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元厚生事務次官襲撃事件は「年金テロ」なのか「個人的恨み」なのか?
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 考える葦  - 08/11/29(土) 23:48 -
  
山口剛彦元厚生事務次官と妻が自宅で殺され、吉原健二元厚生事務次官の妻が重傷を負った事件で、小泉毅という容疑者が証拠品を揃えて警視庁に出頭し犯行を認める供述を始めたとの報道があります。当初は、日本の年金制度の根幹を制度設計した二人の元厚生省最高幹部を狙った「年金テロ」と呼ばれていましたが、最近の報道では、34年前にかわいがっていた犬が保健所に殺された「個人的恨み」が動機であったと論調が変ってきています。

小泉容疑者が12才の時かわいがっていた犬を保健所に連れて行き処分を頼んだのは彼の父親だったことを考えると、通常考えられる「個人的恨み」の矛先はまず第一に父親に向けられるのであり、次は犬を薬殺した保健所の担当者や責任者であろうと思われます。

34年も経って、いきなり面識もない元厚生事務次官とその妻に対し有無も言わさずナイフで何度も切つけ殺傷した「明確な殺意」は、一体どこから来るのでしょうか? 

この事件で思い起こされるのは、2002年に「一人右翼」に刺殺された民主党石井紘基衆議院議員の事件です。この時も犯人は「政治テロ」ではなく「個人的恨み」が動機と主張しました。

◆民主党石井紘基衆議院議員の「疑惑の死」

石井議員は、2002年10月25日世田谷区の自宅駐車場で指定暴力団山口組系の右翼団体『守皇塾』代表・伊藤白水に柳刃包丁で左胸を刺されて殺害されました。石井議員は下記のような政治家や官僚や宗教団体の闇を徹底的に追及することで知られ、多くの支持者と共に彼を忌み嫌い恐怖に感じる反対派も多くいたと言われています。

1.オウム真理教と統一教会との関係を追求

「オウムは統一教会をラジカルにしたもの」「オウムが行く前に統一教会が、ロシアに進出していた。ところが、そういう連中がどうも何時の間にかオウム信者とすりかわってしまった」と発言。

2.官僚天下り利権を追求

約3000社ある天下り会社を整理し国が支出した資本や増えすぎた資産を回収し国民に還元すべきと主張

3.特別会計・財政投融資の闇を追求

一般会計の陰に隠れている特別会計・財政投融資の重複部分を計算して日本の年間歳出(国家予算)は本当は約200兆円であり、一般会計よりも特別会計・財政投融資の方が予算規模がずっと多く議会のコントロールが全く効かないことを指摘。

犯人の伊藤白水は「家賃の工面を断られたため仕返しでやった」と「個人的恨み」を動機として供述しましたが、石井議員が殺害直前に「これで与党がひっくり返る」と周囲に漏らしていた事実を考えますと、犯人の背後に闇組織があり「口封じ」の「政治的暗殺」を指令した可能性が濃厚です。

伊藤白水は、2005年11月15日最高裁で無期懲役の判決が確定し現在服役中ですが、事件の真相はいまだに謎です。

ご遺族や友人・支持者が「故石井こうき真相究明プロジェクト」を結成して真相究明の活動を今でも続けておられます。下記のURLをご覧ください。

http://homepage1.nifty.com/kito/ishii/

◆「口封じ」「脅し」の「政治テロ」?

調査ジャーナリスト桜井春彦氏はブログの中で、≪1970年代から暗殺にプロの殺し屋を使うケースは少なくなり、「孤独な異常者」を利用するのが流行になったのだという。日本の野党政治家が暗殺された事件を調べたことがあるのだが、そのときも似た話を聞いた。犯人の個人的な恨みが殺人に結びついたと言う人もいるが、某国の情報機関から日本のある団体に指令があり、その団体の中堅幹部が適当な「犯人」を物色したとする証言も聞いた≫と書かれています。

ここで言う日本の野党政治家とは石井紘基衆議院議員のことだと推測されますが、犯人の背後に闇の組織がいて「孤独な異常者」を利用して「口封じ」のため暗殺した可能性を指摘しています。今回の事件でも、「個人的恨み」報道の前に後退した「政治テロ」の可能性を決して忘れてはいけないと思います。以下に全文を記しますのでお読みください。

http://plaza.rakuten.co.jp/31sakura/


■ それでも解けない元厚生事務次官襲撃の謎  桜井春彦氏 2008/11/25

山口剛彦元厚生事務次官と妻が自宅で殺され、吉原健二元厚生事務次官の妻が重傷を負った事件で、小泉毅という人物が警視庁本部に刃物をもって出頭、自分が殺したと供述しているようだ。

報道によると、「以前飼っていたペットを保健所に殺され腹が立った」とか、「官僚が国を動かしていることが分かり、高級官僚が悪だと分かった」などと述べ、「元次官と家族10人前後を殺害する計画だった」と話しているらしい。そした計画を放棄して出頭した理由は「警備が厳しくなり、逃げ切れないと思った」からだという。

30年以上前に「ペットを保健所に殺され」、大学で「高級官僚が悪」だとわかったのだとしても、犯行の理由としては説得力がない。

普通ではない考え方をする「異常者」なのかもしれないが、昔から政治的な暗殺は「孤独な異常者」が行ったことにされるものである。

かつて、日本とアメリカの情報機関で働いていた人物によると、1970年代から暗殺にプロの殺し屋を使うケースは少なくなり、「孤独な異常者」を利用するのが流行になったのだという。

日本の野党政治家が暗殺された事件を調べたことがあるのだが、そのときも似た話を聞いた。犯人の個人的な恨みが殺人に結びついたと言う人もいるが、某国の情報機関から日本のある団体に指令があり、その団体の某中堅幹部が適当な「犯人」を物色したとする証言も聞いた。

自分の犯行だと名乗り出た人物が出現したとしても、事件が解決したとは言えない。ターゲットになったふたりの元厚生事務次官が年金問題で重要な役割を演じ、内情に精通していたことを考えると、なおさら慎重に調べる必要がある。

事件後、マスコミでは事件の実行者は誰なのか、犯罪の「専門家」は喧喧諤諤(けんけんがくがく)だったが、彼らの口から出てこないシナリオがひとつあた。「口封じ」あるいは「脅し」である。

日本の年金や郵貯は巨大な資金であり、その実態は国民に知らされていない。かつては「財投」が相場を支えるために使われることも珍しくなかった。相場の「演出」に利用されたということだ。組織的な公的資金の流用も疑われている。個人的な着服や、不必要な施設の建設は目くらましの可能性が高い。

現在、世界経済は危機的な状況にある。アメリカで金融システムが破綻、その影響はドミノ倒しのように広がっている。損害を諸外国に押しつけるアメリカの戦略も完全には機能していない。しかも、何年も前からアメリカの投機家たちは、日本国民の資金に目をつけていた。

今回、狙われたふたりの元厚生事務次官は、その重要ポイントにいた。「偶然」という言葉は最後まで使うべきではない。

(引用終わり)

引用なし
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元厚生事務次官襲撃事件は「年金テロ」なのか「個人的恨み」なのか? 考える葦 08/11/29(土) 23:48
「年金テロ」報道はまず勇み足でした 統一戦線 08/11/30(日) 0:33
確かに真相究明は必要ですね 統一戦線 08/11/30(日) 0:35
国際評論家小野寺光一氏の記事 考える葦 08/11/30(日) 12:34
推論としては出色だが根拠・証拠が課題 統一戦線 08/12/1(月) 1:04

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