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参院選大阪:「民進党と共産党は候補者一本化せよ!」論のヘンテコさと有害さ(上) 戸田 16/3/31(木) 4:52
参院選大阪:「民進党と共産党は候補者一本化せよ!」論のヘンテコさと有害さ(下) 戸田 16/3/31(木) 4:54
「参院選大阪2人当選可能」は救世主的理論か? 古川一夫 16/4/8(金) 23:20

参院選大阪:「民進党と共産党は候補者一本化せよ!」論のヘンテコさと有害さ(上)
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 戸田 E-MAILWEB  - 16/3/31(木) 4:52 -
  
件名:
  参院選大阪:「候補者一本化せよ!」論のヘンテコさと有害さを論じるよ!
本文:
 大阪府門真(かどま)市の革命左翼市議の戸田から「参院選大阪選挙区」の事で考えている事をお伝えします。(少し長文です)

 この間ずっと、「市民派的な人々」が「候補者を一本化せよ!そうしないと憲法破壊勢力に勝てないぞ!」と言いまくって、「アベ政治を許すな!」の広範な人々の中の一定の部分に影響を与えているが、戸田は、この論は非常におかしな、有害無益なものだと考えるので、以下に整理して論じる。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

1:参院定数が1しかない選挙区なら「絶対に候補者一本化せよ!」は正しい論理だが、
 大阪選挙区は「定数4」だよ!
  しかも旧来の「定数3」から1増えての「定数4」だよ。
 
  壊憲の自公維に対して「最低限2:2」の結果を出すべきなのに、「一本化せよ」論
 は、「最初から3:1を目指しましょう」と敗北主義に浸って
 「そうしないと4:0になるよ!」、との危機煽りでそれを正当化する愚論だ。
  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

2:そもそも「参院大阪選挙区」の具体を知らない人もいると思うので、紹介すると、
「参院大阪選挙区」の現職議員については、以下のサイトに並んでいる。
    ↓↓↓
  http://www.sangiin.go.jp/japanese/giin/hireiku/hireiku.htm
 全部で7人で、
「今回非改選」は、「親アベ派:反アベ派野党」は3:1だ。
   ・柳本卓治(自民党)・杉久武(公明党)・東徹(維新)
   @辰已孝太郎(共産党)

「今回改選」は、現職では
   ・北川イッセイ(自民党)・石川博崇(公明党)
   @尾立源幸(民進党)
 で、「親アベ派:反アベ派野党」は2:1だが、

  ※2010年参院選結果(今回改選)
  http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2010/kaihyou/ye27.htm
石川博崇(公明党)  :86万4278票で1位
    北川イッセイ(自民党):70万6986票で2位
    尾立源幸  (民主党) 69万8933票で3位
   ×岡部まり  (民主党) 61万7932票で落選
   ×川平泰三  (みんな) 38万9445票で落選
   ×清水忠史  (共産党) 36万6105票で落選
   ×山分ネルソン祥興(改革)10万6038票で落選
   ×大川朗子  (社民党)  8万7858票で落選
  ※
 今回選挙で定数1増なので、
  「親アベ派:反アベ派野党」比率が「4:0」か「3:1」か「2:2」かが、
 「現実的な見通し」となる。
   (「1:3」や「0:4」の「反アベ派野党圧勝」は「論外な希望」だと誰しも
     が考えているので)
  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

3:こういう中で、「大阪で圧倒的に強い維新が2人出馬決定!」、
         「アベ権力=世論操縦をバックに自民党が2人出馬決定!」となり、
   ▲「最低限、自民1人+公明1人+維新1人は当選確実!
     維新2人当選も十分あり得る!」
 という「選挙予測」が、マスコミでも「事情通」でもたしかに圧倒的なので、

  「だから反アベ派野党は候補者を1人に絞らないと4:0で完敗する!」と、
 「一本化論絶対者」達が声高に叫び続けている。
  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

4:そういう「圧倒的な選挙予測」に対して、「不愉快であってもそれを受け入れて選挙
 戦術を立てる『現実主義』が必要だ」、という論もたしかに一理ある。
  しかし「定数4」で「3:1」となった、2013年7月参院選
   ・「維新の東徹」    :105万6815票で圧勝、
   ・「自民党の柳本卓治」 : 81万7943票で2位
   ・「公明党の杉久武」  : 69万7219票で3位 
   @「共産党の辰巳孝太郎」: 46万8904票で4位
   ×「民主党の梅村聡」  : 33万7378票で落選〜
      
    ※梅村は2007年参院選で民主党・128万1502票でトップ初当選。
        2013年7月参院選で落選後、9月に民主党離党、
        2016年月参院選では「比例区で維新から出馬」の変節漢!
  は、
  ・2012年12月衆院選挙で自公圧勝=政権再交代=第2次安倍政権発足、
  ・アベノミクスと「決められる政治=ねじれ国会解消」のだまし政治。

  ・橋下維新は2012年に国政政党(日本維新の会)となり2012年12月衆院選で
    54議席を持つ「衆院第3党」に躍進して日の出の勢い!
 
 という中での7月参院選で行なわれた。→自民党大勝=「ねじれ国会解消」、
                   →特に大阪では維新圧勝
  
 この「2013年7月参院選」の時は、
  ▲消費税8%への引き上げも無かった(10月に決定)
  ▲「橋下維新の大阪でのかげり」は全く無かった(9月堺市長選で敗退)
  ▲「特定秘密保護法」は国会に出ていない(10月末提出・12月可決)
  ▲原発再稼働も無く全原発が停止中。(初の再稼働は2015年8月川内原発)
  ▲「経済格差」も今に比べれば「まだマシ」だった。
  ▲「TPP大筋合意」も「マイナンバー制度」もカケラも無かった。
  ■「戦争法推進」や「壊憲の集団的自衛権推進」は全く見えず、
     今のような「広範な反アベ運動」は無かった。
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5:そういう、今と比べればまだ「アベ政治の酷さ・恐ろしさの国民的認識」が薄く、
 「広範な反アベ政治運動」も弱かった時代(2013年)の参院選の延長類推と、
 「橋下維新は大阪では強い!」という「2015年大阪ダブル決戦の敗北後遺症」を
 基にして、
  「「3:1」を目指して「候補者一本化しないと全滅だ!」、と考えて、
 それを回りにも押しつけていく事は、
 
  「政治倫理的に」、「政治思想的に」、「大衆運動的に」、「選挙戦術的に」
 「アベ政権打倒運動的に」等々、正しい事なのか???
  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

6:3年前の参院選の時に比べて、
   ◆国民の「反アベ政治の意識と運動」がはるかに高まり、 
   ◆「18歳以上選挙権付与」で大阪府内有権者(約712万人)の約2%=14万人強の
     「新たな若い有権者が増大」し、
   ◆定数が「3→4」に増えて、大阪府的には全くの暁光で
    「反アベ政治の共産党議員」と「反アベ非共産党の議員」の並立当選の可能性
    (選択肢)がグンと豊かになった。(「2:2」の可能性) 

   ※ちなみに、戸田は「選挙戦術としての共産党への投票」に何のためらいも無い
    が、「疑似左派で実態は右派たる共産党」に対して「真の左派」として熾烈に闘
    ってきた連帯労組は、現在でもそういう「割り切った判断」が出来る状態にはな
    いから、「民進党リベラル派の尾立氏」全力支援の立場を絶対に変えない。
    ※
  こういう好条件が生まれているのに、それを活かして自公維に切り込む闘争心を発揮
  させようとせず、
  ・自公維は強い!特に橋下維新は強い!
  ・反アベ政治派は最大限でも1議席しか取れない!「3:1」しか無理だ!
 と「敗北主義=勝てない意識=の刷り込み」にいそしみ、

 反アベ政治で実績を積んで票を固めて奮闘している共産党と民進党の尾立さんの2者を
「一本化に反するエゴイスト」扱いて、そういうマイナスイメージを世論に振りまく役割
 を果たしているのが、「一本化論絶対者」の行動実態だ。
 ・・・・まさに「地獄への途を敷きならす『善意の人々』」だ!
  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

7:共産党は「国民的議会主義の左派政党」としては良い実績を上げている。
 (社会主義革命政党としてではなく、また門真市政での振る舞いは別にして)
 また、2013年参院選で民主党候補を押さえて4位に入った勢いや、この間の「反アベ運
 動」への貢献と「若い女性の候補者(渡辺ゆい)」による集票力で当選は十分に可能だ
 し、少なくとも「共産党は勝てないから降りろ」と言われる筋合いは全く無い。

  また、民進党の尾立氏は、「いわゆる市民派界隈」では知名度も評価も低いかもしれ
 ないが、連帯労組などの非共産党系「戦闘的左派労組」からの支持は強い。
  戸田も強く支持する人だ。

 ■戸田が最も印象深いのは、2005年の連帯関生(かんなま)労組大弾圧の時に、辻元
  清美氏(当時は社民党)や「何人かの市民派議員達」が、連帯労組から絶大な支援を
  受けてきたくせに、権力弾圧が起こると「私、知らな〜い!」とばかりに2年か3年
  も連帯労組行事に顔出ししなくなったが(不当弾圧反対の意思表示さえしない!)、
  
  尾立さん(民主党内リベラル派)は、全く臆する事無く、武委員長逮捕のバッシング
 報道盛んな時でさえ、連帯労組行事に顔を出し、不当弾圧糾弾の意思表示もし続けた事
 である。 

  国会議員として不利益をこうむる事を承知の上で、権力弾圧には真っ向反対して連帯
 労組など左派労組と共同してきた「骨のある国会議員」が尾立さんだ。

  最近では、「今の民主党ではダメだ!」として「民主党大阪府連代表」でありなが
 ら、自ら「民主党大阪府連の解散」を打ち出し、「無所属として出馬する」途の模索も
 してきた。
  「民主党」が「民進党」に変わったので、「無所属での出馬」はやめて「民進党での
 出馬」にするようだが、それは「連合等の右派とも戦術的おつき合いはしつつもリベラ
 ル路線は堅持しての出馬」としてあるはずだ。

  (民主党と合併した「東京維新」は反橋下意識が強いので、反アベ運動的に大きな
    問題になる事はない)
 
 ◆また、尾立氏は2004年参院選挙でトップ当選を果たして、2010年参院選も
  「定数3に民主党が2人出馬させる」中で3位当選を果たした人であり、
  「選挙に弱い人」では決してない。

 ▲「消費税に賛成して民主党に残った」点では辻元清美氏と同じであり、「市民運動へ
  の関わり度合いや知名度」では辻元清美氏に劣るが、
  「権力弾圧にさらされた人を断固支援する」、
  「マスコミや右翼のバッシングに萎縮しない」
  という面では、辻元清美氏や「そこいらの市民派議員」よりもずっと信頼出来る人で
  ある。
  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

8:■参院大阪選挙区でやるべき事は、
 「反アベ政治の2人の共同候補=民進党尾立さんと共産党の渡辺さんを共に当選させよ
  う!」、
 「定数4で公明・維新が強い大阪ではせめて2:2の対峙当選を絶対に実現させて、
  沖縄と全国に応えよう!」、
 を選挙闘争スローガンとして「反アベ2陣営の全力奮闘」を大きく訴えていく事だ。

  「大阪的現在状況」では、「定数4の利点」を、この戦術で最大限に活かすべきであ
 る。 
  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
9:「反アベ野党は1人しか当選出来ない!」とちじこまるのではなく、
  ◆集票力退潮傾向明白な公明党票を切り崩せ!
  ◆自民党支持者の「反維新感情」と「アベ政治危惧意識」を掻き立てろ!
  ◆維新や自民党のスキャンダルを暴き立てろ!
    ※「たかじん後妻・百田尚樹の『殉愛』デマ本問題」を活用すべし。
 http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=9364#9364
 http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=9159#9159

  ◆何よりも、「自民2人・維新2人出馬」は、「自民・維新の票割れ」の誘発材料と
   して、「反アベ側の好機」と捉えるべし!
  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
           (続く)
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB7.5; YTB730...@i60-35-94-245.s04.a027.ap.plala.or.jp>

参院選大阪:「民進党と共産党は候補者一本化せよ!」論のヘンテコさと有害さ(下)
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 戸田 E-MAILWEB  - 16/3/31(木) 4:54 -
  
ーーーーーーーー(続き)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

10:「今度は定数が4に増えて、100万票超集票のトップ候補は見あたらない」、
 という状況であれば、「最下位当選は50万票あたり」ということか。

    ・自公維での当選者2人の有効票数合計190万票、
    ・民進党と共産党の当選者2人の有効票数合計110万票、
    ・落選して無効になった自公維の落選者3人の票数合計140万票 
 
   ・・・総得票数では330万票:110万票=3:1でも、
      当選議席数では2議席:2議席=2:2、
  という事も十分可能じゃないの? (反アベ候補の票読みがすごく少ないが)
  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

11:■まっとうな実績と得票数を持つ陣営に対して「降りろ」と押しつけるのであれば、
 「降りろ」と迫る側が、せめて「自分らだけで20万票は確保出来る」、くらいの実績を
  持っているべきではないか?

   また、もう4月なのだから、「この人を出せば50万票は大丈夫」と言える程の集票
  魅力を持つ人を提示し出来るメドを持って言うべきではないのか?
  
   そうでないと、余りに無責任で非礼な事だと思う。
   (しかもそんな「一本化押しつけ」の「最上の獲得物」が「親アベ派が大阪では
     3:1の大勝」だなんて!)
  
  実際問題として、2陣営に「出馬取り下げ・第3者に一本化」を強く求めている主と
 して「市民派的な人々」は、
   ・これというすごい人材を全く用意する人脈も能力もないし、
   ・大阪全域でせいぜい3万票程度を確保する程度の集票力しかないし、
 要するに全く力不足であって、
  到底、尾立・共産党の2陣営に出馬断念・第3者への一本化を求める資格は無い。
  
  吉永さゆりさんでも出馬してくれたら当選させられるかもしれないが、今さら「有名
 芸能人」を頼るべきではなかろう。(受諾可能性も皆無だし)
  そして、「仮にすごい玉を出せても、戦績は3:1どまり」に過ぎない。

 ▲「共産党に一本化せよ」と尾立陣営に迫ったり、「尾立に一本化せよ」と共産党陣営
  に迫ったりしている人は、実際にはいないのではないか?
   また、共産党と尾立陣営の両方に対して「どちらか一方が降りて一本化する協議を
  せよ」、と迫っている人も実際にはいないのではないか??
  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

12:■今大阪参院選で絶対にしてはならない事は、
   「尾立さんと共産党以外の反アベ派候補を新たに担ぎ出す事」だ。
  「緑の党」であれ、市民派であれ、中核派であれ、何であれ、そういう事をするのは
  「利敵行為」に他ならない。
   「党派的信念」でそういう事をする連中がいたら相手にせず放置し、1票も他から
  は与えないようにするべきだ。
  
   そして、「尾立と共産党では勝てない。第3者に一本化すべし」、という観念論的
 ブローカー的動き=現実的には尾立氏と共産党へのマイナスイメージ宣伝にしかならな
 い言動も慎まれるべき事だと思う。
   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

13:「候補者一本化せよ!」論の有害無益さをまざまざと見たのが、2月のある市民活動
 家懇談会での泉大津市議の高橋登議員の言動だった。

  近畿市民派議員の古参でもあり、「緑の党」議員でもある高橋議員が、
  「緑の党」市議の立場表明して「参院大阪の候補一本化論」を語ったのだが、
  戸田から見て「そういうあなたは国政選挙で何票を動かせる実績があって、そんな
  大層な事を言ってるの?」、と冷ややかに見ていたが、

   それはともかくとして、その後、新社会党の古参、山下茨木市議が参院選挙の事を
  語った時の高橋議員の暴言ヤジは実に酷いものだった。
  
   初対面の人が多い、各層活動家が集まった場で、何度制止されても、山下議員に対
  して「一本化しないで勝てると思ってるんか!」、「負けたら責任取るんか!」、
  等々の無内容な怒号ヤジを続ける高橋議員。

   こんな高橋議員の醜態を見るのは初めてなので、「酒が入って行儀が悪くなったせ
  いか?」とも思ったが、同行して来た仲間の男性も同じように口汚くヤジを続けてい
  るところから見て、「酒のせい」ではなく、心底、「一本化論に賛同しないヤツは許
  せない!」、と思っての事だと判断せざるを得なかった。

   権力弾圧やザイトクにはすくみ上がるに違いないようなヤツが、何を偉そうな事を
  言うのか、と戸田は立腹したが、人目があるので、その場ではキツイ対応はしなかっ
  たものの、今度山下さんにああいう無礼な暴言を浴びせたら、容赦はしない。
   (もちろん戸田に対しても!)
   (「ちゃんとした対話」にはもちろん応じるが)

  ま、この時の暴言が、高橋議員個人のものとしても、今の「一本化信者」達にこうい
 う「自分らの国政力量をわきまえない思い上がりの排他的感情」が存在しているゆえの
 暴言噴出だったのではないか、という気もしている。
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

14:最後に:
 「反アベ政治は圧倒的多数の民意だ!」と言いながら、
 「大阪参院選では最上でも3:1でしか議席を取れない」、と確信して選挙闘争をする
 なんておかしくないか?

  たしかに「社会運動と選挙運動は、全然違う技術を要するもので、我々にはその技術
 が著しく不足している」、事も事実である。

  しかしこの認識から導き出されるべき参院選方針は、
 「早急に選挙技術習得にいそしみ、自民・公明・維新の票削り作戦を発動し、
  尾立当選・共産党当選の2:2実現に向けて全力傾注すべし!」、
 であって、

 決して
 「尾立と共産党では当選できない。1:3が最上の勝利だから一本化せよ!」
 との方針で「一本化絶対必要論の宣伝」にのめり込んでいく事ではないし、
 「一本化に同意しないヤツは利敵行為者だ!」的な意識に捕らわれる事でもないだろ
 う。

 ★想像してみて欲しい。
  連帯労組や「市民派」らの尾立陣営と共産党渡辺陣営が共同で大集会を開いて、
 「参院大阪で2議席確保で勝利しよう!」と華やかに訴え、各界有名人が連帯挨拶を
 し、
  「それぞれに違いがあっても『アベ政治許さない』で大同団結しよう!」
 と共同アピールを採択して、賑やかにデモも行なう。
  
  「2:2の勝利を!」、「2議席絶対獲得!」を共同のスローガンとして、
 両候補が街頭演説も行なう。・・・・・
  シールズも両方にエールを送る。 

  ・・・・こういう選挙戦、選挙前宣伝をやった方が、人々の「やる気」がずっ
      と出ると思うよ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 3/30(水)17:55 戸田ひさよし 拝

※3/30投稿の時、(上)で現職議員を「8人」と誤記したので「7人」と訂正して再投稿
 した。
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB7.5; YTB730...@i60-35-94-245.s04.a027.ap.plala.or.jp>

「参院選大阪2人当選可能」は救世主的理論か?
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 古川一夫 E-MAIL  - 16/4/8(金) 23:20 -
  
昨年11月ダブル選以降、私たちは「参院選大阪選挙区は全議席を改憲派が占める」という悪夢にさいなまれてきた。そこへ突然浮上してきた「二人当選可能論」。これは私たちに夢と希望を与える「救世主ネオ的理論」なのか、それとも仮想世界の理論を現実世界の理論だと信じ込ませる「エージェント・スミスの謀略」なのか?

(1)  戸田さんは 
3: で「維新が2人出馬決定」「自民党が2人出馬決定」と書き、
9: で「自民2人・維新2人出馬」と書き、
10: で「自公維での当選者2人」「自公維の落選者2人」と書いていることから明らかなように、自民2人、維新2人の立候補が前提となっている。
しかし自民現職=北川イッセイは今年2月に「出馬しない」ことを表明し、自民党からは新人=「松川るい」だけが出馬予定である。維新は浅田均の出馬が決まり、二人目の擁立にも意欲的だといわれる。反アベ候補二人当選の前提条件は存在しないのでは?

(2) 6: で3年前の参院選と現在の政治状況は異なっていることが3点書かれている。だが…
◆「反アベ政治の意識と運動の高まり」について
野党支持者の間で高まっても選挙にはあまり影響はない。自公維の支持者と無党派層の間で高まり、自公維への投票がかなり減らないと選挙への影響は生じない。そのような高まりがあることを立証していない。
◆「若い有権者の増大」について
18歳以上選挙権付与により増大する若い有権者が、反アベ候補に投票する根拠についてはまったく触れていない。
◆ 「定数増」について
これまで与党が議席を独占していた選挙区の定数が一人増える場合は、野党当選の可能性が高まる。しかし野党が議席を獲得している複数定数選挙区の場合はケースバイケースであることは自明である。

(3) 2015年統一地方選挙で定数4名の選挙区の政党別当選者数は以下の通り。
府議選(豊中市) 維新2、自民1、公明1
府議選(吹田市) 維新1、共産1、自民1、公明1
府議選(高槻市、三島郡) 維新1、自民1、公明1、 共産1、
府議選(枚方市) 維新1、無所属1、公明1、民主1
大阪市議選(阿倍野区)  維新2、自民1、公明1
大阪市議選(住之江区)  公明1、 維新2、自民1、

大阪市議選(全市合計) 維新36、自民19、公明19、共産9、民主0
堺市議選(全市合計) 維新14、公明11、自民8、共産6、民主2

地方選挙の数字であり、大阪全体ではないのであくまで参考としていただきたいが、1年前の選挙での政党の実力が表れている。

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