<8/16裁判;手抜き指摘に被告弁護士ヒクヒク。証拠証人申請に可能性!>
                                       2001/08/21 ヒゲ-戸田

 

 806号法廷午前10時開始の行政裁判は、同時刻に4件も入っていて、原告被告双方が揃った
順番で開廷され、それぞれ書面提出・次回日程決定が極く事務的に処理されていった。
 (民事裁判はほとんどこんなもんです)戸田の裁判は、被告門真市議会側の安田弁護士欠席が判明するのが遅かったからだろう、最後に回され10;15より開始され、10:30頃に終わった。(戸田側傍聴者4人)

  戸田としては、毎回少しでも当事者としての発言をさせてもらって訴えようと考えているので、
今回は長大な準備書面提出の事実を背景にして、伏せ字だらけにされた3月議会議事録の原本
への「裁判所の命令による証拠提出」と、数人の証人申請について「原告席」から発言させてもらった。併せて、「裁判官の皆様は様々な事件をご覧になってきたでありましょうが、こと門真市議会に関しては、4会派議員達の非常識ぶりは通常の想像を絶するほどのものなので、ぜひとも証人尋問によってその実状を目の当たりにしていただかなければ実態に即した審理はできないのです」などとアピールすることも忘れない。
 証拠・証人については、次週末までに正式の文書で戸田が提出して、裁判官に検討してもらうことになった。(・・しっかり作らなきゃ・・)

●さて、着手金を各50万円ももらっている被告弁護人の「安田 孝弁護士」・「上野 富弁護士」(安田・上村法律事務所)だが、安田弁護士が欠席しただけでなく、裁判官から「原告準備書面
などに対して反論申し立ての予定ありませんか」と聞かれて曰く、「申し立ての予定ありません。原告主張の却下をお願いします」だって。

●つまり、安田弁護士・上野弁護士は門真市から各50万円ももらっていながら、表書き含めてわずか2ページのみの「6/14答弁書」ひとつを提出しただけで、証拠も出さず、戸田の膨大な書面に対する反論も作らずに、要するに「6/14答弁書作成以外にはな〜んにも仕事をしないで」、「戸田の主張を却下してくれ」、と超ムシのいいゴーマンをかましているわけだ。(それは手抜き過ぎるだろう、という法廷の雰囲気の中で「現段階では」などと付け加えたりはしたけれども、8/8準備書面を受け取っていながら「何もせず」の方針を決めて8/16法廷に臨んでいることは間違いない)

■面白かったのは、裁判官が「合議のための休憩」を5分間取ったことと、その休憩時間中の法廷で戸田が真向かいの上野弁護士に対して、痛烈に「手抜き仕事批判」を行なったら、同弁護士が顔を強ばらせ、唇をヒクヒクさせながら戸田を凝視し続けていたことである。きっと批判されたことがあまりにズバリで反論できないことと、弁護士先生としてのプライドの狭間で怒りに打ち震えていたのだろう。(正直と言えば正直な人である)

■戸田が如何にも呆れたななぁ、という口調で「よその懲罰問題裁判では、議会側弁護士も一応法律論議とかも書いているのに、こんな手抜き仕事じゃ余りにもカッコつかないよ」、「こんなんじゃぁ被告が不利になるだろうねぇ」「こんな手抜き仕事で敗訴してしまったら弁護士としての信用丸潰れだね」などとネチネチと批判する度に、顔のこわばりと唇ヒクヒクが激しくなるのが大変に見物でした。よっぽど「こういうのを税金ドロボーと言うんだよ」と追加してやろうと思ったのですが、そこまで言うと血管破裂でも起こしそうなのでやめて上げました。

◆次回口頭弁論は、結局11月1日午前10時〜806号法廷と決定。
 これは裁判所の提示する9月末〜10月前半の日程が戸田や市側弁護士の日程に合わないのでこうなったもの。戸田としては9月議会と12月議会の狭間で余裕があるし、長大準備書面の疲れを癒して、証人依頼や追加文書作成、大衆宣伝していくのに好都合。
 なお、9/21に出される「加茂町戒告懲罰事件」の高裁判決内容も大きく影響するし、門真市9月議会でまたぞろ懲罰事件が発生する可能性も考慮しておかなければならない。

◆戸田は議会言論をなんら縮こませるつもりはないので、あとは門真公明党など懲罰中毒勢力や富山議長がどういう現場判断をするかにかかっている。懲罰攻撃がまた発生したら、今度は
富山議員を現職議長として証人申請できるわけで、これはこれで楽しみである。