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「ネットは酷い」のキャンペーンの一貫?
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 通りすがりの貧乏人  - 09/2/9(月) 16:27 -
  
大手メディアにとって「ネットの普及」は邪魔なため、ことあるごとにネット叩きを行っています。
以上のニュースはそれの一貫ではないかとの説がjanjanに載っています。

http://www.news.janjan.jp/column/0902/0902076983/1.php

ット情報叩きで共闘する警察と大新聞
田中良太2009/02/08
 お笑いタレントのブログ炎上事件で、警視庁が書き込んだ18人を名誉棄損容疑で書類送検するという。炎上させたのは18人だけではないから、検察庁は起訴しないだろう。「送検」は、警視庁による「ネット情報はひどい」という印象づくりにすぎない。それを朝日新聞が大々的に報じたのは、成長するネットメディアへの牽制ではないか。
日本 Web NA_テーマ2

 ◆驚くべき低レベル社説
 お笑いタレント・スマイリーキクチのブログ「炎上」事件で、朝日の社説(6日付朝刊)を読んで驚いた。

 <ネットの中傷―表現の舞台を汚す卑劣さ> だが、ぜひクリックしてお読みいただきたい。あまりにも単純な正義感を振り回しているだけで、中学生の作文クラスである(中学生の皆さん、こんな低レベルなものと一緒にしてゴメンナサイ)。

 ◆強烈な朝日の「第2報」
 このニュースは、「警視庁が……方針を固めた」などという形で報道されている。いわゆる「発表もの」ではなかったのかもしれない。

 社会面の報道そのものは各紙とも5日付朝刊だった。朝日は

 <ブログに中傷書き込み、18人書類送検へ 名誉棄損容疑>

 読売は

 <ブログ炎上で初摘発…男性タレントに「人殺し」> である。

 6日付の「第2報」が、朝日は強烈だった。冒頭に紹介した社説のほか、2面に「時時刻刻」で<ネット中傷、摘発で警告>を組んだ。

 ニュースバリュー判断は新聞にとって「生命」である。このニュースが「重要」という認識は分かる。しかしどういう考え方で、このニュースを重視するのか? 朝日の発想は、とてもほめられたものではない。

 ◆起訴・有罪の可能性はあるのか?
 特定の人物が送検された場合、その人が起訴され、有罪判決を受ける可能性はあるのか? は大きなポイントであるはずだ。送検というのは、刑事手続の第1歩にすぎず、その後、起訴され、有罪判決を受けることによって、刑事手続は完成する。送検が自己完結的なものであるかのように報道するのは、そもそもおかしいと言える。

 この場合、起訴されるか、有罪となるのか? という点について、朝日の見通しはどうだったのだろうか? 起訴され、有罪となるという見通しだったとは考えられない。

 この事件の場合、極めて多数の人々がブログに書き込むことによって「炎上」という現象が起こったことが問題なのだ。キクチが恐怖を感じ、ひいてはブログ閉鎖を迫られたという「被害」が生じたのは、「多数」であったことによる。

 ◆1人だけでは「被害」なし
 しかし送検された18人は、単純に書き込みをした「個人」にすぎない。確かに誤解にもとづいて女子高生コンクリート詰め殺人事件の犯人の1人だと非難したのだから、道義的に良くないのは事実だ。しかし1人がそんな行為をしても、「被害」は生じないのである。

 きわめて多数の人々にそうした書き込みをさせたのは誰か? 警視庁の捜査では、特定の人物が関与して、意図的に「炎上」を起こさせたという事実を突きとめることはできなかったということだろう。

 ◆空気を読むだけで書き込んだ(?)人たち
 どうやらスマイリーのブログを見ると、そういう書き込みが多数ある。だから「真実」なのだろう、と判断する。みんながやっているのだから、僕も私もやってみたい……。こんなことで書き込みをした人たちばかりなのだろう。

 要するに「逆KY(空気を読むだけ、自分の判断を持たない、持とうとしない)」人々であるだけなのだ。「空気」が主犯なのだから、警察は空気を送検する。検察が空気を起訴し、裁判所は空気に懲役刑を宣告する。刑務所に空気を閉じこめておく。それならスジがとおる。まあ、いまでも刑務所内は空気で満たされているから、確定判決で空気を懲役にしても同じことだが……。

 冗談はさておき、多くの書き込みに、自分の書き込みを加えただけの18人が起訴されるとは考えられないのである。

 ◆「足立区出身の元不良」で売る作戦
 刑事手続の見通しも重要だが、もう1つ朝日が意図的に触れていないポイントがある。読売の記事では明らかに書いている。

 <きっかけは約10年前、所属芸能事務所が「足立区出身の元不良」とのうたい文句で男性を売り出したこと。その後、インターネットの掲示板に、男性を犯人扱いする書き込みが始まった。所属事務所は2002年、ホームページ上で「事件とは全く無関係」と告知したが、効果はなかった。> ということである。

 しかし朝日は、5日付朝刊社会面の記事でも、6日付朝刊の「時時刻刻」や社説でも、いずれも触れていない。意図的にこの点を読者に伝えなかったのではないかと思われるのだ。

 ◆ヒール(悪役)人気を目指した
 芸能事務所は「元不良」ということで、ヒール(悪役)人気を誘おうと考えたのだろう。「足立区出身」は事実かもしれないが、同区はコンクリート詰め殺人事件の「現場」だった。情報に敏感な人たちが「足立区出身の元不良」と「コンクリート詰め殺人事件の犯人」を直結させても不思議ではない。事件の遠因となったのは、芸能事務所の売り出し作戦だったのである。

 このことも考え併せると、、検察が起訴するはずがないということは明らかだろう。こういうたとえをすると女性に叱られるだろうが、強姦事件で、被害者の女性が情交を誘うそぶりを見せたことによって、男が欲情したというケースとよく似ている。検察は起訴を渋るのである。

 ◆「警告する目的」
 それではなぜ警視庁は「送検」の段階で報道陣に明らかにしたのだろうか? 朝日の社会面記事には、

 <ブログなどへの集団書き込みに対する一斉摘発は極めて異例で、同署は「同じようなネット上の中傷はたくさんあり、こういうことをすれば警察に摘発されるんだと警告する目的もある」としている。>

 という文章もある。ネット上の中傷をやりたい人に対しては「警告」ということになるだろう。やりたくない人にとっては、何の意味もない記事なのだろうか? 

 ◆「ネット情報はひどい」という印象づくり
 そんなことはない。中傷など考えない人たちも記事を読んで、「ネット上の情報は、ずいぶんひどいものなのだな」といった印象を抱く、あるいは強めることになるだろう。

 じつは「警告」はタテマエにすぎないのであり、ホンネは「ネット情報はデタラメ」というアナウンスをすることではないだろうか?

 ◆ラーメン花月刑事事件控訴審の逆転有罪判決
 警視庁・中野署がスマイリー事件を公表する前、1月30日に「ラーメン花月・日本平和神軍事件」の刑事事件の控訴審(東京高裁)判決が出た。一審の無罪を破棄して逆転有罪判決である。

 読売は
 <HP、個人書き込み名誉棄損…高裁逆転判決> と報じた。

 ◆「尻馬に乗った」警視庁
 この判決の危険性についてはメアリー加藤さんの

 「米国大学(院)学位商法」の危険性―名誉毀損で逆転判決(2009/02/03)

 をお読みいただきたい。危険な判決ではあるが、ともかく「ネット情報はいい加減だ」という判決は出たのだ。このさい、その尻馬に乗ってスマイリー事件の書類送検だけでもやっておこう……。というあたりが警視庁・中野署のホンネなのではないか。

 ◆3点とも検討なし
 以上指摘した3点について、冒頭に掲げた朝日の社説も、そして時時刻刻も検討したフシすらうかがえない。社説を書くのは論説委員で、担当分野のベテラン記者である。時時刻刻のような記事は、担当記者数人がまとめ、デスクが手を入れて完成となる。とすると朝日は? 逆転有罪の高裁判決、警視庁によるスマイリー事件の送検と続いたところで、ネット情報の「危険性」を強調しておくことが必要、と判断したのではないか。

 ◆「あまりに卑劣」「責任意識なし」と非難
 朝日社説の結論部分は

 <背景にあるのは、名乗らずに発信できるネット社会の特性だろう。だが、自分だけは姿の見えにくい場所に立って、一方的に悪口を浴びせたり事実に反する書き込みをしたりするのは、あまりにも卑劣ではないか。

 もちろん、ネットそのものの役割は前向きにとらえたい。だれもが世界に向けて自分の意見を発信できる。この新しいメディアによって、表現や言論の舞台は大きく広がった。その場はしっかりと守らなくてはならない。

 だからこそ、その発信には責任が伴う。だれかを根拠もなくののしる行為はまっとうな意見表明とは異なる。批判するならば、事実にもとづいて自分の考えを冷静に伝える。そんな慣習が、急速に拡大したネット社会にはまだ根づいていない。

 今回は被害の訴えを受けて警察が乗り出したが、健全なネット社会を築くには世の中全体の努力が要る。

 学校も家庭も、ネットの使い方と発信者の責任をきちんと教えるべき時代になった。> である。

 ◆ネット不信を煽るのが目標
 ネット情報一般について「不信」を煽ろうとしていると読みとるのは、私の被害妄想だろうか?

 いまメディアは不況に直撃されている。企業は人件費でさえ削っているのだら、宣伝広告費はそれ以前に削減されているはずだ。テレビでさえ赤字決算に陥ろうとしているというのだから、新聞はもっと苦しいだろう。

 ◆「経営の論理」による報道(?)
 JanJanのようなネットメディアが新聞に対抗するものとして育っていることも、新聞経営が苦境に陥っている一因だ……。このまま放置しておくと、新しいネット上のメディアの方がどんどん力をつけ新聞の危機は深まる。こうした「経営の事情」を最優先した社説や時時刻刻だったのではなかろうか?


【追記】
 ◆天声人語もテーマに
 この原稿執筆後、朝日が

 2月7日付「天声人語」

 でも、この問題をテーマにしていることを知った。朝日の「看板」といえる社説、時時刻刻、天声人語の3つのテーマになる「事件」はそれほど多くない。問題が極めて重要であるという認識を持っているからこそ、そうなるのだろう。

 その認識があるのなら、起訴され有罪となるという見通しもない事件について、警察が「送検」だけを発表して、「言論規制」への動きをつくろうとしている姿勢を、きちんと批判しなければならない。

 同時に他人が何か書いているからといって、それを「真実」と速断してしまう。さらに自分も同じ内容のものを書き込んでしまうという「逆KY(空気を読むだけで、自分の考えを持てない)」風潮を批判しなければならないだろう。

 ネットの匿名性などの批判は、その後にあるべきだと思われる。

 ◆「言論の裏通り」に押し込める意図?
 天声人語の結びは、

 <自由に発信できるネットにより、善意の輪が広がることもあれば、権力やメディアの所業が問われもする。「情」と「報」の海に紛れる悪意をどう摘むか。もはや言論の裏通りとはいえない存在だけに、交通整理の知恵がいる。 > という文章である。

 「言論の裏通り」という言葉の裏に、「我こそ表通り」という朝日的な自意識過剰を感じるのは、私だけではあるまい。朝日だからこそ「言論の裏通り」という言葉は避けるという感性がほしかったように思う。

 ついでに言えば、社説、時時刻刻、天声人語の3本を通読して、ネット情報をいつまでも「裏通り」に押し込めておこう、「表通り」は朝日が独占しよう、という意図を感じた。
引用なし
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<Mozilla/5.0 (Macintosh; U; PPC Mac OS X Mach-O; ja-JP-mac; rv:1.8.1.20) Gecko/...@60-56-110-33.eonet.ne.jp>

ネットでの誹謗中傷も犯罪に問われるようになっているので注意 通りすがりの貧乏人 09/2/5(木) 10:22
「ネットは酷い」のキャンペーンの一貫? 通りすがりの貧乏人 09/2/9(月) 16:27
※09年1月以降の主たるツリーを上げて順番を整えるために追加投稿しました17 戸田 09/4/16(木) 6:42

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