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原発問題−対米従属構造を中心に なかやましげる 11/7/8(金) 11:06
日本に54基ある原発はすべてGEかウエスティングハウス(WH)の原子炉について。 ゆうすけ 11/7/8(金) 16:44
中曽根と読売新聞社長・正力 なかやましげる 11/7/9(土) 10:10
■九電の原発所長から佐賀県古川知事に政治献金。 ゆうすけ 11/7/10(日) 2:55
1945年7月16日、人類初の原爆が炸裂。 ゆうすけ 11/7/11(月) 1:49
公明、斉藤幹事長代行「衆院復興特別委員会で質問」 ゆうすけ 11/7/13(水) 0:55

原発問題−対米従属構造を中心に
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 なかやましげる E-MAIL  - 11/7/8(金) 11:06 -
  
中山です。
原発問題そのものは、「ちょマジ掲示板」になじまないかもしれませんが、市議会での戸田さんの質問、そして小出さん(京大原子炉実験所)らの著書を門真市でも購入するという市当局の答弁など、原発問題が地域社会にとって切実な問題だということをこれらのやり取りで再度認識できました。さらに若狭湾の原発密集地から関西の水がめである琵琶湖まで20キロ、以前は相当離れているという感じだったのですが、福島第一原発の事故以来、20キロは原発隣接地区だということが誰しも実感したはずです。市当局もだからこそ、戸田さんの質疑に「誠実」に対応したのでしょう。

原子炉の損傷、環境破壊などこの間のマスコミの報道でも相当踏み込んで報道され、これまでにない「原発専門家」が生まれています。しかし、原発が建設されてきた構造そのものの解明はまだまだ端緒に着いた、という状況でしょう。何回かに分けて、少しこの点で書いてみます。

野宿者の自立支援雑誌『ビックイシュー』169号(6月15日)は原発特集号で、小出さんの詳しいお話が載っています。今は最新号を販売されていますが、大阪駅周辺でバックナンバーを購入できると思います。
小出さんは「原子炉は実は米国の原爆製造計画(マンハッタン計画)の中で作られた道具で、もともとプルトニウムをつくる技術、装置なのです」と本質をずばりと指摘しています。さらに「(日本に)54基ある原発はすべてGEかウエスティングハウスの原子炉。心臓部の技術はすべてこの2社がパテント(特許)を押さえている」「日本という国は一度も自分の手で原子炉を作ったことがない」「日本の電力会社は、原発の費用を電気代に含めた世界一高い電気料金を国民に押し付けて」と指摘しています。

小出さんのような原子力の専門家が戦後の日米関係をずばりと指摘しているわけですが、原発を追及しているとどうしてもこの謎、「地震国の日本になぜ五四基もの原発があるのか」という壁にぶつかるのでしょう。
日本は一度も自分の手で原発を作ったことがなかった、と言うより「自分の意地でなく、他国の論理で建設された」と言った方がより厳密でしょう。

日本に原発を導入したのは中曽根康弘と読売新聞の正力松太郎と言われています。この親米売国分子で露骨な軍国主義者の2人が「原子力の平和利用」というスマートなスローガンのも原発を日本に導入したのです。

この辺のくだりは次回に。
引用なし
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日本に54基ある原発はすべてGEかウエスティングハウス(WH)の原子炉について。
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 ゆうすけ E-MAIL  - 11/7/8(金) 16:44 -
  
 日本の原発についての、核心の話になりそうですので、私もなかやまさんから聞いたことを投稿させてもらいます。

 アメリカ政府は1953年末の大統領アイゼンハワーによる「原子力の平和利用」演説から軽水炉原発の開発にとりくみました。アメリカ政府が開発のための全資金を提供してウエスティングハウス(WH)らの民間企業の加圧水型軽水炉のシッピングポート原発をつくらせ、1957年に稼動させました。これがアメリカ政府最初の原発であります。

 その後、1959年にはゼネラル・エレクトリック(GE)が沸騰水型軽水炉の原発を稼働させる。しかし、当時の原発は欠陥だらけで、また発電コストも高く、とても民間の電力会社が採用するようなしろものではなかった。

 アメリカ政府は、自国で満足な原発もできないうちから、日本に原発(研究用)の売り込みをはじめました。アイゼンハワー演説の翌年には中曽根康弘らが動いて原子力開発予算が国会で成立し、それをつぐかたちで読売新聞社長でもあった正力松太郎が原発開発政策をすすめていきました。

 ■5月の政府による浜岡原発運転停止の指示についても、ほとんどのものが唐突に感じた。電力会社や自治体がなぜ浜岡原発だけ停止になったのかその根拠をあきらかにしろと要求したが、菅政府は納得させる説明ができない。それもそのはずで、これもアメリカ政府の要求できまったことだからである。浜岡原発で福島第一原発と同じような事故が発生した場合、神奈川の米軍横須賀基地が汚染される可能性が高いということが理由なのである。

 ■福島原発の事故当日、米政府の原発問題の専門家二人が官邸入りし、菅が官邸常駐を要求した。原発導入の経路を見るならば、アメリカの指揮のもとにすべてがすすんでいることは明白である。
引用なし
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中曽根と読売新聞社長・正力
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 なかやましげる E-MAIL  - 11/7/9(土) 10:10 -
  
中山です。
「不沈空母」発言で有名な中曽根ですが、日本への原発導入でもアメリカの犬馬の労をとっています。1954年4月に原子力予算案(2億3500万円)を国会に出し、殆ど審議もなしに成立しています。中曽根は当時、改進党の国会議員でまだ若造ですが、日米支配階級の目にとまり、その後の「出世」が保証されたのでしょう。翌、55年に「原子力三法」が成立し、56年に正力が初代原子力委員長、そして科学技術庁の初代委員長も兼務します。今も原発の「規制」と推進が同じ官庁で批判の的ですが、当時同じ人物が責任者とは驚きです。

福島第1原発の1号機(46万キロワット)の運転開始が1971年3月で、すでに40年以上も経過した老朽化した原子炉です。その後、2号機から5号機まで78・4万キロワット、そして6号機が110万キロワットで1号機と同じくGEが主契約者になります。1号機は日本ではなく、GEが別の国用に設計した原子炉で、耐震設計はまったくされず、地震やましてや津波など想定されずに設置された原子炉でした。東電もGEも日本政府もいい加減です。

小出さんも指摘されていますが、日本の原発は70年代後半になり東芝や日立が主契約者になりますが、膨大な特許料(技術料)をGE社やWH社に払っています。福島原発で工事費の5%プラスαです。東芝や日立は原子炉の販売価格の5%とさまざまな「技術料」を払っています。だから日本の電気料金は、世界一高い電気料金になっています。

最近の「にわか反原発論者」について。
橋下や反動教科書の推進者である西尾かんじなども反原発を主張し、ネットで盛んにもてはやされています。しかし、彼らは原発の「損得」だけは言うが、その構造までには言及しません。当然です。彼らは今の支配階級にたてつく気など毛頭ないからです。ましてやアメリカ批判などまったくしません。原発ほど搾取構造、差別構造で成り立っているものはありません。ウラン鉱石の精錬から定期検査の原発内清掃まで、全て被抑圧民族や底辺の下請け労働者が担っています。他人の労働に胡坐をかく橋下や民族排外主義の西尾にこれらの構造を批判する気もその能力もないでしょう。

戸田さんが書かれていましたが、電気は夏場でも足りている、定期検査などで動かしていない火力を使えば充分だ。これは説得力がありました。原発に反対することは「原始時代の生活」にもどらなければならないという論調が反原発運動の中にもありました。こういう謬論は今回の原発事故でふっとんびました。こういう立場、観点が必要です。

では。
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; YTB730; GTB7.0...@softbank218130024004.bbtec.net>

■九電の原発所長から佐賀県古川知事に政治献金。
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 ゆうすけ E-MAIL  - 11/7/10(日) 2:55 -
  
 玄海原発をめぐっては2006年、専門家から危険性が指摘されたMOX(ウラン・プルトニウム混合酸化物)燃料を使用するプルサーマル発電について、古川知事が「安全性は確保される」として同意をした。そして、2009年に玄海3号機で全国初のプルサーマル発電が始まった。九電幹部が古川知事に献金を始めたのが、2005年以降、毎年のことである。額は今のところ、05年〜09年で49万5000円であるが、そのような額で県民の安全を売るとは思えないので、氷山の一角であろう。

 菅のごたごたにより、出ないでもいい不祥事が知事の方にも出てきたが、なかやまさんのご指摘の「原発ほど搾取構造、差別構造で成り立っているものはありません」。との表れである。政府に対し、毅然とした姿勢で県民のことを考えてるかに見えた古川知事であるが、企業献金をうけて、2006年安倍内閣の時にプルサーマル発電に同意しているのであるが、自公政権なら今回もうまくやれたかも知れないが、菅の迷走によって、自らも矢面に立たされる事態になった。

 同じ知事でも、宮城県の村井嘉浩(よしひろ)知事は、かの松本復興相が偉そうに言ってるときに、よくぞ耐えたものだと、できた人であると敬服した。自分ならあの場面で大臣に喰ってかかってるだろうと思う。「このことはオフレコに」と言ったことまで、すべて報道されたのであるが、報道したマスコミに敬意を表したい。松本大臣が「オフレコに」と言ったとき、村井知事がニコッと笑ったのに、人間の大きさを見る。その誠実さが顔に出ている。人の上に立つリーダーはこうあるべきと思った。
引用なし
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1945年7月16日、人類初の原爆が炸裂。
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 ゆうすけ E-MAIL  - 11/7/11(月) 1:49 -
  
 米国の砂漠アラモゴードで、人類初の原爆が炸裂しました。それは、トルーマンとチャーチルとスターリンが日本に降伏勧告を送るポツダム会談に合わせてのもので、その成功は直ちに会談の場に伝えられました。その後、広島・長崎と続けて原爆が炸裂。広島の原爆はウラン800g、長崎の原発はプルトニウム1.1kg。「ともに、1kg 程度の爆発で一つの街がなくなってしまった。それを見た人類は恐れおののきながら、一方で、このエネルギーを何かに使いたいという期待をもった」

 しかし、原発で核分裂させるウランやプルトニウムの量は、原爆の比ではない。100万キロワットの標準的な原発を1年運転させるためには、1トンのウランを燃やす。

 「原発とは、毎日原爆を3発分ぐらいを爆発させ、その一部のエネルギーを電気に変える装置なのです。ウランを燃やして核分裂させると、核分裂生成物という毒物ができてしまい、万一事故が起これば、途方もない被害が出るのは誰が考えても明らかでした」。

(ビッグイシュー日本版 小出裕章さんに聞く、より抜粋)
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; GTB7.1; .NET CLR 2.0.50727)@ntoska196057.oska.nt.ftth.ppp.infoweb.ne.jp>

公明、斉藤幹事長代行「衆院復興特別委員会で質問」
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 ゆうすけ E-MAIL  - 11/7/13(水) 0:55 -
  
 一言で言って、歯切れの悪い質問であった。原発再稼働の問題に『京都議定書』が出てきた。原発が稼働しないと温暖化防止の目標が達成できないと。質問の中で、原発事故の損害賠償に関する国と東京電力の責任、被害者救済の迅速化などがあり、現実にそくしたものであったが、脱原発というよりも、国際的な経済競争には原発が必要であるという脱原発に逆行する質問であった。

 『京都議定書』を出すなら、100万キロワットの標準的な原発が1基動くと、原発のエネルギー効率からいえば33%しかなく、100万キロワットのみが電気になり、200万キロワット分が海に捨てられ、1秒間に70トンの海水の温度を7度上げる。海の生物環境に悪影響を与え、海水に溶けていた二酸化炭素を大気中に放出してしまうということを知らねばならない、原発は決してクリーンなエネルギーではないのである。

 最後に言ったことが、「我々は与党に10年間、原子力を進めてきた」と。そのことを振り返れば、菅を責めることはできなく、斉藤さんの温厚誠実さだけが出た質問であった。
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; GTB7.1; .NET CLR 2.0.50727)@ntoska106096.oska.nt.ftth.ppp.infoweb.ne.jp>

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