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《注目意見》 奥谷禮子が強気発言を続けられる理由 天木直人氏 考える葦 09/2/24(火) 14:18
Re:《注目意見》郵政公社から7億円受注 人材派遣「ザ・アール」 奥谷禮子社長 考える葦 09/2/25(水) 10:18
《注目意見》中川飲酒騒動で計算が狂った外務省と小泉元首相 天木直人氏 考える葦 09/3/1(日) 13:26
《注目意見》  村上春樹「エルサレム賞」受賞に思う 天木直人氏 考える葦 09/3/2(月) 11:49

《注目意見》 奥谷禮子が強気発言を続けられる理由 天木直人氏
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 考える葦  - 09/2/24(火) 14:18 -
  
奥谷禮子が強気発言を続けられる理由 天木直人氏

http://www.amakiblog.com/archives/2009/02/19/#001361

奥谷禮子はかつて派遣社員を切り捨てるような発言をして世間の反発を買った。その後しばらく静かだった。しかし、派遣社員問題が大きな社会問題となり、政治問題になってからメディアに露出する機会が増えた。しかも強者の論理を臆面もなくかざすようになった。あたかも開き直ったごとくだ。ヒール役を買って出ているようだ。

 この現象について週刊現代2月28日号で保守評論家の福田和也が見事に次のように語っている。

「・・・ザ・アールの従業員は、90人足らずであり、売上高は、35億円であって、いわゆる中小企業の域に納まるものだ。その社会的な輝きの大きさと、本業のつつましさのコントラストについては、こもごも考えざるを得ない・・・小企業の社長ながら、財界人なみの存在感を奥谷が有しているのは、大企業の経営者たちの本音を、自らの言葉であけすけに語ってみせるからだろう」

なるほど、納得できた。奥谷の強気の発言の裏には財界重鎮の庇護があるのだ。いや、財界だけではない。おそらく今の日本の勝ち組はみな、内心では奥谷のような考えを心の底に秘めているに違いない。奥谷の発言を内心歓迎しているのだ。

日本社会はその意識においても格差社会になってしまった。世論が分断されているのだ。政治が大きく変わらない、変われない理由がそこにある。

(終わり)
引用なし
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Re:《注目意見》郵政公社から7億円受注 人材派遣「ザ・アール」 奥谷禮子社長
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 考える葦  - 09/2/25(水) 10:18 -
  
■ 郵政公社から7億円受注 人材派遣「ザ・アール」

  社長は社外取締役 民営化後の持ち株会社

2007年3月18日(日)「しんぶん赤旗」 

 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-03-18/2007031815_01_0.html 

人材派遣会社「ザ・アール」の奥谷禮子社長が郵政民営化後の持ち株会社、「日本郵政株式会社」の社外取締役という公職につきながら、「ザ・アール」が日本郵政公社の仕事をこの四年間で七億円近くも受注しているという関係がわかりました。

これは、日本共産党の吉井英勝衆院議員の資料要求に対して、日本郵政公社が「ザ・アール」との契約実績を明らかにしたもの。

それによると、「ザ・アール」は、二〇〇三年四月一日からことしの二月二十三日までの間、日本郵政公社との間で三十五件、約六億八千三百六十万円にのぼる契約をしています。

主な契約事業は「郵便事業における接遇・マナー向上プログラム実施の委託」(三千八百二十五万円)、「かんぽ営業スペシャリスト養成研修の委託」(千四百八十万円)、「郵便貯金関係職員に対する電話応対スキル向上研修及び郵便貯金地域センターにおける電話応対調査に関する事務委託」(八百十五万円)などです。

また、郵政公社は、ムリ、ムダ、ムラをなくすとして、人員削減と過密労働を強める「トヨタ方式」を導入してきました。

吉井議員に提出された資料によると、郵政公社が「トヨタ方式」展開のための「コンサルティング委託」などをトヨタ自動車と契約。

契約金額は〇二年度分から〇七年度分までで計二億九千六百七十二万円にのぼっていたこともわかりました。

「トヨタ方式」による郵政公社の「効率化」については、その実態が不払い労働にあることを、日本共産党の塩川鉄也衆院議員が国会で追及。郵政労働者のたたかいもあって、三十二億円の不払い労働代を支払わせました。

人員を減らしたにもかかわらず、かえって人件費が増える結果を招いており、「トヨタ方式」の破たんは明らかです。

日本郵政株式会社の社外取締役は、奥谷氏のほか四人で、奥田碩・トヨタ自動車相談役(日本経団連前会長)、牛尾治朗・ウシオ電機会長(経済同友会元代表幹事)、西岡喬・三菱重工業会長、丹羽宇一郎・伊藤忠商事会長といずれも財界の大物です。

奥谷氏は厚生労働相の諮問機関「労働政策審議会」の労働条件分科会委員として、
「過労死を含めて、これは自己管理だと私は思います」(『週刊東洋経済』一月十三日号)と発言。

その発言が国会でも取り上げられ、大問題になっています。

(終わり)
引用なし
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《注目意見》中川飲酒騒動で計算が狂った外務省と小泉元首相 天木直人氏
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 考える葦  - 09/3/1(日) 13:26 -
  
■ 中川飲酒騒動で計算が狂った外務省と小泉元首相 前編 天木直人氏

009年2月24日発行 第0071号 http://www.amakiblog.com/archives/2009/02/26/#001363

中川飲酒騒動の裏で、思惑が外れて悔しがっているのが外務省と小泉元首相である。 

発売中の週刊現代3月7日の中に次の文章を見つけた。

・・・外務省幹部が、タメ息交じりに語る。「・・・麻生外相時代ほど、われわれが勝手に外交をやれた時代はない。

だから省内には『麻生ファン』が多くて、『麻生首相を男にしてやろう』という気運が最近までありました。そこでヒラリー国務長官との会談で『オバマ大統領との電撃首脳会談を行なう』というビッグ・サプライズを用意したのです。麻生首相も『これで支持率が上がる』とニヤケていました。しかし偶然重なった中川財務相の辞任ニュースの陰にすっかり隠れてしまい、無理を通してもらったアメリカ側にも恥をかかせる結果となりました・・・もう24日のオバマ大統領との会談など、どうにでもなれという心境です・・・

この文章ほど、今の外務官僚のやっている仕事を見事に表現したものはない。これが今の外務官僚がやっている仕事なのである。

外交が行き詰まるのも無理はない。

■ 中川飲酒騒動で計算が狂った外務省と小泉元首相 後編 天木直人氏

2009年2月24日発行 第0072号 http://www.amakiblog.com/archives/2009/02/26/#001363

小泉元首相の失敗は自らの人気を過信して動き出したところにある。しかしそれだけではない。麻生首相の郵政民営化発言批判にとどめておくべきところを定額給付金にまで言及しそれに反対だと明言した。 もちろんそれは考え抜いた上での発言だった。

世論の圧倒的多数が定額給付金に反対していたからである。世論に乗じて麻生たたきを行なえば我に分があると考えたのだ。

しかしそれは読み違いだったようだ。自民党から反発され、小泉チルドレンからの同調者もあらわれず、そして世論も思ったほどの支持を小泉発言に与えなかった。

小泉元首相はもちろんそんな事であきらめるはずはない。麻生批判発言の直後に日本を離れてロシアに飛んだ。

そこで何をしていたかと言えば、オペラを見ながら日本国内の動きを、目を凝らして見ていたのだ。そして、帰国間際のタイミングを狙って、ロシアの地でわざわざ記者会見まで開いて「採決には欠席する」と、ぶれないところを見せつけようとした。

ところがこの周到な戦略もあてが外れた。 本来ならばこれが大きな政治ニュースになるはずだった。事態の流れ次第では麻生内閣総辞職や自民党分裂につながりかねない小泉劇場に発展するはずだった。 そこに降って湧いた中川辞任騒動だ。

なにしろあの映像だ。世界を駆け巡った醜態ニュースだ。

小泉発言は埋没してしまった。小泉元首相はツキにも見放されたようだ。

(終わり)
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《注目意見》  村上春樹「エルサレム賞」受賞に思う 天木直人氏
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 考える葦  - 09/3/2(月) 11:49 -
  
■ 村上春樹「エルサレム賞」受賞に思う 天木直人氏

2009年2月25日 http://www.amakiblog.com/archives/2009/02/26/#001363

私は村上春樹のファンの一人である。だから彼を批判する文章を書きたくなかった。しかし、週刊ポスト3月6日号が、「次はノーベル賞という声」と書いたので書くことにした。私が思っていた事にはじめて言及した記事を見つけたので書きたくなった。

「エルサレム賞」を受賞したからといって「ノーベル文学賞」がもらえる保証はない。しかし「エルサレム賞」を拒否したら、「ノーベル文学賞」は確実に遠ざかる。その事を村上春樹は一番知っていたのではないか。「ノーベル文学賞」を手にするという野望の前に、受賞拒否を求める世界の声に耳をフタしたのだ。

受賞する為にはエルサレムを訪れてスピーチしなければならない。しかしそのスピーチは難しい。イスラエルを正面から批判すると「エルサレム賞」を返せとなる。命を狙われることすらある。しかしあのガザ攻撃を認める訳にはいかない。そこで考えたのが壁と卵のスピーチだった。

しかしあのスピーチは、評価する人はいても私は認めない。パレスチナ人にとっての壁とは、イスラエルが国際司法裁判所の違法判断を無視してつくり続けている壁の事でしかない。それにぶつけられる卵はパレスチナ人だ。壁が正しくて卵がは間違っている、などということはありえない。

村上春樹はアラブ紙に載っていた次の言葉をよくかみしめる事だ。その言葉に報いるためにも今後はパレスチナの解放の為に誠意を持って行動することだ。

・・・我々アラブ文化人は、日本の小説家、村上春樹に今年のエルサレム賞を拒否してくれと切に願っていた。

ガザでイスラエルによって流された子供たち女性たちの血に敬意を払う意味で、その賞を辞退せよと要請する声は日本にもあり、私達は、彼がそれに耳を傾けてくれると思っていた・・・

しかしムラカミは、躊躇することなくエルサレムへ赴き、シモン・ペレスの手からその賞を受取った。罪無きパレスチナ人の血が未だ乾かぬその手から・・・

既にノーベル文学賞候補でもあるその作家は、世界的文学賞への途上にイスラエルが存在する事をよく知っているのだ。言い換えればイスラエルは・・・その国際的な賞の一つを与えることにより、有名な日本人作家を釣ることに成功した

・・・村上春樹がイスラエルの賞を無視してくれたらどんなに良かっただろう。
この60年代を描く作家はアラブの書店に場を得ている。アラブ人読者も多く、優れた日本人作家の一人としてその名はアラビア語の文芸誌によく登場する

・・・それでも、私達は村上春樹を愛し読み続けるだろう。そうでなかったとしても、私達は彼の犯した過失を許すだろう・・・  アブドゥ・ワージン、2月23日アル・ハヤート紙
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