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「議員はボランティアでやれ!」と騒ぐ輩のデタラメさを斬る!重要な新スレッドを開始 戸田 11/2/24(木) 14:32

●元阿久根市長の竹原信一氏:武人社長市議の正義感・低劣議員への報復心が炸裂し歪む 戸田 11/3/1(火) 1:48
◆飯島英規氏:兼業市議で挫折し天職見つけ、片手間議員を理想に市議再挑戦って変だよ 戸田 11/3/2(水) 10:58

●元阿久根市長の竹原信一氏:武人社長市議の正義感・低劣議員への報復心が炸裂し歪む
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 戸田 E-MAILWEB  - 11/3/1(火) 1:48 -
  
 実を言えば、戸田は08年に「HPの選挙活用は合法!」論の諸野脇先生からの連絡で、
竹原氏が市長選挙でブログ活用して問題視されている事を知り、支援のメッセージを送った記憶があります。

 その時は「大いに結構」と好意を持ったのですが、その後強権的な職員クビ切りをして、裁判で解雇無効・復職命令出ても従わないという、およそ「憲法擁護義務を負う」
公務員・行政トップとして許されない逸脱を重ねた事や、専決処分の乱発、地域内での
不毛な公務員バッシングなどから、竹原氏を橋下・河村と同列の(よりえげつない)
「地域ファシズムの推進者」と判断して、厳しく反対する立場に変化しました。

 端的に言えば、防衛大卒で航空自衛隊で5年間幹部を勤めた「武人」で会社社長の竹原氏が、阿久根市議になって議員達のけしからん実態を公開追及した事で愚劣な猛バッシングを受け、それへの怒りが強くて市議をわずか3年で辞めて市長になって復讐に転じた
ところから、竹原氏一流の「議員論」が発生しているように思えます。 
 
 正義感と自立心の強い竹原氏の市議時代の奮闘苦闘が、彼の判断を狭く偏ったものにし
てしまったのでしょう。「苦労が人を歪めてしまった」、ある意味痛ましい例だと思います。
 ここは、

  ●「議員専業がけしからん!」とする竹原・河村らの主張はこの点で愚論暴論だ!
   http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=6061;id=#6061
の竹原氏の部分を再録して、竹原氏批判とします。
   ↓↓↓
A:まず、「日本の地方議会議員こそ『世界の超特権階級』だ!」と非難してやまない
 元阿久根市長の竹原信一氏の主張について。

  彼は上に紹介したブログ記事
◎日本の地方議員は世界の超特権階級(阿久根市長 竹原信一のブログ)
  http://www5.diary.ne.jp/user/521727/
 で各国の状況を紹介した後に、

  地方議会議員は議会においてどのような採決をしても個人責任を問われることなど
 一切なく(現実、行政の実際に無知で無責任極まる者が大多数)、極めて僅かな働きし かない。
  にもかかわらず、有権者を上手に騙して票を入れさせたという能力だけを理由に、
 高い報酬と年金制度を享受している。
  日本の地方議会議員こそ「世界の超特権階級」と言うべきだ。
  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
と言っている。

 そう断じる竹原氏は、2005年に阿久根市議になった後、たった3年間市議をやっただけで市議を辞めた人だ。

 防衛大学校を卒業し、航空自衛隊に幹部候補生として入隊して5年間務めて2等空尉で
1988年で退官、帰郷して親の経営する建設会社に就職し、一時期、同社代表取締役を務めた経歴を持つ竹原氏からすれば、他の議員達はぬるま湯に使った税金泥棒に見えたとしてもおかしくない。

 市議時代に何か不正追及して熱心にビラまき宣伝をしたりはしたようだが、議会・行政の改革を息長く進めるのではなく、「こんな馬鹿な議員共、職員どもと一緒にやってられるか!オレが市長になって一挙に変えてやる!」との短兵急な路線に走った。
 
 防衛代卒で上意下達・命令絶対服従の自衛隊の幹部で5年、親の会社で社長もやって
7年という経歴の中では、「命令即実行」こそ望ましく、話し合いだの協議だのはまだろっこしく、また実際他の議員や職員がアホウに見えて仕方なかったのだろうと思う。

 ついでに言えば、竹原氏は市議当時の自公自公政権による格差拡大・地方困窮化政治への批判観点は持っていないようで、だからこそ阿久根市の財政問題を「公務員賃金が高いから財政難になる」という歪んだ狭い観点からしか認識できないのだろう。

 竹原氏は「無知で無責任極まる者が議員の大多数」という現実をどう変えてていくのか、という課題に対して、一定数の議員が市民の多様な意識を反映するために必要であることや、議員が選挙で選ばれている事の重さ、無能議員を当選させる有権者の意識の変革も図らねばならに事などの「連立方程式」を全くすっ飛ばして、短絡的な考えと行動で対処しようとした。

 それが市長になってから自身のブログで「最も辞めてもらいたい議員」の投票を募ったり、「程度の低い人が何十人いてもダメ。質の高い人が10人以下でないと議論にならない」とか「職業議員が結託して、公務員と議員のための政治をしている」、「議員報酬は今の半分でも高すぎる」という言動につながっている。

 また、2010年6月の専決処分で議員報酬を日当制にする条例改正までもやっている。
「今の議員は報酬に見合った仕事をしていないから報酬は日当制で十分だ」というわけだ。

 たしかに阿久根市議会の実態が相当に酷く、竹原氏バッシングを執拗違法にやったり、職員組合の行政議会への影響力が強すぎるようだ、という面はあっただろう。
 そこいらへんは市議時代のブログ記事から伺える。竹原氏が怒り心頭になったのも無理はない部分はある。
  ↓↓↓
http://www5.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=521727&start=21&log=200609&maxcount=32
http://www5.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=521727&start=11&log=200704&maxcount=30

■「懲罰・問責・辞職勧告・怪文書の嵐の中で闘ってきた」戸田から言わせれば、しか  し、だからといってたった3年でケツをまくって市議を辞め、今度は自分が独裁者にな
 って何をやってもいい、という事にはならない。

  市長になって自分に服従しない職員の懲戒免職で裁判の判決に反して地位回復を長ら
 くさせなかったりの法違反は「憲法擁護義務を持つ公職者」として許されない事だし、
 「市が補助金出してるのだから市長を体育協会の会長にしろ」と強要したりは、とんで
 もない事である。
  
  また、2005年以降の、彼の市議時代・市長時代には「市長の高額な退職金はおかし  い」という批判がなされるようになって、先進的な所では市長退職金が全廃や半減され
 ているが(門真市でも05年市長当選の園部市長が自分について全廃を実行)、竹原氏は
 「改革」を言う割りにはこれに関心が向かないようで、2009年不信任失職の時も2010年
 12月のリコール失職の時も、旧来の規定通りに退職金を受けている。
  自分が市長の時に旧来の市長退職金条例には全く手を付けなかった、という事だ。

■竹原氏の市議時代のブログをざっと読んでみたが、
 (http://www5.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=521727 の2006年〜2008年の分)
 議会や行政の腐敗、政務調査費や視察問題は熱心に書いているが、種々の議案や国が降
 ろしてくる種々の制度への説明や批判、自分がそれら議案にどう対応したかの報告はほ
 とんどない事に気づいた。

  という事は、後期高齢者医療制度だとか何だとかの、戸田が説明批判し、行政に突っ
 込み反対してきた山ほどの議案に対して、竹原氏はほとんど批判対応をしていないとい
 うことなのだろうと思うほかない。
  議会でのいろんな攻撃と闘いながらも山ほどの議案を説明批判してきた戸田と、その
 点がだいぶ違う。
 
●・・・という事は、竹原氏が興味関心を持って調べ、研究して行なった行政チェックと
 市民啓発は、戸田に較べてかなり狭い範囲の事なのではないか、と推測される。
  そして、「自分が社長をやった事もある親の会社」をバックに持つ竹原氏は、議員報
 酬がなくても生活していけるくらいの経済基盤があるのではないか?

  だからこそ、「議員は日当制でもいい」とか「議員報酬は今の半額でも多すぎる」と
 かの発言が簡単に出てくるのではないか?
  
  竹原氏の市議時代の議会での発言を点検してみれば、彼が様々な社会問題や制度政策
 に対してどの程度の知識や見識を持って議員をやっていたのかが、はっきりするだろう
 。

●九州にも「真剣議員」はそこそこいるのだが、竹原氏はそのような議員と出会わなかっ
 たのだろう。(戸田も「08年市長選でのブログ活用事件」で人から教えられるまで竹原
 氏の存在を知らなかった)
  そして阿久根市や周辺の「野党議員」と言えば共産党議員だけで、これが竹原氏から すれば「職員労組の回し者でしかなく、議員としての見識がない」と思える状況だった
 のだろう。

  ここらへんが竹原氏の「不幸」かもしれない。正義感の強い竹原氏の阿久根市議時代
 の奮闘苦闘が、彼の判断を狭く偏ったものにしてしまったように思える。
 「苦労が人を歪めてしまった」例ではないだろうか。
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6; .NET CLR...@i58-94-101-26.s04.a027.ap.plala.or.jp>

◆飯島英規氏:兼業市議で挫折し天職見つけ、片手間議員を理想に市議再挑戦って変だよ
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 戸田 E-MAILWEB  - 11/3/2(水) 10:58 -
  
 群馬県桐生市の市議を1993年から2001年まで2期8年体験した飯島英規という人がい
て、自分のブログで「地方議員はボランティアでやるのが世界の常識」という事を盛んに宣伝しています。
    「ボランティアは世界の常識」: 飯島英規(いいじま ひでき)
      http://www.office-iijima.com/gaiyou.php
 戸田は全然知らなかった人ですが、「元市議会議員が、諸外国の例を出しながら地方議員ボランティア論を説いている」ということで、影響力があるかもしれないので、この人の主張を分析して批判していきます。

 書かれているものをいろいろ読んで、最初は真面目な人だと思っていたのですが、よく考えてみるともの凄くおかしいのです。端的に言うならば、

●1:保険屋さん兼業で市議をやって議会行政の改善が出来ず、議員に挫折して8年で引
  退した人が、その後「司法書士」を自分の天職として見いだして仕事しているのに、
  なぜか司法書士も保険屋も続けながらの「片手間市議」になりたくなって、「地方議  員は兼業ボランティアでやるもの」という主張で合理化しながら、今年4月の市議選
  挙で市議になろうとしている。

●2:司法書士で十分に充実している彼が、なぜ、今の仕事を続けながら市議になりたく
  なったのか、合理的な動機が不明。

●3:「議員を天職と考えて専業で全力投入しよう」と考えている人々を踏みにじって、
 「本業で稼ぎ、議員は片手間でやる」ことを前提にして「議員報酬ダンピング主張」
 (=議員ボランティア論)を売り物にして市議の座を獲得しようとしている。
                                   
●4:自分を正当化するために、竹下譲先生の本を歪曲して紹介している。
   竹下先生は「自治体議員は専業で議員職に専念すべきだ」と論じ、「イギリスの地
  方議員が名誉職で無償・低報酬というのは20年前の話で、その後は有償高額化してい
  ることをちゃんと知るべし」と強調しているのに、その肝心な部分を全く紹介せず
  に、「地方議員はボランティアでやるのが世界の常識」というデマ主張を宣伝してい
  る。
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 飯島氏の主張は、
■A:働き盛りの現役サラリーマンが議員を兼業できるようにすべき。
   (この階層が税金を主に負担し、かつ現実の社会を支えているので)
■B:そのためには、議会を夜間や休日開催にしないといけない。
■C:議員報酬は、欧州のようにボランティアにする。(または時給制や日当制)
    ◆無報酬で働く姿は市民の敬意と理解を広げ、議会の権限強化にもなる。

■D:議会改革のポイントは「住民参加」と「議員同士の自由討議」。
    議会を議員、町長、住民などが自由に交流し討論する場と位置づける。
    (欧米のように。竹下譲氏が説くように。北海道栗山町議会のように)

◆E:河村名古屋市長を尊敬する。橋本知事も、自ら政党を興して複数の人で議会に戦い
   を挑むという意味で支持する。
   が、竹原市長(元)は、議会制度を無視して専決処分を繰り返す独善なので不支持
◆F:議会の自己改革が期待できないので、河村・橋下流も已むを得ない。
   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 その人の主張を分析するのに欠かせないのが、その人の経歴や体験、経済事情などとの関係の分析。これをしっかりやるのが唯物論的社会学の常識です。

   ◆まずは、飯島さんの経歴から◆
     ・飯島英規の政治活動ホームページ http://iijima-hideki.com/
     ・「ボランティアは世界の常識」http://www.office-iijima.com/gaiyou.php
  代表者プロフィール:飯島英規(いいじま ひでき)

   昭和35年1960年: 群馬県桐生市に生まれる
   昭和54年1979年:県立桐生高等学校卒業
   昭和58年1983年:新潟大学法文学部(法学科)卒業
             ・社会党の衆院議員:永徹代議士の公設第一秘書
   平成5年:1993年 :生命保険募集・個人代理店開業(33歳)
            ★桐生市議会議員に当選。
        2001年:▲市議会議員を引退(2期8年)
   平成15年:2003年:司法書士試験合格(43歳)
     以降、生命保険代理店と司法書士を兼業。
   ★今年4月の桐生市市議選に再挑戦し、議員復活を狙って活動中!
    http://www.office-iijima.com/archives/2011/01/15024217.php
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 飯島氏の特色について記します。

1:★市議引退後に「司法書士」という仕事を自らの「天職」と考えて、「弱者の味方に
 立つ良心的な人」である事は、間違いないと思う。
   ◆額が少ない為弁護士が相手にしない小さい訴訟を影で支える「司法書士」を生涯
    の仕事として選択し、「理不尽が許せない!」という気持ちから、多重債務者の
    援護活動を重ねてきた。
     「ぐんまクレジットサラ金問題対策協議会」にも参加してきた。

2:市議を2期で引退したのは、桐生市議会が愚劣議員の巣窟みたいな所で嫌気がさして
 いた事に加え、尊敬してきた先輩議員が議長の時に不倫と母娘セクハラで訴えられて事
 実認定され、本人の事実無根主張を信じてかばってきたのに裏切られたショックなどか
 らだった。
  事件が加害者議員イニシャルで大きく報道された時に、たまたま同じイニシャルだっ
 た自分が市民から疑われて、それで自分への市民評価はそんなものかと愕然とした、と
 いう精神的打撃もあったらしい。
  真面目で繊細な心の持ち主故に、市議を続ける気が失せたと言えるだろう。

◆そういった評価をした上で、しかし批判は批判できちんとしておかなければいけない。

3:■飯島氏の市議時代は、「保険屋さんと兼業の片手間議員」だったと言わねばならな
 い。
  「議員の副業としての保険屋さん」、「もしくは保険屋さんをしながら議員もや
 る」、というのは時々あるパターンで、それは「個人での保険代理店」と議員の二つの
 職業が、業務時間や労力配分において両立させやすい事と、「顧客と獲得」=「支持者
 作り」としやすいためである。
  実は、戸田も他市の議員に勧められて、「損害保険の代理店」をやろうとして資格を
 取った事がある!
  しかし、戸田の場合は議員活動が多忙で、保険業との兼務を結局断念した。

 ◆しかし飯島氏は、保険代理店と議員をしっかり兼業させたのであり、それはつまり
  「その分、議員活動にかけた労力は少なかった」という事である。
  キツイ言葉で言えば、「兼業の片手間議員」だった、ということだ。

4:市議としての飯島氏について、戸田からみたら「大したことないなあ」と思う理由が
 ある。例えば飯島氏は議会質問に関して、ブログで、 
   「質問の中身をお役所にあらかじめ報告して、議員が報告の通りにお役所(行政)
    に一方的に質問(朗読)し、お役所が答える」だけで、議会は「儀式の会」だ。
 と書いている。  (ブログ:一度議員をやめた人間がなぜ語るのか?…)

  ■これを読んで、戸田は、「飯島氏は議員としての腕前が弱く、議会質問を活用して
   行政を改善していく事が出来なかったんだなぁ」と判別できた。
  ■戸田に較べれば、飯島氏は当局者への攻め方が全然分かっていない。「原稿の読み
   合わせ」をこちらが活用して当局を改善させていく醍醐味が全然分かっていない。

5:2007年初当選の庭山由紀さんは、議会の問題をいろいろ指摘したために問責だの懲罰
 だのと酷い攻撃を受けている。(それへの怒りの余り、「竹原市長支持!」という間違 った方向に走ってしまったが・・・)
  飯島氏の市議時代は、他の議員の愚劣さ横暴さは、さらに酷かったはずだが、飯島氏
 は問責や懲罰などの攻撃は受けていないようだ。

  ◆つまり、飯島氏は「良心的だがおとなしい議員」であって、議会改革のために体を
   張った闘いはしてこなかった、という事である!

   飯島氏はこうも書いている。
   「議会は言論の府。正論が通るはずだが、それ以外の理屈で動くことが多かった。
   ・・・・ものすごくフラストレーションがたまり、ストレスも感じた」。
   「定数26のうちの一人にしかすぎないと悩み、"1分の1"でできる仕事へと思いが
    強くなった。」
       ("1分の1"に充実感 市議2期を務め司法書士の道へ)
       http://iijima-hideki.com/press.html
  ◆つまり飯島氏は、市議会議員という仕事にやりがいを感じられず、燃焼できなかっ
    たのだ。
  ■きつく言えば、飯島氏は「たった1人であっても断固闘って議会を改善してや
   る!」という情熱気概と戦闘力に欠けていたのであり、優しく言えば「(桐生市議
   会では)議員に向いていなかった」のである。

6:■飯島氏は「議員を天職と考えて全力投入する」タイプの議員では全然なかった。
  だから「先輩議員を信じていたのに裏切られた。こんな汚れた議会に身を置きたくな
  い」、という理由で2期8年で引退したのである。
   彼が引退の件でいろいろ書いている事、議会で述べた事は、かなり自分を美化して
  いると思う。

7:議員引退後は、生命保険代理店は継続しながら、今度は「司法書士」という仕事を
 「非常にやりがいのある仕事」として見いだして全力投球している飯島氏だが、いった
 いなぜ、保険屋と司法書士を続けながら桐生市議に復活したくなったのか、さっぱり分
 からない。

8:■飯島氏が今度やろうとしているのは、最初の市議時代よりもずっと「片手間度合」
  いが強い、つまり行政チェックにかける労力がもっと少ない議員パターンである。

9:■現代の自治体の行政チェックをする業務がどれほど広範囲で大変な事かは、まとも
  な議員体験者であれば知っているはずなのに、それを「片手間仕事」でよしとするの
  は、不誠実以外の何ものでもない!

10:「現役会社員層の存在が議会に反映されていない」のはたしかで、それを反映させる
 必要がある事もたしかだが、
  ★それは、「会社員が身分保障されて休職して選挙に出れる・議員になって落選・引
   退したら会社の元の地位に復職できる」制度の確立としてすべき事であって、会社
   員が会社の仕事を抱えたまま議員をやる事ではない!

  ◆だいたい、日本の会社員が夜6時や7時にちゃんと議会に出席出来るのか?
   休日議会出席でその人や家族の休日を大幅に削っていいのか?
   会社の業務とつき合いと各種研修、そして家族個人の生活以外に、行政資料を読み
   こなし、考え、調べる時間や体力がどれほど残っているというのか?!

  ■「現役会社員で議員をやるべし」という主張は、まさに実行不可能な空論であり、
   「議員を単なるコメンテイターに落とす」ための愚論でしかない。

11:飯島氏が復帰しようとしている桐生市議会は、かつて飯島氏が挫折させられただけで
  なく、今なお愚劣議員の巣窟で、「まともな議論が通じない」所であることが明白
  だ。 (飯島ブログ:会派政治に異論 庭山市議の問責決議〜や、桐生市の新人女性
  市議・庭山さんの「由紀日記」http://www5.diary.ne.jp/user/542857/ など)

  ■そんな酷い議員達が牛耳っている議会・そこと癒着している行政の世界に「前回以
   上の片手間仕事議員」が復帰しても、何も改善できるはずがないだろう!
   しっかり全力で「議員業務一本で」闘わないと改善できるはずがない。
 
  ◆飯島氏は、竹下先生の本を引用したり、北海道栗山町の議会基本条例を引用したり
   して、「住民も参加する議会」だとか「議員どうしが討論する議会」だとかをある
   べき議会として描いている。
  (ブログ:現役サラリーマンを議場に 他県に学ぶ議会基本条例
       http://iijima-hideki.com/press.html  )

  ■しかし、そんな桐生市議会の現実は、そんな話は問題外だろう。まずは議員職一本
   で改革に全力投球する「真剣議員」の闘いで「普通にまともな議会」にしていく事
   が現実課題ではないのか!?
   ロクに闘えるはずもない「片手間議員」として市議復帰を狙いながら理想議会を語
   るのでは、まさに机上の空論でしかない。
    飯島氏が語るべき事は、低劣な桐生市議会を改善させるために自分が実行する具
   体方策であるはずだが、それは何もないようだ。
  
 ※一度挫折して桐生市議会を去ったのだから、よほどの戦闘力が無いと「負け犬を
  またいたぶってやれ」と舐められるだけである。挫折のハンデは小さくないはず。
   
12:飯島氏は竹下先生の本を詳細に読んでいる。ブログでも「フランスの市町村議会議員
  の総数は、およそ51万にものぼり、人口120あたり一名の割合となっている」
  とも書いている。 http://www.office-iijima.com/archives/2010/12/08042916.php
  ◆普通、それを知ったら人口12.8万人の桐生市なら議員が1066人(!)という事実
   に当然気づいて、「そんなに議員数が多かったら公費負担は無理だよなあ」と思う   だろう。(イギリスの例でも同様に)

  ■ところが飯島氏はそういう「当然考えるべき事」にはいっさい触れずに、「フラン
   スでは地方議員は無償だ」、「イギリスでは無償化低報酬だ」、とだけ宣伝する。
   これは、歪曲宣伝であり、ペテン論法だ!

13:竹下先生は、
   こういう議員の職務は、たとえ能力があっても、片手間に出来ることではない。
  それこそはフルタイムで議員の職務に没頭することが必要である。
  また、議員が「住民の代表」としての任務を果たすためには、世の中の動きにも通じ
  ていなければならない。・・・
   (地方議会 その現実と「改革」の方向:はじめに:5〜6ページ)>

  イギリスについては、
   ・・・その他の地方議会でも、ある程度の金額の報酬が出るようになっている。
    しかも、それが、年々、引き上げられているという状況にある。
   ・・・イギリスの地方議会が議員報酬を出すようになったのは、こういう事態の解
    決策でもあった。
   ・・・
      「兼業議員」を主張するマスコミや論者は、こうしたことを考えたことがあ
    るだろうか?
      安易に、イギリスの事例を、しかも過去の事例を引っぱり出すのは、住民
    に誤解を招く危険性が高いというべきである。
         (地方議会 その現実と「改革」の方向:98〜101ページ)
   と強調している!

   ■ところが飯島氏は、竹下先生らの本をいろいろ読んでいながら、こういう重大な
    部分を隠ぺいして「ボランティアは世界の常識」と謳って「諸外国の例」を歪曲
    紹介し続けている! まさにペテン論法だ!

14:飯島氏が桐生市議の座を求める理由は、最も好意的に考えても「現役会社員も議員を
  やる事例を増やすため」としか考えられない。(他の欲望を除外したら)
  ◆しかし、自分で仕事段取りを調整できる司法書士と上司の命令で働く会社員では、
    事情が全く違う!現役会社員のまま議員になっても議員業務などは出来ない。

  ■会社員よりは動きやすいとは言え、保険屋・司法書士を本業として顧客に責任を負
   う立場での「片手間議員」が桐生市議会に混ざっても、議会改革には何の役にも立
   たない! 桐生市議会を改革するのはそんな甘いもんではない。
  ◆飯島氏の出馬自体が、議員一本で全力で改革しようとする人材の妨害物になる!  

<結語>
  以上見たように、飯島氏の主張や行動は、ナンセンスな空理空論であり、かつ有害な
 ものだと言わねばならない。氏は司法書士として人助けする事に専心すべきである。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
参考:飯島氏の記述:
◎河村さん、橋下さんと竹原さんの違い。独善的という言葉。(平成23年1月19日)
   http://www.office-iijima.com/archives/2011/01/19044258.php
◎地方政治改革の処方箋:議会ボランティア論 http://iijima-hideki.com/press.html
◎&#8722;政治との決別宣言(不出馬宣言)&#8722;http://iijima-hideki.com/press.html
◎"1分の1"に充実感 市議2期を務め司法書士の道へ
◎多重債務の被害者を救う ぐんまクレジットサラ金問題対策協会
◎夜間議会の提案 (3本とも http://iijima-hideki.com/press.html )
引用なし
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