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初公判での戸田の意見陳述2
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 戸田事務所スタッフ  - 06/3/7(火) 19:29 -
  
【第二章】

 さて、次に公安当局の、いわゆる「捜査」の実態について、その中に驚くべき犯罪行為が含まれていたことの暴露と糾弾に移っていきたいのですが、その前に、私が起訴対象として狙われたこととも関連を持つ、私の経歴、連帯ユニオンとの関わりなどをまず述べていきます。

 私は1956年に秋田県の共働きの教員の長男として生まれ、1974年に秋田を出て大阪大学人間科学部に入学し、同大学の鴻池寮という学生寮、大学用語では「学寮」でずっと生活しました。
 学寮は寮自治会による自治運営がなされ、様々な社会問題に窓が開かれている所でした。私が寮で受けたオリエンテーションで特に衝撃を受けたのは、後に最高裁まで争われた、大東市の植田マンガン労災公害事件でした。頑迷強欲な資本家の下で働く労働者が、不治の病たるマンガン中毒にかかり、発病したのが私の生まれた年だと知り、中学時代に知った水俣病なども含め、資本家・企業を野放しにしていたら労働者民衆が大変な目にあわされてしまうことを強く感じました。

 学生時代は、様々な差別問題や韓国の民主化運動、成田・三里塚闘争、等々、色々なことに目を開いていきましたが、自分にとって一番大きな課題は、大学当局からの寮自治への干渉・破壊攻撃との闘いでした。
 これは70年安保闘争を乗り切った国家権力の側からする、全般的な統制強化の一環としてあり、寮生側は、三つの自治寮の共闘で一般学生にも訴え、相当激しく長期に抵抗し、私は1983年の最後まで残って闘い続けましたが、3寮とも入寮停止・強制排除・建物の破壊・廃寮にまで行き着いて敗北してしまいました。
 後に検事が私の3回の逮捕歴を読み上げるでしょうが、それらはみな、阪大寮闘争の中での弾圧によるもので、うち有罪になった事件は、謀略的活動や霊感商法で悪名高い反共右翼、統一教会原理研の学生グループたる、ニセの阪大新聞会との闘いへの弾圧です。
 
こうして寮闘争時代を終えた私は、大阪市生野区に住み、いくつかの社会運動に関わりながら、消費者グループによる共同購入運動の配送員や日雇いの派遣運転手、タンクローリーの運転手などをしていきました。生野区に住んだのは、在日の韓国朝鮮人の様々な人たち生活の中で交流したいと思ったからで、自分の指向としては、この日本と世界を労働者民衆が主体となる世界に作り変える運動の一端を何かしら担っていこうと考えてきました。

 そうしているうちに、知人筋の労組の誘いで、91年に門真市にある「ホクシン」という社員30人ほどの小企業に入社することで、その中の5人だけの小さな独立労組に入って初めて当事者として労働組合活動をすることになり、翌92年からは門真市に転居もしました。
 この会社は事務什器の大手イトーキの下請けで組立・設置をする会社で、この裁判所の建物の中のパーテーション、キャビネット、書架、デスクの多くも私たちの社員が組み立てたものです。

 そして92年秋に、その単独組合の人たちを誘ってみんなで連帯ユニオンに加入するわけですが、私がそれを他の人に勧めたのは、私が以前から連帯を知っていて、そこが中小零細の民間労働者たちの組合で、ヤクザが出てきても、警察が弾圧に出てきてもまったくひるむことなく闘っていく強い組合であること、共産党のセクト主義と選挙偏重の右派路線と訣別して階級的労働運動の路線を堅持・実践する独立した左派労組であること、そして労働者の権利と生活を向上させるにはこういう労組の力を大きくしていくしか途がない、と思ったからです。

 この時以来、私はずっと連帯ユニオンの組合員であり続けていますが、この労働組合に対する信頼と誇りはさらに深まっています。次々と発覚する企業の不正や安全性無視の行為、それによる様々な犠牲や公金投入、そして政府による収奪と生活不安定化の政策の数々。それらを見れば、連帯のように社会正義と労働者・中小企業の生活権向上のために闘う労働組合をあらゆる企業、職場、業界に拡大してゆかねばならないと思うばかりです。

また、私は労働運動の一方で、地域から政治を変えていくということも考えていたので、門真に移って職住接近したこともあり、地域のいろんな人たちと交流したり一緒に運動したり懇談したりして、門真の市政や市議会にも目を向けるようになりました。
 門真市は人口約14万人のとても小さな人口密集都市で、低所得層、未組織零細労働者が多く、様々に困っている住民が多い一方、市長は、当時保守の長期マンネリ政権で、タカ派の公明党が第一党で議席占有率日本一、社会党・社民党はもはや消滅し、野党は共産党だけで、それなりにがんばっているけれども、何かと物足りない。そんなことが見えてきました。

 そう思っているところに、99年市議選に出馬したらどうか、という話があったので、最初驚いたけれども引き受けて出馬し、最下位ながら当選することができました。
 門真に来てわずか7年目の、何の基盤もなきに等しいよそ者のバツイチ男が、しかも革新派・市民派を打ち出して当選したのは、門真の常識では考えられないことでしたが、私は、それだけ市民の間に新しい風を求める気持ちが増えてきていたのだと思いました。

 議員になって市役所や市議会を間近で見ると、予測どおり守旧的、閉鎖的で非常識なことを常識と捉え違えている世界でしたが、そうした実態を議会発言やビラ、HPでどんどん公表し批判しつつ、様々な疑惑を追及したり、長年放置されてきた問題を改善させたりして風穴を開けていきました。
 4人もいる共産党でさえ、時々ビラの内容を議会でとっちめられるようなところでしたから私への風当たりは当然強く、議会で問責、懲罰、辞職勧告を立て続けに受けたり、怪文書を出されたりもしましたが、私のほうは大いにファイトを燃やして断固として闘い抜いて、逆に議会言論の自由を拡大していきました。

 そしてそういった闘いによって私のHPは自治体議員HPとしてはアクセス数断然日本一に発展し、市民からの注目と声援も増えていきました。そういう風も受け、また02年から市長・与党総がかりで出てきた守口市との合併強行の動きに、唯一最初から断固反対を掲げて闘ってきたこともあって、03年4月の2期目の市議選では、門真市史上最高の得票率でダントツのトップ当選を果たし、同年秋からは、連帯ユニオンの近畿地本委員長にも就任し、現在に至っています。

 なお、市議2期目の成果の大きなものとしては、守口市民とも大共闘して大分の人が無理と思っていた合併粉砕・門真市存続を実現させたことや、05年市長選で20年ぶりの政権交代をさせる一翼を担ったことで、これには大きな誇りを持っています
引用なし
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初公判での戸田の意見陳述1. 戸田事務所スタッフ 06/3/7(火) 19:27
初公判での戸田の意見陳述2 戸田事務所スタッフ 06/3/7(火) 19:29
初公判での戸田の意見陳述3 戸田事務所スタッフ 06/3/7(火) 19:30
初公判での戸田の意見陳述4 戸田事務所スタッフ 06/3/7(火) 19:31
4/13第2回公判は戸田への尋問がヤマ場。裁判官変更で戸田の意見陳述もあり 戸田 06/4/12(水) 6:25
4/13第2回公判の傍聴報告 戸田事務所スタッフ 06/4/13(木) 19:00
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