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Re:イングランド銀行
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 杉本 一平 E-MAIL  - 08/7/5(土) 23:51 -
  
>ここで話を遥か昔に遡ってイングランド銀行がどのように中央銀行になったのか
>その大元から考えて見ます。元々は英国政府が戦争執行のためにイングランド
>銀行から多額の借金をしたところから始まります。その後、英国政府はその融資で
>戦費を賄ったので後には多額の借金のみが残りました。英国政府を経由して
>イングランド銀行券を受け取った市中銀行もそれを準備資産に組み込んで信用
>創造を行いましたので、負債は社会全体に拡散したことになります。

ネットから次の事を調べました。

http://www.tabiken.com/history/doc/B/B181R100.HTM
>●イングランド銀行 イングランドぎんこう
ヨーロッパ 英国 AD1694 後期スチュアート朝
 1694年設立されたイギリスの中央銀行。その存在意義は,その設立が他国にさきがけて早かったことと,19世紀半ば銀行特許条例によって確立した同銀行の制度が,各国の中央銀行制度の模範となったこととの2点にある。

>【名誉革命とイングランド銀行の設立】
1694年スコットランド人のウィリアム=パターソンの建議により,国連長官チャーチズ=モンターギュが設立した。そのころまで金融業は「金匠」とか「金貸し」,「質屋」によって営まれていたが,とくに名誉革命後のイギリスは対フランス戦争遂行のため政府としても多額の戦費が必要で,安定した金融機関が待望されていた。名誉革命はいろいろな意味でイギリス近代の始まりとされているが,政府財政の点でも「財政革命」の名の通り,国王に私的に金を貸すといった性格の公債ではなく,責任ある議会に融資する公債という考え方が人々のあいたに生じた。それが背景となって同行が設立されたわけである。
もっとも今日の研究者がいうように,当初イングランド銀行は,「どうみても銀行ではなく,むしろ投資信託にはるかに似ており,約1,200人から集められた総計120万ポンドの基金はすべて政府へ貸出され,見返りとして年10万ポンドの収入が保証されるというもの」であった。つまりそれは民間の金融機関というよりも政府のための金融機関としての性格が濃厚であった。投資した人びとも1,000ポンド以上の大口投資者が多く,ロンドン大商人・金融業者・官職保有者が主であった。民間への貸し付けも東インド会社や南海会社などへのものが多かった。
政府への貸付金が結局は重商主義的植民帝国を建設するための対フランス戦費に充当され,しかもおもな投資先が貿易会社であったことは,当時のイングランド銀行がイギリス商業革命を支えていたことを示している。
(商業革命――15世紀末における「地理上の発見」−1492年のコロンブスによる新大陸の発見と,1498年のヴァスコ=ダ=ガマによる新航路の発見−によってもたらされたヨーロッパの国際的商業体系における一大変革をいう。)

>【1844年のピール銀行条例】イングランド銀行は18世紀後半以後,地方銀行などと組織的な結合を強化していったが,産業革命以降にはイギリス全体の信用組織の中核としての地位を明確にしていった。1826年と1833年の条例によって地方支店の設置とイングランド銀行券の法貨化が認められ,さらに1844年には首相ピールによって制定された銀行特許条例によって,中央銀行としてのその地位をいよいよ強固なものとした。銀行部のほかに発行部が置かれ,紙幣の発行もおもな業務とされた。このため,紙幣の発行はいきおいここに集中し,独占的な中央発券銀行としての性格も強まった。この後半世紀ほどのあいだにイングランド銀行は徐々に,一般の銀行業務と利潤動機とを放棄し,国家の銀行としての義務を身につけていった。こうして各国中央銀行の範としてまことにふさわしいものとなった。19世紀末からは,金貨流通本位制の確立によって,中央銀行としての役割はいよいよ増大するとともに,ロンドン金融市場の国際化に伴って対外準備防衛にも強い関心をはらう世界の銀行となった。


次のような英国銀行についての記述もある

http://plaza.rakuten.co.jp/HEAT666/diary/200507290000/
>以上のことから見えてくるのは、この時代に英国は乗っ取られたということになる。英国に“寄生”した主体は「国際金融家」であろう。莫大な戦費を必要としていた英国に、イングランド銀行は国家の債券を担保に「銀行券」を発行していた。そして紙幣が発行されたのである。すなわち「金本位制」が本格的に確立されたということ。これは“大事件”である。商業銀行が金貨を預かり紙幣を渡すシステムになったことで何が起こるか。以上のことから見えてくるのは、この時代に英国は乗っ取られたということになる。英国に“寄生”した主体は「国際金融家」であろう。莫大な戦費を必要としていた英国に、イングランド銀行は国家の債券を担保に「銀行券」を発行していた。そして紙幣が発行されたのである。すなわち「金本位制」が本格的に確立されたということ。これは“大事件”である。商業銀行が金貨を預かり紙幣を渡すシステムになったことで何が起こるか。


これは余りに主観的な予断に満ちた記述であって、中央銀行と市中銀行あるいは地方銀行という銀行制度は、ピール条例(1844年)を待たねばならなかったのです。

引用なし
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Re:世間一般並びに左翼系団体内へゲセル主義のプロバカンダ(金融不安について) ねこかぶり 08/6/30(月) 23:15
Re:世間一般並びに左翼系団体内へゲセル主義のプロバカンダ(金融不安について) 徳永基二 08/7/2(水) 6:56
良くわからないのは新資本主義理論 ねこかぶり 08/7/2(水) 23:15
Re:イングランド銀行 杉本 一平 08/7/5(土) 23:51
貧困と投資信託について(サプライムローンから考える) 徳永基二 08/7/6(日) 22:04
貧困が受け継がれるのは防がねばならない ねこかぶり 08/7/7(月) 0:48
Re:重商主義――イギリス商業革命そして、英仏百年戦争 杉本 一平 08/7/8(火) 5:05
時代背景について 徳永基二 08/7/8(火) 8:58
Reグレシャムの法則 杉本 一平 08/7/14(月) 4:03
Re:マルクスとゲセル 徳永基二 08/7/14(月) 8:56
朝は若干、つっけんどな書き方をしてしまって申し訳ありません。 徳永基二 08/7/14(月) 23:44
Re:気にしないで下さい 杉本 一平 08/7/15(火) 10:31
Re:問題は単に翻訳上の問題に過ぎないと思いますよ 徳永基二 08/7/16(水) 0:28
Re:問題は世界貨幣 杉本 一平 08/7/16(水) 6:43
Re:問題は世界貨幣 徳永基二 08/7/16(水) 23:26
いわゆる帝国主義戦争について 徳永基二 08/7/17(木) 0:06
Re:みすぼらしいマルキスト――本当に? 杉本 一平 08/7/17(木) 3:02
マルクスの遺稿の整理状況を第三者が知れという傲慢 徳永基二 08/7/17(木) 8:44
マルクスの残した遺産 ねこかぶり 08/7/18(金) 0:43
ついでながら、ゲセルとケィンズについて 徳永基二 08/7/18(金) 20:55
労働全収益について 徳永基二 08/7/18(金) 21:44
ケインスについて ねこかぶり 08/7/19(土) 23:38
スタグフレーションとインフレについて 徳永基二 08/7/20(日) 0:39
Re:投機マネー 杉本 一平 08/7/20(日) 5:28
Reためにする批判と経済学 杉本 一平 08/7/20(日) 7:14
Re:Reためにする批判と経済学 徳永基二 08/7/20(日) 17:02
世界貨幣は幻想 ねこかぶり 08/7/18(金) 1:00
Re:世界貨幣と銀行券の違い 杉本 一平 08/7/18(金) 6:06
国際通貨同盟(バンコール案)について 徳永基二 08/7/18(金) 20:09

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