大和田駅北側で縦置き放置自転車放置の市施策に驚きと怒り 戸田 - 06/5/5(金) 15:09 -

 5/2(火)は結局、早朝6:30から8:45まで、大和田駅の南側でビラまきした。  それが終わってから、駅の北側の喫茶店に行って休憩とモーニングを食べに行ったが、その時に戸田が3月議会でも対面通行巾確保を強く求めた駅の北側道路の本屋周辺で、その時間で既に(通行方向に直角の)「縦置き」自転車が何台もあって、しかも自転車整理員が立っているのにそれを何ら直そうとせず立っているだけであることに驚いた。
 以前までなら、このような朝の時間帯ではそのような放置はされていなかったし、整理員も そうさせないように強く指導していたはずだ。
 3月議会戸田質問http://www.hige-toda.com/_mado05/2006/2006_3/toda_situmon.htm で 戸田が具体的提言も示して、「園部市政発足1周年のこの夏までには解決させること」や「問題 解決能力のある行政の姿勢と実績を市民に示す」事を求めたのに対して、それなりに前向きの 姿勢と回答をしたと思っていたのに、喫茶店の人に聞いてみると、
 1. この5月1日から自転車指導の会社が変わって、指導時間も以前の朝7時半〜午後2時半から朝8時〜午後1時に短くなった。
 2. 指導員は自転車を縦置きにしても、広場などに乱雑に置いても、全然文句を言わないでみているだけだ。
 3. 市の方からは何の説明もなく、全然やる気が感じられない。却って悪くなっている。 ということで、 現場に立っている指導員のおじさんに戸田が確かめてみると、
 4. 自分らは会社から、「自転車が倒れた時に立て直す以外には自転車に触ってはいけない」   と命令されているのでそれに従っている。「置きに来た人にあれこれ言ってトラブルになってもいけないということなので、縦置きする人にも置き方の指導はしていない」、という   ことだった。
 戸田は「誰か文句を言ってきたら、議員の戸田がやったことだと言ってくれ」と指導員に言 って、縦置きの自転車や原付を通行方向に横置きに並べ替えてやった。  5月1日から業者が変わったのは、いろんな委託で4月に入札をやって新たな契約をするか らと理解出来るが、指導の中身がこれでは、3月議会でウソ答弁をしたのも同然ではないか、 と怒りを持ちつつ、担当の「建設事業部・交通対策課」の西尾豊治課長に話を聞きに行ったと ころ、西尾課長の話や姿勢はさらに呆れたもので、戸田としては怒りが倍加した。
 話の内容をかいつまんで紹介すると、
A:自転車を置きに来た人とトラブルになっていはいけないので、会社には置き方に文句を付けたり、どかしたりしてはいけない、と最初から指示している。
B:予算の都合で、大和田駅前の指導は従来の平日の7時間(7:30〜14:30)から平日の5時間(8;00〜13:00)に減らした。今までは他は大和田駅前だけが平日7時間で長いので他の駅間と同じ5時間に均した。
C:古川橋ダイエー前の自転車乱雑が酷いので、こちらに力を入れることにして従来の平日2時間から(土日休日も含めて?ちょっと記憶不確か)5時間に増やした。
D:大和田駅北側で、平日5時間上に時間を増やしたり土日休日にやることは考えていない。
E:地元住民や商店、自治会とは特に話はしていない。本屋の主人に少し説明をした程度。
F:これから(5/2午後から)本屋周辺に看板た警告テープを増設しに行く。その結果を見ていろいろ考えていく。
G:4月以降今まで何もしなかったのは、5月に業者変えをしてからやろうと思っていたから。
H:放置自転車撤去のペースは例年と同じで、増大は考えていない。
 これは全く呆れた話で、
(1)そもそも従来より2時間も指導時間を短くして、明らかに後退させている!
(2)それを戸田の質問すりあわせでも、答弁でもは全く触れないでおいて、「新年度予算ではそういう配分になっていて了承してもらっている」と言うとは、詐欺同然ではないか。
(3)マナーの悪い人間に指導をするということを、最初から完全に放棄して、「喰ってかかって来られたら大変だ」という逃げの姿勢一点張りであり、またしかもそれを行政として当然のことと信じて疑っていない有様だ!    
 課長がこんな姿勢なら部下も業者もがんばれるはずがないし、市民のマナーが良くなるはずもない。横着者が巾を効かす一方でまともな市民は小さくなっていなければいけない。
(4)指導時間を減らした上での注意看板増設で改善するはずがないことは、誰でも分かる話である。しかもそれさえも5月にならないとやらない、というのは現場を少しでも早く改善しようという気持ちが全くないからとしか思えない。   
 質問すり合わせの時居合わせた総務部高西防災課長が「よそで『この場所・自転車捨て場』と書いた看板設置で効果を上げた所があると聞きましたけどな」、と面白いことを紹介していたが、そんな工夫もする気がないようだ。   
 周辺住民・商店に聞き取りや説明に全然足を運ばない(本屋さんへの説明を除いて)というのもその現れだ。   
 たぶん、現場写真もろくに撮っていないだろうと思われる。
(5)課長のお役人思考の典型が、「縦置きはやめてせめて斜めに置いてくれとか、少し離れた場所に置いてくれとは言えません。なぜなら条例で駅周辺全域が自転車放置禁止区域ですから」というヤツ。   
 「条例の形式を守るためには目の前に危険が放置されていても手も口も出さない」というこの発想! そんなことは「暫定措置」とか「当面の措置」とか「現場での裁量」とか、いくらでも手があるのだ。いったいそうやって誰が文句を言ってくるというのか?   
 もともと「駅周辺全域が自転車放置禁止区域」と決める方が、自転車という乗り物の性質を無視した机上の空論でアホウな話なのである。   
 しかも、せっかくあった無料自転車置き場を廃止して全部有料にした市の失政への反省もない。(無料自転車置き場廃止に戸田と共産党以外の全議員が賛成してきたことにも注意)
(6)大和田駅超ご近所の園部市長になった新年度から、この問題は少しは良くなるかと思っていたが、実際には却って悪くなり、役所のやる気の無さと無能無策ぶりは全く変わっていないことが事実によって判明した。しかも議会本会議質問での答弁姿勢を平然と裏切って、そこでの具体的提言も無視してのこの対応である。  
  ◆この問題は一見小さいことのようでも、「事なかれ主義」・住民の気持ち無視」・「住民との協働無視」・「マナーの悪い住民への甘やかしによる自己保身」等々、今の門真市役所の「お役所体質」が凝縮されて現れている問題だと、戸田は考える。  
 ならば、「一点突破全面展開」!だ。
 「大和田駅北側道路の対面通行確保問題」として、現場の状況を継続的に写真記録してHP  報道しつつ、対面通行巾が確保されるまで、しつこくしつこく、追及し取り組んでいくことを戸田は決意した。  特集コーナーも作っていくし、さまざまな市民の声も集めていきますので、みなさんの意見や考え、情報をぜひ寄せて下さい。