糸氏からの9・9意見聴取記録02 13/10/21up


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<糸氏 意見聴取>
日 時 平成25年9月9日 午前9時から12時まで
場 所 本館2階第7会議室
発言者 ●…糸氏 
      ■…戸田議員
応対者 ▲…総務部次長 法務課長 営繕住宅課長 法務課契約グループ長

■ 裁判資料からね。

● 住野側に電話を入れて、現場で打ち合わせして、ダンプ1台につき1万円上乗せして支払いするということで下請の話を決めてもうとるわけです。

■ 現場は、中央小解体工事ですね。

● 中央小の解体現場で、岡田、住野、イケダコーポレーションの山口、金川から田中、森川、丸山ですね。
これだけで、集まって金川建設でイケダコーポレーションが、「もともと住野らの人間は入れる気はない。」と言って断ったのに、田中さんが、「いや地元対策費で入れたってくれ。」という話をして、イケダが「値段があうんやったら、それやったら入れます。」と。それまでにあってその現場で話したときに、「ダンプ1台につき1万円は上乗せしてくれ。」という話が出たんで、イケダコーポレーションは「それは断る。」というて断ったと。
そこで田中さんが登場して、「その1万円、差額の1万円はうちで持ったろうやないか。」と言うて、「それやったら、なら仕方ない。」と住野らに、下請けさせても構へんということで、話が決まったと。そこでね。
これあくまでも私は中野さんに話をしに行って、暴力団関係者が介入するという話をしに行ってその話を、中野さんが田中さんに連絡してそのあとですよ。
そのあと、田中は私に連絡せんと住野岡田に連絡して現場であっとるわけです。
この日の出来事として、こういうことがあったと。
これは、俺はもうおかしいと思うんやけども、なおかつ、この話合いの直後、この話し合いはあったと思われる時間帯がだいたい午後ぐらいやと思うんやけども、13日の午後と思うんやけど、その直後と思われる時間帯に裁判資料にあるんやけど。
大阪府警本部に私が、「速見小学校の解体工事の新築工事の生コンを取るために言いがかりをつけて来ている。」との通報が来てるんです。解体工事じゃないですよ。解体工事とか一切関係なしに、全くの作り話で速見小学校の建て替え工事の生コンの仕事を取りに行っているという通報が入っておる。大阪府警本部に。
これを事実は別として、わかるわけじゃないけども話の流れからいけば私は住野の介入を阻止しようと思って役所に行った。役所から金川建設の田中に連絡があった。その後に田中は、私に連絡しないで、現場でそういうお話を決めた。その決めた後であっても、そのまま放置しとったら私は役所にまた言うて、この話はボツになる可能性十分あると。だから私の口を封じるために誰かが何者かがこういう嘘の通報を大阪府警本部にしてると、私はこう考えてる。

■ その通報ですけれども、電話なのか文書なのか。

● 電話です。

■ それは、どこにそういう事実が示されているのか、裁判記録にもありましたか。

● 裁判資料として、警察が隠しとった資料があってね。

■ 警察が情報無いと言って隠してて、後藤弁護士が請求して、実はありましたと新聞記事になった事件ですか。

● そうです。あの件の書類があります。これ全部裁判記録上そうなっているんです。証言でね。

■ その証言の題名やページ数、文言など。誰かの証言ですか。

● 本年、平成22年の1月13日、当課において捜査四課

■ 捜査四課ね。

● 京阪古川橋駅近くのダイエー裏の学校、大阪府門真市速見町4番1号の門真市立速見小学校の建て替え工事を施工するゼネコンに糸正臣が名刺、所在地は門真市と記載する京阪土木建設組合あるいは京阪建設業組合を持った、糸正臣と思料される、が訪れ、生コン下請参入で要求してきてると。
この者は、徳洲会病院の徳田虎之助とつるんでいる鹿児島県徳之島出身の男、旨の強要未遂容疑事件の情報を認定したと、13日にこういう情報を入手してるわけです。全く内容がデタラメ。

■ その情報が、警察に電話で寄せられた記録もそこに書いてあるんですね。

● 電話、認知経過と書いてるけど、情報について当課に情報関係と書いてますね。

■ それは、警察の書類ですね。警察自身が作った書類ですね。

● そうですね。警察の本件の認知報告書。

■ 糸さん事件を捜査した警察側の書面の中に、糸正臣が速見小学校の工事で生コンを下請参入させろと要求している通報が警察にあった。そういう風に警察の書類に書いてある。

● しつこいようやけど、これが私が門真市役所の中野営繕課長に暴力団関係者が介入するというお話をしたその直後の通報です。その1万円を上乗せするということが決まった直後の。

■ 速見小学校の改築工事自体が全く架空の話だし。

● 全く、架空の話です。

■ ましてや糸さんが生コンの下請参入を要求したのも架空の話。

● 架空の話です。
そういうのがあってから工事に今回、ここでこういう事件があるんじゃないか、門真市で何らかのそういうトラブルがあるんじゃないか言うことを警察は大阪府警本部も知ってね、その後、門真市役所に対して15日に聞きに来たと。トラブルを。

■ その警察が作成した書類を門真市は入手してますか。

● これは、恐らく持っているでしょう。裁判の記録はみんな持ってるんですよね。

■ 市に見せてあげてください。
もしもそれが入手していないんだったら、預かったほうが良い。

■ 今の書類は裁判に提出された書類ですか。

● 裁判所に提出されてます。ただし、隠してた書類です。
認知した経過を検察官は門真市からの通報で知ったと、言ってたんですが嘘だったんです。

■ それを隠してたと、開示請求を出して、弁護士側が出させた。

● そうです。

■ これを裁判でも弁護士側が裁判所が採用、認知したんですか。

● そうです。

■ これを門真市はそれも含めて入手していなければおかしいんだけど。
警察が色々証拠として出そうとしたものでも、弁護士がこれは証拠にならない、証拠とすべきでないと拒否してなっていないものもありますけどね。

● もちろんそれはあるけど、これは弁護士が証拠開示を何遍も要求して、検察官は隠しとって、それは新聞にも出たけども、それで出てきた書類やから、裁判所に出てないということは、まず無いと思います。

■ 弁護側としては、糸さんの事件が元々、デッチ上げだって、おかしいんだと、それは、どういうのがおかしいのかと、そもそも証拠が提出されたけど、警察の最初の段階での動きがどうだったのか、重要な糸さんが冤罪だというための重要な書類だから。

● 重要書類だからね。これに反対することはないです。また調べておいてください。

■ これは、一旦預けておいて、聴取が終わってから調べてもらって、欠落しているんだったら、門真市側の弁護士の情報収集に問題があるということになるんですけど、あったらあったで結構ですが。
その出発点が、実は偽の陥れる通報で、それで大阪府警が動いて、速見小は架空の話で、じゃあ有るとすれば速見小の事では無くて、中央小の事だろうということで話が変わってきたと。

● それで、門真市に問い合わせして、速見小学校は工事してないと。中央小学校の解体工事は、してると。いうお話が出てきたと。
ただし、「中央小学校解体工事はトラブルは、一切聞いてない。」と門真市は言うとる。「これを落札したんが、金川建設やから、何やったら金川建設に聞いてみたらどうですか。」ということ言ったと、門真市役所側がね。それを聞いて、同年の1月18日、22年の1月18日ですね。警察は金川建設の田中に面会しとる。面会して、「今回の解体工事の件で、何かトラブルはないですか。」と。
さっきも言ったように、これ1万円を上乗せするという、お話をやっとる最中ですよ、これ。金川建設の田中にトラブルは無いかと聞きに行ったんです。府警本部が。そうしたら、田中は、住野らのことは、その際、住野らの事は一切言わんと、私から脅されてる。と言うわけですよ。あの時点で、例えば田中が正直に住野らの事を話しとったら、この600万円というお金を取られる事は無かった。それなのに、それを隠しておいて、私が解体工事を脅しに来てる、と電話が入った。
その時、解体工事の話は、既に12日に終わってる話やから、私はそれ以降に仕事をくれとか、なんとかいうこともないんですと。
それは裁判記録を見てもわかると思うんだけども。
それで、これ嘘だということも田中は認めておる訳で、警察に私は解体工事を脅しに来てると、1月14日に電話で脅されましたと、私が逮捕された容疑、逮捕容疑がそうやったことを田中は認めておる、裁判でも全部認めておると。
これ皆さん勘違いすると思うんやけども、私は逮捕され、裁判かけられて、実刑になったんは、この解体工事を要求して、強要したんじゃないんですよ。
これは、この件は、もう話をちゃんとつけましたと、田中自身がちゃんと認めておるわけです。
認めた上で、12日に話もちゃんとついたと、だから14日にその点で、脅されたというのも、そうでしたいうのは、ちゃんと認めたんです。
認めたけども12日の時点で、実は、後からですよ。実は、解体工事を断ったら、他の仕事を出せと言われてましたと、そういう風に供述を書いてもうて、それは裁判に語られたことです。
当然、普通で考えれば、恐らく何でその時にその真実を言わんのかと、その解体工事を、嘘をついて、何で私を逮捕させようと。
そのおかしいんとちゃうかと言って、ここの真相解明もあって当然やけど、これはもう裁判では、一切触れられてないんです。
話を戻すけども、田中はそういう事があって、警察にそれを言わんと私から脅されてると。
嘘をついて、警察と別れておるわけです、その時に。
それで警察と別れた後に、住野らに会って、実は警察が来ましたという話をしてる。

■ 田中部長が。

● 田中が住野・岡田と会って、実は府警本部が来た、動いているという話をしたと。
ただし、糸は警察がパクると言うてると、住野・岡田の場合は、まともな営業やから、どうもないと言うてると。
これは、住野の供述調書にちゃんと出てる、これは。
供述調書の36ページに出てる。

■ 住野の供述と公判調書の公判証言記録の。

● 住野の証言記録の36ページの7行目に、これは、私が捕まると。見ていったらわかる。

■ 今のところで整理させてもらう。
糸さんは下請工事を断られてあったと、断った理由はすごく嘘だったけども、まあ、これはしゃあないなと思ってたんだけど、ただし、住野、岡田のような輩が入って金もうけすることがけしからんという、気持ちがあって、それを役所に文句を言いに行ったと。
そういう事は全く取り上げられ無かったと。
逆に事件、今度、糸さんの速見小に工事に介入しようとするデッチあげの通報がされて、警察が動き始めた。
糸さんは、下請参入させろとかは駄目だったんで、それ以後は、自分自身の収益事業としては、もうけ口として何か要求したことを一切無いのに。

● 一切無い。

■ 住野・岡田を入れるなと、あいつら暴力団関係者だということで文句言っただけなのに、その新たな要求をして、自分の金もうけのための要求してきたんだという話になっちゃったと、されているんですね。

● その嘘をそのとき、1月18日に、警察に話しているわけです。

■ それで、糸さんが後でアクセスジャーナルなんかでも言ってるね。
腐敗した警官が、住野、岡田らと齋藤らと結託をしてたんだということを言うんだけども、その警官とこの事件の捜査との絡みはどうなんですか。

● 要するに、これは、それこそ想像でしか無いけれども、川北が関わったという、その。

■ 大石興業の。

● 関わったという、大石組長の若い者頭とね、これ大石の裁判記録で裁判所で出た記録やけども。

■ 大石の裁判記録とは、何の事件で起訴され、どうなっているんですか。

● これややこしんやけど、大石がこの工事に絡んで、これとはすはな中学校の工事やけども、組長やから当然、若い者頭が或いは、舎弟の住野がこれでお金もうけをしたら、当然、組長に金は何ぼか入れなあかん訳やけども、暴力団の親分、子分、舎弟やから。
そやけども、これは渡すのが惜しいという事で、大石組長は陥れられておるわけですよ。

■ 具体的に。

● 具体的に言うと、大石組長の運転手、当時の運転手を不動産屋に仕立てて、大石に殴られたと、事務所連れ込まれて殴られた、暴行受けたという罪をでっち上げて、逮捕させている。その被害者は守口の人間で、寝屋川警察に一遍被害届は出しとるが、断られておる。
それを犯行現場の門真署でも被害者の住んでいる守口でもなく、四条畷署の松尾信夫という警察が事件を受理して、逮捕しておると。大石を。
その松尾信夫と大石興業の若頭の川北というのが京橋の「天満」という居酒屋で、平成22年の4月の19日か20日ですね、一緒に酒飲んでお互いの携帯電話番号を交換して、それでずっと、情報のやりとりをしている。
川北から松尾に、いや松尾から川北への電話が4月の23日に私は逮捕された日に電話がいってるし、その翌日もいっております。
私が逮捕された、その日の2時間後ぐらいですね。
翌日も、電話をかけておる、松尾から川北にね。
川北から松尾への電話が4月の21日と23日と24日が3回から5回ぐらい電話のやりとり、私が逮捕されたその後、その翌日でね。
だから私は、これはさっきの偽の通報も、川北或いは、松尾が仕組んだものでしょうと考えてるんやけども、それも証拠は無い。


■ 整理しますと、この大石興業の組長が、自分の運転手を殴りつけた。暴行の罪で逮捕されて、暴行の現場とされているのは、大石興業の門真市内の事務所の中だと、しかしながら被害を受けた人間は守口市の人間で、寝屋川警察に届けたけれども相手にされなかったんで、門真なら門真署に行きそうなもんだけども、四条畷警察の松尾という人間がこれを取り上げて動いたと、松尾は四條畷警察で、大阪府警じゃないんですね。


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