市長にズバリ迫った戸田の再質問と東市長の「怒りの回答」(3/16)

日時: 2005/03/22 2:14:00 名前: 戸田

 遅れましたが、3/16本会議・戸田の一般質問での再質問部分を再現します。1回目質 問の部分をゆっくりめにしゃべったので、再質問時間が当初予定より少しきつくなって しまってはしょったところもあります。最後は議場タイマーが「残り1分」を点滅で知 らせるのを見ながら「時間切れ間近のウルトラマン」のような心境でズバッと市長に切 り込みました。
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【戸田の再質問】
 答弁を聞いてみまして、誠実に答えているものもあれば、そうでないものもありまし た。
 市長公用車は廃止しないという答えですが、守口の喜多市長の場合は、合併取りやめ となって財政再建が話題になった時に、すぐに公用車を廃止して、バスで古川橋駅まで で来て、京阪電車で守口市役所へひとりで通うという毎日を送っております。
 それとその姿勢が大きく違うということにガッカリせざるを得ません。
 東市長、市会議員を何期も立派に務めて5期20年の市長を務めてきたプライドと自負 からして、私のような新参者にあれこれ批判され、引退を求められるのは、腹立たしいこ とはでありましょうが、ぜひ聞いていただきたい。
 5期20年は十分に長かったし、6期24年はいくらなんでも長すぎると思いませんか?
 続々と退職していくベテラン職員ですら、もうすぐ74才になる東市長と較べると一回り 以上も年下です。若年職員の積極登用と言いながら、トップがこんなに高齢で釣り合いが 取れるでしょうか?
 20年と言えば、オギャアと生まれた赤ちゃんが成人するまでの年数です。もう十分でし ょう。
 一定の年が経てば親離れ・子離れが必要なように、門真市行政と東市長も、もう離れる べき時期に来ています。
 ところで、東市長の熱烈な支持者の方が、私にこういいました。「東市長のほかに市長 の人材がいないじゃないか」と。
 また、昨日本会議で東市長は、「なぜ合併に市民が冷淡だったのか、率直に言って分か らない。私はあらゆるところにでかけて合併の必要性を説いたのに」とおっしゃいました。
 そういうことを聞いて、私が連想したのは、読売新聞のナベツネさんであり、NHKの エビジョンイルこと海老沢会長のことでありました。その権勢ぶりと地位への長期の執着、 そして転落のことでありました。      
 これはなにも東市長ひとりのことではなく、それをとりまく組織や支持者の丸ごとが、 一般の市民と感覚がおおいにズレているのではないかと思わざるを得ません。
 門真ではいわゆるレイムダック論は心配することはございません。
 東市長が引退表明を早くすればするほど、確実に市役所や、市民が明るくなります。
 どうか東市長、最後の、そして最大の市民、そして職員へのプレゼントして、「今期で 引退する。あとは頑張ってくれたまえ」、そういうことをこの場で表明して頂きたい。  そのように思いまして、私の再質問を終わります。
 どうかせめてこのことだけでも、市長ご本人のお答えをお聞かせ下さい。お願いします。

【東市長】
(ご立腹のご様子で顔面を紅潮させていたよう。勢い込んで答弁)
 まず市長車。
 自分からは言いたくないんですよ。わたくし事を言うつもりはなかったが言わざるを得 ない。
 ほとんど土曜日曜日、休日の日は、運転手、秘書に出てもらうのは気の毒だし、いろん な費用がかかりますので、近い所は自転車、遠い所は娘に車を運転していただいて行って おります。
 おもてに出して言うことじゃないと私は思っております。そういう育ち方をしており ます。
 次に私の、あなたが勧める「引退の勧め」。このことはあたくしの信念とあたくしの判 断で決めることで、人に決めてもらったり強要したりして、そしてやめるものではなく、 そのように思っております。
 まして、議会で辞職勧告を受けたあなたから言われるのは残念でなりません。
 今賜った言葉をそっくりそのままあなたにお返しして答弁とします。                
 (与党議員、大きな拍手)
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◆「土日休日は市長車は使ってない!」と語気強く答える東市長だが、戸田が問題にしてるのは「そもそも市長専用車は廃止しても(守口の喜多市長のように)いいでしょ」  ということと、「元町の自宅と市役所の至近距離を通うのに市長専用車は不要でしょ」、  ということだった。  
 市長の答弁は、「平日は市長専用車を使ってる」、「元町の自宅と市役所の至近距離を送迎させてる」ことの必要性・妥当性を答えるものでは全然なく、「土日休日は市長  車は使ってない!」と話をすり替えた答弁を、「自分からは言いたくない」とか「おもてに出して言うことじゃない」とか「自転車や娘の運転」を気色ばってしゃべったものに過ぎない。  
 文字で読むとそのスリカエがよく分かるが、その場で聞いただけでは市長の憤激のご様子に気を取られて、まるで公用車などほとんど使ってないような錯覚を覚える人も出るだろう。
◆戸田が「辞職勧告決議」を受けたのは6年前の1999年12月議会。それは一連の北野助役  事件と絡み合った戸田への不当な「懲罰・問責・辞職勧告・怪文書攻撃」の一環としてかけられたものだった。   
 http://www.hige-toda.com/_mado11/mado11_index.html   
 http://www.hige-toda.com/_mado01/1999/index-013.htm  
 その後、戸田は2期目選挙でブッちぎりトップ当選を果たしたわけだが、今回の答弁に見られる東市長の心理は、
 1;6年前に4会派がやった戸田への不当な「辞職勧告決議」を今でも正しいものと考えている。
*「自分は戸田攻撃の4会派と同じ感覚・考えだ」との表明。
 2;戸田の方が引退表明することが「確実に市役所や市民が明るくなる」ことであり、「最大の市民や職員へのプレゼント」だと考えていること。  
 *「今賜った言葉をそっくりそのままあなたにお返しし」、とはそういう意味としか思えない。 というものだ。こんな市長はやっぱり辞めてもらうしかないね。
●さて、こんな「平日は市長専用車を使ってる」、「元町の自宅と市役所の至近距離を送  迎させてる」ことの必要性・妥当性を答えずに、「土日休日は市長車は使ってない!」  と話をすり替えた答弁をヨイショしたのが、戸田の左隣議席の改革クラブ(旧名「市民リベラル」)の田伏議員で、本会議場で2回も「市長が自転車乗って回ってるのを見てまへんか?」とお門違いのことを話しかけてくる。  
 本会議が終わってトイレで会った時にもまた「市長が自転車乗って走ってるの見てまへんか?」と話しかけてくる。  
 田伏さん、あんたも仮にも「改革クラブ」を名乗って「今後の行財政改革についての要望書」
  http://www.hige-toda.com/_mado04/zaiseitatenaosi/2004/youbou_kaikaku_club.htm  を出して「・業務公用車台数の見直しとハイブリッド化or軽自動車化」なんか求めている一員だったら、何で「市長が土日休日には自転車乗ってる」ことと市長専用車問題をすり替えたヨイショをするのかなぁ。恥ずかしないか?それで「改革」だって?