ゴミの山問題初質問の、地元の五味議員も来ればよかったのに・・

 まうじやさん、書き込みありがとう。本日の公判のポイントは以下の通りです。

1;被告の山本組社長は、起訴事実を全て認めた。(裁判で事実を争わない)

2;岸和田での余罪も含めて次回11/22公判で審理して、それで結審する。
  (つまり、裁判は2回で終わってあとは判決言い渡しのみ。年内か?来年か?)

3;裁判官が「原状回復が最も大事ですよ」と5回も言った。つまり、今、保釈されている間にゴミの山を山本が一生懸命片づければ、情状酌量して量刑を軽くしてあげますよ、ということ。

4;従って、被告としては罪を軽くしてもらいたいだろうから、必死にゴミの山を片づけることが期待できる。(・・・うまくいけば年内に解決か? しかし3000万円以上かかるとも言われている処分費用が被告にあるのか?・・)

 検察官1人、被告弁護士1人、裁判官1人の法廷ですが、検察官は99点もの膨大な資料を作成提出し、全てが証拠採用されました。被告本人や家族、土地を貸した地権者はもちろん、山本組に解体作業を発注した会社数社の調書など、非常に詳細・広範囲に調べたなあ、と感心させられました。
 門真市環境総務から1人と大阪府から3人、地権者の代理人弁護士1人も傍聴に来ていましたが、門真の議員で傍聴したのは戸田1人だけ。他の議員も来て欲しいものです。
 特にゴミの山の目と鼻の先、80メートル程度の至近距離の自宅自社ビルに住んでいる、地元の五味議員(緑風クラブ)は、この9月議会で初めてこの五味の山問題を一般で取り上げるのですから、ぜひ傍聴に来て欲しかった。  戸田も質問項目最初に入れていましたが、戸田の前に五味議員が質問するので、今回この件は、戸田は質問省略して五味議員にお任せしますのでどうかよろしく。答弁する高木部長も詳しい答弁お願いします。
 これでとうとう、このゴミの山事件は昨年9月議会から毎議会連続5回質問されることになりました。12月議会では「もう片づきました」、という答弁が聞ける状況になって欲しいものです。

 裁判終了後、被告山本氏にも名刺を渡して挨拶し、「私も厳しく追及してきました。早く片づけて欲しい。言い分があればいつでも言ってきてくれ。」、と言っておきました。被告は「ハア・・。」という感じ。
 地権者代理人とも初めて顔を会わせましたが、「戸田さんのHP記事がとてもいい資料になって、おかげで告訴する時に随分助かりました。」と感謝され、当方としても嬉しい気持ちでした。
 責任官庁の大阪府や警察も、門真市議会毎回質問でそれなりにプレッシャーを感じてくれたみたいだし、第2京阪用地だからいずれはケリが付けられていたにせよ、その解決を1年くらいは早めることができたかな、という感じです。
 来年の正月はゴミの山なしで迎えるべく、門真市も大阪府も、もうひとふんばりお願いします。戸田はもちろん、五味議員も他の議員もさらに応援していくことでしょう。

   また、巨大ビルに引っ越した大阪地検にも行って、検察官へのお礼と激励をしてきました。(担当の検察官には会えませんでしたが)