12月議会一般質問通告 戸田ひさよし   2006年12月14日

件  名
要  旨   (これはあくまで要旨であって質問そのものではない)

1;保育園民営化  推進担当:西浦  参事による議員  への情報隠し・虚偽説明・調査妨害事件について

 

 

 

・保育園民営化推進担当の責任者:西浦光男参事が当方に対して悪質な情報隠し・虚偽説明・調査妨害を行なうという事件が12月に発生した。当方はこれを断固糾弾し、同参事本人からの謝罪など4項目の要求を出している。

・西浦参事に対する市当局からの注意処分、なぜこのような不良行為が起こったのかについての事実検証、具体的な再発防止策の実行、報告書の作成、上司の監督責任について、どうなったか?

・同参事が中心になって作成した「門真市公立保育所のあり方懇話会」第1回め議事録には重大な欠落(省略)部分がある。6月議会での同様な問題での答弁を踏まえ、不足部分の補充をすべきではないか。

・本年3月までの5年9ヶ月間に渡って、門真市では情報公開の職員研修がされて来なかったし、それ以降の研修も効果が薄いことが今回判明した。外部専門家講師活用などすべき。どうか?

                               など、いろいろ。

2:公立保育士の年齢構成でウソのデータを土台に民営化推進を図る市の責任について

・「公立では子どもと接する保育士の年齢構成が高い」ことが問題とされ、民営化推進の有力な論拠とされきたが、実はそれは全くウソであることが判明した。

・今までの「データ」では、「公立の保育士は50才代が40.8%もいて20才代は9.2%しかいない」というものだが、正職68人よりも多いアルバイト保育士73人も加えた正しい総合データを作ると、50才代は23.5%で、20才代は26.82%もいて、各世代実にバランス良く存在してる。

・これまで市がやって来たことは明らかに統計詐欺であり、ウソを土台とした民営化推進の「報告書」も「計画」も白紙撤回すべきである。

・こういう基礎データを正しく作っていなかった保育課の職務怠慢と不正の責任を問う。

                                 など、いろいろ。

3;住基ネット問題について

・住基ネットに当初から参加拒否をし、離脱を求める当方の要求を拒絶して本人のプライバシー権を踏みにじっている問題。

・行政と契約している業者から個人情報が流出したことが発覚した事件と門真市との関係。

                                 など、いろいろ

4;減員機構改革の弊害意見について

・職員の間から、今の減員体制や全庁的グループ制移行の弊害について、悲痛な声が上がっているが、これについて市の事実認識や改善方策について問う。

                                 など、いろいろ

5;前公明党市議冨山選管委員長の資質と民生児童委員の選挙活動について

・当方が12/11に冨山選管委員長に対して出した公開質問状に対する対応について

・冨山委員長が、職務に重大な関係を持つ議会質疑を全く知らないでいる事が伺えるようである事や、議会事務局で調べようとする姿勢も皆無のまま、「君とは話はしたくない」などと語気荒く当方への対応自体を拒絶した件は選管委員長として妥当な行為か?

・民生児童委員の自宅に公明党などの政党や候補者の看板が設置されている事が時々見受けられるが、これは弱い立場の相談者にとって自由に相談に出向く妨げや政治的影響力の受容になり、望ましくない事ではないか?

・また担当地区内で選挙の応援演説をしたり集票活動をしたりする事も、同様ではないか?

                                 など、いろいろ

6:「持続可能な門真」づくりに邁進すべき市長の決意について

・「合併話を再燃させようとする動き」が守口市の与党議員達や大阪府庁内などに見受けられるが、市長はこれに引き寄せられることなく、確固として「持続可能な門真」づくりに邁進すべき責任があると思うが、市長の決意はどうか?

・都市ビジョン作りを目ざしている「都市ビジョン策定懇話会」や「まちづくり市民会議」の内容は非常に画期的で高く評価できるが、 市長が少なくとも自分の任期のうちは合併など考えずに、「持続可能な門真」づくりに専念するという方針を明示する事が、職員、市民が積極的に安心感と喜びを持ってまちづくりに取り組む何よりの担保であると思うがどうか?

                                 など、いろいろ