「自由・論争」 掲示板

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私的所有について 徳永基二 08/7/2(水) 3:16

中世でも 「まつろわぬ民」は存在した YUKI 08/7/7(月) 1:03
Re:中世でも 「まつろわぬ民」は存在した 徳永基二 08/7/7(月) 2:31

中世でも 「まつろわぬ民」は存在した
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 YUKI WEB  - 08/7/7(月) 1:03 -
  
網野善彦によれば、中世でもドロップアウトした人びと〜「まつろわぬ民」〜が存在していた様です。
身分制度が固定化されたのは封建制度が出来た後のことで、それ以前は以外とアナーキーだったということが分かっています。

詳しくは、『無縁・公界・楽―日本中世の自由と平和』(平凡社ライブラリー/1996/網野善彦)が分かりやすいです。
http://www.excite.co.jp/book/product/ASIN_458276150X/
引用なし
<Mozilla/5.0 (Macintosh; U; PPC Mac OS X Mach-O; ja-JP-mac; rv:1.8.1.15) Gecko/...@118x240x206x101.ap118.gyao.ne.jp>

Re:中世でも 「まつろわぬ民」は存在した
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 徳永基二 E-MAIL  - 08/7/7(月) 2:31 -
  
中沢新一の「僕の叔父さん 網野善彦」はなかなか面白くて読ませる本でした。
1968年1月のエンタープライズ寄航阻止に立ち上がった三派全学連が投石しているの
を見て、新一氏の父が「あそこで機動隊に向かって石を投げていたのは単に政治かぶれの学生なんかじゃなく、もっと大きな意思に突き動かされているものでないかのか。その意思とはマルクスとかレーニンとか毛沢東思想なんかよりもっと根源的な人類の原初から立ち上がってくるものでないのか」と言ったのを聞いて

『蒙古襲来』の冒頭部分で飛礫の話をしてるとか(そういえば『カムイ伝』にもツブテというキャラがいたっけ)

それで更に面白いのは網野善彦がアジールの思想を形成する過程で、新一の父の弟、護人氏(当時、中国派で農本主義者)と新一の父(ソ連派)の大論争があったとか。

護人氏は農村に理想的な共同体を見出し、科学技術はそういった社会と結びついた時に理想的な社会形態ができると訴えたのに対して父は若い頃、航空機設計の技術者であったことも手伝って、科学技術の問題解決能力の柔軟性を信じ、科学を強力な道徳に従わせれば返って社会の停滞を招く。それに農村とは歴史的な産物で農村が形成される以前にあった社会にこそ次の時代が学ばなければいけない理想があるはずでないか?と反論。

この論争中から網野善彦は非農民の系譜に関する思考を構想したとか。
引用なし
<Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9) Gecko/2008052906 Firefox/...@i219-167-42-192.s02.a027.ap.plala.or.jp>

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