「自由・論争」 掲示板

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no 1763
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date 07/6/11(月) 9:44
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name 戸田
subject 戸田は首を傾げるが、池田信夫という教授は<「有罪率99%」の謎>でこんな事を
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web http://www.hige-toda.com/

 「上武大学大学院教授:学術博士」の池田信夫という人が自分のブログで、以下のよう
な事を述べているので批判的参考対象として紹介しておく。

 http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/38d4a7aab7eb22e556d128473c233b71
blog 「有罪率99%」の謎
2007-01-22 / Law/Politics

映画「それでもボクはやってない」が昨日から公開され、話題になっている。私は見てな
いが、ちょうどそのストーリーを裏書するように、強姦事件で有罪判決を受けて服役した
人が実は無実だったと富山県警が発表した。まるで日本では、無実の人がバンバン犯罪者
にされてしまうみたいだが、これは本当だろうか。

こういうとき、よく引き合いに出されるのが、有罪率99%という数字である。たしかに日
本の裁判で無罪になる率(無罪件数/全裁判件数)は94件/837528件=0.01%(2004年)で
、たとえばアメリカの27%に対して異常に低いように見える。だが、アメリカの数字は被
告が罪状認否で無罪を申し立てて争った事件を分母にしており、同じ率をとると日本は
3.4%になる(ジョンソン『アメリカ人のみた日本の検察制度』)。

これでも十分低いが、これは日本では「逮捕されたらすべて有罪になる」ということでは
ない。送検された被疑者が起訴される率は63%で、国際的にみても低い。
多くの国では、犯罪の疑いのある者を起訴することは検察官の義務とされているが、日本
では起訴するかどうかは検察官の裁量にゆだねられているからだ。したがって有罪件数を
逮捕件数で割ると、国際的な平均水準に近い。

この違いの原因は、大陸法と英米法の違いにある。
英米法では陪審員がおり、彼らは職業裁判官に比べて無罪の評決を出す確率が高く、検察
官にとって予測がむずかしい。これに対して、日本では裁判官と検察官の間に有罪となる
かどかうについてのコンセンサスがあるので、無罪になりそうなものは検事があらかじめ
ふるい落としてしまうのだ。

 このように司法手続きが実質的に行政(警察・検察)の中で完結しているので、その
「成果」としての起訴案件が無罪になることは、深刻なスキャンダルとなる(メディアも
そういう扱いをする)。
 これは検察官の昇進にも影響するので、彼らはきびしい「品質管理」を行って起訴の条
件をきわめて保守的に設定する。
 その認識は警察も共有しているから、政治家などのむずかしい事件は逮捕もしない。

 裁判官も罪状についての認識は検察官と同じだから、無罪にすることは勇気が必要だ。
 無罪判決を多く出す裁判官は「変わり者」とみられて、処遇も恵まれない。
 弁護士も確実に負ける刑事裁判はやりたがらないので、いい弁護士がつかない。
 したがってますます無罪になりにくい・・・という悪循環になってしまうのである。

 冤罪の原因としてよく問題になる警察の「自白中心主義」も、このように行政の力が強い
ことが一つの原因だ。
 英米法では、裁判は対等なプレイヤーのゲームと考えられているから、司法取引や刑事免
責など、捜査する側が被疑者と駆け引きするツールがたくさん用意されている。
 これに対して日本では、司法の主要部分は行政官が行うので、被疑者と駆け引きするので
はなく「お上」の決めた罪状を被疑者に認めさせるという捜査手法になりやすい。

 つまり問題は有罪率が高いこと自体ではなく、司法が実質的に行政官によって行われ、
裁判以前の段階で事実上の「判決」が下されることにある。
 これは立法行為を実質的に官僚が行い、国会がそれを事後承認する機関になっているの
と似ている。

 こういう行政中心のシステムは、交通事故のような定型化された犯罪を処理するのには
向いているが、疑獄事件のようなむずかしい事案は、検察が恥をかかないために見送る
結果になる。
 この状況をジョンソンは、ジョナサン・スイフトのいう蜘蛛の巣にたとえている。
 小さなハエは捕まるが、スズメバチやクマバチは巣を突き破って逃げてしまうのである。
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引用なし
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