「自由・論争」 掲示板

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獄中から週刊「金曜日」に宛てた戸田の投稿文
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 戸田事務所スタッフ  - 06/3/21(火) 17:57 -
  
(2006年2月16日作成・接見禁止の一部解除を取り実際に週刊「金曜」に対して発送したのは2月22日)
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「金曜日」編集部の皆様へ 
      
お久しぶりです。大阪府門真市で市議をやっている読者の戸田ひさよしです。
先日、私の事務所経由で編集部気付で石坂啓さんにお手紙させていただきましたが、今回は大阪拘置所の中から「金曜日」への直接発信で「論争」欄への投稿をさせていただきます。
(この手紙の最上部の赤文字は「接見禁止」という「弁護士以外とは面会も手紙のやり取りすらさせない」という不当措置を、この手紙に関して解除させる為の請求手紙の名残りですのでご笑覧下さい)
(裁判所から発信禁止の解除を受けた後、一切手を加えずにそちらに発信するものです)

私は昨年12月8日に逮捕され警察の留置場に1ヶ月超(1/11まで)拘置所で2ヶ月めの接見禁止勾留をかけられ、来る3月7日にようやく第1回公判を迎え、その後保釈申請が通るかどうかという状況ですが、これは「金曜日」でも昨年取り上げていただいた「連帯ユニオン・関西生コン支部労組」への第3次弾圧として、生コン支部の武委員長を長期幽閉し、組織と運動を破壊することを本質とするもので、そのために「労組が自分の組織議員に違法な政治資金をした」との「政治資金規正法違反」をデッチ上げて、同ユニオン近畿地本委員長兼市議である私と武委員長を逮捕したものです。
私達は「違法な献金の受授」はしていないので、この点裁判で争ってゆきます。

関西生コン支部弾圧の問題は「金曜日」の書評でも紹介された「生コン労組弾圧の真相」の著者、安田浩一氏が今年の雑誌「世界」2月号にも<ルポ>生コン労組はなぜ弾圧されたか、において最新情報を基に報告しています。
また「戸田ひさよし」で一発検索できる私のHPでは「接見禁止」措置に置かれながらも果敢に獄中報告を連続掲載するなどの大特集を行っておりますのでご覧になっていただければ幸いです。
今、「ITの星」と騒がれたホリエモンも拘置所に入いる状況になっていますが、それでも獄中からのライブ報告が次々掲載されるHPは、日本では私のHPしかありません。まさにHP世界での画期的な試みです。

一読者として、また社会運動家として、この連帯労組弾圧事件について再度「金曜日」に取材と報道をお願いいたします。私の件での第1回3/7公判は午後1時半〜4時で、大阪地裁201大法廷に非常に多彩な各方面から傍聴者が集まり、廊下にもあふれかえることになるでしょう。
また、そのあたりを狙って武委員長をなおも監禁するために、第4次弾圧がしかけられて来る可能性もあります。
しかしどのような弾圧がかけられようと、我々は決してひるます屈せず闘い続けます。ぜひご注目下さい。

さて、「闘争」欄への投稿はこの弾圧さ中の獄中から、「冤罪の温床」=代用監獄=警察留置場の「合法化」・恒久化の問題と個人の身柄監禁の重大性を全く考えずに警・検察の言うがまま、求めるままに長期・接見禁止勾留を乱発する「人質司法」の問題を指摘したものです。
限られた字数の中にあれこれ盛り込もうとしてあがいた面もあろうとは思いますが、獄中からの直接投稿(しかも接見禁止中で!!)という「金曜日」発刊以来の出来事(たしかそうだったと思います)に免じて掲載していただきますようお願いいたします。
これらの問題については、辻元さん、福島さんなどで国会議員にも訴え、公聴会などあれば、獄中体験者として証言者に名乗りを上げていこうと思っています。
次ページより、投稿原案となります。それでは「金曜日」のご発展を祈念しつつ。2/16

==「論争」への投稿==
仮題  獄中で捉える代用監獄の大悪点
 戸田 久和(とだ ひさよし50歳 大阪府門真市議・連帯ユニオン近畿地本委員長)

私は連帯労組関西生コン支部弾圧の第3波弾圧で昨年12月に不当逮捕され、大阪市西警察署留置場で1ヶ月、大阪拘置所の独居房で更に2ヶ月を経るが、接見禁止を一部解除させて本紙への投稿を実現し訴える。

 警察の留置場は逮捕者を上限72時間拘束する施設で、その後は身柄を拘置所に移して検事が取り調べに出向き起訴に向かい、起訴された被告人は拘置所勾留の継続か保釈になるのがホリエモン事例の如く本筋だ。

しかし、楽して逮捕者を圧迫したい日本の国家権力は拘置所を拡充せず、例外的代用であるはずの留置場勾留の常態化ばかり図り、今国会でこの代用監獄を正規の措置に格上げし恒久化・主流化せんとしている。
 これが如何に醜い事か、留置場と拘置所(以下単に留・拘とも略す)の人権格差の具体を以下に提示する。

1.留が捜査当局の排他的支配下にあるため冤罪の温床になるのは有名だが、私の例では裁判所への文書すら検事の勝手な命令で発信妨害され、弁護士から裁判官への追及でやっと発信可能になった。許し難い話だ。

2.留では法的防御権行使に不可欠な、読む・書く・内心の秘密保持の保障が拘に較べ著しく劣る。具体として1.全ての書類が毎夜房外に回収されるため、書いた内容(内心)を捜査当局が覗ける2.筆記具の使用可能時間が拘より1日4時間も短い3.書き物机もカーボン紙、罫紙、色ペン、定規、下敷等が不許可、等。

3.留の食事は食材の種類も量も少なく拘とは雲泥の差で、これを長期摂取させるのは食育法にも反する健康破壊だ。実際、西署では通風防止服用者2名が1ヶ月前後の摂食で通風発作を再発させている。

4.拘ではコーヒー、菓子、おかず等約100品の食品購入ができるが、留では牛乳とコーヒー牛乳の2品だけ!

5.衣類以外の日用品で拘では約100品購入できるのに留では10品弱。

このように留置場勾留者は大きな不利益を被っており、「法の下の平等」が完全に侵されている。食事や購入品の問題は拘置所の大人数収容のスケール効果や懲役囚人使役効果の前には留置場は絶対かなわない。

 人間を何ヶ月もこんな劣悪な留置場で勾留するのが常態化したのは裁判官の見識の劣化に因る所も大きい。
 20年程前は、少なくとも不当逮捕だと叫ぶ者には3泊4日で拘置所に行き、よほどの事がなければ接見禁止や保釈拒否もなかった。

 しかし近年は裁判官達の中に代用監獄は良くないという感覚が無くなり、長期勾留も重大事と思わない由。
 私の件では、礼状部の長瀬敬昭という裁判官はなんと「捜査の進捗や証拠書類の多さなどから考えて留置所指定の方が正しい」と臆面もなく主張し拘置所移送要求を拒否している。もはや捜査への中立とか人権侵害のチェックとかの意識は毛頭なく、捜査権力への助っ人意識全開で、何ら恥じない有様だ。呆れた話だ。
(拘置所も問題多いが本論では略)
引用なし
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獄中から週刊「金曜日」に宛てた戸田の投稿文 戸田事務所スタッフ 06/3/21(火) 17:57
この投稿不採用は残念! もしかして原因はこの1行抜けかな? 戸田 06/3/21(火) 20:52
残念ながら、1行抜けが原因で不採用というのはありえません。 千頭正和 06/4/1(土) 7:20

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