戸田自宅への不当な12/2捜索・押収に断固抗議する!



<警視庁が全押収品を戸田に「返還」!捜査押収の不当性浮き彫りに>

 去る12月2日、重信房子氏の旅券偽造容疑などにこじつけた、不当捜索・押収の被害を受けことに対して、12/13付けで捜索押収の不当性と押収品の返還を求めて、東京地裁と大阪地裁に「準抗告」の申し立てをしていたところ、本日18日午後2時半、警視庁公安1課の刑事2名が戸田事務所を訪れ、押収していた13品全てを返却していきました。

 重信氏の容疑とは何の関係もない現職の市民派議員の自宅捜索や、そこからの市民団体のパンフや集会参加者名簿などの押収も、誰が考えても全く不当なものでしたが、公安警察としてもこういう押収事件を準抗告裁判で争うことを避けるために、「自主的に返還」することで戸田の側の「争いの利益」を消滅させてしまおうと考えたのでしょう。

 東京ー大阪を往復してまで不当な捜索押収をするから、今度は全ての押収物「自主返還」のためにまた東京ー大阪を往復するはめになったわけです。税金無駄遣いには腹が立ちますが、警視庁として無理にでも体裁を取るために、返すとしても一部返還かなと思っていたら全部返還だったので、戸田個人としては少しは気の晴れる思いです。(当然コピーは取られているわけで、市民団体の情報を不当に警察に取られたことには変わりありませんが・・)

 12/2不当捜索押収に怒りの声を上げてくれたみなさん、戸田に声援を送ってくれたみなさん、
 多忙な中で突然の準抗告依頼を引き受けて下さった弁護士さん、どうもありがとうございました。
                                           2000/12/18 戸田ひさよし

日本赤軍の捜査に名を借りた無差別の市民団体に対する捜索押収に抗議する 01/2/20up

 12/2の朝、警視庁公安部によって戸田の自宅が捜索されるという不当弾圧事件が起こった。この捜索は「日本赤軍・重信房子容疑者の、有印私文書偽造・同行使、旅券不実記載、旅券法違反」に関連する捜査、という仰々しい理由づけのもとで全国19箇所で展開されたもののひとつであったが、戸田には全く身に覚えのないフレームアップであり、不当捜索に他ならない。

 上記犯罪容疑になぜ私が結びつけられるのか、捜索令状には何も書いていないし、捜査官も何も答えない。ということは、何の根拠も理由も示されずにある日突然、犯罪とは無関係の者が「容疑者の関係者」扱いされてしまうことであり、実に慄然とせざるを得ない事態である。 

 重信容疑者逮捕以来、断続的に逮捕と宣伝が進められる中での今回の不当捜索の本当の狙いは、「赤軍容疑」に名を借りた広範な市民運動への威迫と人脈調査ではないのかと思わせるのは、赤軍とは縁もゆかりもない「市民の絆大阪」という社民党と無党派市民との提携団体の、設立当初の呼びかけ人リストや趣意文、イベント参加者の受付名簿 1通などを、これまた何の理由も示さず、戸田の再三の質問や抗議にも関わらず「押収」していったことである。

 一方で自公保政権の大揺れと改憲策動の進行、一方で市民運動の新たなうねりや社民党の護憲市民派勢力としての鮮明化が進行しているこの世紀末に行われた今回の不当捜索の政治的意図がそこに透けて見えるのである。市民団体の呼びかけ人なったり、市民集会やイベントに参加することが後日権力側の独断で「赤軍容疑関連者」としてリストアップされるようなことが許されてはならない。

 近日中に抗議の記者会見や押収物品返還要求を起こすことも考慮しつつ、ここに不当捜索抗議の姿勢を明らかにするものである。また、この不当捜索やフレームアップの尻馬に乗って鮮烈市民派議員としての戸田の名誉を傷つけたり、議員活動妨害を図ろうとする動きに対しては毅然たる態度で臨むことも同時に明らかにしておくものである。
                         2000年12月3日 門真市市議会議員 戸田ひさよし


       「自由・論争掲示板」で行なわれた論争の一部を紹介します。 3/7up

      ★ 捜索・押収は不当、押収品返せ、と準抗告を申し立てました 12/19

       不当捜索押収に対する市民派議員・市民70名による抗議文  12/19

 宮崎学氏の新たな分析と希望21の記者会見! 12/ 9

 宮崎親分も「電脳キツネ目組」HPで鋭く分析! 12/ 3

 参考:市民運動団体「希望の21世紀」抗議声明! 12/ 2