▼2002年12月議会: 五味議員に対する高木部長の答弁▼

【 山本組の不法投棄事件について 】

 山本組の不法投棄事件につきましては、本年7月21日の逮捕以後、9月27日の大阪地裁第一回公判に続き、11月22日に第二回公判が開かれ、その中で、土砂及びガラ等の廃材については、これまでに、10トン車で11台分、4トン車で3台分の合計約244立方メートルが搬出されていること等が明らかになりました。

  最後に、検察官より廃棄物の処理及び清掃に関する法律違反として、懲役3年・罰金200万円の論告・求刑がありました。
 そののち、12月13日に懲役1年2ヶ月、罰金100万円の判決が言い渡されたところであります。

 今後の投棄現場における廃材の撤去の見通しでありますが、市と致しましては、解決に向けて大阪府との協議を行ない、行為者本人と関係者及び、行為者に土地を貸与していた土地所有者、また日本道路公団に対し、撤去に向けて協力を要請し、速やかな解決への方策を探って参りたいと考えております。

 また、先の議会でもご答弁申し上げましたことも含め、産業廃棄物の不法投棄を防止するためには、早期における対応が重要であり、大阪府及び関係機関との更なる連携を図り、指導・監視を強化し、未然防止に努めてまいりますのでよろしく、ご理解賜りますようお願い致します。