い関係を持つ国際勝共連合の機関紙にコラムを持ち、「つくる会」の論客としても積極的活動を展開していました。モンタナ大学の国際会議での「従軍慰安婦は売春婦であった」発言は、韓国はもとよりアジア各国から強い批判を浴びました。

大藏・宮坂氏は、山田区長の期待に添い、2度にわたり扶桑社版歴史教科書を積極的に推奨し、2005年の採択の推進力となったのです。

●特定の政治的団体に関わる大藏氏は教育委員の資格なし

地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条は、教育委員の過半数が同一政党に属さず、委員は政党その他の政治団体の役員となりあるいは積極的な政治運動を行うことを禁じています。

ところが大藏雄之助氏は、教育委員としての立場をわきまえず、選任後も「つくる会」分裂後の新組織立ち上げに積極的に関わるなどの政治的活動を続けてきました。百科事典『ウィキペディア』(資料1)で、「勝共連合」を検索すると、「賛同的な人たち」の筆頭に大藏雄之助氏の名があり、杉並区教育委員の肩書を載せています。

「つくる会」は、扶桑社版歴史教科書の採択が、全国で0.4%に満たなかった責任をめぐり分裂し、会長の八木秀次氏は、新たな歴史教科書の編纂を目指して「日本教育再生機構」(資料2)を立ち上げました。大藏氏は、いち早くこれに賛同し積極的に活動しています。これは、教育委員の資質を定めた地方教育行政法に違反します。

●教科書作成関係者が採択に加わること自体が違法

「つくる会」から分裂した八木秀次氏は、「扶桑社版があまりに偏りすぎている」と非難し、「教科書改善の会」を新たに立ち上げました。

当時の安倍首相の口利きで、フジ産経グループから3億円の資金援助を得て、扶桑社の子会社である育鵬社から新しい歴史教科書を準備中です。大藏委員はこの「教科書改善の会」の役員として、特定の教科書の採択を求める運動に関わっています。教育委員会の場で、教科書作成関係者である大藏氏が、他社の教科書を批判し、自分の教科書の採用を求めるのは、独占禁止法に違反するものです。

区長は再任をやめるべきです。

●田母神前幕僚長論文の入賞は「つくる会」の組織的活動

前航空幕僚長田母神俊雄氏が、「我が国が侵略国家だったなどというのはまさに濡れ衣」と主張し、侵略と植民地支配を認めた1995年の村山談話や、政府見解を否定したことは重大です。

田母神論文では、第1に、「日本は朝鮮半島や中国大陸で一方的に軍をすすめたことはない」、第2に、「蒋介石に日中戦争に引きずり込まれた被害者」、第3に、「多くのアジア諸国人民が大東亜戦争を肯定的に評価している」と述べ、侵略国家ではないと主張しています。

例えば、1895年、日本の支配に強く反対した閔妃を日本公使ら暗殺団が惨殺し、武力を背景に韓国併合を強制したことは歴史の通説です。

田母神氏の見解こそ、「新しい歴史教科書をつくる会」が、現憲法を改定する目的で組織してきた独自の歴史観です。田母神氏の統合幕僚学校長時代、独自のカリキュラムの講師陣は、ことごとく「つくる会」系知識人であることが防衛省の公表でわかりました。

懸賞論文の審査員も「つくる会」世話人の渡辺昇一氏と賛同人の産経新聞客員編集委員花岡伸昭氏です。まさに「つくる会」の出来レースだったのです。

●「つくる会」が分裂 「扶桑社」は絶版、「育鵬社」「自由社」の争いに、区教委はどう責任を取るのか

「つくる会」の内紛が、「自由」2月号の藤岡信勝氏・西尾幹二氏らの対談や、11月15日付、朝日新聞報道で明らかになっています。これによると、2007年5月に藤岡氏が、八木氏を名誉棄損で提訴し、さらに今年6月には藤岡氏・西尾氏らが、扶桑社を相手に出版差し止めを求める裁判を起こしています。

八木氏が主宰する「教科書改善の会」は、扶桑社の子会社・育鵬社から新たな教科書を2012年に向けて出す予定、藤岡氏らは2010年使用をめざして、これまでの内容を「一部改訂」し、自由社から出版するものを今年の4月に検定申請しています。

来年の採択に向けて、田母神論文と同じの内容をもつ「つくる会」教科書が、杉並の中学生に渡されることはもう見過ごせません。それを強制した教育委員、とりわけて教育委員の資質を欠く、大藏委員の再任は絶対反対です。25・26日の本会議で追及します。

資料1

国際勝共連合

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

国際勝共連合(こくさいしょうきょうれんごう、International Federation for Victory Over Commuinism)は反共主義の政治団体・

右翼団体。世界基督教統一神霊協会(統一教会)の教祖、文鮮明が1968年1月13日に韓国で、同年4月、日本で創設した。関連会社が「世界日報社」が日刊新聞、『世界日報』を発行。

賛同的な人たち

大蔵雄之助(元TBS記者・東洋大学教授、杉並区教育委員、「異文化研究所」代表)杉並区教育委員会で「新しい歴史教科書をつくる会の歴史教科書の採択に中心的な役割を果たした。世界日報に主筆格でたびたび執筆。•戸澤眞(明治神宮崇敬会理事長)「国際勝共連合」元顧問 •安藤豊禄(元小野田セメント社長、「日韓経済協会」初代福会長)「勝共運動」をよい運動と評価。•井上順理(鳥取大学名誉教授、兵庫教育大学名誉教授) 「共産主義者に対して真正面から立ち向かい、反撃できる理論は、この勝共理論しかないだろう」と「勝共理論」を評価。

資料2

「日本教育再生機構」の結成に向けた集い(8/7産経)

≪主な発起人・参加者≫

教育界からの主な発起人と参加者は次の通り(50音順、敬称略)。阿部孝(廣池学園常務理事)▽石井公一郎(元臨教審専門委員、元東京都教育委員)▽伊藤隆(東大名誉教授)▽岩田啓成(モラロジー研究所顧問)▽江部満(明治図書相談役)▽大蔵雄之助(東京都杉並区教育委員)▽大多和聡宏(開成中高校長)▽小田村四郎(前拓殖大総長)▽小林正(新しい歴史教科書をつくる会会長)

(中略)

(以上ビラから転載)
引用なし
<Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.8.1.7) Gecko/20070914 Firefo...@softbank219007255098.bbtec.net>

無所属区民派けしば誠一氏と新城せつこ氏からの訴え
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 考える葦  - 08/11/28(金) 10:22 -
  
偏った歴史観を押しつける「つくる会」教育委員は辞めさせよう

けしば誠一・新城せつこ 2008/11/25 

http://www.keshiba-shinjo.net/

田母神論文は「つくる会」そのもの

◆区長は「つくる会」教科書採択のための人事を撤回せよ

教育委員の選任が明日に迫っています。区議会では与党会派からも、大藏氏・宮坂氏に対する異議が出されながら、山田区長からの再任に関する変更案はいまだありません。教育委員選任を前に、田母神論文が両氏と同じ考えであることが明らかになりました。

11月11日の参議院外交防衛委員会における前航空幕僚長・田母神俊雄氏の侵略と植民地支配を認めた1995年の村山談話や政府見解を否定する姿勢、制服組トップによる政府統一見解に対する意識的な抵抗は、「つくる会」の組織的行動であったことが判明しました。

◆統合幕僚学校の「歴史観・国家観」講座は「つくる会」が担当

田母神前航空幕僚長が、2003年統合幕僚学校長時代に新設した講座「歴史観・国家観」には、「新しい歴史教科書をつくる会」副会長の福地惇大正大教授と高森明勅国学院大講師や前会長の八木秀次氏が招かれていることがわかりました。それぞれ「日本国憲法の本質」「国家観」などをテーマに、本年度まで毎年、講師を務めてたのです。福地氏は「現在の日本における歴史『認識』は日本人のための歴史観ではない」と述べ、「つくる会」思想で航空自衛隊幹部を染めあげようとしていたことも明らかになりました。

「つくる会」思想その1

◆「日本は朝鮮半島や中国大陸で一方的に軍をすすめたことはない」?

田母神論文の「日本は朝鮮半島や中国大陸で一方的に軍をすすめたことはない」との主張は「つくる会」思想そのものです。

扶桑社版歴史教科書163頁「朝鮮半島と日本」というコラムでは、朝鮮半島に日本軍を派兵した理由を「朝鮮半島が東方に領土を拡大しつつあるロシアの支配下に入れば、日本を攻撃する格好の基地となり、島国の日本は自国の防衛が困難になると考えられた。

そこで日本は、朝鮮の開国後、近代化をはじめた朝鮮に対して軍制改革を援助した。(中略)朝鮮が他国におかされない国になることは、日本の安全保障にとっても重要だった」と書かれています。日本の軍事侵略が朝鮮の独立のためであると言っているのは田母神氏の主張とまったく同じです。

「つくる会」思想その2

◆「日本は蒋介石に日中戦争に引きずり込まれた被害者」?

扶桑社版歴史教科書194頁では、中国大陸への出兵を中国の排日運動を理由にしています。「国民党の蒋介石は各地の軍閥と戦い国内統一をめざした(中略)中国統一の動きは日本が権益を持つ満州へも到達した。こうした動きに対し、日本は居留民保護を名目に三度にわたり山東に出兵した。」「勢力を拡大してくる日本に対しても日本製品をボイコットし、日本人を襲撃する排日運動が活発になった」と書かれているように、中国人民の独立のたたかいを、日本人を排撃するものとして出兵の口実にしているのです。

これは田母神氏の主張と同一です。
その後の張作霖爆殺事件が関東軍の仕業であることは、首謀者の河本大作をはじめ関係者が認めたことであり、そのために田中儀一内閣が倒れたのは歴史の事実です。これをコミンテルンの謀略などというのは歴史学の世界では問題にもならない俗説に過ぎません。

「つくる会」思想その3

◆多くのアジア人民が「大東亜戦争を肯定的に評価している」?

「つくる会」教科書の206〜207頁にかけて「アジアに広がる独立への希望」と見出しをつけ「日本の緒戦の勝利は、東南アジアやインドの人々に独立への夢と勇気を育んだ」と書かれ、コラムでは「アジアの人々を奮い立たせた日本の行動」

「日本を解放軍として迎えたインドネシアの人々」などを資料として載せています。日本のアジア侵略戦争が、アジアの独立をもたらしたかのように捏造しているのが、田母神論文とまったく同一です。 インドネシアの教科書は、日本の植民地支配を「・・私たちの民族の運命は、トラの口からのがれ、ワニの口に入るということわざにたとえることができる。オランダ植民地時代に受けた犠牲はなくなるどころか、むしろ、事態は悪化した・・」と書いています。

◆05年採択時に教育委員を脅迫した「つくる会」教科書執筆者の藤岡・八木両氏

05年の採択は異常な状況の中で強行されました。区内から駆けつけた保護者区民。現場の教員たち500名に対抗し、「つくる会」は、全国各地から600人を動員したのです。区役所前の整列し、「採択」「採択」と声を上げるそれは不気味なものでした。

教育委員会の審議で、扶桑社版教科書について、「戦争に向かう教科書」と批評した教育委員に対して、その後2度にわたり、「公開質問状」という形をとった脅迫状が、教科書執筆者の藤岡信勝・八木秀次の両氏から教育委員に送られてきました。

「誠意ある回答が得られなければ法的手段に訴える」と脅し、採択日には執筆者・藤岡氏が傍聴席から威圧するという卑劣さです。採択直後に、特異な教科書なので、補完する副教材が必要という意見を述べた教育委員長に対しても、「公開質問状」が、「つくる会」会長八木秀次名で送りつけられてきました。

◆区長は大藏・宮坂委員の再任をやめよ

杉並区教育委員会HPでは、大藏氏が独自の教育論を展開していることがわかります。中でも「教科書の無償交付」が「これほど国費の無駄遣いはない」として公教育の原則を否定していることです。また、教育委員でありながら「教育委員会を廃止して
その業務を行政の首長の部局に移管し、現在の教育長が全面的に責任をもつ組織に改め・・」と述べて、教育委員会の独立性・中立性を否定していることです。これほど無責任な言葉はありません。区長は大藏委員・宮坂委員の再任をやめるべきです。
引用なし
<Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.8.1.7) Gecko/20070914 Firefo...@softbank219007255098.bbtec.net>

大藏・宮坂氏杉並区教育委員再任される!
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 考える葦  - 08/12/1(月) 13:57 -
  
山田宏杉並区長は、区民の反対を押し切って2006年4月に扶桑社の「新しい歴史教科書をつくる会」教科書を全中学校に2000冊導入しました。

来年予定される「つくる会教科書」の再度の採択を目指して、2005年採択で大きな役割を担った山田区長指名の二人の「つくる会系」教育委員(大藏雄之助氏と宮坂公夫氏)の再任を議会最終日に提案してきました。

11月26日(水)の杉並区議会では、反対派議員15名と公明党議員7名計22名が反対して退場したため、定足数24名に達せず、議長(公明党)が中断を宣言。本来であれば定足数に満たなければ流会にすべきなのですが、その後の幹事長会議(議員3名以上の会派のみが参加)で、共産党と社民・みどりの人々が流会を強く主張したにもかかわらず、自民党が「反対意見を表明して採決に参加せず流会にすることは認められない」と押し切り、1時間15分後に議会を再開。驚くべきことに、反対して退場した公明党全員7名が自民党、民主党と共に戻ってきて採決に賛成したのです。

結局再任議案は賛成多数、反対ゼロで可決されてしまいました。

次回総選挙で政権交代が期待されている「生活第一」の民主党(7名)が、なぜ杉並区議会で「つくる会」系教育委員2名の再任に賛成したのか、その理由は全く分かりません。国政レベルでは、自公政権に対決しているポーズをとっている民主党ですが、地域政治では自民党・公明党と全く同じ体質だということが暴露されたわけです。民主党に漠然とした期待を抱く多くの杉並区民は、2年後の区議選挙では考えを変えなければなりません。

公明党は、国政でも最初は自民党案に反対のポーズをとりますが、最後には必ず条件付で賛成する裏切を何度もやってきていますので、今回の件もいまさら驚くことはありません。

それにしても、「福祉と平和の党」で出発した公明党は、自民党との連立政権で劣化し「ファシズムと戦争の党」に変身してしまいました。

山田宏杉並区長は「松下政経塾」出身で、一見「革新的でエコ推進派」の良いイメージをマスコミが宣伝している為に多くの区民がつくられた

イメージに騙されていますが、実際彼がこの間推進してきたことは、「つくる会主張の教育の国家支配強化」「福祉・介護の切捨て」「行政サービスの民営化」など新自由主義そのものの行政です。

本日付インターネット新聞「JanJan」に、この再任可決を詳しく報告した記事が公開されていますので、以下お知らせします。

http://www.news.janjan.jp/government/0812/0811292534/1.php


■ 杉並区議会 「つくる会」支持の教育委員2氏の再任を承認  「JanJan」 渡辺容子市民記者 2008/12/01

「新しい歴史教科書をつくる会」主導の扶桑社版歴史教科書が使われている数少ない自治体の1つ、東京都杉並区で、3年前にこの教科書の採択を推進した2人の教育委員の選任が同区議会で同意され、再任が決まった。


山田宏杉並区長と2名の教育委員は「つくる会」思想の持ち主

「新しい歴史教科書をつくる会」(以下「つくる会」という)主導の扶桑社版歴史教科書が使われている東京都杉並区で11月26日、区議会本会議が開かれ、全国でわずか0.39%しか採択されていないこの扶桑社版に賛成した教育委員2名の再任が決まりました。

山田宏杉並区長と2名の教育委員は「つくる会」思想の持ち主2005年8月の教科書採択で杉並区が扶桑社版を採択したのは、山田宏区長の鶴の一声による「教科書官製談合」のためでした。筆者らは裁判でその違法性を告発し、現在控訴審が続いています。

山田区長は、「つくる会」と同じ思想の持ち主であり、議会でもしばしばその思想を語っています。

昨年6月、アメリカ下院外交委員会はいわゆる従軍「慰安婦」問題に関し、日本政府に正式な謝罪を求める決議を採択しました。

それに対して、日本の右派政治家らがその決議の撤回を求める「事実」と称する広告をワシントンポストに掲載しました。

山田区長はこれに賛同し、名前を連ねています。これについて平成19年の区議会第3回定例会での質問に、山田区長は「この(アメリカの)決議自体が歴史的事実とは全く異なった誤った情報に基づき可決されたので……撤回する意思はない」と答弁しました。

今回再任が決まった大藏雄之助教育委員(77)は3年前の採択の時、「従軍慰安婦なんていなかった。あれは売春婦」「原爆の記述が薄くなっているが、みんなすでに十分知っていて、どこでも調べられる」「平和は大事、戦争はいけないと百万遍言えばそうなるのか。そうはならない。割り切って世界はそんなものだよという方がよい」などと発言しました。

もう1人の宮坂公夫教育委員(75)も「平和への志向は避けたい」「『天皇は神聖にして侵すべからず』(明治憲法)は象徴天皇を昔の言葉で言っている」「さすがに『慰安婦』の記述はなくなった。よいことだ」などと発言しました(2005年8月の教育委員会)。

つまり2人とも「つくる会」と同じ思想の持ち主です。

また、大藏氏は国際勝共連合の「賛同的な人たち」の筆頭に「杉並区教育委員」と肩書入りで名前を出しており(ウィキペディア)、「つくる会」から分裂して八木秀次氏らが立ち上げた「日本教育再生機構」にこれも肩書入りで賛同しています。

現在では「つくる会」と決別した扶桑社は、フジサンケイグループから3億円の出資を受けて子会社「育鵬社」を作ったのですが、大藏氏はここから出版予定の歴史教科書作成を目的とする「教科書改善を進める会」の世話人にもなっています。このように特定の教科書の関係者が教育委員になることは教育委員の公正・中立に違反しています。が、山田区長は来年度の教科書採択に向けて、どうしてもこの2氏を再任したかったのでしょう。

紛糾した区議会で公明党が翻意

11月26日の区議会では野党会派の議員ら7名が大蔵、宮坂両氏の選任に反対意見を述べ、民主党、自民党(2つに分かれている)の議員ら3名が賛成意見を述べました。採決に入る前に公明党議員7名と反対派議員15名、計22名がぞろぞろと議場から退出したので、何事が起ったのかとあっけにとられていると、議長が議事を中断すると述べました。議場には22名(議長を除く)しか残らず、議会定数の24を割ったため、採決ができなくなったのです。傍聴者の間には「もしかすると……(再検討になるかも)」という期待が高まりました。

しかし、1時間15分の中断の後、いったいどんな圧力がかかったのか、さきほど退出した公明党議員7名が戻ってきました。

そして議長が採決を取ると、自民党、民主党、公明党全員が起立し、反対ゼロで2名の選任が承認されました。「福祉と平和の党」さん、退出したところまではよかったですが、すぐに翻意するなんて恥さらしですよ。 

「つくる会」教科書は政府見解に反している

さて、先だって、田母神俊雄前航空幕僚長が「我が国が侵略国家だったなどというのは正に濡れ衣である」という趣旨の論文を発表し、更迭されました。麻生首相は「我が国は遠くない過去の一時期、アジア諸国の人々に多大な損害と苦痛を与えた」と述べた村山談話(1995)を「ふしゅう」(踏襲)するとし、田母神氏の思想は政府見解に反することを明言しました。

今回の田母神氏の事件によって、安倍晋三元首相をはじめとする自民党及び民主党右派議員の思想は政府見解に反するものであることが明らかになりました。国会議員として許されないことです。そして同じ思想に基づいて書かれた「つくる会」教科書も政府見解に反することが明らかにされました。

政府見解に反する区長、教育委員をもつ異常な杉並区

山田宏杉並区長、大藏雄之助教育委員、宮坂公夫教育委員も政府見解に反しているということです。杉並区は小さいので、このことは報道もされず、問題にもされませんが、政府見解に反した人物が区長、教育委員に納まっているのですから、事は重大です。当然ながら3名とも更迭されるべきです。

さらに、2007年2月、扶桑社は現在杉並区で使われている「新しい歴史教科書」の発行を停止し、「つくる会」との関係も解消すると発表しました。その理由は「内容が右寄りすぎて採択が取れないから」としています。新学習指導要領に基づく教科書検定が行われる

2011年までの端境期においては、「新しい歴史教科書」を発行し続けるとしていますが、これに対して「つくる会」会長の藤岡信勝氏らは著作権を問題にし、扶桑社を相手どって訴訟を起こしています。

裁判の結果によっては、扶桑社版教科書は出版差し止めになる可能性もあります。もしそうなったらその教科書を使っている子どもたちへの責任はどうなるのでしょうか? 「つくる会」は内紛を繰り返し、分裂し、醜い内部抗争がやまない組織であり、扶桑社は自社が出版した教科書を否定するような無責任な出版社です。

杉並区では全国で使っている扶桑社版全教科書の約半数の2,000冊を使っており、大きな数字を占めています。杉並の採択は全国に影響を及ぼします。政府見解に反し国際社会から認められない教科書を子どもたちが使わなくてすむよう、全国の皆さまが杉並に注目してくださるようお願いいたします。

(引用終わり)
引用なし
<Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.8.1.7) Gecko/20070914 Firefo...@softbank219007255098.bbtec.net>

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この書き込みは管理人によって削除されました。(08/12/2(火) 2:05)
引用なし
<@>

●「応援します」さん削除!「単純繰り返しタイトル厳禁」って言ってるでしょ!
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 戸田 E-MAILWEB  - 08/12/2(火) 2:05 -
  
 いい内容だったけど、
●「Re:○○」形式の元タイトル繰り返しタイトルは厳禁!!
  必ず「内容が伺える独自のタイトル」をつけること。

とこれほど冒頭書きに大書しているのに、なぜ守らない?!
 こういう無神経な人達にはいいかげんうんざりしてます。

 謝罪した上で、投稿し直してください。
---------------------------------------
▼応援しますさん:
>公明党の反動的立ち回りは許せませんね。新しいビラが出ています。
>
>http://www.keshiba-shinjo.net/content/view/177/28/
>
>杉並区「つくる会」教育委員再任問題(11月26日本会議報告) 
>作者 けしば誠一・新城せつこ  
>2008/12/01 月曜日 22:55:58 JST 
>野党全会派退席のまま自民・民主・公明の与党単独で強行採決
>「つくる会」教育委員再任に過半数が異議!
>
> 11月26日、杉並区議会は、教育委員再任人事案を、公明と野党全会派の退席により、事実上不同意をつきつけました。しかし、その後、自民・民主に公明が加わり、与党単独で採決を強行する暴挙に訴えました。
>
>◆「つくる会」賛同者を自認した山田区長
> 区長からの大蔵・宮坂両委員再任提案に対して、無所属区民派・けしばは、まず「区長は『つくる会』をどう評価するか、賛同しているのでは」とたずねました。
> 区長答弁は「賛同していない。『つくる会』がどういう団体か知らない」という不真面目なものでした。杉並での「つくる会」教科書採択に組織をあげている団体であり、知らないはずはありません。
> 現に、昨年12月7日に行われた、「つくる会」による「教育再生民間タウンミーティング」に、八木秀次前「つくる会」会長のコーディネートのもと山田区長はパネラーとして参加しているのです(左写真)。区長の答弁は、以前は区長が賛同していた「つくる会」から分裂した八木秀次前会長率いる「教科書改善の会」や「教育再生機構」の賛同者であることを認めたものであり、現「つくる会」の藤岡信勝会長らとは関係がないというだけのことです。
>
>◆「教育委員の適性に欠ける」と6会派が区長を追及
> けしばは、大蔵氏が勝共連合の機関紙『世界日報』に常設コラムをもち、「杉並区教育委員」の肩書で筆頭賛同者に名を連ねていることや、八木秀次氏とともに、「つくる会」を離れ、「教科書改善の会」「教育再生機構」の賛同者として、新たな教科書づくりに力を入れている事実を質しました。これが地方教育行政の組織及び運営に関する法律11条に違反することを追及しました。区長は、「コラムに書くことは自由」「国際勝共連合や『つくる会』が、政党や政治団体でも、積極的な政治活動でもない」と居直りました。
> 続いて「従軍慰安婦は売春婦」発言、「教科書無償配布は無駄遣い」などの大蔵氏の発言が、教育委員としてふさわしくないことを問題にしました。他の会派からは、「高齢者と男性に偏りすぎ」「次の世代を」「一人は女性を」という意見が出され、6会派が教育委員の適性に欠けると指摘しました。
>
>◆公明と野党全会派の退席で定足数に欠け休会
> 質疑の後、反対の立場で、共産党、社民党・みどり、生活者ネットワーク、無所属区民派など少数会派が全員意見を表明、自民議員倶楽部、自民党杉並区議団、民主党が賛成意見をのべました。
> いざ採決という時になって、公明党議員が退席を始めたのです。再任に反対していた全会派がそれに続いて退場しました。議員席はあっという間にがらんとした状況になり、議長は休憩を告げざるをえませんでした。
>
>◆賛成意見の表明をさけ、退場で異議となえた公明
> 私たちは、公明が最後まで人事案に異議を唱えていることは聞いていました。公明は8年前の大蔵氏の教育委員選任の折にも、異議があったため退場し議決に加わわりませんでした。その結果、議案は賛成多数となり、選任を許したのです。 私たちは、再任を阻むために、公明が退場する場合には、それにあわせ全野党会派が退席することを期待していました。自民・民主だけでは定足数に満たないことから、流会にできると考えたのです。
> 公明は自らは退場しても議案は賛成多数で承認され、議長を出している与党会派としてのメンツも保てると考えたのでしょうか。反対する全会派が退場することは思いもよらなかったはずです。
>
>◆自民・公明・民主与党単独強行採決弾劾
> 休会中は数回にわたり、幹事長会が招集され、自民は「質疑を行い、反対意見まで述べて退場するのは前例がない」と公明に圧力を加えました。山田区長は、予期せぬ事態に「退場して議決に加わらないのは議員の責任の放棄だ」と怒りをあらわにしました。
> 退場は、議案に対する異議を示す一つの方法であり、質疑も意見もその理由を示した正当な行為です。幹事長会では、共産党と社民党・みどりが、召集に応じない姿勢を示し、少数会派6名も議長に対し、召集に応じない態度を表明し流会を求めました。
> こうした野党全会派の要求を無視し、1時間後に、自民・民主に公明が加わり、定足数に達することから、野党会派不在の中で本会議が召集されました。その結果、大蔵氏は全員の賛成で承認となり、宮坂公夫氏の再任は反対討論もないまま強行採決されました。傍聴席からは、抗議の声が上がりました。  議案に対し、過半数を超える議員から退場という形で、異議をつきつけられた以上、区長は再度提案しなおすのが議会本来のあり方です。多数の意思を無視して採決を強行したのは、多数決原則の否定であり、その背後にいる住民の意向の無視です。自民の言いがかりに屈して、採決で賛成した公明は、何のための退場だったのでしょうか。
>
>◆「つくる会」の組織的行動=田母神論文を許すな
> 田母神前航空幕僚長が、2003年統合幕僚学校長時代に新設した講座「歴史観・国家観」には、「新しい歴史教科書をつくる会」副会長の福地惇大正大教授と高森明勅国学院大講師や前会長の八木秀次氏が招かれていることがわかりました。
> 田母神論文を1位にした、懸賞論文の選者もまた「教科書改善をすすめる会」世話人の渡辺昇一氏と賛同人の産経新聞客員編集委員花岡伸昭氏らでした。「つくる会」思想で航空自衛隊幹部を染めあげようとした組織的な行動だったのです。同じ思想で、杉並の中学生が教育されることは許せません。
> 議会でいったんは否定された教育委員が、来年再び、「つくる会」教科書を採択することは認められません。子どもたちを戦争に導く教科書の撤回まで、ともに力を尽くしましょう。
>
>http://www.keshiba-shinjo.net/images/stories/file/20081201-Bira.pdf
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)@i58-94-103-155.s04.a027.ap.plala.or.jp>

公明党の反動的立ち回りは許せません。新しいビラが出ています。
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 応援します  - 08/12/2(火) 7:50 -
  
戸田さん、すみませんでした。再投稿です。

http://www.keshiba-shinjo.net/component/option,com_frontpage/Itemid,1/

杉並区「つくる会」教育委員再任問題(11月26日本会議報告) 
作者 けしば誠一・新城せつこ  
2008/12/01 月曜日 22:55:58 JST 
野党全会派退席のまま自民・民主・公明の与党単独で強行採決
「つくる会」教育委員再任に過半数が異議!

 11月26日、杉並区議会は、教育委員再任人事案を、公明と野党全会派の退席により、事実上不同意をつきつけました。しかし、その後、自民・民主に公明が加わり、与党単独で採決を強行する暴挙に訴えました。

◆「つくる会」賛同者を自認した山田区長
 区長からの大蔵・宮坂両委員再任提案に対して、無所属区民派・けしばは、まず「区長は『つくる会』をどう評価するか、賛同しているのでは」とたずねました。
 区長答弁は「賛同していない。『つくる会』がどういう団体か知らない」という不真面目なものでした。杉並での「つくる会」教科書採択に組織をあげている団体であり、知らないはずはありません。
 現に、昨年12月7日に行われた、「つくる会」による「教育再生民間タウンミーティング」に、八木秀次前「つくる会」会長のコーディネートのもと山田区長はパネラーとして参加しているのです(左写真)。区長の答弁は、以前は区長が賛同していた「つくる会」から分裂した八木秀次前会長率いる「教科書改善の会」や「教育再生機構」の賛同者であることを認めたものであり、現「つくる会」の藤岡信勝会長らとは関係がないというだけのことです。

◆「教育委員の適性に欠ける」と6会派が区長を追及
 けしばは、大蔵氏が勝共連合の機関紙『世界日報』に常設コラムをもち、「杉並区教育委員」の肩書で筆頭賛同者に名を連ねていることや、八木秀次氏とともに、「つくる会」を離れ、「教科書改善の会」「教育再生機構」の賛同者として、新たな教科書づくりに力を入れている事実を質しました。これが地方教育行政の組織及び運営に関する法律11条に違反することを追及しました。区長は、「コラムに書くことは自由」「国際勝共連合や『つくる会』が、政党や政治団体でも、積極的な政治活動でもない」と居直りました。
 続いて「従軍慰安婦は売春婦」発言、「教科書無償配布は無駄遣い」などの大蔵氏の発言が、教育委員としてふさわしくないことを問題にしました。他の会派からは、「高齢者と男性に偏りすぎ」「次の世代を」「一人は女性を」という意見が出され、6会派が教育委員の適性に欠けると指摘しました。

◆公明と野党全会派の退席で定足数に欠け休会
 質疑の後、反対の立場で、共産党、社民党・みどり、生活者ネットワーク、無所属区民派など少数会派が全員意見を表明、自民議員倶楽部、自民党杉並区議団、民主党が賛成意見をのべました。
 いざ採決という時になって、公明党議員が退席を始めたのです。再任に反対していた全会派がそれに続いて退場しました。議員席はあっという間にがらんとした状況になり、議長は休憩を告げざるをえませんでした。

◆賛成意見の表明をさけ、退場で異議となえた公明
 私たちは、公明が最後まで人事案に異議を唱えていることは聞いていました。公明は8年前の大蔵氏の教育委員選任の折にも、異議があったため退場し議決に加わわりませんでした。その結果、議案は賛成多数となり、選任を許したのです。 私たちは、再任を阻むために、公明が退場する場合には、それにあわせ全野党会派が退席することを期待していました。自民・民主だけでは定足数に満たないことから、流会にできると考えたのです。
 公明は自らは退場しても議案は賛成多数で承認され、議長を出している与党会派としてのメンツも保てると考えたのでしょうか。反対する全会派が退場することは思いもよらなかったはずです。

◆自民・公明・民主与党単独強行採決弾劾
 休会中は数回にわたり、幹事長会が招集され、自民は「質疑を行い、反対意見まで述べて退場するのは前例がない」と公明に圧力を加えました。山田区長は、予期せぬ事態に「退場して議決に加わらないのは議員の責任の放棄だ」と怒りをあらわにしました。
 退場は、議案に対する異議を示す一つの方法であり、質疑も意見もその理由を示した正当な行為です。幹事長会では、共産党と社民党・みどりが、召集に応じない姿勢を示し、少数会派6名も議長に対し、召集に応じない態度を表明し流会を求めました。
 こうした野党全会派の要求を無視し、1時間後に、自民・民主に公明が加わり、定足数に達することから、野党会派不在の中で本会議が召集されました。その結果、大蔵氏は全員の賛成で承認となり、宮坂公夫氏の再任は反対討論もないまま強行採決されました。傍聴席からは、抗議の声が上がりました。  議案に対し、過半数を超える議員から退場という形で、異議をつきつけられた以上、区長は再度提案しなおすのが議会本来のあり方です。多数の意思を無視して採決を強行したのは、多数決原則の否定であり、その背後にいる住民の意向の無視です。自民の言いがかりに屈して、採決で賛成した公明は、何のための退場だったのでしょうか。

◆「つくる会」の組織的行動=田母神論文を許すな
 田母神前航空幕僚長が、2003年統合幕僚学校長時代に新設した講座「歴史観・国家観」には、「新しい歴史教科書をつくる会」副会長の福地惇大正大教授と高森明勅国学院大講師や前会長の八木秀次氏が招かれていることがわかりました。
 田母神論文を1位にした、懸賞論文の選者もまた「教科書改善をすすめる会」世話人の渡辺昇一氏と賛同人の産経新聞客員編集委員花岡伸昭氏らでした。「つくる会」思想で航空自衛隊幹部を染めあげようとした組織的な行動だったのです。同じ思想で、杉並の中学生が教育されることは許せません。
 議会でいったんは否定された教育委員が、来年再び、「つくる会」教科書を採択することは認められません。子どもたちを戦争に導く教科書の撤回まで、ともに力を尽くしましょう。

http://www.keshiba-shinjo.net/images/stories/file/20081201-Bira.pdf
引用なし
<Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.0.4) Gecko/2008102920 Fire...@202.41.167.246>

杉並区つくる会系教育委員2名の再任強行採決、こんな暴挙を許すな!
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 考える葦  - 08/12/2(火) 10:46 -
  
山田宏杉並区長は杉並区の「つくる会系教育委員」2名の再任提案を11月26日の杉並区議会本会議に提出し、自民党、民主党、そして一度は反対を表明して退場した公明党を中断後議場に戻らせて賛成させ、野党反対派欠席の中強行採決して、賛成多数、反対ゼロで再任を決定してしまいました。

この本会議では、2名の再任提案の採決に際して、公明党7名を含む反対する22名の議員が退場したために、24名の定足数に足らなくなり議会が成立しなくなりました。

議会第一党の公明党出身議長は「中断」を宣言し、中断後何回かもたれた「幹事長会」で自民党が公明党に議場に戻り採決に参加するよう執拗に迫りました。その結果、公明党7名は議場に戻り反対も棄権もせず、こともあろうか賛成に廻ったのです。

またしても「結局は権力寄り」の公明党の本質が暴露されたのです。

本来の議会運営規によれば定足数未達であれば、「中断」ではなく「流会」にすべきものなのです。流会すべきものを談合によって再開し、反対派欠席の中強行採決したことは、議会制民主主義を否定する議会運営規則の重大な違反行為であります。このような形での再任決定は到底認められるものではありません。こんな暴挙は許されるものではありません。

この間、「つくる会系教育委員」2名の再任に真っ向から反対して広範な反対運動をしてきた「無所属区民派」けしば誠一議員と新城せつこ前議員の怒りの報告書が昨日ホームページに公開されましたので以下お知らせします。

http://www.keshiba-shinjo.net/content/view/177/28/


■ 杉並区「つくる会」教育委員再任問題(11月26日本会議報告) 

作者 けしば誠一・新城せつこ  2008/12/01 月曜日 

野党全会派退席のまま自民・民主・公明の与党単独で強行採決

「つくる会」教育委員再任に過半数が異議!

 11月26日、杉並区議会は、教育委員再任人事案を、公明と野党全会派の退席により、事実上不同意をつきつけました。しかし、その後、自民・民主に公明が加わり、与党単独で採決を強行する暴挙に訴えました。

◆「つくる会」賛同者を自認した山田区長

 区長からの大蔵・宮坂両委員再任提案に対して、無所属区民派・けしばは、まず「区長は『つくる会』をどう評価するか、賛同しているのでは」とたずねました。
 区長答弁は「賛同していない。『つくる会』がどういう団体か知らない」という不真面目なものでした。杉並での「つくる会」教科書採択に組織をあげている団体であり、知らないはずはありません。

 現に、昨年12月7日に行われた、「つくる会」による「教育再生民間タウンミーティング」に、八木秀次前「つくる会」会長のコーディネートのもと山田区長はパネラーとして参加しているのです(左写真)。区長の答弁は、以前は区長が賛同していた「つくる会」から分裂した八木秀次前会長率いる「教科書改善の会」や「教育再生機構」の賛同者であることを認めたものであり、現「つくる会」の藤岡信勝会長らとは関係がないというだけのことです。

◆「教育委員の適性に欠ける」と6会派が区長を追及

 けしばは、大蔵氏が勝共連合の機関紙『世界日報』に常設コラムをもち、「杉並区教育委員」の肩書で筆頭賛同者に名を連ねていることや、八木秀次氏とともに、「つくる会」を離れ、「教科書改善の会」「教育再生機構」の賛同者として、新たな教科書づくりに力を入れている事実を質しました。これが地方教育行政の組織及び運営に関する法律11条に違反することを追及しました。区長は、「コラムに書くことは自由」「国際勝共連合や『つくる会』が、政党や政治団体でも、積極的な政治活動でもない」と居直りました。

 続いて「従軍慰安婦は売春婦」発言、「教科書無償配布は無駄遣い」などの大蔵氏の発言が、教育委員としてふさわしくないことを問題にしました。他の会派からは、「高齢者と男性に偏りすぎ」「次の世代を」「一人は女性を」という意見が出され、6会派が教育委員の適性に欠けると指摘しました。

◆公明と野党全会派の退席で定足数に欠け休会

 質疑の後、反対の立場で、共産党、社民党・みどり、生活者ネットワーク、無所属区民派など少数会派が全員意見を表明、自民議員倶楽部、自民党杉並区議団、民主党が賛成意見をのべました。

 いざ採決という時になって、公明党議員が退席を始めたのです。再任に反対していた全会派がそれに続いて退場しました。議員席はあっという間にがらんとした状況になり、議長は休憩を告げざるをえませんでした。

◆賛成意見の表明をさけ、退場で異議となえた公明

 私たちは、公明が最後まで人事案に異議を唱えていることは聞いていました。公明は8年前の大蔵氏の教育委員選任の折にも、異議があったため退場し議決に加わわりませんでした。その結果、議案は賛成多数となり、選任を許したのです。 私たちは、再任を阻むために、公明が退場する場合には、それにあわせ全野党会派が退席することを期待していました。自民・民主だけでは定足数に満たないことから、流会にできると考えたのです。

 公明は自らは退場しても議案は賛成多数で承認され、議長を出している与党会派としてのメンツも保てると考えたのでしょうか。反対する全会派が退場することは思いもよらなかったはずです。

◆自民・公明・民主与党単独強行採決弾劾

 休会中は数回にわたり、幹事長会が招集され、自民は「質疑を行い、反対意見まで述べて退場するのは前例がない」と公明に圧力を加えました。山田区長は、予期せぬ事態に「退場して議決に加わらないのは議員の責任の放棄だ」と怒りをあらわにしました。

 退場は、議案に対する異議を示す一つの方法であり、質疑も意見もその理由を示した正当な行為です。幹事長会では、共産党と社民党・みどりが、召集に応じない姿勢を示し、少数会派6名も議長に対し、召集に応じない態度を表明し流会を求めました。

 こうした野党全会派の要求を無視し、1時間後に、自民・民主に公明が加わり、定足数に達することから、野党会派不在の中で本会議が召集されました。その結果、大蔵氏は全員の賛成で承認となり、宮坂公夫氏の再任は反対討論もないまま強行採決されました。傍聴席からは、抗議の声が上がりました。  議案に対し、過半数を超える議員から退場という形で、異議をつきつけられた以上、区長は再度提案しなおすのが議会本来のあり方です。多数の意思を無視して採決を強行したのは、多数決原則の否定であり、その背後にいる住民の意向の無視です。自民の言いがかりに屈して、採決で賛成した公明は、何のための退場だったのでしょうか。

◆「つくる会」の組織的行動=田母神論文を許すな

 田母神前航空幕僚長が、2003年統合幕僚学校長時代に新設した講座「歴史観・国家観」には、「新しい歴史教科書をつくる会」副会長の福地惇大正大教授と高森明勅国学院大講師や前会長の八木秀次氏が招かれていることがわかりました。

 田母神論文を1位にした、懸賞論文の選者もまた「教科書改善をすすめる会」世話人の渡辺昇一氏と賛同人の産経新聞客員編集委員花岡伸昭氏らでした。「つくる会」思想で航空自衛隊幹部を染めあげようとした組織的な行動だったのです。同じ思想で、杉並の中学生が教育されることは許せません。

 議会でいったんは否定された教育委員が、来年再び、「つくる会」教科書を採択することは認められません。子どもたちを戦争に導く教科書の撤回まで、ともに力を尽くしましょう。

(引用終わり)

引用なし
<Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.8.1.7) Gecko/20070914 Firefo...@softbank219007255098.bbtec.net>

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