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5/5深夜からの「全原発の運転停止」を喜ぶ!次課題は全燃料棒と毒廃棄物の安全保管に 戸田 12/5/7(月) 9:37
★<緊急拡散希望!>田中優より「偽装停電の夏」をくいとめよう! 戸田 12/5/8(火) 22:50
☆本日HP更新!脱原発おもしろ動画大量紹介!5/13反原発議員連盟総会へ! 戸田 12/5/8(火) 23:14
☆村田元駐スイス大使はすごい人だ!5/13反原発議員連盟総会へ行ってきます! 戸田 12/5/12(土) 8:24
◎無事帰阪。帰りは疲れで休憩多し。経産省テントにも行き、大変有意義な行動でした 戸田 12/5/15(火) 16:51

5/5深夜からの「全原発の運転停止」を喜ぶ!次課題は全燃料棒と毒廃棄物の安全保管に
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 戸田 E-MAILWEB  - 12/5/7(月) 9:37 -
  
 北海道の泊原発3号機が5月5日午後11時ごろに発電を停止して定期検査に入り、
6日未明には原子炉が完全停止した。
 これによって日本の54基の原発全てが止まった!
 国内全ての原発が42年ぶりに止まった。
 日本中で、動いている原発は0! 原発の生みだす電気も0!

 非常に嬉しい話である。

 が、これはまだ「正常で安心な脱原発社会への入り口のワンステップ」に過ぎない。
 なぜなら、原発は運転を停止しても膨大な水で何年間も冷やし続けないと爆発してしまうから。
 冷却中に大地震が来て冷却プールやその装置が壊れたら「第2の福島原発事故」になってしまう。(福島第1原発4号機でその危機が続いている)

 例えば静岡県の浜岡原発が大地震にやられて使用済み核燃料棒の冷却が出来なくなって発熱が止まらなくなれば、東海地方はもちろん首都圏一帯もやられ、名神も新幹線も止まり、「日本壊滅」に等しい状態になってしまう。
 近畿の水ガメの琵琶湖から30キロ程度の若狭湾の原発がやられたら、近畿一円で生活できなくなってしまう。

 青森県六ヶ所村の核燃料再処理施設や敦賀湾にある高速増殖炉もんじゅがやられたら少なくとも日本列島全て、ひどければ地球的規模で生存・生活不可能になってしまう。

 だから全原発停止の後は、地震津波がそれらの施設を直撃しない事を神仏に祈りつつ、
核燃料棒や放射能廃棄物の安全な冷却と保管に努め、安全な廃炉行程に入っていかなければならない。
 浜岡原発みたいに震源地の上に建っているような原発では冷却後に核燃料棒を抜き取って地震直撃がないと思われる場所への移動も必要だろう。

 原発の「運転停止」に続いてやるべき課題は山積している。

 それに留意しつつ、「全原発の運転停止」をまずは喜びたい。

 「原発が再稼働しないと電気が不足する」という政府財界、マスゴミ、御用学者文化人、バカウヨらのデマ宣伝に騙されず、大飯原発の再稼働を粉砕し、全ての原発の再稼働を許さない社会運動を推進しよう!
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB7.3; .NET C...@i60-35-90-247.s04.a027.ap.plala.or.jp>

★<緊急拡散希望!>田中優より「偽装停電の夏」をくいとめよう!
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 戸田 E-MAILWEB  - 12/5/8(火) 22:50 -
  
 <緊急拡散希望!>
田中優より「偽装停電の夏」をくいとめよう!
   http://tanakayu.blogspot.jp/2012/05/blog-post_2393.html

■□■□◆◇◆◇■□■□◆◇◆◇■□■□

田中優の“持続する志” 優さんメルマガ 第125号 2012.5.5発行
         http://www.mag2.com/m/0000251633.html
★今回のメルマガは特に転送転載して頂きたいです!
1人でも多くの方へ拡散をお願いいたします。
 ―――――――――――――――――――――――――――――――――
田中優からのお願いです。
ぜひ、こちらの記事・グラフを周りの方へ拡散頂き、偽装停電などさせないように広めてください。私たち市民の力を見せつけましょう!

■「偽装停電の夏」をくいとめよう

5月5日の今日、北海道電力の泊原発が停止し、42年ぶりに原発の稼働していない日を迎えた。うれしい日に申し訳ないのだが、この先の不安を伝えたい。

ぼくとしては珍しく、拡散してほしい話だ。

何かというと「偽装停電」の不安だ。
市民が「原発なしでも電気は足りる」と言っている最中、停電させるのは「やっぱり原発が必要なんだ」というPRに使える。
電力会社と政府は、去年も「計画停電」を偽装した。

その前に「需給調整契約*」を使って大口契約者の電気を止めれば足りたのに、それをしなかった。しかもピークの出ない土日や平日の夜間、街路灯まで消した。

これは偽装だろう。そこまでする人たちが、この「原発は不可欠」と訴えたいこのタイミングを逃すだろうか?

もともと家庭の電気消費は少ない。2010年で年間わずか22%にすぎない。
しかも足りなくなるのはピーク消費のある、ごく一時的だけだ。
ピーク時の「夏場・平日・日中」は、家庭の三分の二は不在で、ピークの電気消費に対する家庭消費の割合は1割にすぎないのだ。
だからそもそも家庭の問題ではない。節電すべきなのは事業者なのだ。

しかし大阪市の橋下市長はすでに、
  「産業には影響を与えず、家庭に冷房の温度設定など負担をお願いすることになる。
   安全はそこそこでも快適な生活を望むのか、不便な生活を受け入れるか、二つに
   一つだ」
と話し、大飯原発3、4号機を再稼働の問題を、人々のライフスタイルの問題にすり替えている。
それは橋下が2月に経産省や民主党幹部と隠密裏に意見交換した後のことだ。
とっくに橋下は心変わりをしている。

偽装停電させれば、人々の「原発必要神話」は復活する。なんとステキなプランだろうか。

電気消費の半分を占める上位200社は守られて、中小零細では停電して、コンピュータの重要なデータを失う。しかし原発で豊かになるのは200社の側なのだから、これは魅力的な作戦ではないか。

ぼく自身、その問題があるので、無制限に「原発なしでも電気は足りる」とは言って来なかった。
「こうすれば足りる」と、具体的な節電策やら料金設定やらを提案してきたのはそれが理由だ。

日本の電力業界は信用に値しない。日本でなら偽装は可能だと思う。他の先進国よりはるかに情報が公開されておらず、昨年の「計画停電偽装」の実績もあるのだ。日本で隠しおおせる可能性は高い。

ピーク時に電気が足りてしまう危険性は大きく四つある。

1.揚水発電の緊急電力
2.他の電力会社からの融通
3.電力需給調整契約
4.自家発電などの余剰電力 だ。

ぼくが電力会社だったらこうする。

まず、揚水発電所が使えないようにするために発電所の稼働数を減らす。
揚水発電は単なるバッテリーだから、前日までの電気があれば貯めておけば足りてしまう。ここに水を貯めておく余裕はなかった、夜間の深夜電気に余裕がなかったと言っておけばいい。
すでに関電は使うことのできる緊急用の老朽化した火力発電所は一基だけだと発表済みだから、この点はカバーできている。

次に、他の電力の融通を受けない仕組みにすることが大事だ。
関西電力は、実は中電・北陸電力・中国電力と送電線がつながっていて、余剰電力を受け取りやすい位置にある。
実際には、この融通電力は非常に高くつくことが問題だ。「受け取るより原発を動かしたい」のが再稼働を求める本音だ。だから他の電力会社もひっ迫していることにする。
それはすでに各社発表済だ。

三つ目に大口の大手会社に協力してもらい、停電しない根拠とされてしまう「電力需給調整契約」を結んでおく。
東京電力はこれで計画停電を避けられたはずのに、それをせずに計画停電を実行した。ばれないならそのままでもいいかもしれない。でも万が一のことを考えて契約数を増やして、「大口の大会社も努力してくれているんです」と主張できるようにしておく。

四つ目に大企業が持っている自家発電を頼れないものにする。
これは電力会社以外の電気を買い取る実績になるからもともとしたくない。
東京電力もしなかった。とすれば「系統が不安定になる(電圧が不安定になる)」とでも言っておけばいいかもしれない。
もしくは邪魔になる自家発電を停止させるのがいいかもしれない。「自家発電電気のひっ迫」や「緊急時の発電機は不安定」と言っておけばいいかもしれない。

そして偽装停電させる。

中小零細企業は特にバックアップ電源を持っていないから、当然騒ぐだろう。
  「どうしてくれるんだ、市民がバカみたいに原発なしでも電気は足りると騒いだ結    果、我々の業務には大きな被害が出た(実際に大きな被害が発生するだろう)。
   やっぱり原発なしでは雇用も守れない、原発再稼働は生命線だ」
と怒りだす。
しめしめ、これで原発は当分不滅のものになる。

これが偽装停電のシナリオだ。
橋下市長は上に見たようにすでに主張を変え、現実には関係のない「市民のライフスタイル論」に責任をなすりつけている。
すでに大阪市を手伝っている市民活動家は梯子を外されている。彼らの面子に配慮したりはしないだろう。

このことを多くの人たちに知らせてほしいのだ。もちろんテレビも新聞もあてにはできない。
後になってから「検証」なんて言うだけだ。

しかし今の私たち市民には、インターネットとSNSがある。彼らが偽装停電ができなくなるくらいに多くの人に知らせよう。
ここは市民の伝達力と、原子力マフィアの伝達力の勝負になる。

もちろん彼らの方が物量ともに圧倒的だ。しかし市民の小さな伝達が何度も繰り返し行われることで、彼らの偽装停電を止められることになるかもしれない。

可能ならチュニジアのジャスミン革命のような伝達力を持って、彼らのもくろみを失敗させよう!

* 「需給調整契約」とは、大口企業の電気代を割安にする代わりに、電力需給がひっ迫し
 た際に、電気利用の削減義務を負う契約。具体的には数時間前に連絡を受けて、工場を
 止めたり、冷房を切ったりする義務を負う代わり、電気料金を安くしてもらう契約。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB7.3; .NET C...@i60-35-4-145.s04.a027.ap.plala.or.jp>

☆本日HP更新!脱原発おもしろ動画大量紹介!5/13反原発議員連盟総会へ!
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 戸田 E-MAILWEB  - 12/5/8(火) 23:14 -
  
 本日夜、HPの更新をかなり濃密にやりました。

◎「原発問題特集」http://www.hige-toda.com/_mado04/gennpatu/index.htm
 においては、

 1:戸田の5/7投稿を載せた上に、
   <緊急拡散希望!>田中優より「偽装停電の夏」をくいとめよう 
  も掲載した。

 2:関連リンクに
    脱原発の歌特集 http://protestsongs.michikusa.jp/genpatsu.html
   反原発自治体議員連盟のブログ http://ameblo.jp/nomorenukes8/
  を組み込んだ。

 3:脱原発おもしろ動画の画面紹介をかなり行なった。
   寸劇あり、パロディあり、替え歌あり、抵抗の歌ありでかなり楽しめる。
   ひとつの動画をクリックすると、他の関連動画も沢山横に並ぶので、それらも追っ
  ていける。
   これらの動画や歌を知ると、反原発運動が大きな民衆的文化運動の発展を伴ってい
  る事が実感できる。
   日本の場合、こういう民衆の文化運動は、実に1960年代末期(新左翼・全共闘運
  動)から40年ぶりの事である。
   代表として画像付きで挙げた動画は以下の通り。いずれも面白くて必見だ。

  ・絶対原子力戦隊スイシンジャー http://www.youtube.com/watch?v=0AcQJE_R0iw
  ・ステルスマン「原子力」
     http://www.youtube.com/watch?v=3yOjAOJewAw&feature=related
  ・原子炉のサンバ
   http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=FyGRtq-Ry8Q
  ・ダッ!ダッ!脱・原発の歌/制服向上委員会
    http://www.youtube.com/watch?v=ly_i8f-j0xU&feature=related
  ・福島原発事故の歌!!! 「大きな古原発」
     http://www.youtube.com/watch?v=cWLWIUsd2jI&feature=related
  ・原発ショー歌(小林旭の「自動車ショー歌」の替え歌)
     http://www.youtube.com/watch?v=nOH6BBlbqv0&feature=related
  ・【沢田研二(Julie)】 F.A.P.P(フクシマ・アトミック・パワー・プラント)
    http://www.youtube.com/watch?v=SLvGSkYQGso
     ★反原発をハッキリ歌うこの歌の歌詞を作ったのは、沢田研二本人だ!

 4:「反原発自治体議員・市民連盟」5/1総会に行くぞ! と紹介。
   
   日程 5月13日(日) 13:30開会
   会場 明治大学リバティタワー (東京・御茶ノ水駅下車)

   第1部 総会 活動報告・活動方針・財政報告他
   第2部 記念講演講師/村田光平さん(元スイス大使)
        「なぜ急ぐ再稼働−そのウラにあるもの」
       1996年より3年半駐スイス大使を経験。
      ヨーロッパの脱原発や環境税などの先進的な環境保護政策を学べと訴える。
      現役大使として原発の危険性も訴えたが、原子力ムラの反発を呼ぶ。
      福島第一原発事故後は、氏の先見性が注目を集める
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引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB7.3; .NET C...@i60-35-4-145.s04.a027.ap.plala.or.jp>

☆村田元駐スイス大使はすごい人だ!5/13反原発議員連盟総会へ行ってきます!
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 戸田 E-MAILWEB  - 12/5/12(土) 8:24 -
  
 日本にこういうすごい人がいたんだ、今まで知らなかっただけなんだ、と感銘を受けてます。
 この素晴らしい人の講演のある「反原発議員・市民連盟」の第2回5/13総会に出席します。

 ★「反原発自治体議員・市民連盟」5/1総会★

  日程 5月13日(日) 13:30開会
  会場 明治大学リバティタワー 東京・御茶ノ水駅下車
  第1部 総会 活動報告・活動方針・財政報告他
  第2部 記念講演講師/村田光平さん(元スイス大使)
     「なぜ急ぐ再稼働−そのウラにあるもの」
     1996年より3年半駐スイス大使を経験。ヨーロッパの脱原発や環境税などの
     先進的な環境保護政策を学べと訴える。
     現役大使として原発の危険性も訴えたが、原子力ムラの反発を呼ぶ。
     福島第一原発事故後は、氏の先見性が注目を集める。
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 VMAXで、もうすぐ出発します。ぐっすり5時間睡眠して、久々に熟睡感があっていい感じ。(今回は雨対策のカッパや手袋も新調し、バッチリ!)
 本日は経産省前テントに直行して現場の人達と交流してから、都内のホテルに宿泊。
 ナビを事前セットしたかったんですが、時間が無いので途中でセットして使い方を覚える予定。

 村田さんの話、以下をぜひ読んでみて下さい。こういう大使がいたんですね。
    ↓↓↓
◆元駐スイス大使 信念訴え十数年 村田光平さん 脱原発 世界中に書簡
   (東京新聞)
 十数年前から原発の危険性に着目し、自然エネルギーへの転換を訴え続けてきた異色の元外務官僚がいる。駐スイス大使などを務めた村田光平さん(74)。
 各国要人らに原発の危険性についてのメッセージを送り続ける。そこにあるのは「脱原発こそが世界に平和をもたらす」との思いだ。(小倉貞俊)

 「いかに日本、そして世界が危機的状況に直面しているかを伝えたい」。
 今年三月二十二日、参院予算委員会の公聴会。公述人として出席した村田さんは、穏やかな表情に強い意志をにじませながら、こう切り出した。

 村田さんが特に訴えたのは、福島第一原発4号機の危険な状況だ。4号機建屋の上部にある使用済み核燃料プールには、千五百三十五体の燃料集合体が今でも残っている。建屋は、水素爆発によって激しく壊れもろくなっている。
 現在は何とか冷却できているが、地震などで倒壊することにでもなれば、燃料棒は溶け出し、大量の放射性物質をまき散らす。さらに付近の1〜6号機の共用プールや使用済み核燃料プールにある約一万体の燃料集合体にも被害は拡大。
 そうなれば、放射性物質は広範囲に拡散し、「首都圏住民が避難を余儀なくされるだけにとどまらない。世界の究極の破局が始まる」と口調を強めた。

 「『福島』を経て放射能汚染の加害国になってしまった日本は、民事、軍事を問わず核廃絶を世界に伝える歴史的責務を担っている。なおも脱原発に躊躇(ちゅうちょ)するのは倫理観、危機感の欠如だ」

 参院予算委の公聴会に招かれたのは、4号機の危険性を伝えようと関係者に送った村田さんのメッセージが、旧知の国会議員の目にとまったのがきっかけだった。
 外務省時代を含め、講演や著作の中で脱原発と自然エネルギーへの転換の必要性を繰り返し訴えてきた。
 だが、著作や講演に接してもらえる人数は限られる。
 そこで思い付いたのが、一枚の紙またはメールに伝えたいメッセージをまとめ、政治家や経済人、有識者らに送る“一枚書簡作戦”とも呼べる活動だ。

 現在、4号機の危険性についてのメッセージはインターネットを通じ、世界の約百六十カ国で読まれるまでに広がっている。
 現役時代の人脈を生かすなどし、各国の要人らにも送っている。
 一月にはマレーシアのマハティール元首相から「倫理観の高揚を目指す村田氏の運動を全面的に支持する。生活の質の向上と引き換えに、子どもたちの命を脅かすべきではない」との返信を受けた。

 国連の潘基文(バンキムン)事務総長には文書で「世界の非核化を目指す第一歩として、国連倫理サミットを開くべきだ」と提案。潘氏からは三月に「私も核軍縮に努めてきた。加盟国が望むなら、喜んで支持する」との手紙が届いた。
 「世界規模の意見交換で、議論を巻き起こしたい」と笑顔を見せる。
 
 村田さんの活動の原点にあるのは、若き日に抱いた「国際平和の役に立ちたい」との思いだ。
 中学生のころ、カナダ大使館付の軍人と知り合って外国に興味を持ち、外交官を志望。大学在学中には平和をテーマにした論文コンテストで優勝したこともある。
 エネルギー問題に傾倒する最初のきっかけになったのは、第四次中東戦争当時に務めた在エジプト一等書記官としての経験だ。
 「原油不足の情勢下、日本政府の“油ごい外交”の情けなさを痛感した。エネルギーの自給を模索しなければ、と」

 五十一歳で初めて大使を拝命し、セネガルに赴任。
 アフリカの強烈な日差しから着想を得て、当時のディウフ大統領に太陽エネルギーの導入を提言したところ、大統領はその場で部下に検討を指示。
 その縁から日本政府との橋渡し役を担い、二十五億円の無償援助によるソーラープロジェクトの実現にこぎ着けた。
 アフリカの奥地を回る機会もあり、「経済的には貧しくとも幸福に暮らす人々に感銘を受けた。
 『幸せとは心の持ちようがすべて』と、経済至上主義に疑問を持ち始めた」と振り返る。

 九六年からのスイス大使時代には、一般の電気料金より割高な太陽エネルギーによる電気を国民の多くが購入していることに驚いた。
 原発依存からの脱却方針や環境税導入の検討など、スイスの先進的な環境政策も目の当たりにし「日本も見習うべきではないか」と自問するようになった。
 講演やメッセージの送付など、村田さんが官僚の枠にとどまらない活動を始めたのもこのころだ。
 石橋克彦神戸大名誉教授が提唱した、震災によって原発事故が誘発される「原発震災」への懸念を募らせた。
 「想像を絶するような破局は起こり得る。何としても食い止めねば」と警鐘を鳴らし続けた。

 浜岡原発での原発震災を防ごうと、〇四年から同原発の即時停止を求める署名運動の呼び掛け人になった。
 昨年三月十一日、恐れていたことが福島第一原発で現実になってしまったものの、秋には浜岡の署名が目標の百万人を超えた。
 村田さんは「菅政権が昨年五月に浜岡の運転を停止したのは、国民の声を看過できなくなった証拠。何としても再稼働はさせない」と誓う。
 震災以前、とりわけ官僚の間ではタブーだった脱原発を主張してきた日々は、決して穏やかなものではなかった。

 九九年四月、村田さんはスイスの環境政策を評価した文書を現地の日本企業関係者に配った。
 ところが、当時の閣僚の一人が「欧州の大使が政府の原子力政策に反対する文書を持ち歩いている」と問題視。上司から注意を受けた。

 「今まで周囲から白眼視されたり、批判を受けることは少なくなかった。妻たち家族や知人らにも迷惑が及んだかもしれない」。あふれる思いをかみしめ、涙を浮かべる。
 「自分だけでも声を上げなければ、との信念だけが支えでした」

 喫緊の4号機問題だけでなく、政府が原発の再稼働をもくろむ現状だからこそ、「手を休めるわけにはいかない」と思う。
 「福島の最大の教訓は『危険な科学技術はゼロにしなければならない』ということ。
 ゼロにならない限り、何基減らそうが結果は同じ。放射能の被害は無限大だ」と言う。

 「今こそ、物質的な豊かさより精神的な豊かさ重視へとシフトしていくべきだ。利用するエネルギーを、再生可能な範囲だけにとどめることも不可能ではない。一人一人が意識を変えること、それしか世界の未来を良くするすべはありません」

<デスクメモ>
 震災前、霞が関で脱原発を口にすることは、とても勇気のいることだったろう。しかも、現職の大使だ。大臣ににらまれたというだけで、普通はへこんでしまう。
 涙の中にはいろんな思いがあるに違いない。どんな方かと思ったら、小柄で物腰の柔らかな人だった。その胸の奥に強い強い信念がある。(国)

 むらた・みつへい 1938年、東京生まれ。61年に東京大法学部卒業後、外務省に入る。中東第一課長などを経て、アルジェリア公使、フランス公使、セネガル大使などを歴任。スイス大使を最後に退官。東海学園大教授、京セラ顧問なども務めた。
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◆村田光平(元駐スイス大使)が緊急メッセージ
  2012-04-10 08:45:25
【拡散】"アマさん、村田光平氏(元駐スイス大使)が4号機問題について、枝野経済産業大臣、玄葉外務大臣、細野環境・原発担当大臣、中曽根元総理にメッセージを発出したようです。 http://kurionet.web.fc2.com/edano20120403.html"
  http://ameblo.jp/youzandaisuki/entry-11219023429.html

枝野幸男経済産業大臣殿
            平成24年4月2日
                      村田光平(元駐スイス大使)
 拝啓
 時下益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。

 4号機問題は各方面で大きな反響を呼んでおります。
 知人から転送頂いた別添の米国の核科学者Robert Avarez博士の見解によれば、福島
第一原発に存在するセシウム137は3.93億キュリーで、チェルノブイリ事故により放
出された総量の200倍以上とのことです。

 また、これは大気中で行われた核実験及び世界中の再処理工場がこれまでに放出した総量の1.45倍〈145%〉以上とのことです。

 福島第一原発の原子炉建屋内の燃料プールと共有プールにある使用済み燃料棒の数は圧力容器内のものを除き合計すれば11442本になります。
 国民の誰もが驚くと思われます。日本の、そして世界の命運が激増する余震如何にかかっている状況下で4号機問題が緊急の最優先課題となっていないことはもはや許されないと確信します。

 昨晩福島で震度5弱の地震がありました。ゾッとしました。
 この問題の重大性からすれば再稼動問題にせよ、浜岡再開にせよ問題外に映じます。
 放置できないと信じます。

 政策論など立場の相違を超越して国民の総力で取り組むべき問題です。
 どうか貴大臣のご理解とご支援をお願い申し上げます。
                           敬具
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 ↑↑↑凄いひとでしょ! 感銘しました。
 帰阪は5/14(月)深夜。
 
 帰ってからは、
  ・中央小解体工事事件被告への手紙、この事件の調査
  ・舟田町のマンション建設問題
  ・東田町の元市営住宅そばの土地問題
  ・ルミエールホールの会場申し込みシステム改悪苦情の調査、

等を進めながら、5月臨時議会に臨んでいきます。

※全会派のみなさんへ。戸田の希望をこの場で伝えておきます。 

 常任委員会:第1希望=総務水道常任委員会
       第2希望=建設文教常任委員会
       第3希望=民生常任委員会   どこになっても文句は言いません。

 派遣議会:第1希望=くすのき連合議会
      第2希望=消防組合議会
      ほか、どこでもいいです。どこになっても文句は言いません。

 それでは!
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB7.3)@i60-35-86-35.s04.a027.ap.plala.or.jp>

◎無事帰阪。帰りは疲れで休憩多し。経産省テントにも行き、大変有意義な行動でした
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 戸田 E-MAILWEB  - 12/5/15(火) 16:51 -
  
 報告遅れましたが、本日午前1時半頃に帰着。
帰路に就いたのが新宿の運動関係老舗書店の「模索舎」
http://www.mosakusha.com/voice_of_the_staff/ を出た5/14(月)昼の12時頃だったの
で、所要時間13時間半。

 行きは事務所発5/12(土)の朝9時で、首都高速霞ヶ関出口着が17時過ぎだったので、
所要時間8時間強。
 行きも秋田行きと比べれば休憩を多く必要としたので、ちょっと時間がかかりましたが、帰りはそれ以上に体が疲れていたのと、夜間走行が多かったので、時間がかかりました。
 雨にあたったのは帰路の草津〜門真のみ。
 新品雨具一式の装着テストにもなりました。

 いずれにしても、帰路は飲み疲れも含めていろんな疲れが出るので、安全に帰るためには休憩時間が多く必要になるようです。
 高速道路でのバイク走行はちょっとしたミスや接触で即死事故になりますから。
 「常に死と隣り合わせの緊張感」を持って走行してます。

 到着時は「首相官邸への再稼働策動抗議行動」にも遭遇して動画も撮ってきたし、念願の「経産省前テント」にも行って交流してきました。
 ソニーのナビには「経産省」の名前がなぜか記載されていないし、地図を見ても田舎者には分かりづらく、小一時間ほど人に聞きまくってウロウロしてやっとたどり着けました。
 (コンビニで冷たい栄養ドリンクを買って差し入れも)

 宿は杉並区役所そばの所に2泊。
 5/13(日)お茶の水駅そばの明治大学施設での「反原発自治体議員・市民連盟」第2回総会、そこでの講演と報告、その後の懇親会は非常に有意義でした。
 戸田もバシッと発言を行なってきました。

 一連の東京行動は動画に撮ってますので、近日中にアップしていきます。

 とりあえずの報告です。
引用なし
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