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スト新スレ:絶妙の7/30圧送第2波スト突入で竹中のスト破り作戦破産!竹中孤立化へ! 戸田 10/7/30(金) 21:54

☆能力ありすぎて20数年前に共産党から破壊攻撃受けて独立したのが連帯生コン支部! 戸田 10/8/1(日) 18:31
関西のスト情報第4弾 KU会スタッフ 10/8/2(月) 16:43
関西のスト情報第5弾 KU会スタッフ 10/8/3(火) 9:44
関西のスト情報第6弾〜戦術は水の如し。情勢は変化しつつある〜 KU会スタッフ 10/8/6(金) 17:59
★某ゼネコンも一部を除く物件に対して適正価格に応じることを決定! 戸田 10/8/9(月) 6:16
関西のスト情報第7弾〜戦況報告〜 KU会スタッフ 10/8/9(月) 21:34
関西のスト情報第8弾〜差別分断支配との闘い〜 KU会スタッフ 10/8/12(木) 17:15
関西のスト情報第9弾〜緊張感を解く訳にはいかない〜 KU会スタッフ 10/8/12(木) 23:11

☆能力ありすぎて20数年前に共産党から破壊攻撃受けて独立したのが連帯生コン支部!
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 戸田 E-MAILWEB  - 10/8/1(日) 18:31 -
  
 (阿修羅掲示板への7/30投稿を紹介する)
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
☆共産党直系労組だったが能力ありすぎて20数年前に共産党から破壊攻撃受けて独立
  したのが連帯生コン支部!
    投稿者 ヒゲ-戸田 日時 2010 年 7 月 30 日 14:14:11
    http://www.asyura2.com/10/senkyo91/msg/605.html

 7/28赤旗記事の批判をしたブログ記事
   :自分たちがやると正当、他の組織がやると悲鳴だとw 
     http://kinpy.livedoor.biz/archives/51849521.html
に対して、「ものを知らないにもほどがある」と言うほかない共産党員か支持者からの
コメントが書かれていた。
 いわく、「連帯労組・関西地区生コン支部は、殺人集団中核派の労組だ。だから支持しない」。
 全く呆れ果ててしまうが、連帯ユニオンがどういう毛色の労組であるか、知らない人も多いと思うので、成立のいきさつを、戸田HPの右側バナー、

   「やめろ!反戦労組潰し」
 http://www.hige-toda.com/____1/renntai_yunionn/2005_1_13/index05_01_13_b.htm
の最下段、
 ★戸田の補足:(注)共産党直系だった関生が弾圧対応で共産党と分岐、独自左派に                               05/01/27up
 http://www.hige-toda.com/____1/renntai_yunionn/kakikomi/1_22kakikomi_3htm.htm
から全文紹介しておく。

 かいつまんで言うと、関生(かんなま)労組は、かつては共産党バリバリ直系、役員は全て共産党党員の労組だったのだ!
 しかし、武委員長牽引の下、あまりに自立展開能力がありすぎ、大資本支配を脅かす闘いをバンバン展開するので、共産党の枠に収まりきれずにあつれきが生じていた所に82年権力大弾圧があり、それを奇貨として共産党が分裂組織破壊攻撃に乗り出したため、ほとんどの共産党員が共産党を脱退し、独立労組に移行したのである。

 その時の極少数の共産党追随分子が、今の建交労関西支部の長島委員長だ。
 詳しくは以下で。
    ↓↓↓ 
  ★戸田の補足:(注)共産党直系だった関生が弾圧対応で共産党と分岐、独自左派に                       05/01/27up
 http://www.hige-toda.com/____1/renntai_yunionn/kakikomi/1_22kakikomi_3htm.htm
               
1;関生(かんなま)は1965年に「全自運関西地区生コン支部」として出発した時から  (その前史も含めて)一貫して共産党員が委員長初めとする役員の大半を占める、共産
 党直系の労組でした。
  現場叩き上げの生コン労働者が共産党から教育を受けて労働運動や政治運動に邁進
 し、共産党党員になって、共産党の指導と指揮に従って労組活動をしてきました。  

  昨年10月の武委員長の講演の記録を見ると、共産党との分岐当時、関生には共産党員
 が500名くらいいたとあります。
  講演では「・・事実は関生党員みたいな性格が強かった。 共産党の攻撃の時には、
 その99%が共産党を脱退しました。」ともあります。

2;関生労組は出発時点から職場のヤクザ支配と熾烈に闘わざるを得ない状況があり、
 現実に会社が雇ったヤクザに2人が殺されているし、武委員長も拉致監禁されるなど少
 なくとも5回は殺されかけています。
  ヤクザに暴行・脅迫された例は数え切れません。  
  そういう闘いを経て、やがては「山口組も手を出さない」ほどの闘争力と力関係を
 作りあげていきましたが、それはまさに血と汗に色どられた苦闘の歴史です。

3;そういった修羅場を何度もくぐった労組ですから、公務員比率がどんどん高まった
 共産党労組の中では「最も頼りになる実力部隊」であると同時に「異色の存在」でもあ
 りました。  
  特に武委員長の卓越した指導力・構想力はありきたりの共産党指導の枠に収まり切ら
 ず、共産党と武委員長サイドとのあつれきが広がっていきました。

  武委員長のカリスマ的指導力とそこへの多数の労組員の心服を指して共産党は(外部
 の人も)「武一派」・「武一家」とも呼ぶほどでした。

4;生コンの労働運動の進め方では共産党とのあつれきが生じていたとは言え、イデオロ
 ギー的には「日本共産党」のイデオロギーが正しいものと、関生役員(共産党党員)
 は長らく考えてきたわけですから、60年代後半〜70年の世界的激動期にあっても、関生
 は「新左翼」や「全共闘」とは全く無縁で、「あんな奴らはトロツキストの跳ね上がり
 分子だ」的にしか考えなかったわけで、例えて言うならばその時代にソ連東欧圏での民
 主化運動弾圧に動員された「筋骨たくましい炭坑労働者」みたいな位置にあったでしょ
 う。

5;共産党との分岐が決定的になったのは、関生労組の「ヨーロッパ型の産別労組」とし
 ての運動と組織が大前進したことによって、中央財界にまで強烈な嫌悪と危機感を呼び
 起こしたことによる80年頃からの組織破壊的な連続弾圧を受けてのことでした。  

  当初「弾圧糾弾」の姿勢だった運輸一般や共産党が、82年11月には運輸一般中央本部
 にガサ入れされたことで、このままでは共産党本部にまでも弾圧が及び、共産党攻撃宣
 伝で総選挙対策上も非常にヤバイ!、と危機感を強めて、
  「弾圧される側にも問題がある」、
  「社会的良識に反する、とかくの風聞がある」という対応に変化して、
 「運輸一般中央本部12・17声明」なるものを当の運輸一般中央委員会で諮る前に
 「赤旗」紙上で発表する、というほどの支離滅裂な引き回し(共産党のお家芸!)
 を行ない、
 83年には共産党追随グループが関生の分裂デッチ上げ集会を強行し、
  双方の対立が猛烈に激化してこれに権力の介入弾圧も加わる(もちろん共産党の告訴
 告発戦術による武委員長らの関生への不当弾圧で)という修羅場になっていきまし
 た。   

  対立の中で武委員長らの500人以上の共産党員が共産党から離脱しています。
  また逆に共産党追随の分裂裏切り分子を関生労組から除名などもしています。  
  そうして84年3月の支部臨時大会で運輸一般と正式に決別し、組織名称を「関西地区
 生コン支部労働組合」とし、9月には総評へも加盟した。  
 
  そして新たな全国組織の結成を模索して、「総評全日本建設産業労組」と関生、
 そして東京の大有生コンの3者が合流して84年11月に「全日本建設運輸連帯労組」が
 結成され、翌85年1月(!)にはこの連帯労組の近畿地本が結成された。
  また3月には運輸一般東京地区生コン支部と静岡県セメント生コン支部も連帯労組に
 合流した。

6:労働戦線の右翼統一たる「連合」の誕生については、全民労協を経て民間連合が結成
 されたのが87年、官民を含めた連合が正式に発足したのが89年ですから、関生の共産党
 との分岐はそのはるか以前です。  
 
  また、千人を超える規模で(分裂時直前には3千人)労組が共産党から左分裂したの
 も異例だし、それがずっと「階級的労働運動」の旗を掲げる左翼でやっているのも、
 日本の歴史においては超異例なことです。

7:共産党系以外との交流を実質的には禁じられていた関生を総評・社会党ブロックとの
 仲介の労を執ったのは、共産党中国派を出自とする「日本労働党」
 http://www.jlp.net/ でした。  
  労働党と関生はずっと友好関係にあり、各種集会では「政党」として挨拶してもらう
 し、同党がお膳立てした「自主・平和・民主のための広範な国民連合」  
 http://www.kokuminrengo.net/ には設立当初から役員・会員を送り共同していま
 す。  (ちなみに戸田も「国民連合」設立当初の93年からの会員)

8;共産党との分裂、総評ブロックへの加入以来、新左翼業界、反・非共産党系市民運動
 業界等々との付き合いも始まった。
  反戦平和運動的には新左翼の反中核ブロックとの付き合いがずっと多い。  
  それというのは、83年三里塚闘争分裂で中核が「熱田派」へのゲバ襲撃をやって大衆
 運動的に嫌われ者になり、もともと中核系大衆運動が微弱な関西ではノンセクト系やイ
 ンター・プロ青年系、総評左派系大衆運動(労組含む)との付き合いが必然的に多くな
 るからである。

  だから中核系との付き合いは、関生・全金港合同・動労千葉のいわゆる「三労組共
 闘」と最近の反戦運動などで有る程度であって、関東圏の人が「三労組共闘」の宣伝を
 見て「関生・ 連帯は中核系か」と思った、と言う話は中核にとっては「嬉しい誤解」
 かもしれないが、我々にとっては苦笑するしかない。
  関生・連帯はあくまで独自の左翼勢力である。  

  全金港合同も大和田さんという卓越した指導力を持った独自左翼リーダーの下で発展
 してきた労組であり、中核の活動家が労組員の中にちょこっとはいるが、これ自体が中
 核系では全然ない。

9:政党との付き合いで言えば、共産党が敵対を続ける限りでは共産党と対決しつつ、  「反自民の共存外交」が基本。
  公明党も自民党との連立を組むまではずっと招待してきた。  
  社民党・新社会党を強く支援しつつ民主党にも「市民派」にも選挙支援を行なってい
 る。
  また例えば首長選挙で、連帯と長年友好関係の深い社民党の人から支援を頼まれ、
 一方共産 党候補側からは当然ながら支援要請などない、・・・そんな場合は自公民社
 候補を押す場合もある。
 
  戸田個人としては、自治体首長選挙で社民党が自民公明と共同することには大反対
 で、「革新共闘」を追及すべき、と思っていますが・・・・。
  これとは別に、守口市長選や門真守口合併反対運動の時などは、社民党・市民派・
 保守系・ 共産党とともに共闘したりもしています。
  これは地元の戸田や三浦さんからの提起を受けてです。

10;客観的に見れば、連帯近畿・関生は組織力闘争力・財政力のある左派大衆団体だか
 ら、左翼党派の絶好の加入相手であるはずだが、84年頃から関生・連帯を知っている
 戸田が見ていていも不思議なほど、党派活動家が全然入ってこない。

  たまにちょっと色つき的な人が入っても連帯労組員として変容していくか、連帯を
 去っていくかでしかない。
  きっと連帯・関生というそれ自体の独自性と磁場が強烈で、武委員長らの指導力も
 強いし、日々の活動・闘争の忙しさがハンパじゃなくて、左翼党派が内部に入ってどう
 こうすることができないのだろうと思う。  
  左翼党派の側もそれを認知しているから、外部団体として交流する方にメリットを
 見出しているのだろう。

11:武委員長らの共産党員体験のある古参幹部だけでなく、共産党体験のない中堅・若手
 幹部も新左翼業界のあれこれをほとんど知らないし興味も持っていない。
 
  みな「労働者民衆の生活向上のために左翼・革新・平和勢力は四の五の言わずに
 みんな協力共同したらいいじゃないか」、とシンプル素朴に思っているだけである。   反権力で一致すれば場合によっては右翼的と目される勢力とすら共闘する(暴対
 法・組対法・盗聴法などでの反対運動の例)  
  また、あまり付き合いのない団体からでも「右翼暴力団の襲撃がありそうなので
 支援して欲しい」と頼まれれば、「堅気の衆を守るために」体を張って出張ってい
 く。  

  「内ゲバはいかん」とは思うし、今の運動の中でそんなことをする輩は許さないが、
 だからといって「昔内ゲバをしたことを今全面謝罪しない限り共闘なんてしない!」
 というような話に引き回されるつもりはない。
  連帯・関生はそんな労組である。

12;近年、韓国の労働運動との共同共闘を重ねるにつけて、連帯・関生の中に韓国の民主
 労働党のような、戦闘的労働運動を土台とした「我々労働者の政治勢力」の結成を望む
 気運も出てきている。世間を見渡してみて、これという頼りになる所がないのなら自分
 らでまず始めてみようか、ということになるかもしれない。                   
 とりあえず、以上。      (05年1/27の記述)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【参考】:生コンゼネストに関する過去の戸田投稿(新しいものが上)

7/27★現着朝6時で炎天下終日阻止行動の日々、全て自腹、生コンスト労働者達の奮闘を
    知って!秀逸なテレビ報道も
      http://www.asyura2.com/10/senkyo91/msg/436.html
7/26◎「照準は敵対大手とその物件!」スト状況を劇的に変化させ主導的情報戦を
    活性化した生コン支部!HPでも   
     http://www.asyura2.com/10/senkyo91/msg/364.html
7/26・長期化し煮詰まる関西の生コンゼネスト。海外メデアやネットメデアにもよろし
    く! 権力弾圧抑止のためにも 
      http://www.asyura2.com/10/senkyo91/msg/367.html
7/25・スト労働者から:闘争カンパを!檄布やメッセージも嬉しい。
    トクヤマ筆頭の権力弾圧阻む世論形成のためにも
        http://www.asyura2.com/10/senkyo91/msg/324.html
7/19・歴史を知る経営者からは「中途半端にはしないでくれ」と労組ストに数多く期待!
    生コン支部HPの注目記事  
      http://www.asyura2.com/10/senkyo90/msg/866.html
7/19★勝利的に展開!大阪の工事の8割強が停止!大阪駅ビル工事も!竹中・大林が敵対
   継続      http://www.asyura2.com/10/senkyo90/msg/862.html
7/13・ありがとう!みなさんの反響のおかげで、テレビ東京が連帯労組に取材に来たと
    のこと   http://www.asyura2.com/10/senkyo90/msg/523.html
7/13・無期限スト突入の「近圧労」が実は日本で唯一の圧送労働者の労組です!
    関西生コン業界の先進性が見えてくる  
         http://www.asyura2.com/10/senkyo90/msg/520.html
7/13◎ついに12(月)から生コン圧送も無期限スト突入!空前の産業スト関西で拡大!
   損賠攻撃の大資本との決戦へ!  
        http://www.asyura2.com/10/senkyo90/msg/517.html
7/7・報道されぬ歴史的事件:「生コン関連業界危機突破!6/27総決起集会・デモ」
    に労使挙げて2300名が!
       http://www.asyura2.com/10/senkyo90/msg/121.html
7/7★マスコミひた隠し!関西の生コン関連産業で無期限ストが勃発拡大中!
   大企業支配を覆す高度な闘いに刮目せよ! 
       http://www.asyura2.com/10/senkyo90/msg/117.html
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6; .NET CLR...@i58-89-132-239.s04.a027.ap.plala.or.jp>

関西のスト情報第4弾
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 KU会スタッフ E-MAIL  - 10/8/2(月) 16:43 -
  
<労働者・中小企業は、今、何を求めているのか>

 日本経済における建設産業の位置付けの転換の説明は、ここでは省略する。ストとの関連で言えば、建設投資が激減している。公共工事が毎年減少していることと、金融恐慌で民需が激減したことに要因がある。09年度の投資額は42兆円、10年度見通しは37兆7千億円、ピーク時の44%に激減している。建設産業で働く者がピーク時685万人であったが09年末で500万人となった。同じく建設業者数は60万社から50万社に減少した。しかし、需要の減少に比して供給側の過剰感が強く、淘汰の嵐と政府の他産業移行への誘導政策等、大きな変化を強いられている。

 連動して、セメント国内販売は09年度が4,430万トン、2010年度見通しで3,800万トン、ピーク時の44%。生コン出荷は09年が8,950万 でピーク時の45%である。特に、リーマンショック以降の落ち込み方が激しい。

 そこで、ゼネコンは安値受注競争のため、建設資材の買い叩きや実施工する下請専門工事業への一律代金カットを強要している。セメントメーカー(数社で国内市場を占有)は一方的な値上げと拡販競争(安売り)という矛盾した営業政策を展開している。

 さて、生コン業界では事態打開のために2つの政策課題が焦点化されている。構造改善事業(生コン工場の廃棄・集約)と値上げである。

 全国生コンクリート工業組合・協同組合連合会が昨年5月、3900工場(昨年現在)の内、1200工場(全国の1/3)を5ヵ年で集約・廃棄する方針を議決した。劇的な需要減に対し、過剰となった供給能力を計画的に削減するということだ。しかし、内部調整と財政工面が至難の技となる。この実施第1号が大阪広域生コン協組の廃棄・集約事業である。協組が商工中金から融資を受けて、今年一気に26工場(1/4)を廃棄・集約した。自然淘汰に任せていれば、協組の生コン工場への出荷割り当ての不満から、必ず過当競争・安値競争に引き込まれ、協祖は瓦解していく。協組を去る社も残る社も、経営者も労働者も痛みを共有しながら、政策的に工場閉鎖に踏み切った。

 さらに、関西では、6月27日、「生コン関連業界危機突破!総決起集会・デモ」が経営21団体966名、労働9団体1,206名で開催された。近畿一円の生コン関連事業者が一同に会した。大阪・兵庫を先頭に、生コンの適正料金収受に取り組むこと、適正料金を支払わない場合は出荷拒否するとの決意を明らかにした。

 この決起集会の成功は、中小企業の前例のない危機意識の反映である。各地域の代表は、自らが製造する製品の価格は自らが決定すると訴えていた。原価計算や品質管理コストなどを度外視した安値強要を跳ね返さなければ、生き残れないとの決意であった。

 需要が激減し、その上買い叩かれるのなら、倒産しかない。生コンの適正価格の収受こそが、企業の存続と労働者の雇用確保、賃上げ、労働条件改善の原資となる。

 しかし、ゼネコン、商社は生コン価格の決定権は自分たちが持つものとし、協組が適正価格以外の生コンを出荷しないのであれば、従来価格で出荷するまで工事を延期する持久戦を構えた。

(ブログ・KU会通信より>>http://blogs.yahoo.co.jp/ku_kai2006/50638551.html
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; YTB730; .NET CLR 1.1.4...@ntoska020081.oska.nt.ngn2.ppp.infoweb.ne.jp>

関西のスト情報第5弾
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 KU会スタッフ E-MAIL  - 10/8/3(火) 9:44 -
  
<ゼネコンは独占禁止法に違反してまで、協組に分断介入をしかける>

 建設業協会の中に、資材研究会という機関が設けられている。日本を代表するゼネコン20社の資材の調達・購買部の責任者が月1回集まり協議する。現在の大阪の資材研委員長は、竹中工務店大阪本店調達部課長代理である。

 大阪府下の大きな建設工事は、竹中工務店、大林組という大阪を拠点とするスーパーゼネコンが過半を占めている。特に、竹中工務店と住商セメント(住友商事の100%子会社)のチームは、膨大な量の生コンを安く買い叩いている。今回の生コン値上げの特徴は、契約形態の変更を含む。生コンの販売契約の拘束期間は長期になる。建設工事が長期にわたるからだ。この過程で、原材料や燃料が高騰しても、契約した価格で出荷しなければならない。そこで、協組は周知期間を置いて、価格改正の時期を決め、それ以降の生コン価格は過去の契約価格に拘束されないとする「出荷ベース」という契約変更に取組んでいる。よって、影響を最も受けるのが竹中・住商といえる。この竹中が先頭に立って、ストライキと生コン価格の適正化に立ちはだかっている。最近も生コン協組の分断を図り、一本釣りで協組解体を画策し、ストライキ突破を図ってきた。労組側に、ものの見事にその意図を見抜かれ、策動を粉砕された。

 さて、事業協同組合は、中小企業等協同組合法で独占禁止法(私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律)適用を除外されている。だから統一的な価格表を打ち出すことができる。本来不利な大企業との取引関係を是正するものとしてある。

 ところが、これに対抗するべく、1社で1兆円の売上を誇る日本有数のゼネコンが協議・対策している場合は、明らかに独占禁止法違反である。不当な協組介入は第19条(不公正な取引方法の禁止)及び一般指定第14号(優越的地位の濫用)に抵触する。

 しかし、この長期ストライキの過程で、竹中の強引な手法と竹中の自社中心主義に疑問を持つ動きも出てきた。独禁法違反のおそれも配慮しているのだろう。すでに、スーパーゼネコンを含む資材研8社の工事現場では、適正価格に応じた生コンを購入している。

 8月2日現在、闘いは2ヶ月目を迎える。建設に携わる労働者・自営業者・中小零細企業の数は多い。生活費捻出や資金繰りに奔走しなければならない。しかし、この闘いが中小零細企業や労働者を踏み台にしてきたゼネコンの姿を暴き出していること、ゼネコンの産業支配の終わりの始まりと期待し、共感する人々も多いのではないだろうか。

(ブログ・KU会通信より>>http://blogs.yahoo.co.jp/ku_kai2006/50641724.html
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; YTB730; .NET CLR 1.1.4...@ntoska020081.oska.nt.ngn2.ppp.infoweb.ne.jp>

関西のスト情報第6弾〜戦術は水の如し。情勢は変化しつつある〜
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 KU会スタッフ E-MAIL  - 10/8/6(金) 17:59 -
  
<戦術は水の如し。情勢は変化しつつある>

 日本の労資関係は、戦後一時期の産別会議や総評時代を経て、労働戦線再編による連合結成を受け、きわめて「円満」となっている。ストライキによる労働損失日やストライキの継続日数も少ない。しかも、企業別事業所別のストライキである。関西の生コン関連業界におけるストライキは、規模の大きさ、期間の長さ、企業を越える横断性からいって、最近では珍しい事例となっている。

 さて、今回のストライキに至る背景や現状の攻防の焦点を報告してきた。本来なら、ストライキの具体的報告もすべきだろうが、現在進行形なので詳述はできない。ただ、一般論として言えば、労組の団体行動権の発動、闘い方は多種多様である。ストライキ戦術も臨機応変に展開できる。ストライキとは、労務の不提供(職場放棄、働かない)という形態もあれば、ピケッティング(平和的説得から実力行使まであるが)により、スト破りの防衛や原材料の搬入や製品の出荷を阻止するという闘いもある。さらに、企業別労組ではなく産業別職種別労組の場合は、各企業の直接的な労使関係の有無に関係なく、横断的な取り組みを展開する。

 しかし、日本の警察・検察・裁判所の判断は、ストライキとは労務の不提供以外の形態が無いかの様な判断を示している。特に、関生支部が行う団体行動権の行使に対する弾圧はまことに厳しい。
 
 今回ストの特徴は、情勢の変化を読み、波状的に各ストを連鎖させたり、スト拘束を緩めたり強めたりしており、さらに、資本の攻勢局面ごとに、その意図を挫く行動を対置してきた対応能力の高さにある。また、対権力において、誘いに乗らず、多様な闘い方で当初目的を果たしている。そして、何よりこのストライキの背景には、倒産の危機にある多くの中小零細企業の切実な要求(生コン価格の適正化、運賃の適正化など)があり、一方でゼネコンに独禁法の疑いが濃厚という不法状態にあって、公安(警備)警察・検察が介入しうるのかという問題もあろう。

 もちろん、公安(警備)警察・検察がセメントメーカー、ゼネコン、商社、一部中小企業との連携で、労組根こそぎや協組の役員を拘束する機会を窺っていることは明らかである。実力の警備体制の協力のみならず、情報交換も頻繁である。

 現在の攻防は、生コン価格の値上げが産業構造の民主化運動になっている。そして、値上げに2ヶ月にわたるストライキが必要なのである。産業民主化闘争はかくも困難なものである。しかし、この闘いをつぶそうとする日本を代表する独占資本・スーパーゼネコン達の側も、想定を越えた困難を強いられているというのが実情であろう。ゼネコンが結束しているにもかかわらず、「たかが」中小労組や協組を蹴散らせない。「あろうことか」兵糧攻めに屈しない。

 今回の事態を「ゼネコンのストライキ」と揶揄する向きもある。ゼネコンの狼狽が透けて見えてくる情勢になってきた。後、一踏ん張りの情勢にあるというのが、おそらく正しい情勢認識であると考える。この8月6日現在の認識が正しいのかどうかは時が証明する。

(ブログ・KU会通信より>>http://blogs.yahoo.co.jp/ku_kai2006
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; YTB730; .NET CLR 1.1.4...@ntoska010248.oska.nt.ngn.ppp.infoweb.ne.jp>

★某ゼネコンも一部を除く物件に対して適正価格に応じることを決定!
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 戸田 E-MAILWEB  - 10/8/9(月) 6:16 -
  
 阿修羅掲示板・政治板92への戸田投稿を紹介。
 ここで言う「某ゼネコン」、「O(オー)ゼネコン」とは、大林組のことで、「T社」
は竹中組のことだろうというのは、「戸田個人として推測に過ぎない」が。(笑)
  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◎某ゼネコンも一部を除く物件に対して適正価格に応じることを決定!
 (3労組の生コンスト情報8月)
   http://www.asyura2.com/10/senkyo92/msg/145.html
 関西の生コン関連ストは、着実に「敵の壁」(「圧制の壁」)を破りつつある。
 強硬派ゼネコンの中で、生コン価格の値上げ適正化を受諾する所が出てきて「敵の分断孤立化」を進めている。

 7/23よりの選別出荷戦術で、値上げ適正化を受諾する現場に対してはストを解除してどんどん生コンを出荷する中で、強硬派ゼネコンにしても、施主から「なんでうちの建物は工事が止まったままなのか。早く工事を再開しろ」とつつかれて困るようになってきた!
 
 当初はデンと構えて、「値上げ拒否で工事停止が長期化しても、労組や協組の方が干上がって弱るだけ。そこを押し切ってやる」戦術だったものが、労組や協組が苦しいけれども崩れずに頑張るものだから、逆に自分の方が「施主からの突き上げ」という「一番怖い声」を受けることになってしまったのだ!

 そういったストの勝利的状況を、以下に紹介する「政策協議会ニュース8月1日号」
から読みとって欲しい。
 (「政策協議会」とは、連帯ユニオン関西地区生コン支部・生コン産労・全港湾の
   3労組による運動体)
 連帯生コン支部http://www.kannama.com/index-2.html からのネット情報発信も格段に進展してきた。
      ↓↓↓
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◎生コン産業政策協議会 10春闘共同ニュース ・ 速報NO.12 発行 2010年8月1日( 1 )

大見出し(上横):O(オー)ゼネコンも一部を除く物件に対して適正価格に応じること
          を決定!!
大見出し(縦左):ー選別出荷の成果ー
        残すは大型プロジェクトの3現場のみ!出荷の7割が適正価格を承諾。

中見出し:ストライキ継続中

 その説明文: いま、中小企業と労働者の生存をかけた闘いを展開しています。
       現在の価格では、生コン業界のほとんどの会社の倒産が確実です。
       大企業のためにあるような産業と経済の中で、中小企業で働く労働者は
       全力でストライキを行ない、大企業に適正な生コン価格を認めるように
       求めています。

本文:大阪広域生コンクリート協同組合関係各社へストライキ通告を発して、
   7月2日以降今日まで続いている。
   さらに、7月23日からは選別出荷を行なっている。
    7月16、20、22日には、ストライキの状況を報道するニュース番組が相次いで
   放送され、関西の労働運動が注目を集めると同時に、適正価格に対応する物件が
   23日以後、6割に達した。

    しかし残り3割の適正価格に対応しない物件の大半が大手ゼネコン2社
  (T社・O社)が抱える物件であることが判明した。
    そのうち1社は31日の時点で、ついに一部大型物件以外は適正価格に応じる
   ことを決定した。

    大企業から自立するには、闘うことが必要であり、団結して炎天下で闘う労働
   者の力が反映されている。
    残すところは大型物件3物件のみ!

    相手がどのような大資本家であろうとも、労働者の団結力と粘り強さで闘い
   抜き、1.大企業との対等取引、2.適正価格の収受 を勝ち取ろう。

裏面( 2 )

大見出し(上横):適正価格の収受で業界再建
中見出し(縦左):痛みを受けて自己犠牲のもと、大企業と闘う中小・労働者!

見出し:倒産か再建かの瀬戸際での闘い

 その説明文:7月2日からストライキに入っており、ついに1ヶ月がたとうとしてい        る。
        これほど大がかりなストライキはかつてなく、この地域はもちろんの
       こと中小企業の労働運動でも初めてであろう。
        生コン業者は、最低そこまで上げなければほとんどが倒産してしまう。       引くに引けない状況になっているのだ。 

        まずは過去をしっかりと総括しなければ失敗を繰り返す。
        過去の総括は、中小企業の経営が安定するには、労使が協力しなけれ
       ばならないということ。
       
        すると、大企業との対等取引をすることができるのである。
        大企業に対して、適正価格を収受する意外に倒産の危機は回避できない

見出し:大企業と対等な協同組合に向け
 その説明文:その為には、すり寄って値下げなどの過剰サービスの道を捨て去ること。
        自分さえよければという考えは捨て去り、団結の力で大企業の支配か
       ら自立をすることで適正価格の収受も業界再建も可能になる。

        北海道・中部・近畿・九州などの生コンの大口需要地は、必ずセメン
       トメーカーが支配している。
        協同組合に役員を送り出し、協同組合をセメントメーカーの販売手段
       として利用しようとしている。
        それから自立しなければならない。

        全国に数多くある協同組合の中で、大企業と対等に取引が行える協同
       組合の改革の先陣を切る。

  生コン産業政策協議会TEL.06(6583)5546 大阪市西区川口2−4−28
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
  ↑↑↑
 A4版のスペース、写真も数多く配した、短い文章の中で、なんと本質を突いた格調
高い文章が散りばめられていることか!   ↓↓↓ など。

        まずは過去をしっかりと総括しなければ失敗を繰り返す。
        過去の総括は、中小企業の経営が安定するには、労使が協力しなけれ
       ばならないということ。
        すると、大企業との対等取引をすることができるのである。
    ・・・・・
        自分さえよければという考えは捨て去り、団結の力で大企業の支配
       から自立をすることで適正価格の収受も業界再建も可能になる。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【参考】:生コンゼネストに関する過去の戸田投稿(新しいものが上)

8/2★絶妙の7/30圧送第2波スト突入で竹中のスト破り作戦破産!竹中孤立化へ!
    (「自由論争掲示板」より)
           http://www.asyura2.com/10/senkyo91/msg/724.html
8/2・関西の生コンスト情報第2弾<産業民主化闘争>と第3弾<労働協約賃金>
   :ブログ・KU会通信より -
           http://www.asyura2.com/10/senkyo91/msg/727.html
7/30★共産党が突如7/28赤旗で「生コンストは社会の迷惑!」、「事態打開は出荷再開
    で」とスト破壊宣伝の愚挙!                                 http://www.asyura2.com/10/senkyo91/msg/604.html
7/30・共産党直系労組だったが能力ありすぎて20数年前に共産党から破壊攻撃受けて独立
    したのが連帯生コン支部! ヒゲ-戸田
          http://www.asyura2.com/10/senkyo91/msg/605.html
  ・積年の横暴に対する業者・職人の積年の怒りが「ゼネコンざま見ろ・スト沈黙的支
    持」に?(業界氏談)
         http://www.asyura2.com/10/senkyo91/msg/608.html
7/27★現着朝6時で炎天下終日阻止行動の日々、全て自腹、生コンスト労働者達の奮闘を
    知って!秀逸なテレビ報道も                               http://www.asyura2.com/10/senkyo91/msg/436.html
7/26◎「照準は敵対大手とその物件!」スト状況を劇的に変化させ主導的情報戦を活性化
    した生コン支部!HPでも  
       http://www.asyura2.com/10/senkyo91/msg/364.html
7/26・長期化し煮詰まる関西の生コンゼネスト。海外メデアやネットメデアにもよろし
    く!権力弾圧抑止のためにも 
       http://www.asyura2.com/10/senkyo91/msg/367.html
7/25・スト労働者から:闘争カンパを!檄布やメッセージも嬉しい。
    トクヤマ筆頭の権力弾圧阻む世論形成のためにも
        http://www.asyura2.com/10/senkyo91/msg/324.html
7/19・歴史を知る経営者からは「中途半端にはしないでくれ」と労組ストに数多く期待!
    生コン支部HPの注目記事  
       http://www.asyura2.com/10/senkyo90/msg/866.html
7/19★勝利的に展開!大阪の工事の8割強が停止!大阪駅ビル工事も!
    竹中・大林が敵対継続
      http://www.asyura2.com/10/senkyo90/msg/862.html
7/13・ありがとう!みなさんの反響のおかげで、テレビ東京が連帯労組に取材に来た
    とのこと
       http://www.asyura2.com/10/senkyo90/msg/523.html
7/13・無期限スト突入の「近圧労」が実は日本で唯一の圧送労働者の労組です!
    関西生コン業界の先進性が見え
    てくる  http://www.asyura2.com/10/senkyo90/msg/520.html
7/13◎ついに12(月)から生コン圧送も無期限スト突入!空前の産業スト関西で拡大!
    損賠攻撃の大資本との決戦へ!  
        http://www.asyura2.com/10/senkyo90/msg/517.html
7/7・報道されぬ歴史的事件:「生コン関連業界危機突破!6/27総決起集会・デモ」
    に労使挙げて2300名が!
       http://www.asyura2.com/10/senkyo90/msg/121.html
7/7★マスコミひた隠し!関西の生コン関連産業で無期限ストが勃発拡大中!大企業支配
   を覆す高度な闘いに刮目せよ!                               http://www.asyura2.com/10/senkyo90/msg/117.html
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
◎戸田ひさよしHP http://www.hige-toda.com/
  ・生コンスト記事を載せている「自由論争掲示板」
           http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=tre;id=01
★連帯ユニオン関西地区生コン支部HP http://www.kannama.com/index-2.html
☆近畿コンクリート圧送労組HP   http://blogs.yahoo.co.jp/daiatsurou
■他では見れない動画が満載!「戸田のYUチューブコーナー」
          http://www.youtube.com/user/todajimusho
■「中小企業の砦」=協同会館アソシエに関連する「アソシエ動画」
          http://www.youtube.com/user/ASSOCIE0911#p/u
■在特会や三井さんほか動画各種はこちらでも
   「絶対面白い動画コーナー」 http://www.hige-toda.com/_mado05/movie/
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6; .NET CLR...@i58-94-100-189.s04.a027.ap.plala.or.jp>

関西のスト情報第7弾〜戦況報告〜
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 KU会スタッフ E-MAIL  - 10/8/9(月) 21:34 -
  
<戦況報告>
 
 関西の生コン関連ストライキを支援する緊急共同アピールへのご協力に感謝します。発起人(呼びかけ人)・賛同人になっていただいている皆様には本当に感謝の念にたえない。アピールの存在そのものが、ゼネコンには大きな脅威となっており、その上、多くの人々が賛同するということになれば、ますますゼネコンが窮地に立つのは必定だ。今、追い風が吹いている。一層のご賛同をお願いする。
 
 また、8月11日(水)東京にて、監督官庁である国交省・経産省への申し入れや記者会見も予定されている。焦点のスーパーゼネコンは、独禁法違反のリスクを負い続けて、対決し続けるのだろうか。しかし、後に詳述できる時期が来るだろうが、ある日を境に帰趨を決したと思われる。現時点で、大勢は生コン価格の値上げを容認したといえる。
 
 持久戦に持ち込んだゼネコンの中小労組・中小零細企業への兵糧攻めは、そのまま、発注者に約束した工期の遅延になっていく。当該ゼネコンは発注者の信用失墜、損賠提起のリスクに耐えられるのか。追い詰められているのは明らかにゼネコン・商社である。峠は越しつつあると思うが、この時期には何が起こるかわからない危険性がある。資本と権力の敗色濃い戦況の中、無理押しの暴発を防がなくてはならない。

 そのためにも、大きな支援の輪を広げて欲しい。資本と権力に対する大衆的包囲網こそが大きな抑止力となる。

(ブログ・KU会通信より>>http://blogs.yahoo.co.jp/ku_kai2006
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; YTB730; .NET CLR 1.1.4...@ntoska010248.oska.nt.ngn.ppp.infoweb.ne.jp>

関西のスト情報第8弾〜差別分断支配との闘い〜
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 KU会スタッフ E-MAIL  - 10/8/12(木) 17:15 -
  
<差別分断支配との闘い>

 業種・企業を超えた横断的で長期のストライキの困難さは誰もが想像できる。今回ストライキの大きな争点は、生コン価格の適正化にある。もちろん、10春闘に関わる政策要求としての統一理解はある。しかし、各業種・職種の労働者の利害やストライキで受ける不利益などに違いがある。また、同じ運転労働者であっても正規雇用と非正規雇用(日々雇用など)労働者の利害も大きく異なる。
 
 労働組合は闘争積立金を毎月積み立てている。しかし、その組合の歴史にも規定されて、闘積だけでは賄いきれない組合員も多くいる。生活費の工面も違う意味で闘いである。また、共闘する労組には労使協調型の旧同盟系の組合もある。長期ストライキどころか、要請行動にも慣れていない組合員が、音を上げずに頑張っている。
 
 正規雇用の生コン労働者だけが利益を享受する本工主義・生コン第1主義に基づくストではないと認識されている。労働者と中小企業との広義の共闘であることが実感されている。ストに参加するもの全員が、何のために闘うのか、何をしなければならないのかを理解し、実践する指導体制と組織体制があると理解するしかない。もちろん、内部には様々な人間模様がある。あるが、2ヶ月間整然と闘えるのだ。
 
 一方で、闘うふりをして、真に闘う者を後ろから攻撃することに専念する全日本建設交運一般労働組合関西支部(建交労関西支部)とUIゼンセン同盟関西セメント関連産業労働組合という労働組合がある。どこにも御用組合はあるので、ことさら言及する必要もないのだが、建交労関西支部は自分以外の闘う労組をつぶそうとする。
 
 旧来であれば、この勢力(特に、建交労関西支部)が連帯労組関生支部や生コン産労への権力弾圧に加担し、そのための下準備として、セメントメーカーやゼネコンの意向を忖度した一大キャンペーンを張る。
 
 しかし、今回はアリバイ程度にしか行動しないし、ビラの配布も少ない。1つには、適正価格の収受がない限り倒産するという危機にあって、さすがについてくる中小企業経営者や労働者が少ないということを肌で感じていること(職場の組合員に見放される)と、もう1つは、トクヤマというセメントメーカー直系の徳山生コンクリートが特別清算で閉鎖し、3工場の職場の組合員全員(40名と聞く)解雇されたことが大きい。
 
 建交労関西支部のショックは2点あると思われる。1点目は、長年付き添ってきたセメントメーカーに突き放されたことである。建交労関西支部の拠点職場であり、亡くなった前委員長の職場である。ここを潰された衝撃は大きい。建交労関西支部はセメントメーカーの代理人のごとく、メーカーと闘うものを攻撃してきたが、独占資本に肩入れしても、いざとなれば切り捨てられるということを実証して見せた。
 
 2点目は、徳山生コンクリートは1工場が神戸生コン協組に、2工場が大阪広域生コン協組(広域協)に加盟していた。メーカー直系といえども、出荷量の激減と生コン価格の下落で債務超過に耐えられなかったという「現実」である(もちろん、メーカーがまだ「24億円の年商で28億円の負債」に耐えることができたのかもしれない)。だが、トクヤマ以外にも、より大きいセメントメーカーの直系や準直系の工場が連続して整理されてきた。また、広域協では構造改善事業として、商工中金から融資を受けて、今年の3月末に26工場を廃棄・集約した。供給能力を削減するという労資共の痛みで需要減に対応した。さらに、協同組合が陥っている現状を抜本的に変えていく、より大きな中小企業運動、産業政策の闘いが不可欠であったのだ。従来は、連帯労組関生支部や生コン産労の中小企業運動を批判していればよかった。ストではなく話し合いで解決といっておけばよかった。今や、現局面の建設独占の必死さは、2ヶ月のストライキを構えることなしに、値上げなど認めない、ということがわかったのではないか。建交労関西支部指導部は、自らの路線の敗北を、徳山生コンクリート閉鎖と組合員の大量解雇という現実で証明されたことによって、より大きなショックを受けているといえる。

 だからといって、トクヤマというセメントメーカらしい、ストという時期を狙った一方的な工場閉鎖・解雇を断じて許すことはできない。解雇撤回を闘う職場の労働者にはエールを送りたい。本来、労働運動は組合員の要求に基づく団結を基礎におく。建交労関西支部批判だけではなく、労働運動という大衆運動の自発性自立性を拡大し共有できる力が必要だ。

 さて、労組と協組が連携する中小企業運動と言っても、スローガンだけでは進まない。生コン製造や輸送であれ、セメント輸送であれ、ポンプ圧送であれ、販売店や骨材業者であれ、その業態に沿った共同事業が成り立つための協議や共同の取り組み、あるいは、指導性や先見性が求められる。同時に、あらゆる妨害を撥ね退ける意志と行動力が不可欠となる。中小企業にとっての未曾有の危機という客観情勢と、主体的な長年の営みが、長期ストを支えているのではないだろうか。

 関西の生コン関連労働運動は、企業の枠にとらわれず、本工第1主義ではなく、日雇い(差別的ニュアンスを嫌い日々雇用労働者と呼んでいる)などの非正規雇用労働者の賃上げ、権利拡大を統一要求に掲げる。また、男性中心主義から性差別のない職場環境作りに取組んでいる。さらに、生コン工場の出入り業者、生コン輸送業者やセメント輸送業者のための適正運賃も要求するし、そのための行動でセメントメーカー系の生コン工場に「事件」を作られ、逮捕者まで出している。請負や自営業者の組織化も進めている。
 
 中小企業経営者は常に動揺する(と、客観的に規定される)。そして、300社の経営者が組織だってストライキに反旗を翻せば、ストライキは穴をあけられ、「事件」を作られる。2ヶ月といわず、1週間だって、ストをうてないのが日本の労働運動(中小企業運動)の実態であろう。
 
 今現在、ストライキは続き、しかも、大勢は値上げの容認という攻勢局面にある。最後を誤らなければ、また、資本と権力がとんでもない「事件」をでっち上げないならば(そのためにも大衆的包囲網をお願いしている)、ストライキは無事解除される。総括は残しながらも、典型として歴史的に意義を有する運動と評価されるだろう。
 
 さて、建設産業、資材産業には、学歴社会からはじかれた人々や在日や被差別部落大衆などが多く生活していると思われる。ここでの運動は、日本の差別構造と真正面から向き合うことなしにはありえない。あるいは、差別と被差別の関係を主体的に受け止める自己は、具体的に差別と闘うことを通して形成される。沖縄の闘いとの連帯もそうだ。
 
 関生支部の労働運動はこのことを明確に自覚している。経営者も労働者も、在日であったり部落大衆であったりする。あるいは、差別を許さない労働運動が、建設産業の中小企業運動を、人としての信頼を通して、背景で支えているのかもしれない。

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関西のスト情報第9弾〜緊張感を解く訳にはいかない〜
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 KU会スタッフ E-MAIL  - 10/8/12(木) 23:11 -
  
<緊張感を解く訳にはいかない> 

 昨日(8月11日)、長期ストライキが続く大阪の生コン関連業界と労組代表らが、業界正常化に向けたリーダーシップを行政がとることを求めて、参議院会館新館にて、生コン業の監督官庁である経済産業省住宅産業窯業建材課を呼んで、1時間30分交渉した。本来は国交省も呼ばれていたのだが、焦点であった竹中工務店などが価格交渉に応じたこともあって、役割は終わっただろうといわんばかりに交渉を直前に欠席した。

 確かに、独占禁止法に抵触していたであろう竹中などのゼネコンの動きを抑制したのかもしれない。竹中に、事態は拡大するばかりであり、監督官庁の責任問題や国民的関心事に発展する可能性を示し得たのかもしれない。ゼネコンの労働者・中小企業への兵糧攻めが、逆に自らの危機に転化し、いよいよ崖っぷちに追いこまれた時に、最後の一突きを受けたのかもしれない。

 あるいは、まったく関係なく力尽きた時期が重なっただけかもしれない。しかし、いずれでもよい。政治家や行政を活用するのは、闘いの1つの方法である。やるだけのことをすればよいのだから。

 同時に、マスメディアによる記者会見が1時間もたれた。東京の記者に、大阪のストライキの実態とストの背景、産業別労働運動、事業協同組合による中小企業運動が説明された。まったく放映もされず、記事にもされないのかもしれない。しかし、やるだけのことはする。闘いの間は、やれることは全部しよう。

 さて、生コン業界での夏季休暇は、8月13日(金)から8月17日(火)までとなっている。焦点の大阪広域生コンクリート協同組合の工場稼働も、明日13日に夏季休暇内ではあるが、一部ほんの少量稼働する。それ以外、17日まで工場はとまる。

 さて、労働組合では、組合結成した時に最も注意しなければならないのは、休日などを利用した、会社側の加盟組合員への組合脱退工作であると習う。闘いは、常に最悪の事態を想定し、対策できる用意が不可欠である。

 夏季休暇中にストライキ対策のための脱落工作がなされたり、休暇中に弾圧が開始され、一人ひとり逮捕されて実態が見えないまま各個撃破されていくかもしれない。または、勝利的展望を抱くストライキ側に大きな挫折感を与えるために、休暇明けの一斉弾圧が用意されているのかもしれない。公安(警備)警察・検察は、セメントメーカー、ゼネコン、商社、一部中小企業と連携し、一網打尽を画策しているかもしれない。国家権力に夏季休暇はない。

 ここに至ってそれはない。事態は生コン価格の値上げが容認されつつあり、ストライキへの弾圧はないだう、というのが大方の見解・感触である。そうあって欲しい。しかし、闘いの決着は下駄を履くまで分からない。夏季休暇で活動場所にいない方はともかく、何かあればすぐさま動ける精神状態にはしておこう。

(ブログ・KU会通信より>>http://blogs.yahoo.co.jp/ku_kai2006
引用なし
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