■門真5中問題■

<ちょいマジ掲示板書き込みより>

■5中の現実:

  「良い所も悪いところもみんな見て下さい」という校長先生の見識

日時: 2004/02/11 14:36:24 名前: 戸田


 2/10(火)、5中の「授業参観(複数日)」に参加させてもらうにあたって校長先生とお話をした。校長先生がよく言うのは、「私達は何も隠すつもりはありません。5中の良い所も悪いところもみんな見てもらいたいと思います」ということだった。
 この校長先生の見識には大いに敬意を表したい。学校の実状を地域社会の多くの大人達も、議員も市関係者もよく知ったうえで論議をしないと物事は解決しようがない。

  5中ではひところの荒れた状態はだいぶ改善されて「昔語り」の部類になったほどではあるが、それでもまだ「教育困難状態」の未解決部分は残っていて、教師も親も(生徒も)苦闘している面がある。
 そこいらへんのことは、5中校区の北巣本に住む戸田は何人かの保護者から実状を聞いて改善を願ってきたし、議会質問も含めて教委や市当局への働きかけもやってきた。

 クラブをやる気はない、家にいてもつまらない、大東市のスポーツ施設に遊びに行くほどの元気はない、カネはない・・・、そんな子ども達が休日にタムロする場が結局は学校の門の前で、そこにヘタリ込んでダベッて時間を潰してコンビニ食品の袋を散らかしていく・・・、そんな実状を聞いてやるせない気持ちがしてきた。
 休日の学校を使わせるのには、建物の陰で悪さをさせないことも含めてとうてい安全管理しきれないし、何人もの警備員を配置することもできない。
 他市のように、児童青少年が自由に安全に、学校とは違った形で遊んだりスポーツ指導を受けたりできる施設を各地に整備して、そして「子ども達が寄ってくる工夫」をしていかないと、事態は改善されないと思う。

 さて、今回の授業参観では、これは何とかしなければ、と痛感することが多々あった。このスレッドでは戸田が見聞した事実からいくつかを報告していくが、掲示板アップにあたっては、あえて校長先生など学校関係者への相談はしないことにした。全て戸田の判断と責任において、5中をはじめとする門真の学校が良くなっていくことを願う立場から文章を作成したものである。
 以下の戸田の報告文に対する意見・質問・間違い指摘や批判等々があれば、掲示板にであれ、戸田への個人メールや電話・FAX・郵便であれ、ぜひお寄せ頂きたい。


■かつてはみんなみんな可愛い幼児だった。心に残ったこと

日時: 2004/02/11 14:38:52 名前: 戸田


 5中の現場報告をするにあたって、まずこの記事から先にアップしておこうと思ったのは、初めて現場の状況を知る人には強烈すぎるイメージだけが残ってしまうかもしれないと心配なところがあるためである。

 保育園への送迎や保育園行事も含めて、幼児期の子育てに関わった体験のある戸田にとっては、どんな人間もかつては「みんなみんな可愛い幼児だった」という実感と確信がある。
 そのうえに5中の今の2年生と言えば戸田の娘と同期で、同じ北巣本保育園に通った「お友達」が何人もいるから、その子らの今の姿と保育園時代の姿が常に重なり合って見えてくる。今でも子ども達からは「○○のおっちゃん」とか「○○ちゃんのお父さん 」とか呼んでもらっている。
 保育園時代に活発ヤンチャなハンサムボーイだった男の子は、今は授業の時は好き勝手しまくりで授業妨害者となっていて、悲しい気がしたけれども、放課後にスポーツクラブで真面目に練習している姿を見て少しホッとした。

 もうひとつ心に強く残ったのは、授業中に廊下に出て喚きちらして、ようやく先生に教室内に連れ戻されても先生への悪態をつきまくって授業を妨害していた男の子のことだ。
 戸田が5中周辺の家に合併反対通信をビラ入れして歩いていて、下校途中のその子と会ったので、「よう、さっきはだいぶ暴れたな。ところでこれ読んでみて」と合併反対通信を差し出した時のことである。
 さっきの悪態ぶりからすれば「なんやおっさん、いらんわそんなもん」と言ってもおかしくないのだが、その子は静かな言葉で「もらってもたぶん読まないと思いますよ」と言ったのだった。
 通信自体は「まあいっぺん読んでみて。お家の人にも読んでもらいたいし」と言って再度進めたら受け取ってくれたのだが、戸田が驚いたのはその子の丁寧でしっかりした静かなしゃべり方だった。
 とても同じ子とは思えない、何か悲しそうな感じもするそのしゃべり方が強烈に印象に残った。
 もしも偶然にその場でその子と再会していなかったら、戸田のイメージの中ではその子は「授業中に悪態をついて騒いでいた困った子」としか残らなかっただろう。しかしこの再会によって、(いくつもの)何かがその子の良い所を歪めてしまって、学校への適応不能にしてしまっている、ということを強く実感できた。

  これは、今授業妨害者として騒いだり徘徊したりしている子ども達全てに共通することだろうと思う。
 現場の先生達は、もちろん戸田なんかの何十倍も子どもへの信頼と情熱を持って忍耐強く、子ども自身が「これまでの自分を変えよう」と思うようになる契機を提供し続けているのだと思う。
 そういう観点で、以下の参観報告を読んでいただきたい。

 それにしても、こういう苦闘をしている教育現場において、「卒業式で君が代を起立斉唱せよ」だの、「大きく口を開けて歌え」だの、「立たない教師は誰だ、口を開けて いない者は何人だ」などという押し付けをやることに血道を上げている今の教育行政がいかにおかしいか、現場を疲弊させているかは歴然としている。
 しかもそれは校長と教員が一丸となって教育にあたるべき学校現場で、校長をして教員を論議抜きで命令に従わせ、その命令に従うかどうかで教員の業績評価を行なう役目と権力を与えることであり、このために教育現場の教育の力を分断してしまうことである。

  簡単に言うならば、「そんなこと(日の丸・君が代押し付けにシャカリキになること)してる場合か!」ということである。


■「学校で荒れる子」が「家や地域ではおとなしい子」で気づかれない場合も

日時: 2004/02/12 14:39:36 名前: 戸田


 先生や保護者に聞いてみると、「学校で荒れている子」が全て家や地域でも荒れているとは限らず、逆に「家や地域ではおとなしくて良い子」で過ごしている場合もよくあることと言う。
 こういう場合は家族や地域の大人達は、学校の教師からその子の荒れ具合を聞かされても信じられず、逆に学校への不信感を高めてしまうことになる。

 また、何か事件があると、とかく「一見して荒れている子」が疑われがちだが、実際には学校でも家でもおとなしい子がやっていたりする場合もままあって、外見での印象による推断は冤罪を生んでしまうから、これも難しい話である。


■いつも教室の後扉に中からカギ!出入りを封じる「必要性」と弊害

日時: 2004/02/11 14:41:12 名前: 戸田


 以前に保護者から、「5中では、授業中の外部への徘徊を防ぐために教室の扉に中からカギがかけられている。教室エスケープ(脱出)は防げても、今度は授業を受けたくない子が教室内で騒ぐからまともに勉強ができないで困る」と聞いていたが、参観に行ってみると、戸田の入った普通教室の大半はまったくその通りだった。

 今回の1週間通しの授業参観は、午後の5時限目と6時限目で、1年生2年生の分だけだが、「授業参観」で参観者が来ることが分かっているのに、教師も平気でそのカギを閉めたまま、参観者が入れないで廊下で困っていてもカギを開けようとするでもなし、「前からお入り下さい」と声をかけるでもなし、なんら恐縮するでもなし、「私はここのカギを持っていないので」と言うだけ。
 (6時限目に2年生の授業を回った時にはどこも後扉が開いていたので、これは校長が指示を出したのではないかと推測する。)

 最初教室を回った時に、体育授業のために無人になった教室の扉に外からカギがかかっているのを見たときには、「ああ今はどこの学校でもこんな防犯対策をしないといけない時代だなぁ」と再確認したのだが、5中ではそれだけでなく(他の中学でもあるかもしれないが)、一日中教室の後扉を中からカギをかけて閉鎖するのが当たり前になっていて、授業参観の時であってもそれを開けるという発想が誰にも浮かばないくらいになってしまっているらしい。

参観者が授業中の教室の前から入って後に行くというのは、非常に行きにくいことなので、これに全く気遣いをしない学校側の態度は大いに疑問だが、翻って考えてみると、下記のような実状の中では、来るか来ないか分からない少数の参観者のために後扉を開放しておくことのマイナスが(エスケープ防止という意味では)はるかに大きい、という実状もある。

*保護者が来やすいように、という配慮で複数日の参観を設定しても、なぜか1日特定の参観設定よりも参観者が少なくなってしまう、というのが学校の悩みだった。
 実際、2/10に来ていた保護者はほんのわずかで参観者ゼロの教室のほうが多かった。

*カギをかけていても、後述するように、教室を抜けて徘徊している子どもは常に数人はいるのが実状。


■2/10参観:
  一番酷かった授業崩壊クラスは勉強しようと忍耐の子が半数だけ

日時: 2004/02/11 14:43:54 名前: 戸田


 6時限目、2年生のあるクラス。在室生徒数男18人、女17人、合計35人で。

 まず廊下で男子生徒が座り込んで騒ぎまくって、女の先生が一生懸命に中に入らせようと奮闘。戸田が立ち寄ったのは授業開始10分後くらいだったが、どうも開始早々からこういう騒動だったらしい。ようやく中に入ったが、教師に向かって悪態のつきまくり。
 この子に限らず、他の子も、参観者という校外の大人が見ていても何ら気にする様子がない。平気で「普段通りの振る舞い」をしている感じ。
 小柄な女性教師が能力豊かな人であるらしいこともこちらには伝わるし、一生懸命に授業をしようとしている熱意と情熱もヒシヒシと感じられる。痛いほどである。

 しかし、積を勝手に移動したり、しゃべりまくったり遊んだりして授業妨害し続けている子が男で6人。女の子は授業妨害とまでは言えないが好き勝手なおしゃべりや化粧をしていたり自分の世界に入って全く授業に参加していない子が5人。
 教科書すら出していない子が、戸田から見えただけでも男5人、女5人。机の中にすら教科書を入れていない子もいる。戸田がここで参観した20分弱の間中、何も出していない机に顔を突っ伏して寝ている女の子もいた。教室内はゴミだらけ。
 クチャクチャとガムを噛んで騒ぐ茶髪の男の子は、ふいに開いている後扉から出て行った。戸田が廊下で問いかけると「保健室に行くんや」と言う。
 少しすると別の男の子が「小便我慢できない」と言って出てすぐ戻る。

 先生は戸田から見たら悲痛なほどの忍耐を持って、騒ぐ子ども達を注意しながらその合間合間に教科書を読ませたり説明をしたりしているが、とてもまともに授業が成立しているとは言えない状況である。
 ざっと見てまじめに勉強しようとしている子が17人、授業に全然参加せず好き勝手にしている子が(授業妨害者数人を含んで)18人、という状態だった。

 勉強しようとしている子の様子もまた、先生に劣らず悲痛な感じがした。2年生の新しいクラスになってからもう何ヶ月も続いているこの状況に堪え忍ぶしかないのだろう、騒ぐ級友に文句も言わず、先生に当てられた時以外は一言も口をきかず、じっと教科書を見つめ先生の声を必死で聞いている。
 勉強しようとしている子にとって、この授業崩壊の時間は拷問と言っても過言ではな い。
 この絶え間ない、そしてクラスとしての一体感のカケラも感じられない騒動の中でとぎれとぎれに聞こえる教師の説明によって「勉強が進む」ことは決してありえないだろうと思われる。

 小学校の時から授業について行けなくなってしまって、中学校になっていよいよどうしようもなくなり騒いだり徘徊したりすることでしか自分の神経を保てなくなった子ども達も気の毒だが、普通に勉強したいのに拷問部屋のような崩壊教室で学力を付ける機会を奪われている子もまた気の毒である。
 両者を分離してそれぞれに教育する試みを学年当初にされたが、隔離教室が維持できなくなり、やむなく「統合」されたという。
 しかし、この両者を一緒の部屋で勉強させようと言うのは、これほどまでに差が開いてしまった以上、土台無理な話ではないだろうか?
 (「両者」とは言っても片方の内部では教育困難度合いについてそれぞれ違うから個別個別対応が必要だが)
  こういう状態で子ども達は2年生を過ごし3年生に送られる。3年でクラス替えがあるとは言え、新しいクラスがうまくいく保障はないし、2年生時代に損なわれたものの取り返しは簡単ではないだろう。

 門真市の教育行政として、本当の意味での学力保障のための必死の努力がなされなければ、門真市の教育困難校(学年・クラス)の子どもの進学など進路選択が大きく損なわれたままになる。

*英語の視聴覚教室授業が3人の男性教師で行なわれている一方、この問題クラスでは女性教師がひとりだけ。2/10は教師の出張が重なって人手不足という事情があるとのことだが(校長先生談話)、このクラスでムリヤリ統合授業をするなら教師3人が必要ではないだろうか。ホントは20人と15人にでも分けて別々の対応をするべきだと思う。(もしくは20人・7人・個々別とかも)


■普通に授業成立しているクラス・・・・中には徘徊生徒も

日時: 2004/02/11 14:45:29 名前: 戸田


 一番ひどいクラス以外のクラスでは、参観した感じでは「ふつうに授業が成立している」という感じだった。たまたま美術とか音楽とかの授業が多かったことも幸いしているのかもしれない。娘と保育園の同期の子がいたり、「おっちゃん誰?」と聞いてくる子に答えたりして楽しい雰囲気だった。

 ある美術の授業では卒業式に使うティッシュペーパーでの造花作りをしていたので、戸田も生徒に教えてもらって、生まれて初めての制作体験をした。
 1年生のある授業では教科書を全く出さずに授業無視をしている子が男女ひとりづつ、机の上に置いてはいるが全く開かずに授業無視しているのが男女合わせて5人くらいいたクラスもあった。ここでも参観者という外部の大人の目は全く気にしている風がない。
 ここのクラスはふつうにやってるなぁ、と思っていたがよく見ると男子5人ほどは全く制作せずにダベリだけ。まあどこでもこんなもんかもしれないなぁと思って外に出たら、そこのクラスの問題児4人は既に廊下に出てブラブラしているのだった。これへの対応としてスクールサポーターの青年が「ドウドウ」という感じで校舎外に行ったりしないように押さえていた。

 別のクラスではふつうに授業は成立しているものの、茶髪ピアスの男の子が自由に教室外へ行ったり来たり、教室内では先生の話全く無視でダベッている男子生徒が3〜4人。


◆驚きのダメ押し、徘徊私服2年生達がタバコぷかぷかで自転車下校!

日時: 2004/02/12 14:41:28 名前: 戸田


 聞きしにまさるというか、百聞は一見に如かずというか、5中参観の驚きはそれだけでは終わらなかった。
 正門からバイクを出して合併反対通信ビラ入れのために北門側にバイクを走らせたら、クラブ活動をやらずに下校する生徒達の中を通って、さっき教室外に出て徘徊していた私服茶髪の2年生6〜7人が自転車に乗りながら、その中の大半はこれ見よがしにタバコ をぷかぷかさせながら走っていたのである。

 この連中とすれ違いざまに「コラー!」と声を出してビッビッ−!とバイクのクラクションを鳴らしながらUターンして追いかけると、タバコを吸っていた子はみんなタバコをぽいぽいと捨てながらすぐ横のマンション駐車場で止まった。(ひとりはマンション裏へ逃げてまた戻ってきた)
 「タバコ吸うのは法律違反や、補導されるんやぞ、特に子どもは健康に害悪なんや」と問いつめるが、みんな手慣れたもんで「タバコなんか吸ってないっすよ」とすっとぼけまくる。まあ、その手際の良さとシラの切り具合はある意味で見事なもんである。

 こっちも突然のすれ違いのことで、吸っていた子といなかった子の区別をよく記憶していなかった面があるので、「いや、お前とお前は絶対に吸っていた」との断定まではできなかった面があったので、一通りの文句を言って終わりにせざるを得なかった。
 「うるせー、おっさん、関係あるかよ」とでも食ってかかってきたらやり合いにもなっただろうが、どうも肩すかしというか、こっちも怒りや憤りが湧いてこなくて話を続けにくかった。
 ポケットを触ってタバコの箱でも見つけたらよかったのかもしれないが、とっさのことでそこまで機転が回らなかったのが正直なところだった。

 この子らと分かれてすぐに、校長先生のところに戻って、この発見事件の報告はしておいた。
 校長先生の話のよれば、教師がタバコを見つけて注意すると「うるせー、コラァ、殺すぞ!」などと悪態をつくのがほとんどで、外部の大人だからそういう態度はとらなかったのでしょう、注意してくれる地域の大人の存在が大切なんです、とのこと。喫煙を見て見ぬふりをする大人に対しては、そういう子供らはなめてかかるとも語っていた。

 また、考えてみたら門真では「中学生の自転車登校は禁止」されているから(この禁止規則が絶対的に正しいかどうかは議論の余地があるかもしれないが)、この子らはこの規則にも違反していることになる。(制服以外での私服通学も議論の余地はあるけど校則違反じゃなかったっけ? )
 そしてこの日見た光景が、この日だけのことであるはずがない。タバコを吸うのも下校の時だけとも思えない。この日の雰囲気からすれば登校時もタバコを吸いながら自転車に乗ってくるのであろう。

●つまり、門真5中では、少なくとも2年生の数名は、私服で自転車通学し、授業時間には授業妨害や徘徊を繰り返し、しかもその中の大半の子は登下校時にこれ見よがしにタバコをふかしながら自転車で走っている、ということである。
 5中の他の学年や、5中以外の中学校ではどうなのだろうか?


■「教師が体罰絶対禁止で手を縛られてるから子どもがつけ上がる」という意見も

日時: 2004/02/12 14:56:56 名前: 戸田


 教師による子どもへの体罰は絶対的に禁止されている。

 5中の保護者の中には、それだから子どもが怖いものなしでつけ上がってしまうのだ、という意見を持つ人もいる。この問題はいろんな難しい問題を含んでいるが、今の5中では(5中だけとは限らないが)、教師が手を縛られていることを承知して、「オレに手を出したらお前のクビが飛ぶんだぜ」という意識で、自分は何をしても痛い目には会わないという認識の下で教師に「コラァ、殺すぞ!」と凄んで見せたり、教師への暴力に走ることすらある子どもが後を絶たない状態であることも事実のようだ。

 また、自分の子が他人に迷惑をかけまくっているにも拘わらず、教師から少々こづかれて叱られた程度のことでも子どもの告げ口ばかり真に受けて、学校に怒鳴り込んでくる非常識な親が少なからずいるようだ。


■重大な困難要因=一部の非常識な親の存在どうするか

日時: 2004/02/12 15:20:57 名前: 戸田


 子ども達の荒れの問題の解決を困難にしている要因の中で、かなりの比重を占めると思われるのが、一部の非常識な保護者の存在である。

 上記のような、子どもが悪いのに学校に食ってかかる親、タバコを吸おうが何をしようが「うちの勝手だ」と居直る親、ほとんど養育放棄状態の親、家でろくに食事をさせていない親、経済的能力はあるのに学級費給食費などの「諸費」の支払いを意図的にサボって平気で踏み倒す親、学校が呼んでも訪ねても教師を会おうとしない親(もちろん保護者会にも出てこないから保護者同士での話し合いもできない)等々、親自身がまともな社会人になっていないケースも多々あると聞く。
 諸費の意図的怠納など悪質なモラルハザード(崩壊)については、親へのペナルティを課すなどの荒療治も必要だろうが、「子どもの心を傷つけないようにする」ことが非常に難しい。

 学校の「諸費」怠納問題については、門真で戸田が初めて議会質問として取り上げている。

<12/14文教委所管事項質問;小中学校の「諸費」問題に切り込む。>
                     01年12月議会文教委所管事項質問
 http://www.ne.jp/asahi/hige-toda/kadoma/5/2001-12/14bunkyou.htm

 まずはやんわりと啓発的に行なったが、どうもあれから改善がさっぱりなされていないようなので、次はもう少しきつい形での事実暴露と追及をしていこうかと考えている。


■「中学校での教育困難事態について」という03年12月議会戸田質問

日時: 2004/02/12 15:26:54 名前: 戸田

2003年12月 第4回定例会

■文教委:戸田の所管事項質問(中学校の件)
http://www.ne.jp/asahi/hige-toda/kadoma/5/2003-12/bunkyou.htm

 「一部の中学校での教育困難事態について」ということで質問させてもらいます。

 私の方は、何人かの保護者から聞いた話として、門真市内のある中学校で、非常にクラスが荒れている。 クラスの中で、勉強が分からない子がいろいろ騒いだりして、全体として、授業を進めることが非常に困難であって、先生も本来、みんなに教える所に割くべき力を、3割4割半分近く、ひどい時には、その子対策に割かざるをえない。従って、勉強を、学力を進めていくということが非常に困難な状況がある。

 そして、この他に、保護者の参観があって、保護者がズラーッと見ている場でさえも、例えば、先生の横にへたりこんで物を投げたり、先生が注意すると「うるせい、コラッ」と言ったり、「殺すぞ」というような話を言って荒れてみたり、そういうことすらある、という話も聞いています。

    (ガヤガヤ、他の議員が発言制限的なよけいな口出し)

 ですから、そういう風な状況について、・・・・・・いや具体的な状況について、どうするかということですよ。 ・・・・・・「答える側」にも注意してもらいたい。そういう実状について、教育委員会、どういうふうな把握しているのか、述べて下さい。

・・・・・という形で続いていきます。

  質問・答弁の全文は↓
http://www.ne.jp/asahi/hige-toda/kadoma/5/2003-12/bunkyou.htm