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草加さんの「中核派について(より幅広い大衆戦線のための提言)」を紹介
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 戸田 E-MAILWEB  - 07/1/2(火) 15:06 -
  
 いろんな深い洞察に満ちた旗旗ブログhttp://bund.jp/ ですが、その中で戸田も特に意
見を出してみたい草加さんの文章があったので、ここに紹介しておきます。
 戸田の意見は「自由論争掲示板」に書いてから同ブログにも投稿しようと思います。
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                           2006年12月19日(火曜日)
中核派について(再掲・より幅広い大衆戦線のための提言)
カテゴリー: 運動・組織論- 草加耕助 @ 06時57分13秒
        http://bund.jp/modules/wordpress/index.php?p=319
 以前に書きました「一日共闘集会の報告」の最後に、補足として付け足した文章です。
上記のエントリーに対していくつかコメントや反応をいただきましたが、この「補足」に対す
るものが多かったです。また、エントリー下段のわかりにくい所にありますので、「あの文章
をもう一度読みたいけど、どこにあったっけ?」などという問い合わせもいただきました。
 そこでわかりやすいように別エントリーとして、いただいたコメントともどもあげておくこ
とにしました。

【再掲】より幅広い大衆戦線のための提言

 さて、最後に一言、言わなくてもいいことを言っておきますか(笑)。
 まあ嫌われ役ということでご容赦願います。

 今回の一日共闘に参加したいくつかの団体(もちろんすべてではない)と、党派としてつき
あいがあるのは唯一中核派です。だからこの集会を「中核派系」だと思っている人も多かった
んではないかな?ここまで書いてきたように、内容的にはそんなことはなかったし、党派色も
まったく感じませんでした。誰でも参加できる楽しい雰囲気の、良い市民集会だったと思います。
 ですがそういうこともあって、私がおつきあいのある方でこの集会に参加したのは、元中核
派、元戦旗派、良くも悪くもそういうことにはこだわらない戸田さんというところ。後はみん
なさめた目で見ていた。だからちょっとデモをしながら気分は暗かった。そういう皆さんには
、「管制塔被告連帯キャップ」をかぶって、それをよく見えるようにしながら会場を歩きまわ
ってきたことを報告しておきます(笑)。

 実は過去の潮流として私のような系列の人と、中核とおつきあいのある系列の人が、まがり
なりにも同席できるのは全国的に名古屋だけなのです。後は全部バラバラの別々です。これは
正直に言わせてもらって、残念なことだと思います。原因を言い出せばお互いに言い分があろ
うと思うし、また泥沼にはまるのですが、20年ほど前の中核派が、反体制運動をしていた非
常に多くの団体や個人を「反革命」つまり国家権力や右翼と同じ存在であると規定して、暴力
的な襲撃や恫喝などをしまくったという経緯があるのです。一番酷い被害にあった人は片足が
壊疽をおこして切断せざるを得ませんでした。

 私の周囲でも被害にあった人がいます。その頃の運動や組織防衛にあたった苦労は忘れがた
いものです。特に学生運動での被害は甚大で、主だった地域から中核派系以外の学生運動は根
絶やしにされました。短期的には「中核派の天下」となりましたが、長期的に見れば中核派を
含む学生運動そのものの衰退を招来してしまいました。一般学生との隔絶は、その後長きにわ
たって埋めがたいものとなった。

 なによりも、この頃に被害にあった人々は今でも多くの市民運動を担っていて、その頃の苦
しみや悲しみ、中核派に対する不信感は世代を超えてごく自然に伝承され続けているのです。
 だいたい中核派の方は、この事態にいたるまでの論争経過に遡って自身の正当性を語る方が
多いのですが、そういう問題ではないと思います。
 「中核派は自分に逆らう者を平気でテロる」「中核派が同席したら自由にものが言えなくな
る」「近寄りたくない」「あいつらを入れたら滅茶苦茶になるんじゃないか」という、消えが
たい記憶、無関係の人にとっては「敬して遠ざける」抜きがたい雰囲気を残したことが最大の
問題なのです。

 中核派はその後、こういう方針をあらため共闘関係重視の路線に転換しました。それは非常
に良いことだとは思います。ですから、その路線転換以降に中核派の運動に参加された方は、
連帯や共闘を求める自分たちが「不当に排除」されていると感じることもあるようです。
 でも、これも違うと思います。
 だって、中核派は当時のことを一度だって謝罪も自己批判もしていません。だったら当時の
ことを今でも「正しかった」と思っていると判断されて当然です。だったら共闘関係重視の
「路線転換」も信用できない。

 本当に中核派の人は、この頃のことをびっくりするほど軽く考えている。それはもう信じら
れないくらい、唖然とするくらいにそうです。「殴られたほうはその痛みを一生忘れないが、
殴ったほうはすぐ忘れる」とはよくぞ言ったもんだと思います。自分たちのしたことが、相手
に与えた心や体の傷、人間としての屈辱や激しいショックを、たった10年や20年ぽっちで
水に流せる程度のことだと考えているのでしょうか。その感性は到底信じられません。
 あなたがたのせいで一生をむちゃくちゃにされた人、正義感をもってはじめた運動から泣く
泣く追放されていった人々の苦しみ、悲しみ、怒りが本当にわからないのですか。

 たとえば権力や右翼に襲撃されたり、そのために普通の人生を歩めなくなっても悔いはなか
ったでしょう。たとえその後に運動から離れても、自分なりに納得のできる記憶になっていた
はずです。
 けれども勝手な「内ゲバ」で襲撃されてそうなった人には、悔やんでも悔やみきれない、苦
しんでも苦しんでもまだ足りない、恨んでも恨みきれない、暗い暗い悲しみが残るのです。
 「汚れちまった悲しみに」という詩があります。権力の襲撃を「切ない悲しみ」とすれば、
中核派から受けた傷は、思い出すのもやるせない「汚れちまった悲しみ」です。

 それでも、こういう当時の中核派の被害者の大部分は、中核派のことを一生許さないとは思
いつつ、だが中核派を権力と同レベルに扱ったり、ましてや「反革命」などと呼んで敵対する
ことはありませんでした。法政大学の弾圧への抗議にも、こういう多くの人が名をつらねてく
れました。中核派の方は、このことの重みを100万回でも認識するべきです。そのことを涙
ながらに訴えます。

 これらのことは今まで何回も書いてきたし、これからもしつこく書き続けます。そしてそれは、お互いが手をとりあえない現状を不幸であると感じ、深く悲しんでいるからなのです。
 そのことをわかっていただきたい。

 中核派が各地、各戦線での共闘関係に入って共に闘える日のくることを望みます。そのため
に、当時の所業に対し、「謝罪」もしくは「一方的な自己批判」を行われることを提案し続け
たいと思います。
 もちろん、そのようなものを出したからと言って、翌日から諸手をあげてみんなが中核派を
受け入れてくれるなんて考えてもらっては困ります。実際、それを正式に評価したり、受け入
れ表明するところは皆無に近いと思います。

 人によっては、襲撃の前提となった論争についても、中核派の自説を撤回しろという人も出
るかもしれない。それは拒否してもいいと思います。私もそこまで遡る必要は認めない。
 「我々の主張そのものは正しかった。だが、起こしてしまった結果について責任をとり、謝
罪する」「今後は意見の違いを認めあい、二度とあのようなことはしない」そういうことでい
いと思います。

 これは、短期的には中核派だけが政治的に傷つくことになるかもしれない。現場活動家も、
しばらくは針のムシロでしょう。離脱する人もいるかもしれない。だからこそ、こういうもの
が出せないのでしょうね。でも、それは絶対にさけて通れないことなんです。
 けれども、これは逆に中核派の権威を高めることにもなる。それは5年後10年後には必ず
生きてきます。もちろんそれまでに手のひらをかえさず、自己批判の精神を実践で示し続けれ
ばという前提はつきますけれども、必ず中核派にとってプラスになります。それは疑いがない。

 いえ、中核派だけにとどまらず、日本の反体制運動全体にとって、はかりしれないくらいに
大きなプラスになることです。どうか真剣に考えていただきたい。今のままでは八方ふさがり
です。勇気のある一歩を踏み出してください。それができる組織なら、私も応援することがで
きます。

 いつかは絶対にやらなくてならないケジメです。そういうものは先延ばしせず、早ければ早
いほどいいのです。さっさとやっちゃって下さい。今すぐに。
 何の痛みもなく、当時のことを水に流せるほど、この世は甘いところではないのです。
 だいたい、それすらできないのなら、いくら勇ましいことや立派なことを機関紙やビラで書
かれても、当時を知る人民の立場からはむなしいだけなのですから。
引用なし
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草加さんの「中核派について(より幅広い大衆戦線のための提言)」を紹介 戸田 07/1/2(火) 15:06
[管理人削除]
草加さんの言葉もよくわかりますが 統一戦線 07/1/3(水) 19:58
もちろん「許される」わけではありませんが 草加耕助 07/1/9(火) 5:27
そうですね 統一戦線 07/1/19(金) 6:49
中核派は内ゲバの反省はしてないと思う パルタ 07/1/21(日) 16:11
相手によっては反省してると思うけど 統一戦線 07/1/22(月) 21:54

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