怪文書 第二弾!  (1999年9月28日頃、民生委員などに郵送ほか)

<解説と分析>

 9月28日頃と言えば、戸田への不当懲罰決議が図られる予定になっていた29日本会議の直前のこと(同時に問責決議案も密かに準備されていた)。17日本会議後の戸田への懲罰攻撃表面化・22日の北野助役突然の辞職表明・不当懲罰粉砕の戸田と市民の怒りの声・マスコミの注目、などの騒然たる状況の中で、「実は戸田はこんな危険人物だから懲罰されて当然」、というイメージを絶妙のタイミングで広げることを狙った、と思われるのがこの怪文書。

▽ある民生委員の所には定型封筒に、民生委員名簿かなにかのコピーから切り取ったものを宛名として貼り付けて郵送された。もちろん差出人名はなし。 このHPでおなじみの安田の善さんの所には、郵便ポストに切手なしの封筒に入れて入れられていた。こちらは住所・宛名を手書きで書いてあった。差出人名はなし。

▽その他の配布状況はまだ不明。情報求めます。

▽「門真市を無防備地帯にせよ!」との公式発言を行い、平和な門真市を戦闘状態にしようとしている。」、という支離滅裂さには呆れるね。「無防備地帯宣言」というのはジュネーブ協定のどこだかに従って、地方自治体が一切の戦争協力に拒否宣言することで他国からの攻撃もされなくなる、というもので、最近の平和運動の中から発案されてきた新しい提案である。(詳しくは戸田の6月議会資料を)何をどう考えたら、この平和提案を「平和な門真市を戦闘状態にしようとしている」とねじ曲げられるのだろう?実にユニークな発想をする人だ、この「制作者B」は。まともな判断能力がない、ということもできるけれど。

▽ちょっとでも知り合いになった人なら誰でも、戸田がバリバリ左翼で「明るいバツイチ」であることなど知っていることなのに、「前歴をひた隠しにして」と書くあたり、制作者Bは戸田周辺の人々と「世界の違う人」らしいのと、怪文書第1弾との連続性が感じられますね。第1弾怪文書から10数日後のこの第2弾、同一グループの中でのセンスの違う人間による分担、という臭いがします。全く別筋だったら、自分がやろうとしていたのと同趣旨の文書が先に出たことに対する何らかの反応が文中に現れるはずでしょうから。

<総評>

●制作者Bは、「公安大好き右翼オヤジ」って感じやね。いかにも低レベルでありきたりの怪文書です。こんなセンスのワープロ文書しか作れないようでは、戸田には要りません。

●9月本会議最終日を目前にした、最後の行の「彼を我らの街から追放しよう!」という言葉が、現実に公明党ら4会派が戸田にかけてきた懲罰・問責・辞職勧告決議の暴走的進行と、水面下では「軍師」が除名懲罰まで目論んでいたのではないか、と思われるカバン・ネクタイ・議事録非公開などの2月攻撃と大いに重なり合う感じがしますね。