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ユニオン・エクスタシー、無期限ストに突入 通りすがりの貧乏人 09/3/3(火) 2:00
↑名前は怪しいが、著名人も応援している 通りすがりの貧乏人 09/3/3(火) 22:01
ついに朝日新聞に掲載された! 通りすがりの貧乏人 09/3/22(日) 0:46

ユニオン・エクスタシー、無期限ストに突入
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 通りすがりの貧乏人  - 09/3/3(火) 2:00 -
  
ユニオン・エクスタシー(京都大学時間雇用職員組合)が無期限ストに突入しました。

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京大、非常勤職員5年で雇い止めと発表。

本当にひどい。
労働者を人と見ていないようなひどい使い捨て。硬直した組織のまま効率化(つまり人件費削減)を計って、こんなやり方。怒りがわいてきます。

そこで、来週から当組合員一名が無限ストライキに突入します。
詳しくは、エクスタシーのブログから、<首切り職員村、開村>
http://extasy07.exblog.jp/

>そもそも女性労働の搾取の問題だった!!

(この問題は大学という職場特有の問題もあるのですが、ヘルパー、保育士などの女性の多い職場でのワーキングプアの問題との共通点も多いと思っています。広く連帯していくためにも、このメールではその点について中心的に書いていきます。)

04年の法人化のときに、今後雇う非常勤職員については、5年で自動的に雇い止めを行う、という規定を大学は作ったのです。
来年度はその最初の5年目にあたる職員がでる、それを予定通り、首にすると発表しました。
つまり毎年毎年、自動的に大量解雇をしていくということです。
今や非常勤職員は全職員の半数の2600名、そのうち1300名が法人化以後雇った人だという。
来年度は、約100名雇い止めにするとの発表でしたが、当組合員だけでも2名、知ってる人だけでも10名は該当しています、おそらく3桁の大量解雇となるでしょう。それを毎年やっていく、というのです。

注意して欲しいのは、これは、業務縮小のための首切りではないということ。(首をきったらその分また新しく雇わなくては
いけない)
もっと悪質です。
非常勤のこの低賃金を維持するための首切り。待遇に不満が出る前に首を切る。つまり首切りのための首切りなのです。

それに対して、ユニオンエクスタシーは、非常勤職員は5年で壊れる機械ではない!
当局は非常勤は臨時的で補助的なので、トラブルにならない、と現場無視の発言をしていますが、
非常勤の業務は事実上、臨時的でも補助的でもない。一人で職場をまかせられている非常勤もいる。
補助的いうて、低賃金でやっとっているだけだろ、等の主張をしています。
つまり、雇い止め撤回と同時に待遇改善を要求しています。

それはどうしてでしょうか?

京大非常勤職員は2600人、5年規定の対象者以外の、のこりの1300名はどんな人たちなのでしょうか、
おかしい、おかしいと思いながら、5年10年何十年と働き続けてきた非常勤職員の人たちです。
多くが女性だと思う。昔の言い方ならパートとなる。

京大では、常勤のことを定員、そして、非常勤のことをかつては日々雇用といった。
日々雇用の人にとって、毎年3月31日は屈辱的な日であった。
退職願いを書かされるのである。別にやめるわけではないのに。4月1日からまた同じところで働くのに。
当時の京大職員は国家公務員、しかし、非常勤は一年で一日だけ公務員ではないことにされる。なので、公務員には当然の勤続年数による昇給もない、ボーナスもない。10年もいたら、常勤と2倍3倍と給与が違ってくる。ほとんど同じ仕事をしている
のに。
私も大学図書館で働きだして、びっくりした、あれ、この人も非常勤、仕事内容では区別できない、
なにしろ、何十年も働いている非常勤の人たちは、もう、間違いなくエキスパートなのだ。

(70年代に京大臨職闘争という栄えある歴史がある、非常勤職員たちが立ち上がって、一時的にはボーナス等を勝ちとった。
エクスタシーでは当事者や資料にあたって、その経緯を調査中です!)

なぜ、 非常勤職員が条件の悪い待遇だったのか、それは主婦のパートの仕事とされていたからである。
これは70年代からウーマンリブらが明らかにしてきたように女性差別の典型である。
男なみの過労死しそうな正社員か、低賃金週30時間未満のパートか、という二者択一しかない。
1日6時間しか働けないからといって、なぜ時給が低いのか、なぜ昇給がないのか、どう考えてもおかしい、それを主婦のパートということで正当化してきた。(明らかな差別であり、搾取です。そう、学生のみなさん、「学生アルバイト」ということで、理由もなく低賃金にされていませんか、おかしいです、怒ってもよいはずです、実はこれが京都の時給水準を下げている
気がします。)
(一方、主婦の方でも、いわゆる103万、130万規定、つまり夫の扶養家族でいるためにはあまり稼いではいけない、というしばりがあった。低賃金でなくてはいけないという変な話。
そして、その中で一番大変な目にあってきたのは、扶養家族をあてにできない、シングルの人たちとくにシングルマザーです
。つまり、この差別は社会にしみ通る家父長制に支えられていた。)

みなさん、今、ワーキングプアと呼ばれる仕事のうち、ヘルパーなどの介護職、レジなどの販売など、官製ワーキングプアの代表とされる、保育士、図書館員、これらみな女性の仕事、パートの仕事とされてきたものではないですか。
つまり低賃金パート労働が、主婦だけではなく、20代30代の女子や男子にも、リストラにあったおじさんにも、と社会全体に広がってきた。
(これは識者が指摘しているように、社会に広がってやっとパート労働というものの不当さが認識されてきた、ということでもあります。ワーキングプアという言葉をもったのです。)

京大もその典型例です。正規職員の業務を次々と非正規職員に置き換え、人件費削減を図ってきた。
その結果、「仕事内容は正職員と変わらないのに収入は4分の1以下」という労働者が大量に生み出された。その数、いまや2600名!(総職員数の半数です。)
そして、4年前の法人化によって、京大職員は公務員ではなくなった。そのとき、日々雇用は、時間雇用という名にかわり、待遇は改善されないばかりか、もっと悪くなった。時給は900円から、しかもいくらたっても1200円以上には絶対上がらない。
と同時に、今回問題となっている5年規定が導入されたのです。

扶養家族制度を前提につくられた、差別的な非常勤職員の賃金体系。最初からこれだけで食っていけるように作られてはいない給与。それを、会社の扶養者手当も無くなっていき、そもそも正社員がこんなにも減っている中で、多くの人に押しつけている。
無理です。
私たちは、もう小手先ではない、抜本的な制度の組み替えが必要だと思っています。

最後に、
私たちは5年で壊れる機械やないぞ!

京都大学時間雇用職員組合ユニオンエクスタシー、小川
引用なし
<Mozilla/5.0 (Macintosh; U; PPC Mac OS X Mach-O; ja-JP-mac; rv:1.8.1.20) Gecko/...@118x240x213x107.ap118.gyao.ne.jp>

↑名前は怪しいが、著名人も応援している
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 通りすがりの貧乏人  - 09/3/3(火) 22:01 -
  
『マガジン9条』の連載『雨宮処凛がゆく』より
http://www.magazine9.jp/karin/090225/

 私も組合員の一人である「ユニオン・エクスタシー」(京都大学時間雇用職員組合)が、「5年で首切り」という非常勤職員の扱いに対して立ち上がり、無期限ストライキに突入した!「首切り職員村」を作り、京大の「5年雇用期限」を撤回させるまで、テントを張って寝泊まりするという。しかも、ブログには「ストライキ中」の映像がアップされているのだが、なんと「こたつ」でストライキ中!!この闘いを、「ユニオン・エクスタシー」組合員として、熱烈に応援したい。

 京都大学は、04年の法人化の時に、今後雇う非常勤職員については、「5年で自動的に雇い止め」という規定を作ったそうだ。京大の非常勤職員は2600人。そのうち法人化以降に採用された1300人は1年ごとに契約を更新し、時給制で働いているという。彼らはどんなに頑張って働こうとも、5年が経てば自動的に首を切られてしまうのだ。

 詳しくはユニオン・エクスタシーのサイトも参照してほしいが、そこにもアップされている「挑戦状」には30代の非常勤職員の厳しい生活実態が綴られている。

 仕事は図書室で、時給は1200円(ちなみにこの額が上限。最低は900円)。非常勤は週30時間までと決められているので月の手取りは12万円程度。年収にして130万円ほど。京大は2010年に、まず100人を解雇するそうで、「挑戦状」を書いた人もその100人に含まれる。挑戦状には、以下のようにある。

 「『非常勤の業務は臨時的で一時的で補助的』『(解雇しても)新たな人を雇うまでだ』一一大西珠枝理事長(年収1700万円)は、このような物言いが、どれだけ働く人の気持ちを傷つけるか、考えたことがあるのでしょうか。生活保護水準なみの低賃金で2600人もの職員を働かせておいて、5年たったら使い捨て。ここはトヨタやキヤノンの工場ですか。これじゃまるで京大は現代版『蟹工船』、いや一一京大非常勤の85%は女性ですから、一一むしろ現代版『女工哀史』ではないですか。その背後にはパート労働の問題、つまり女性の労働力をいいように安く買い叩いてきた、長い歴史があります」

 大学などで講演をするたびに、その大学で働く非常勤職員の人々の低賃金、不安定さについては多く見聞きしてきた。また講演後に、その大学の非常勤の女性たちと飲んで話を聞いたこともある。時給はやはり1000円程度で、常勤の人と同じ仕事をしていても大きな格差がある上、立場はこの上なく不安定。

 そこにこの「5年経ったらクビ」という制度だ。ということは、毎年毎年大量の人がクビを切られ、そして新しい人が入ってきて、そして5年経てばその人たちもいなくなる。そうすることによって、低賃金はずっと維持されていくこととなる。不満が出る前に解雇、という制度だからだ。

 今、多くの大学は、こうして大量のワーキングプアを生み出している。非常勤職員の人たちも大変だが、非常勤講師の人々の問題も大きいだろう。私の周りにも、いくつもの大学や専門学校の非常勤講師を掛け持ちしつつ、月収12万円、なんて人がザラにいる。大学は、一方で非常勤職員たちを「使い捨て」にし、その一方で非常勤講師を酷使し、更に学生をワーキングプアに仕立て上げてもいる。

 「高学歴ワーキングプア 『フリーター生産工場』としての大学院」(光文社新書・水月昭道)に詳しいが、大学院を出て博士号を取得しながらも、コンビニバイトなどで食い繋ぐ人たちは多くいるという実態がある。同書によると、「『博士』と呼ばれる人たちで、現在、正規雇用にない者(つまり、フリーター)の数は、既に一万二〇〇〇人以上」。それは「『大学院重点化計画』における院生増産が、文部科学省の主導によって"計画的に"達成された結果」だ。この計画によって大学院生は20年前と比べて約19万人も増やされたのだが、結果として社会のどこにも吸収されず、フリーターとなったり、または低賃金の非常勤講師として働いている。同書では、大学の教員格差についても指摘されている。専任教員と非常勤講師の格差だ。

 「一方は年収600万円を保障され、必要経費や保険にも不自由していない"本物"の先生であり、他方は、年収200万円・経費自腹・保険なし・貯金なし・嫁さんなしの"バイト"センセなのである。もちろん、講義を受ける学生さんたちは、そんなこと、知るよしもないだろう」

 更に以下のような衝撃の数字もある。

 「ある私立大学では、その大学で開講している全講座の専任教員による担当率は、わずか24%だという。75%の講義は、大学で正規に雇われている教員によってではなく、その大学に本来関係のない外部の人たちによってまかなわれているのだ」

 格差社会の矛盾が凝縮しているような大学の現場。そして学費もやたら高い。私の周りにも、400万円もの奨学金に苦しめられている若者たちが多くいる。でも、学費が高いのって仕方ないんじゃないの?と思う人もいるだろう。が、ヨーロッパの多くの国では大学の授業料はタダである。そうして日本政府は、国連から「高等教育の無償化」を迫られてもいる。国際人権規約の社会権規約13条2項「高等教育の漸進的無償化」を保留しているのは、日本とルワンダとマダガスカルだけである(「ネオリベ現代生活批判序説」より)。

 このように、日本の常識は世界の非常識だったりするし、「学校」の常識はだいたい社会の非常識だ。

 そんな中、とにかく09年2月、京大・非常勤職員の大量解雇問題に対して、ユニオン・エクスタシーは立ち上がった。「私たちは5年で壊れる機械やないぞ!」と。

 昨年のメーデーファイナルで、「酔った勢い」で入ったユニオン・エスクタシー。ちなみに「労働にエクスタシーを!」というスローガンにひかれてだ。一組合員として、私はこの闘いを応援するぞ!!
引用なし
<Mozilla/5.0 (Macintosh; U; PPC Mac OS X Mach-O; ja-JP-mac; rv:1.8.1.20) Gecko/...@118x240x213x107.ap118.gyao.ne.jp>

ついに朝日新聞に掲載された!
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 通りすがりの貧乏人  - 09/3/22(日) 0:46 -
  
http://www.asahi.com/kansai/sumai/news/OSK200903200029.html

「5年雇い止め」撤廃を 京大・非常勤職員2人がスト
 「私たちは5年で壊れる機械ではない」。京都大学の時計台記念館前の広場で、2人の非常勤職員が、雇用期間を最長5年間と定めた規定の撤廃を訴え、テントで寝起きしながら無期限ストライキを続けている。大学は規定通りに「雇い止め」を実施する立場を崩さず、主張は平行線をたどっている。(清川卓史)

 大学正門を入ってすぐ。「首切り職員村」との横断幕を掲げたテントが登場して約1カ月になる。農学部図書室で、専門書のデータベース化作業などを担当する井上昌哉さん(37)と小川恭平さん(39)が「京都大学時間雇用職員組合」を結成し、先月下旬から始めたストの拠点だ。

 コタツやゴミ捨て場で拾ったベッドを持ち込み、カンパの金や食材で自炊する。大学側は2人と団体交渉の予備折衝を続けるが、テントについては不法占拠として繰り返し撤去を命じている。

 2人の月収は手取り約10万〜12万円。井上さんは家賃2万9千円のアパートに住み、大学院の学費にあてた借金を返す。「これが非常勤職員の現実。生活保護並みの低賃金で働かせて5年で使い捨てなのか」

 京大は05年、原則1年契約を繰り返す非常勤職員の就業規則を改定。同年4月以降に採用した人の雇用期間を最長5年と定めた。現在いる約2600人の非常勤職員のうち、「5年期限つき」の該当者は約半数を占める。10年度以降、期限切れで失職する職員がでてくる。

 背景に挙げられるのが、04年の大学法人化。国からの運営費が削られる流れをふまえ、長期雇用による人件費の固定化を防ぐのが理由の一つ、と大学側は説明する。

 ストとは別に、京大職員組合も「5年雇い止め」規定の撤廃を掲げて交渉を重ね、3月には約2千人分の署名を提出した。同職組は「倫理性を求められる教育機関が失業者をつくるのか」と批判。仕事が常勤職員と変わらぬ人も多いとして、教育・研究活動への影響も懸念する。

 ただ京大側の姿勢は硬い。「非常勤職員には補助的な業務をしてもらっており、(5年雇い止めでも)運用の仕方で支障はないと考えている」(人事企画課)としている。
引用なし
<Mozilla/5.0 (Macintosh; U; PPC Mac OS X 10.4; ja-JP-mac; rv:1.9.0.7) Gecko/200...@118x240x213x107.ap118.gyao.ne.jp>

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