6/18文教委1;

質疑4人、所管質問3人で11;45まで。悪質答弁も

文教常任委員会のメンバーは、(敬称略)

委員長;中井悌治(緑風クラブ)
副委員長;稲田実(志政会)
  委員;風古波・山本純(公明党)、吉水丈晴(緑風クラブ)、中西みよ子(共産党)
     戸田ひさよし(無所属)

 http://www.ne.jp/asahi/hige-toda/kadoma/6/2003iinkai.htm
(↑今度は戸田HPの「これが門真の議員さん」コーナー内から)

   (市民傍聴者3名)

9:58開会し、市長あいさつ、人事紹介のあと議案2本の説明があって、稲田議員、中西議員、風議員、戸田の4人から質疑。その後全員賛成で可決。・・10:32

10:32〜10:36 山本議員の所管事項質問(1項目)
10:36〜11;03 中西議員の所管事項質問(3項目)
11:03〜11;44 戸田の所管事項質問(3項目)
                  市長あいさつがあって終了。11:45

 戸田の質問での「ふれあい・学童保育の有料化方針確認と条例制定推進」については、不可思議なほどに消極的で抽象的、具体性ゼロのコンニャク答弁がなされ、第3項目の「学校長がウソをついて保護者をだました事実が確定しているのに、市教委がだまされた被害者にお詫びも事実通知もしようとしない問題」については、教委がとんでもないウソと居直りの答弁に終始した。

この問題の概略は、
1;保護者とのトラブルを継続していた小学校の校長が昨年9月に、その保護者に対
 して「この問題は市教委と市の顧問弁護士からの指示により、今後全て弁護士が対
 応することになり、自分は一切対応できない」とウソをついた。

2;当日、校長(やむなく)了承下で撮影したビデオにより発言した事実は明白。

3;「市や弁護士の指示」「弁護士一任」の事実がないことは、今年1月(2月)に教
 育委員会のこの問題担当の坂田参事ほかと保護者を引き合わせて戸田が立ち会った
 面談で、教育委員会側から確認された。
  坂田参事には後日戸田から証拠ビデオを見せた。

4;この「校長のウソ発言」について、今年の3月議会文教常任委で戸田が追及し、
 (門真市議会議事録http://www03.gijiroku.com/kadoma/
  の平成15年3月19日文教常任委員会,03月19日-01号の、「◆ 委員(戸田)
  (P.56)」以降のやりとり。)
 (戸田HPでは
 http://www.ne.jp/asahi/hige-toda/kadoma/5/2003-3/bunkyouisyokanjikousitumon.htm
 教委が「校長が精神的に落ち込んでいて事実と違ったことを言ってしまった」と認
 めたのに、

5;当然保護者にお詫びとの連絡をしたものと思っていたら、なんとその校長は3月
 末で退職し、教委は(坂田参事ら)「保護者に連絡すればまた揉めるから連絡もお詫
 びもしない」という非常識な対応を決め込んでいた。(5月の連休後に戸田が問い質
 して初めて分かった)

6:今回の答弁では、
 ●「保護者に対する説明責任があるのは校長だから、校長に保護者に説明するよう
  に指示をした」(これは真っ赤なウソ!教委は校長にそのような指示など出して
  いない!そのことは3月〜5月の戸田と坂田・奥田氏の話から明白)
 ●校長が退職してしまったので、保護者に事実を説明されなくても仕方ない。市教
  には責任がない。
 ●校長が事実と違うことを言ってしまったのには、いろいろ背景事情がある。(とい
  う言い方で校長の重大なウソの責任を事実上免罪)

■どんな事情があるにしろ、「顧問弁護士や市教委の指示」というウソをついたことは
 「信用失墜行為」として大問題だし、仮にそこまで精神的に追いつめられたという
 のなら、そこまでヘンになった校長に「説明責任」や対応責任を負わせ続けるのは
 問題解決のために全然ならず、校長を追いつめ、その下で保護者や子どもにさらに
 傷つけ学校や教委への不信を拡大させるだけでしかない。

■今回の答弁は、戸田との事前すりあわせに悩んだ末に、教委の公式態度として居直
 ったものであり、
 ▽門真市では校長が「顧問弁護士や市教委の指示」をデッチ上げて自分の責任逃れ
  をしてもお咎めなしである。
 ▽門真市では校長がウソをついて市民をだましても、市教委は監督責任を取らない。
 ▽門真市では、市民は校長にウソをつかれてだまされても謝罪してもらえないし、
  「ウソでした」という連絡ももらえない。

■こんな「ウソがまかり通る」状況では、子どもへのまともな教育ができるはずがない!
 この問題は、おいおいもっと詳しく明らかにしていきます。