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鈴木邦男氏が語る(2)映画館はやはり弱い。新潮の書き立てと国会議員の「圧力」 戸田 08/4/9(水) 21:57
新右翼・鈴木邦男氏が語る(3)「右翼の影」に脅えて、残りの3館は中止した! 戸田 08/4/9(水) 22:02
鈴木邦男氏が語る(4)まず国民に見せるべきだ。それから議論すべきだ。 戸田 08/4/9(水) 22:06

鈴木邦男氏が語る(2)映画館はやはり弱い。新潮の書き立てと国会議員の「圧力」
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 戸田 E-MAILWEB  - 08/4/9(水) 21:57 -
  
 鈴木邦男をぶっ飛ばせ!http://kunyon.com/index.html より転載。
                  2008/04/07
2.映画館はやはり弱い。

 それに国会議員の「圧力」もあった。
 3月27日に、銀座シネパトスが降りたのが大きかった。あの「太陽」をやったシネパトスが降りたのだ。右翼は次は我々の所に集中して攻撃してくると思った。
 だから、他の3館はすぐに中止した。
 「他が中止すると、こちらに嫌がらせが来るのではないか」(朝日、4.1)と思ったと
言っている。別に街宣も電話もないのに、「右翼の影」に脅えて中止したのだ。

 実は、国会議員の「圧力」も大きかった。
 「週刊新潮」が「反日映画」と書き立てると、自民党の議員が中心になって、「じゃ、事前に我々に見せろ」と言った。だったら、試写会で見ればいい。

 「いや、忙しいから我々のためにやれ」、「それではまるで、事前検閲じゃないか」
と押し問答になった。
 しかし、結局、3月12日に国会議員向けに特別試写会をやった。「これは国会議員の
国政調査権だ」という議員もいた。

 しかし、おかしい。
 まだ、国民は見てないのだ。それなのに、まず議員が見て、「国民に見せていいかどうかを我々が判断してやる」と言ってるようではないか。思い上がっている。

 もし、事前に見たいなら、(よく洋画でやってるが)、公開前にどっかの劇場を使って、深夜に「先行ロードショー」をやればよかった。オールナイトで。
 勿論、国会議員だけでなく、国民は誰でも見れるようにして。
 そうしたら、「どこが反日だ」、「いい映画じゃないか」と分かってもらえる。

 まあ、中には「反日だ」という人もいるだろう。それらを含めて、冷静に討論をしたらいい。
 それで、マズイと思ったら、議員が国会で問題にしたらいい。そして、参考人でも証人でもいいから、映画の監督を呼んだらいい。(先週書いたが)三島由紀夫が好きで尊敬している監督だ。どこにでも出て、話し合いに応じる。

 議員の試写会を実行させたのは自民党の稲田朋美さんたちだ。
 稲田さんとは私は何回か会っている。『わしズム』の座談会にも出ている。又、「百人斬り競争」は嘘だと主張し、その裁判にかかわり、それを証明する本も出している。それはどんどんやってほしいし私も応援する。
 何なら映画も作ってほしい。その時、中国政府や日本の左翼が「上映反対!」をしたら、私も闘う。

 内容がどうかということかよりも、まず上映して国民に見せたらいい。それに賛成か反対かは、その後の問題だ。
 それなのに、国民の「見る権利」を奪うのはいけないだろう。

 「靖国」が今回5館で「上映中止」になったのには、国会議員の「圧力」もあったと思う。しかし、稲田さんは「そんなことはない」と、こう言っている。

〈最初に助成を問題視し、試写会に参加した自民党の稲田朋美・衆院議員は「我々が問題
 にしたのは助成の妥当性であり、映画の上映の是非を問題にしたことは一度もない。
  いかなる内容の映画であれ、それを政治家が批判し、上映をやめさせるようなことが
 許されてはならない」などとする談話を出した〉(読売新聞。4月1日)

 たしかに、「上映を中止しろ」とは言ってない。文化庁が管轄する「日本芸術文化振興会」から750万円の助成金を受けている。それを問題にしている。
 しかし、助成を受けてる映画はいくらでもある。娯楽作品が多い。むしろ、こうしたドキュメンタリーは少ないのだ。国民に考えさせる契機になる映画だ。どんどん助成したらいい。

 しかし、「週刊誌によると反日映画らしい。反日映画に文化庁の金を出していいのか」と疑問を呈し、「まず見たい」と言ったのだろう。750万という文化庁の金が適正に使われているかどうか、だけを調べようとした。けっして「検閲」ではない。

 たしかにそうだろう。
 しかし、国会議員が、「試写を要求」という記事が出ると、「あっ、反日かどうかを調べているんだ」と思う。それで、又、右翼は勢いづく。
 さらに映画館は、脅える。孤立感を強める。そういう〈効果〉はあったのだ。

 この映画を見た議員も、「別に反日映画ではないだろう」と言ってる人が多かったようだ。
 しかし、そうした「後々」のことは伝わらない。「週刊誌が反日と攻撃した」、「国会
議員が試写会を要求した」、「右翼がわっと攻撃にきた」と。この三つがワンセットになって襲ってきたように思うのだ。
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引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)@i58-94-110-81.s04.a027.ap.plala.or.jp>

新右翼・鈴木邦男氏が語る(3)「右翼の影」に脅えて、残りの3館は中止した!
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 戸田 E-MAILWEB  - 08/4/9(水) 22:02 -
  
 鈴木邦男をぶっ飛ばせ!http://kunyon.com/index.html より転載。
                  2008/04/07
3.「右翼の影」に脅えて、残りの3館は中止した!

 映画館にしてみたら、ともかく恐いのだ。
 「生(ナマ)」の右翼を初めて見た人ばかりだ。
 それが映画館を名指しで攻撃する。生きた心地がしないのだろう。

 しかし、かつての攻撃に比べたら、それほど激しいものではない。
 たとえば、日教組大会などは全国から何百台という街宣車が来る。
 又、昨年、「週刊金曜日」の集会で「不敬な芝居」があったと「週刊新潮」が書いた時は、これを見て、右翼が何十台と抗議に行った。

 それに比べたら、今回は少ない。電話だって少ない。街宣車も2回か3回行っただけだ。いや、1回だけでも「生きた心地がしない」というのだろうが…。

 それだけで、過剰に反応して中止した。
 配給会社は、警察にも頼んだし、映画が始まったら会社の人間も何人か詰めて、「安全面には万全を尽くします」と何度も何度も映画会社に説得した。
 でもそれが裏目に出た。「じゃ、そんなに危険性のある映画なのか」と。「恐い映画か」と。それじゃ、やってられない…と。

 さらに、このあと中止した三つの映画館(六本木、渋谷と心斎橋)は、実は抗議の電話も来てないし、街宣車も来てないのだ。

〈渋谷Q-AXシネマの営業責任者は「具体的な抗議や嫌がらせはないが、不特定多数の
 人が集まる施設なので、万が一のことがあってはならない」と、上映見送りの理由を語
 った〉(毎日新聞。4月1日)

 これもひどい話だ。右翼は来てないが、「万が一」を考えて中止した。右翼の影に脅えて中止したのだ。

 読売新聞(4月1日)には、田原総一朗さんと山根貞男さん(映画評論家)のコメントが出ていた。田原さんのコメントを紹介しよう。

 「上映中止になったのは、(映画館が)そこまで追い込まれたからで、言論の自由が保障されている憲法の下ではとんでもない話だ。
 この映画は客観的ではないと思うし、見たくない人もいるだろう。
 しかし映画とは本来、監督が主体的に撮るもので、この映画が上映できないのは日本の恥だと思う」

 私も田原さんに全面的に賛成だ。「日本の恥」だ。
 だから、「朝生」や「サンプロ」で、ぜひ大きく取り上げてほしい。
 街宣車で抗議している右翼の人たち。試写会を要求した自民党の国会議員の人たちも呼んで。そして、これからどうしたらいいかを論じてほしい。

 私は、「反日」「売国奴」「非国民」という言葉はもう「禁句」にしたらいいと思う。
 だって、本や映画だって、「ここはいい」、「でも、ここは悪い。自分と考えが違う」と思うだろう。多面的に見ている。だから、そういうふうに考えればいい。

 それなのに、「反日だ!」といって、その〈全て〉を否定しようとする。
 人間だって、「反日だ!」といったら、「全て」が否定される。「生きてる資格がない」と言われるようなものだ。じゃ「死」しかないのか。こんな威圧的な言葉は使わないようにしたい。

 それに、先週も書いたけど、この映画を「反日的だ」といって批判する人は映画の全体が悪いとは言ってない。
 だって右派の人たちも出ているし、軍服の元兵士たちも出ている。だから、そのことを否定しない。
 又、靖国刀を作って奉納している刀鍛冶についても「否定」はできない。

 つまり、映画のほとんどの部分は「いい」と認めている。ただ、ラストに南京事件の写真に「ニセ写真」が混ざっている、と批判している。
 又、文化庁から750万の金が出ている。それを批判している。

 じゃ、全体の「99%」は「いい映画」で、ラストの写真だけ(1%にも満たない)が「反日」だという。
 1%しか「反日」でないのに、100%「反日」だと言いくるめる。これも変だ。

 この写真は確かに、日本人として見ていて愉快ではない。ニセ写真があるのかもしれない。少なくとも係争中のものがあるだろう。だったら、その旨をクレジットを入れたらいい。と私は監督に言った。
 しかし、「いや、全て確信があります」と言っていた。そう言われたら、「外せ」とは言えない。一般公開した上で、さらに国民的論議を起こしてオープンに議論したらいい。

 又、750万だって、「大ヒットして収益があったら返します」と、その位言ったらいい
だろうと監督には言った。
 それに、田原さんが言うように、国民の見る前に中止するなんて、「国の恥」だ。

 又、問題のある映画でも、それに文化庁が金を出すなんていいことだ、と私は思う。
 日本の寛容さと、懐の深さを世界に示すことにもなる。誇るべきことではないか。
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引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)@i58-94-110-81.s04.a027.ap.plala.or.jp>

鈴木邦男氏が語る(4)まず国民に見せるべきだ。それから議論すべきだ。
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 戸田 E-MAILWEB  - 08/4/9(水) 22:06 -
  
鈴木邦男をぶっ飛ばせ!http://kunyon.com/index.html より転載。
                  2008/04/07
4.前代未聞だ。全ての新聞の「社説」が取り上げた。

 と、ここまでが4月1日(火)に書いた。翌朝、産経新聞を見て驚いた。
 「社説」で大々的に出ている。「靖国」上映中止について、「論議があるからこそ見
たい」と見出し。中止を残念と言っている。

 いろいろ論議はあった。助成金の問題もある。それについて、

〈助成に必要な政治的中立性などをめぐって疑問点が指摘され、今月の封切り前から話題
 を呼んでいた。映画を見て、評価する人もいれば、批判する人もいるだろう。
 上映中止により、その機会が失われたことになる〉

 まさに、その通りだ!と思った。
 まず国民に見せるべきだ。それから議論すべきだ。
 週刊誌や国会議員や右翼が、「いや、反日映画だから、国民に見せられない」というのはおかしい。

 国民も怒ったらいい。「我々に映画を見る自由はないのか!」、「考える自由はないの
か!」と。
 なんで、週刊誌や国会議員、右翼が「国民を代表」しているのか。

 そして、これは「国民に見せていい映画だ」「これは見せてはマズイ映画だ」と勝手に決めるのか。
 「ふざけるな。我々が主権者なんだ!」と怒ったらいい。

 産経の「主張」では、さらにこう言う。

〈実際に、公的機関などから上映中止の圧力がかかったり、目に見える形での妨害行為が
 あったわけではない。映画館側にも事情があろうが、抗議電話くらいで上映を中止にす
 るというのは、あまりにも情けないではないか〉

 ウーン、難しいな。
 内心、そう思う点もあるが、でも、映画館で電話をとる人は普通の人だ。思想運動をしてる人でもない。マスコミ人でもない。言論に命をかけてる人でもない。

 「右翼から電話が来た!」というだけで震え上がるだろう。
 それに、「抗議電話」だけでなく、実際に街宣車も行った。きっと恐怖に震え、パニックになったのだろう。

 配給会社では、上映が始まったら警察に守ってもらいます。我々も、ガードに入りますと言った。僕も映画館の人と話してもいいと言った。記者会見をやったらどうかとも提案した。
 でも、そういう話をすればするほど、「やっぱり、そんな怖い話になってるんだ」、
「大変な事態になっている」と脅える。
 それを「情けない」「だらしがない」とは言えない。

 僕も、自分の力が足りずに守れなかった。本当に申し訳なかったと思っている。
 40年も右翼運動をやってきたことが恥ずかしい。「右翼の原罪」を痛感している。

 しかし、4月2日(火)の産経新聞の「社説」で映画「靖国」の上映中止を取り上げ、
「こんなことで中止するな」と言ってくれたのには感動した。
 そして、近くのコンビニに行ったら、全ての新聞が「社説」で取り上げていた。
 これは驚いた。

「朝日」は 「靖国」上映中止。表現の自由が危ない
「読売」は 「靖国」上映中止。「表現の自由」を守らねば
「毎日」は 「靖国」中止。断じて看過してはならない
「東京」は 「靖国」上映中止。自主規制の過ぎる怖さ

 さらに、『朝日』は「天声人語」、読売は「編集手帳」、毎日は「余録」という一面
のコラムでも取り上げている。又、毎日、読売、東京では社会面でも大々的に取り上げ
ていた。

 これは異例だ。それだけ、「表現の自由」の危機を感じているのだ。
 又、「弱い映画館」だけを孤立させ、助けてやれなかった「やましさ」もあるのだろう。それは私にもある。

 だったら、これだけ新聞が「許すな!」と言うのなら、新聞社のホールで上映したらいい。
 もし妨害が来たら、その全てを記事として載せる。言い分も載せる。そして紙面で闘
わせたらいい。どちらも公平に載せて、どちらが正しいかは、読者に任せたらいい。
 これはテレビ、週刊誌でもぜひ、やってほしい。
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◆「これだけ新聞が「許すな!」と言うのなら、新聞社のホールで上映したらいい。」
 というのは、最高の提案ですね!
引用なし
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