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6月議会第2スレッド:沢山の重要な事が書けていないので順次投稿していきます 戸田 14/7/3(木) 23:48

☆6/16戸田所管質問2:ザイトクによる朝鮮人差別集会企画事件について総括した!(3) 戸田 14/9/6(土) 16:06

☆6/16戸田所管質問2:ザイトクによる朝鮮人差別集会企画事件について総括した!(3)
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 戸田 E-MAILWEB  - 14/9/6(土) 16:06 -
  
 (所要46分間の「ザイトク問題質問」がこれで終了する!この部分の開始は1:08、
  終了が1:54.)
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◆戸田 委員
  さて、クエスチョンの10。この件では、クエスチョンの15まであります。
 クエスチョンの10。
 この問題では、私は川東の4月14日申し込み翌日から情報を得て、市や市教委の各部署に対して何度となくメールを送り、

 生涯学習部の部課長はもとより、教育長や副市長、法務監察課を中心に総務部の部課長、人権女性政策課を中心に市民生活部の部課長、ほか総合政策部の部課長などにも面談して、許可取り消しの論理的説得や戦術提起、状況分析、対策協議などを行ってきました。

 川東の企画が余りにおぞましいものだったので、私は、これはかえってすぐに許可取り消しに持っていけると考え、それゆえしばらくはこの問題を私のホームページ掲示板では一切公表せずに、水面下で動いてきました。

 しかし、そういった私の合理的な予想に反して、いつまでたっても許可取り消し方針が定まらず、事態が長引く一方なので、やむなく申し込みから2週間もたった4月28日月曜日から問題を公表して、許可取り消しを訴えてきました。

 そして、ようやく5月2日に許可取り消し通知を出すに至ったのですが、4月14日許申請から5月2日許可取り消しに至るまで、庁内でどういう協議や手続があったのか?
 指定管理者や教育委員との対応も含めて、節目節目となるものの説明をしてください。

 また、川東側、ザイトク側がどういう反駁をしたのかについても主なものを紹介してください。

◎牧薗 生涯学習課長
  4月14日から5月2日までの経過において主なものを御説明します。
 4月14日:申請者が門真市民文化会館に来館、「5月11日午前、会議室1の利用」
       許可申請を行い、会館はこれを許可。

 15日:申請者が活動している団体のホームページにおいて、申請時の窓口対応を記録
     した音声ファイル等を公開。
    同日、会館は生涯学習課に対して報告書を提出。
    指定管理者、人権女性政策課及び生涯学習課で今後の対応について協議を開始。

 19日:この件の発端となった毎日新聞4月9日朝刊に掲載された記事に対して、改め
    て市の考え方を示した施設使用の見解、公表という記事が毎日新聞朝刊に掲載。

 21日:申請者が活動しているホームページにおいて、協賛団体がふえたことなどを確
     認。
 25日:指定管理者は生涯学習課長に対して、許可の取り消しを検討するため、教育委
     員会の考え方を示してほしい旨を依頼。

 28日:教育委員と定例会の後に協議を行い、指定管理者に対して、門真市教育委員会
     の考え方を回答。
      指定管理者は、申請者に意見聴取を行うため、承諾を求める旨を依頼。
      生涯学習部長は、指定管理者に対して意見聴取を行うことを承諾。

 30日:申請者は、指定管理者の意見聴取に対して、回答書を提出。
 5月2日:指定管理者は教育委員会に対して利用許可の取り消しについて承諾を求める
      旨を依頼。
      同日、生涯学習部長は、指定管理者に対して利用許可の取り消しについて承
     諾。
      指定管理者は、申請者に対して利用許可の取り消しについて通知。

 以上でございます。

◆戸田 委員
  この5月2日の許可取り消し通知には、「門真市教育委員会の考え方について」という文書も添えられておりまして、これは非常にすぐれた見解の文書だと私も感心しましたけれども、その全文を読み上げた上で、特徴やポイントを述べてください。

◎牧薗 生涯学習課長
  では、門真市教育委員会の考え方について申し述べます。

  「本市教育委員会としましては、門真市民文化会館が多くの市民に利用される施設で
  あるため、本利用許可に反対の立場をとるものの、妨害行為等により他の利用者の安
  全確保が図れないことを危惧するとともに、
  
   いかなる団体であれ、人権、民族、門地など人が生まれながらにして持ち、みずか
  ら選択をする余地のない点や、国籍などの属性を捉まえての差別行為は許されないと
  いう姿勢に立ち、

   多くの子どもたちも利用する文化、教育の拠点である施設として、受け入れるべき
  ではないという考え方であります。

   本施設の指定管理者にも、市民目線に立った総合的な判断のもと、教育委員会の考
  え方と軌を一にした対応を求めます。」

 この考え方のポイントといたしましては、「他の利用者の安全確保が図れないことを危惧する」のみならず、「文化、教育の拠点施設であるからこそ、より差別行為は許されない」という姿勢を明確に示すとともに、「市民目線に立った総合的な判断を行う」ことを明らかにしたところでございます。

◆戸田 委員
  今の教育委員会の見解というのは、三つの点で非常にすぐれています。
 最初の、「反対する人がおって混乱しそうだからやめますよ」というのは、いうたら「護憲派の集会を右翼が騒ぐから許可しません」というような、ろくでもないよそと理屈の上では一緒になっちゃうんです。

 しかし、それに加えて、「子どもが常に使っている施設である」ということ。
 それと、もう一つは、最後に「市民目線に立った総合的な判断をする」と。

 ああいうおぞましい差別宣伝というのは、法律のどこの条文にどうあるかということでなくて、「誰が考えてもけしからんだろうと、おぞましいだろうということについては、これは認めない」、
 「総合的な」という言葉によって、かなり幅広い裁量というのを示唆しておる。

 そして、「差別に反対する、差別を許さない立場」というのをはっきりと打ち出しているということにおいて、多分全国的にも役所が出したこのザイトク対策の文書としては、かなり高いレベルのものだと評価できると思います。

 次、12番の質問に行きます。
 5月2日の許可取り消し通知以降、5月11日の当初の連中の集会予定日まで、どのようなことがあったのか?
 教委や指定管理者はどのようなことをしたのか?

 続いて次、5月11日、当日はどういうことがあったのか?
ということをお答えください。

◎牧薗 生涯学習課長
  5月2日から11日までの経過について、主なものを説明します。
 5月2日付の利用許可の取り消し以降、申請者は、申請者が活動している団体のホームページに通知等を掲載。

 10日:申請者は、指定管理者に対して不服申立書を提出。
 11日:申請者の来館に備え、門真市民文化会館で生涯学習部及び人権女性政策課職員
     が待機しましたが、申請者はあらわれませんでした。
 
 5月11日以降、現在までの間で川東やザイトク側からどういう対応をされているかに対してですが、

 6月13日:申請者より不服申立書の取り扱いについて尋ねるとともに、「行政不服審
      査法に基づく審査請求を行いたいとの問い合わせがあった」、と指定管理者
      から聞いております。

◆戸田 委員
  この川東というのは、もうとにかく暇な人間ですから、目立ったことをやるのが大好きなやつなんで、今後とてもとんでもない話とはいえ、何かの行政訴訟的なことを起こす可能性は十分あるということを念頭に置いて対処されていっていると思うし、よろしくお願いします。

 さて、この件ではもうそろそろ最後に近づきましたけれども、クエスチョンの14番。
 (1)で、今回の事件で住民の安全と尊厳を守る行政責務を真に果たすための新たな法理論や行政運営指針、裁判対策などの情報収集、学習、研さんの必要性を痛感したと思いますけれども、どうですか?

◎牧薗 生涯学習課長
  法令や判例、他市の事例やさまざまな機関との連携などについて、より学んでいかなければならないと感じております。

◆戸田 委員
  クエスチョンの15番の1番と2番を続けて言いますね。
 ザイトクヘイト対策について、「今度はぶれない。これから研さんを重ねて全職員のレベルを向上させる」、という決意で庁内での模索が続けられたようですけれども、どのような模索や市長部局も含めた協議があったのか?

 (2)として、そしてつい最近、ヘイトスピーチ、ヘイトクライム勢力と公共施設運営の関係で、7月25日に全部署の職員を対象にした職員研修が企画されたと聞きましたが、これはどういうものなのか?

 日時、場所、参加者の具体、研修内容、講師、市長部局との関係など、7月25日、職員研修の具体を説明してください。
 以上、あわせてお願いします。

◎牧薗 生涯学習課長
  5月9日に行った部局長連絡会において、生涯学習課から本件の経過や門真市教育委員会の考え方を説明したほか、人権女性政策課から、門真市における公共施設の使用許可に関する考え方(暴力団排除以外)という資料が示され、全庁的に情報を共有しました。

 その後、人権女性政策課には、庁内からの問い合わせもあり、ヘイトスピーチに関することなどについてさらに認識を深めていかなければならないと考えていると聞いております。
 また、研修会につきましては、7月25日午後に定員約100人の門真保健福祉センター多目的ホールにおいて、2回にわたりヘイトスピーチに関する基礎知識や自治体として留意すべきことなどを習得することを目的として、人権女性政策課が企画し、人事課が主催するものであると聞いております。

 本研修につきましては、施設の管理・運営を日常的に行っている職員や、この問題に関係の深い部局の職員を主な対象としながら、全職員を対象にテーマをヘイトスピーチにどう向き合うか、国内現行法と人種差別撤廃条約から考えるとし、講師はヘイトスピーチ問題に詳しい東京造形大学の前田朗教授に依頼していると聞いております。
 なお、この教授は、国内法と人種差別撤廃条約の関係について研究されていると聞き及んでおります。

◆戸田 委員
  大変雨降って地固まるで、非常に前向きに進んできたということを高く評価します。
 特に、前田先生を呼んでくれると、職員研修200人の、指定管理者を含めてやるということは、もう非常に画期的なことですね。

 この前田先生は、私も知っている人なんですけれども、ヘイトスーピーチ、ヘイトクライム問題の専門家であり、かつ運動現場にも、自分が危ない可能性があっても立つという勇気のある方であり、

 国連本部とか、あるいはスイスのジュネーブの国際機関とか、そういうところへも行かれて、ヘイトクライム問題の、私が知っている範囲では日本で最高水準の方で、かつ各自治体のいろんな情報を収集してアドバイスもしているという方ですから、そういう方が門真市の職員研修をするということは、非常に喜ばしい。

 職員研修ですから私は同席しませんので、どうか伸び伸びと質疑応答してほしいんですが、前田先生に後で連絡をとったところ、ちょっと体があいているということで、

 「翌日、7月26日土曜日には、その裏手の門真の文化会館の100人収容の1階ホー
  ルで市民講演集会を行う、交流会も行う」
という企画が成立しましたので、少なくとも京阪神の反ヘイト、反ザイトクで非常に頑張っているいろんな人たちは、門真市に大いに注目し、市民集会にも参加するだろうと思います。

 そういうことを述べまして、この問題についての質問は終わります。
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※これにて「ザイトク問題」の質問がバッチリ終了!
 次の「3:体育協会問題」は、これまた所要42分間の長時間質問だった!
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB7.5; YTB730...@i60-35-95-249.s04.a027.ap.plala.or.jp>

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