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9/22文教委:涙の中西質問、9/21判決反発露骨な春田質問、戸田質問中断など・・ 戸田 06/10/2(月) 3:25
戸田の文教所管事項質問:教委へのFAX1 戸田 06/10/2(月) 4:00
戸田の文教所管事項質問:教委への伝達2 戸田 06/10/2(月) 4:12

9/22文教委:涙の中西質問、9/21判決反発露骨な春田質問、戸田質問中断など・・
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 戸田 E-MAILWEB  - 06/10/2(月) 3:25 -
  
 9/22の文教常任委員会について報告がなされていませんでした。遅れましたが少し報告
しておきます。10時開会で「暫時休憩」や昼休みを挟んで1:54まで。
  文教常任委員会委員 7人
   ◎委員長:村田文雄(公明党) ○副委員長:中西みよ子(共産党)
     委員:春田清子(公明党)、吉水丈晴・今田哲哉(緑風クラブ)
        佐藤親太(無所属)、・戸田久和(無所属)
          http://www.hige-toda.com/_mado06/meibo/2006iinkai.htm

◎議案審議:議案第72号  門真市立学校設置条例の一部改正について
               中央小学校及び浜町小学校の統合に伴うもの
   質疑したのは春田議員と中西議員。 全員賛成で可決。10:13
       
 議案第73号  平成18年度門真市一般会計補正予算(所管部分)
   質疑したのは春田議員と中西議員と戸田。 全員賛成で可決。10:39

◎所管事項質問
 1番手の中西議員は、「学校プールについて」、「学校給食について」、「いじめについ
て」の3項目に渡って質問。
  学校給食問題では、給食棟(調理室)が建築後年数が経って老朽化し、カビの発生や木
 の腐食が多くなっていて、保健所からも「早急な改善」を求められていること、自分で保
 健所に行ってその報告書を見てきたことを指摘し、強く追求。
  教委は「老朽化は否めない」としつつ「その時々の事情から今日に至った」と答弁し、
 中西議員が「なぜ危機的な意識がないのか」と憤った。

  いじめ問題では、高知県でいじめで自殺した生徒の遺言を涙ながらに読み上げていじめ
 問題についての教育長の見解を聞いたが、教育長は答弁に立たず。子供の命に関わる問題
 を名指しで聞かれても無反応で部下に答えさせる、という門真市議会での「習慣」は普通
 の神経の人達には非人間的としか映らない。
  場合によっては子供の命に関わるいじめへ問題の対処としても、きめ細かい対処ができ
 る「少人数学級」の設置を、文科省もその効果は認めている、と求める中西議員に対して、
 学校教育部の阪口次長や藤沢学校教育部長はのらりくらりと「少人数学級」を「少人数指
 導」とすり替えた答弁を繰り返す。

  大阪府が遺憾なことに未だに少人数学級のための予算措置をしないために、少人数学級
 をやろうとすれば市単独でカネがかかる、だからやらないし、少人数学級の絶対的な必要
 性も認めたくないというのが門真市当局の理由だが、市長が代わってもこの点は子供たち
 への思いやりが足りなすぎる。部分的導入などの工夫もしようとしない。
 
  もうひとつ戸田が立腹したのが、こういういじめ問題で中西議員が真剣に追求している
 時に与党の傍聴議員でニヤニヤしながら雑音発言を繰り返す輩がいたことだ。人間として
 どういう神経をしているのか。
  特に公明党の山本議員と改革クラブの田伏議員!(ほかにもいたようだが)
  あんまり腹が立ったので、山本や田伏を睨んで「何でニヤニヤ笑えるんだ?!真剣に考
 えてるのか!」と厳しく一喝した。
  議員の中でのこういう実態は、ぜひ市民に傍聴して見てもらいたいものだと思う。

 2番手の公明党・春田議員は、「通学路の安全確保について」というまっとうな質問の後
に、「国旗国歌について」として、前日9/21にあった東京地裁の日の丸・君が代押しつけ違
憲判決に産経新聞主張そのままの文句付けをして、教委に同調を求める反動質問を行なった。
 しかもその中で(これも産経新聞のデマ主張通りに)「広島県では学校長が日の丸・君が代
反対派の圧力に悩んで自殺したと聞いている」、とデマ吹聴をして教委をその線に誘導した。
 この校長は解放教育・人権教育を実践してきて日の丸・君が代押しつけに反対であったが
故に文科省・県教委の圧力と自己の良心との板挟みになってしまったのであり、何よりもそ
の圧力を巨大にしたのが産経新聞による教育現場への狙い打ち的で大々的な攻撃報道だった
のに、なんという話のすり替えだろうか!

 この春田反動質問と教委の追随答弁に対しては、戸田が自分の所管事項質問の中で反撃を
しておいた。質問・答弁の様子は近日中に議事テープ起こしをして公表したいとは思ってい
る。
 実は、9/21午後に所管質問通告を出した後で、9/21判決の事を知ってこれに関する質問を
追加するために、9/22の文教委当日の朝にそれを追加した通告書を出し直していたのだ。
 春田議員が「国旗国歌について」を質問することは文教委開催の時に初めて知ったのだが、
おかげで自分の所管質問の場でそれへの反撃ができた次第。

 さて、所管事項質問の最後、3番手が戸田。
 内容は、「児童クラブについて」、「学校給食の食器について」、「中学生の進路教育の中
での法や権利の教育について」、「日の丸・君が代問題での9/22東京地裁判決について」の4
項目。
 それぞれの詳しい内容は別記で紹介するが、最初の児童クラブについての質問の途中で吉
水議員(緑風クラブ)から教委の答弁姿勢についてクレームが付けられて休憩動議となり休
憩し、非公開で議事録に載せない「協議会」を開いてから再開するというハプニングが起こ
った。(11:35で休憩し、11:55まで協議会。そのご昼食休憩し1時再開)

 戸田が追求していたのは、仮に12月議会で民間委託を議決したとしても、昨年の砂子小
児童クラブの民間委託入札のような「超特急」時間ではするべきでないし、できないという
ことを教委に確認させることと、同じく昨年のような10月に民間委託を庁内決定したのに
議員には12月議会議運まで教えない、という秘密主義は議会軽視でもあり許されず、これ
からはそういうことはしないと教委に確認させることだったが、吉水議員の問題意識は「今
後の児童クラブの定員や料金など、議会で議決もしてないことを決まっているかのように答
弁するのは議会軽視だ」というもので、だいぶ問題意識が違っていた。

 吉水議員ら与党議員は「戸田議員の質問を潰すものじゃないから安心してくれ」とは言う
ものの、自分らに話がされていない事を戸田質問への答弁の形で議会でドンドン公表される
のは「議会で正式に決まっていない事を決まったも同然に公表するのは議会軽視だ」、とい
うことらしい。
 戸田からすると、「議会に議案として出されたり、議決されたりしていなくても、行政当
局内部でどういう方針を持っているか等を議会で言うのは何ら問題ない。それが許されない
と言うのなら、市民は市の方針の具体を知らされずに、最終段階たる『議会に出された・議
会で決まった』になってから初めて知らされるだけになってしまい、主権者・当事者として
尊重れないことになる」、と思う。

 教育長陳謝が冒頭になされた午後の再開文教委では、案の定、児童クラブの今後について
詳しい答弁が全然されなくなってしまった。まあ、動議以前にいろいろ答弁させた分が削除
されることはなく、戸田と与党議員が激しく対立する形でもなかったが、ちょっと煙にまか
れた感じもする。
引用なし
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戸田の文教所管事項質問:教委へのFAX1
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 戸田 E-MAILWEB  - 06/10/2(月) 4:00 -
  
 06年9月議会文教常任委員会 所管事項質問
                             (9/22 朝 最終FAX)
A:児童クラブについて

1:砂子小児童クラブの運営は具体的にはどうか? 
   保護者や子ども達の評判や意見など   運営経費についても言いたければどうぞ
 なお、指導員の実働時間はどうなっているか? ミーティングなどでの無給残業はないか?

2:来年4月から児童クラブに移行する5校の児童クラブそれぞれについて、
  ・現在学童保育やふれあいでの児童クラブの実数と児童クラブ移行後の定数、
  ・施設改修の有無、
  ・開設時間や料金の違い(これは5校共通)
 などを上げてもらいたい。

 浜町中央小              実数 75人 定員100人 施設 改築
  (浜町は学童保育、中央小はふれあい)
 脇田小(学童保育)          実数 67人 定員100人 施設:新設
 速見小(ふれあい)          実数 91人 定員100人 施設 そのまま
 四宮小(ふれあい)          実数 79人 定員100人 施設 そのまま 
 上野口小(ふれあい)         実数 65人 定員100人 施設 そのまま

  開設時間   
  料金

3:砂子小児童クラブでは、保護者会ができていないと聞くがどうか?
 以前は統合前のどちらか一校にあったのではなかったか?
 4月からできる5つの児童クラブに関して、そのうち現在保護者会のあるのはどの学校
 でか?

4:保護者会をなるべく継続するよう、あるいは作ってもらうよう、働きかけるべきではな
 いか?
  親の参加意識と相互交流。
  現状は利用者家庭が個別バラバラであった方が良いかのような施策では?
    教委のホンネとしてそう思っているのではないか?

5:5小学校の児童クラブ移行についての保護者説明は、いつ・どのように、するのか?

6:4月からできる5つの児童クラブに関して、運営主体はどうなるか?
  直営継続か民間委託か? 指定管理者か? 
  いつ、どこで決めるのか? 

 ●昨年のように第3回定例議会終了後の10月26日に民間委託を決めても、12月議会議運
  までそれを文教常任委所属議員にまで知らせないでおくようなことを今年もするつもり
  か?
  そういう秘密主義は許されないことと思うが、どうか? 
 ●庁内会議で運営方式を決めたらすぐに議員に明らかにすることを約束せよ!

7:直営継続でいくべきと思うが、直営を選択しないとしたらその理由は何か?
                低い人件費による経費削減だけではないか?
   市・市教委の方針は直営廃止がミエミエなのに、なぜそれを明らかにしないのか?

8:民間委託の場合、砂子小のように価格のみで決定すべきでない。運営・収支計画、労働
 関連法遵守の担保方策や地域の労働事情に対する貢献策、など指定管理者審査に近い審査
 をすべき。
  これをどう考えているか?

9:今年5月22日の横浜地裁判決で、「直営保育園の性急な民営化は違法」(!)で市の裁量
 権を逸脱している、という判断が出され、市に賠償命令が下された。
  これは1年前の民営化移行発表、3ヶ月間の引き継ぎ期間に対しての判断である。
 また大東市の民営化移行での高裁判決は、「3ヶ月の移行期間では短すぎ、少なくとも1年
 程度を設定すべき」との判決である。

  門真市もこれらの判決を受けて、保育園の民間移行については、十分な期間設定をすると
 の答弁を議会でしている。

 ●教委は、門真市ではどれくらいの移行期間を取る方針なのか知っているか?
  幼児を預かるという点で共通する幼稚園を所管する教委としては知っておくべきと思うが
  、どうか?

  ちなみに、昨年の砂子小児童クラブでの引き継ぎ期間は何ヶ月だったか?
  入札の公示から、業者決定、引き継ぎの開始から終了まで、具体的日取りを上げて説明し
 てもらう。

10:判決で言う「引き継ぎ期間」とは、民間の運営主体が特定されてからのことを言うが、
 いくら小学生とは言え、1年生を多く含んだ児童クラブで、「保育園では引き継ぎに1年間
 は必要」と高裁判決が出されているのに、児童クラブで「引き継ぎに1ヶ月や2ヶ月」でよ
 いと思うのか?
   児童クラブならば良いと思うなら、その根拠を述べよ。

  ただし、その答弁は、「引き継ぎに1ヶ月や2ヶ月」で民営化を強行して何か不具合が起
 こって、訴訟を起こされた場合に、市にとって極めて不利な証拠となることを自覚して述べ
 てもらわなければならない。
  児童クラブならば「引き継ぎに1ヶ月や2ヶ月」でよいという正しい理由があるのか?!
  
11:直営を選択せず民営化を選択する場合でも、もっとも早くそれの議会議決を12月議会で得
 たとしても、それを今年度中に実施することはあり得ないはずである。
  なぜならば、12月議会議決後の来年1月〜3月の間で入札審査・決定・移行となり、民営
 化移行の公表に最大3ヶ月少々、移行期間に1ヶ月程度しか取れないからである。
 
  また、今年6月16日の文教委で、
 「民間委託をやりますと決定した後で団体を選定していく過程が、余りにも短い過程で砂子
 の場合は行った。
  今回については、きちっとした審査とか準備とか、各応募する団体のいろんなことができ
 るようにとらないとおかしくないかということを言っているんですが、その点についてどう
 ですか。」
 という私の質問に対して。
西田社会教育部管理監が、
 「失礼しました。十分に時間をとりながら事務の執行をやっていきたいと、このように考え
 ております。」
と、教育委員会として明確に答弁している。

 砂子小児童クラブの場合は十分に時間を取れなかったから、次は十分に時間をとりながら事
務の執行をやっていく、と答弁しているのに、砂子小児童クラブと同じ12月議会議決―年度末
決定をするのでは、虚偽答弁をしたことになる。

 仮に民営化移行を12月議会で議決したとしても、実際の民営化は今年度中はありえない、と
いうことについては、教委も十分に織り込み済みのことだと思うが、念のために確認したが、
どうか?!

11:民間委託か指定管理者の場合、万一、今年度内実施だとすると、入札や審査の責任部署は
 どうなるのか?

※ 質問項目の4番目に 「日の丸・君が代問題での9/22東京地裁判決について」
  を加えて、質問通告書を出し直します。

 順番は、
1番目 児童クラブについて
2番目 学校給食の食器について
3番目 中学生の進路教育の中での法や権利の教育について
4番目 日の丸・君が代問題での9/22東京地裁判決について

 です。
  2番目、3番目は既に打ち合わせしている通りです。
 4番目は、門真市教委の主張を否定する内容の判決をどう思うか、
      この判決を否定するような指導・職務命令は慎むべきではないか、
      判決文の検討はどのようにするのか?
       検討の上での教委見解はいつころ出すのか?

   というようなことをやります。
 急なことですが、これも時の運と思ってよろしく。  
引用なし
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戸田の文教所管事項質問:教委への伝達2
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 戸田 E-MAILWEB  - 06/10/2(月) 4:12 -
  
      (これは9/21に教委に渡して協議に使ったもの)

 06年9月議会文教常任委員会 所管事項質問2 
                         
B:学校給食の食器の改善について

1:大阪府内(および北河内)で、
    ・まだ全てアルマイト食器の自治体数は?
    ・アルマイト食器を全廃した自治体数は?

2:アルマイト食器に代わる食器材質にはどのようなものがあるか?
   
3:アルマイト食器から脱却するのに困難な理由にはどのようなものがあるか?
   できるだけ細かく・具体的に
  1.費用面について       : 
  2.「重くなる」ということについて:
  3.「かさばる」ということについて:
  4.調理室の改造が必要になるということについて:

4:そのうち門真市で(他市とは違って)どうしても解決出来ない困難要因は何か?
   答え:4.調理室の改造が必要になると

  そのもっと詳しい内容を答えてもらう。
   ・耐震工事の必要性、その理由    
   ・改造費用、調理室建て替えにいくらかかるか?
   ・調理室建て替え(耐震改造)以外に手がない理由

5:調理室改造以外の便法は考えられないか?
   ・高学年だけ食器変更してスペースを節約するとか
   ・全校一挙改善でなく、少数校づつ調理室改修するとか

6:本当に絶対無理なのか? 
  困難要因の洗い出し、それを公表しての広く衆知を集めての研究
  実際に門真市と同様の状況で改善したところは本当にないのか?


C:中学での進路教育について

1:現状について
  1. 年間の中学卒業生のおよその人数  1100人
    全日制その他高校への進学率
   高校に行かずに、あるいは卒業せずに社会に出ると思われる中学卒業生のおよその人数

  2. 就職した時の労働条件的・法的トラブルへの対処方法や相談機関(労働基準法・労基
   局・労働組合など)の初歩的知識、(アルバイト学生も含んで)労働者・社会人として
   の権利の教育などは、どうなっているか?
    学習指導要領では?  
     
    ◆・・雇用と労働条件の改善について、勤労の権利と義務、労働組合の意義および
           労働基準法の精神と関連づけて考えさせる。
    この通りに教育されているか?
 
   教科書では?
    教委から受けた教科書資料では、権利の具体的な事が詳しくは書いていないようだ。
  
    労働環境の問題点は書いているが、改善の仕方、困った時の相談や救済の方法などが
   書かれていない。
    こういう教科書でいいのか?

   ・職業体験学習では?
   ・授業では?
   ・教委としては?

  3. 門真市の中学卒業生は、自分の権利や生活を自分で守る基礎知識を教えられていると
   言えるか?
   そうなっていないのではないか?

2:ポッセという東京の団体が15歳から34歳までの若者約2800人:
  正社員(425名)とフリーター(365名)から得た回答から見ると、

 1.フリーターの7割以上は週5日以上働いており、労働時間も7割の人が7時間を超える。
   フリーターの大半は正社員並みに働いている。
 2.残業している正社員・フリーターだけを抽出して統計をとると、なんと38%もの人が残
  業代を受け取っていない。正社員に至っては46%が不払いであり、時給制であることの
  多いフリーターでも28%が残業代を受け取っていない。

 3.正社員の44%が有給休暇をとったことが一度もない。
  フリーターの74%が有給休暇を取得したことがない。
 4.正社員の13%の人が社会保険に加入していない。
  フリーターの35%しか社会保険に加入していない。

 5.労基法がだいたいどのようなものか知っている人の割合は、正社員、フリーターともに
  62%であった。だが、こうした知識が労働条件の改善にはあまり役立っていないようだ。
  知識自体が断片的なものにとどまり、活用する域に達していないほかに、諦めの気持ちも。

 6.フリーターは十代(44%)と30代(54%)の悩みの多さが目立つ。
  その悩みの内実で一番多いのは、職場の人間関係(30%)。
  ただ、「人間関係」といっても、よくよく聞いてみると労働条件に関する問題を個人的な
  人間関係の問題として認識しているケースが少なからずあった。

 7.正社員は年齢に比例して「上司に相談」が増えるが、フリーターは「何もしない」が増え
  ていく傾向がはっきりと出ている。不安定で弱い立場に置かれているフリーターはそもそ
  も解決することじたいを諦めてしまうようだ。

 8.大学生の83%、高校生の49%はバイトをした経験があり、その大半は週3、4日働い
  ている。労働時間は5〜6時間の人が多い。
  学生がこれほど働く国は珍しい。背景には学費の高さや奨学金の不十分さなどがあるのだ
  が、いずれにしろ学生の労働は社会的には「小遣い稼ぎ」として見られるため、低賃金の
  場合が多い。

 9.学校は働く権利についてはきちんと教えてくれない。
   大学生の5割、高校生の6割は労基法を知らず、バイトをしていない学生に至っては
  66%が知らない。
  学生のほうが社会的常識がないと思われているせいか、残業代不払いもフリーターよりも
 学生のほうが多かった。大学生は37%、高校生は39%にのぼる。
  「就職対策」もいいが、過労や残業不払いで会社を辞めてしまっては何にもならない。
  まずは、基本的な「働く権利」の教育が必要なのではないだろうか。

 10.今の日本社会においては、「若者は無責任だ」などといういい加減な議論が氾濫する一方
  で、若者が非常に厳しい、違法な労働条件におかれているという現実はほとんど省みられ
  ることがない。
   必要なのは、若者をバッシングすることなどではなく、企業の違法行為を改めさせてい
  くことであり、また、若者自身が横のつながりを持ち、エンパワーメントしていくような
  環境作りなのだ。

 こういうことを知ってどう思うか?
 労働者の権利や救済方法について、具体的に教えるべきでは?
引用なし
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