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☆百聞は一見に如かずを実感した充実視察。門真での高性能な体育館・図書館のお手本が
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 戸田 E-MAILWEB  - 12/1/30(月) 9:43 -
  
(この1週間もの間、投稿無しですみません。遅ればせばがらの視察報告です)

 1/23(月)・24(火)の1泊2日に渡る建設文教委の愛知県視察を総評して極く手短に言えば、上記タイトルのようになります。
 ただ、これはいろんな点を眉によ〜く唾を付けて見て考えた上での事なので、考えたポイントを以下に書きます。

1:少なくとも門真市における議員視察は、「何か新しい施設や制度を作りたい行政
 側」が、「それへの議員達の理解と了承を促すために」、「必ず与党議員である委員会
 の委員長の了承を得て」行なうものになっていて、議員達の要望や話し合いの中から視
 察先が選定されるのでは全くない。
 
  しかし今回選定の「体育館」と「図書館施設」については、与野党を問わずどの議員
 もちゃんとした施設が必要だという共通認識がある。
  体育館については、文化会館横・6中北にあった老旧の市立体育館を既に取り壊して
 いて、エアコン付きの新体育館が早急に必要である事に異論が無いし、図書館について
 は急な建て替えが必要かどうか、「複合施設」にするか否か、その規模や場所につい 
 ては与野党議員が一致しているわけではないにしろ、新橋町の現図書館が手狭であっ
 て、「もう少し規模の大きな図書館にした方がいい」という共通認識はあると思う。

  そういう事を考えると、建設文教委の視察でありながら建設所管の施設が無く、2つ
 とも文教所管の施設になってしまったのは残念だが、市が新体育館も図書館複合施設も
 作る計画を打ち上げている現在、
  (体育館は旧トポス敷地南半分に、図書館複合施設は1中グラウンド北部に)
       http://www.city.kadoma.osaka.jp/directmenu/pdf/siryou01-0822.pdf
 議会でその内容や建設手法、図書館複合施設についてはその必要性も含めて審議してい
 くためには、2012年3月議会前のこの時期に、この2施設の視察を組んだ事は有意義だ
 ったと思う。

2:「視察に行かずとも資料を取り寄せたりネットで調べれば十分だ」という主張をする
 オンブズも多い。たしかに現状の議員視察においてそれは一理ある批判だと思う。
  しかし現場に行って、その風土、雰囲気、人の表情や人々の動きなどに触れ、現場で
 話をしてみないと分からない事もある。
 「百聞は一見に如かず」という真理は確かに存在する。
 施設の場合は広さや高さ、設計の諸々を現場に行って体感する事の重要性は大きい。
  
  戸田の場合、図書館は絶対に民間委託や指定管理にしてはならない、という問題意識
 があるので(その理由は別途の機会に紹介する)、岡崎市の「図書館交流プラザ」がど
 うなっているのか、非常に気になる所であった。

  そこで現地で質問してみると、残念な事に「人件費節減のため」とかの理由で本の貸
 し出し業務の部分が民間委託されていた。
  委託業者には貸し出しデータは利用できない仕組みだとか、個人の利用履歴の秘密は
 守られているとかの説明があったが、戸田としては安心できない。

  説明してくれた人はじめ図書館担当部署は「図書館全体の市直営」という図書館原則
 を守ろうとしているようだが、まずは「貸し出し業務だけ」という形で一部切り崩しを
 受けてしまった。
  5年めだかに「見直し論議」をしていくらしいが、建前上は「貸し出し業務を直営に
 戻す」事もあり得るものの、実際には「他の部門も民間委託」とか指定管理に進められ
 てしまう危険性の方がずっと大きそうだ。
  そこらへんを、説明の方も危惧しているように「感じられた」。

  こういう「感触」は現場に行って話してみないと分からない。

  門真市では図書館担当の教育委員会が図書館原則維持で頑張っているが、「経費削
 減=民間委託路線」が大好きの総合政策部あたりが図書館の何たるかもわきまえずに、
 「図書館の指定管理移行だとか一部民間委託」をゴリ押しているようで、大いに警戒し
 ないといけない。
  ※コンビニ住民票制度みたいな税金浪費馬鹿事業(しかも市民ニーズ捏造で!)を強
   行している総合政策部がどのツラ下げて「経費削減」を説くのか、鉄面皮にも程が
   ある!

3:「人口規模が全然違う市の施設を見ても門真市の参考にはならない」という指摘もあ
 る。たしかに、
   一宮市:人口37万5千人余(門真市12.9万人の2.9倍≒3倍)、
       面積114平方キロ(門真市12.3平方キロの9.3倍≒9倍)
   岡崎市:人口37万8千人(門真市12.9万人の2.9倍≒3倍)、
       面積387平方キロ(門真市12.3平方キロの31.5倍≒32倍)

 だから、人口で3倍、面積では9倍とか32倍(!)も違えば大違いである。

  しかし、大規模市だから出来ている一流の施設を見て、その良きエッセンスを小さな
 ・財政貧弱な門真市に取り入れる事を考える事は大いに可能である。
  今回の視察はどの議員も「門真市の場合はどうか?」を強く念頭に置きながら視察先
 の話を聞いていたと思う。

  欲を言えば、門真市と似た規模で先進的な体育館や図書館複合施設を持った所がセッ
 トであれば良かったが、たぶんそういうセットが見あたらなかったのだろう。

・・・・とりあえず、この報告投稿を終えます。
 今から1/30「議会だより編集委員会」の傍聴に行きますので。

 最後に、写真付きの福田議員ブログから視察記事を全文紹介します。
 写真はこの掲示板に載せれないので、ぜひ福田議員ブログの方で見て下さい。
    ↓↓↓
福田議員ブログ:建設文教常任委員会・視察1.  (01月23日 (月)23時39分)
   http://hidehiko1962.blog31.fc2.com/blog-entry-387.html

 今日、明日の日程で建設文教常任委員会の視察で愛知県を訪れています。
 視察内容は、門真市が昨年7月に公表した中期財政見通しの中で、体育館と図書館複合施設建設が公益施設の配置構想に盛り込まれていたことから、常任員会での視察となったものです。

 今日は昨年4月オープンの一宮市の「総合体育館」を視察しました。
 一宮市の人口は37万5千人余で、門真市の約3倍。
総合体育館の体育館の総工費も約73億円、3つのアリーナを有するなど、門真市の構想しているものとは規模の違いはありますが、取り入れることのできるものは少なくありませんでした。

 特に、建設に当たっては、市民要望を取り入れる中で基本構想や基本計画を策定したことです。
 規模が適切であったかどうかは?ですが、門真でも大切なことです。
   (写真)
  ディアドラアリーナ1. ディアドラアリーナ2.
  ディアドラアリーナ3. ディアドラアリーナ4.

 明日は、岡崎市の「図書館交流プラザ」です。
 しっかり視察します!01月23日 (月)23時39分
 ―――――――――――――――――――――――――――――――――
福田議員ブログ:建設文教常任委員会視察2.  (01月24日 (火)21時06分)
   http://hidehiko1962.blog31.fc2.com/blog-entry-388.html

 今日は建設文教常任委員会視察の二日目。
 岡崎市の「図書館交流プラザ」を視察しました。
 岡崎市の人口は37万8千人で、昨日の一宮市と同じく門真市の約3倍、財政規模は一般会計1000億円で、約2倍です。

 図書館交流プラザは、100万冊の収蔵能力を持つ図書館を中心に、約300人収容のホール、6つのスタジオ、門真市の歴史資料館に当たる岡崎むかし館、内田修氏から寄贈された貴重なジャズコレクションの展示室、市民活動総合支援センター、会議室など「図書館」「活動支援」「文化創造」「交流」の様々な機能で構成されています。
    (写真)
  図書館交流プラザ1. 図書館交流プラザ2.
  図書館交流プラザ3. 図書館交流プラザ4.

 総工費は約100億円、運営経費は年間約10億円ですが、2008年11月のオープン後3年2ヵ月で来館者500万人を記録し、図書館開館時は1日約5000人、閉館時でも1日約3000人が来館されるとのことでした。

 門真市がイメージしているものとは規模が格段に違いますが、注目したのは、施設建設に当たって基本設計段階から「市民検討ワークショップ」を行い、設計、管理運営の考え方に至るまで市民参加が貫かれていたことです。
 そしてオープン後も約50人の「サポータークラブ」が企画・運営を支えています。

 門真市では、「公民協働」を市政の柱としながら、体育館も図書館複合施設も「中期財政見通し」で突然整備の考え方が示されましたが、今回の視察を参考に、施設建設の有無も含め市民参加で検討することが求められます。

 今回の視察で学んだことを活かし、3月議会で市の姿勢を質していきたいと思います!
               01月24日 (火)21時06分|
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引用なし
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1/23・24は建設文教委の視察で愛知県一宮市・岡崎市に行って来ます 戸田 12/1/23(月) 9:39
☆百聞は一見に如かずを実感した充実視察。門真での高性能な体育館・図書館のお手本が 戸田 12/1/30(月) 9:43

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