大会資料：“見つめる岸和田”　たかひら正明

クリックでPDFファイルが開きます（全15ページ）＞＞＞維新議員ネコババ事例 （参考：まさに腐敗政治「橋下・大阪維新の会」不祥事リスト - NAVER まとめ／辺境の雑記帳　大阪維新の会関係者の不祥事・問題行動一覧）

カジノ解禁・誘致と大阪万博の誘致に反対する決議

昨年１２月、国会で、カジノ法案（統合リゾート＝ＩＲ法案）が、自民党・日本維新の会などにより採決が強行され、可決・成立しました。言うまでもなく、カジノとは賭博であり、この法律は、犯罪として禁じられている賭博を、国が堂々と推進するというものです。金融商品などへの投機で実体経済とはかけ離れたところでの「経済成長」で生き延びる現代の資本主義は、「カジノ資本主義」などと揶揄され批判されることがありますが、比喩ではなく文字通り「カジノ＝賭博で経済成長」というのですから、浅ましいと言うほかありません。このような禁じ手に頼るしかない安倍政権の経済政策は完全に破たんしていることを、さらには、現代の資本主義が避けがたい袋小路に入り込んでいることを、示すものに他なりません。今もすでに深刻なギャンブル依存症がより一層広がることを懸念する声も根強く、法案の採決に当たっては、自民党と連立を組む公明党すら自主投票という態度を選択したほどです。

このカジノ法の成立へ狂奔して来たのが維新の会です。カジノ法の成立へ自民党に恩を売るためか、それとも彼らのもともとの性質からでしょうか、一昨年の戦争法案以来、維新の会は自民党の補完勢力として、数々の悪法の成立に手を貸してきました。年金制度の改悪にも賛成した維新は、目論見通り、カジノ法を成立させたのです。大阪府・市で首長と議会を牛耳る維新の会は、早速カジノを舞洲へ誘致しようと動き始めています。

　大阪の維新勢力がカジノとともに推進しているのが、２０２５年の大阪万博誘致です。橋下氏・松井氏と安倍首相・菅官房長官との親密な関係をフルに使い、あらゆる手練手管を用いて、閣議決定を引き出そうと画策しています。「東京で二度目のオリンピックを開催するなら、大阪でも二度目の万博を」とでも言うつもりなのかもしれませんが、日々の生活に追われている多くの府民はにとって、万博誘致など、バカバカしい騒動でしかありません。

　カジノにしろ万博にしろ、大規模事業で経済成長を目指すという発想が、少なくとも日本のような物質的には高度に発達した産業資本主義社会では、全く時代遅れとなっていることは、幾多の巨大事業の無惨な失敗によって実証済です。さらに言えば、そもそも、「ＧＤＰの対前年比でのプラス」という意味での経済成長を至上命題とする社会・経済のあり方自体が問われる文明史的な曲がり角に、われわれはまさに立っているのだという、大きな歴史的な視野が、致命的・決定的に欠落しています。

　上述のように、カジノも万博も、維新勢力による関西での悪政の典型であり、憲法改悪を目指す安倍政権との取引材料となっていることも合わせて、あらゆる意味で、カジノの解禁・誘致にも、２０２５年大阪万博の誘致にも、強く反対することを、ここに決議するものです。

2017年２月10日　　連帯議員ネット年次総会参加者一同

＜「2/10連帯ユニオン議員ネット大会」のスケジュールと内容＞

１：2017年２月(10)日(金)、1：15　受付開始、1：30　大会議事開始・・・
・場所は昨年と同じく「学働館・関生（連帯ユニオン新生コン会館）」　 住所：大阪市西区川口2-2-4
アクセス：http://www.rentai-union.com/map/gakudoukan-map.html
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２：大会進行と内容は以下の通りです。

【第１部】大会議事と武委員長記念講演

　　1：30　開始（活動報告・新年度方針・会計報告・役員人事等で約40分）
　　2：10〜武委員長の記念講演40分と質疑応答10分　
　　3：00　記念撮影、小休止
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【第２部】各種報告や討論（3：10〜5：30までの小休止含む２時間20分）

　(1)清掃・介護・工場・店舗等の分野で連帯ユニオンに今年新たに結成された「連帯ユニオン・関西クラフト支部」からの報告や議員への提起、質疑応答 （15分＋15分の計30分）

　(2)杉並区議の結柴さんの「東京などでの政治状況」（仮題）報告と質疑応答（小池都政の影響実態や野党共闘問題など）（15分＋15分の計30分）

（この辺でだいたい4：00頃）

　(3）「関西での維新の猛威、それといかに闘うか！」（講演・会員報告と意見交換）

　　　講師の基調報告（20分）の後、「最近維新と選挙で闘った各地会員からの報告」（各５分程度で４〜５人程度）を行ない、意見交換を行なう。 「維新の煽動宣伝との闘い方」なども検討　　（合計８０〜９０分程度）

講師：岸和田市民オンブズの高比良さん（維新勢力の腐敗実態とネトウヨ人脈に詳しく、それらに突撃取材報道をかまし続ける「維新バスター」第１人者！）

　※なお、「大会議事」か「報告・討論」の時間帯で、適宜、社民党の服部さんから手短に「国政状況の報告」を受け、「特別決議２本」を提案し採択にかけます。
その２本とは、
(1)大阪万博・カジノ法（カジノ構想）に対する反対決議・・文案は木村豊中市議（東京オリンピックも含めるか？）
(2)「大阪府警による沖縄県民への土人・シナ人発言」を擁護容認した松井大阪府知事とアベ政権に対する抗議決議
　　・・・文案は戸田門真市議、
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【第３部】5：40〜7：30　夕食懇親会（参加費2000円）

「2/10大会」には、会員も非会員も、それぞれの宣伝物や署名など、自由にご持参下さい。

�B3：20〜4：10　（50分）　・・・・・・報告30分＋質疑応答20分程度で
　◆１：元陸自レンジャーの井筒君の講演　（戦争法や自衛隊問題など）

�C4：10〜5：30
　◆２：「ヘイト問題の今」〜市民活動家Ｋさん
　　　　　　　　　・・・4：10〜4：35（報告20分、質疑応答5分、計25分）
　　　　2009年大会でザイトク問題を講演。ザイトク問題ウオッチャー・カウンター・慰安婦問題支援者として非常に多くの現場に足を運び、
　　　 各地の行政や市民運動の変化実態に詳しい。大阪市のヘイトスピーチ規制条例制定も含めて解説。

　◆３：高浜・伊方原発再稼働阻止運動の現在〜杉並区議の結柴（けしば）さん
　　　　　　　　　・・・4：35〜5：00（25分）（報告20分、質疑応答5分）
　　　　当ネット創設時からの会員・「反原発自治体議員・市民連盟」の会員でもあり、
　　　　 原発現地の数多く足を運んでいる結柴さんからの高浜と伊方現地の報告と提起。
　　　　　〜関西等の自治体議員からも支援を強めていくために
　　　　
　◆４：行政および業者の違法行為改善についての報告や提起・・5：00〜5：30
　　　　生コン支部役員からの報告と提起
　　　　　〜「1997年に出された『公共工事の週休２日と週２日現場閉所』の建設省要綱」が、
　　　　　 未だにどこの自治体でも遵守されていない問題について〜あなたの自治体で実施させるには！
　　　　　　　（門真市の12月議会で初めて答弁させて実施確約させたが）

　　　　豊中市の木村議員からの報告（違法行為業者へのペナルティ問題等）　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＝以上第２部＝　
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　　　5：30〜5：40　休憩と会場設営　　

第３部・・・5：40〜7：30まで、

�D 5：40〜7：30：夕食懇親会（参加費2000円） :各地報告の続きや意見・情報の交換も行なう。
　７：25　夕食懇親会　終了。　片づけ開始
　7：30　　片づけ終了　全日程終了
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＝以上第３部＝
※その後近所の居酒屋で二次会