◎6月議会開始。6/12本会議、傍聴者から「資料貸し出し要求」の声も。傍聴9人  戸田 -07/6/12(火) 14:56

 本日6/12(火)から6月議会が始まりました。本会議だけの本日、傍聴者は全部で9人で、ある自治会の会長さんや高齢者団体の役員 さんなども来ていました。この人数は従来より多めで、4月市議選で当選した議員達の様子を見ようと関心が高まった面があるのではないかと思います。
 こうした傍聴市民から議会事務局に対して、「会議で使っている議案書などの資料の貸 し出し配布」の要求や議員名簿や議会構成資料の配付の求めもなされました。「議員名簿や議会構成資料」の方は市民に渡せるのですが、議会資料の方は戸田からも 求めて来たのですが、公明党ら与党議員が全然やる気が無くて実現されていません。  
 何にも書面無しで議会でのやり取りを聞くだけ、というのは辛いものです。議会資料貸し出し求めていた市民とたまたま話しできたので、「そういった要求書を議 会あてに文書で出せば、議員もむげにしにくいので効果がありますよ」、と勧めておきまし た。  
 また、傍聴者とは別に10数人ほどの保育園民営化反対の市民(保育園保護者中心)が、 民生常任委員会の議員と話をするために来ていました。  戸田も後にその中の有志の人達(午前中で帰らないといけない人もいて)と控室で話をし、いくつかの資料も渡しました。  
 ※昼過ぎまで残って戸田と話をした保護者達はかなり熱心な人達だと思いますが、そういう保護者でも戸田の「3/9回答書」を全然見たことがない人がほとんどでした。門保連や「保育・学童よくする会」が公開質問状の結果を自分たちの会員にさえ公表していないことが、改めて如実に分かりました。


◎落札率98%前後の談合価格、第2京阪絡み下水道工事の契約に戸田が質疑   戸田 - 07/6/13(水) 21:10

 この「議案第27 号」というのは、第2京阪道路敷地内を通る門真市の下水道工事を、 効率的にやるために、第2京阪の工事をする近畿地方整備局の工事に合体させて工事して もらうための契約を承認してくれ、という議案。  
 だから、入札でなく近畿地方整備局との随意契約をして全てお任せする他ないのだが、 その近畿地方整備局が行なう大工事の入札が、落札率99%から97%あたりという限りな く100%に近い談合価格になっている、という問題を指摘したもの。  
  率直に言って今改善の手はないが問題点の指摘だけはしておくために、この質疑を行なっ たのでその概要を紹介する。  
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 6/12本会議提出議案への質疑と答弁
議案第27 号 一般国道1号改築事業と門真市公共下水道事業との同時施行における下水道事業の工事等に関する協定(2 工区(その3 ))の締結について に関して。
  Q1:「一般国道1号改築事業と門真市公共下水道事業との同時施行における下水道事業の工事」の近畿地方整備局との契約は、過去何件あって、その過去の契約金額の合計はいくらか?
  Q2:過去の契約それぞれに関わって、近畿地方整備局が道路工事と下水道工事を行なった工事は、入札にあたってどういう方式で行なったのか?   また、それぞれの落札金額と落札率はそれぞれいくらだったか?
  Q3:今まで(6/1まで)近畿地方整備局の契約について、入札方法や落札率について、調査した事があるか?意見を出した事があるか?
  
<神田・都市建設部部長の答弁>
  A1:契約件数は5件で、契約金額の合計は1,601,108,000円でございます。
  A2:入札方式は、各工事とも「技術提案型競争入札方式」でございます。   落札率については、
        1.1工区 96.82% 
        2.1工区 99.83%     
        3.2工区その1 99.84%  
        4.1工区その1・その2 98.48%  
        5.2工区その2 96.38%  
        6.2工区その2 97.81%   となっております。
   A3:打ち合わせ協議時に、入札方法について確認をしたことはありましたが、調査をしたり意見を出した事はございません。

<戸田再質問>
  Q4:今までの工事金額が合計16億円、今回の契約を合わせると20億円を超えるということで、これが10%節約されていれば2億円強の節約がなされていたことになる。過去の工事の落札率が99%とか98%とか、非常に高い事が多く、今回の工事の落札率もこのままでは同様に90%台後半の高いものになることが予想されるが、市はどのように考えているか?       
  昨今、高値落札の問題が研究され、特に100%に近い数値での落札率は談合実施と同一視されるようになっているし、長野県の田中知事が進めた入札改革で、特殊な技術が要るとされてきたダムなどの巨大工事でも、キチンと品質を維持しながら落札率が80%台に下がる例が多く出ている。    
  そういった状況を踏まえて答えられたい。   
  Q5:市議会と市当局が一丸となって、そして近隣とも共同して、近畿地方整備局に対して、落札価格の低減化についてモノ申してくればよかった、という私自身の反省も踏まえて聞くのだが、市から近畿地方整備局に対して、落札価格の低減化を計る工夫をするように、意見や申し入れをするべきと思うが、どうか?

<神田・都市建設部部長の答弁>
   A4:今回近畿整備局が行う入札方法は「技術提案型競争入札方式」を採用し、従来の金額だけの入札ではなく、品質面でも競争させることで、コスト縮減と機能・品質の向上に寄与する契約方法と聞き及んでおります。ご指摘の談合実施有無につきましては、技術力や品質で競争させる為、談合しにくい入札方法との説明を受けております。    
  このように多様な入札制度があるなかで、本市にとりまして、より適切な入札制度について引続き調査研究してまいります。

  A5:近畿整備局が行う入札は、国土交通省が勧めている「技術提案型競争入札方式」で行われ、入札・契約の形態や方法にまで言及できるものではございませんが、施工の方法や設計について工夫ができることについては、意見や申し入れを行ってまいります。


◎6/13民生委:保育園民営化で・・。粗大ゴミ有料化で市民説明会せずと傲慢な当局! 戸田 - 07/6/13(水) 22:06

 極く簡単に報告。傍聴9人。保育園保護者も若干。共産党の福田議員が保育園民営化問題で、市民への説明や答弁をろくにしないで民営化 強行を図る当局を追求。  
答弁の大下民営化推進担当参事はのらりくらりの答弁。  
 公明党の春田議員は「民営化賛成」を明確にして、「保育の質を下げない民営化」や「説 明会をちゃんとやった上での民営化」を求めた。  
民営化して浮いた人件費等のコストは乳幼児医療費無料化に使える、なども民営化反対運動の分断も怠りない。  
しかし、「人件費を下げる=若い人を使い捨てする」保育が良い保育になるはずがない、とは全く考えていないのだろう。  
  粗大ゴミ有料化問題では、市は形式的審議会で有料化答申を出させて、9月議会で早く も来年度からの有料化条例を議決させようとしているが、それに向けた態度も傲慢で、福田 議員の追求に対しては、なんと「今の段階では市民から説明会開催の要求があっても説明 会はしない」(!)と平然と答弁をしていた。  
  この態度は全く許せないものだ。  
計画案がどうであれ、審議会がどうであれ、ある程度の人数の市民が説明を求めたらで 説明に出向くのが当然ではないか。  
いったいいつから環境事業部は昔の中東部長時代の保健福祉部・保育園担当みたいに 傲慢になったのか!?  
 なお、戸田は15分遅れて傍聴に入ったが、戸田の見た範囲では、期待の新人、土山議員 の質問シーンはなかった。


◎6/14建設常任委:戸田は一般質問通告作りで全然傍聴に行けませんでした  戸田 - 07/6/14(木) 22:52
 
 そういうわけで、建設常任委員会の審議の内容は全然報告できません。  
戸田は朝からウンウン、ヒーヒー言いながら、本会議一般質問の通告書を作ってました。  
  ようやく完成して議会事務局に出したのが、締め切り10分前の4:50!ホントに危な いところでした。  
その後教委と明日の文教常任委員会での所管事項質問のすり合わせをして、ようやく中 間的に一段落。 やれやれ。

◎一般質問通告9人。せっかく議員になった中道さん土山さんはなぜ質問しない?  戸田 - 07/6/15(金) 5:48

 定数22人になり、2人の新人が入った市議会で初めての定例議会。一般質問の通告をし たのは9人だったが、意外なことに期待の新人の中道さん土山さんは質問通告を出してい なかった。  
市民の声を代弁して議会でものを言うぞ、と決意して市議選に挑戦して当選したのだから、初議会で張り切って質問するものと思っていたが・・・・。
2人の選挙公報は http://www.hige-toda.com/_mado05/sigisen/sigisen07/zenkouho.htm に載せている。  
(こうやって全候補者・全議員の選挙公報を載せているのは戸田HPだけ!)  
  ちなみに戸田が初当選した時の99年6月議会では、これだけの質問や改善提案を行なっている。
→ http://www.hige-toda.com/_mado05/1999/1999-6/index-051.htm  
   文教常任委員会記録 http://www.hige-toda.com/_mado04/jyouhoukoukai/g/99-616.htm  
  今から考えてもすごい事をやったもんだと思う。議員世界に初めて入って1ヶ月半、まったくひとりぼっちでこれだけの事をやったのだから。  
  今回質問通告を出した9人は以下のとおり。戸田が最終に出したので6/21本会議一般質 問順番は最後になる。  
早い順から、1風議員(公明党)、2亀井議員(共産党)、3佐藤議員(新政会)、 4春田議員(公明党)、5福田議員(共産党)、6高橋議員(公明党・新人)、7山本議員 (公明党)、8井上議員(共産党)、9戸田(無所属・鮮烈左翼)  
  風さんはなんと6/12の朝1番に通告を出している。  
公明党は7人のうち4人、共産党は4人のうち3人が質問。  
 公明党と並んで7人もいる新政会からはたった1人、佐藤議員が05年9月議会以来1年 9ヶ月ぶりに質問するだけ。新政会は「質問少ない緑風クラブ」+「全然質問しない大本 議員」の「伝統」を引き継いでるようだ。  
 民主クラブ(3人)にいたっては質問者ゼロ! 
小沢民主党への期待に便乗して得票を 増やしただけの門真の民主クラブ。市民リベラル→改革クラブ→民主クラブと名前を変えても、門真の公自(公明党+自民党勢力)の「金魚のフン与党」の体質は全然変わってい ない。  
選挙で当選してしまえば、あとは4年間左うちわでヌクヌクと、という体質がミエミエだね。  
新人ゆえか民主党の公認がもらえず(推薦だけ)落選した石谷さんからすれば、自分だったら絶対に6月議会で質問するのに、と腹立たしい思いがすることだろう。


◎市民に興味持って欲しくない?本会議質問内容を公表しようとしない議員達!  戸田 - 07/6/15(金) 6:40

 これも戸田が9年間言い続けている事だが、本会議質問通告を受け取った議会事務局は 速やかにその内容を市民に公開すべきだし、質問通告を出した議員やその会派も速やかに 公表して市民に知らせ、市民の議会への興味関心を高めるようにすべきだ。  
 こんな事は誰が考えても当然のことであるはずだ。  
そしてどこの市町村でも、本会議での質問は議員にとって「腫れの舞台」でもあるはずだ。 支持者に知らせて自分の晴れ姿を見に来てもらおうと思って当然のはずだ。  
ところが! 「一つ目人の国、門真市議会」では戸田以外の議員達は共産党も含めて全然 そういう感覚が無い!  
与党議員達は自分たちが何を質問するかを市民に知らせようとは全然思わない。だから 議会事務局もせっかく質問通告一覧を作成しても、それを市議会HPにアップする事に踏 み切れない。(そんな単純な事務的な広報活動でさえやれない!)  
 HPを持っている与党会派や議員も、そういう情報は自分のHPに載せようとしない。    
  一方、「確かな野党」を自称する門真の共産党は「お役所以上にお役所的な体質」のため、せっかくHPを持っているのに、紙の門真民報と全く同じ記事しか載せず、事前に質問 項目を公表する事は全然やろうとしない。  
戸田が「市民のために事前公表すべき」、と何度勧めても耳を貸さない。  
 要するに、戸田以外の議員達は与党も共産党も、市民に議会への関心を持ってもらうホンのわずかな努力もしたがらないのだ。  
 共産党だったら、自分らのHPに載せればいいだけ、与党会派だったら議会事務局か議長 に「HPに載せてもええよ」と言えばいいだけ。  
そんな簡単な事すら、この人らは頑としてしてしようとしない!  
どういう神経をしているのか、戸田は不思議でしようがない。  
  月6万円の政務調査費の「使途基準」の中には、
「広報費」として、「会派の調査研究活動、議会活動及び市の政策について住民に報告し、PRするために要する経費」がちゃんと認められているのに、  http://www.hige-toda.com/_mado04/zaiseitatenaosi/2004/seimuchousahi_sitokijun.htm 議会質問項目の事前公表にお金と労力を使うのは、無所属の戸田しかいない、という情けなさ!  
 門真市民は「今度の本会議でどんな質問・追求があるんじゃろ?」と思っても、戸田のHPを見るしか知ることができない、というおかしな状態に置かれているのだ。  
税金で運営されている議会事務局は議員達の顔色を窺うばかりで、市民への奉仕・情報 提供の根本責務を全く考えない!  
戸田以外の議員達は、共産党も含めて納税者・有権者たる市民への奉仕・情報提供の根 本責務を全く考えない!  
全く、誰のおかげで今の地位にあり、メシを食ってると思ってるんだ!?  
市民ももっと求めなイカンし、怒らなイカン。

◎すごいぞ亀井議員、建設委質疑の内容を自分のHPで即日公表! 戸田 - 07/6/15(金) 7:33

 戸田とはあんまり気が合わない亀井議員だけど、そのHPは凄い!門真の議員の中では戸田HPに次いで断然すごい情報量と速報力で充実している。 戸田HPでのリンク紹介が遅れていてゴメン。今日えんみ〜さんに張ってもらいます。     
       ☆亀井議員HP http://www.kameiatsushi.jp/  

 その亀井議員HPで、6/14建設常任委員会での亀井議員の質問と答弁が即日アップされ ていたので以下に「堂々と無断で」紹介します。  
亀井議員HPは写真やデータも多くて見て楽しく、勉強にもなります。市民必見です。  

 「新着情報履歴」http://www.kameiatsushi.jp/sinchaku-rireki.html を見ると、興味ある記事が沢山あるし、
 「市政かわら版」http://www.kameiatsushi.jp/kawaraban.html が1993年の分から載 っているのも歴史を感じさせます。  

また、共産党議員団としての活動もしながら個人のHPも作ってこれだけ更新しているのも大したものです。(福田議員なども見習って欲しい!)   
ただ、ちょっと注文を付けさせてもらうと、 「亀井あつし」の名前下に「Atsushi Kamei Web Site」と英米風に「名前・姓」の順で書いているのはアジアの人間として、日本人としておかしい。  
英米に阿る(おもねる)ことなく、「Atsushi Kamei(アツシ カメイ)」ではなく、 「Kamei Atsushi(カメイ アツシ)」とすべきでしょう。  
毛沢東も金大中もホー・チンミンも、アジア人は氏名を英語表記する時に、英米風に 「名前・姓」の順に転倒させたりはしませんよ。  
戦争政治だけでなく、文化面でも英米追随は止めましょう。  
それと、扉ページ右側の「今期の公約」以下の「黄緑に白文字」部分はとても見づらい。
特に目の弱い人には非常に見づらいです。HPではできるだけ「くっきり・ハッキリ」を 心がけましょう。(ドギツクならない範囲で)               〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 
前置きはこれくらいにして、 「技術提案型競争入札方式」の問題点を指摘  http://www.kameiatsushi.jp/sinchaku0706-1html.html

(6/14)建設常任委員会質疑 http://www.kameiatsushi.jp/sinchaku0706-1-1html.html  
6月14日の建設常任委員会で「一般国道1号線改築事業と門真市公共下水道事業との 同時施行における下水道事業の工事などに関する協定(2工区(その3)」についての質疑の要約を紹介します。

質問1  
   6月12日の本会議においても質問への答弁の中で、「技術提案型競争入札方式」という契約について詳しく説明して欲しい。
(答弁)   
   「公共工事の品質確保の促進に関する法律」が平成17年3月31日に公布された法律に基づき、公共工事の品質は、受注者の技術力に負うところが大きいことから、経済 性の配慮しつつ価格以外の多様な要素も考慮し、民間事業者の積極的な技術提案および創意工夫が活用され、価格および品質が総合的に優れた内容の契約がなされる入札方法。   
  なお、この法律の施工後3年を経過した場合において、施行の状況などについて検討を加え、所要の措置を講ずるものと考える。

質問2   
   6月12日の本会議の答弁で、「近畿地方整備局に対して意見や申し入れをおこなう」との事ですが具体的にどうゆうことか
(答弁)   
   工事施行に対して設計や施行方法について、工夫が出来ることについては、意見や申し入れをおこなっていきます。   
具体的には、工事の下水道管敷設に関する変更事項や大雨時の出水状況など現場付近の地理や形状を考慮した対応などといったこと

質問3  
   協定が終了した区間は、精算をしてどうなっているか?
(答弁)   
   終了した1工区については、平成18年3月31日に協定書および精算調書に基づき、近畿地方整備局の担当者および現場監督員並びに視担当者立会いの上完成検査をお こない、設計と所のとおりであると確認した。   
本来ならば市で管理すべきであるが、まだ第2京阪道路が事業中であり、近畿地方整備局に維持管理も暫定的に行ってもらっている。

質問4  
   契約方法の「技術提案型競争入札方式」を市としてどう評価しているのか?
(答弁)   
   我々下水道工事に携わる技術職員としての意見としては、今回近畿地方整備局が採用した「技術提案型競争入札方式」は、工事の規模や、性質・地域性を考慮した入札方式であり、従来の金額だけの入札ではなく、品質面でも競争させることで、コスト縮減と昨日・品質の向上に寄与する契約方法であり品質確保手法として優れていると考える。
意見要望  
私が調べたところ、「技術提案型競争入札方式」は、2005年の通常国会で自民党・公明党の議員提案として審議された「公共工事の品質確保の促進に関する法案」が、民主党の修正を含めた共同提案として再提出されたものである。そして、成立の背景にあったのが、日本建設団体連合会、日本土木工業協会、建築業協会の3団体が共同で作成した「公共工事調達制度のあり方に関する提言」にあったものである。    
「技術提案型競争入札制度」の問題点として、
  1.技術力だけで品質が確保できるのか、
  2.技術提案を重視した落札方式では大手ゼネコンへの受注の集中および競争性の欠如が生じる、
  3.設計・施行一括方式、特に基本設計から民間企業の参入は公共性を一層後退させ、企業の営利追求目的の設計にならないか、
  4.予定価格を排除又は上限拘束性に影響されない落札方式では、大手建設企業提出価格に歯止めがかからなくなる、
  5.技術力・技術提案に対する評価の客観的仕組みが定められていないため、政官業癒着が生じやすい。  
  私は、問題点5点について第2京阪道路の現地視察や、軟弱地盤における道路建設についての視察などの経験を織り交ぜながら、今後も採用されるかもしれない同契約方式について慎重に対応して欲しいと要望しました。


◎6/15は文教委で戸田がバリバリ質疑質問をする日です!  戸田 - 07/6/14(木) 23:28

 6/15と言えば「60年安保闘争の記念日」、東大文学部学友会副委員長・共産主義者同盟 (ブント)活動家の樺(かんば)美智子さんが国会前で機動隊に虐殺された日。 http://www.cc.matsuyama-u.ac.jp/~tamura/kannba.htm  
 今年の6/15は国会前で9条改憲阻止の座り込み闘争が闘われるが、門真市議会では 戸田の所属する(9年連続で所属させられた!)文教常任委員会の開催日。  
例によってバリバリと質疑・質問をしていく。  
所管事項質問の通告をしているのは今のところ、共産党の井上議員と戸田だけ。
文教常任委員会メンバー:http://www.city.kadoma.osaka.jp/gikai/gikai1.html  

 所管事項質問の項目的にだけ紹介すると、
 1:館長の兼職が多すぎる問題について職員削減を強行しているために、各所でかなり無理な人員配置が見受けられるが、教委でその典型が、生涯学習課長兼・公民館館長兼・歴史資料館館長兼・生涯学習センター長の高橋さんであり、またスポーツ振興課長兼・市民プラザ体育館館長兼・市立体育館館長の柏木さんの例だと思う。   
今回は特に高橋さんの例を取り上げて質問する。・・・・
 2:学童保育やふれあいについて
    ・児童クラブへの移行計画はどうなっているか?
    ・児童クラブ並みの時間延長のことや、ふれあいでおやつを禁止を止めるべきこと等
 3:門真市の良い所の宣伝と住民誘致について     
    門真市には感心しない部分も多いが、全部の小中学校にエアコン完備されたこと、学校給食が中学まであり、しかも全て自校調理方式であること、小学校の学童保育の役割を果たす児童クラブが時間も長く安い利用料でどんどん拡充していること(戸田からすれば民営化という問題があり、就学以前の保育面で不足があるにしても)、人口規模の割には教育センター・生涯学習センター・子育て支援センターが充実していることなど、府内で誇るべき長所であり、子育て世代の住民誘致と定住化にとって大きな目玉であると思うが、教委はどう考えているか? ・・・・
  4:「全国学力・学習状況調査」について    
    門真市での実施はどのように行なわれたか? ・・・・・
  5:E:幼児教育振興検討委員会について    
    「幼児教育振興検討委員会」については、現在はどのような段階か?    
    また、今後の進行予定や見込みはどうなっているか? ・・・・・・
※ 質問全文はもちろんできているので、全文紹介したいところですが、そうすると吉水議員や公明党らが本番でグチャグチャ言って邪魔をする可能性がまだ否定しきれないので、それを用心してさわりだけの紹介にしておきます。

◆そうそう、与党議員達に改めて宣告しておきますが、議会で戸田の質問に「打ち切り動議」などを出して不当な妨害行為をした場合は、必ず個々人を「被告」にして「業務妨  害」で50万円くらいの賠償請求裁判を起こしますから、そういう事件にならないよう自省して下さい。   
「議会言論の自由」への侵害は絶対に許しませんから。 戸田の気の使い過ぎなら幸いですが。