糸氏からの9・9意見聴取記録04 13/10/21更新


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<糸氏 意見聴取>
日 時 平成25年9月9日 午前9時から12時まで
場 所 本館2階第7会議室
発言者 ●…糸氏 
      ■…戸田議員
応対者 ▲…総務部次長 法務課長 営繕住宅課長 法務課契約グループ長

■ 具体的に、住野は何とか会社通じて、証拠があってという訳ではないですね。

● 証拠があっての事ではないけれど、その前提として、住野は齋藤が向こうの用心棒で、齋藤は東亜建設工業に、現に私も連れて行ってもろとる訳だからね。物言えるだけの力も持っとって。
俺がそれはあかんでと、住野らは入れるなという話をして来たでと言うた後で、私が逮捕されて、その後に住野らが実際に生コンに入ってると。
そないなっとるやないかと、後の話やから、解体工事とは関係無いですよ。ただし、大石興業絡みのバックがあると。
この工事もこの解体工事も。と私は思っている。

■ もう一つは糸さんの推測からすればね、中央小の解体工事で、ガラを多分ちゃんと処分せずに、残して金を浮かしたとか、疑惑があると。
でも、そういう風なことがあれば、次のはすはな中学校の工事の時にね、迷惑被る訳で、しかし、それが何ら問題にならないというのは、住野岡田がどっちにも共通して絡んでて、そのガラについて、もみ消したんではないかと思うんですか。

● 要するに中央小学校の解体工事では、約500トンという差があるわけですからね。あいつらは、ガラの処分に介入してると。

■ 500立米ね。

● 住野、岡田は、ガラ処分に介入してると。
500トンぐらいのガラが搬出されていない、という事実がある訳やから、当然そこでは、何らかの金が浮いとる訳ですよね。
ガラ処分で市が減額もしていないから、その金は浮いていると。
そんなん普通やったら、金川建設はそこに解体工事のガラを置いて、はい、次、トモエコーポレーションが入ったと。
これは、掘削した時にガラが出てきたら、これ何やねんという事になる訳やから、当然そんなこと普通やったら、しないんですよ。
ただし、トモエコーポレーションの用心棒だという、齋藤がおって、どっちみち掘り返して捨てるんやから、ガラは置いといてもええんやないかと。 
後は、トモエとうちで話をしておくわと。
何らかの話があれば、これはいける話。
そうでなかったら、500トン分のコンクリートガラが、そこに残っとること自体、それで向こうから苦情が出ること自体おかしい。
これも役所が一緒になっとると、私は思うんだけども。
もう役所がどこまで知っとるか、許しとるんか、わからんけども。
さっきの話みたいに中野さんに地元住民説明会を開催してくれと言うとるのに、中野さんが警察調書では、私は言いがかりをつけて来たと、役所に対して、逮捕して処分してくれと言う。
これ、おかしな話なんでね。

■ 地元説明会で糸さんが言ってる、暴力団関係者が介入しているから云々というのをもし、強く言って対応させる態度を取れば、そういうものの申立書とか通報とかするべきであって。
だから前にも言った時があって、地元説明会で言うのは筋違いですよ。
だから地元説明会も今回やらない形式になって。

● 今回は、個々にするというていうふうに決まってたと、これも私は聞いても、ただし、それは騒音とかそういうものに対しての地元説明会はそうだと、私は思ったんです。ましてや、私は100メートル以上離れておる訳だから、騒音とかそういうのは無い訳です。私の場合はね。

■ それでは、地元説明会要求というふうに出していけば、糸さんそれは、公の場で追及できると。良いと思ったんだろうけれども。
それは、暴力団関係者の介入が有る疑惑が有るんだというのであれば、それは地元説明会をと言うのではなくて、これを調査しろと、これはこうだというのが、話として出すべきことだったのかも知れない。
筋違いの事を言ってきたから、そう言う意味では目的の趣旨とは違うことを言ってきたかもしれない。

● そうだったのかもわからんのですよ。
それはとええとしてもね。警察に対してね、さっきの田中と一緒だけども、18日、警察に、トラブルの最中に警察が来てるのに、そのことは隠して、一切話さんと、私から脅されてますと、嘘をついた。
これで600万という金額が実際に向こうに渡ってる。後でやけどね。
ただ、あの時に正直に話しとったら、住野、岡田が逮捕されて、今回のような事になって無かったし、金が行くこともなかったはずだと、これは私の考えやけども、そこに持ってきて、中野さんはどうかといえば、中野さんは、やっぱり公務員で、こういう話があったのだけは、事実なんやから、私が言いがかりをつけてきた、逮捕してほしい。
戸田さんが議会で言うた時に、「私はそういうことは言うては無いんやけれども、警察はそういう事を書いて持ってきた。これが、まあ警察の固定型みたいなものを持って署名捺印をしました。」これは、はっきり言うてる訳だからね。
要するに警察が嘘ついて、でっち上げて持ってきた書類に署名捺印をしたという事を認める訳で、その中に私が言いがかりを付けてきた、逮捕して処罰してください。と、これ当然、検事の目にも入るわけやから、私の起訴する為の判断材料にこういうことになったと思うんやけどね。
この時に、いや実は裁判証言では、そんな話はなかったんやけども、こっちはうっとうしかったぐらいのことがあったら話で別やし、住野、岡田には喫茶店で会いましたよと、下請要求しているのは、あの2人ですよということを言うておれば、何も無かった訳ですよ。

■ 一旦区切ります。
最後に、この間、田中営業部長が糸さんに、携帯電話を掛けてきて、警察が調べてきてるから、会社には電話しないで、何かあったら携帯にしてくれと、そういう事が無かったですか。

● 1月18日に、警察が来て、そういう事があった後にね、会社に行った後に慌てて、向こうから西田さんに電話が入って、会社では警察から「糸から電話が入った時は、録音しておいてくれ」と、こういう指導がされたと、それは1月20日に門真警察で相談した後ですね。
ほんなら、当然、また私の言い分だけ言うんじゃないけど、私は電話したら、もし向こうが取ったら、住野、岡田の件で、俺は・・

■ 会社の電話にね。

● 金川建設の社長が取った場合にね。
「実は、こういう話があるんやと、住野、岡田という暴力団関係者が入るという話があると、田中さんは逃げ回って電話に出えへんと、こういう話を俺は、するべしですからね。田中は、逃げ回っとるでしょう。だから、田中はそれ以外に、私に脅されているんであれば、脅しとると警察に言う点のみで、わざわざ電話が入って、警察が録音してるから、電話を録音されてるから、糸さんに会社へ電話入れませんように、言うてくれと。
なんやねんそれは、と言うとったんやけど、ちゃんと話をさしてもらうとかなんか言うとるでと、言うから、まあ、まあええわと思って放っておいたんですけどね。

■ 一旦切って、次は住野、岡田の実際は今までどういう事をしてきたか、そういう事を紹介してもらえればと思います。

■ 住野、岡田あるいは齋藤それぞれの人間についてちょっとしゃべってください。

● 住野は、住野はまあこれ、実例やけどもタイシンという会社にくい打ち工事をさせけて営業経費というのが必要やからって300万、先に持って行って、工事をとるのは取ったけど、2700万ぐらいの工事でしょうね。

とったんやけれども、その、全部で3000万、全部そっくり持ち逃げしてる。持ち逃げして1銭も支払ってないと。
この工事を取るに当たって、よその大阪府知事の許可番号というの使って、自分の会社のテンプラの書類を作って契約してね、下請にね、下請のそのタイシンのところに流して金だけ請求してばっちり持ち逃げしてるとまあこういうこともあるし、ほかにもいろいろ、使い込みとかいろいろ話は聞いてるけども。


■ その時点で糸さんと久しぶりにもういっぺん事件関係で会った時点では住野は喫茶店をやってたんですね。もともと地元の人間で、昔から知ってる人間なんですか。

● 住野はあの、一緒にその会話とかそういう引き合いはないけど、もともと砂子川組の岡田会いうとこの若頭しとった人間なんですがね。その後覚せい剤5年かなんぼか行って帰ってきて、そういう仕事に食い込んでいったみたいやけど。当時北摂産業の社長になっとったみたいですね。北摂産業の社長になっとたんやけれども、これも金の使い込みで首になってそういうあの時点で迫田から聞いた話では、北摂の迫田から聞いた話では、金をみんな使い込でるという話やったんです。

■ 刑事事件にはならなかった。うちうちで社長を追放するという形で納めた。

●刑事事件にはなってない。

■ あとで糸さん、糸さんの逮捕とか判決終わったあとでひき逃げ事件で逮捕されていますね。

● あの後に、梅田の方で齋藤が店を開店してね、店を開店したと言うんでそこの開店祝いに行って、住野が。その帰りしなに交通事故を起こして人が一人死んでるのに逃げて、3年半ぐらいですよ。齋藤のとこに行って帰りしなに酒飲んであの事故起こしとるけれども、逃げた原因いうのがそらまあ周りの噂でしかないけれども、ここに松尾という刑事が乗っとったんちゃうかという話があるわけですよ。それはわかりません。そんな話はある。

■ そんな風にそういう覚せい剤とか金の持ち逃げとか使い込みとかで、しょっちゅう悪いことしてきた人間だということですね。で、最後はひき逃げ、死亡ひき逃げ事件を起こして、逃げて実刑受けて囚役中だと。見た目はなんか怖そうな感じなんですか。素人から見たら怖そうな感じの人間なんですか。住野っていうのは。

● 仕事では直接会わへんわけですよ。話はよう聞くけど。

■ 直に会ったことはないんですか。

● 直にはないです。

■ 直には知らない。人づてにこういう人がいるっていうのは聞いてたと。

● だからその持ち逃げされた人間に頼まれて、話をしたことはあるんですけどね。

■ じゃあ岡田についてはどうですか。

●  岡田についてはもういろいろ聞くんですけども、門真のほうであった話をしてるんですけども、工事中に舗装工事をしとるところに行って、邪魔やと言ったんやけれども、横を通って行ったらしいんやけれども、そこでこけたと。工事の何かで、工事の材料につまづくかなんか知らんけどこけたと。その時に、ロレックスの時計のガラスに傷が入ったと。3万円出せと言うようなことを業者に言うた。その業者はそんなもんいちいち出す必要はないと言って断って、それは、金は払っていない。その時はね。ただし、その後に、中井エンジニアリングというところがあって、これは大阪ガスで取ったんですけどね、ガス工事については、例えば休憩時間にたばこ吸うてる人がおったら、これはどういうことやというて会社に電話したり、その上のところに電話したり、そういうこととか、ちゃんと許可も得て工事してる現場、穴掘って今から工事しようかというところに、車で行って妨害するとか、言いがかりをつけるとか。要するにそういうことをすることによって、岡田が関係してる、まあ今回のこの中央小学校解体工事にも入っているけど、タス警備という会社ね。

■ タス、カタカナでタス、タス通信のタスですね。警備会社のタスですね。

● そう、タス警備という会社を、使わせている。そうゆうことをしてね。タス警備の警備員を使ってもらうために、そういうことをすると。こういう人間なんです。先ほどの中井エンジニアリングあたりは、岡田対策会議ちゅうのも開いておるぐらいの話を私は耳にしてるんです。

■ で、岡田とは直に会ったことはあるんですか。糸さんは直に会ったことはあるんですか。

● はい、直に会ったことがあります。

■ 事件以前に。

● 岡田の話として、今は暴力団は、には警察も厳しいから、親分と話をして、タス警備の営業するには、暴力団は邪魔やから破談状を出してもろたと。あの、脱退届みたいなんをね。

■ その警備親分というのは児玉組のことなんですか。

● 児玉組の池田稔が実質経営者で、池田の若いのが岡田章男というもので、今回の岡田ですよ。これが今回の解体工事にも、あそこやったら警備員一人のはずやのに、二人、田中はその警備員も使っとったわけです。金川建設は、その警備員も使ってます、今回。

■ 岡田はタス警備の具体的な何か役員とかしてるんですか。そうゆうわけじゃない?

●  今はどうなっとるかわからんけれども、私、今、責任者やと。だけどそれは、警察に暴力団関係者や、とばれたらあかんので、今は組から抜けてます。抜けたことになってる。
池田稔というのが拘留所におるときは、週に何回も面会に行っとるし、今でも池田稔は刑の執行停止で出てきて、都島の病院に入院しとるはずなんやけれども、そこに面会に、毎日でないけどもしょっちゅう行っとる。そこと繋がりがあるのは間違いないです。ただし警察は認められていない。

■  でその、見舞いに何回も行っとるていう話は、岡田組、児玉組、池田組ないしはその関係者から伝え聞いたんですか。

●  そうです。車はマジェスタの車番8、黒の車ということで、私の耳には入ってたんです。門真市役所あたりをどういう考え持っとるかは知らんやけど、その気になって調べたら、そんなん全部明るみに出るのは間違いない。

■ ただし、今、認定する権利は全部警察なんで、今回の調査で、警察が岡田も住野も暴力団関係者じゃないとお墨付きを与えてますから。これ以上はどうしようもないですね。

● 門真市の公共工事の指名業者、指名業者が岡田らのあれを知ってね、タス警備を使ことる。これは何べんもある。廣野建設、さっき言うた北摂の関係者やけどね、廣野建設なんてその典型ですよ、と知っとって、あくまで知っとって、タス警備を使ことる。私が聞いて知っとるのもあるし。一切使こてない、絶対使わん言うてて、前面に打ち出しとるのは、福本水道いうとこだけです。他んとこはあんまりない。あれらと仲良くすることによって、メリットがあるのか利益があるのか知らんけど、タス警備は、門真市市役所の公共工事に大分介入しているのは事実で、どう介入しているか知らんけどこれはもう指摘しておきますよ。

■ であと、齋藤というのは。

● 齋藤いうのは、殺人で16年ぐらい刑務所行っとって、帰ってきた男なんやけれども、大石興業の関係者でそういう関係で言うたら住野とかその辺使って金もうけしとる。

■ 関係者というのは具体的にどういうものです。

● いや、だから大石敏雄組長が俺の舎弟やと。だけど警察にはそれはばれたらあかんことやから、表札や名刺作らすとか、一切しないと。

■ それは大石組長とは、ちょっと前は敵対的な関係だったけれども、大石組長も冤罪事件で逮捕されたりいろいろあって、交流が新たにできたので、大石組長と、今、糸さんは個人的に親しく意見交換する立場にあると。その大石組長が、齋藤は俺のところの関係者やと。
表に出したらやばいので、伏せてるだけやと。直に糸さんに、言ったということですね。去年あたりに言ったのね。

● だからそれはもう間違いないと。岡田の場合は本人が私に言うとるわけですね。岡田本人が私に、イケダ組の若い衆やけれども、警察に、それがあったらタス警備の仕事ができひんから、こうしてますねん、とはっきり言うとるわけです。

■ で岡田がはっきり言ったのはいつのことですか。

● えっとあれ、22年の・・・

■逮捕される前ですね。糸さんが逮捕される前。なんか、会う機会があったんでしたっけ。

● たまたまなんですよ。そこに川北も一緒に来て、私に、解体工事うまいこといってますかと、言ってたんですけれども、後で考えたら何言ってたんかなあと思うんやけれども、あいつらはあの時点で俺のことを断ったと、住野がね、あれらとはいっさい関係せんように物言わんようにして話しとるときに、岡田と、川北と、もう一人、何人か飲んどるときにたまたま来とった。偶然会った。その時にそういう話しとった。

■ 居酒屋というか店でその話をした。一般の客もいるところで、実は児玉組系池田組の者やけれども、それは表に出したら仕事がやばいので、してませんと、いう話を、それを世間話みたいにしたと。それが2010年のことだと。

● 22年・・・いや21年。そうゆう話をしとった。それでもまあ警察は認めてないと。それを役所がどうせこうせいというそれは難しい話かしらんけど。それはまず間違いない。

■ 齋藤は今でも関係者で、齋藤っていうのは、大石組長は糸さんと仲良しみたいな感じになってるけれども、その若頭というのは大石組長をはめてるわけですよね。

● 今は、川北と一緒につるんで仕事しとった。あの時点では、裏で仕事しとった。大石の舎弟で、ほんまは大石に金持っていかなあかん関係やけれども、大石に持ってこれるんやったら俺んとこに持ってきてくれというような男やから。川北と一緒になってやっとった。

■ で齋藤は今でもトモエコーポレーションとかに関係してそうなんですか。

●おそらくしてるでしょうね。私は一切もう連絡ないので。

■  齋藤はいわゆる表の肩書きかなんか持ってるんですか。

● 会社はなんか持ってたんやけれども忘れた。名前は忘れたけどね。

■ 齋藤は下の名前は何て言うんですか。

● わからないですね。

■ 今でも、いろんな建設業関係に顔を出してそうだと。

● そう。そういう関係のところはみなそうだと思いますよ。

■ 問題になった住野岡田、裁判所では証言するときは直に見てますよね。それぞれ。

● はい。岡田は出てきてない。住野だけ。

■ あ、出てきてない。

● 住野は、岡田に関しては、その時点ですよ、3年ほど前に、除籍になったという話をちゃんと聞いてますと言って証言してました。

■ そういう意味では、元暴力団関係者やね。その裁判証言を信用するとすれば。

●裁判上でも元暴力団関係者なんです。ただそれは元、あくまでも元です。そういうことですね。住野も元です。みんな元です。

私は20年前にうちは解散して、組がないわけやから、そのあとはどことも縁を持ったことがないんだけれども、住野は大石と持ってると。

■  もういっぺん聞きますけど、住野、岡田どっちが格上と思うかと聞いたけど、この中央小学校事件の下請強要でいえば、どっちが主導権を持ってると糸さんは思ってますか。住野と岡田と比べてどっちが主導権を持ってると思いますか。

●住野です。住野のほうが年も上やし、口もうまいし、そういう面に関しては。ただし、言いがかりをつけていくのは、岡田のほうがうまいんですよね。後で、向こうが困ると。話に出てきたときに、丸めるのは住野。そういう感じです。

■ じゃあ二人並んで動いている場合であれば、住野のほうがたぶん絵を描いて主導的にやってるだろうと。で、いわゆるヤクザ業界的な地位でも、住野のほうが上だろうと。

● それは住野がもちろん上ですよ。

■  それは大石興業の関係者というところだから。

● それはもう完全にそうです。

■ 完全に大手業者なのね。

● はい。

■わかりました。それでは、糸さん門真市が認定していることについてこれは間違いだ、おかしいとかいうところに話入っていきましょう。



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