8/25門真市で住基カード発行10数人。こんな危ない税金浪費物をねぇ

 昨日夕方市役所で聞いたところ、住基カード発行の初日8/25に500円払ってこれを発行してもらった市民が10数人だったとのこと。

 住基ネット番号(住基コード)という「他人に教えてはだめですよ」とされる非常に重要な個人情報を組み込んでいて、やがてはいろんな情報漏れの危険性も高く、しかも一枚あたり「約2,770円の経費」がかかるものを「500円」で発行(「販売」ではなく、カードの所有権は自治体にある。発行を受けた住民は他市への引っ越しの際は門真市にカードを返さなければならない)してもらうという、「一枚あたり2270円も の税金浪費(!)」物でもあるこのカード。
 自分のプライバシーも危ない、ほとんど使い道がない、よけいな税金負担もかけるこんなカードの発行を受けるのはやめましょう。

 ちなみに、住基カードを発行するために、門真市では「システム導入経費で、1812万3千円、カード購入費等市民課経費として、528万8千円で合計2341万1千円」も支出するはめになっています。

 今年6月議会での戸田の質問と答弁参照
http://www.ne.jp/asahi/hige-toda/kadoma/8/jukinet/index.htm
http://www.ne.jp/asahi/hige-toda/kadoma/5/2003-6/ippansitumon-toben.htm#3

 答弁で「カードの交付に要する経費でありますが、ICカード購入原価、カードの交付に係る消耗品費及び人件費等を処理単価に算定いたしますと1件当たり約2,770円であり、この財源につきましては、カード交付手数料を超える部分について、地方交税措置が講じられる予定であります。」としていますが、「地方交税措置」というのは要するに国の税金=国民負担で面倒見ますということ。

 住基カードは本人が500円出すだけでなく、国民一般に合計2270円のよけいな負担をかけるものだということです。